2019年前期開催の定例卓、ダブルクロス The 3rd Editionのセッションページです。
この卓は無事終了しました。参加してくださったPLの皆さん、ありがとうございました！！！
ダブルクロス The 3rd Editionとは？
昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し同じ時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。
—世界は大きく変貌していた。
レネゲイドウイルスに侵蝕された人々は、超人的な力に目覚め、オーヴァードと呼ばれる。この力は、人々には秘匿されている。ウイルスに侵蝕されきった人間は、理性を失い、ジャームと呼ばれる存在になる。
オーヴァードはその力を振るう傍、自らが理性を持たない恐ろしきケダモノになることのないよう、細心の注意を払わねばならないのである。
非日常の戦いの中にあるオーヴァードを日常につなぎとめるもの、それこそが人との絆—ロイスである。
ここで、かの有名な言葉を引用しておこう。
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」
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データ的な話 |
「少年ジャンプをやるゲーム」「PLが中二病になるゲーム」です。要するに、自分の想像した超能力キャラを作って、バトルしたり、ロールしたりするゲームです。だいたいなんでもできます。
データは他システムと比べると重いかもですが、多分なんとかなります。
侵蝕率が設定されていて、シーンごと・エフェクト使用ごとに上昇し、戦闘終了後、引き下げる処理を終えた段階で侵蝕率が100%以上なら、ジャーム化(キャラロスト)になります。
詳しくは、卓を進めながら説明します。
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基本情報
システム：ダブルクロス The 3rd Edition
GM：ます/Katherine MacArthur
PL：6名(上限につき追加は不可)
使用ルールブック：基本ルルブ1、2および上級ルールブック
使用ダイス：10面ダイスたくさん(GMが結構持ってるので安心してください)
キャラクター作成：経験点は初期作成の130点に加え、イージーエフェクト3レベル分の6点を配布します。基本はコンストラクションで、コンセントレイト分の経験点移動は認めます。
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ルールの詳細 |
- (基本2)レネゲイドビーイング、従者、融合、イージーエフェクトを採用
- (上級)Dロイス、Sロイス、ユニークアイテムを採用
- Dロイスは一人一つまで
- ユニークアイテムは、第一回の成長以降取得可
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キャラクター紹介
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PC一覧 |
PC1
名前：有栖川民生
コードネーム：紅炎の支配者＜プロミネンス・ルーラー＞
シンドローム：サラマンダー
ワークス/カヴァー：UGN支部長C/何でも屋
年齢：27
性別：男
その他設定：
PLから一言：
PC2
名前：矢野和樹
コードネーム：血染めの獣<ブラッディービースト>
シンドローム：ブラム=ストーカー/キュマイラ
ワークス/カヴァー：不良学生/高校生
年齢：18
性別：男
その他設定：幼くして父親と母親を亡くしているが原因は不明。父親は資産家で虐待を受けていたため、強い恨みを持っている反面、母親を親愛している。親を亡くした後、ヤンキー達を率いる存在となったが、彼自身がグレたわけではない。彼が社会に不満があるわけではなく、彼の思慮深さにヤンキー達が集まってきたのである。
また、最愛の彼女をジャームの襲撃で失っている。(彼女が亡くなった当時は覚醒していなかったためUGNには記憶を操作されて本人は覚えていない)それでもなお彼女を殺された憎しみは心に残り、対抗種(カウンターレネゲイド)として覚醒した。普段は穏やかな性格であるものの、ジャームあるいは自分の仲間を傷つける者に対して異常なまでの殺意をむき出しにして獣化する。
第一話でヤンキーの仲間達を助けてもらったUGNにしたがって行動するようになる。
PLから一言：オタクは親殺しがち。RPが未熟で矢野くんの設定を伝えきれていなかったのが申し訳ない。出来る限り設定回収できるように頑張りたい。
PC3
名前：天海司
コードネーム：星屑の射撃者＜アストルムスナイパー＞
シンドローム：エンジェルハィロゥ/モルフェウス
ワークス/カヴァー：UGNチルドレンB/高校生
年齢：17
性別：女
その他設定：PC2の矢野さんと同じ高校の後輩です。幼少期に事故で家族と共に亡くなってますが、レネゲイドウイルスによって1人だけ生き返ってます。その後UGNに引き取られてUGNチルドレンとして訓練を受けるようになります。UGNでいろいろ体弄られた結果、うなじに賢者の石(Dロイス)が埋まりました。先輩を守るために頑張ってます。
PLから一言：13d(c値4)で達成値146出したやつです()。コードネームを呼ばれる度に恥ずかしさで死んでいる
PC4
名前：逢坂勇斗
コードネーム：＜マリファナ＞
シンドローム：ソラリス
ワークス/カヴァー：UGNエージェントD/薬剤師
年齢：22
性別：男
その他設定：現在は薬剤師兼研究者として神城グループの傘下の企業で働く傍らUGNエージェントとしての活動も行っている。自身の能力の特性上、1対1ではほぼ全てのオーヴァードに勝てないため多人数での現地調査に駆り出されることが多い。また能力と神城グループのツテを活かして高価な薬を売りさばいているためお金持ち。違法と疑われることは多いけど合法。合法ったら合法。
“狩猟者”伊庭宗一によって家族を殺された際に、変異種として覚醒した。しかし同時に家族の死のショックで記憶喪失になったため本人はこのことを覚えていない。唯一覚えていることはとても親しい人物を喪った喪失感だけである。“狩猟者”伊庭宗一の襲撃を受けた後、生き残った逢坂は“地仙”河合清丸に保護された。能力を制御できるようになり、変貌した世界を知った逢坂はUGNエージェントとして生きる道を選んだ。霧谷雄吾の仲介を経てUGNエージェントとなった逢坂は(覚えていないが)幼少期からの知り合いの神城皐月が会長を務める神城グループに派遣された。何故神城グループに派遣されたのか、その理由は不明である。
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《生体コード認証開始──────》
《──────コード認証、秘匿パスワード要求》
《──────パスワード認証》
《特別閲覧許可申請──────承認》
《特級秘匿情報の閲覧を開始します》
【特級秘匿情報】
“■■■■”■■■■■の手記(一部抜粋)
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20■■年 ■■月■■日
“狩猟者”伊庭宗一の活動を確認した。どうやら私の企みは上手くいったようだ。彼は見事に逢坂■の殺害を完遂してくれた。だが予想通りに行かないこともあるようだ。私の知っている伊庭宗一ならば逢坂■の家族は皆殺しにすると思ったのだが、何故生き残りがいるのだろうか。少し調べてみることにしよう。
20■■年 ■■月■■日
どうやら逢坂■の息子である逢坂勇斗は変異種のオーヴァードとして覚醒しているようだ。実にくだらない。変異種として覚醒したオーヴァードなど多少珍しい程度で特別生かす価値などないだろうに。しかし何故逢坂勇斗は“地仙”に保護されているのだ？
20■■年 ■■月■■日
驚いた。とても驚いた。なんだあの化け物は。あれが噂に聞く■■■■■の能力だとでもいうのか。まだ情報が足りない。しかしあの化け物が伊庭宗一が逢坂■の息子たちを見逃した理由なのは間違いないだろう。
■■■■■ ■■■■■■
“狩■■”伊■■■■■坂■の息■た■を■■■■理由■■■は“神■■■坂■■の■■だ。■■■坂■が■■れた■、■■種か■■■■■オー■■■ド■■て■■■た。2つ■■■と■■■■■の能■■■せ■■■■■。成程■■■どれ■■■く■る■■■■な逸材■■■何■■■■■血を■■■争を■む■■■見■■■■も頷け■■■■そ
(血で汚れているため解読不能)
血より美しいものなどない。
私は闘争を求めている。
私は強者をこそ待ち望む。
逢坂■■よ、私を殺せるまでに強くなるがいい。
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～説明～
“■■■■”■■■■■の死体の傍にあった手記。死体の損傷状態や最後の記述などから■■■■■は“狩猟者”伊庭宗一に殺されたものと推測される。
“■■■”逢坂■の蒐集品(一部抜粋)
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■■の壺
～補足～
これは19■■年にアフリカ大陸で見つかった壺である。ピラミッドの中に数多の財宝と共に安置されていた。その正体は■■■のレネゲイドウイルスに感染したEXレネゲイドであり、同時に■■■でもある。この壺の存在意義は適性のある者をオーヴァードとして覚醒させることである。その性質からUGNの本部で保存していたのだが数年前にFHの手によって盗み出されてしまったと記録されていた。されていたはずだ。なのに何故逢坂■が保有しているのだろうか？
ハーメルンの笛
～補足～
病を撒き散らす笛。詳細不明。
所有者のワーディングに呼応して周囲の生物に病を蔓延させる、かつて“疫病王(シュヴァルツァー・トート)”と名乗っていた化け物が所有していた笛。
現在は逢坂■の息子の逢坂勇斗が所有している。
“■■の■”の仮面片
～補足～
“■■の■”の死体から採取された物。
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PLから一言：上級ルールブックのDロイス見てたら春日めっちゃ出てきて笑った。
起源種、複製体、超血統辺りをとっても良かったと思ってたりもする。
気力が湧いたら書き足します。
PC5
名前：朱月昌
コードネーム：命知らず＜デアデビル＞
シンドローム：モルフェウス/ブラム＝ストーカー/ノイマン
ワークス/カヴァー：暗殺者/探偵
年齢：22
性別：男
その他設定：
PLから一言：
PC6
名前：聖エル
コードネーム：堕天使＜フォールン＞
シンドローム：バロール
ワークス/カヴァー：レネゲイドビーイングC/小学生
年齢：？？？
性別：女性型
その他設定：〈現在アクセスできる情報〉
10歳くらいの見た目をした少女。
普段はゼノスのイリーガルとして活動している。
時間渡航者の伝説をもとにして生まれたレネゲイドビーイング。存在は不老に近く、かつてはダークワンと呼ばれたこともある。当時は妙齢の女性の姿を取っていたが、繰り返す別れに精神が耐えられず、少女の姿になった。それ故に別れに対して強い恐怖心を抱いている。
春日恭二とは鬼ごっこ()で遊んだ仲である。
PLから一言：毎話毎にキャラを忘れる。
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NPC一覧 |
第一話から登場
UGN日本支部長。各地のエージェントをつなぎとめる彼の手腕は随一であり、同時に苦労人でもある。
最初期のUGNチルドレンとして育てられ、現在は19才にしてUGNチルドレンの指導教官をしている。冷静かつ真面目ではあるが、担当の少年少女からの信頼は厚い。
世界有数のコングロマリット、神城グループの会長を務める才媛。しかし最近は、反会長派の台頭により孤独な戦いを強いられている。
元日本FHのトップであり、現在はレネゲイドビーイングの組織、「ゼノス」のリーダーをしている。世界最古のレネゲイドビーイングと呼ばれているが、なぜか今は幼い姿をしている。彼女の知性はありとあらゆる事象を彼女のプランに内包させる。
N市の支部を管轄する支部長。N市に詳しく、最近の失踪事件に心を痛めている。
N市に派遣されたUGN医療班ホワイトハンドのエージェント。
第二話から登場
UGN所属の精鋭操縦士。PCたちを月へと連れて行った。
真田大地の双子の妹。同じくUGNエージェントでありFHに潜入していたが、露呈し、月のプラントに閉じ込められていた。PCたちにより救出された。
ダブルクロス随一の愛されキャラ。今回は研究セルのサポートに回っていたようだ。
第三話から登場
紆余曲折ののちゼノスに身を寄せている。プランナーの依頼を受け、今回の作戦に協力した。
矢野和樹の祖先。およそ500年前、当時の大名赤松長豊の命により出陣し、巨人に三度致命傷を与え、契約により巨人を封印した。
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第一話から登場
N市に眠るとある遺産。そこに秘められた力とは...？
→封印を解除するとき、矢野家の末裔である矢野和樹に侵蝕率がカ集中する
N市で活動していたFHセル。各地の遺産を覚醒させ力を手に入れるために奔走している。
現在、ときわ山山中の洞窟にて封印されている。過去に災厄をもたらしたといわれている
封印の地に近づいた者たちに語り掛ける思念。その正体は、ある種の土地神のようなものである。
第二話から登場
FHが生産を目論んでいた、機械兵に賢者の石を埋め込んだ機械生命体。突入時点では一つしか作成されていなかった。
FHの月面プラントにて奪取した遺産。レネゲイド因子の凝縮・分配能力を持っている。
第三話から登場
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まとめ
リプレイは書けたら書きます。多分書けません。各話でどうなったかくらいは頑張ってまとめるつもり()です。
第一話：『N市騒乱：終わりと始まり』
遺産名『巨人の心臓』
PC2である矢野が覚醒。エージェント組の有栖川・天海・逢坂や、(なぜかかくれんぼをしていた)聖・朱月も登場し、乱戦の上FHから矢野を保護。そして、遺産の回収に赴くが、矢野にかけられた呪いが故に、遺産の回収には失敗。少し変わってしまった日常へ、もやもやを残しつつ彼らは帰っていく。
第二話：『The velocity 7.9』
遺産名『均衡の観測者(アストライアーズ・リブラ)』
霧谷に言い渡された次のミッションの指定場所はここからはるか38万kmのかなた、月面のFHプラントであった。パイロット真田大地が操縦する特殊往還機により、プラントに強襲作戦を仕掛ける。そこには、エージェント真田雫が捕らわれており、PCたちは彼女の救出にも成功する。最奥部にてFHが用意していたミサイルを破壊し、機械兵部隊を壊滅させた。ついに遺産を手に入れ、彼らは地球へと帰還する。
第三話：『N市激動：終わらせる者たち』
ついに決戦の時が来た。各所を回り、味方をしてくれるオーヴァードを引き入れていく。巨人についての情報を集め、仲間とともに巨人と対峙する。いくばくかの全力戦ののち、矢野和樹の一撃により、巨人は永久に沈黙し、呪いが解除された。かくして、チームはいったん役目を終え解散となった。あるものはタピオカ屋で働き、あるものは仕事を続け、またあるものは高校生活を満喫する。何も変わらないようで、少し変わってしまった世界。彼らは日常の残滓を胸に、これからもそれぞれのやり方で活躍することだろう。
かのオーヴァードたちに栄光と幸福あれ。
カレンダー
(変更する可能性がそこそこあります。順次更新していきます。)
4/25：キャラメイク
5/2：休み
5/9：キャラメイク続き、第一話導入、この日は名大祭企画についての説明があります
5/16：第一話
5/23：第一話
5/30：第一話、セッション後キャラ成長
6/6：名大祭関連活動
6/13：名大祭につき卓は休み
6/20：第二話
6/27：悪天候により中止
7/4：第二話
7/11：第二話
7/18：第二話(前期定例卓最終回)
9/12：最終話
できるだけ延長はしないように頑張ります。合計で4話か5話になりそうですね。
(5/30追記)多分三話構成になります。
(7/7追記)延長します。
(8/20追記)
GMからひとこと
死ぬかと思った...
とはいえ、このように卓を囲めたこと、無事終幕までたどりついたこと、素晴らしい物語をPLたちの手で作り上げてくれたこと等、感謝が尽きません。つたないマスタリングではありましたが、少しでも楽しんでくれたなら、ダブクロを面白いと感じてくれたなら、本当に光栄です。もし機会があったらまた卓を囲みましょう！
ます(9/17)
何かあればこちらのコメント欄もどうぞ
最終更新：2019年10月22日 11:55
