101 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 15:26:44 ID:???
期待age


102 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 16:22:13 ID:???
いま全部読んだ。面白杉


103 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 18:07:15 ID:???
ふう、これにて一見落着だな。
長い寄り道だった。
「ありがとう、ピカチュウ殿・・・。貴方様のおかげでニューラ達と無事、和解できました。」
「うむ。では約束どおり・・・。」
「ええ。我が一族、喜んでピカチュウ殿に力を貸しましょう。」
「そうか。」
「わしらは何をすればいいでしょう?」
「お前等の体質上、ハクタイの館まで来るのは難儀だろう。ここでニューラ達とこの地を治めてくれ。
こそりと他の者に聞こえないよう、話す。「{・・・それにまだお互いに監視も必要だろう?}」
「{そうですな。}わかりました。ニューラ達と力を合わせ、この地を治めていきましょう。
それと何かありましたら、いつでも呼んでくだされ。ピカチュウ殿のためならば、多少無理をしてでも救援に参ります。」
「助かる。」
ユキノオー一族が手下になった!


104 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 18:37:34 ID:???
さて、これで本来の目的であるエイチ湖を目指せる。
俺は今回の目的を新たに加わった手下達に話した。
「そーいうことならオレ達に任せときな!」
マニューラが声を上げる。
「オレ達ゃ、吹雪のなかでも目がよく利くんだぜぇ!エイチ湖までニューラ共に案内させてやらあ!
そっちのウスノロ共に案内させてたら凍死しちまうだろうしな!ヒャハハハハ!」
「「「ギャハハハハ!」」」
ユキノオーがムッとした表情をすり。
「・・・マニューラ殿、それはちと言いすぎではないか?」
ちっ、こいつらは・・・。
「止めろ。条約を結んだばかりだろう。」
「おーおー、そうでしたねー。すいませんねー木偶の坊共!ヒャハハ!」
「「「ゲラゲラゲラ!」」」
「うぬぬう・・・!」

俺はマニューラ達を睨む。
「げ・・・冗談だっての!怖い顔すんなって!
おい、そこのニューラ三人!こわいこわ~いピカチュウさま~を、ちゃ~んとエイチ湖まで案内して差し上げろ!」

「げえっ、またオレ達かっつーの?」「猫がネズミの案内なんて、屈辱の極みだわ。」「言えてら!ギャハハハハ!」


105 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 19:13:21 ID:???
ぶつくさ言いながら3匹は俺達を先導した。
しかし、吹雪もさる事ながら、すごい積雪だ。
湖に近付くに連れ、腰まで埋まって身動きがとれなくなる。
「何これ~!もー!歩きづら~い!」
「こ…凍り付きそうです…」
「ムウマへいき~」
「そりゃ、お前は浮いてるからな…
 おい、ニューラ達、このままでは埒があかん。俺達をおぶっていけ」
「なっ何だっつーの!」「そこまでしなきゃいけないワケ?!」「下っ端は辛いぜ!ギャハハ!」

更にブチブチいいながらも、3匹は俺達を背負って雪道を進んだ。
「お…重いっつーの!」「何よ!レディに向って失礼ね!」
「何がレディよ!こっちの身にもなってよ!」「す、すみません…」
「後出しジャンケンで負けたオレ様…ギャハハ!」「いいから早く歩け」
「ぼわ~ん…」


106 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 19:14:17 ID:???
ちょっw
アニメでマジでミミロルがピカに恋してるのw


107 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 19:37:32 ID:???
しかしマニューラといいニューラというのは皆こんな奴ばかりなのだろうか?
「{やな感じよね~。}」
「何か言ったかしら、おチビなお嬢ちゃん?」
「ムッ!何でもないわよ!」「暴れるなっつーの!」
「キャハハ!おチビっての気にしてるわけ?」
「お前等、うるさい。静かにしていろ。」
「あら、ごめんなさいね。」

「{所でさあ・・・。あんたあのネズミが倒れてる時ずっと付きっきりだったけどもしかして・・・}」
「そ、そんなことないわよっ!」「だから暴れるなっつーの!」
「{まだ何も言ってないんだけどなあ・・・。}」
「だからうるさい!」「鼓膜破れる!ギャハッ!」
「ご、ごめんピカチュウ・・・。」


108 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 20:10:49 ID:???
しばらく進むと・・・
「ん~、ありゃ何だっつーの?」「あれはチャーレムね。」「何してんだ?ギャハハハハ!」
吹雪でよく見えないが、50m程前方にチャーレムというポケモンがいるらしい。
「どうすんだっつーの?」「避ける?」「へーんな奴だぜ?ギャハハ!」
「いや、このまま進め。」
ついでだ、奴にもいつもの話をしてみることにしよう
何が起こるかわからない。念のため俺達はニューラの背から降りた。


109 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 20:50:07 ID:???
ニューラの背から降り、近づいていく。
チャーレムは目を閉じ、瞑想をしていた。
「おぬしは何だ?」
こちらに気付いた。
「俺はピカチュウ。少し俺の話を聞け。」
「断る。修業で忙しい。」
・・・ここまで突っぱねられたのは初めてかもしれない。
「そんな事言わずにピカチュウさんの話を・・・。」
「しつこい。」
「あ~!もう力付くで話を聞かせてやるっつーの!」「やっちまえ!ギャハハハハッ!」「ちょ、あんた達!」
ニューラの二匹が苛立ち、飛び掛かる!
「・・・ふん。」

だが、あっという間に蹴散らされる。
「つ、強いっつー・・・のー・・・」「ギャピ~・・・」「バカ!あたし達が格闘技が使える奴に弱いっての忘れたわけ!?」
やれやれ・・・。
「去れ。」
「も~う!なんなのよお!少しくらい話を聞いてもいいじゃない!」
「・・・小娘、おぬし体術の心得があるな。」
「だから何?」
「ふん・・・だがそのような小さな体では無意味。」
「ムッ!あったまきた!ピカチュウ!こいつ、私にやらせて!」
「・・・好きにしろ。」
「ありがとっ!私の力、見せてあげるっ!」
「ふん。」


110 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 21:11:11 ID:???
ミミロルが珍しく熱くなっている。
さっきからチビだの小さいだの言われたのが余程、頭にきているようだ。
「いっくわよ~!」
「・・・。」
ガシっとチャーレムに頭を押さえられ、ミミロルは前に進めない。
「このこのこのこの!」
「・・・・・・・。」
チャーレムは呆れた顔をしている。ため息の後、ピンッとミミロルにデコピンをした。
「い、痛~い!」
「時間の無駄だな。」
チャーレムはミミロルに背を向ける。
「隙ありぃっ!」
ミミロルはチャーレムに飛び蹴りをしかけるっ!・・・が
ペシッとチャーレムに蹴り落とされる。
「きゃんっ!」
「無駄だ。」
「駄目です~!ミミロルさんの手足じゃ攻撃が届きません!」
「・・・。」
「・・・あんた、ちっとは応援してやりなさいよ。」
「帝王というものは手下をうるさく応援などしない。静かに見守るだけだ。」
「あんた、にぶすぎるわっ!いいから応援してやりなさい!それが一番あの子の力になるのよ!」
・・・何なんだ?
「わかったわかったしかたない・・・。頑張るがいいミミロル。頼りにしているぞ。」
「ピ、ピカチュウ・・・!よ~し!私、頑張っちゃうもんね!
・・・あれ?何、この光り・・・?」
ミミロルの体が光に包まれる!
あれは・・・進化の光だ!


111 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 21:27:11 ID:???
テロレレッ テッテッテッテッテッテー テッテッテッテッテッテー
おめでとう! ミミロルは ミミロップに しんかした! チャンチャンチャーン! チャチャチャチャチャラーン!

ミミロルが進化した。
もっとニドランのようにゴツく強そうになるのかと思ったが、あのような人間に近い姿になるとは。期待はずれである。
「わ、私どうなっちゃったの?」
「なんと。」
「ミミロルさん、進化したんですね~!」
「すごいすご~い!」
「体の底から力がわいてくるっ!負ける気がしない!」
ミミロル・・・いや、元ミミロルがもう一度飛び蹴りをしかける!
「ちぃっ!」
チャーレムが先程のように蹴り落とそうとするが、
「クスクス!あんた、短足ね~。」
元ミミロルの方が足が長い!チャーレムに蹴りが直撃する!
「かはっ、く・・・そ・・・。」
元ミミロルの勝ちだ。


112 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 21:43:04 ID:???
「やりましたねっ!」
「かんぜんしょうり~!」
元ミミロル・・・ミミロップというらしい、が駆け寄ってくる。
「よくやった。」
それだけ言うと俺はミミロップに背を向け、チャーレムのもとにいこうとするが・・・
「うん、えへへ・・・。」
ミミロップに後ろから抱き抱えられてしまった。
「何をするっ!離せ!」
もがくが体格が違いすぎて逃れられない。
「折角勝ったんだから、そのくらいのご褒美あげても、いいんじゃないかしら?」
なぜこんなのが褒美になるのだ。わけがわからない。
「ええい、しかたがない。ミミロップ、このままチャーレムの所に運べ。」
「うんっ!」
ぬいぐるみのように後ろからぶらんと抱えられながらチャーレムの所に運ばれる。情けない光景である。
「おい、起きろ。」
そのままの態勢でチャーレムに声をかける。威厳もなにもない。


113 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 21:44:23 ID:???
正直面白い


114 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 21:57:18 ID:???
これ実はほとんど一人が書いてるんじゃないか?文になんとなく特徴あるし。
ネ申だ。


115 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 22:07:28 ID:???
「さあ!大人しくピカチュウの話を聞きなさい!」
ミミロップは俺を抱えたまま、倒れているチャーレムの腹を足で踏んだ。
やり過ぎだお前…
「うげっ!しょ…承知………あ、もっと…」
しかし、チャーレムはどこか嬉しそうである。なぜだ?

それはさておき、俺は野望(ry

「…成る程。方法は違えど、己への探究という意味では同じだ。力を貸そう」
「そうか」
「瞑想中、ユクシーの思考を捉えた。誰かを待っているようだ。それがお前達か」
「多分な」
「ならば、一緒に来るがいい」
ここから先は、チャーレムに案内してもらうとしよう。

「じゃあ、あたし達はお役ご免よね?」
「ああ、ご苦労だった。くれぐれもユキカブリ達と喧嘩などするな」
「はーい。さ、あんた達、とっとと帰るわよ!」「もう疲れたっつーの…」「ボロボロでいいとこなし…ギャハ…!」
オスのニューラ2匹は、メスのニューラに引き摺られて帰っていった。


結論:女は強い。


116 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 22:50:55 ID:???
ワロタ


117 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 23:24:13 ID:???
面白すぎWWW
期待age


118 :名無しさん、君に決めた!:2006/11/16(木) 23:40:07 ID:???
「ここがエイチ湖だ。」
チャーレムに案内されエイチ湖にたどり着く。
「シンジ湖と同じで、綺麗な湖ね~。」
「それはいいがお前、いつまで俺を抱えているつもりだ?いいかげん離せ!」
「進化したせいでコートが着られなくなっちゃって寒いのよ。もうちょっとこのままでいさせて。」
「俺はお前のカイロでは無い!離せ!」
「まあまあ、いいじゃない。(幸せ・・・。)」
「この中で抱えてあったかいのはピカチュウさんだけですしね~。」
「ムウマはひんやり~。」
暑苦しい。早く離してほしい。
だが、下手に風邪などひかれて戦力が減ったら面倒だ。もう少しこの無礼を許してやるか・・・。

「後は自分の力でユクシーを探すせ。我はおぬしが話していたハクタイの館に向かうとしよう。」
チャーレムは森の洋館に向かった!

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最終更新:2006年11月18日 16:50