表象


表象(英: representation、独: Vorstellung)とは、一般的には記号、イメージ、シンボルという意味であるが、哲学においては一般的に、ドイツ思想の「Vorstellung」の意味である感情・思惟を除く意識上の対象を指す。心に思い浮かべられる外的対象像である。知覚的であり、抽象的な事象を表す概念や理念とは異なる。まれに心像とも訳される。

クオリア」は類似の概念であるが、表象主義では表象とクオリアは厳密に区別して使われる。「直接経験」「感覚与件」も類似の概念である。デカルトは「観念」を表象と同じ意味で使っていた。ヒュームは「印象」を表象と同じ意味で使っている。これらの用語は厳密に使い分けられているわけではなく、境界が曖昧である。