MMSHP お助けマン WIKI
http://w.atwiki.jp/otasukeman/
MMSHP お助けマン WIKI
ja
2007-07-06T02:18:49+09:00
1183655929
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マレーシアの定期金利はいくらですか
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/164.html
-2006.6.12 阪本恭彦
定期の年間は4パーセントくらいです。
-暮らしのガイドブックより
定期預金 Fixed Deposit:自動延長可能。以下Public Bank の場合の15ヶ月までの金利を示す。 (2007年6月現在)
1ヶ月 3.1%
2ヶ月 3.2%
3-5ヶ月 3.25%
6-8ヶ月 3.5%
9-11ヶ月 3.5%(6-8ヶ月と同じ)
12ヶ月 3.7%
15ヶ月 3.6%
15ヶ月超 銀行とネゴ
15ヶ月以上の場合、2年定期年利4.5%、5年定期4.8%。イスラム式銀行預金で5年もの年利6%というケースがある。いろいろな銀行にあたってみることをお勧めする。
普通預金 Savings Account:Public Bankの場合、3,000リンギまでは金利がつかない。金額に応じて金利が高くなる。例えばPublic Bank の場合、1万リンギで0.2%。10万リンギで1.0%など。
当座預金 Current Account:小切手発行のための預金。ある一定の金額を超える部分に対し金利をつけてくれる銀行が多い。例えばPublic Bank の場合、5万リンギを超えた部分に0.6%の金利がつく。
外貨預金 Multi Currency Account:米ドル、ユーロ、英ポンド、香港ドル、シンガポールドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどがある。自分で高い金利のものを選ぶことができる。ただし常に為替の変動でリンギに変換する際に為替変動リスクがあることを認識する必要がある。外貨のまま送金することや外貨で引き下ろすことはできず、必ずリンギに交換しなければならない。例えば米ドルを海外に送金する場合米ドルを引き出しリンギに交換しさらにそのリンギで米ドルを買うという二重の為替交換手数料を負担することになる。
なお、銀行金利の収入に対しては以下の場合免税となる。
(1)普通預金、満期12ヶ月未満の定期預金については、残高RM100,000に対応する部分までの金利が免税となる。したがって10万リンギ以上を預金する場合は一口が10万リンギ未満となるよう二口以上に分けることで課税が避けられる。
(2)満期12ヶ月以上の定期預金については、預金額に関わらず金利全額が免税となる。
したがってセカンドホーマーがビザ取得のため15万リンギを一年間以上定期預金した場合の金利の受け取りは免税となる。
また、外国系の銀行とローカルの銀行では金利が大きく異なることがあるのでいくつかの銀行を比較して選ぶとよい。
2007-07-06T02:18:49+09:00
1183655929
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セカンドホーマーの住居
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/208.html
-暮らしのハンドブックより
セカンドホーマーに限らず日本人の大半はコンドミニアムに住んでいる。バンガローと呼ばれる一軒家は保安対策と庭や植木の手入れに手間とコストがかかるが、ペットなどの事情や住む人の好みで一軒家を選ぶ場合もある。コンドミニアムは24時間ガードが人の出入りを管理し、住民は鍵をかけるだけで気軽に外出ができるという簡便さがメリットである。犬などペットを飼うことができるコンドミニアムもいくつかある。コンドミニアムの多くはプール・テニスコート・ジム・ミニマーケットなどの設備が付属している。
学校に通う子供がいる場合は通学バスのルートを考えなければならないがセカンドホーマーの場合においてはそういうケースはまれであり、自由に住宅の場所を選ぶことができる。住宅の選定にあたって車の有無がポイントになろう。車がない場合は電車の駅に近い場所を選ぶと便利である。
現状多くのセカンドホーマーはKL中心地から車で30分以内のところに住んでおり、家賃は2,000リンギ前後の場合が多い。
住宅選定にあたっては不動産業者に依頼する方法、新聞広告や日本人会の掲示板、知人の紹介などの方法がある。不動産業者に依頼する場合は同時に複数の業者に自分の条件を伝え物件を案内してもらうとよい。不動産手数料は通常家主が負担するので考えなくてよい。コツは短期間にできるだけ多くの物件を見ること。気に入った物件は早朝、昼、夜間と時間を変えてその場所を訪れ騒音や車の込み具合、周辺の治安の状況、雨が降ったときに周辺が水浸しにならないかなどをチェックすること。台所の使いやすさなどはご夫人が判断することになろう。男性が単身で住む場合でも知り合いの女性に見てもらうと良い。水道の出具合やトイレ、流し台の水の出具合、流れ具合などもチェック。入り口や窓に鉄製のグリルがついているかなど防犯対策も大事なチェック項目である。さらには入居時にすべての鍵を新しいものに取り替えてもらうことも重要である。
家具付の場合は状態をみて傷みのひどいものは新品にしてもらうよう要求する。また最初からついていない家具でも交渉によりつけてもらうことも可能。傷みや汚れはできるだけ入居前に修理してもらう。それができない場合は入居時に家主と確認し退去時に自分の責任にされないようにしておくとよい。デジカメなどで記録しておくこともいい方法であろう。その後の家主との関係はできるだけ良好に保つ心がけが必要。快適に住むことができるし困った時に力にもなってくれる。
なお、日本人はバスルームにシャワーだけでなくバスタブがついていないと嫌がる傾向がある。しかしながら実際には、マレーシアでの生活に慣れるとバスタブを使うことはほとんどないのでさほどこだわる必要はない。
賃貸借契約書を交わす場合は相手に任せきりにせず、内容を自分か友人に頼んでチェックすること。弁護士に相談すればなお良い。特に解約条項をチェック。通常は1-2年の契約期間となる。1年間は解約できない条件になっている場合が多いがこれも交渉可能。何らかの事情でマレーシアを離れなくてはならない事情が生じた際に2ヶ月程度の事前通告かその分の家賃を支払うことで解約できるようにしておくとベター。
尚、印紙税などの法律関連費用は借主が負担するのが普通である。
2007-07-06T02:16:42+09:00
1183655802
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標準的なセカンドホーマーの生活費
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/207.html
-暮らしのハンドブックより
車の購入、住宅の購入・賃貸契約時の一時金支出、入院・手術、車の登録・保険料などの支出は別にして、以下安定的な生活が開始されてからの標準的な支出を述べる。夫婦で居住する場合を想定。いずれも月額。*はオプション。
住宅費 賃貸の場合: 1,500~2,500リンギ
電気・ガス・水道代: 200~300リンギ
食費:
自宅での食費: 600~800リンギ
外食: 週に1回 200~600リンギ
(ローカル食一回50リンギ、日本食などは一回150リンギ)
NHK国際放送を受信するための衛星放送(ASTRO) 100リンギ
携帯電話代 100リンギ
車のガソリン代: 300~400リンギ
車を使わない場合: 電車・タクシー代 300リンギ
ゴルフ:
メンバーコース 週1回 バギーフィー・昼食代 300リンギ
月会費 150リンギ
メンバーでないコース 週1回 グリーンフィー・バギーフィー・昼食代 600リンギ
メイド: 200(週1回)~400(週2回)リンギ
被服費:日本から持参のものでほとんど間に合う。100リンギ
交際費:生活様式により幅が大きい。
生活様式により月額 3,500リンギから6,000リンギの範囲がめど。
2007-07-06T02:15:13+09:00
1183655713
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マレーシアに住む心構え
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/206.html
-暮らしのハンドブックより
住み慣れた日本を離れて外国で生活するときに大切なことは、「衣食住」にかかわるライフサポートの部分と、心の幸せにかかわるメンタルサポートの部分の両方に十分配慮して計画を立てることである。マレーシアの場合ライフサポートの面は極めて優れているので、あまり心配はないが、文化の違う異国ではあるのでメンタルサポートの面は自分でよく考えて計画を立てることが肝要である。日頃仕事で忙しい駐在員の方々はあまり問題ないが、セカンドホ-マーや駐在員家族の場合、これを怠ると、「退屈だ。寂しい。」という海外生活失敗組の典型的なパターンに自分を追い込んでしまう。
セカンドホ-マーの場合、心の幸せはセカンドライフの中で初めて授かる10万時間もの引退後の自由時間を如何に活用して前向きのライフプランを作るかにかかっている。幸いマレーシアでは安い物価のお蔭で、年金などの収入が日本に比べ約3倍の価値を持つので、チャレンジライフの軍資金には余裕がある。自分が現役時代にやりたくてもできなかったことを楽しむことができるのである。
例えば、KL日本人会の様に60近いサークル・クラブ・同好会・教室が揃っていて、機会を豊富に提供してくれる施設があれば、前向きのチャレンジのチャンスに事欠かない。趣味・スポーツ・教養やボランテイア活動など、自分の心に最大の満足を与えるように計画を立てて実行に移すべきである。
海外生活では友人を多く持つことが重要である。日本人の友人は日本人会でサークル活動などを通じていくらでも作れるし、ローカルの友達も努力次第でたくさん出来る。海外生活に失敗しないためのコツは友達作りにあると言っても良い。
大きなトラブルを未然に防ぎ、スムーズなセカンドホーム生活を送るためには、何でもいつでも気軽に相談できる相手を作るのが重要だが、クアラルンプールには世界にも珍しいボランテイア団体、「お助けマンクラブ」が存在する(「お助けマンクラブの章参照」。入会無料で何でもメンバーの経験から解決策を教えてくれる。
2007-07-06T02:13:16+09:00
1183655596
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生活情報
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/15.html
-[[1リンギット硬貨 使用中止]]
-[[子供をクアラルンプールの高校に通わせたいのですが、可能でしょうか。また、注意点があれば教えてください。>子供をクアラルンプールの高校に通わせたい]]
-[[子供を大学に通わせたいのですが、可能でしょうか]]
-[[16歳の子供をインターナショナルスクールに通わせることはできますか。]]
-[[マレーシアに飛行クラブや自作航空機連盟はありますか]]
-[[ぎっくり腰になってしまったら]]
-[[通行料金支払いシステム Touch & GO について教えてください]]
-[[代行運転はありますか]]
-[[新聞配達してくれますか]]
-[[カントリーファームについて教えてください]]
-[[名刺作成用の用紙は売っていますか]]
-[[時計の修理屋はありますか]]
-[[日本語のできる弁護士はいますか]]
-[[中古カメラ屋はありますか]]
-[[鍵をなくして、あけてもらいたいのですが]]
-[[携帯電話購入の注意点を教えてください]]
-[[送迎バスのあるゴルフ場はありますか]]
-[[日本語等、ボランティアで現地の方々に教えることはできますか]]
-[[KL日本人会への車以外でのアクセスの方法を教えてください]]
-[[マレーシアの定期金利はいくらですか]]
-[[定期預金の利息を簡単に引き出すことはできますか]]
-[[マレーシアに数年滞在後、帰国の際に持ち出しの制限はありますか]]
-[[日本円とマレーシアリンギットの関係はどうですか]]
-[[飲料水を配達してくれる業者をご存知ですか]]
-[[最近 NHKニュースの原稿の語尾が変わったのは何故かわかりますか]]
-[[マレーシアの銀行について教えてください]]
-[[日本円からリンギットへの両替についておしえてください]]
-[[ダニ・シラミ退治の方法を教えてください]]
-[[マレーシアの水道水について教えてください]]
-[[動物・昆虫の被害など、気をつけることがあれば教えてください]]
-[[外国為替保証金取引について]]
-[[クアラルンプールの物価は首都の中で世界一安い?]]
-[[セパタクローの協会等の連絡先を教えてください]]
-[[幻の蜂蜜『トゥアラン自然蜂蜜』について連絡先をおしえてください]]
-[[詐欺、架空請求撃退法]]
-[[脳血栓、脳塞栓の予防]]
-[[しゃれたシャツをオーダーしたいのですが、どこか知りませんか]]
-[[プロトンの性能についておしえてください]]
-[[マレーシアに住む心構え]]
-[[標準的なセカンドホーマーの生活費]]
-[[セカンドホーマーの住居]]
2007-07-06T02:11:02+09:00
1183655462
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マレーシアの祝日とお祝い・お祭り
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/205.html
-暮らしのハンドブックより
祝祭日
以下2007年のKLの祝祭日を掲載する。全国共通の祝日と各州のみの祝日があるので居住地により祝日は異なる。また中国暦やイスラム暦など月暦に従った祝日は毎年太陽暦では変わっていくことに注意されたい。
1月1日(月)西洋暦 新年
1月20日(土)イスラム暦新年
2月1日(木)首都制定日
2月18-19(日)、(月)中国正月
2月20日(火)振替休日
3月31日(土)モハマッド生誕祭
5月1日(火)メーデー、釈迦誕生日
5月2日(水)振替休日
6月2日(土)国王誕生記念日
8月31日(金)独立記念日 ナショナルデー
10月13-14日(土)、(日)断食明け大際 ハリラヤプアサ
10月15日(月)振替休日
11月8日(木)ヒンズー灯明祭 ディーパバリ
11月20日(木)聖地巡礼際
12月25日(火)クリスマス
<マレーシアのお祝いとお祭り>
多民族、多宗教、多文化が共存しているのマレーシアには夫々の民族がその伝統と文化を守り、受け継いで、それらをお互いに尊重しあう特有の国民性がある。
夫々の民族が祝い、祭りとして受け継がれてきた行事の一部を紹介したい。
尚、夫々のお祝いや祭りは夫々の民族が使用している暦によりその日が特定されるので、毎年その祝日は変化する。
1.回教徒
A. ハリラヤ・ハジ(Hari Raya Haji)
回教徒に求められる五つの努めの一つである聖地メッカへの巡礼が成功裡に終わった事を祝う祭りで、国の祭日となっている。
B. ハリラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)
イスラム暦9月に行われる一ヶ月間の断食が終了したことを祝う祭りで、マレー人の最大の行事。通常二日間の国の祝日。
この日には回教徒は新しい衣服を纏い、沢山のご馳走を用意し友人や親戚の家を回りお祝いを述べ合う。又、オープン・ハウスと称する友人、知人、取引先などを自宅に招待しこの日を祝う習慣がある。この行事は国王、首相なども年間の定例行事として行ない、誰でも招待が無くても参加できる。若し、招待を受けたら出来るだけ参加する事が望ましい。
C. マアル・ヒジュラ(Maal Hijrah)
イスラム暦の正月
D.マウルド・ナビ(Maulud Nabi)
回教の創始者、預言者ムハマッド誕生日。国の祝日
2.中国系マレーシア人
中国系マレーシア人は仏教徒、キリスト教徒、道教徒などがいるが、祭りやお祝いは中国の伝統に基づいている。
A. ウェサック・デイ(Vesak Day)
仏陀の誕生日で国の祝日
B. 中国正月(Chinese New Year)
中国系住民の最大の行事で二日間の国の祝日であるが、多くの商店や、商売は七日から十日程度休業するところが多い。正月の前夜(大晦日)には家を離れて遠くに暮らしている家族全員が集まり、年越しの夕食を食べるのが慣わしである。このため正月の数日前よりバレ・カンポンと呼ばれる帰郷が始まりクアラルンプールは人口が半分以下になるといわれている。
中国系住民もマレー系住民に倣って、オープン・ハウスを行う人が多い。
C. 十五夜、小正月(Chap Goh Meh)
中国暦の正月から15日目のお祭りで、軒先にお供えを飾り、天に祈りを捧げる日である。又、この夜に独身女性は自分の名前を書いたオレンジを川や池に投げ入れと、良縁を得られるという言い伝えに基づき、多くの若い女性がオレンジを投げる光景が見られる。
D.墓参りの日(Ching Ming Festival)
日本のお彼岸にあたり中国暦の3月に家族全員で先祖の墓を訪れ墓 地を掃除し、先祖の好きだった食べのもを供え、祈りを捧げ、家族全員で墓の前でお供えものを先祖と一緒に食べて、飲んで先祖を偲ぶ行事である。
E. お化け祭り(Hungry Ghosts Festival)
旧暦7月に地獄の門が開き、多くのお化けがこの世に舞い戻ると信じられ、このときには中国オペラが各地で上演され、お化けを慰め、商店街などには閻魔大王や他の地獄の番人を模した大きな紙人形が飾られ、食べ物が備えられる。これは一見の価値がある。
F. 月見、十五夜(Moon Cake Festival)
旧暦8月15日、日本でもお馴染みのお月見が行われる。月餅や茹でた里芋、果物、花などを軒先に飾り満月を愛でる祭りである。
3.インド系マレーシア人
A. ディパヴァリ、光の祭り(Deepavali)
ヒンズー教の美と豊穣を司る女神ラクシュミを祝う祭りで家中を灯かりで飾ることから別名光の祭り(Festival of Lighits)とも言われている。この時期には家や商業施設の入り口をコラム(Kolm)と呼ばれる着色した米粒や粉で作ったきれいな模様を床に描き、周りを蝋燭などの光で照らした飾りつけをおこなう。 国の祝日の一つである。
B.タイプーサム(Thaipusam)
ヒンズー教徒のこの祭りはおそらく世界の奇祭の一つであろう。
余りのも危険なため本国インドでは禁止されているとのことである。
ヒンズー暦の10月に行われるこの祭りは参加するものにとっては苦行、見るものにとっては難行である。信者は身体に鉤を刺し、舌に鉄棒を通し、神輿を担ぎバツケーブの272段の石段を登りムルガン神お参りするもので、100万人の人々が集まるそうだ。セランゴール州の休日。
C.ポンゴル(Ponggol)
基本的には収穫祭だがヒンズー暦の正月でインド系住民は一年の始ま
りのお祭りである。
上記の外に、シーク教の正月、クリスマス、イースターなどのお祝いやお祭りがある。
2007-07-06T02:07:55+09:00
1183655275
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マレーシア概況
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/204.html
-暮らしのハンドブックより
赤道直下の緑豊かな国
マレー半島の南半分の半島マレーシア(西マレーシア)と海を隔てたボルネオ島の北部の4分の1強を占めるサバ、サラワク州(東マレーシア)からなり東経100-120度、北緯1-7度の範囲にある。国土の面積は33万平方キロ、日本の9割弱の面積。半島部の60%、東マレーシアの70%が原生林つまりジャングルで覆われている緑豊かな国である。
熱帯夜のない過ごしやすい国
ほぼ赤道直下のため日の出、日の入りの時刻の変化は最長でも30分程度で昼と夜の長さがほとんど同じと考えてよい。KLではおおよそ朝7時前後に日が昇り、夜7時前後に日が沈む。気温は一年中を通じて昼は31度前後、夜は23度前後である。マレーシアはいわゆる熱帯に属すが夜は25度以下に下がるのでいわゆる熱帯夜はないといえる。湿度は高く一年中を通じて80%を超える。年間の雨量は場所により1,800から4,000ミリの範囲。10-2月は南シナ海から北東モンスーンが吹く雨季。5-9月はインド洋から南西モンスーンが吹く。この時期はマレーシアでは比較的雨量の少ない時期である。その間の3-4月は雷を伴うスコールが多発する時期。
政治的安定度は世界でナンバーワン
半島側11州と東マレーシア2州合わせて13州と連邦直轄区すなわちクアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン島からなる。政体はいわゆる立憲君主制で日本と似た形態といえる。マレーシアの国王(アゴン)九つの州を代表するスルタンの間で5年毎の選挙で決めることになっている。しかしながら実際には9人のスルタンの間で一種の輪番制を取っているというユニークな君主制である。
議会は上院と下院の二院制。上院議員の総数70名のうち44名は国王の指名により任命され、残り26名が各州議会から選出される。
政治の実権を握る下院の議席数は219議席。この3分の2を常時連合与党が占めている。政治的安定度は抜群で1957年の独立以来一貫して連合与党が政権を担うという安定的長期政権が継続している。かつてアジアで安定した政権は日本の自民党とマレーシアの連合与党といわれていた。自民党はその後政権を失うこともあったが、マレーシアの連合与党の政権は50年を経てまだ続いている。マレーシアの連合与党は最大多数のマレー系(UMNO)を核とし中国系(MCA)、インド系(MIC)、その他から構成され大臣のポストも中国系やインド系やサバ、サラワクの少数民族の代表にバランスよく配分することで絶妙な政治的安定が保たれている。なお、政府は27省と内閣府で構成されているので28人の大臣がいる。首相は歴代マレー系のUMNOの総裁が任命され初代のアブドルラーマン首相から始まり、現在のアブドラバダウィ首相が5代目となる。4代目のマハティール前首相は1981年から2003年まで首相を務めた。自身親日家でもあった同氏は首相就任当初から「ルックイースト政策」を提唱し、従来欧米を向いていた国民の目を東の国、特に日本に向ける政策をとった。
マレーシアの政治で驚くべきことは政権交代にあたって暗殺や革命という流血の騒ぎがなかったことである。すべて民主的な選挙と一種の禅譲で政権が交代してきている。政権交代にあたって周辺の国や多くの発展途上国では必ず革命や暗殺が絡んできたがマレーシアはそういうことがまったくない世界でも類を見ない平和裡に政権交代がなされた国といえるのである。
ブミプトラ政策
ブミプトラとはマレー語で「土地の子」を意味し、主に先住民族のマレー系およびその他少数民族を指す。「貧困の撲滅」と「民族間の所得格差是正」を目的とした「ブミプトラ政策」は1971年に導入され現在に至るまで続いている。このブミプトラ政策により、順調な経済成長に伴う全体の所得水準の向上とあいまって人種間の所得格差が是正され、政治的安定につながってきたといえよう。
多くの多様性を持つ国
マレーシアに住んでみてもっとも快適なことは日本人ということで不愉快な思いをすることがないことであろう。歴史的にマレーシアの人たちは外国人を柔軟に受け入れ、世界でも類を見ない政治的に安定した多民族国家を作り上げてきた。たとえば古くから中継貿易の基地として栄えたマラッカでは15世紀当時4,000人の外国商人が住み84の外国語が話されていたという。各民族は他の民族と交流するものの互いの違いを尊重し、一定の距離を保ち余計な干渉はしない風土を作り上げてきた。いわば同じ国の中に外国人同士が常に同居しているようなものである。したがってマレーシアの人たちは外国人に対して違和感がない。自分たちの家族も留学などを通じ多くの国に別れて住んでおり、国際結婚にも違和感が少ないようである。日本人がすんなりと溶け込める風土があるといえる。
このように古くから外国人を受け入れてきたマレーシアには5つの多様性があるといえる。すなわち①多様な人種、②多様な宗教、③多様な文化、④多様な言語、⑤多様な食文化である。これらが世界中の人をひきつけ、観光のみならずビジネスが発展する要素にもなっている。
日本人にとって違和感のない国
特に日本人がマレーシアに住んで快適なのは前マハティール首相から受け継がれている「ルックイースト政策」があることも一因。これはいわば「日本人の仕事に取り組むまじめさなどいいところを見習え」という政策である。アジアの国の一部では「日本が憎い、嫌いだ」という政策を取っている国は複数あるが公然と日本に見習えといってくれる国はマレーシア以外には見当たらない。
1980年代の初めからマレー系を中心とした留学生が数多く日本に送り込まれ日本政府もそれを支援してきている。中国系も私費留学で多くの人たちが日本の大学に学んでいる。このため日本語を理解する人たちは想像以上に多い。いろいろな場所に日本語を理解する人がいるのである。日本語だからわからないだろうと思って品性に欠ける発言や現地の人の悪口を言ったりすることは慎みたい。またこういう会話は言葉が分からなくても雰囲気が伝わるものであることを肝に銘じておきたい。
逆に日本人として緊張感を感じることがないことを妙に勘違いし現地の人たちを見下す言動や、横暴な振る舞いをすることは厳に慎むべきである。日本人として「品格」を持った行動をしたい。あるセカンドホーマーが朝食のビュッフェをプラスチックの容器に入れて昼食用に持ち帰るのが現地の新聞で笑いものされたというケースがあった。このようなことをすると日本人全体のイメージがダウンする。
常日頃我々はあくまでも外国人であり、これほどまでに快適な生活環境を造ってくれたのは現地の人達であることを忘れるべきでない。現地の人たちが
税金を負担して電気・水道・通信・道路などのインフラや、このような生活環境を造りあげたという感謝の気持ちを持って生活すべきであろう。
たとえば、レストランなどで注文を間違えることはよく体験する。この時に声高に店の従業員に文句をいうべきでない。品性に欠ける振る舞いである。ローカルの人たちは誰もそんなことはしない。間違えたことを指摘すればすぐ作り直してくれる。大体日本の3分の1のコストで生活しているのである。日本並みのサービスを要求するなら日本並みのコストを負担すべきであろう。
民族と宗教・言語
マレーシアの人口は2,558万人(2004年)。そのうちの80%弱は半島側に住んでいる。人口構成はマレー系を中心とするブミプトラが65.1%弱、中国系が26.0%、インド系が7.7%、その他少数民族となっている。東マレーシアではカダザン族、イバン族などの少数民族が優勢でサバ州の人口4分の3、サラワク州の半分を占めており州における政治的リーダーシップを握っている。
民族 宗教 言語
マレー系 イスラム マレー語
中国系 仏教、道教、儒教、キリスト教 広東語、福建語など南部の中国語と普通語(プートンホワ)と呼ばれる標準中国語
インド系 ヒンズー教、キリスト教、イスラム教、シーク教 主にタミール語、パンジャビ語、一部ヒンズー語
宗教に関してはイスラム教が憲法で国教と定められているが、他の宗教も個人が自由に信仰しかつ実践することができる。各民族の宗教的な大きな行事や祭りの日は国の祝祭日となり、国民全員で休む。これも国民の一体感醸成に役立っているように思える。
多くの民族が交流した国
歴史的にマレーシアには多くの民族が渡って来ている。もともとマレーシアには原始先住民族に加え、移住してきたマレー民族が各地に分かれて住んでいた。そこに朝貢関係を結んだことから中国人、(朝貢関係を結んだのはマラッカ王国、マレーシアと呼ばれる国ではない)植民地化を狙ったポルトガル、オランダ、イギリスが進出、その後労働力や出稼ぎとしてインド人、中国人がやってきて住み着いたのである。第二次大戦中は短期間だが日本がマレーシアを支配した。これほど多くの人種がマレーシアにやって来たのはマレーシアが海上交通の要衝にあることと多種多様な木材、錫、ゴム、パームオイルなど一次産品に恵まれた魅力的な国であったからである。
最大多数を占めるマレー系国民が後からやってきた中国系、インド系の移住者を国民の約4割を占めるほど受け入れてきたことは驚異的といえよう。マレー人の寛容性をここに見ることができる。争いごとを好まない穏やかなマレー人であったからこそ、よそ者が自分の土地に住むことを受け入れたのであろう。後から住み着いた中国系やインド系もマレー系住民と交わることでその影響を受け出身国や他の東南アジア地域の中国系やインド系住民と比べはるかに穏やかな性格になっているといわれている。
共通語は英語
中国系は広東語、福j建語、普通語などの中国語、インド系はタミール語、パンジャビ語など各民族が独自の言語を継承している。中国語で教育する学校も数多くある。このため各民族のコミュニケーションの手段としてはもっぱら英語が使われている。
イギリスが植民地支配をしていたときに普及した英語が共通語となっているのである。おかげで英語だけでほとんど仕事も生活もできる日本人にとってありがたい国なのである。
さらにマレー系以外の各民族はほとんどマレー語、英語、各民族の言語の3種類をマスターしており中国系は中国本土のみならず世界各地に展開する華僑とのビジネスに役立て、インド系はインドとのビジネスに役立てている。またマレー語はインドネシア語とルーツが同じであり、似通っている。インドネシアからの出稼ぎ労働者が多いのは言葉に不自由しないことが理由の一つとなっている。
これほど多くの外国人が集まるマレーシアは英語を初めとした多種類の外国語を安いコストで学ぶ穴場といえよう。日本人長期滞在者も積極的にマレーシアで英語・中国語など外国語を学ぶことをお勧めしたい。余談ではあるがマレーシア人の英語の聞き取り能力には優れたものがある。
世界には多種多様な英語が存在する。聞き取りにくい癖のある英語もすくなくない。しかしながらジャパニーズイングリッシュを含め多種多様な英語を見事に聞き分ける能力があるように思える。日本人がかっこいい英語をしゃべらなくても彼らは理解しようとしてくれる。恥ずかしがらないでどんどん英語で話かけよう。
2007-07-06T02:04:47+09:00
1183655087
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マレーシア基本情報
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/203.html
-[[マレーシア概況]]
-[[マレーシアの祝日とお祝い・お祭り]]
2007-07-06T02:02:48+09:00
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トップページ
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*お助けマンクラブ Q&A集
-[[医者・保険>医者]]
-[[ナースロッジ(介護センター)]]
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*マレーシアセカンドマイホーム とは
*マレーシアセカンドマイホーム の資格
*マレーシアセカンドマイホーム の申請 〜 荷物搬入
**資格があるか確かめよう
**必要書類を集めよう
***どこで手に入れる?
***ダウンロード?
***記入サービス?
**申請
**申請状態確認
2007-07-06T02:00:38+09:00
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【注意】車への卵なげつけ
https://w.atwiki.jp/otasukeman/pages/202.html
-2007.5.30 原田
高速道路で生卵をフロントガラスに投げつけて来るモーターサイク
リストに注意するようにともローカルの友人から言われました。窓の卵
をワイパーで拭おうとすると、もちろん窓は更に曇ります。
そこで測道に停めたりしよううものなら大変。
バイクの賊は駆けつけて車を奪って行くそうです。過剰に警戒する必要
もありませんが、みんなで気を付けましょう。
2007-07-06T01:46:42+09:00
1183654002