• 2006.6.12 阪本恭彦

定期の年間は4パーセントくらいです。

  • 暮らしのガイドブックより

定期預金 Fixed Deposit:自動延長可能。以下Public Bank の場合の15ヶ月までの金利を示す。 (2007年6月現在)

1ヶ月  3.1%
2ヶ月  3.2%
3-5ヶ月  3.25%
6-8ヶ月  3.5%
9-11ヶ月  3.5%(6-8ヶ月と同じ)
12ヶ月   3.7%
15ヶ月 3.6%
15ヶ月超 銀行とネゴ

15ヶ月以上の場合、2年定期年利4.5%、5年定期4.8%。イスラム式銀行預金で5年もの年利6%というケースがある。いろいろな銀行にあたってみることをお勧めする。

普通預金 Savings Account:Public Bankの場合、3,000リンギまでは金利がつかない。金額に応じて金利が高くなる。例えばPublic Bank の場合、1万リンギで0.2%。10万リンギで1.0%など。

当座預金 Current Account:小切手発行のための預金。ある一定の金額を超える部分に対し金利をつけてくれる銀行が多い。例えばPublic Bank の場合、5万リンギを超えた部分に0.6%の金利がつく。

外貨預金 Multi Currency Account:米ドル、ユーロ、英ポンド、香港ドル、シンガポールドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどがある。自分で高い金利のものを選ぶことができる。ただし常に為替の変動でリンギに変換する際に為替変動リスクがあることを認識する必要がある。外貨のまま送金することや外貨で引き下ろすことはできず、必ずリンギに交換しなければならない。例えば米ドルを海外に送金する場合米ドルを引き出しリンギに交換しさらにそのリンギで米ドルを買うという二重の為替交換手数料を負担することになる。

なお、銀行金利の収入に対しては以下の場合免税となる。
(1)普通預金、満期12ヶ月未満の定期預金については、残高RM100,000に対応する部分までの金利が免税となる。したがって10万リンギ以上を預金する場合は一口が10万リンギ未満となるよう二口以上に分けることで課税が避けられる。
(2)満期12ヶ月以上の定期預金については、預金額に関わらず金利全額が免税となる。
したがってセカンドホーマーがビザ取得のため15万リンギを一年間以上定期預金した場合の金利の受け取りは免税となる。

また、外国系の銀行とローカルの銀行では金利が大きく異なることがあるのでいくつかの銀行を比較して選ぶとよい。
最終更新:2007年07月06日 02:18