• 2006.1.25 加藤

1回目は日本から来た友人を中華街に案内したあとセントラルマーケットへ行こうとして信号待ちをしていた時、私の目の前で、友人のご夫人が、二人乗りのバイクの男にハンドバックをひったくられました。幸いハンドバックの紐が伸びて未遂に終わり怪我もありませんでしたが、麻製のブラウスがお腹のあたりで横一文字に切られていました。

2回目は、ブキビンのスターヒル前の歩道で、マレーシアに21年住んでいる日本人の奥さんが、やはり二人乗りのバイクの男にハンドバックをひったくられました。この方の場合も、ハンドバックをしっかり持って離さなかったため、少し引きずられて転倒しましたが、幸い腕とお尻の打撲・擦過傷で済みました。

その後、いろいろな方にこの話をして学んだことは、引ったくり犯がてぐすねをひいてカモ(失礼、一般論としてです)を待っている危険地帯は決まっているので、徹底した自衛策と取る以外に方法はないとのことでした。

スリ・引ったくりの危険地帯として誰もが揚げるのは、中華街、セントラルマーケット、ブキビンの交差点と歩道、旧ヤオハン周辺だということです。

どんなに服装を変えても、カモを狙っているプロの犯罪人には、観光客や訪問者は一目で分かるとのことで、皆さんが言っていることの繰り返しになりますが、自衛策としては;

1.ハンドバック(特に高価なブランド品)は持ち歩かない。

2.どうしても持つ場合には、肩から掛けられる紐付きのもので、安っぽくて目  立たないものする。

3.歩く時は歩道の内側を歩き、いつも首を動かして前後左右を見渡し、警戒しながら、ながら歩く。

4.ハンドバックの中には、パスポートや貴重品は入れない。

5.最後に、無理かも知れませんが、危険地帯には立ち入らないこと。特に、CNY前やラマダン前にはこの手の犯罪者が小金欲しさ動き始める時期なので、要注意だそうです。
最終更新:2007年07月03日 21:37