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番外編

警察隊はポケモンタワーの前に集まっていた―
住民から怪物が現れたとの必死の連絡が相次いだためだ
もちろんシオン警察署にはその怪物のおたけびが響き渡ってきたので、その必要も無かったのだが。
かくて警察は出動したのだった。しかし
そこにキョーコの姿がないのである!これはおかしい!
と思ったが
ここはシオン警察の管轄なのでそれも当然といえば当然か
キキー

警察が到着した頃には怪物は既に去った後らしかった
しかし、その爪痕は深かったようである。調査報告書によると

  • ポケモンタワーはもちろん近隣の民家―いや、シオン一帯の民家の窓ガラスはほぼ全壊
  • 頭痛を訴える人気分が悪くなった人多数
  • 産婦人科にいる胎児が一斉に泣き出した
  • びっくりして赤ちゃんが出てきた

  • 寝たきりのおじいちゃんが立った!

  • クララも立った!
等々
細かいことまで入れると数百ページにも及ぶ被害報告書ができあがった

ショージ「ったりーなー。こっちは3日徹夜してんだぞ…」
ショージは徹マン明けに、かれこれ丸二日聞き込みをさせられた
さらにその後すぐ被害報告書をまとめるように言われたのだ。さすがに文句も言うか
(若干私怨も混ざっている気はするが)

あ、失礼
忘れている人も多いと思うがこの男サントアンヌ号編で一度登場済みである



ショージ・・・

待てよ、ショージ―
演歌の!?

いや、あいつは譲二だ
ショージ・・・

時間切れです
ショージ。そう、キョーコが警備を代わってもらった張本人だ
簡単に言うとコイツは駄目人間である

キョーコのおかげで
思いがけずできた休暇を満喫していた駄目人間ショージだったが―

あの後正直者のキョーコが乗り込んだ状況を全て話したため
ショージの職場放棄(サボり)が発覚したのだった!
おかげでしばらくの間勉強(反省)研修としてシオン警察にお世話になることになった
(要は飛ばされた)

そんな訳で今、駄目人間ショージは雑用まがいの事をやらされている
コイツは駄目人間だが常識人だからキョーコよりも救い用がある

ショージはキョーコとの会話を思い出していた

ショージ「あのバカ女いつか―」



あの後ショージは署に呼ばれ謝罪した。その時偶然キョーコと顔を合わせたのだ

キョーコ「あらショージ!」
ショージ「なんてことしてくれやがった…」
キョーコは慌てて持っていたコーヒーをショージに渡しながら言った
キョーコ「あはははは。ごめーん、ね?
えへ」
ショージ「『えへ』じゃねえだろーが、このタコ!俺には絶対迷惑かけない
絶対ばれないようにやるっつったのはどこのどいつだ!?」

キョーコ「ここのコ・イ・ツーです」
ショージ「ああぁぁあああぁぁ!」

のだめ風に言うキョーコに殺意を覚えたショージだった
そんなショージを見てキョーコは諭すように言った

「ショージ。3ヵ月間の減給+研修は正直痛いと思う、思うわ。でもね―
私なんて給料2ヵ月分丸々飛んじゃったんだからー」
(それはテメエがヘリ出動させたからだろーがよ!)
キョーコ「それに私だって悪いと思ってんのよー。
だからこうしてコーヒーおごってあげてんじゃない」

(わかった。お前は飲みかけの缶コーヒー程度にしか悪いと思ってないんだな)
ショージは泣きながらコーヒーを飲んだ―

キョーコ「え、へへ。缶コーヒーくらいでそんなに感謝されても…
飲みかけだし、ちょっと恥ずかしいな」
「…」
ショージは無言で叩いた。生まれて初めて女に手をあげた

(母ちゃん。約束守れなくてゴメンな)



ハッ
ショージが回想から戻ってきた。ストレス蓄まっているようだ

そう、今は報告書のまとめ中だった。そうだった
ため息をつきながらショージは次の『目撃情報報告書』をめくっていた。すると―!!

凄い報告が載っていた

『あの事件の後3人+1体がタワーから出てきた』
『そのメンバーの容姿はサントアンヌ号で報告されたものとほぼ同じ』
『泣き声であの被害を与えることは人には不可能なことからポケモンがやったとされる』
『そのポケモンは人語を操る模様』

ショージ「何だって!?」
ショージは驚きの声をあげた
(ポケモンが人語を操れる!?)
今までにも『ウチのピカチュウちゃんか一瞬しゃべった!』等の報告はあったが
それが日常でできれば大変なことになる
しかも敵は泣き声一つで町を消し去る程の力を持っている(※若干誇張有り)

調査書からいくと

恐らく青狸がそれだろう
ショージ「これは―」
(大変なことになるかもしれない)

バンッ!
腐っても警察官のショージは再び聞き込みに向かうと言って署を飛び出した!


ついでに仕事もさぼれた!



「はぁあぁ。」
ショージは2時間ほど昼寝をして現場に向かった

そしてその一味について聞き込みを続けた
すると―

一般人A「ああ、確か出てきたのは3人だったよ。
あたしゃ地震と思って家を出たんだけど、その時いきなり3人の子供が現れたのが見えたのさ」
(瞬間移動が可能なのか?)

いや、人間にはムリだろう
となるといつも一緒にいる青狸ポケモンの能力に違いない
しかしいくら聞いても青狸の目撃情報は出なかった
これはそのポケモン自身がテレポートできるということだ

そしてさらに聞き込みを続けると驚くべき事実が判明した―

一般人B「恐ろしい声だったよー。とにかく自己主張の激しい奴だった」
一般人C「ああ、確かに」
ショージ「どーいう事ですか!?」

一般人C「自分の名前を言ってたんだよ。確かジャ…ジャ…」


一般人B「ジャギアー!」
C「そう、それだ!
おーれはジャギアーーーー!!って叫んでた!」


そう、この時オーキドに対抗して青狸ポケモン『ジャギアー』説が浮上したのだった
ショージはすぐにキョーコに連絡をした―



がつながらなかったのだ

ショージ「あんのバカがー。こういう時に限って電源切ってヤガル」

ショージはとりあえず署に連絡をした

減給処分が取り下げられるかなという淡い期待を込めて。。


さりげなく言ってみたがやっぱりダメだった

そしてショージは自分でオーキド研究所に電話をし―
その助手に

『・青狸ポケモンはテレポートが使えること
  • 大きな声で叫べば町を壊滅させられること
  • 名前はジャギアーだと自分で言っていた』
こと等を報告した

そして大仕事に満足していたショージだったが―

数日後
タマムシの地下アジト壊滅場所から
ハナダ派出所巡査【キョーコ・リーラ】のリュックが発見されたことを知るのだった

当事者キョーコはその頃―


ロケット団の下っぱとして頑張っていた
色々あったんです