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俺は対戦を終え、俺は控えの部屋に足を進めていた。
ギンガと会話でもしようと思ったが、ギンガは見当たらなかった。トイレか?
うーん……そうだ、次の対戦相手の偵察でもするか。
えーと、次は誰だっただろう。

―――バトルルーム

俺が駆けつけた時は、まさにこれから戦い始めるというふいんきだった。
そこに対峙しているのは、神様であるゴ…ミュウ。そしてギャグの金字塔のジャイアンだ。

「俺は勝つ! というよりも俺の虫パが負けるわけないだろ」
「教えてやるよ……地獄の炎と呼ばれる僕の実力を……」
「じwごwくwのwほwのwおwwwwwwwwwww」
「イアンのくせに僕を笑うなんて……凡人がぁ!」
「重要なのはそのことじゃない、お前より俺の方が強い事に目を向けろ」
「神に選ばれた僕がお前より弱いはずが無い」
「俺の虫パなめんなよ」

カオス……この言葉が俺の頭の駆け巡った。

第四回戦 ジャイアンvsミュウ

「バトル開始ィ―――」



ジャイアンが出したのは、スピアーとツボツボ。
ミュウが出したのはウインディ、そして―――
「出てこい、我が最強の相棒であり下部、ゴッドエンテイ!」
※ただのエンテイです

ミュウはフレアドライブをウインディに命じ、スピアーに命中する。
普通だったら致死ダメージなのだが、スピアーはなぜか倒れなかった。そしてミュウはキレだす。

「は?なにそれ、まさかお前PARを使ったなぁぁぁぁ。オールステMAXのスピアーかぁぁ卑怯だぞ!」
「ただ襷持たせてただけだけどな」
「成程」
ミュウは落ち着き、エンテイは物真似を使用した。
エンテイはフレアドライブを覚えた!

「ヒャハハハハ、これで我が最強の相棒であり下部、ゴッドエンテイは完全無欠の存在になった」

「スピアーいつもの」

ジャイアンがそう指示を出すと、スピアーが無茶苦茶に攻撃をしてきた。
それは、ミュウ自慢のゴッドエンテイに致命的なダメージを与える。
「うあああああ、まさかPARかああああ」
「ただ我武者羅使わせただけだけどな」
そしてツボツボの岩雪崩。
「さすが、ツボツボだ。唯一神が相手でもなんともないぜ!」
ミュウのゴッドエンテイは、フレアドライブを使う間もなく倒れた。



「僕の最強の相棒であり下部、ゴッドエンテイをぉぉ! お前ただものじゃないな!」
「ああ、俺は将来Lになる男だからな」
落ち着いたミュウはゴッドエンテイを戻し、新たなポケモンを繰り出す。
それは―――マグカルゴ。

「ちょwネタポケ」

ジャイアンは吹き出す。

ウインディのフレアドライブ、スピアーはこんがりと焼け上がった。
神速か何かをすればいいのにあえてフレアドライブ……残虐性を伺える。
さらにマグカルゴの岩雪崩。効果は抜群だが余りダメージを与えられない。
さすがツボツボだ。なんともないぜ。
最後にツボツボの岩雪崩。向こうも雀の涙のようなダメージだ。

ジャイアンはスピアーの代わりにミュウを繰り出す。
「僕と被るんだよ、死ね! 氏ねじゃなくて死ね!」
「俺の改造ミュウなめんなよ」
ジャイアンは決定力に欠けるツボツボを戻し、ヤドランを繰り出す。
マグカルゴは護るの体制に入った。ミュウが何をしてくるか分からないからだろう。
ウインディのフレアドライブが、ヤドランに直撃するが大したダメージにはならない。
そして最後に動いたのはミュウ。
案の定波乗りが飛んできて、ウインディのLPを0にした。



ミュウの最後のポケモンはファイヤー、なんと全ポケモンが炎タイプだった。
するとジャイアンが笑みを浮かべる。
「お前のポケは両方水が弱点。俺の改造ミュウとヤドランは両方水技が使える
 お前の敗けだ。お前の敗因は才能という名の湯につかり過ぎた事だ。のぼせるなよ」
「うるさいなぁ。そんなに言うなら早く水技をしてみなよぉ」
「分かった」
ミュウの波乗り。
これで一撃……かと思いきや。二体はピンピンしている。

「なんだ? お前もPARか? 愛情があればPARを使って良いのがマスターガンテツの教えだが、
 ギャグじゃねえのに使うのはルール違反だぞ、神と言っても所詮は改造厨か……」
「神の僕をカオスなお前と一緒にするな!」
ミュウはそう言い、持っている懐中電灯の様な物を取り出す。

「テキオー灯。これでこいつらに『水に対しる耐性』をつけた
 やった! さすが僕、配布された道具をすぐに使いこなすなんて
 凡人には出来ない荒業を平然とやってのけるッ! そこにシビれる!あこがれるぅ!」
自画自賛したミュウは、ファイヤーのエアスラッシュを命じる。
ヤドランを空気の鎌が切裂いた。
さらにマグカルゴの地震、微弱ながらも二体のHPを削る。

「ヤドランの技は何だい?どうせ波乗りか何かだろ早くぅ」
「ヤドラン、ハサミギロチン」
「な、なんだってー!?」

しかしその攻撃は外れた。
「PARだ! PARだろ!?」
「作中に出てきた奴だからいいんだよ」



さっきまでは、何をしてくるか分からないミュウが恐怖の対象だった。
しかし今は違う。ヤドランはPARという禁断の麻薬によって
魔の力を得ているのだ。俺だったらここは先にヤドランを潰しておく。
ミュウはどう動くか―――?

「ファイヤー! ヤドランにエアスラッシュだぁ!」
やはりそう動くか。
だがそれはジャイアンにも読まれていたようで、ヤドランは鉄壁の耐久力を持つツボツボに入れ替えられる。
ファイヤーのエアスラッシュは、ツボツボに命中することになった。

次に動いたのはミュウ、ロックオンでマグカルゴに標準を定めた。
あれ? ミュウってロックオン使えたっけ? ……禁断の麻薬か。
最後はマグカルゴが岩雪崩を使用し、二体同時に攻撃した。

次のターン、マグカルゴは護るを使用した。
これでミュウの角ドリルは失敗に終わる。
そしてファイヤーの大文字がツボツボに命中し、ツボツボは蒸し焼きとなった。



ジャイアンは最後のポケモン、ヤドランを繰り出す。
これでお互いに二対二、カオスだがなかなかいいバトルだ。
その時俺がジャイアンの方に目をやると、ポケットの中を弄っていた。

ミュウが今度はファイヤーにロックオンを仕掛ける。
次に動いたのはファイヤー、エアスラッシュがミュウを襲った。
今度はマグカルゴ、岩雪崩が二体を襲った。
最後はヤドラン……だったのだが岩雪崩に怯んでしまったようだ。

「ヒャハハ、どうせ次は『角ドリル』でしょ? イアンも随分単調な攻撃だねぇ
 ファイヤー、護る……ダペラッパ!!!!」
ミュウが護るを宣言しようとしたとき、顔面に機械な投げられる。それと同時にカチリという音が鳴り響いた。

「ぼ、僕に何をした!?」
「『有り難み分かり機』を使わせてもらった。これでお前は護るを使えない
  護るの有り難さを知るんだな、ファイヤー目掛けて角ドリルだ!」
ミュウの頭から角が生えてきて、それが回転する。
そのまま突進しファイヤーを貫く。次の瞬間ファイヤーは悲惨でグロテスクな光景を繰り広げた。

最後はマグカルゴ、何回目か分からない岩雪崩を使用し、ついにヤドランを撃破した。



「ヤドランを撃破したからって、お前の負けには変わりない、俺のミュウは地震が使えるんだ
 これでマグカルゴを埋め立ててやる。俺様にたてつくなんて三世紀早いんだよ」
あ~……これは勝敗は決まったな。

「じゃあな、地震だ」

地面は轟音と共に振動し、周辺の全ての元に被害を加えていく。
……はずだったのだが、ミュウは転倒してしまい攻撃は失敗する。

「ヒャハハハハハハハハハハハ、残念だったね
 僕はここで二つ目の未来の道具『転ばし屋』を使用させてもらったよ!」
ミュウの足元には、帽子にサングラスの怪しい機械が銃を仕掛けている。

「ヒャハハ、僕を侮辱した罰だぁ、地獄の炎に焼き尽くされるんだね!
 マグカルゴ! ヘル・バーニング・フレア(オーバーヒート)だぁ!」

ミュウは高笑いをしながら攻撃を宣言する。
それに呑まれたミュウは、文字通り地獄の炎に心身共に焼き尽くされていった―――

第四回戦 ジャイアンvsミュウ 勝者 ミュウ



「ヒャハハハハハハハハ、僕の勝ちだぁー!!」
ミュウは跳ね上がりながら喜んでる。俺も勝利した時は嬉しかったがそこまでは……
適当に踊った後、ミュウはジャイアンに接近した。

「落ち込むことは無いよ、神の僕に負けるなんていうのは当たり前のことだからね」
うぜぇ……自分に言われたような気分になる。
しかし、次の瞬間耳を疑うような言葉が出てきた。

「まぁいいか、家に帰ってビリーズブートキャンプでもやろう」

「え?」

……言葉が出ない。ミュウもポカンと口を開けている。
「それに俺は道具の力を借りなきゃ願いも叶えられないような男じゃねえしな
 じゃあ俺は自力でタケシ倒せるように頑張るか、あばよ」
ジャイアンはそう言い残し去っていった。

「ちょ…えと……あっ! 道具置いていけよぉ!」
ミュウは慌ててジャイアンを追いかける。
なんというか……カオス。



また数試合流れて、俺の試合がやってきた。
相手はあのゴ……ミュウだ。
さっきあいつの対戦を見たが、炎タイプばかりのメンバーだった。
だから俺は炎に有利なメンバーを持って、試合に臨むことにしたのだ。

『赤髪選手、ミュウ選手はバトル場に―――』

よし、次の試合も勝ち進むぜ!

―――バトルフィールド

「次の相手は君かぁ、えーと……赤髪だからかがみんって呼ぶねwwwwwww」
プチ! いや冷静になれ、KOOLになれ、前原k……赤髪!
逆に考えろ、有名なアニメのキャラクターの名前をつけられて光栄だと思うんだ!
「言っとくけど、らき☆すたとは関係無いからねぇwwwwwwwww」

プッツン! うがぁああぁあぁああぁあぁぁあああぁああぁあああ
俺はいつの間にか持っていた金属バットで、辺り一面をしばらく叩き続けていた。

「ぜぇ…ぜぇ…あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ―――ハッ!」
意識を取り戻す。ミュウは唖然としていた。
「君……狂ってるね」
「お前が言うなぁああぁああぁああぁあぁぁぁあああぁああぁぁああ!!」


第七回戦 赤髪vsミュウ



俺の先手はカイリューとギャラドス、対する相手はサンダーとナッシーだ。
炎タイプが一体も居ない。全て水タイプに相性のいいポケモンだ。
とりあえずサンダーは素早さが高く厄介、早めに潰そう。
ギャラドスには襷を持たせてあるから、一回は確実に耐えられる。
それでギャラドスの氷の牙、カイリューの冷凍ビームでサンダーを仕留めよう。
ナッシーは催眠術が怖いが、素早さが低いので問題ない。

「ギャラドスは氷の牙、カイリューは冷凍ビーム、サンダーを潰せ!」
俺が指示をした瞬間、二体のポケモンは動こうとするが
それより早くミュウの笑い声が耳を貫いた。

「本当の神というのはね……地を操り天を操るんだ。見せてやろう! 神の力を!」
ミュウがそう叫ぶと、突然フィールド内の天が陽光に包まれる。

これは……日本晴れか?
おそらくナッシーだろう、先制の爪でも持たせてたんだな。
何が神の力だ、天候くらい俺だって操れる。

「怯むな、攻撃を―――な、なんだとぉ!?」
ナッシーが凄まじい速度でカイリューに接近し、催眠術を浴びせた。



深い眠りに陥りそうになったが、持たせていたラムの実でなんとか起き上がった。

「続いて…さぁ、雨よ降れ! 雷雨よ轟けぇ!」
そう叫ぶと、今度は晴天から怪しい雲行きに変化していく。

「くそっ……どうなってやがんだ……」
「サンダー! ライトニング・ボルテックス(雷)だぁ!」

ギャラドスを雷が貫く。なんとか襷で持ちこたえた。
「襷かぁあぁあ、アホめぇえぇえ!」
「うるさい! サンダーを滅多打ちにしてやれ!」
二体のポケモンがサンダーに迫る。
「ヒャハハハハハハハ、ドン☆! 罠カード発動『テキオー灯』!!」
「なんだとぉ!?」
二匹の攻撃が当たる寸前に、サンダーが光に包まれる。
その光を受けたサンダーは、二体の攻撃を受けてもピンピンしていた。

「そして更にッ!」
ミュウが指を鳴らす。するとまた空が暗くなり……
「天候を『霰』状態にしたッ! とりあえずギャラドスは死ね! 氏ねじゃなくて死ね!」
ギャラドスは霰を受けると、ゆっくり墜落していった。



「なんで1ターンで何度も天候を変化させられるんだ!?」
「ヒャハハ、特別に教えてあげるよぉ、かがみぃん」
歯を食いしばる、耐えろ、耐えるんだ!

「前の対戦でイアンから奪い取った道具、『お天気ボックス』を使ったんだよぉ
 これで1ターンで何度も天候を変化させられる、かがみんに勝ち目は無いんだよ!」
そう言うと同時に、天候がまた晴天へ変わっていく。
それによって再び素早さが上昇したナッシーの催眠術が、カイリューを襲う。
…が運よく外してくれた。思わずほっとする。
そしてサンダースにシャドーボールを命じた。
拘り眼鏡を持たせていたせいもあり、一撃の元に戦闘不能になるナッシー。

「さぁ、雷雨よ来たれ、ヒャハハハハ!」
天候が雨に戻る。
そして必中の雷がカイリューを襲った。
「サンダー・ボルト! 相手フィールド場のモンスターは全滅だぁ!」
「そんな効果は無い! それにサンボルは禁止カードだぁああぁああぁああ!」

サンダーの雷によってカイリューのHPが大幅に削られるが、瀕死には至らない。
そしてカイリューは龍の舞を使用して、自分の能力を上昇させた。



そんな姿を見て、ミュウが高らかに笑い声を上げる。
「どんなに素早さを上げたって無駄だよぉ、僕には『転ばし屋』があるからね」
ミュウが得意げにサングラスと帽子の人形を見せつけてくる。

ミュウはナッシーの代わりにウインディを繰り出した。
『威嚇』が発動しない、どうやら特性は『貰い火』のようだ。
そして、四体の中で最も素早さの高いカイリューが行動を開始する。

「いまだぁ!『転ばし屋』やれッ!」
非情なる転ばし屋は、非情に任務を遂行する。
カイリューは転倒した……ように見えた。
何事も無かったようにカイリューは、逆鱗をサンダーに命中させる。
それをサンダーが耐え切れるはずは無かった。

「ば、馬鹿なぁ!? 『転ばし屋』の能力は絶対のはずじゃ……」
「相手を見て攻撃するべきだったな、カイリューの特性は『精神力』絶対に怯むことの無い特性だ」
ミュウを指差す。思わず『異議ありっ!』と叫びたくなった。

次はサンダースのシャドーボール。ウインディは何とか耐え切る。
それと同時に天候が晴天へと変化し、ウインディのフレアドライブがサンダースを襲う。
それを耐えることのできなかったサンダースは、瀕死となってしまった。



俺は残り最後のポケモンとなったオーダイルを繰り出す。
だがミュウも残りは一体だ。勝機は十分にある。
ミュウを見てみると、最後に残った一個のボールを見て邪悪な笑みを浮かべている。
その姿からは、恐ろしいほどのオーラが溢れていた。
「ふふふふふ、そんなに早く僕を仕留めたいのかい?」
意味も無く空が黒くなる。黒雲が怪しさを醸し出している。
その光景をバックにし、ミュウはモンスターボールを投げた。

「行けっ! 我が最強の相棒であり下部、ゴッドエンテイ!」
※ただのエンテイです

ゴ…いや、ミュウはゴッドエンテイを繰り出してきた。

「ウインディ、神速だぁ!」
ウインディの神速がカイリューを襲い、戦闘不能にする。

「ヒャハハハハハ、もう、君の敗けだよ…かがみん
 何故ならッ! この我が最強の相棒であり下部、ゴッドエンテイ!は最強の存在になるのさッ
 ゴッドエンテイ! 真の姿を現せッ! 物まねだぁ!!」

ゴッドエンテイは神速を覚えた。
「ヒャハハ! PARでしか成し得ないこの最強の組み合わせ! 神の下部に神の速さ! これで完全無欠だぁっ!」
ミュウは勝利を宣言する。

「オーダイルがどんな水技を使おうと、晴れにしてしまえば大したこと無いねぇ
 次のターン、ゴッドエンテイの神速に切裂かれ、ウインディの晴れフレアドライブに焼き尽くされのだぁ!」
ミュウは周囲を気にせず話を続ける。

「やはり僕は神! 天をも支配した! レッドヘアーッ! お前の敗けだぁ!」

高らかと勝利宣言をするミュウ。その様子を見て俺は笑いを止めることはできなかった、



「ヒャーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ、笑いを堪えるのがこんなに大変だとは思わなかったよ
 天を支配したのがお前だと? アヒャヒャヒャ、笑わせてくれるわ!」
「神の僕を愚弄するのかぁ!? 凡人のくせに…凡人のくせにぃ……馬鹿な」

ミュウは空を見上げて、硬直している。
空が晴天から豪雨へと変化しているのだ。

「何をしたぁああぁああぁあぁああああぁあ!?」

俺は手に持ったリモコンを天に掲げた。

「何だそれはあぁぁああぁあぁぁあぁあああ!?」

ミュウの絶叫がフィールド内に響く。

「これは『自然ビデオ』自然現象を巻き戻したり早送りしたりできる道具だ…
 この道具で天候を『雨』に『巻き戻させて』もらったよ、お前が一ターン目に降らせた雨の状態にな…」
「クソッ! なら…もう一度『お天気ボックス』で…」
その言葉を聞いてさらに噴出す。
「無駄だよ、無駄。お前がいくら天候を変化させようと
 こっちいくらでも早く『巻き戻す』ことが出来る…終わりだ」
ぽつり…ぽつりと雨が降り出す。

「嫌だ…嫌だ…嫌だぁぁああぁぁああぁああああぁああ!!」
「消えうせろ……オーダイル! 波乗りッ」

巨大な津波が発生する。それと同時に雷が響き渡る。
その津波はミュウの忠実な下部たちを容赦なく呑み込んでいった――――


第七回戦 赤髪vsミュウ 勝者、赤髪



「ぐっ、この凡人がぁ!」
ミュウは悔しそうに地団太を踏んでいる。
「俺の勝ちだな、ミュウ」
「僕は認めないぞ! 今回のはお前の運が良かっただけだ! 
 お前が自然ビデオなんていい道具を入手できたから……」
「お前のお天気ボックスのほうが、よほどいい道具に俺は見えるがな」
ミュウが憎悪に満ちた形相で睨みつけてくる。
だがそれは俺にとって、哀れみの対象でしかない。

「まぁいいよ……、またま僕は負けたまでだしね、本来は僕の勝ちだったんだ
 心が広い僕は君の勝利を認めてあげるよ、流石は僕だね、感謝しな」
プチ……抑えろ、おさえろ、オサエロ。
ここでこんな奴に精神面で負けたら恥だ。
「そういうことにしといてやるよ、じゃあな」

俺は自画自賛の言葉を吐き続けるミュウを尻目に、会場を出て行った。

その数分後、道具の交換を忘れて戻ったのは内緒の話。

そしてその頃、こことは別の会場でギンガがドラAAモンをフルボッコにしていたとか、していなかったとか。