ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

その19

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nobita_in_pokemon

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早朝、タマムシゲームコーナー前
スネオ「ちっ!遅いな・・・あれほど遅れるなと言ったのに!」
そう愚痴を零しているとジャイアンが走ってきた
ジャイアン「悪い悪い、朝食を7杯繰ってきたら遅れちまった」
スネオ「どうして時間が無いのに飯が食えるんだ!」
ジャイアン「仕方ないだろ、腹が減っては戦はできぬって奴だ」
スネオ「ったく、まあ良いや・・行くよ」
ジャイアン「ちょっと待て・・・あれを見ろ」
スネオ「ん?」
見るとトボトボ歩いているのび太が居た
ジャイアン「おい!のび太」
のび太「ん?ジャイアン?」
ジャイアン「珍しいな、いつも遅刻ばっかりしてたお前がこんな朝早くから」
のび太「眠れなくてね・・・二人はなにしてんの?」
スネオ「このゲームコーナーにロケット団アジトがあるらしいんだ、今から僕とジャイアンで乗り込むんだ」
のび太「此処にアジトが!?」
ジャイアン「そうだ!お前も来いよ、少しは戦力になるぜ」
スネオ「確かに猫の手くらいにはなるかもね、連れてってやるよ」
少し考えのび太は答えた
のび太「解った・・僕も行くよ!」
ジャイアン「よし決まった行くぜ!」
スネオ「そういえばドラえもんは何処にいるの?一緒じゃないのか?」
のび太「知らないよ・・・あんな奴」
3人は建物の中へと入った



ジャイアン「スネオ、何処にアジトの入り口があるんだ?」
スネオ「多分秘密の入り口があるんだよ、探そう」
ジャイアン「入り口探しから始めるのかよ・・」
ため息をつき奥の方を探し出したジャイアン、すると・・・
ジャイアン「誰か居る!何処だ!」
すると天井よりズバットが飛び出てきてジャイアンを襲った
ジャイアン「く・・不意打ちか・・・誰だ!正体を現せ!」
こんどは天井より人が落ちてきた
下っ端「ガキ、此処に何のようだ」
ジャイアン「お前は?」
下っ端「俺はロケット団下っ端、此処に来た奴は排除するように言われてるんだ」
ジャイアン「やっぱり此処はロケット団アジトだったのか!」
下っ端「そのとおり、解られたからには死んでもらう!ズバット!」
ジャイアン「下っ端ごときにやられるか!ワンリキー!」
ワンリキーはズバットを蹴散らし下っ端も気絶させた
ジャイアン「俺が用があるのは下っ端なんかじゃないぜ・・」



のび太「大丈夫!ジャイアン!」
スネオ「どうしたんだ!」
二人が駆け寄ってきた
ジャイアン「ロケット団の下っ端に襲われたんだ、でもこれでロケット団のアジトがあるのは間違いないぜ」
のび太「でも入り口がまだ見つからないよ」
スネオ「そうだ!その下っ端何か手がかりになるような物持ってない?」
ジャイアン「そうか!探してみよう!」
3人は下っ端の持ち物を調べた
のび太「何も無いね・・・」
ジャイアン「お!財布発見!」
スネオ「それど頃じゃないだろ!もっと良く探すぞ」
ジャイアン「中身は何円入ってんだ?」
遠慮なくジャイアンは財布の中身を調べた
ジャイアン「!」
のび太「100円玉が三枚・・・」
スネオ「ロケット団も大変なんだな・・」
3人は可愛そうになってきたので下っ端の財布に500円玉を入れてやった
スネオ「・・・・」
ジャイアン「いい事するって気持ちいな・・・」
複雑な気分になった3人、そんなことしてる暇はないのだが・・・



スネオ「早く探さないとやばいぞ!またロケット団が来るかもしれない!」
ジャイアン「そんな簡単に見つからないぜ、此処結構広いんだぜ」
そう言ってジャイアンはポスターの貼ってある壁に寄りかかった
ポチッ
ジャイアン「?」
その途端奥の行き止まりの壁に扉が出来た
のび太「あ、あった!」
スネオ「ポスターの裏にスイッチがあったのか!」
ジャイアン「がははは!俺のおかげだぜ!」
浮かれるジャイアン
スネオ「よし!行こう!」
3人は扉を開け中に入った
のび太「此処がアジト?」
スネオ「外より豪華な作りじゃないか」
見るとなかなか豪華な作りの廊下が広がっていた
ジャイアン「人の気配が無いな・・・静かだぜ」
不気味なほど静かな空気だった、まるで3人を中に誘ってるように



ジャイアン「じゃあ暴れようとしようぜ!」
スネオ「目立ってどうする!此処は敵のアジトだぞ、下っ端が沢山居るに決まってる」
のび太「じゃあどうするの?」
スネオ「僕等の目的はシルフスコープ、まずはそれを探す」
ジャイアン「犯人探しはどうする」
スネオ「それは余裕があればさ、敵本拠地でとどまり続けるのはまずいからね」
ジャイアン「ちっ!」
スネオ「いいかい、とりあえず3人で手分けして探そう、見つかったら一旦外にでる、何も見つからなくても1時間後には此処に集まろう」
のび太「解った、じゃあ行こう!」
3人は手分けしてアジトを検索した
スネオ「普通大事な物は奥にあるはず、しかし奥には部下が沢山いるはず、慎重に進まなくては」
その時下っ端が通路を走って来た、スネオは物陰に隠れた
下っ端「侵入者が入ったぞ!」
スネオ「何!誰か見つかったのか!」
スネオは下っ端の後をつけ確認しに行った
ジャイアン「おらおら!俺を操ったヤローは何処だ!?」
下っ端「侵入者だぞ!捕らえろ!」
スネオ「あの馬鹿ゴリラ、あれ程言ったのに!」
下っ端相手に喧嘩を仕掛けるジャイアンを見て非常に腹が立った
スネオ「しょうがない、作戦変更だ!」
スネオはのび太の元へ走った



スネオ「のび太!」
のび太「どうしたのスネオ?見つけたのかい?」
スネオ「手分け作戦は失敗だ、あいつのせいでな!」
のび太「あいつ?」
スネオ「とにかく来い!」
のび太を引っ張りさっきの場所へ連れて来た
のび太「ジャイアン!何やってんのあいつ」
スネオ「あの単細胞!勝手に下っ端と喧嘩してやがる!しかたないから加勢するぞ!」
二人はジャイアンを止めに行った
ジャイアン「ん、お前等何故ここに?」
スネオ「何故此処にじゃないだろ!お前のせいで作戦がパアじゃないか!」
ジャイアン「悪い・・下っ端を見たらつい手が・・・」
スネオ「で、どうすんの?この数?」
見ると見渡す限りの下っ端達が居た
ジャイアン「安心しろ、全員倒す!」
自信満々に言った



ジャイアン「行くぜ!ワンリキー、けたぐり!」
スネオ「イシツブテ!たいあたり」
のび太「行くぞ、ピカチュウ!」
3人は戦闘を始めた
下っ端「こっちも行くぞ、コラッタ!」
ジャイアン「そんなポケモンで勝てるわけねーだろ!」
次々に敵をなぎ倒して行った
スネオ「大した実力はないが・・数が多すぎる!」
敵は蛙の如く湧いてくる
のび太「このままじゃやられちゃうよ!」
下っ端「ははは、子供如きがロケット団アジトに入るなんて100年早いぜ!」
下っ端「それ!皆で攻め潰せ!」
スネオ(く!思わしくない状況だ、しかたない、賭けるか)
スネオ「二人とも聞け!」
のび太「何?」
スネオ「このままでは勝てない、今から僕がこいつ等の気をひくからその隙にボスの元へ行くんだ!」
ジャイアン「そうか!これだけの数が此処に居るってことはボスの護衛は少ない!」
スネオ「解ったら準備をするんだ!」
そう言うとスネオは敵の塊へ突っ込み戦いだした
下っ端「馬鹿かこいつ、突っ込んで来たぞ!」
スネオ「今だ!イシツブテ・・・自爆!」
イシツブテは強力な爆発をし敵を吹っ飛ばした
スネオ「今だ!行け!」
ジャイアン「おう!」
二人は奥を目指した
スネオ「さて・・僕はシルフスコープを探すか」
スネオも走り出した



のび太「ところでボスは何処にいるの?」
ジャイアン「実はさっきの戦闘で下っ端から此処の地図を奪ってやったぜ!」
のび太「本当!?」
ジャイアン「地図によるとこの奥のエレベータで上に行くらしい」
のび太「あれがエレベーターじゃない?」
奥にエレベーターが見えた
ジャイアン「早く中に入るぜ!」
のび太「?扉が開かないよ」
ジャイアン「何だと!?」
のび太「これ見て!鍵が必要なんだよ!」
見ると鍵穴らしきものがあった
ジャイアン「どうすんだ!鍵なんて知らないぜ」
のび太「僕だって知らないよ!」
その時後ろから笑い声が聞こえた
幹部「ふっふっふっ・・・」
ジャイアン「!」
のび太「お前はポケモンタワーの!」
幹部「お前等が探してるのはこれか?」
懐からエレベーターの鍵を出した
ジャイアン「ちょうど良い、鍵を貰うついでにこの前の仕返しをさせてもらうぜ!」
幹部「ふん、身の程しらずが!」



幹部「この前の戦いを忘れたかな?私にあっけなく操り人形にされた男よ」
ジャイアン「前の俺と一緒にするんじゃねー!ギタギタにしてやるぜ!」
幹部「馬鹿の一つ覚えが・・・ゴース!また操ってやれ」
ジャイアン「同じ手に引っ掛かるか!ウツドン、眠り粉!」
幹部「む・・ゴースが眠り状態に」
ジャイアン「馬鹿の一つ覚えはそっちだったな」
幹部「面白い、では本気で行かせてもらおう」
ジャイアン「主力のゴースなしで本気だ!?冗談は止めな」
幹部「主力?悪いがこのゴースは私のポケモンの中では二軍だ」
ジャイアン「何だと?」
幹部「つまり、貴様は私の本来の手持ちではないポケモンに操られていたと言うことだ」
ジャイアン「・・・・」
驚きの表情を隠せなかった
幹部「では行くぞ、イワーク!」
ジャイアン「イワークにしては普通のより大きいな・・・」
幹部「それはそうだ、何故ならこのイワークはロケット団の技術で戦闘力を上げた改造イワーク」
ジャイアン「のび太、手を出すなよ!こいつは俺一人で倒す」



ジャイアン「改造までして勝ちたいのか、貴様にはトレーナーとしてのプライドはないのか?」
幹部「勝つために手段は選ばん・・・ましてや私はロケット団の一味、トレーナーなどのようなルールに縛られた雑魚とは違う」
ジャイアン「卑怯者め!ウツドン、はっぱカッター!」
はっぱカッターは全て決まったがイワークはダメージを受けた素振りもしない
幹部「その程度のレベルではイワークに勝てん・・・イワーク、岩雪崩」
ジャイアン「ぐわー!」
ウツドンとジャイアンは岩に飲まれた
幹部「死んだか・・うん?」
次の瞬間積もった岩が幹部目掛けて飛んできた」
幹部「防げ、イワーク!」
イワークは幹部の盾になり防いだ
ジャイアン「残念だったな、あれくらいじゃやられないぜ」
幹部「ほう・・ワンリキーの格闘の力で防いだか・・」
ジャイアン(強がってはみたがあのイワーク、強すぎる!まともに遣り合っても勝てないか・・・)
幹部「行くぞ、捨て身タックル!」
ジャイアン「わ!」
間一髪避けた
ジャイアン(勝てなくてあしらって逃げるくらいなら・・)
幹部「もう抵抗はやめたか?初めの威勢のよさはどうした?」
ジャイアン「ちくしょう・・・」



現在の状況
のび太   ギャラドス(レベル25)、ピカチュウ(レベル24) 、マンキー(レベル21)、スリープ(レベル18)
ドラえもん ラッタ(レベル25)、オニドリル(レベル23)  サンドパン(レベル22)
ジャイアン リザード(レベル30)、ウツドン(レベル25)、ワンリキー(レベル19)
スネオ   カメール(レベル28)、イシツブテ(レベル23)
しずか   フシギバナ(レベル34)、プリン(レベル27)、ピッピ(レベル26)
出来杉   イーブイ(レベル30)、バタフリー(レベル27)、フーディン(レベル24)
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