これは数年前の話である
僕の周りではポケットモンスタールビー・サファイアが流行っていた
当然僕もこれを買いプレイしていた
僕の周りではポケットモンスタールビー・サファイアが流行っていた
当然僕もこれを買いプレイしていた
発売してから約数ヶ月経ち僕の友達もどんどんとレベル100が増えていった
そして一人の友達に勝負を挑まれた
当然僕は勝負を受けてGBAに紫色のケーブルを挿しこんでポケモンセンターの二回に行った
そして一人の友達に勝負を挑まれた
当然僕は勝負を受けてGBAに紫色のケーブルを挿しこんでポケモンセンターの二回に行った
そして勝負、僕はバシャーモを先鋒に出した
相手のポケモンは………ミュウツーである
………?なぜミュウツーが出てくるんだ?
まだこの時点ではファイアレッド、リーフグリーンは存在しないのでミュウツーが出てくることはありえないのだ
相手のポケモンは………ミュウツーである
………?なぜミュウツーが出てくるんだ?
まだこの時点ではファイアレッド、リーフグリーンは存在しないのでミュウツーが出てくることはありえないのだ
バシャーモは倒され、次にグラードンを出した
そして必殺の地震を使った
しかし相手のHPはほとんど削れなかった
そして僕のグラードンは倒されてしまった
そして必殺の地震を使った
しかし相手のHPはほとんど削れなかった
そして僕のグラードンは倒されてしまった
その後もカイオーガ、レックウザ、ラグラージ、ラティオスも全て一撃で倒された
ここまで読めば察しはつくと思うが相手はPAR…いわゆる改造をしていたのであった
その友達は周りの一部の人間に改造行為をしていたがなぜか僕にはしてくれなかったのである
小学生の僕はその友達にやってくれとせがんだが断られた
その友達は周りの一部の人間に改造行為をしていたがなぜか僕にはしてくれなかったのである
小学生の僕はその友達にやってくれとせがんだが断られた
自分が一生懸命に育てたポケモンがこんなにも脆くあっさりと倒されてしまったことに絶望を得た
努力はこんなにもあっさりと覆されてしまうのか……僕は泣いた
努力はこんなにもあっさりと覆されてしまうのか……僕は泣いた
それから2年経ちファイアレッド、リーフグリーンが発売された
これの発売によってポケモンの種類にバリエーションが増え、ポケモンバトルが再び盛り上がった
しかしまたあいつが僕の邪魔をした……能力MAX等の行為は行わなくなったものの
ホウオウがエアロブラストを使ってきたり、ミュウツーがクロスチョップを使ってきたりした
勝つと皆に威張り散らされたりし屈辱的であった
家でポケモンの育成に励んでいたときにある黒い考えを思いついた
これの発売によってポケモンの種類にバリエーションが増え、ポケモンバトルが再び盛り上がった
しかしまたあいつが僕の邪魔をした……能力MAX等の行為は行わなくなったものの
ホウオウがエアロブラストを使ってきたり、ミュウツーがクロスチョップを使ってきたりした
勝つと皆に威張り散らされたりし屈辱的であった
家でポケモンの育成に励んでいたときにある黒い考えを思いついた
――――PARの購入である
そして僕はついに踏み込んではいけないところに立ち入った
そして僕はついに踏み込んではいけないところに立ち入った
初めて使う機械に戸惑いを得たものの数時間後には使いこなせるようになり
僕の手持ちには新た色違いのデオキシス、ホウオウ、ルギアなどが増えていた
そして技も通常ではありえない構成になっていた
僕の手持ちには新た色違いのデオキシス、ホウオウ、ルギアなどが増えていた
そして技も通常ではありえない構成になっていた
僕は心の底から笑った
憎悪を抱き続けていたあいつも簡単に潰せた
初代の赤緑からほとんどのゲームをプレイしていた僕にとってはあいつの考えなどはだいたいは分かる
しかも技構成も弱点を補うだけでは無く、積み技などの大切さも理解していた僕は
強力な積み技や補助技を使うことによってあいつより一枚も二枚も上手の戦法が使えたのであった
初代の赤緑からほとんどのゲームをプレイしていた僕にとってはあいつの考えなどはだいたいは分かる
しかも技構成も弱点を補うだけでは無く、積み技などの大切さも理解していた僕は
強力な積み技や補助技を使うことによってあいつより一枚も二枚も上手の戦法が使えたのであった
PAR+経験を会得していた僕は周りでは敵無しとなった
今まで威張り散らしていたあいつも威張れなくなり、僕は「ざまぁみろ」と心の中で思った
その後も僕のボックスの中にはどんどんと色違いでレベル100なうえにありえない技を覚えたポケモンが増え続けた
グラードン、カイオーガを主軸とした晴れパ、雨パなども完成しており
僕の強さには磨きが掛かっていた
今まで威張り散らしていたあいつも威張れなくなり、僕は「ざまぁみろ」と心の中で思った
その後も僕のボックスの中にはどんどんと色違いでレベル100なうえにありえない技を覚えたポケモンが増え続けた
グラードン、カイオーガを主軸とした晴れパ、雨パなども完成しており
僕の強さには磨きが掛かっていた
しかしこの時点で僕は取り返しのつかないことをしてしまったのであった
FRLGの発売からさらに数年経ち僕らは中学生となっていた
その頃には既にポケモンのブームは去ってしまっていた
その頃には既にポケモンのブームは去ってしまっていた
しかし僕はポケモンのプレイを続行していた
ただプレイしていたのは金版であった
強すぎる自分に嫌気がさした僕は昔遊んだ金版を初期化しプレイした
改造は行わず己の実力のみでプレイしていた
ただプレイしていたのは金版であった
強すぎる自分に嫌気がさした僕は昔遊んだ金版を初期化しプレイした
改造は行わず己の実力のみでプレイしていた
そんなときであった
氷の抜け道という場所で一体のポケモンに出会った
氷の抜け道という場所で一体のポケモンに出会った
"色違いのウリムーに"
RSでは二回純粋に色違いに出会ったものの金銀では初めて出合った
しかもこのウリムーというポケモンは特別に好きなポケモンであった
猪が好きな自分にとってはイノムーの進化前…ウリムーの色違いは本来は特別な存在だ
"本来は……"
しかもこのウリムーというポケモンは特別に好きなポケモンであった
猪が好きな自分にとってはイノムーの進化前…ウリムーの色違いは本来は特別な存在だ
"本来は……"
長年改造という行為を行っていたおかげで多数の色違いを製造していた
そのせいだろうか?僕は色違いが出てもさほど嬉しくはなかった
そのせいだろうか?僕は色違いが出てもさほど嬉しくはなかった
なぜだろう……?一番好きなポケモンの色違いが出てきてくれたのに……
僕の両目から涙が溢れてきた
僕の両目から涙が溢れてきた
それ以降僕は自然と改造という行為をしなくなった