ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

その16

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nobita_in_pokemon

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イワヤマトンネル内部
のび太「暗すぎるよ~」
ドラえもん「山男さん、何とかして!」
山男「待って、今ランプを出すから」
そう言うと自分の周りを照らすぐらいのランプを出した
山男「じゃあ行こうか」
ドラえもん「山男さんフラッシュは?」
山男「僕は毎日此処を行き来してる、フラッシュなしでも道は解るのさ」
のび太「凄いですね」(顔はキモイけど)
山男「さ、着いて来て」
三人は出発した



イワヤマトンネル内部奥地
スネオ「カメール!水鉄砲だ!」
必死に修行をするスネオの姿があった
スネオは自分の実力のなさを嫌というほど見せられ修行を決心したのだった
スネオ「このままじゃ、駄目だ!チャンピオンになるにはまだ全然・・」
はっきり言って気付くの遅すぎである
しかも決心して30分、すでに彼は飽き飽きモードである
スネオ「はぁー・・やっぱりレベル上げは面倒だな・・・」
この男に決心と言う言葉は通じないらしい
スネオ「簡単にレベルが上がる方法・・ないかな」
無駄な考えを起こしつつも修行を続けた



その頃ジャイアンは
ジャイアン「痛え!また壁か!」
彼もフラッシュの技を持たないまま洞窟に挑んでいた
しかし容易には行かなかった、何度も壁にぶつかり傷を作っていた
しかも、
ジャイアン「うわ!こんどは野生のポケモンか!」
野生のポケモンも邪魔をしジャイアンは前にまったく進めなかった
ジャイアン(ちゃんと秘伝マシンを取っておくんだった・・)
今更後悔しても仕方なかった、そして再び壁に顔面を叩きつけ彼は発狂した
ジャイアン「もういやだーーーーーーーーー!」
泣きながら叫んだ、その時頭にある方法を思いついた
ジャイアン「よし・・これで行こう、リザード!」
何を思ったか、彼はとんでもない行動にでた
ジャイアン「天井だ!天井に火を放て!」
リザードは言うとおり火を放ち天井は瞬く間に燃え出した
ジャイアン「ははは!これで明るくなる、我ながら良い作戦だ!」
こんなことをしてただで済むはずがなかった、天井の岩が剥がれ落ちて来たのだ
ズシャーン!
ジャイアン「あ、アブねー!もう少しで当たるところだった・・・」
さらに燃え落ちてくる岩は洞窟全体に火を広げていった
ジャイアン「助けてかーちゃん!」
泣きながら彼は逃げ出した、火は更に広がった



炎は容赦なく洞窟を襲った
短時間でかなりの範囲を燃やしていた
ジャイアン「もう少しで出口のはず!」
炎のおかげで明るくはなったが今度は洞窟内部を全力で走る羽目になった
ジャイアン「やった!出口だ!」
遂に出口まで着いたがジャイアンに不運が起きた
ガラガラガラ!
出口が崩れ塞がってしまったのだ
ジャイアン「糞!こんなもの!ふんぬー!」
ジャイアンの馬鹿力でも岩は動かない
ジャイアン「此処までか・・・」
手持ちに力強いポケモンは居ない、諦めかけたそのとき
ジャイアン「あれは・・・?」
見ると炎より逃げるワンリキーがいた
ジャイアン「そうだ!あいつを使えば・・」
ワンリキーの力で岩を退かそうと考えた
ジャイアン「モンスターボール!」
簡単に捕まえることが出来た
ジャイアン「ワンリキー、この岩を退かしてくれ!」
ワンリキーは岩を軽く退かし道を作った
ジャイアン「よし、助かった!」
洞窟を抜け出すことが出来たが炎は更に広がっていた



スネオ「な、何だ!?何故洞窟が火事に?」
炎はスネオの居た奥地まで広がっていた
スネオ「とにかく炎をどうにかしなきゃ・・・よしカメール、水鉄砲!」
カメールを使い炎を消火しようと考えた
スネオ「く、きりが無い!消火が間に合わない!」
さらに先程の修行でカメールは体力を使い、疲れきっていた
スネオ「がんばってくれ!カメール!」
しかしカメールはがっくりと倒れた、疲労の限界がきたのだ
スネオ「も、戻れ、カメール・・」
遂にスネオは諦めてしまった、炎はますます強くなる
スネオ「く・・そ、もう・・駄目だ」
炎に取り巻かれスネオはバタリと倒れた
彼の今までの記憶が走馬灯のように脳裏をよぎった
ママと一緒に入ったお風呂、
ママと一緒に寝た夜、
ママと過ごした毎日、
あれ?変だな、ママとの記憶しか思い出せない・・まあ、良いや・・
スネオは炎の中で動かなくなった



のび太「ねえ、何か焦げ臭くない?」
ドラえもん「山男さんの臭いじゃない?」
のび太「違うよ!それに何か前方が明るくない?」
山男「確かに何か変だ・・・でも通路は此処しかない、進むしかないよ」
幸いまだのび太達の通路には炎は広がっていなかった、しかしすぐ彼らも苦しみを味わう事になる
次の道路に入った瞬間
ドラえもん「こ、これは!?」
のび太「火事!?」
彼らも炎の取り巻く通路に入ってしまった
山男「戻るんだ!早く!」
しかし天井より降って来た岩に道を塞がれてしまった
ドラえもん「閉じ込められた・・」
のび太「助けてよ~山男さん!」
のび太は山男に泣きすがり頼った
山男「こうなったら奥の手!ディグダ!」
のび太「山男さんが二人!?」
ドラえもん「兄弟か!?」
山男「違う!僕のポケモンだ!こいつの穴をほるで洞窟を脱出する!」
のび太「待って、あそこに誰か居る」



のび太「あれは・・スネオだ!」
見ると炎に囲まれ倒れているスネオが居た
山男「僕の庭で死人は出さん!」
勇敢にも炎に飛び込みスネオを助けた
山男「さあ皆、ディグダに捕まって!脱出するよ」
ディグダの穴をほるで4人は地中を移動し外を目指した
のび太「まだ着かないの~!?」
山男「もう少しだ!」
ボコ!
4人は外にでることが出来た
ドラえもん「やったー!助かった!」
のび太「生きてる!生きてる!」
皆涙を流して喜んだ
ドラえもん「ありがとう!気持ち悪い顔でも凄いね!」
のび太「キモくても凄いよあなた!」
山男「一々、キモイ、キモイ言うな!」
ドラえもん「じゃあ僕等行きますね、さようなら!」
山男「ああ、じゃあな!」
二人が見えなくなるまで見送った
山男「ふう~、今までで一番疲れた・・・あー!忘れてた、金・・・」
山男はがっくりうなだれた
のび太「うまく逃げられたね!」
ドラえもん「さ、早く行こう」
二人はシオンを目指した



ジャイアンは放火をしたあと、必死に走り回っていた
何故なら消防車、警察などが次々に駆けつけていたからだ
マサキの家での二の舞は演じまい!
そう思い彼が走り続けついた場所は・・・
ポケモンタワー
ジャイアン「何なんだこの君の悪い場所は・・・」
逃げ込んだ場所はよりによってこんなところ、放火の報いだろうか
ジャイアン「でも、此処なら警察も来ないだろ」
少し安心したその時目の前に恐怖する出来事が起こった
ジャイアン「あ・・・あ・・」
ユーレイ「立ち去れ・・此処から立ち去れ!」
ジャイアン「ウギャーーーー!」
ポケモンタワーに悲鳴が鳴り響いた



現在の状況
のび太   ギャラドス(レベル25)、ピカチュウ(レベル22) 、マンキー(レベル20)、スリープ(レベル18)
ドラえもん ラッタ(レベル25)、オニドリル(レベル23)  サンド(レベル20)
ジャイアン リザード(レベル29)、ウツドン(レベル25)、ワンリキー(レベル18)
スネオ   カメール(レベル27)、イシツブテ(レベル22)
しずか   フシギバナ(レベル32)、プリン(レベル27)、ピッピ(レベル26)
出来杉   イーブイ(レベル29)、バタフリー(レベル27)、フーディン(レベル24)
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