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─トパーズシティ前─
数えられない人が地上に居る。
そして本題のトパーズシティと言えばだ。
のび太「浮…浮いてる…ッ!?」
超による浮遊能力。それを利用したのだろう。
トパーズシティ全体が浮いている。
それだけならまだ対処方法あるんじゃないか?
のび太の様に空を飛ぶで上空から進入すればいいんじゃないか?
そう思ったのだが、周りに空を飛ぶをしている人間は数人程度。
何か…何か仕掛けがあるんだ。
のび太「…考えてもしょうがない!空を飛ぶで突っ込むぞ、ピジョット!」
それを止める声が後ろから聞こえてきた。
???「待った、のび太君!」
聞き覚えのある声…もしやと思い命令を中断し、後ろを振り向いた。
のび太「出木杉!ジャイアン!」
そう、そこにはオオスバメに乗った出木杉
リザードンに乗ったジャイアンの二人が居た。
その時、一人居ない事に気がつく。
本来ならば、クロバットに乗っているはずの彼が…
のび太「あれ?スネ夫は?」
それに黙り込む二人。その後、後ろからやってきた彼が居た。
???「やぁ、遅くなってゴメン。」
そう。紛れも無いクロバットに乗った『スネ夫』だ。
しかし、読者の方なら分かるだろう。『本来ココに居る事は不可能』な事に。
ジャイアン「おい、スネ夫!今まで連絡もせずに何処に行ってたんだよ!」
大声で怒鳴りつけるジャイアン。
それをなだめる様にスネ夫が話す。
スネ夫「ま、まぁまぁ。ほら。これお土産。」
そう言うと、ポケッチを一つづつ、三人に渡した。
出木杉「帰ってきてくれてよかった、とりあえず、中に入る方法を考えよう。」
と、三人が考え込む中、のび太が質問する。
のび太「ね、ねぇ?何で中に入れないんだい?」
そう。のび太は突っ込んでいないから理由が分からないのだ。
それを大雑把に出木杉が説明する。
出木杉「光の壁とリフレクターの防御壁。加えて電磁浮遊の力により近づくと危険なんだ。」
防御壁により上空からの進入は不可能。
電磁浮遊により近づくと電気は飛行タイプに効果は抜群。危険なのだ。



そんな時、のび太に一つの提案が思いついた。
のび太「そうだ、剣の舞と高速移動で攻撃と素早さを上げて一瞬で破って中に入るのは…」
それを軽く出木杉が却下する。
出木杉「皆が高速移動と剣の舞なんて覚えさせていないと思うけどな…?」
その言葉に続けて、のび太の意見が取り消されるジャイアンの一言。
ジャイアン「俺のリザードンには積み技なんて無いぜ!どうするんだ?」
そう。バトルマニアのフルアタ構成のジャイアンには積み技なんて覚えさせない。
これじゃ可能性は少なすぎる…と、その時。スネ夫の提案が突破口を開いた。
スネ夫「とりあえず麻痺直しは数十個は持っている。プラスパワーとスピーダー。これを使えばいいんじゃない?」
そう。道具と言う手があった。失敗しても回復すれば再度可能。能力アップだって可能だ。
出木杉「うん。それなら行けるよ!」
出木杉が賛成する。
ジャイアン「道具か…気がつかなかったぜ。行けるぜ!」
ジャイアンも賛成する。
のび太も当然賛成した。
それを聞くと、麻痺治し、プラスパワー、スピーダーを6個全員に配る。
全員それを使用。攻撃と素早さが6段階上がった状態だ。
これなら行ける…絶対に!
そこから出木杉の全体的な流れを説明する。
出木杉「まず、空を飛ぶで皆同時にトパーズシティへ入る。タイミングが重要だよ。」
それに皆頷く。
出木杉「次に入ったらすぐにバラけるんだ。モタモタしていると敵が集まってくるからね。」
その通り。破られた事に気がついたら、敵が誰かは知らないが集まってくるだろう…
次の説明が始まる。
出木杉「次に敵の本拠地を探すんだ。見つけ次第通信で連絡を入れてくれ。」
それに二人は頷くが、一人質問する。
スネ夫「僕の通信機能、今壊れていて通信できないんだけど…」
そう。スネ夫は通信できない。
それに出木杉は軽く答える。
出木杉「ポケッチにはポケモン図鑑とのリンク機能がある。これを使えばいいよ。」
何時の間に調べたのだろうか?と言う事は気にしない事にした。
出木杉「よし、皆準備はいいかい…?」
全員が頷く。
出木杉「せぇ~のッ!」
その掛け声と同時に4人の声が響き渡る。
4人「空を飛ぶだ!」



華麗な4匹の鳥が猛スピードでトパーズシティへと突っ込んでいく。
そのままトパーズシティに張られている防御壁へぶつかる。
数秒そこで停止する。くっ…失敗か…!?
その時、周りの壁が一瞬破れる。そう。成功だ。
そのままの勢いでトパーズシティの中心辺りまで来た後、一旦止まり、地上に降りる。
その後は急いで建物の影へ走った。
出木杉の予想通りだ。
数秒で数百名の敵が現れた。多分下っ端だろう。
しかし本拠地は何処だろう…と考えていたその時!
背後からのび太は口を封じられる!
その瞬間、死を覚悟して暴れた。どうせ殺されるなら抵抗して…
???「シーッ!静かにして!」
小さな声で注意する。この声は確か…ミナンだ!
のび太「お、驚かせないでよ…」
と、後ろを振り向いた。一番最初に目が行ったのは、左手に巻かれている包帯だ。
つい最近怪我したのだろうか?手で押さえている。黒フードで隠れてしまっているがよく分かる。
そのままミナンは裏路地の奥へ行き、話し始める。どうやらかなり焦っているようだった。
ミナン「時間が無いの。よく聞いて。もしまた私から預けた宝石を返して欲しいと言われても、絶対に渡しちゃ駄目。」
ミナンの預けた4つの宝石。これを返して欲しいと言われても返すなと言う事だろう。
あまり理解出来なかったが、とりあえず意味は分かった。しかし、疑問が浮かぶ。
のび太「何でさ?元々君の物でしょ?」
焦っているミナン。しかし急いで答える。
ミナン「どうしても!絶対だからね!」
そう言いながら今まで着けていたリストバンドを渡す。
ミナン「お守り。絶対役に立つ時が来るわ。」
そこまで言った後、後ろを向く。
と同時に左手を押さえていた手が緩んでいく。
それに加えて、振り向いて、さっきと正反対の事を話される。
ミナン「あぁ、やっぱ前言撤回。宝石返してくれるよね?」
おかしい…明らかにおかしい。



そう思ったのび太は反論する。
のび太「さ、さっき『絶対に渡すな』って言ったじゃないか!」
それに笑いながらミナンが答える。
ミナン「アハハハッ!だから前言撤回って言ったよね?のび太さん?」
そこで疑問が浮かぶ。
左手の包帯。さっきは手で押さえていたが今は押さえていない。
血がかなり染みているのにだ。
次にのび太の呼び方。ミナンは大体呼び捨て。その上滅多に名前を呼ばない。
おかしい。絶対おかしい。"さっきのミナンとは全く違う。"
のび太「お前は一体誰だ!?」
それにミナンが質問する。
ミナン「何言っているのかな…?私は正真正銘のミナンだよ?」
それに今までの疑問点をぶつける。
のび太「ついさっきまで左手を手で押さえていた。しかし今は押さえていない。包帯がそんなに染みているのに、だ!」
それに気がつき、左手を見る。
のび太「それにミナンは僕の事は『さん』付けなんてしなかった!一体どう言う事だ!?」
その事にミナンは引く。
のび太「どう考えても、"さっきのミナン"とは別人じゃないか!」
その言葉を聞き、その場が沈黙する。
そして十数秒後、いきなりミナンが笑い出した。
ミナン「アハハハハッ!その通りよ。私はミナンじゃない。」
のび太はそのまま黙っている。
ミナン「知られちゃ、タダじゃ返さないよッ!」
そう言うとエテボースを繰り出し、速攻で猫騙しをのび太は食らってしまう。
のび太「くっ…まさか!」
横方向に回避するが、遅かった。左肩を強打する。
その後のミナンの姿は、さっきとは全然違う。
黒フードを被り、鉄パイプを持ったその姿は、まるで…死神だ。
のび太「くそぅ…行くよ!ハクリュウ!」



のび太の手持ち
【ピカチュウ46Lv】
【オオタチ45Lv】
【ロズレイド44Lv】
【ピジョット44Lv】
【ハクリュウ39Lv】
ガーネット、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンド所持

出木杉の手持ち
【オオスバメ】
【他不明】

ジャイアンの手持ち
【リザードン】
【他不明】

スネ夫(?)の手持ち
【クロバット】
【他不明】



死神と化したミナンを相手に、のび太は苦戦していた。
ポケモン同士の戦いならまだしも、自分をも狙ってくる。
武器や対抗策の無いのび太は、圧倒的に不利だった。
ミナン「居合い切り!続けて燕返し!」
居合い切りがのび太を襲う。
間一髪避けるのび太。そしてハクリュウに燕返しは命中する。
しかしテクニシャンにより威力は二倍でも、ハクリュウは元々耐久力がある。
一発程度ならなんとも無い。わざと受けて反撃をする。
のび太「冷凍ビーム!」
口から冷気が発射される。
攻撃時のスキを狙われたため直撃する。しかしそれをなんとか耐える。
そう。気合のタスキだ。
ミナン「燕返し!」
のび太の腹部に燕返しが直撃する。
のび太は腹を押さえて倒れこむ。しかしこのチャンスを逃すわけには行かない…!
のび太「れ…冷凍ビームだ…!」
冷凍ビームがまたしても直撃するが、それを突っ切り、燕返しを当てる。
そして両方戦闘不能になる。
しかし、勝負はもう着いていた。
ミナン「Game Overね。」
そう。腹部を押さえて倒れこんでいるのび太はスキだらけ。
気がついたときには、頭上に鉄パイプを持った死神…ミナンが振りかざしていた。
グシャと言う音と共に、のび太は気絶する。
しかし、当たった場所は頭でも首でもなく、背中だった。
背中は大怪我となっても致命傷になる事は少ない。心臓を狙う以外だが。
ミナン「…くっ…!本能が殺せないのか…まぁいいわ。目標は達成した。」
そう言うと、のび太のリュックを漁り、宝石を三つ取り出した。
ガーネット、アメジスト、ダイヤモンドの三つだ。
ミナン「これで全部ね。任務完了。」
そう言うと、ミナンはチルタリスに乗り、何処かへ飛んでいった。



一方のび太達が気絶している間に、他の場所でも事件は起こった。

─ジュエリデパート裏─
出木杉「…とりあえずアイテムの確保だ。気をつけなきゃな…」
ジュエリデパートの奪還。
及び回復アイテムの奪取。
これらを目的にジュエリデパートへ進入する事に決めた出木杉。
その時後ろから物音がした。
それと同時に出木杉は手持ちからリーフィアとオオスバメを繰り出し、戦闘隊形に入る。
その物音の主は、スネ夫だった。
スネ夫「やぁ、出木杉。」
声を掛けてきたので、返事をする。
出木杉「やぁ、"姿だけの『スネ夫』君"。」
そう言うとリーフィアは葉っぱカッター、オオスバメは電光石火を繰り出す。
それをギリギリの所で回避するスネ夫。
スネ夫「仲間なのにいきなり何で攻撃するんだ!しかも姿だけってどう言う事だよ!?」
それを聞くと、出木杉の説明が始まる。
出木杉「簡単な話さ。『スネ夫』君はもうこの世界には居ない。ポケモン図鑑がそれを証明している。」
そう言いながら、出木杉はポケモン図鑑の全員の通信状態のページを見せる。
そこにははっきりと『骨川スネ夫 リタイア』と記されている。
『野比のび太』『剛田武』の通信状況は快適、『源静香』『ドラえもん』の通信状況は通信不可と表示されている。
出木杉「通信不可と書かれているだけならまだ分からないが、スネ夫君のははっきりと『リタイア』と記されているんだ。」
そのまま出木杉は話を続ける。
出木杉「恐らく、この中に居ない誰かが『スネ夫』君の偽データを作った。そうだろう?」
スネ夫は舌打ちをしながら、答える。
スネ夫「何もかもお見通しか…!なら、ここでリタイアになってもらうよ、出木杉!」
そう言うと、即ハピナスとクロバットを繰り出してきた。



出木杉「リーフィアは日本晴れ、オオスバメはハピナスに空を飛ぶだ!」
リーフィアの日本晴れでここら辺が明るくなる。
と同時にオオスバメが上空に高く飛び上がる。
スネ夫「何をしようが無駄さ、毒毒だ!」
クロバットとハピナスが毒毒をリーフィアに当てる。
しかしリーフィアはなんとも無い。
スネ夫「猛毒が効かない…!?まさか!」
その答えを出木杉が答える
出木杉「その通り。リーフガードさ。ソーラービーム!」
リーフィアのソーラービームがハピナスに当たる。
ハピナスはHPと特防が高いので大したダメージにはならないハズ…
しかしそこから奇襲が襲った。
なんと当たった瞬間ハピナスが瀕死まで一気に減らされたのだ。
スネ夫「チッ…ソーラービームで空を飛ぶを隠したつもりか!?」
そう言いながらハピナスを戻し、ツボツボを繰り出す。
それと同時にクロバットも戻し、ピクシーを繰り出す。
出木杉「まさか!?オオスバメ、リーフィアを乗せて空を飛ぶ…」
それより早くスネ夫の命令の方が早く行われた。
スネ夫「ピクシー、指を振る!ツボツボはパワートリックだ!」
ピクシーが指を振って現れた技は『岩雪崩』。
当たったと同時に墜落。そのまま怯んで動けなくなってしまう。
そのスキにツボツボはパワートリックを行う。
スネ夫「ストーンエッジ!」
ツボツボの強力な攻撃により、オオスバメ、リーフィア共に戦闘不能となってしまう。
出木杉「くっ…戻れ。オオスバメ、リーフィア。」
出木杉は仕方なく二体を戻す。
出木杉「中々やるみたいだね…本気を出させてもらう。」
そう言うと、二つのボールを投げた。



のび太の手持ち
【ピカチュウ46Lv】
【オオタチ45Lv】
【ロズレイド44Lv】
【ピジョット44Lv】
【ハクリュウ39Lv】

出木杉の手持ち
【リーフィア】
【オオスバメ】
【他不明】

ジャイアンの手持ち
【リザードン】
【他不明】



─その頃、ジャイアンは…─

─トパーズジム裏─
ジャイアン「ふぅ…何処探したって本拠地見つからねぇぞ…」
のび太達と同じ様に建物の裏路地を通り、探し回ったのだが、ジャイアンは性に合わない。
すぐ疲れてサイコソーダで一息ついていた所だった。
と、その時。ジムの中から声が聞こえてきていた。
一人はジムリーダーのヒカル、他に4名程だ。
???「ジムは今日中止してきたよ。これでこれ以上空を飛ぶを使う人増えないね」
…今の声、内容からして、もう一人は『トゥナ』。
また続けて内容を聞く。
???「全く。首領も突然すぎますよ。それに大掛かり過ぎです。」
この声は聞いた事が無い…仕方ないので他の人を確認する。
ヒカル「ダッシュの掟第3条『奪い取る時は派手に』だろ?この前の爆発事件みたいにさ。」
この声はヒカルだ。
ダッシュと言うのは敵の組織名か…?
それに爆発事故とは…あー思い出せねぇ!
???「いくら何でも規模が大きすぎますよぉ…テレポートさせる身にもなってくださいよぉ…」
この声も聞いた事が無い…一体誰だ…?
いや、今までの会話からして『ジムリーダーの誰か』か…?
???「…もういいだろう?…侵入者を殺してくる…」
…一体誰だ?侵入者と言うのは俺達の事だろうが。
俺達は命を狙われている…慎重に行動して正解だな…
トゥナ「とりあえずさー子ネズミ君捕まえてくるよー」
その後、一瞬の沈黙。何だろうか…?嫌な予感が…
トゥナ「子ネズミ君…それで隠れたつもりならバレバレだよー?」
気がついた時には、後ろにトゥナ、ヒカル、他3人に囲まれていた…
他3人の特徴は、一人は赤髪、無口。そしてこの中で一番強いだろう…
もう一人は緑のコートを着た出木杉のような天才派。さっきの赤髪の奴くらい強いだろう…
最後の一人は紫のフードを被った不思議少女だ。さっきの二人程では無いが、強い。絶対。
オーラだけでこの5人の強さが分かる。
今は素直に降参するしか無い…そう思ったジャイアンはこの5人に捕まえられる事となる。



─トパーズジム─
※以後『赤髪で無口な奴は"赤"、緑のコートの天才派は"緑"、紫フードの不思議少女は"紫"と省略
その後、ジャイアンはトパーズジムで縄に縛られてしまう。
手足が封じられてしまったので通信は不可能…助けは期待できない。
トゥナ「でさー、後の子ネズミはどうやって捕まえるー?」
子ネズミ…出木杉、のび太、スネ夫の事だろう。
あそこで逃げられる確立は1%以下。
今は逃げられた時のため、話をよく覚えている事しか出来ないジャイアンだ。
赤「…現時点での捕獲は不可能。」
その一声に他3人(紫除く)が驚く。
何故だろう…この状況なら簡単に全員捕まえられるはずだ。
ヒカル「ちょっと待て、あのメガネザルは捕まえられるだろ?」
メガネザル…のび太の事だろう。
確かにのび太は簡単に捕獲可能だろう。鈍感、能天気…間違いなく捕獲されるだろう。
紫「眼鏡君は、まず絶対不可能なのですぅ…皆一気に襲っても死ぬ事は今は無いのですぅ…」
それにまた他3人(赤除く)が驚く。
どう考えても皆一気に襲えばのび太は倒される方に向かうだろう。
トゥナ「えっ、えっ…?あの、これと言ってズバ抜けた点が無いあの人が?」
そう。幼女から見てもズバ抜けた個性の無い奴だ。驚くのも無理ない。
ヒカル「だが事実だ。襲ったとして、こちらの手の内を見せるだけなったら痛い…」
あの、紫フードの不思議少女の名前は『ノート』と言うらしい。
どうやら、ノートは超能力者か何かなのだろう。
そうじゃなければ、信用できない。襲ってみたほうが確実だろう。
赤「…天才少年も無理だろう。奴は強い。奇襲程度じゃ返り討ちだ。」
天才少年とは出木杉の事だろう。確かに出木杉は強い。
奇襲程度じゃジムリーダーだとしても返り討ちだろう…
緑「確かに。完全に潰すならば全員最高のコンディションで行きたい所だな。」
それに皆頷く。出木杉は確かに強い。
しかし最高のコンディションで全員一気に襲ったら、出木杉でも無理だろう。
緑「さて…次にコイツだが?どうする?」



そう言い、ジャイアンを指差す。
そう。見られたジャイアンにはこのまま逃がすわけには行かない…
逃がした所でこちらが損な事に間違いないだろう。
ノート「殺すのが一番いいのですぅ。」
ノートの意見…それはジャイアンの少しの希望を打ち砕く物だった。
少しでも逃げられる希望…ポケモン出せない時点で無に等しかったが。
それを消し去る物だった。
ヒカル「そうだな。安心しろ。苦痛を感じさせずに殺してやるから。」
今の恐怖で十分苦痛だと思ったジャイアン。
しかし、それを止める声がした。
赤「…待て。俺にいい考えがある。」
その一言はジャイアンの希望の光となった。
助かった…?助かったのか…?俺?
そう思っていたジャイアンだったが、無理難題を押し付けられる事となる。
赤はジャイアンを話せるようにし、交渉を仕掛けてきた。
赤「…どうだ?俺達のスパイにならないか?そうすれば命だけは助けてやる。」
そう。この中の奴らでは近づくのには厳しすぎる。
そこでジャイアンを利用するという手段だろう。
ジャイアン「だ、誰がそんな事をするか!?」
それにノートがにっこり笑って話しかける。
ノート「命が惜しくないのですかぁ~?簡単なことなのですぅ~」
それにジャイアンは睨み付けながら答える。
ジャイアン「ヘッ!俺の命の為に仲間の命を犠牲にする位だったら死んだ方がマシさ!」
それを聞くと、赤がノートに命令する。
それに喜んで、ドータクンを出す…
ジャイアン「まさか…やめろぉおおお!!!!」
叫ぶジャイアンの口をトゥナに閉じさせた後、ノートの命令が行われる。
ノート「ドータクン、催眠術なのですぅ」
それを聞くと、催眠術がジャイアンへ向けて放たれる。
数秒後、ジャイアンは倒れる。
それを確認すると、縄を解く。
そしてノートがジャイアンに命令をする。
ノート「命令なのですぅ。『野比のび太、出木杉英才に近づき、殺しなさい』なのですぅ」
そう言うと、ジャイアンのリュックに、盗聴器、発信機等を着けて、行かせた。
ノート「これでいいんですよねぇ?」
そう言うと、赤が頷く。
赤「…次の目標は…奴ら二人だ。」
そう言うと、その場からヒカルを残し、全員解散した。



─裏路地─
のび太が倒れてから数十分。
ようやくのび太は目を覚ます。
のび太「う…ん…ココは…!?良かった、まだ生きてる…」
のび太はさっき、ミナンに殺されたと思っていた。
動けなく、目撃者の自分を生かして返すはずは無い…そう思ったからだ。
その時、一つの事に気がついた。
のび太「そう言えば奴ら…宝石を狙っていたよな…?まさか!」
そう。ミナンに預かった4つの宝石だ。大切な物バッグを確認する。
タウンマップ…コインケース…途中釣りおじさんからもらった凄い釣竿…
ドラえもんと一緒だから今までほとんど使わなかった折りたたみ自転車…
他には…無い。あの4つの宝石は。
のび太「奪われちゃったのかなぁ…?」
その時、リュックの奥に隠れていた水色の光に気がつく。
そう。"アクアマリン"だ。どうやら影に隠れて見つけられなかった様だ…
のび太「アクアマリン…一つだけでも良かった…」
とりあえず、一安心するのび太。
次に行動したのはハクリュウの回復だ。
まず、念のために数個準備していた元気の欠片を使う。
これにより元気を取り戻したハクリュウ。
続けて、凄い傷薬を使おう。これにより、ハクリュウはHPを全回復させる。
のび太「良かった…さて、早く本拠地を探しに…いてて…」
その時、背中の激痛に気がつく。
そう。ミナンに殴られた所だ。
それの心配をするハクリュウ。しかし、にっこり笑ってのび太は答えた。
のび太「大丈夫だよ…さぁ!行こう!」
そう言うと、裏路地を歩き出すのび太。
休みながらも、少しづつ前へ、前へ進む。
そんなのび太の背中を、陰ながら見ていた奴が居た…

???「フフフ…貴方の進む先にあるのは、私達からの勝利、敗北…どちらでしょうね…?」



─ジュエリデパート裏路地─
そこには、敗北したショックで座り込んでいるスネ夫と
それを見下す出木杉の姿が会った。
スネ夫「そんな馬鹿な…僕の最強のパーティが…」
それに追い討ちを掛けるように出木杉が話す。
出木杉「本気の僕に勝てる奴なんて…居ない。ギャラドス!」
そう言うと、出木杉のギャラドスがスネ夫に噛み砕くを当てる。
偽者のスネ夫は、そのまま消えていった…
その後、一呼吸し出木杉は落ち着く。
出木杉「相手がスネ夫君…戦い難かったな…仲間が敵だなんて。」
そう言うと、スネ夫から貰ったポケッチを地面に叩きつける。
盗聴・発信機の可能性が非常に高いからだ。
出木杉「さて。さっき地震使ったから、もうすぐここに下っ端が現れるはず…逃げるのが得策かな。」
そう言うと、出木杉が裏路地に潜り込む。
その直後に、デパート内部、近辺の下っ端達が現れた。予想通りだ。
その様子を確認した後、出木杉は裏路地に走り去った。

─宝石博物館内─
あれから、数十分後…のび太は密かに宝石博物館内に入り込んでいた。
宝石が奴らの目的の事は分かっている。
ここならば、絶対何か確実に分かるに違いない。
そう思ってやってきたのだ。
のび太は、その宝石に関する資料集を読み漁っていた。
のび太「うぅ…どれも違うか…早く見つかってよ!」
それもその筈だ。
読書嫌いなのび太なのだ。諦めて昼寝したくなるだろう。
その時、頭上から一冊の本が落ちてきた。
のび太「あれ…この本…」
何かピンと来たのび太は、その本を読み始める。
本のタイトルは『ムーンライト伝説』と言う物だ。



『ムーンライト』とは
2007年1月現在までずっと、トパーズシティに浮かぶ奇妙な球体の事だ。
中には願いを叶えると言われる宝物があると言われている。

直径14mの白く輝く球体。
これから、『月の光』の意味を込めて、ムーンライトと名づけられたらしい。

硬さは物凄く硬く、ウツボットの溶解液でも溶けることが無く
ラムパルドのギガインパクトですら無傷という物体だ。
今現在の科学力では、解明することの出来ない物体だった。

ここまで読んだ所で、疑問が浮かんだ。
トパーズシティに到着した時、『ムーンライト』は"無かった"。
何故だろう… 暫く考え込む。しかし、結論は簡単に出た。
のび太「"誰か"がムーンライトを墜落させた…?」
その直後、周りの大揺れに気がつく。
建物全体が揺れている…?そう。地震だ。
それに気がついたのび太は、急いでテーブルの下へと避難する。
避難した直後、天井が崩れ始める…危ない所だった…
しばらく、揺れが終わるまではここで待つ事にしよう。
その間、続きを読もうと本を開こうとする…しかし…
のび太「あ、あれ?さっき持ってたのは『ムーンライト伝説』だよね?」
手に持っていたのは『宝石大全集~宝石の全てはコレで分かる!~』と言う本だった。
何時の間にか、持っている本が変わっていた。
しかし、そんな事を考える余裕も与えないらしい…黒い煙が資料室に入ってきた。
のび太「ケホ、ケホ…これって…」
黒い煙…次に感じたのは焦げ臭い…そう。何かが燃える臭いだった。
それで、火事だと一瞬で分かった…しかし地震。逃げ場は無い。
のび太「ケホッ!ケホッ!…くっ!早く逃げなきゃ…!」
そう言うと、リュックから一つの技マシン…
ずいぶん前にデパートで購入した『穴を掘る』を急いでオオタチに覚えさせる。
覚えさせた後は、オオタチをその場に出し、命令する。
のび太「オオタチ!穴を掘るだ!」
その命令を聞いたオオタチは、すぐさま地面に穴を掘る。
その穴にのび太は飛び込み、脱出する。



のび太の手持ち
【ピカチュウ46Lv】
【オオタチ45Lv】
【ロズレイド44Lv】
【ピジョット44Lv】
【ハクリュウ39Lv】

出木杉の手持ち
【リーフィア】
【オオスバメ】
【ギャラドス】
【他不明】



─一方出木杉は…─
裏路地の奥深く。そこで出木杉はある物体を発見する。
出木杉「これは…?」
そこにあったのは…白い球体"だった"物体。
大きさは結構大きい。
しかし、今は無残にもボロボロに砕かれ、その場に置かれている。
こんな場所だ。誰も気がつかないだろう。
しかし一体コレは…?と、考えていると緑色に光る物体を発見した。
出木杉「これは…宝石?エメラルドかな…これで3つ目か…」
そんな事を言っていると、後ろから殺気を感じた。
その気配を感じ、赤い…タコポケモン…。オクタンを繰り出した。
そのオクタンの腕は、殺気の原因を確かに捕らえる。
出木杉「誰だ!?」
振り向き、その原因に質問を問いかける。
しかし、そのオクタンを掴んでいた物は、黒い血に塗れたフードだった。
その時、頭上から殺気が起こった。
出木杉「オクタン!冷凍ビームだ!」
その命令を聞くと、オクタンは正確に、ある建物の頂上にあったドラム缶を狙った。
その時、ドラム缶の裏から人が出てきた。
???「へぇ~…中々やるじゃない。こっちに注目し過ぎたのが、敗因でしょうね。」
その時、黒フードがナイフへと変化し、出木杉の首に刃先をあてがう。
出木杉「メタモンですか…しかしナイフに変身したのは間違いでしたね…」
不思議がる相手。その理由はすぐに分かった。
出木杉「火炎放射。」
オクタンは、その命令を聞くとナイフとなったメタモンへ的確に火炎放射を当てる。出木杉にはかすりもせず…
オクタンの火炎放射を受けて、メタモンは一旦退避する。
???「くっ…特性"スナイパー"ね…!それもかなり鍛えられてる…」
それに対し、オクタンは『オクタンなめんなよ(・ω・´)』と言った表情だ。
その後、出木杉は高見の見物をしている相手に叫んだ。
出木杉「どうしたんだ?次は来ないのか?」
それを聞くと、相手は建物から飛び降りた。



出木杉「なッ…!」
あの高さ(その建物の高さ約7F)から落ちたら、ひとたまりも無いだろう。
だが、着地寸前、倒れていたメタモンが一瞬で相手の場所へ行き、クッションへと変化し、無傷で着地した。
距離が縮まった事により、相手の姿が見える。
その姿は、出木杉が以前一度見たことの有る…ミナンの姿だった。
出木杉「確かミナンさん…でしたかね。何の用でしょうか?」
それに、笑いながら答える
ミナン「簡単だよ…コレを見た奴は排除する…それだけよ。」
そう言うと、速攻でエテボースを繰り出す。
またのび太の時と同じ様に攻撃を仕掛けるのだろう…しかしそう簡単には行かない。
エテボースの猫騙しを、出木杉は一瞬でリーフィアを繰り出し、守るを命令し防御した。
ミナン「メタモン!」
そう言うと、メタモンはリーフィアを囲む檻となり、リーフィアを閉じ込めた。
いくらオクタンの特性がスナイパーでも、リーフィアの大きさに合わせた檻だ。
大ダメージを与えるにはリーフィアまで巻き添えを食う可能性が高すぎる。
守るを使っても、一緒にメタモンまで守ってしまうはずだ。
そう感じた出木杉は、次の行動に移る。
出木杉「オクタン、波乗りだ!」
全体攻撃の波乗りをオクタンは使用する。
リーフィアまで巻き添え食ってしまうが、効果は今ひとつ。一撃では倒れない。
特攻の高いオクタンの波乗りは、エテボースとメタモンに大ダメージを与える。
しかし、全体攻撃はダメージが分散してしまうため、瀕死までは至らなかった。
ミナン「メタモン転がる、エテボース乱れ引っかき!」
メタモンが球状の物体に変化し、転がり始める。
その間にエテボースはオクタンに乱れ引っ掻きを繰り出す。
しかしかなりの耐久力。全然HPは減っていないようだ。
しかし、メタモンはこちらに向かって来ず、そのまま後ろで回転しているだけ。
出木杉「?転がるは何かに当てないと勢いがつかないはず…オクタン!エテボースに火炎放射!」
メタモンが奥で適当に転がっている間に、エテボースに火炎放射を当てる。
火炎放射は急所を捕らえ、一撃でエテボースを瀕死にする。



ミナン「…それはどうかしらね?」
そう言うと、さっきまで転がっていたメタモンが急に方向を変えてオクタンを襲い始めた。
転がるのダメージはさほど高くないはず…しかし、予想とは違った。
耐久力があり、吸盤を持っているオクタンでも、3m程後ろに飛ばされたのだ。
出木杉「…!勢いが無いだけなら威力が高すぎる…まさか!?」
その時、すっかり忘れ去られていた…リーフィアの存在に気がつく。
メタモンの檻はリーフィアが攻撃行動出来ないよう大きさ調整してあった。
その為攻撃できないリーフィアより、オクタンの方に目が行きすぎていたのだ。
メタモンはリーフィアを捕らえたまま転がるを発動。至近距離での転がるは必中。
しかも中に入ったまま転がされたのでダメージは高く、勢いも倍増される…
ミナン「そう、そのまさか。止めよ。」
メタモンがオクタンもろとも出木杉ごとふっ飛ばす気だ…
この勢いだと逃げても逃げ切れない…ここで出木杉は賭けに出た。
出木杉「オクタン、タイミングを見計らって波乗りだ!」
そこからメタモンの突撃…十分にひきつけ…波乗りを使う!
波乗り発生時の打ち上げ…それを利用して撥ね返すつもりだった…
只の波だったら打ち破られる…しかし、タイミングが少しズレてしまった…!
出木杉「くッ…!」
予想では、メタモンはミナンのギリギリ上を通り過ぎ壁に激突するハズだった…
しかしタイミングがズレてしまった為、予想より低くなり、ミナンへとメタモンは向かう…
ミナン「きゃ…ッ!」
そのままミナンを巻き添えにして、壁に激突。メタモンは瀕死、ミナンは気絶する。
その様子を、出木杉はただ見ている事しか出来なかった…
メタモンの変身が解け、リーフィアが戻せるようになる。
出木杉はリーフィアを戻し、気絶したミナンに一言伝えて、その場を去った。
出木杉「…ごめんなさい。」



のび太の手持ち
【ピカチュウ46Lv】
【オオタチ45Lv】
【ロズレイド44Lv】
【ピジョット44Lv】
【ハクリュウ39Lv】
宝石の数…1個
バッチの数…4個
現在地…浮遊・トパーズシティ[地下]

出木杉の手持ち
【リーフィア??Lv】
【オオスバメ??Lv】
【ギャラドス??Lv】
【オクタン??Lv】
【他不明】
宝石の数…3個
バッチの数…5個
現在地…浮遊・トパーズシティ[裏路地]