ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

ルビー その6

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≪スネ夫サイド≫

ここは海底洞窟の最深部。
つまり、伝説のポケモン・グラードンのいる所だ。
もちろん、マツブサも僕の隣にいる。
「これが……グラードンか……」
マツブサの表情が、その雄大さを物語っている。
そして、マツブサは懐からあいいろのたまを取り出した。

「蘇れ。グラードンよ……」
マツブサがあいいろのたまをかざそうとした――その時。
「ジュカイン、泥棒だ!」
僕はボールからジュカインを出し、あいいろのたまを奪わせる。
「貴様……何のつもりだ!」
「見ての通りさ。僕は裏切った。グラードンを復活させるわけにはいかないからね」
僕は悟っていた。
あのジャイアンとのバトル。
僕は間違っていたんだ……。
「この私にたてつくというのか……いいだろう、この場で貴様を倒してやる!」
フン、僕もそのつもりさ。
もう迷いなんてどこにもない。苦しむこともない。
今、この場でケリをつけてやる!

伝説のポケモンを間に挟み、僕とマツブサが対峙した。



≪スネ夫サイド≫

「頼んだよ、マルノーム!」
僕はジュカインをボールに戻し、マルノームを出す。
「いけ、グラエナ!裏切り者を倒せ!」
ムラムラとした空気の中、ついにバトルが始まった。

「マルノーム、ヘドロ爆弾!」
「よけて噛み砕け!」
グラエナはヘドロ爆弾を軽々かわし、勢いよくマルノームに噛み付く。
「そのまま……破壊光線!」
マルノームから口を離したグラエナ。
そして、口に光の粒子を集め出した。
「よ、よけろ!マルノーム!」
僕が叫んだときには、もう遅かった。
至近距離から放たれた破壊光線は、マルノームの体力を根こそぎ奪い取った。

「くそ……いけ、クロバット!」
僕はクロバットを出した。
力で押し負けるなら、変化技を使えるコイツが一番だ。
……だが、僕の考えは通用しなかった。
「貴様の考えは読めている……グラエナ、挑発!」
「し、しまった!」
挑発。攻撃技を強制する技だ。
「決めろ!アイアンテールから破壊光線!」
グラエナは鉄の尻尾で一撃を与え、そこから破壊光線を繰り出した。
クロバットは、羽ばたいていた翼を休め、ゆっくり地に落ちる――

強い……。だけど、負けられない。ここで、今までの僕の過ちにケリをつける!



≪スネ夫サイド≫

強い。連続攻撃を繰り出しても、グラエナは疲れている様子を見せない。
これがレベルの差ってやつか……。
「いけ、ユレイドル!」
僕が次に選んだのはユレイドルだ。
コイツの耐久力なら、そうやすやすと倒れはしない。
「ユレイドル、ギガドレインだ!」

――それから僕はひたすら粘り、ついにグラエナを倒した。
ド忘れと根を張るも使ったから、守りは万全だ。
つまり、ユレイドルは不落の城と化したんだ……この勝負、もらった!
「中々やるようだな……いけ、バクーダ!」
「無駄だよ。もう、僕のユレイドルに攻撃は通じない」
僕は余裕をかまし、言い放つ。
だが、マツブサは不適な笑みを浮かべている。
「甘すぎるぞ……バクーダ、地割れ!」
辺りの地面にヒビが入り、それはユレイドルを襲った。
「そんな……一撃必殺技を持っていたなんて……」
僕の読みが甘かった。
不落の城――崩れない砦――それはいとも無残に崩壊したのだ。

僕の自信は、一瞬にして不安へと姿を変えていった。



≪スネ夫サイド≫

正直、かなり危険な状態だ。
ライボルトの電気技はバクーダには通じない。
かと言って、ジュカインを出すと炎技でやられる。
……残りの一匹は、まだ温存しておかないと。
僕の読み通り、マツブサが更なる切り札を用意しているとしたら……
今、ここで出すのは危険だ。
……だとすると、コイツでいくしかない。

「いけ、ジュカイン!」
攻撃が通じないライボルトよりは、ジュカインの方が使えるはずだ。
「ジュカイン、リーフブレード!」 「火炎放射だ!」
切り掛かるジュカインを迎え撃つ形で、バクーダが火炎放射を放つ。
だけど、この展開は読んでいたよ。
「高速移動でかわせ!そしてそのまま攻撃だ!」
ジュカインは圧倒的なスピードで火炎放射を避け、そのままバクーダを切りつけた。
だけど、致命傷は与えられていない。
こうなったら、あの手でいくか。

「中々やるな……。バクーダ、火炎放射!」
「受け止めろ、ジュカイン!」
ジュカインは受け止める体制に入るが、やはり受け切れない。
これにより、ジュカインの体力はかなり減った。
「バカか?受け切れるはずがなかろう……火炎放射!」 「見切りだ!」
バクーダの火炎放射は不思議な力に阻まれ、消える。
「もう一度!」 「こっちも、もう一度見切りだ!」
また、さっきと同じ光景が繰り返される。
「フン、ならばこうするまでだ!バクーダ、気合溜め!」
……僕の読み通り、相手は補助技を使った。
よし、このままいけば……勝てる!



≪スネ夫サイド≫

待っていたんだ、この瞬間を。
バクーダが攻撃の手を休める時……それはバクーダが倒れるときだ!
「ジュカイン、気合パンチ!」
「何!気合パンチだと?」
気合パンチは、相手から攻撃を受けると起動しない。
だから、補助技を誘発させる為に見切りを使ったんだ。

「だが……それだけではバクーダに致命傷は与えれないハズだ!」
焦りながらも勝ち誇って言うマツブサに、僕は軽く言い放つ。
「狙いはバクーダなんかじゃないよ……」
ジュカインは目の前の地面向かって、拳を叩きつける。
「これは……水か!だとすれば……バクーダ!」
「これが僕の狙いさ。バクーダは極端に水を苦手とするからね」

「さあ、トドメを刺そう。ジュカイン、力を溜めろ!」
僕の指示と共に、ジュカインは光の粒子を溜め込む。
「バクーダ、避けろ!」
だが、マツブサの叫びもむなしく、既にバクーダの周りには水が迫っていた。
もちろん、水が苦手なバクーダは身動き一つできない。
「今だ……ソーラービーム!」
放たれたソーラービームはバクーダに直撃し、そのまま戦闘不能にさせた。
「何故……たかが1回のソーラービームで私のバクーダが倒れるはずがない!」
必死に怒鳴るマツブサに、僕は言った。
「考えが甘いよ……ジュカインは特性のしんりょくでパワーが上がっていたんだ」
「だとすると……火炎放射を受けたのは体力を減らすためか!」
マツブサはあっけにとられた表情をしていた。
これで、戦いの流れは完全に僕に向いた。
このままいけば、押し切れる!……だけど、何かおかしい。
マツブサの表情は一変し、その顔からは圧倒的な自信が垣間見えた。



≪スネ夫サイド≫

ニヤニヤと笑うマツブサを見て、僕の背筋に冷たいものが走る。
「何がおかしい……」
不安そうな僕を嘲り笑うかのように、マツブサは自らの手をかざした。
その手にあるものは、紛れも無くあいいろのたま。
「貴様が戦闘に夢中になっている時に、コイツに奪わせたのさ。ハハハ!」
マツブサの後ろから一匹のポチエナが顔を見せる。
「ジュカイン、たまを奪い取れ!」
「させるか!ズバット、黒い霧だ」
辺りを黒い霧が覆う。
これじゃあ、何もできない……。

「ハハハ!これが……グラードン!」
霧の中からマツブサの叫びが聞こえてくる。
……そして、ついに霧が晴れた。
そこにいたのは、巨大な姿をあらわにした伝説のポケモン・グラードン。
それを従えるマツブサの姿。
「フフ……ハッハッハ!ついに、ついに我が野望を実現させたのだ!」
歓喜の叫びをあげるマツブサ。
「グラードンが復活したからにはお前の勝ちはない!さあ、命乞いをして諦めるか?」
確かに、今の手持ちでは勝てる確立は限りなく低い。
でも、僕はまだ諦めない。
ポケモン達だって、僕についてきてくれるんだ。

「勝つのは僕だ!いくぞ、ジュカイン!」



≪のび太サイド≫

相手はバクーダ一匹。こっちにはコノハナとミロカロス。
このままいけば、押し切れる。
「下がってろ、カガリ。ここからは俺がやらせてもらうぜ」
ホムラはそう言うと、カガリに合図をした。

「バクーダ、地震!」
辺りの地面が激しく揺れだし、僕達のポケモンを襲う。
「ミロカロス、水の波動!」
「コノハナ、タネマシンガン!」
僕達も負けじと応戦し、戦いは力勝負になる。
「もう一回水の……きゃあっ!」
声をあげたのはしずかちゃん。
そして、その後ろにはカガリがいた。
「ちょっとでも動いたらこの子、死ぬわよ?」
カガリの右手にはナイフが握られている。
「そんな!卑怯だぞ!」
僕は声を張り上げるが、幹部の二人はニヤニヤと笑ったままだ。
「これも作戦の一つよ、坊や」

どうすればいい……。
攻撃すればしずかちゃんがやられる。
かといって、攻撃の手を休めると僕のポケモンがやられる。

僕は……どうすればいいんだ……。



≪スネ夫サイド≫

ついにその姿を現した伝説のポケモン・グラードン。
灼熱の大地を連想させるかのような真紅のボディに、全てを切り裂く巨大な両腕。
伝説のポケモンと呼ばれるだけあって、さすがに強そうだ。
どうやって倒せばいい……。どうやって……。

「焼き払え、グラードン!大文字だ!」
「かわせ、ジュカイン!」
グラードンの口から大量の炎が放出され、ジュカインの居た辺りを焼き払う。
驚くべきは、その攻撃範囲の広さ。ジュカインのスピードをもってしても、少し掠る。
「ジュカイン!」
荒い息をつき、今にも倒れそうなジュカイン。
さっきの戦いの蓄積ダメージがあるとはいえ、掠っただけでこれほどの威力とは……。

「負けるなジュカイン!ソーラービーム!」
ジュカインは光の粒子を溜め込み、それを一瞬で発射する。
そして、それはグラードンに直撃する。
「なるほど、日照りの特性を利用したわけか……」
「地面タイプにソーラービームは効果抜群。余裕をかましてる場合じゃないよ」
僕は勝ち誇ったように言い放つが、マツブサは全く動じない。
「フン、そういうなら見てみろ」
よく見ると、ダメージは与えたが致命傷には至っていない。
これが伝説のポケモンのポテンシャルなのか?
……だけど、そんなことを考えている場合じゃなさそうだ。

「グラードン、大文字!」
グラードンから二発目が放射され、それはジュカインを完全にとらえた。
ジュカインはさっきまでのダメージがあり、避けれる様子じゃない。
「よけろ、ジュカイン!」
叫んでみるも、僕は避けきれないことをわかっていた。
傷ついたジュカインは炎の洗礼を受け、その場に倒れた。



≪スネ夫サイド≫

強烈な一撃を受け、ボロ雑巾のように倒れるジュカイン。
「ジュカイン!ジュカイン!」
さっきまでの蓄積ダメージ、そしてあの強力な大文字……。
さすがに、もう立てるわけがない。
僕はジュカインをボールに戻し、次のポケモンを繰り出す。

「よくやったよ、ジュカイン……次は君だ!ライボルト!」
僕が次に選んだのは、相性が悪いハズのライボルト。
だけど、僕は何の策もなしにライボルトを出したりはしない。
「相性の悪い電気タイプでくるとはな……グラードン、地震!」
「させない、守るだ!」
辺りを激しい揺れが襲うが、ライボルトには当たらない。
僕はニヤリと笑い、口を開く。

「ねえ、いいことを教えてあげるよ」
僕はわざと勝ち誇ったような態度を取り、相手を困惑させる。
「……何だ」
「僕の最後の一匹は炎タイプ。今、地震のPPを消費するのはかなり痛いと思うんだけど」
これが僕の策だ。心理戦に持ち込み、落とし入れる。
「フン……私にはそんな小ざかしい手は通じん」
マツブサは至って冷静に見えるが、心の中では動揺しているハズだ。
「もし、僕の言う通りだったら?」
僕は更に追い討ちをかける。
……さあ、どうくる?
「ええい、どっちにしろ貴様のポケモンは倒せる!大文字だ!」



≪スネ夫サイド≫

大文字はライボルトに直撃するが、効果抜群ではないので致命傷には至らない。
「忌々しい奴だ……もう一度、大文字!」
「させないよ、守るだ!」
僕は二発目を無効化し、戦況を見極める。
……見たところ、ライボルトは後一発耐えられる。
要するに、後二回大文字を使わせれるということ。
よし、十分だ。

「何度でも放ってやる。大文字!」
「耐えるんだ!ライボルト!」
ライボルトは何とか耐え、次の攻撃に備える。
「まだまだ!大文字!」
……これで、大文字のPPは尽きた。
「ごめん、ライボルト……」
大文字を受け、倒れるライボルト。

後、グラードンが使える技は地震と切り裂くとビルドアップのみ。
「フフ、見事にハマってくれちゃったね」
僕は薄ら笑いを浮かべ、言い放つ。
「……小ざかしい作戦は終わったようだな」
「ああ、終わった。そして、お前の負けだ……。いけ、エアームド!」
僕の最後のポケモンはエアームド。
地震は効かないし、切り裂くだって微々たるダメージ。
大文字のPPを消費させたのはこの為だ。
……だが、マツブサは下を向いて笑っている。
まるで、僕の作戦ミスだと言わんばかりに。



≪のび太サイド≫

今現在の状況。
相手はバクーダ一匹。こっちはコノハナとミロカロス。
だけど、しずかちゃんはカガリに人質にされている。
人質がいる限り、僕は自由に動けない。
どうすればいいかわからない。

そして、ついにホムラが攻撃命令をする。
万事休す。僕はもうダメだ……。
「バクーダ、火炎放……」
だが、ホムラの声はかき消される。
辺りを揺らす大きな地震のためだ。
揺れによってしずかちゃんは開放され、上手い具合に僕のほうへ飛んでくる。
「きゃあっ!のび太さん!」
そして、またまた上手い具合にしずかちゃんが僕に抱きつく形になる。
「え、ちょ……」
僕はそのままの体勢を望んでいたが、しずかちゃんはそれを拒む。
すぐに僕から離れ、ミロカロスのそばにつく。
……はぁ……。

「のび太さん!今のうちに一斉攻撃を!ミロカロス、ハイドロポンプ!」
「わ、わかった!コノハナ、自然の力!」
同時に放たれた強力な攻撃。
幹部の二人はそのまま吹き飛ばされ、海の中へと消えていった。



≪スネ夫サイド≫

下を向いて笑ったままのマツブサ。
……気に食わない。
「何を笑っているんだ?何がおかしい!」
僕が声を張り上げると、マツブサはようやく顔をあげた。

「貴様の作戦というのはこの程度か……ハハハ!」
「何だ……何が言いたいんだ!」
マツブサは僕を無視して話を続ける。
「大文字のPPをゼロにしてエアームドを出す。実に素晴らしい作戦だ。
 だが……貴様はグラードンだけが私の戦力と思っているのか?」
マツブサの発言に思い当たる所も無く、僕は黙って話を聞く。
「私のポケモンはグラエナ、バクーダ、ポチエナ、ズバット、グラードン。
 この戦いで使ったポケモンだ。……ここまでいえばわかるか?」
「五匹……ということは、六匹目がいるのか!」

完全に僕の作戦ミスだ。
作戦を考えるのに夢中になりすぎて、敵の戦力を考えていなかった。
僕はグラードンの事しか考えていなかったんだ。
言い方を変えれば、グラードンの強大な力を利用した目くらまし。
結局、僕の力が及ばなかったってことか……。

「さあ、終わりだ。出て来い、もう一匹のバクーダ!そして大文字!」
僕のエアームドは成す術もなく倒れ、次は僕が標的になる。
「そして、裏切った罰だ。バクーダ、大文字!」



≪スネ夫サイド≫

迫り来る灼熱の業火。
僕は……僕はここまでなのか?
今までの思い出が、走馬灯のように蘇ってくる。
結局、僕はマツブサを倒すことができなかった。
自らの過ちにケリをつけれなかったんだ。

さて、もう考えるのはやめにしよう。
炎はすぐそこまできていた。
僕は目を閉じ、次の瞬間を待った。

――ここは天国か?それとも地獄か?
どちらにしても、終わった。終わったんだ。

……あれ?僕は死んだハズなのに、終わったハズなのに、まだ体が暖かい。
というより、周りの空気が暖かい。
そして、僕はどことなく懐かしい声を聞いた。
「スネ夫!大丈夫か!目を開けろ!」
……ジャイアン?
僕はゆっくり目を開け、目の前の光景を目の当たりにした。

バクーダの炎を受けているボーマンダ。
僕のそばに駆け寄ってくるジャイアン。
そうか、ジャイアンが僕を助けたのか……。
「気付いたか、スネ夫!ここからは俺がやるから、お前は休んでろ!」
僕は何か言おうとしたが、体が言うことを聞かない。
そして、意識がもうろうとしたまま、僕はゆっくり目を閉じた。



≪スネ夫サイド≫

目を開けると、どこか見覚えのある綺麗な天井。
ここはポケモンセンター……か。
「お、やっと気が着いたか、スネ夫!」
ジャイアンが僕に気付き、次第にのび太としずかちゃんもこっちへ来る。

そして、僕はみんなから一通りの話を聞いた。
のび太としずかちゃんは幹部を倒し、ジャイアンはあの後マツブサを倒したそうだ。
「……僕は、結局何も出来なかったのか……」
頭で考えただけなのに、不意に口に出てしまった。
だが、僕が恥じる暇もなくジャイアンは言った。
「そんなことねえよ、スネ夫!お前がマツブサのポケモンを倒してなきゃ、俺は絶対勝てなかったぜ!」
のび太としずかちゃんもそれに賛同する。
「で、でも……」
僕は何かを反論しようとするが、言葉は途中で止まる。
「俺の言うことが間違ってるのか?あ?スネ夫!」
ジャイアンが今にも殴りかかってきそうな姿勢で言う。
「い、いや……そういうわけじゃないよ」
僕はちょっと安心した。懐かしい光景だ。

そして、話が少し途切れた時。
「みんな、ゴメン。僕がマグマ団なんかに……」
僕が話そうとするが、またもやそれは途中で止まる。
みんなが手のひらを僕に向けて、ストップの意を示していたからだ。
「ありがとう、みんな……」

窓に映る僕の顔。それは、ちょっとだけ輝いて見えた。



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