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のび太「ドラえもん……あのね」
ドラえもん「君の言いたい事はわかる、把握した」
僕が話そうとしたことをドラえもんは即座に止めた。
長い仲だ、お互いの考えていることは大体分かる。
ドラえもん「ほら、ポケモンの世界に行きたいんだろう?」
ドラえもんはポケットから道具を取り出した。
いったい何だか良く分からなかったが別によかった。
のび太「流石だ、ドラえもん」
愛想の欠片も無い会話を終えた後、僕はいつのも空き地へと向かっていた。
皆も誘うと思ったのだ―――

スネオ「で、ボク達がポケモンの世界に行くと?」
スネオは僕の話を聞いた途端にすぐに聞いた。
のび太「もちろんだよ、ドラえもんの道具で遊びに行くんだ」
今度はジャイアンが話しかけてきた。
ジャイアン「じゃあ俺も行かせて貰うぜ」
のび太「いいとも、人は多い方が良いし……後はしずかちゃんだ!」
ジャイアンのスネオに話を終えた後、僕はしずかちゃんの家に走っていった。

のび太「しずかちゃ~~ん!!」
静香「あら、悪いけど私これから習い事………」
玄関を開けながら叫んだけどしずかちゃんの一言で僕のテンションは崩壊した。
………僕はとぼとぼと帰路に着いた。
(ん?……あんまりアイツは呼びたくないけど仕方ないな……出木杉を呼ぼう!)
今度は出木杉の家へと走り出した。
肺が爆発するかと思った。



ドラえもん「……これで全員?」
狭い部屋に男たちが集結する。
……学校のマドンナは居なかった。
のび太「あぁ……それよりドラえもん、早く行こう!」
ドラえもん「ん、待って………そう、これ!」
ドラえもんは後ろの方から道具を取り出した。
これがポケモンの世界に行く鍵だ。

ドラえもんがカチカチと短く操作した後、僕たちは新しい世界に立っていた。
……ポケモンの世界だ。

ドラえもん「あ、とりあえず皆冒険しに来たんだよね?それじゃあ……
この図鑑とランダムに選ばれたボールだよ」
ドラえもんはまたもポケットからボールとポケモン図鑑を取り出した。
僕たちは色様々なボールを受け取り、中身を見ようとした。
出木杉「ちょっと待って……自分の手持ちを見られるのは少し嫌だな……」
ジャイアン「俺は別に……」
スネオ「ジャイアンにはデリカシーが無い」
次の瞬間ジャイアンはスネオに馬乗りになっていた。



スネオとジャイアンを放置して僕らは話を進めた。
のび太「え~と……この世界のルールとしては、
誰かがチャンピオンになればゲーム終了なんでしょ?」
ドラえもん「その通り、……でも誰かがチャンピオンにならないと
帰れないんだ……」
出木杉「それなら僕が勝って見せるよ……」
くそぉ~出木杉め……こんな時こそ格好良いんだから……。
ドラえもん「じゃ、皆バラバラになって行くよ!」
ドラえもんの掛け声と共に僕らは始まりの地を後にした。

のび太「………で、このシンオウ地方には珍しいポケモンがいっぱい居る訳なのね」
僕は各地に居る人たちから情報収集していた。
……正直恥ずかしい。
のび太(そうだ……まだポケモンを見てなかったな……)
僕は人気の無い所にまで来ていた。
此処に来ればどんな凶暴なポケモンでも特に被害は無いだろうな。

モンスターボールを空けた瞬間僕は腰が抜けることになる。

のび太「あわわわわわわ………何でこんなポケモンがボールに……!」
僕のボールから出てきたのは緑色の体、体に描くようにある黄色い線
長い尾と体、目は赤い……何処かで見たことがある龍のポケモンだ。
のび太「………これレックウザってポケモンだよね………
あっ!は、早く確認しなきゃ…!」
僕は慌てて図鑑を開けた。
しかしレックウザと入力し、検索しようと思ったところで気がついた。
のび太(確かレックウザはホウエン地方のポケモンだから……
このシンオウ図鑑にあるはずが……)
またも僕は驚くことになった。



のび太「図鑑説明が有る…………つまりこれは全国図鑑……!」
僕はパニックに陥った。
目の前にはとぐろを巻いた巨大な龍。
手には有る筈も無い物を握っている。
のび太(落ち着け、僕……このレックウザが使えれば僕は……
ジャイアン達にも復讐できる!)
僕の心に黒い考えが浮かぶ。
のび太「レックウザ!ドラゴンクローだ!……ってあれ?」
レックウザは僕の言うことを聞かずに居眠りを始めた。
まさか……こいつは人から貰ったポケモンなのか?
僕は少しガッカリした。

まぁ晴れて僕は一人だけ伝説のポケモン(しかもレベルが半端無い)を
従えることに成功した。
でも使えない………

とりあえず使えないレックウザをボールに戻し今日は宿で眠ることにした。

ジャイアン「こ……これが俺のポケモン……」
俺のボールから出てきたのはカバだ、カバ。
ジャイアン「こんなマヌケそうなポケモンが俺のパートナー………」
正直ガッカリした。
もっと格好良くて強いポケモンだと思ったのに………
俺はため息をつきながら宿に帰ることにした。
まだ昼だが何か疲れた。もう寝よう。

一方スネオは2人とは違い、先へ進んでいった。
スネオ「僕のパートナー、フカマル……とんでもないポケモン貰っちゃったなぁ……クフフフ」
自分でも分かるほど笑いが止まらない。
さっき除いていたがあのジャイアンはカバだカバ。
ボクのドラゴン……もといフカマルが負けるはずも無い。
そして何より…進化したらかの凶暴なガブリアスになる!
スネオ「遂に僕にも運が来たぁぁあああああ!あのジャイアン共を叩きのめしてやるんだ!」
ボクは快調に飛ばし、コトブキシティまで進むことができた。

現在状況
のび太   レックウザLv90
ジャイアン ヒポポタスLv5
スネオ   フカマルLv9
ドラえもん ?
出木杉   ?

  • 注釈:主人公の圧倒的最強を目指したとの事
もちろんレックウザを操ることは現在は不可能…




ドラえもん「……ペンギン……」
ボールから出てきたのは僕そっくりのポケモンだ。
図鑑で確認したところポッチャマというらしい。
ドラえもん「水タイプのポケモンか……水タイプの優遇っぷりは凄いからな……」
弱点2つ、抵抗4つと基本的に優れているタイプだ。
ドラえもん「まぁ…しばらくは安心出来るだろ」
僕は始まりの地を後にし、コトブキへと向かった。

出木杉「で……この筋肉野郎が僕のパートナー……」
僕のボールから出たポケモン、それは筋肉隆々のワンリキーだ。
知的な僕には似合わないが……まぁ良いだろう。
1つ目のジムは簡単にクリア出来そうだ。
大体ポケモンは道具でしか無い……ジム毎に有利な手持ちに変えればそれで済む
四天王戦でも言える事だ。
出木杉「せいぜい楽しみながら行きますかね?」
ぽつりと吐き、また歩き出した。
傍らには後に捨てられる事になるワンリキーが居た。

ジャイアン「カバだけど頑張るか……」
ようやく決心が着いた。
しかしもう正午を軽く過ぎた。
一日中寝ていたようだ。
ジャイアン(大体ドラえもんのボールが不公平なんじゃないか?…ったく)
実はその通りである。
現にのび太はレックウザを手にしているわけだから。

俺は皆との遅れを取り戻すために急いで街へと向かっていた。



スネオ「そんなに急いでどうするんだい?」
俺を引き止めたのは俺が良く知る人物、スネオだ。
ジャイアン「お前……何の用だ?」
スネオ「折角何でバトルでも…と思いましてね」
スネオはやけに気持ち悪い口調だ。
俺に勝つつもりで居るのか……?

ジャイアン「良いだろう、お前をギッタギッタに叩きのめして俺の配下にしてやる」
スネオ「そんな役回りはもう面倒何だよ!行け!フカマル!」
スネオのボールからは見たことも無いポケモンが繰り出される。
ジャイアン「俺に口答えするつもりか!?殺してやる!行け!ヒポポタス!」

スネオ「ひゃーーーwwwやっぱりカバだぁwww」
スネオは腹を抱えて笑い出した。
くそ……絶対に殺してやる!
ジャイアン「速攻で殺せ!噛み付くだ!」
スネオ「そんな力押しじゃあボクには勝てない、砂掛けで命中率を下げろ」
小賢しい攻撃だ……。
俺のヒポポタスはどんどん視界を奪われていく。
スネオ「攻撃当たらないんだねwwじゃ、サヨナラ」
スネオの命令の後にあのポケモンがヒポポタスに止めをさした。

ジャイアン「そんな……俺が負けるなんて……!」

俺はその場に立ち尽くしていた。



スネオ「いや~やっぱり馬鹿だったねジャイアンは~」
ボクは優々とコトブキシティを歩いている。
今は清々しい気持ちだ…何せあのジャイアンをボクの手でやっつけたのだから。
スネオ(まさかヒポポタスの特性も知らなかったとはね……
こっちは最大限に利用させて貰ったのに
良い金蔓が出来たかもな……クフフ アハハハハハハッハハハハハハハハ)
最後の方は声に出てしまった。
周りの人たちがボクを避ける様に歩いていく。
スネオ「何だい!ボクが未来のチャンピオンと言うのに……まぁいいかな」
ボクは次の街、そしてジムの在る場所、何とかシティとやらに進んでいた。
もう名前は覚えてられない。

のび太「言うこと聞けよこの蛇野郎!」
………また居眠りを始めた………。
のび太「くそぉう!何で僕の言うことが聞けないんだ!……
もし聞いてくれたら僕が一番なのに!」
まったくその通りだ。
レベルさえ半端無いのに今前に居るポケモンはあくまでも伝説のポケモンだ。
一度暴れでもすれば街の一つや二つは軽く破壊出来る程の力の持ち主だと言うのに―――
僕はただひたすら惨めな思いをしていた。
コイツが言うことを聞いてくれないと何時まで経っても先へ進めないからだ……
はぁ……鬱だ。

現在状況
のび太   レックウザLv90
ジャイアン ヒポポタスLv9
スネオ   フカマルLv10
ドラえもん ポッチャマLv8
出木杉   ワンリキーLv9



ジャイアン「糞…!スネオの野郎……!この俺様を負かすだと!?」
俺は一人立ち尽くしている。
悔しくて…悔しくて堪らない。
ジャイアン「絶対…!今度こそは勝ってやる!」
決意した途端声を掛けられた。
出木杉「うるさいんだよ、武君」
ジャイアン「…出木杉……!」
ジャイアン「今俺に突っかからない方が身のためだぜ…」
出木杉「スネオ君ごときに負けたくせにかい?」
ジャイアン「何だと…!?勝負だ!行け、ヒポポタス!」
頭に一気に血が上る。
後先考えないでの行動だった。

ジャイアン「また…負けた……」
俺は四つん這いになり挫折のポーズを取る。
出木杉「良い経験値にはなったよ、じゃあね」
出木杉はそう言い残すとコトブキへと歩いていった。
ジャイアン「次は…次こそはっ!」
俺は日が暮れそうな空に叫んだ。

のび太「もう嫌だ…死にたい…ハァ……」
2日間もこんな感じだ。
いい加減嫌気がさす。
のび太(でも偶に言うこと聞くからな……案外行けるのかも…)
確かにレックウザのレベルは高いし、能力値も高い。
序盤の敵にやられるはずもない。
少し自信が沸いて来た。



僕の予想通りだ。
時間は掛かるものの、
殆ど1発の攻撃で済んでしまう(その代わりレックウザの周りは焼け野原になるが)
のび太(行ける…これならジャイアン達にも勝てる!)
僕がそう思った矢先、一番会いたかった人物が現れた。
ジャイアンだ。

ジャイアン「のび太か…のび太ならヘタレだし……勝てるな…」
ぼそぼそと呟くジャイアン。
何かあったんだろうか……いつもの元気が無い。
ジャイアン「やい、のび太!俺様と勝負だ!」
のび太(レックウザ使ったらジャイアンどうなるかな……
    でも此処で使えばジャイアンに少なからず僕が強いということを示せる!)
実際僕がレックウザを使うとなるとジャイアンの口からドラえもんへ
そしてボールは奪い取られる……そんなことはちっとも考えもしなかった。

のび太「良いよ」
ジャイアン「じゃあ行くぜ!行け!ヒポポタス!」
慣れた様に叫ぶジャイアン。
…練習でもしたんだろうか?
のび太「怪我しても知らないよ?」
ジャイアン「何言ってやがる!早くポケモンを……」
ジャイアンは今にも沸騰しそうだ。
僕は慌ててベルトからボールを掴み取った。
のび太「行け、レックウザー」
拍子抜けな掛け声と共に現れたのは伝説のポケモン。
ジャイアンは腰を抜かしそうだった。
のび太「後は好きにやってくれ」



ジャイアンはもう真っ白に燃え尽きていた。
……立ち直れるのかな……
ふと疑問が過ぎるが僕は先へと進みだした。

ジャイアン「もう…やだ……」

ドラえもん「ポッチャマ!泡攻撃だ!」
ポポポポと音がし、ポッチャマの口からは大量の泡が噴射される。
ドラえもん「よし!コイツは倒したぞ!」
僕は今砂浜で修行している。
ここなら人もあまり居ないしのび太君達と出会うことも無い。
もし出会ったらすぐにバトルを申し込まれるだろう……
僕はポケモンバトル…特に対人戦は少し嫌いだった。

ドラえもん(ん?……雲行きが怪しいな…そろそろ帰ろうか)
さっきまで良い天気だったのに急に空が黒くなる。
暗雲…って奴なのか…?
ドラえもん「ポッチャマ、戻れ」
短く言い、ポッチャマをボールに戻す。
しかしその間にも天候はどんどんと狂っていく。
今度は雷まで鳴り始めた。

ドラえもん「早く帰ろう…」
早歩きで砂浜を離れようとした時だった。
急に海の波が僕に向かってきた。
ドラえもん「え、ちょ…うわぁぁあぁぁあ!!」
僕は海に飲み込まれた。
そこから意識は無い……………



現在状況
のび太   レックウザLv90
ジャイアン ヒポポタスLv9
スネオ   フカマルLv11
ドラえもん 行方不明
出木杉   ワンリキーLv12