ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

その45

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akakami

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ヤマブキジム前
ドラえもん「やったあ!ゴールドバッチ貰ったぞ!」
のび太「え、もう!?早いねドラえもん・・・」
2人はポケセンを出た後、ヤマブキジムに挑みに行っていた
既にドラえもんはナツメに勝利し、バッチを手に入れている
ドラえもん「さあ次はのび太君の番だ、行っておいでよ」
のび太「その前にドラえもん、ペルシアン出してくれない?」
ドラえもん「何で?」
のび太「僕のメタモンをペルシアンに変身させて戦うのさ!相手は防御低いエスパーを使ってくるんだからペルシアンの切り裂くで攻めれば楽に勝てるだろ?」
この男にしてはまともな発言だ、しかしドラえもんは呆れたように言う
ドラえもん「駄目だね」
のび太「ど、どうして!?」
ドラえもん「それはインチキだ、僕のポケモンに事前に変身を使うなんてズルは認めないよ」
のび太「インチキなもんか!これは勝つための立派な戦略じゃないか!」
ドラえもん「つまり勝つために細工をすると?」
のび太「そうさ!」
ドラえもん「じゃあ君は勝つための戦略といってPARを使って戦うかい?」
のび太「そんなの関係ないだろ!」
ドラえもん「あるさ、結局君は自分の力で戦ってないじゃないか」
のび太「でも・・」
ドラえもん「さ、もうあれこれ言うのはやめてジムに行きなさい」
のび太「は~い・・・」(チッ!狸は生真面目だから困る!)
心で愚痴を述べながら仕方なくのび太はジムに入った



のび太「失礼します・・・」
静かに開けた扉、部屋の中央には待ち構えていたかのように立っているナツメが居た
ナツメ「やっぱり来たのね、シルフに居た5人の子の内4人は私に挑んで勝って行ったから貴方も来ると思ったわ」
のび太(やっぱり僕が最後なのか・・・)
ナツメ「この町を救ってくれたのには感謝してるけど勝負となればまた別、真剣勝負よ!」
のび太「は、はい!」
2人とも戦闘態勢へと構えを変える
ナツメ「さあ行くのよユンゲラー!サイケ光線!」
のび太「先鋒は君だ、行け!」
ボールから飛び出したのはカビゴン、大したダメージにはならなかったもののいきなりサイケ光線を受けてしまう
ナツメ「カビゴン・・・エスパーを使う私では多少不利ね、でもいきなり切り札を使って良いの?」
しかしそれを聞くとニヤリとのび太は笑い、ナツメが思いもしなった行動に出た
のび太「構いませんよ・・・カビゴン、自爆!」
ナツメ「!!」
その瞬間カビゴンは爆発を起こし、ユンゲラーを巻き添えにして瀕死状態となった
ナツメ「正気ですか?・・・いきなり大事な戦力に自爆なんて・・・まさかカビゴン以上の戦力がいる!?」
のび太「カビゴン以上ではないでしょうね、でもこいつも切り札ですよ・・・行け!カビゴン!」
ナツメ「な!!」
再び驚くべき状況が展開された、二匹目のカビゴンである
ナツメ「二匹もカビゴンを持っているなんて・・・なんてトレーナー」
のび太「いえいえ、それほどでも」
と、言いつつ瀕死となったメタモンをさっさとボールに戻すのび太
無論、先鋒のカビゴンはメタモンが変身で化けた偽者である



ナツメ「これはなおさら手加減できませんね!なら次はモルフォンです!」
久々の腕の高いトレーナー(と思い込んでる)を前に興奮するナツメ、次はモルフォンが戦場を舞う
ナツメ「サイコキネシス!」
のび太「度忘れだ!」
カビゴンはサイコキネシスを受けながらも度忘れで特殊を上げダメージを軽減する、しかもそれだけではない
のび太「次はこっちが攻撃だ!冷凍ビーム!」
特殊能力の低いカビゴンだが度忘れで上げた特殊がそれを補う、モルフォンは効果抜群の冷凍ビーム食らい体力を半分以上減らされた
ナツメ「まずい!吸血で体力を回復だ!」
モルフォンはカビゴンの体力を吸収するがもはや時間の問題である、吸血では回復は間に合わないのだ
のび太「止め!のしかかりだ!」
巨体のカビゴンののしかかりを受けたモルフォンはひとたまりもなく倒れた
のび太(よし!ここまで順調だぞ、これならカビゴンだけでも行ける・・・)
そんなのび太の考えを見透かすかのようにナツメが語りかける
ナツメ「やはりエスパーでカビゴンの相手をするのは分が悪いですね・・・でも次は今までとは戦い方が違いますよ」
のび太「次?・・・次のポケモンはなんだっけ?・・・」
ゲームでの記憶を思い出そうと頭をフル起動する、が思い出すより前に次の一手が来た
ナツメ「バリヤード、出番です!」
のび太(なあんだ、ただのキモピエロじゃんwこれならユンゲラーの方が強いよ)
内心ホッとしたがのび太の思い通りに事は進まなかった



のび太「これの何処が今までと違うんですか?カビゴンの物理技一撃で沈むと思うんですけど」
ナツメ「さあそれはどうでしょう、でも私が思うに今のバリヤードにぶりつ技はたいして効かないでしょう」
のび太(作戦か?・・・なら特殊技の冷凍ビームで攻めようか・・・いや、バリヤードに特殊技で攻撃してもたいしたダメージはない、やっぱり物理技で行く!)
頭の中を整理し、結局ナツメの発言は無視して物理技で行くことにした
のび太「僕を惑わそうとしても無駄ですよ!バリヤードはこれを耐えられるかな・・・メガトンキックだ!」
カビゴンは現在の持ち技で一番威力の高い(自爆は除く)メガトンキックをバリヤードにヒットさせた・・・が
のび太「嘘!バリヤードが全然堪えてない・・・」
何故かバリヤードは平気な顔をしている、ナツメの言ったとおりだったのだ
この状況を目の当たりにし頭が真っ白になるのび太にナツメが諭すように言う
ナツメ「種はこれですよ、バリヤードの周りを見てください」
のび太「これは・・・バリアー!?」
バリヤードの周りにはバリアーが張られていたのだ、それも何回も積んだ強力なバリアーである
のび太「これじゃあ物理技が通らない・・・どうすれば・・・?」
ナツメ「さあこんどは私が攻めさせてもらいます、サイコキネシス!」
度忘れをしていたカビゴンだが、技が通じないバリヤードの前ではなす術も無く地道に体力を削られやられてしまった
ナツメ「これで切り札も戦闘不能、もはやバリヤードに対抗できる戦闘員はいないのでは?」
のび太(いや・・・まだ手はある、でも・・・)
せっかく考えていた戦術も水の泡と化し戦意喪失するのび太、だが実はまだのび太にはとっておきの切り札があるのだが次に踏み込めない
のび太(とりあえずあのバリアーを消さなきゃ僕に勝ち目は無い、でもあの強力なバリアー破るポケモンは・・・こいつで行ってみよう)
のび太「オコリザル!バリアーにメガトンパンチだ!」
オコリザルのメガトンパンチがバリアーに炸裂する・・・ことはなかった



のび太「すり抜けた!?」
オコリザルのメガトンパンチはバリアーをすり抜けてしまったのだ、唖然とするのび太にナツメが説明する
ナツメ「このバリアーに攻撃するのは不可能です、これは敵の攻撃を防ぐものではなく威力を抑える技ですからね、前者なら攻撃可能ですか今のバリアー自体に攻撃しても意味はありません」
のび太「そうか・・・バリアー自体に攻撃はできないのか・・・バリアー自体には・・・ん?」
考えていると出来杉がシルフで言ったあの言葉を思い出した
「空間自体に攻撃しても穴はできない、空間に念の力をかけてそこに電撃を浴びせると穴は開かれる」
のび太(そうか!攻撃そのものが通用しないなら念の力をバリアーにかければ良いんだ!後はこうすれば・・・)
再び頭を働かせ、そして突破口を見つけた
のび太「まずはスリーパーだ!サイコキネシス!」
スリーパーのサイコキネシスはバリアーにかけられる、これによりバリアーに歪みが生じた
のび太「そしてライチュウ!あのバリアーに10万ボルトだ!」
ナツメ「話を聞いてなかったの?バリアーに直接攻撃は・・・え!?」
作戦は見事成功した、バリアーはいとも簡単に壊れバリヤードを取り巻くものは消え去った
のび太「よし行け!オコリザル!バリアーが消えた今なら攻撃が通る・・・からてチョップだ!」
戸惑うバリヤードは抵抗もできず、オコリザルのからてチョップの前に倒れた
のび太「やったあ!あと一匹だ!」
ナツメ「喜ぶのはまだ早いですよ、最後の一匹こそが私の切り札なのですから」
のび太(ええ・・僕もですよナツメさん)
互いに最後のエースが入ったボールを持った、そして・・・両エースが同時に登場するのだった
ナツメ「フーディン!もう後がありません、頼みますよ」
のび太「相手は最後だギャラドス!君なら絶対に負けないよ」
そして最後の決着をつけるべく戦いが始まった



ナツメ「ギャラドスですか・・・おもに水技を主体とするギャラドスならば特殊の高いフーディンは防御に徹する必要はありませんね、ただ攻めるだけです!」
のび太(あの作戦通りに行けば間違いなく勝てる・・・成功させてくれよギャラドス)
ナツメ「サイコキネシスです!」
今までのどのポケモンよりも強力なサイコキネシスが飛んでくる、まさしくエースの名に相応しい攻撃力だ
のび太「こっちも攻撃だけだ!ハイドロポンプ!」
一方ギャラドスも棲ざましい破壊力のハイドロポンプを繰り出す、互角の勝負に見えたが特殊が高く敵の攻撃に耐えられるフーディンが優勢となってきた
のび太「そろそろだ・・・ギャラドス!かみつくだ!」
ギャラドスはフーディンに噛み付き、口に固定した
ナツメ「これはハイドロポンプを撃つつもりですね!?あの至近距離で食らえば威力は高まる・・・フーディン!やられる前にやりなさい!」
のび太「しめた!掛かったぞギャラドス!破壊光線だ!」
ナツメ「な!・・・破壊光線?」
棲ざましい破壊力の破壊光線がフーディンを襲った、フーディンには破壊光線に耐えられるだけの体力はなくあっという間に地に倒れ伏せた
ナツメ「何故・・・何故破壊光線をはじめに使わなかったの!?」
のび太「だって始めに破壊光線を使ってもし倒せなかったらそれ以降警戒するでしょ?だから最後の一発のとっておきの場面まで隠しておいたんです」
ナツメ「なるほど・・・ハイドロポンプは破壊光線の存在を隠すための布石だったのね」
のび太「はい、全部は破壊光線を当てるための作戦です」
ナツメ「やっぱり貴方は凄いわ、さあゴールドバッチを受け取って」
のび太「やったああ!ドラえもん!僕だけの力で勝って見せたよ!」
外にいるはずのドラえもんに向かって叫ぶのび太
そのころドラえもんは野生のメスニャースと戯れていた



現在の状況

のび太   ギャラドス(レベル47)、ライチュウ(レベル43) 、オコリザル(レベル42)、スリーパー(レベル42)、カビゴン(レベル43)、メタモン(レベル41)
ドラえもん ラッタ(レベル56)、ペルシアン(レベル53)、オニドリル(レベル49)、サンドパン(レベル53)
ジャイアン リザードン(レベル57)、ウツボット(レベル48)、カイリキー(レベル44)、サイドン(レベル42)、ガルーラ(レベル37)
スネオ   カメックス(レベル57)、ゴローニャ(レベル45)、キュウコン(レベル45)、モルフォン(レベル41)、ストライク(レベル41)
しずか   フシギバナ(レベル69)、プクリン(レベル55)、ピクシー(レベル54) 、ドードリオ(レベル53)、ナッシー(レベル52)
出来杉  死亡?


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