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出来杉から言い放たれた思いがけない言葉にのびた達はしばらく硬直状態となっていた
沈黙の中、ジャイアンが信じられないと言った顔で出来杉に言う
ジャイアン「な・・何言ってんだよ・・・お前はしずかちゃんを運びに行ってたから知らないだろうけど、スネオはロケット団に操られてただけなんだぜ・・」
出来杉「そう、その通りだよ・・彼は操られてたんだ・・・この僕にね」
3人は困惑した、あまりに唐突すぎる発言にパニック状態に陥っていたのだ
それを見透かすかのように出来杉が言う
出来杉「解らないようだね・・・良いよ、説明してあげよう」
3人に数歩近づき得意げな顔で語り始めた
出来杉「僕は初めからスネオ君を操っていたわけじゃない・・君達が初めて会った幹部、ポケモンタワーでだったかな?その時は僕が幹部を装って君達と戦った」
ジャイアン「じゃあ俺を操ったのも・・」
出来杉「僕さ、そして僕が幹部として最後に君達に会ったのはカビゴンが居た道路、それ以降の幹部は全てスネオ君にやらせたよ」
のび太「スネオを操って僕等に戦わせた理由は?」
出来杉「本当は僕が出向いて君達を消したかった、でも僕はやらなければいけないことで手一杯・・だから僕の代わりに利用させてもらった」
のび太「じゃあ今の戦いはは!?わざわざスネオを操って戦わせる意味は・・?」
出来杉「君達をまとめて倒すのに一番効率が良かったのさ、スネオ君に君達2人の相手をさせて僕はしずかちゃんを消す・・そのためにわざわざ牢に入って演技をしたりもしたよ」
ジャイアン「何で演技なんかしなきゃいけない・・初めからスネオと協力して倒せば良かっただろ?」
出来杉「鈍いなあ・・スネオ君自体もう利用価値の無い使い捨て何だよ、だから君達と戦わせ同士討ちにさせた、わざわざ自分の手煩わせなくても良いようにね」
スネオ「この野郎・・・」
出来杉「演技は僕を幹部の選択肢から消すのと、しずかちゃんをこの場から離して僕が倒すための下準備だったのさ・・」
ここでスネオが話を止める
スネオ「待て・・話が見えてこない・・・初めに何故貴様がロケット団に入ったのか・・・それを説明しろ」
出来杉「僕に操られてたゴミが随分強気な発言だなあ」
スネオ「何だと!」
出来杉「まあ良い・・説明しよう」
怒るスネオを宥めるように言う



出来杉はかつてドラえもんに話したことを3人にも告げた
3人は驚きの内容に言葉も発せなかった
出来杉「・・・と言うことさ、理解したかな?」
この言葉で呆然としていた3人が我に返った
スネオ「馬鹿な!空間に穴を開けるだと?そんなことできる訳が・・」
出来杉「信じられないか・・・無理ないな、じゃあ実際にやってみせよう・・」
そう言うとボールからサンダースとフーディンを出した
出来杉「ところで君達はどうすれば空間に穴を開けれると思う?」
問いかけるが答えられる者は居ない、それを見て満足げに説明を続ける
出来杉「ポケモンの技と僕は言ったよね?じゃあどんな技で空間に穴を開けられるか・・・火炎放射やハイドロポンプでいくら攻撃しても穴は開かないんだよ」
ジャイアン「そりゃそうだろうな、と言うよりポケモンの技で空間に攻撃なんて無理だろ・・」
出来杉「それができるんだよ、このフーディンにサンダースの技でね」
そして、その詳細の説明を続ける
出来杉「まずは念の力で空間に歪みを作る、そしてその歪みに強力な電撃を加える・・そうすると空間は弾けて穴ができるのさ」
スネオ「念力に電撃・・・つまりお前のフーディンにサンダースと言うことか」
出来杉「ご名答、強力なエスパーに電気ポケモンを持っているのは僕、つまり空間に穴を開けることも僕しかできないということさ」
ここまで話を聞きスネオが言う
スネオ「でまかせだ!空間に穴だと?そんな話があるわけない!」
出来杉「だから今やってみせるよ・・・フーディン、サイコキネシスだ」
フーディンが空間に念を働きかける
スネオ「歪みとやらは何処にある?一向に見あたらないな」
出来杉「慌てないでくれ、歪みは肉眼で見るのは不可能だ・・よし、サンダース!10万ボルトだ」
サンダースが部屋中に電撃を発する、すると3人の目の前に小さな黒い穴が現れた
のび太「ほ・・本当にできた・・」
出来杉「見ての通りこんな小さな穴しかできないけどね、この穴を大きくしたい、そう思ったからロケット団に入団したと言う訳さ」



スネオ「それで・・・それでお前は現実世界に帰って何をしたんだ?そこまでしてやりたかった事は一体・・?」
出来杉「その質問は困るんだよな・・これを言ったらこれから先の行動が苦しくなるから・・・」
スネオ「どういうことだ?」
出来杉「まあ簡単に言うとこの世界の設定を変えてきたんだ」
のび太「設定・・・そういえばドラえもんが言っていたような・・」
出来杉「心当たりがあるようだね、そう、この世界の設定を僕の良いように変えてきたのさ」
スネオ「そんなことができるのか・・・で、お前は設定で何を変えた?」
出来杉「悪いね、これは秘密なんだ・・・さっき言ったようにこれを言うとこれから先の行動が苦しくなる・・・」
スネオ「ふざけるな!どんな理由でこんな迷惑なことに付き合わされたか・・聞かなければ僕の腹が納まらない・・・」
拳に力を入れ叫んだ、操られたことが余程悔しいらしい
出来杉「仕方ないなあ・・簡単に言うと欲しい物があったのさ、それを手に入れるためには設定を変える必要があった・・」
スネオ「欲しい物だと?何だそれは、言え!」
出来杉「残念だけどこれだけは言えない・・・さて、そろそろ君達も消さなきゃ」
スネオ「答えろ!僕を顎で使ってまで欲しい物、それは何だ!」
出来杉「スネオ君、もうゲームオーバーだ・・質問タイムは終わったんだよ・・」
凍りつくような目でスネオを睨みつけるその殺意の含まれた目にスネオは恐怖で自然と口が開かなくなった
出来杉「ふふふふ・・久しぶりの同級生との話でついお喋りが過ぎたよ、でもそれも終わり・・君達もしずかちゃんのように消さなきゃいけない」
のび太「そうだ!そういえばしずかちゃんはどうしたんだ!?」
出来杉「後ろ・・僕の後ろで寝て居るよ・・」
3人が見ると出来杉の背後にはボロボロにされ気絶したしずかを抱えた下っ端がいた
出来杉「君等もすぐああなる、僕の手によってね・・そうだ!最後に僕の手持ちを紹介しておこう」
そう言うと腰に付けている残りのボールからポケモンをだした
出来杉「サンダース、フーディン、ケンタロス、カイリュー、ゲンガー、スターミー・・お待たせ、僕の選んだ最高のチームだよ、そして・・」
出来杉「君等を消すのに選んだ、暗殺部隊だ!」
もう出来杉の顔から笑いは消えていた、冷酷な顔が全てを覆い尽くしている



ジャイアン「いきなり全手持ち披露とは余裕じゃねえか・・もう勝ったつもりか?」
出来杉「ああそうさ、君等は間違っても僕に勝てない・・」
ジャイアン「面白い!実力を拝見させてもらうぜ!ウツドン、はっぱカッターだ!」
出来杉「この戦いはお前に任せよう、カイリュー、破壊光線だ!」
カイリューの放った破壊光線ははっぱカッターを打ち消しつつ、ウツドンに直撃し瞬時に瀕死とさせた
出来杉「おやおや、鍛え方がなってないなあ武君・・一発でやられるとはねえ・・」
この光景にジャイアンは恐怖した、あの地獄のような特訓さえも出来杉の前では無力だと言うことを思い知らされたのだ
ジャイアン「くっ・・・こうなりゃ総力戦だ!リザードン、サイドン!行けえええ!」
出来杉「それで総力戦?まあ当然か・・スネオ君との戦いで手持ちを減らされたからね」
ジャイアン「余所見して良いのか?遠慮なく行くぜ!リザードン、火炎放射、サイドンは岩魚誰だ!」
二匹の攻撃はカイリューに直撃した、しかし・・・カイリューは何事もなかったかのように平然と立っていた
出来杉「攻撃の方もこの程度か・・遊びにもならない、カイリュー・・破壊光線だ」
棲ざましい威力の破壊光線は二匹同時に戦闘不能とさせた、これでジャイアンの手持ちは0、あのジャイアンも難なくやられてしまった
出来杉「残りはカスか・・ふふ、少しは期待していたが失望したよ・・この程度とはね」
スネオ「カスだと?後悔させてやるぜ!行けカメックス、ゴローン、ロコン!」
出来杉「吹雪だ!」
スネオ「ぐわあああ!」
目も開けられない猛吹雪が展開された、吹雪が止んだころにはスネオの出した3匹は戦闘不能と化していた、こうしてスネオもやられた
そして・・最後の希望はこの男に託された
のび太「あわわわわ・・・」
スネオ&ジャイアン(もう駄目か・・・)
出来杉「ふん、残りカスはあまりに小さすぎるな・・・もう勝負は終わりか・・」
のび太「ええーい!どうにでもなれ!皆行け!」
ヤケクソになったのび太は全ポケモンを出し勝負に挑んだが・・・
出来杉「弱すぎるな・・まあ最初から期待なんてしてなかったけど」
一分弱でのび太の手持ちは全滅していた



出来杉「これで3人ともお仕舞いか、随分早かったよ」
3人は手持ちを全滅させられ遂に希望を断たれた、もうどうしようもなくなった中ジャイアンが叫ぶ
ジャイアン「くそ!こうなったら俺様がお前をぶん殴ってやる!うおおお!!!」
無謀にも、拳を構え出来杉に猛突進して行った、しかし・・・
出来杉「スターミー、ハイドロポンプだ」
ジャイアン「あべしいいいい!!!」
無論それも通じない、逆にハイドロポンプを食らいジャイアンは豪快に吹っ飛ばされた
出来杉「さあ終わりだ、ゲンガー、催眠術だ」
催眠術は3人に襲い掛かった
ジャイアン「この野郎・・もう一発・・ぶん殴って・・・や・・る・・・」
スネオ「くそ・・ここまで・・・か・・」
のび太「助けてえええ!・・・え・・え・・」
ドサッ!
3人は眠らされ、地面に倒れた
出来杉「呆気なかったな・・じゃあこいつ等は牢に捕らえておいてくれ、くれぐれも逃がすなよ」
そう下っ端に告げ部屋を後にした
そして・・・4人は暗く狭い一室に連れ込まれ、そこに監禁された
1時間後・・・
のび太「う・・うーん・・此処は一体・・・皆、居るよね?」
この掛け声で3人も目を覚ました
スネオ「此処は・・牢屋か?」
しずか「そのようね・・」
ジャイアン「ならまたドアを破壊するだけだ!お前等手伝え!」
スネオ「無理だよ・・さっきの戦いで手持ちを全滅させられてるんだ、ポケモンの力で脱出は不可能・・もう僕等は終わりだ」
この発言にジャイアンは言い返せなかった、ジャイアンも含め皆脱出不可能と解ったからだ
静まり返る空気の中、のび太が何かを見つけた
のび太「あ、あれは!?」
スネオ「どうしたんだよ・・・え!?」
幻だろうか、部屋の奥に大量の回復アイテムが入った箱が置かれていたのだ



ジャイアン「幻覚じゃないよな?本当に回復アイテムがある・・・?」
のび太「ま、間違いないよ・・でもなんで牢にこんなものが?」
スネオ「何にせよチャンスだ!これでポケモンを回復させて扉を破壊できる!」
しずか「見て、元気のかけらがあるわ・・これで回復よ!」
4人は置いてあった箱の中から元気のかけらをかき集め、手持ちのポケモンに使った
ジャイアン「よっしゃ!これで扉を破壊できる・・全員で一斉攻撃だ!」
この掛け声で4人は全手持ちのポケモンの攻撃を扉に浴びせた、しかし・・・
しずか「少しは壊せたけど・・まだ力が足りないみたいね、扉は壊れてないわ」
のび太「そんな・・結局此処から出られないじゃないか!」
全ポケモンで攻撃しても扉は完全に壊せなかった、皆が諦めかけたその時、
スネオ「皆見ろ!まだ良いものがあったぞ」
ジャイアン「進化の石?」
回復アイテムのほかにもまだ沢山のアイテムがあった、その一つに進化の石があったのだ
スネオ「これで皆のポケモンを進化させれば力を補える!」
ジャイアン「だったら早くポケモンを進化させよう!そしてもう一回全員で攻撃だ!」
そして、皆は石で進化するポケモンを進化させ再び一斉攻撃の態勢になった
ジャイアン「行くぞ!オラアアアア!!!」
一斉攻撃が始まった、そして・・・先ほどより強くなった攻撃で扉は破られた
のび太「やったあ!扉が壊れた!」
ジャイアン「さあ脱出するぜ!出来杉に仕返ししてやる!」
4人は走って「倉庫室」と書かれている部屋を後にした
そう、此処はロケット団が大量生産したアイテムを保管している部屋
下っ端はマヌケにもこの部屋に4人を入れたのだった
なんとも親切な組織だ



のび太   ギャラドス(レベル45)、ライチュウ(レベル43) 、オコリザル(レベル40)、スリーパー(レベル40)、カビゴン(レベル41)、メタモン(レベル39)
ドラえもん シルフカンパニーにて監禁
ジャイアン リザードン(レベル57)、ウツボット(レベル48)、ゴーリキー(レベル44)、サイドン(レベル42)、ガルーラ(レベル37)
スネオ   カメックス(レベル57)、ゴローン(レベル45)、キュウコン(レベル45)、モルフォン(レベル41)、ストライク(レベル41)
しずか   フシギバナ(レベル69)、プクリン(レベル55)、ピクシー(レベル54) 、ドードリオ(レベル53)、ナッシー(レベル52)
出来杉   サンダース(レベル61)、フーディン(レベル60)、ケンタロス(レベル58)、カイリュー(レベル58)、ゲンガー(レベル59)、スターミー(レベル57)