ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

その39

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nobita_in_pokemon

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返事はない、ただ濁った目でジャイアン達を見ている
ジャイアン「答えろ!何でロケット団なんかに味方してるんだ!!」
スネオ「・・・モルフォン、ストライク・・」
無言だったスネオは突然ボールからポケモンを出し、皆に襲い掛かった
ジャイアン「うわ!・・・こいつめ!何しやがる!」
スネオは一向に口を開かない、口にするのはポケモンへの指令のだけだ
ジャイアン「言いたくないなら・・力ずくで言わせてやる!行け、ゴーリキー!」
ゴーリキーが敵を抑える
出来杉「僕等も加勢だ!サンダース、砂かけ!」
のび太「オコリザル!けたぐりだ!」
スネオ「モルフォン・・・超音波」
超音波はゴーリキーを混乱させた
ジャイアン「この野郎!姑息な手を使いやがって!」
ゴーリキーが混乱しているうちにスネオはロコンを繰り出した
スネオ「火炎放射・・・」
しずか「きゃあっ!」
炎はしずかを襲った、幸い直撃はしなかったがロコンは次の攻撃の構えを取っている
のび太「しずかちゃん!大丈夫!?」
出来杉「怪我をしてるしずかちゃんが此処に居るのは危険だ、上の階に仮眠室があるはずだ、僕が連れて行くよ」
ジャイアン「スマねえ、頼んだ!」
出来杉はしずかを連れ上の階に向かった



ジャイアン「さあこっちは戦いの続きだぜ!ゴーリキー、からてチョップだ!・・・!?」
いつの間にかゴーリキーは毒状態になっている、それもどくどくで受ける特殊な毒状態だ
ジャイアン「モルフォンのどくどくか・・・手の込んだことしやがって!ゴーリキー、構わず攻撃だ!」
しかし混乱しているゴーリキーは自分を攻撃しだす
ジャイアン「しょうがねえ、交代だ!ガルーラ」
ガルーラはボールから出るなりジャイアンを腹のポケットに入れた
のび太「プーッ、はははは!それなんのギャグ?」
ジャイアン「うるせえ!こうしねえと言う事聞かねーんだよ!それよりのび太、お前はストライクを相手しろ」
のび太「わ、分かった!」
ジャイアン「俺はこの毒蛾を相手だ・・ガルーラ、メガトンパンチ!」
スネオ「影分身・・・」
ガルーラのパンチはモルフォンの分身を捕らえ空を切る
ジャイアン「なら分身全部に攻撃だ!連続パンチ!」
連続で繰り出されるパンチは分身を消しつつ、本体も見つけ出した
ジャイアン「見つけたぜ!本物にメガトンパンチだ!」
モルフォンはパンチをまともに食らい吹っ飛ばされた
スネオ「くっ・・・影分身・・」
再びモルフォンは回避率を上げる
ジャイアン「てめー戦う気あんのか!?」
スネオ「サイケ光線・・・」
ジャイアン「ぐわっ!・・・ガルーラが混乱してる!?」
運悪くガルーラはサイケ光線の追加効果で混乱になってしまった
ジャイアン「またかよ!ガルーラ、構わず攻撃を・・・」
しかしガルーラは全く指示を聞かない、自分を攻撃しつづけ自滅してしまった
ジャイアン「やべえな・・・あっという間に2匹やられちまった・・」



一方、ストライクを相手にしているのび太は・・・
のび太「あわわわわ・・・どうすれば良いんだ・・」
高速移動で底上げした素早さについて行けないのび太はストライクに翻弄されていた
スネオ「・・影分身・・・」
ストライクは更に回避率まで上げ、完全にスネオペースとなった
のび太「まだ攻撃が当たる内に・・オコリザル、からてチョップ!」
しかし攻撃は当たらない、オコリザルが戸惑っているうちにストライクは更に影分身を積む
のび太「うわああああん!いつものスネオ独特、嫌がらせ戦法だ!攻撃が当たらないよ~!」
のび太がモタモタしているうちにストライクの回避率はほぼ100%になっていた
スネオ「・・剣の舞・・・」
回避率を上げ身の安全を計ったストライクは次に攻撃力を上げた
スネオ「続けろ・・・更に剣の舞・・・」
なおも剣の舞を続ける、完璧なまでの持久戦だ・・
スネオ「・・・切り裂く・・」
のび太「わ!オコリザルが!」
剣の舞+切り裂くのコンボでオコリザルは倒れた
のび太「次だ、ピカチュウ!10万ボルト!」
だが攻撃は一向に当たらない、しかしのび太に攻略法はない
のび太「そうだ!キョウさんとの戦いのときみたいにヨクアタールないかな・・・」
追い込まれたのび太は僅かな希望を求め持ち物をあさった・・・が、
のび太「やっぱり無い・・・もうお仕舞いだ~!」
そしてピカチュウも切り裂く一発で倒れた



のび太「こんどはスリーパーだ!毒ガス!」
外れる、と思われた毒ガスは運良く決まりストライクは毒を負った
のび太「よし・・・これで少しはマシだな・・」
何とか攻撃が当たり冷静になるのび太、そしてのび太はあることに気付いた
スネオ「ストライク・・・にらみつける・・」
のび太「この口調・・どこかで聞いたことがあるような・・・」
この口調がのび太はどうしても気になった、どこかで聞いた覚えがあるのだ
のび太「ええっと・・何処だっけ、確か・・・」
記憶を辿って隙だらけののび太をジャイアンは一括した
ジャイアン「何ぼさっとしてんだのび太!やられちまうぞ!」
のび太「ジャイアン・・・?そうか!思い出した!」
ジャイアン「はあ・・?」
のび太「ジャイアンだ・・・ポケモンタワーで幹部に操られていた時のジャイアンの口調にそっくりなんだ!」
ジャイアン「何だと!・・・じゃあスネオも・・?」
のび太「操られてるのかもしれない・・・」
2人はスネオを注意深く見つめた
ジャイアン「確かに誰かに操られてるみたいな目だ・・そうか!きっとスネオはロケット団に操られてただけなんだ!」
そう言うとジャイアンはスネオに向かい走り出した
スネオ「カメックス・・波乗り・・・」
ジャイアン「ぐわ!・・待ってろスネオ、今助けてやんぞ!」
攻撃されボロボロになりながらもスネオに走っていく、まさしく真の男の姿だ



一方しずかと出来杉は・・・
ジャイアン&のび太が戦っている部屋から大分離れた通路を歩いている
出来杉「もうすぐ仮眠室だよ、しずかちゃん」
しずか「そう・・・でも、まさかスネオさんにこんなにやられるなんて・・」
出来杉「スネオ君は改造ポケモンを使ってるんだから仕方ないさ」
しずか「そう・・・ね、ところで私、貴方に謝っておかないとね・・・」
2人は歩く足を止めた
出来杉「謝る?」
しずか「今まで・・私はあなたのことを幹部だと思ってた・・・でもそれは間違いだったのね・・疑ってごめんなさい・・」
出来杉「謝る必要ないよ、だって・・・」
出来杉はキョロキョロと辺りを見渡す
しずか「?」
出来杉「うん、ここなら良いな」
しずか「何が・・・ウッ!」
ドサッ・・・
しずかの後ろにはサンダースが立っている、サンダースがしずかに一撃を加えたのだ
サンダースの攻撃で気絶したしずかを出来杉は笑って見ている
出来杉「しずかちゃん、君は謝る必要なんてないのさ・・・何故なら・・」
クルリと向きを変え、来た道を引き返した
出来杉「何故なら、君の推理は外れてなんていない・・・ほぼ正解さ」
そう言い終えると出来杉は走ってのび太達の居る部屋を目指した



ジャイアン「スネオー!!」
カメックスに進行を妨害されてもジャイアンはスネオの元に走り続けた、スネオを助けるためである
スネオの元に辿りついたジャイアンはスネオのむなぐらを掴み叫んだ
ジャイアン「目を覚ませスネオ!お前は幹部なんかじゃねえ!操られてんだ!」
スネオ「私は・・幹部だ・・」
ジャイアン「違う!お前はスネオだ!忘れたなんて言わせねえ!」
スネオ「す・・ね・・・・お・・?」
ジャイアン「思い出したか!そうだ、お前はスネオだ!」
スネオ「す・・ね・・お・・・・す・・・ね」
ジャイアン「思い出せ!お前はジャイアン様の一番の子分だ!ロケット団の犬じゃねえ!取り戻せ、自分の心を!!!」
そう叫び、心の篭った拳でスネオを殴った
スネオ「うう・・・イタイ・・・わああああん!痛いよママーン!」
のび太「も、戻った」
スネオ「あれ・・・此処は一体・・?」
ジャイアン「覚えてねえのか?お前ロケット団に洗脳されて幹部にされてたんだぜ」
しかしスネオはビックリしたように言う
スネオ「僕が幹部・・?違うよジャイアン、僕は見たんだ、幹部の正体を・・」
ジャイアン「どういうことだ!?」
スネオ「確かに見た、あいつは・・・」
そう説明しようとするスネオの話をを遮る者が現れた
出来杉「ご苦労様スネオ君、今まで幹部を演技してくれてありがとう・・」
部屋のドアから出来杉が笑いながら入ってきた
のび太「何で此処に・・?しずかちゃんは?演技って一体・・・」
出来杉「一辺に答えるのは難しいな・・でも言えることがあるんなら・・・」
一声置き、信じられない言葉を口にした
出来杉「本当の幹部の正体は僕だった・・・とでも言っておこうか」
2人「なんだって!!」
出来杉は僅かな笑みを浮かべている、まるで3人をあざ笑うかのように・・・



のび太   ギャラドス(レベル45)、ピカチュウ(レベル41) 、オコリザル(レベル40)、スリーパー(レベル40)、カビゴン(レベル41)、メタモン(レベル39)
ドラえもん シルフカンパニーにて監禁
ジャイアン リザードン(レベル57)、ウツドン(レベル46)、ゴーリキー(レベル44)、サイドン(レベル42)、ガルーラ(レベル37)
スネオ   カメックス(レベル57)、ゴローン(レベル45)、ロコン(レベル43)、モルフォン(レベル41)、ストライク(レベル41)
しずか   フシギバナ(レベル69)、プリン(レベル55)、ピッピ(レベル54) 、ドードリオ(レベル53)、タマタマ(レベル52)
出来杉   サンダース(レベル61)、残り不明
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