ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

金銀物語 その5

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      ~3階、しずか対ユリカ~
しず「ラフレシアか。(相性が悪い。ここは少しでもダメージを与えなきゃ。)マリルリ、もう一度捨て身タックルよ。」
ユリ「私は2度も同じ手は喰わないわよ。ラフレシア、痺れ粉。」
 粉を浴びたマリルリの動きが止まってしまった。
ユリ「今よ、ギガドレイン!」効果抜群、マリルリは倒れた。

しず「この状況を変えることが出来るのはあなたしかいない!頼んだわエーフィ。サイケ光線。」ラフレシアは一撃で倒れかけだ。
ユリ「まずい。眠り粉で一度眠らせるのよ。」
しず「二度も同じ手にやられないのはこっちもよ。眠り粉を砂かけでかき消すのよ。」
 空中を舞う粉に砂が命中し、眠り粉は消えていった。
しず「よし、いい調子よ。止めのサイケ光線!」
 ラフレシアは倒れた。ユリカの顔色がちょっと悪くなってきている。

ユリ「く、まさか最後の1匹まで追い詰められるとは・・・・・・」
しず(え、最後の1匹?やった、こっちはまだ残り2体!これは勝てそうよ。)
ユリ「もしかして今、後1匹ならなんとかなる・・・とか考えてなかった?」
しず「(ギク!この女、人の心でも読めるの?)まさか、私は最後まで油断はしないわ。」
ユリ「そう。じゃあ油断せずかかってきなさい。行け、ムウマージ。シャドーボールよ。」
 この一撃でエーフィは一気に追い詰められた。だがエーフィも負けてはいない。
しず「まだまだ、こっちもシャドーボールよ。(お願い、この一撃で倒れて!)」
 大ダメージを与えたが、しずかの願いは届かずムウマージは倒れなかった。次の相手の攻撃でエーフィは倒れてしまい、しずかの手持ちはレベルの低いキリンリキ1体になってしまった。



     ~4階、ジャイアン&のびた対スネ夫&ミツキ~
 続いてジャイアンはカイリキー、スネ夫はウツボット(リーフの石をロケット団で貰った。)そしてミツキはなんとプテラを繰り出してきた。のびたはヤドキングのままだ。
ミツ「速さの違いを見せてやろう・・・ヤドキングに噛み砕くだ。」
 プテラは目にも止まらぬスピードでヤドキングに近づいて噛み付いた。一瞬の出来事に見えた他の3人は驚いている。ヤドキングはなんとか戦える状態だ。
スネ「よしウツボット、ヤドキングに葉っぱカッターで止めを刺してやれ。」
 スネ夫のいいところ取りの攻撃でヤドキングは倒れた。のびたは次にヨルノズクを出した。

ジャイ「今度はこっちの番だ。カイリキー、地震だ!」
 カイリキーが激しく大地を揺らした。空中にいるヨルノズクとプテラには当たらないが、ウツボットを一撃で倒すことに成功した。スネ夫の次のポケモンはクロバットだ。
のび「ジャイアン凄いよ!ヨルノズク、僕たちも頑張るぞ、プテラに鋼の翼だ!」
 威力はあまりないが効果抜群は抜群、プテラは半分程のダメージを受けた。ヨルノズクはクロバットにも向かっている。
のび「そのままクロバットにもぶつかれぇ!思念の頭突きだ。」
 攻撃を受けたクロバットは地にフラフラと落ちていく。スネ夫は慌てている。
ミツ「騒ぐな!プテラ、羽休めだ。」
スネ「そうか、回復させればいいんだ。クロバット、お前も羽休めだ。」
 2匹は地上に降りて体力を回復させている。
のび「ああ、せっかくあんなにダメージを与えたのに・・・」



だがこの状況で1人ニヤつく男がいた・・・ジャイアンだ。
ジャイ「まったく、いつその技を出してくれるか待ちわびたぜ。しかし、まさか2体同時にやってくれるとはな・・・・・・」
ミツ「何が言いたい。回復されることへのヤケか?」
ジャイ「まだ分からないか・・・どうやら俺たちの勝ちは決まったようだな。カイリキー、地震だ!」これを聞いたミツキは笑い出した。
ミツ「何を言い出すかと思えば、地震だと・・・いいか、教えてやるよ。今この場所に出ているポケモンはカイリキー以外全て飛行タイプ持ち、つまり地震は当たらないんだよ!」

ジャイ「まあ、自分の目で結末を確かめてみな。やれ、カイリキー!」
 次の瞬間。辺りは激しく揺れだした。そして・・・・・・
ミツ「ふん、まったく無駄な時間だった・・・!な、そんな馬鹿な!」
 そこにはカイリキー、ヨルノズク、そして倒れて動けないプテラとクロバットの姿があった。
スネ&ミツ「い、1体何故なんだ・・・」
ジャイ「教えてやるよ馬鹿共!羽休めの効果は2つある。1つ目は体力を回復すること、そしてもう1つは
“羽休めを使用している最中はそのポケモンから飛行タイプが消えること”だ。つまりあの時、お前らのポケモンには飛行タイプがついてなかったのさ!ここまでいえばもう分かるだろ?」
スネ「つ、つまり飛行タイプが無くなっていた2体には地震を喰らってしまう・・・という事か。しかも飛行タイプがなくなったプテラとクロバットに地震は効果抜群だった・・・」
ジャイ「その通り!スネ夫にしてはよくできたな。ガハハハハ!」

 その時、ジャイアンの話を聞いていたミツキの様子がおかしくなっていた。
ミツ「貴様あああ!俺様を馬鹿にしやがってぇ!殺してやる、殺してやる、殺してやる!」
スネ「ミ、ミツキさん!落ち着いてください(どうしたんだこの人。頭イカれちゃったのか?)」
 スネ夫が必死でミツキをなだめていた。ジャイアンとのびたはキョトンとした様子でこれを見ている。

ミツ「ハア、ハア・・・・・・ちょっと取り乱してしまったが、もう貴様らの命はないと思え・・・行け、ヘルガー!」
 ミツキの最後の1匹、切り札ヘルガーが姿を現した。



 ミツキのヘルガーに続いて、スネ夫もチーム最強のバクフーンを出してきた。
ミツ「レベルの差を見せてやれ。カイリキーに大文字だ。」
 大きな炎がカイリキーを包む。火ダルマになったカイリキーは倒れてしまった。
ジャイ「一撃だと!そんな馬鹿な!」
スネ「僕のバクフーンも凄いよ。ヨルノズクに大文字だ。」
 こちらは偶然急所に当たり、ヨルノズクも一撃で倒れてしまった。
のび「ヨ、ヨルノズク!そんなぁ・・・」

 たった1ターンで5対3から3対3になってしまった。のびたとジャイアンはショックを隠しきれない・・・が、
ジャイ「悩んでたって何も解決しねぇ!奴らは両方炎タイプ・・・行くぞオーダイル!」
のび「そうだよね、ジャイアン。よーし、行け、エテボース!」
ミツ「またやられに来たか・・・エテボースに大文字だ。」
のび「そうはさせるか、影分身で避けろ。」
 大文字は外れて分身に当たった。
ジャイ「いいぞのびた・・・エテボース、ちょっと痛いけどがまんしてくれよな。オーダイル、波乗りだ!」

 辺りを強力な波が飲み込んだ。どうやらエテボースは無事のようだ。残りの2体は・・・・・・
ミツ「その程度で俺のヘルガーは死なん・・・オーダイルに噛み砕くだ。」
 ヘルガーがオーダイルに飛び掛って噛み付いた。オーダイルは重傷を負った。
ジャイ「オーダイル、大丈夫か・・・・・・!」
 オーダイルの目の前には飛び掛ってくるバクフーンがいた!
スネ「行けぇ!火炎車だ。」
 効果はいまひとつ・・・だが今のオーダイルを倒すには十分な一撃だ。
ジャイ「最後の力を振り絞れ、切り裂くだ!」
 バクフーンがオーダイルに激しくぶつかっていった、オーダイルは倒れた。だがオーダイルも最後にバクフーンを攻撃し、バクフーンも倒れていたのだった。

ジャイ「よくやってくれた、オーダイル。これが最後か・・・カイロス頼んだ!」
スネ「ヘルガー、行って来い。」
 なんとこれで相手の場にはヘルガーが2体。最後の戦いが始まった。



        ~5階、ドラえもん対ブラック~
 今、ドラえもんの場にいるのはライチュウ1体。敵はまだほぼ無傷のバンギラスだ。

 あの後・・・・・・ドラえもんのポケモンたちはバンギラスに歯が立たず、皆一撃で倒されていった。そうしてドラえもんのポケモンはライチュウのみになってしまった。
ブラ「もう最後の1匹か。諦めたらどうだ?」
ドラ「誰が諦めるもんか!(でも、でもこのままじゃ・・・)ライチュウ、アイアンテールだ!」
 攻撃は綺麗にヒットし、おまけに効果抜群・・・のはずなのにバンギラスはビクともしない。
ブラ「もういい。地震で終わらせろ。」
 バンギラスの地震でライチュウも倒れ、遂にドラえもんの手持ちはゼロになってしまった。

ドラ「そんな・・・せっかく皆のおかげでここまでこれたのに・・・」
ブラ「ポケモンに続き、邪魔なお前も倒させてもらうぜ。なあに、殺しはしないよ・・・レアコイル、出て来い。10万ボルトだ。」
ドラ「ぎゃああああああああ!」
 レアコイルの電撃をまともに喰らったドラえもんは気絶しそうになったがなんとか意識を残して倒れた。だが、今にも気を失いそうだ。
ドラ(ごめん、皆・・・僕は・・・皆が切り開いてくれた道を・・・走りきることができなかった・・・ああ、もう眠ってしまいそうだ・・・・・・)

 その時、何者かがこの部屋に入ってきた。その人物は何度もドラえもんの名前を呼び、ドラえもんの体をゆすっている。ドラえもんは最後の力で一瞬目を開き、その人物を見た。
ドラ(君は・・・そうか・・・君はここまできたのか・・・ありがとう・・・後は任せたよ・・・あのバンギラスに・・・勝ってくれ・・・君ならきっと出来る・・・あいつを・・・止めて・・・く・・・れ・・・・・・)
 ドラえもんは気を失った。その場で戦えるの者はブラック・・・そして今ここにきた出来杉だけとなった・・・・・・



“ヒーロー”とでも呼べばいいのか、出木杉は救世主のような感じで颯爽と現れ、今悪の首領、ブラックと向き合っている。
ブラ「仲間のおでましか。憎いほどいいタイミングできやがったな。ハハハハハ!」
出来「よくもこんな酷いことを・・・でも僕はそこの青狸のようにはいかないよ。」
ブラ「な、こいつ・・・仲間を侮辱しただと。」
出来「別に仲間でもなんともないからね。でも君には勝たせてもらうよ。1つは目障りだから。そしてもう1つはあのポケモンにあうため・・・」
ブラ「フハハハハ、よく分からないが面白い奴だな。よし、遊んでやろう。行け、レアコイル。」
出来「ゲンガー、任せたよ。」

ブラ「実力はどれほどかな?10万ボルトだ。」
出来「させないよ、護るだ。」
 レアコイルの攻撃は当たらなかった。
出来「こんどはこっちの番だ。催眠術で眠らせろ。」
 レアコイルは深い眠りへと落ちて行った。ゲンガーにとっては大チャンスだ。
出来「よし、気合球を放て。」
 強力な一撃が命中し、レアコイルはなんともう倒れてしまった。
ブラ「い、一撃だと!なんて野郎だ・・・」
出来「だから言ったろう?僕を甘く見ないほうがいいってね。(奴らがこの塔で戦っている間ずっとレベル上げしてたからな・・・)」
ブラ「ハハハハハ!まったく、面白い野郎だぜ。なんか燃えてきたぜ!」



          現在の状況
のびた    ラジオ塔4階、ジャイアンと共にスネ夫&ミツキと交戦中
 手持ち ヤドキング(41)ヨルノズク(38)エテボース(39)オニドリル〔ジャイアンから借りている〕(37)
ドラえもん  ラジオ塔局長室、気絶中
 手持ち ライチュウ(37)ラッタ(33)ヌオー(34)トゲチック(35)ウソッキー(34)
ジャイアン  ラジオ塔4階、のびたと共にスネ夫&ミツキと交戦中
 手持ち オーダイル(41)ハガネール(36)カイリキー(40)カイロス(34)赤いギャラドス(37)
しずか    ラジオ塔3階、ユリカと交戦中
 手持ち エーフィ(36)バタフリー(33)デンリュウ(35)キュウコン(33)マリルリ(33)キリンリキ(29)
出来杉    ラジオ塔局長室、ブラックと交戦中
 手持ち メガニウム(40)ピジョット(38)ゲンガー(42)フーディン(41)ブラッキー(40)

       敵のデータ
ブラック ロケット団の新総裁でサカキの息子。赤髪の少年。
 手持ち ケンタロス(42)ハッサム(45)ドンファン(44)バンギラス(55)レアコイル(43)   ???(?)
ミツキ  ロケット団3幹部の最強の男。ロケット団の管理も全て行っている。前ボスサカキを崇拝しており、ロケット団の完全復活を目論んでいる
 手持ち グライオン(41)マニューラ(43)プテラ(45)ヘルガー(50)
ユリカ  ロケット団3幹部の1人、計算高い。ロケット団の歴史史上初の女性幹部。
 手持ち ドンカラス(42)グランブル(39)ラフレシア(38)ムウマージ(43)
スネ夫  ロケット団の新幹部にしてスロットの名人。リーゼント風の髪型をした少年。かつてはのびたたちの友人だった・・・ 
 手持ち バクフーン(43)ウツボット(37)クロバット(41)ヘルガー(40)ドククラゲ(39)



      ~3階、しずか対ユリカ~
 追い詰められたしずかは最後のポケモン、キリンリキを繰り出した。
ユリ「一発で仕留めてあげるわ、シャドーボールよ。」
 だが攻撃はキリンリキの体をすり抜けていった。 
しず「キリンリキはノーマルタイプを持っているからゴーストタイプの技は効かないわ。勝利に焦ってそんなことにも気付かなかったのかしら?(あ、危なかった・・・)」
ユリ「くそ、しくじった・・・」
しず「(敵はさっきのエーフィーの攻撃で傷ついている。もしかしたら倒せるかも・・・)キリンリキ、サイケ光線よ。」
 ムウマージの体力は限界まできたが、まだ倒れてはいない。レベルの低いキリンリキの攻撃では倒すことができなかった。
ユリ「危ない危ない。ムウマージ、こっちもサイケ光線よ。」
 効果はいまひとつ。キリンリキは余りダメージを受けなかった。

しず「よし、止めのサイケ光線よ!」
 攻撃はヒットした・・・だがムウマージは倒れていなかった。
しず「ど、どうして・・・・・・」
 愕然とするしずか。そのしずかの疑問にユリカが嬉しそうに答える。
ユリ「ムウマージに“食べ残し”を持たせておいたのさ。貴女のキリンリキのしょぼい攻撃ダメージは食べ残しの回復量を下回っている。つまりこのままいけば貴女のキリンリキの攻撃では永遠にムウマージを倒すことは出来ないのよ。」
しず「なるほどね。でもあなたのムウマージの攻撃も全然ダメージを与えられていないわよ。」
ユリ「たしかにそうね。だから・・・・・・ムウマージ、瞑想でひたすら能力を上げなさい。」
しず(瞑想か・・・これは長期戦になりそうね。)



 それからはやはり長期戦となった。キリンリキのサイケ光線は瞑想で特防を上げたムウマージにまったく通用しない。一方ムウマージは瞑想でひたすら能力を上げ、おまけに食べ残しによって体力も半分以上回復した。
 そして、ついにユリカが動いた。瞑想で能力が限界まで上がったのだ。
ユリ「その辺でいいわ。さあ、サイケ光線よ。」
 効果はいまひとつだが、キリンリキの体力はレッドゾーンに突入した。
ユリ「後一発ってところかしら?もうそのキリンリキは終わりね。」

 しかししずかは不敵に笑っている。
しず「それはどうかしら?」
ユリ「まだ笑える余裕があるとはね。それともヤケになったのかしら?まあ今の状態のムウマージに勝つ術はない。目の前でパワーアップしているのを止められなかったのがあなたの敗因よ。」
しず「いいえ、止められなかったんじゃなくて、止めなかったのよ。私はあなたのムウマージが能力を限界まで上げてくれるのを待っていた・・・」
ユリ「馬鹿な、どういうことなの?」
しず「今その答えを見せてあげるわ。キリンリキ、パワースワップよ。」
 キリンリキとムウマージが不思議な光に包まれた。だが、外見上には何の変化もない。なのに、ユリカは負けを悟ったかのような青ざめた顔をしている。
ユリ「パワースワップ・・・その技は確か・・・・・・」
しず「どうやら知っているようね。そう、自分と相手の攻撃と特攻のパラメータの能力変化を入れ替える技よ。これであなたのムウマージが瞑想で上げた分は全てキリンリキのものとなる・・・次はガードスワップよ!」
 今度は防御と特防の能力変化を入れ替えるガードスワップを使ってきた。これで完全に2体の立場は逆転した。
しず「さあ、これで特防も低下したわね。止めのサイケ光線よ!」
 能力の上がった強力なサイケ光線が放たれ、ムウマージは倒れた・・・14レベルの差を覆し、しずかが勝ったのだ!

しず「わ、私が・・・1人で幹部を・・・・・・や、やったわ!みんな!」
 勝利に舞い上がるしずか。だがその時、ラジオ塔が炎上し始めた・・・



     ~4階、ジャイアン&のびた対スネ夫&ミツキ~
 しずかがユリカと最後の死闘を演じている頃、ここ4階の戦いもクライマックスを迎えていた。現在残って
いるポケモンは全員1体だ。ミツキは倒れかけのヘルガー、のびたは半分程体力を残したエテボース、スネ夫は元気なヘルガー、そしてジャイアンは同じく元気なカイロスだ。
ミツ「(体力的に一番不味いのはこの俺か・・・よし、奴を使うか)おい貴様!」
 呼ばれたスネ夫が慌てて振り向く。
スネ「は、はい!何でしょう。」
ミツ「俺のヘルガーに炎の牙で攻撃しろ。」
スネ「え、そんな・・・ ミツ「早くしろ!」
スネ「は、はい!ヘルガー、ミツキ様のヘルガーに炎の牙だ!」
仲間が仲間を攻撃しているその光景を、のびたとジャイアンは意味も分からず呆然と見ていた。
のび&ジャイ「な、何がしたいんだ?」

ミツ「(“貰い火”の特性もしらないのか。まあこれで攻撃力が上がった、短期決戦で奴らを倒す!)カイロスに大文字だ。」
ジャイ「やばい、堪えるだ!」
 攻撃を堪えたカイロスの残り体力はわずか1となった。
スネ「今だ、カイロスに炎の牙!」
 スネ夫のヘルガーが倒れかけのカイロスに迫る。
のび「させない!スネ夫のヘルガーに投げつけるだ!」
 エテボースが持っていた“お守り小判”をスネ夫のヘルガーに投げつけた。ヘルガーが一瞬怯み、動きが止まった。
ジャイ「のびた、ナイスフォロー!カイロス、スネ夫のヘルガーにリベンジだ!」
 そのターンに攻撃を受けていればダメージが2倍になる技リベンジ。威力が上がり、効果抜群のこの攻撃を受けてスネ夫のヘルガーは倒れた。敵の残りポケモンはミツキのヘルガ-1匹だ。



 その時!追い詰められたミツキが信じられない行動にでた・・・
ミツ「ヘルガー、壁に向かって大文字だ。」
 燃え出した壁の火はあっという間に広がり始め、あたりはたちまち炎に包まれた・・・のびたたちは慌てだした。
ジャイ「まさか、ありえねよ!冗談だろ!」
のび「ジャイアン、早く脱出しないと・・・」
ミツ「させるか!スモッグだ!」
 ヘルガーから毒を含む煙のような物が放たれる。吸ってしまったのびたとジャイアンは体が動かなくなってしまった。
ミツ「ハハハハハ!みたか、愚民共め!さあ、ボスをお連れして逃げないと・・・」
スネ「そうはいくか!バクフーン、あいつに大文字だ!」
ミツ「ぐあああああ!貴様・・・裏切った・・・な・・・・・・」
 スネ夫の“元気のかけら”で復活したバクフーンの攻撃で、ミツキは炎に包まれ苦しみだした。スネ夫は彼を裏切ったのだ。のびたとジャイアンはスネ夫の信じられない行動に驚き、意識を失っていった・・・
スネ「のびた、ジャイアン・・・もう僕は、君たちのところに戻ることは出来ないの・・・かなぁ・・・・・・」
 スネ夫もまた、充満する煙の中で気絶してしまった・・・・・・



     ~5階、出来杉対ブラック~
 まだ塔が炎上する前、出来杉とブラックも決着間近となっていた。ブラックはキングドラを繰り出し、出来杉はゲンガーを一度戻してブラッキーを出した。
ブラ「キングドラ、雨乞いだ!」辺りに雨が降り出した。
出来「やはりそうきたか・・・雨乞いで特性のすいすいを活かすためにね・・・でもそうはさせないよ。怪しい光だ。」
 この攻撃を受けて混乱したキングドラは、ブラックの命令も聞かず自分をこうげきしてしまった。
出来「まだまだ、次はどくどくだ。」
ブラ「とことん嫌がらせが好きな野郎だな。キングドラ、ハイドロポンプだ!」
 だが、今度は命令に従ったキングドラの攻撃は特防の高いブラッキーにあまりダメージを与えられない。完全な出来杉ペースだ。そして・・・
出来「(貰った!)あとはひたすら影分身だ。」

 この後のキングドラは悲惨だった。混乱のせいで自分を攻撃してダメージを受け、命令が聞けても攻撃はまったく当たらない。どくどくのダメージまで加わって遂にキングドラは倒れてしまった。

ブラ「ち、なかなかウザイ野郎だ。てめえの嫌がらせでさっきまでのやる気が無くなっちまったぜ。まあこいつを出せばおとなしくなるか・・・行け、バンギラス!瓦割りだ!」
 攻撃は回避率を上げたブラッキーに運良くヒットした。ブラッキーは一撃でやられてしまった・・・



 出木杉は再びゲンガーを繰り出した。
出来「(一発で仕留めるしかない・・・)気合球だ!」
 効果は抜群、しかも4倍だ。だが、硬いバンギラスはまだ倒れなかった。
ブラ「惜しい惜しい、残念だったなぁ。噛み砕くで仕留めろ!」
 ゲンガーは一撃で倒された。ブラックは笑い出す。
ブラ「ハハハハハ!これでもうお前の勝利はなくなったわけだな!」
 だが出木杉から返ってきた言葉は求めていた絶望の言葉とはまったく違う物だった。
出来「それはどうかな?」
ブラ「何!ゲンガーのように素早く、特攻が高く、なおかつ気合球のような技を覚えているポケモンでないとバンギラスを倒すのは不可能なはず・・・」
出来「残念ながらもう1体いるんだよ。似たようなポケモンがね。なんとなく見当がつくだろう?」
ブラ「まさか、馬鹿なあああ!」

出来「気合球を使えるポケモンが一体だけと過信した君の負けだ。出て来いフーディン。バンギラスに止めの気合球だ!」
 この一撃でバンギラスは遂に倒れた。ブラックの手持ちは遂にいなくなってしまった。そしてその時だった、この階が燃え出したのは・・・



 倒れていたドラえもんは出来杉に体を揺すられ、ようやく目を覚ました。
ドラ「う、うーん。出来杉!大丈夫か・・・い?・・・と、塔が燃えてる!」
 ドラえもんの視界に映ったのは、自分を心配してくれる出来杉、燃え上がっている塔、そしてその中でただ立ち尽くしているブラックだった。
出来「さあ、早くここから脱出しよう。(別に死んでもらってもかまわないんだが、こいつを助けとかないと後で面倒なことになりそうだからな・・・)」
ドラ「え・・・う、うん!」

 残されたブラックを気にしながらも、ドラえもんは塔を出ようとした。だがその時、ブラックがドラえもんを呼び止めた。
ブラ「おい青狸!」
ドラ「な、なんだい?」するとブラックは1個のモンスターボールを取り出した。
ブラ「このポケモンを・・・貰ってほしい。」
ドラ(貰って欲しい?)
ブラ「こいつは俺が小さい頃地元フスベの長老に貰ってからずっと一緒だった親友なんだ。傷ついて欲しくなかったからバトルでは使わなかったけど・・・とにかく!こいつをここで死なせたくないんだ!お願いだ、こいつを引き取ってくれ・・・・・・」
 彼の口から“親友”などという言葉が出たので驚いたが、ドラえもんは彼の言葉に重みを感じ、そのポケモン、ミニリュウを受け取ることにした。その時、塔の炎上も激しさを増してきた。

出来「ドラえもん、早くしないと!」
ドラ「わかった!最後に1つ、ブラック君は逃げないのかい?」
ブラ「・・・・・・ああ。」
ドラ「そうかい。(僕は引き止めてはいけない。これも彼の選んだ道なんだ・・・)」

 出来杉とドラえもんはフーディンのテレポートで脱出した。他の仲間たちも駆けつけた救助隊に助けられ、スネ夫を含むロケット団員たちは全員捕まった。こうして、“ラジオ塔事件”は幕切れとなった。



        現在の状況
のびた    コガネシティポケモンセンター
 手持ち ヤドキング(41)ヨルノズク(38)エテボース(40)
ドラえもん  コガネシティポケモンセンター
 手持ち ライチュウ(37)ラッタ(33)ヌオー(34)トゲチック(35)ウソッキー(34)ミニリュウ(15)
ジャイアン  コガネシティポケモンセンター
 手持ち オーダイル(41)オニドリル(37)ハガネール(36)カイリキー(40)カイロス(35)赤いギャラドス(37)
スネ夫    コガネシティの牢獄
 手持ち バクフーン(43)ウツボット(37)クロバット(41)ヘルガー(40)ドククラゲ(39)
しずか    コガネシティポケモンセンター
 手持ち エーフィ(36)バタフリー(33)デンリュウ(35)キュウコン(33)マリルリ(33)キリンリキ(32)
出来杉    コガネシティポケモンセンター
 手持ち メガニウム(40)ピジョット(38)ゲンガー(42)フーディン(43)ブラッキー(41)



 あのラジオ塔占拠事件から3日後・・・
医者「のびた君、剛君、もう健康になったから旅を続けてかまいませんよ。」
のび「本当ですか!いままでありがとうございました。」
ジャイ「よしのびた、早く行こーぜ!」
 あの後、毒ガスを吸ってしまったのびたとジャイアンはポケモンセンター内の医療施設に送られたが、吸った量が大した事無かったのですぐに退院することができた。
のび「ドラえもん!やっとここから出られるよ!」
ドラ「よかったね。のびた君・・・」
 ドラえもん、出来杉、しずかの3人は無事だったのでのびたとジャイアンの退院をずっと待っていた。
その間彼らはニュースでいろいろなことを知った。地下にいた局長やラジオ塔に残されていた職員は無事助かった
こと、ロケット団員たちは幹部を含め全員捕らえられたこと、幹部の1人ミツキは頭がイカれて牢中で暴れ回っていること、そして新総裁のブラックは死んでしまったこと・・・・・・ 
しず「じゃあ全員揃ったことだし、早速あそこに行きましょうよ。」
出来「そうだね。彼もきっと待ってるよ・・・」
 しばらく話し合い、5人はポケモンセンターを出てある場所へ向かった。



 ジョウトで1番賑やかなコガネシティ、その町の外れにひっそりとあるコガネ刑務所。ここの牢屋の中にいるスネ夫は、3日間ずっと自分の行いについて考えていた。
スネ「もうあの日から3日か・・・はぁ、ここは狭くて暇だなぁ・・・皆はいまごろ何してるんだろう?そろそろバッジが8個全て揃ったぐらいかなぁ・・・・・・」

 暇になったスネ夫が頭の中でいろいろな妄想を膨らましているとき、突然看守がスネ夫の牢の鍵を開け始めた。
スネ「ど、どうしたんですか?」
看守「早く出ろ、お前は釈放だ。よかったな・・・」
スネ「まさか、どういうことですか?」
看守「それが警察署やここにお前の無罪を主張する子供たちが現れてな、“あの少年は何もしていない、
巻き込まれただけなんだ。だいたいまだ10歳くらいの少年があんな恐ろしい犯罪に加われる訳が無い”などと必死に熱弁してな。悩んだ結果お前は無罪、ということになったのさ。」
スネ「その少年たちってまさか・・・」
 牢を飛び出したスネ夫の目の前にはかつての仲間たちがいた。彼らは前と変わらぬ態度でスネ夫に話しかけた。
ジャイ「ようスネ夫!相変わらず馬鹿そうな顔してんな!」
のび「やあスネ夫、久しぶり・・・」
しず「スネ夫さん、無事でよかった・・・」
スネ(みんなが、みんなが僕のために・・・)
強く心を打たれたスネ夫はジャイアンとのびたに抱きついていった。
スネ「みんなあああ!ありがとう・・・グスン。」
ジャイ「スネ夫おおお!心の友よおお!」
のび「スネ夫ーーーよかったぁ。うわーん!」

 泣きながら抱きしめあう3人を見ているしずかは楽しそうに話す。
しず「フフ、男の友情って素敵ね。ね、ドラちゃん?」
 だがドラえもんから明るい返事は返ってこない。
ドラ「うん・・・そうだね・・・」
しず(やっぱり、ドラちゃんあの事件の後から様子が変だわ・・・)
 そしてその横にいる出来杉は次の計画を練っていた。
出来(さあて、とりあえずあの局長のところに行くか・・・それにしても気持ち悪い奴らだな、何が友情だ・・・)



 ポケモンセンターに戻った6人はこれからのことを話し合った。スネ夫によるとラジオ塔のイベントが終われば最後のバッジを取りにフスベシティ行けるらしい。
ジャイ「俺は早速フスベに行くぜ!俺様がチャンピオン一番乗りになってやる!」
のび「僕もすぐフスベに行くよ。」
しず「私もそうするわ。」
スネ「僕はとりあえずチョウジタウンのバッジを取ってから行くよ。遅れを取り戻さなきゃ・・・」
 4人はすぐにイベントを進めることに決めた。そして残りの2人はというと・・・
のび「ねえ、ドラえもんはどうするの?」
ドラ「僕はちょっとやりたいことがあるから遅れていくよ・・・」
のび「そうかい・・・出来杉は?」
出来「僕もドラえもんと同じくやりたいことがあるからバッジは後回しにするよ。」

 6人全員が次の計画を話し終えると、早速ジャイアンが動き始めた。
ジャイ「それじゃあ、俺様は早速行くぜぇ!じゃあな!」
 ジャイアンに続き、スネ夫、のびた、しずか、ドラえもんと順番に出ていき、センターには出来杉1人が残された。
出来「さあて、僕も行くとするか・・・」
 出来杉はセンターを出て、コガネシティのとある高級ホテルを訪ねた。



 ホテルの中でも一番高い部屋の前に出来杉はいた。前もって調べておいた通り、ここにはあのラジオ塔の局長がいた。出来杉はとりあえずドアをノックした。
局長「はい、どなたでしょうか・・・」
出来「僕です。この声に聞き覚えがあるでしょう?」
 この声を忘れるわけが無い。局長は慌ててドアを開けた。やはりあの時自分を助けた少年だ。

局長「いやぁ、そのうちこちらから訪ねようと思っていたんだが・・・」
出来「僕も旅をしていて忙しい身分でしてね。出発前に尋ねておこうと思いまして。」
局長「そうでしたか。では早速君にお礼を差し上げたいんだが・・・こんな物でどうかね?」
 局長が出してきたのは一千万円は入っていそうなほど大金が積まれたキャリーケース。だが、出来杉が求めていたのはそんな物ではなかった。
出来「(馬鹿な、ゲームと違うじゃないか!僕が欲しい物はこんな物じゃない!)あの、僕は別にお金を頂きたい訳ではないんですが・・・」
局長「そうなのか・・・でもこちらとしては何かお礼をしたいんだよ。では他に何か欲しい物はないかい?」
出来「欲しい物ですか・・・1つだけありますよ。」
局長「ほう。それは何だい?(この少年、まさか・・・)」
出来「“透明なスズ”という道具が欲しいんですよ。局長が持っているという噂を聞いたことがあって。」
局長「(やはり、あのスズが目的か。しかし、私には使い方が分からないし・・・)うーん、まあいい。このスズを持っていきなさい。」
 局長は出来杉に神秘的に輝くスズを渡した。出来杉はそれを見ると、満足気な笑みを浮かべた後、もうここには用はないという態度で部屋を出て行った。

局長(あのスズ、できれば手放したくなかったのだが。あの少年の顔・・・もしかしたらとても価値のあるものだったのかもしれん・・・・・・)
 局長は1人、スズを手放したことを後悔していた。



 4人がチョウジタウンに向かった頃、ドラえもんはスリバチ山で1人、ポケモンの特訓をしていた。
ドラ「ライチュウ、ゴルバットに10万ボルト!」
 ドラえもんは自分のポケモンを使って次々と野生のポケモンを倒していた。あれからずっと、ドラえもんの脳裏にブラックのことがよぎる。
ドラ「あの時、僕は彼を救えなかった。彼はきっと何処かで、僕に助けを求めていたんだ。なのに僕は、僕は彼に負けて呑気に気絶していたなんて・・・強くならなきゃ!死んでしまった彼と彼が僕を信頼して託したこのミニリュウのためにも・・・・・・」
 ドラえもんの孤独な戦いが始まった。

 その頃、ジャイアンは既に氷の抜け道を抜け、フスベタウンへと着いていた。
ジャイ「さあて、早速ジム戦だ!」
 しずかもまた、洞窟の出口付近まで来ている。スネ夫は圧倒的な実力差でヤナギを倒し、猛スピードで氷の抜け道へ向かっている。そして我らがヒーローのびたはというと・・・
のび「うわーん、滑ってここから出れないよー!助けて、ドラえもーん!」
 氷の抜け道の滑るエリアで迷い続けていた・・・

 それぞれが自分の目標のために動いている頃、この男、出来杉はなぜかワカバタウンへ向かっていた。



 ワカバタウンに来た出来杉はウツギ研究所を訪ねた。
出来「すいませーん!ウツギ博士はいらっしゃいませんか?」
 しばらくして、メガネをかけたそこそこ若い白衣の男が出てきた。
ウツ「はい!僕がウツギですけど、何か用かい?」
出来「実は僕はドラえもん君の友達なんですけど・・・今日は相談があって」
ウツ「ドラえもん君の!そうかい、なんでも言ってみなよ。」
“ドラえもんの知り合い”と言うとウツギは急に親しく話しかけてきた。これも出来杉の計画のうちなのだが・・・

出来「実は僕、チャンピオンを目指しているんですがポケモンゲットが物凄くヘタで・・・あの、この図鑑を見てください。」
 出来杉から手渡された図鑑には、現在の出来杉の手持ち5体と、波乗り用のラッタ、ジャイアンと一度交換したポケモン以外は全て未捕獲になっていた。
ウツ「うーん、ほとんど捕まえていないみたいだね・・・」
出来「しかも僕、あまりお金が無くて安いモンスターボールくらいしか買えなくて・・・」
 出来杉の現在の所持金はわずか2000円だった。この少年があまりにも可哀想に思えたウツギは研究所の奥から一個のボールを取り出して出来杉に渡した。
ウツ「これはこの間知り合いにもらった“マスターボール”というアイテムで、どんなポケモンでも必ず捕獲できる貴重なものなんだ。これを君に譲ろう。」
出来「ありがとうございます。でもこんな物本当にいただいていいんですか?」
ウツ「いいんだよ。さあ、これからも頑張ってね。」
 出来杉はもう一度礼を言って研究所を出た。その顔には嫌らしい笑みが浮かんでいる。

出来(まったく、ここまでお人よしな馬鹿とはな。ポケモンはこの為だけにほとんど捕まえなかっただけだし、金はさっきタウリン等を買いまくっただけだというのに・・・)
 ボールからピジョットをだし、出来杉は次の目的地へ向かう・・・
出来「透明なスズ、マスターボール!必要な物は全て揃った。待っていろよ、スイクン!」
 そして、出来杉はエンジュシティに到着した。



        現在の状況
のびた    氷の抜け道
 手持ち ヤドキング(42)ヨルノズク(40)エテボース(41)
ドラえもん  スリバチ山で特訓中
 手持ち ライチュウ(39)ラッタ(35)ヌオー(36)トゲチック(37)ウソッキー(36)ミニリュウ(25)
ジャイアン  フスベシティ
 手持ち オーダイル(43)オニドリル(37)ハガネール(36)カイリキー(40)カイロス(37)赤いギャラドス(38)
スネ夫    44番道路
 手持ち バクフーン(44)ウツボット(38)クロバット(41)ヘルガー(41)ドククラゲ(39)
しずか    氷の抜け道
 手持ち エーフィ(38)バタフリー(34)デンリュウ(36)キュウコン(35)マリルリ(34)キリンリキ(33)
出来杉    エンジュシティ
 手持ち メガニウム(40)ピジョット(38)ゲンガー(42)フーディン(43)ブラッキー(41)
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