ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

DPでも書こうか その4

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akakami

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「エテボース!伏せろ!」
僕の命令に従い、エテボースは地面に伏せる。
幸いマジカルリーフはエテボースの頭を掠りそうになっただけだ。
「?……エテボース!後ろだぁ!」
避けたはずの鋭い葉が今度は後ろからやって来る。
「知りませんでした?……マジカルリーフは必ず当たるでーす」
(やばい……早く終わらせないと…!)

「エテボース!こうそくいどう!」
「サイコキネシス!」
エテボースの走るスピードが格段に上がり、相手の攻撃を避けることが出来た。
「このまま長引かせても貴方の負けでーすよ?」
「じゃあもう終わらせてやる!」
僕の反撃だ。

「エテボース!ムウマージの目の前に走れ!」
エテボースは最初迷った感じだったがすぐに走り出した。
「自殺行為……サイコキネシス!」
「エテボース……おどろかすだ!」
ムウマージの攻撃がヒットする前にエテボースが先に目の前に着き、攻撃を繰り出した。
おどろかすだ……。



エテボースの最後の一撃を受け、ムウマージは倒れる。
「そんな……さっきのマスキッパ戦でHPが減っていたのは確かでーすが…威力が低いおどろかすで
 アタシのムウマージがやられる訳無いですよ!?」
メリッサは自分の負けを否定してきた。
確かに威力30のおどろかすで簡単にダウンするはずがない……。
「甘いですね……おどろかすはゴーストタイプの技、効果抜群です
 更にいやなおとでムウマージの防御を下げましたからね……」
「!…で、でも!それだけじゃ……」
僕の言い分にケチを付けて来る。
ダメージを計算してもそれだけじゃ確かに勝てない……。

「最後に……戦った相手が悪かった」
「?…エテボースがでーすか?」
メリッサが首を傾げる。
「特性テクニシャンのお陰です」
「テクニシャン!」
テクニシャンとは弱い技の威力を上げる特性の事だ。
「アタシの完敗です……貴方の方がポケモンに詳しかったですね」
僕は5つ目のバッジを遂に手に入れた。

バッジを手に入れた後、僕はポケモンセンターで休んでいた。
「ふぅ~今回は危なかったな~」
最後の方は賭けだった。
僕はエテボースの特性がテクニシャンだったとは今の今まで知らなかった。
さっきはこっそりとポケモン図鑑で確認していたのだ。
その時あの男が現れた。
「……君か…」
出来杉の奴だ。



「出来杉!……そう言えばこの間の借りは返して無かったね」
僕は椅子から立ち上がり言った。
「借り……?何のことだい?」
「惚けるなよ!カンナギの時のことだ!お前が僕を殴ったんだろ!?」
僕は久しぶりに熱くなった。
「……夢でも見たんだろ?それに証拠が無い……」
こう言われると僕には反論のしようがなかった。

「所で出来杉……次の目的地は何所だっけ?」
「そんなことも知らないのか!?君は……」
正直悔しかった。
「次に行く所はミオシティだね……ポケモンを使ってなみのりをしないといけない」
(なみのりか……まぁゴルダックが居るから問題無いだろ)
僕の考えは甘かった。
砂糖の様に甘かったのである。
後々後悔することになる。

のび太   ゴルダックLv36 ラムパルドLv35 エテボースLv37 マスキッパLv35
ジャイアン 不明
スネオ   不明
しずか   不明
出来杉   不明
ドラえもん 不明



出来杉と別れた僕は2日程歩き、ミオシティ前まで来た。
此処からなみのりをすればもう到着だ。
しかし僕は此処で1時間も待っている。
(このままじゃ本当に皆と差を付ける事になるな…)
何故こうなったかは1時間前に程さかのぼる。

1時間前~

遂にミオシティ前まで来た僕は早速ゴルダックに乗り、向かおうと思った。
しかし此処で問題が起こる。
……何とゴルダックは泳げなかった。
「……泳げないのになんであの時は泳げたんだ?」
あの時とはノモセジムの事である。
ゴルダックは無言でしょんぼりとしていた。

……と言う訳で今に至るわけだ。
今日は此処で野宿か……そんな考が過ぎった時だった。
「あら?のび太さん」
「しずかちゃん!」
僕の前に現れたのはエンペルトを従えたしずかちゃんだった。
(……エンペルトか……このまま立ち往生するより……!)
「しずかちゃん!君のエンペルトで向こう岸まで送ってくれ!」



「……正気かしら貴方……ゴルダックが居るはずよ」
しずかちゃんは笑いを堪えながら言っているように聞こえた。
「……まぁいいわ…私もミオシティに向かう途中だし……
 その代わりに少し付き合ってくれない?」
「…分かった」
僕はそう言うと海でスタンバッているエンペルトの上に乗った。
1分もしない内に向こう岸に着いてしまった。
しかしまだ終わっていない……少し付き合わなければ……。

「じゃあのび太さん………経験値になってもらうわ!エンペルト!この間負けた借りを返しなさい!」
「やっぱりそう来たか……こっちはマスキッパだ!」
しずかちゃんと戦うのはこれで2度目だ……。
エンペルトのレベルも異様に高い……相性が良いと言っても油断したら瞬殺される……。
(此処は……)
「マスキッパ!ねをはれ!」
マスキッパは蔓を地中に張り巡らせた。
「どんなにHPを回復しようとしても無駄よ……バブルこうせん!」
エンペルトの口からは無数の泡が噴射される。
どれも異常なスピードだ……。
(焦っちゃ駄目だ……確実に一撃を当てられるようにする…!)
僕の考えはもう固まっていた。
「マスキッパ!たくわえる!」



「あら……効果はいま一つね……どうしてかしら?」
(糞…わざと遊んでる…!)
怒りが沸々と沸いて来る。
「マスキッパ!もう1度たくわえる!」
「これ以上能力を上げられても困るわね……トドメよ、ドリルくちばし!」
エンペルトの嘴が猛スピードで向かってくる。
もちろんマスキッパに攻撃は当たってしまう。
しかし能力を2段階上げたこともあり、何とか耐えてくれた。
「よし!マスキッパ!すごいキズぐすりだ!」
マスキッパの体力は一気に回復する。
しずかちゃんはやっと気づいたようだ。
僕が何をするかって事を……。

「……まさか貴方エンペルトがそんな食虫植物に負けると思っているのかしら……
 とんお馬鹿さんね……死になさい、ドリルくちばし!」
「マスキッパ、たくわえるだ!」
またも一撃に耐えるマスキッパ。
今度も回復させてやる。
(よし……このままなら勝てる…!)
何とか……エンペルトには勝てそうだ。
「マスキッパ……エナジーボールだ!」
「!…技マシンね…エンペルト!耐えなさい!」
効果は抜群なものの、レベルの差があり何とか持ち応えるエンペルト。
しかし僕の攻撃はこれで終わりじゃない。



「マスキッパ!続いてはきだすだ!」
マスキッパは今の今まで口に溜めていたものを吐き出した。
エンペルトには大ダメージ(精神的にも)だ。
「危ないわね……もう少しでダウンだったわ……でも次でお仕舞い、れいとうビーム!」
今度は氷の光線だ。
もちろん効果抜群の技だ。
「糞……マスキッパ!耐えてくれ!」
僕の願いが通じたのか、マスキッパは何とか耐えていた。
きっと……根を張っているお陰だろう……。
「マスキッパ!トドメのエナジーボール!」
今度こそエンペルトは沈む。
「な…またエンペルトが負けるなんて……許さないわ……糞眼鏡がぁぁああぁぁぁああ!」
しずかちゃんは急に暴れだした。
もう昔のしずかじゃない……薄々感じてはいたが今確信した。

「ハピナス!あの汚らわしい雑草を殺して!」
マスキッパはハピナスの強力な一撃で倒れる。
「……次はラムパルド!お前だ!」
2番手はラムパルド……しかしラムパルドもハピナスに何とかダメージを与えるも負けてしまう。
(やっぱり……ハピナスを倒すには強力な格闘タイプの技が無いと……!)
僕が焦り始めた時にゴルダックのモンスターボールが微かに動いた気がした。
いつの間にかゴルダックのボールを握りしめている……
「行け!ゴルダック!」



「……もう終わりね……死んで頂戴……ハピナス!10まんボルト!」
(頼む……何とかしてくれゴルダック!)
僕が必死に願ったところでゴルダックにハピナスを負かす力は無い……
そう思えた時だった。
ゴルダックはすっと体の力を抜き、ハピナスの攻撃をかわした。
そのままハピナスに突っ込んでいく。
「無茶だ!やめろゴルダック!」
ゴルダックは僕の言うことを聞こうとしない。
もうハピナスの目の前に立っている。

一瞬何が起こったのか分からなかった。
ゴルダックがハピナスを倒したのだ。
普通なら遺伝技でしか覚えない「クロスチョップ」で……
「や…やったー!」
「小癪な……雑魚の癖に粋がるな!行け!チリーン!」
しずかの最後のボールからはいつか見たことのあるチリーンが繰り出された。

「チリーン!じんつうりき!」
「ゴルダック!みずのはどうだ!」
ゴルダックの攻撃は上手くチリーンの急所に当たった。
……元々防御力の低いチリーンは1撃で倒れてしまった。
「……僕の勝ちだね…」
「こんなの……在り得ない…絶対に在り得ない!」
しずかちゃんはミオシティの方へ走り去っていった。



………しばらくしてジム戦を終えた僕はポケモンセンターで休んでいた。
少し考えたいことがあるのだ。
何故ゴルダックがクロスチョップを使えるようになったか…
しずかちゃんの性格があんなにも変わってしまったのは何故か……
結論が見つからない……
ちょうどそんな時に僕のポケッチが鳴った。

最近はメールすることも可能なのである。
冒険する前に全員のアドレスを入れておいた。
……出来杉からのメールだった。
内容は「ミオ図書館に来てほしい」……それだけだった。
僕は出来杉の指示に従うことにし、ミオ図書館へと向かった。

みんなのてもち

のび太   ゴルダックLv39 ラムパルドLv37 エテボースLv37 マスキッパLv38
ジャイアン 不明
スネオ   不明
しずか   エンペルトLv52 チリーンLv48 ハピナスLv45
出来杉   不明
ドラえもん 不明



僕はミオ図書館に向かった。
ポケモンセンターのすぐ近くに在るので5分も掛からずに到着した。
(出来杉……何のつもりだろう…?)
僕は図書館の最上階、3階を目指した。

僕が3階に着いたときには皆が居た。
そう…「皆」だ……。
「のび太君……早く座ってくれ」
出来杉がこっちに手招きをした。
僕は言われた通り、スネオの隣に座った。

僕の前にはしずかちゃん、僕の右隣にスネオ、右斜めに出来杉
そして……僕の左隣にはドラえもんが座っていた。
僕はすぐに話しかけようと思ったが出来杉が話し始めた。
「皆知っていると思うけどジャイアンはギンガ団側に就いた」
(や…やっぱり)
カンナギの時の事が頭の中で流れた。



「そして……多分この後にギンガ団が大きな行動を起こすはずだ……
 ゲームの時と同じ様にね」
僕はゲームの内容をあまり知らない。
大体の事はこの世界で学んだことだ。
「で……もちろん此処はゲームの世界だ……でも現実世界のゲームとは違う
 このシンオウ地方もかなりの広さ……それに建物の数、人口等も全部違う」
確かにそうだ……。
ゲームの世界でこんなに歩くとは思っても無かったし……

「それでだ、ギンガ団の戦闘員の数は半端じゃない……僕達が1人1人違う行動をしたら
 負けるのは目に見えてる……だから皆で強力しようじゃないか?」
出来杉の言葉の後にしずかちゃんが続いた。
「何故そんな必要があるの?ギンガ団何て放って置けば……」
「しずかちゃん…この後のイベントは知っているはずだ
 3匹のポケモンを目覚めさせあいつ等は伝説のポケモンを蘇らせる
 しかも最終目的は世界征服だ……そんなのやられたらいくらゲームの世界だからって
 大変な事になるだろう……」
「ジャイアンはどうなるんだい?」
初めてスネオが喋った。
「ジャイアンの事は……覚悟はしておいてくれ」
(ジャイアンか………どうしよう)
僕は一人でに考えていた。



「ボクは別に賛成してもいいけどね……この優秀なボクの力が借りたいんだろ?」
スネオだ。
「私も……そんなことをされては困るわね……賛成だわ」
しずかちゃんも賛成だ……。
「僕も賛成だな…この世界のギンガ団の行動は恐ろしいからね」
ドラえもんは立ち上がりながら言った。
「君はどうなんだい?」
出来杉が聞いてきた。
ギンガ団と戦うなら少なからずジャイアンとは激突することになるだろう……
ジャイアンがああなってしまったのは僕のせいだ…ケジメを付けよう。
「僕も賛成だよ」

その時だ。

「おわっ!地震だぁ!」
周りの人達が騒ぎ出した。
「!ギンガ団が活動始めたんだ…外に出よう!」
出来杉の指示に従い僕達は外に出た。

外に出たときには揺れは治まった。
「出来杉…今の地震は?」
僕は出来杉に聞いた。
……何か嫌な予感がする。
「ギンガ団がリッシ湖を爆発させたんだ……そこには伝説のポケモンが居る
 そのポケモンを奪おうとしているんだ…!」
出来杉は怒りを漏らしていた。
……そんなにギンガ団の事が気に入らないのか……?
疑問が過ぎる。



「よし…今すぐ行動に移そう……
 ドラえもんはリッシ湖へ
 しずかちゃん……それとスネオはエイチ湖へ
 僕と…君はシンジ湖へ向かおう
 ギンガ団の奪った伝説のポケモンを奪い返すんだ……
 何か連絡があったら僕にメールをくれ…
 終わったら僕が皆に集合場所を伝えるから
 よし、向かうぞ!」
出来杉の素早い判断に従い、ドラえもんはムクホークをボールから出し
リッシ湖の方へ飛んでいった。
しずかちゃんとスネオも急いでミオシティを出るらしい。
「よし……行くよのび太君…このぺリッパーに乗ってくれ」
「あぁ……」
僕は皆が向かった方を見つめながら答えた――――

みんなのてもち

のび太   ゴルダックLv39 ラムパルドLv38 エテボースLv38 マスキッパLv38
ジャイアン 不明
スネオ   不明
しずか   不明
出来杉   不明
ドラえもん 不明



【ドラえもんサイド】

「………はぁ……はぁ………」
僕は今までに無いほど走り続けた。
ロボットは疲れが無いはずなのに僕は息を荒げている。
僕の手にはぐしゃぐしゃになってしまった技マシンが在った。
(……これから……どうしようか…)
僕はとぼとぼと歩き出した。

1時間程歩くと目の前は草むら…沼…そして町になっていた。
「ノモセか………」
未だに元気が出ない僕はポケモンセンターに向かった。
ソファーに座った途端昨日今日の疲れがどっと押し寄せてきた。
目を閉じるとすぐにでも寝そうな勢いだ……

(ん……?朝か……)
いつの間にか朝だ……僕は急いで支度をし、ジムへ向かった。
ジム戦は楽勝だった…僕のパートナーはレントラーだからね。
ジム戦を終えた僕が外に出ると人だかりが出来ていた。
「ん?……何だ?」
僕は人という人を潜り抜け、開いている部分に出た。



「糞……何故…この僕が……!」
(出来杉……!)
目の前に居るのは出来杉と10人ほどの……何だ?
怪しい格好をしているのは分かるが……ただの変質者か?
「貴様の様なガキがこのギンガ団に立て付くとはな……
 子供は家でお寝んねしてるこったなぁ!」
一人の青髪の男が馬鹿にした様に言うと、他の下っ端たちも笑い出した。
(……そうだ…ハクタイの時に戦ったギンガ団…!)

青髪の男は最後に出来杉に蹴りを入れた後に去っていった。
僕は中々出来杉に話しかけられなかった。
よろよろになった出来杉はポケモンセンターに向かった。
僕はそれを見送るしか無かった……

ポケモンセンターに3日ほど泊まった僕は次の目的地へ向かおうと外に出た。
そこに居たのは出来杉だ……
「…ドラえもんか……あの彼は随分変わったよね……」
出来杉はいきなり意味の分からないことを言い出した。
「彼?…誰のことだい…?」
「いや……言ってもしょうがないだろう……僕は先に行かせて貰うよ」
出来杉はそう言うとモンスターボールからぺリッパーを出し、飛んでいった。
「……僕も急がなきゃな……」
僕は次へと向かうべく、ノモセシティを出ることにした。



しばらくしてホテルに着いた。
此処は高級なホテル…今は生憎満室で泊まれないらしい。
僕はそこを抜けることにした。
ちょうどその時だ……事件が起こったのは……

「此処は我々ギンガ団が占領した!」
急に大きな声がしたかと思うと次の瞬間には大勢のギンガ団がホテルに侵入して来た。
「…!ギンガ団だと…!」
僕はいつの間にかボールを持っていた。
「そんな事はさせない!行け、レントラー!ギンガ団を追い払え!」

僕とギンガ団の戦いは中々終わろうとはしなかった。
(このまま押されていたら…負ける…!)
手持ちをフルに使っているのも関わらず、大勢のギンガ団に押されていた。
その時、何か聞き覚えのある声がした。
「誰だいボクの優雅な時間を荒らす奴らは……
 消えてほしいね、行け!ゴウカザル!」
「スネオ!」
僕の隣に立っている人物はスネオだった。
かなり久しぶりだ。



僕にスネオが加わり、何とか押していける状況になった。
しかし相手の大量のズバット等が絶え間なく攻撃してくる。
遂に僕のムクホークが倒れてしまった。
「おいおい、もう終わりかよ……
 まぁ僕だけでも勝てる!ゴウカザル、かえんぐるま!」
スネオのゴウカザルは炎を自らの体を燃やしながら体当たりしている。

「…まさかボクが押されているだと……!?」
そのまさかだ。
完全に押されている。
「スネオ!此処は一旦引いた方が…」
「黙ってくれ!此処はボクのお気に入りの場所なんだ!」
スネオは僕の制止を振り切りギンガ団に向かっていく。
「やばいな……」


「エンペルト、バブルこうせん」
物凄い量の泡がポケモン達に当たる。
しかも凄い威力だ……
「ドラちゃん……私も協力するわ」
「しずかちゃん!」
またも久しぶりな人物、しずかちゃんと会った。
強力な助っ人により僕たちは何とか勝利を収めた。



戦闘はホテル内では無く、砂浜に出ての戦闘だったのでホテル自体には損傷は無かった。
「……これがギンガ団か……」
僕がぽつりと吐く。
もう夕日が沈みかけてきた頃だ。
「こんなのが各地で……堪らないわね…」
思わず出てしまった言葉の様だ。
しずかちゃんはその言葉の後、ホテルの中に入っていった。

「おおー!貴方達がこのホテルを救った英雄で御座いますか!?」
「はぁ…」
「いやー!それ程でも無いね!このボクが居なかったら今頃ホテルは無かっただろうね!」
スネオは自慢げに話している。
僕は歓迎のパーティーを密かに抜け出し、次の町へ向かった。

続く

みんなのてもち
のび太   不明
ジャイアン 不明
スネオ   ゴウカザルLv36 ムウマージLv32 他大量にズバット等を所持
しずか   エンペルトLv42 チリーンLv39 ハピナスLv37
出来杉   不明
ドラえもん レントラーLv36 ムクホークLv34 ヘラクロスLv32 ゴーストLv33



「此処が……5つ目のジムか……」
今僕はジムの前に居る。
パーティを抜け出して飛んで来たところだ。
(ゴーストタイプね……レントラーにゴーストも居るし楽勝だろ…)
僕の予想通りだった。

すぐにジム戦を終わらせた僕は次の町へ向かう。
「何かハイスピードだよな……」

俺も少しそう思った。

ムクホークの空を飛ぶを駆使し、ミオシティに着いた。
「もしかして…僕が一番乗り…?」
そりゃそうだ、昨日スネオ達と戦い、次の朝にはジム戦そして今は正午前である。
「お腹も空いたしレストランにでも行くか……」
僕はポケモンセンターの隣に在るレストランに入った。

「……此処レストランだろ……?」
僕が見た光景は余りにも酷いものだった。
その辺の食べ物は床に散らばり、食器が割れている。
「これはひどい……」
一言呟いたときだ…。
奥のほうに何か動いたものが居る。
(あ……あそこ今動いたよな……?)



(きっとあいつがレストランを荒らしたのか……?)
僕は食べ物を粗末にする奴は嫌いだ。
恐る恐る僕は動くものに近づいていった。
遂に近くまで来た……
横倒れになっているテーブルに身を隠しながら、そーっと覗いた。
そこにはまさに「恐怖」があった……

(ジャイアン…!!)
そう、ジャイアンが居たのだ。
しかしいつものジャイアンじゃ無い……
それもそのはず、ジャイアンはかなり不似合いなピンクのエプロンを身に着けていたのだ。
(ヴぇwwww趣味悪杉wwwww)
ジャイアンは冷蔵庫から色々な野菜を取り出していく。
(な……何を作るつもりなんだ…いや、創るのか……新しい料理を!)
僕はいつの間にかそこから離れられなくなった。

ジャイアンは冷蔵庫から片っ端に出した野菜を大鍋に入れていく――
(ま…まさかジャイアンシチューを作るつもりじゃ…)
説明しよう、ジャイアンシチューとは……
ジャイアンだけが作る(創る)ことが可能な料理。
しかも何が入っているかが分からないのでかなり危険。
のび太君は現実世界でこれを食べさせられて2回病院送りになった……
因みにジャイアンが作っている間はまさに地獄だ(食べた後は天国に逝くかもしれない)



「もういいだろ……」
(しゃ、喋った!)
今の今まで喋らなかったジャイアンが喋ったのだ。
いや…普通の事なんだけれども。
「お前達!俺様が直々に作ってやったぞ!食え!」
ジャイアンは更に奥の控え室に叫ぶ。
すると次々に見覚えのある人物達が出てきた。
………ギンガ団だ―――

「隊長!失礼ですが俺達はもうさっき昼飯を……」
「あ?俺の言うことが聞けないのか?……嫌なら別にいいがな」
台詞とは裏腹にジャイアンの顔は怖い。
「あ、俺何だか急に腹が……すいません!隊長!トイレに行ってきます!」
6人の内1人が逃げ出した。
「糞!あの野郎……あ、隊長!僕も……!」
逃げ出した下っ端を見た1人は必死にジャイアンに縋った。
しかし1人逃げ出したためジャイアンは少し切れ気味だった。
「食え」
「はい」
下っ端達はそう言うと皿を出し始めた(2人くらい泣いていた)



「はい、皆合わせて頂きます!」
ジャイアンが笑顔で言う。
しかし他の下っ端達は苦笑いもできなかった。
ただ目の前にある「シチュー」に恐怖し、中には念仏まで唱えている奴もいる。
しかしジャイアンの死の宣告(頂きます)を受け、
下っ端達は目に涙を浮かべながら食べ始めた。

(気の毒に………
 ん?何でジャイアンがギンガ団に料理を作ったんだ?
 それに隊長と呼ばれていたし…まさか………!)
「ちょっと待ったあぁぁぁああああ!!」
僕はテーブルから飛び出し叫んだ。
「むっ!誰だお前!………ドラえもんじゃないか!」
ジャイアンは僕を見つけると共にエプロンを脱ぎ捨て、モンスターボールを突きつけた。
「勝負だ」

僕たちが戦闘を始めると、後ろの下っ端達は僕に土下座までして来た。
「ありがてぇ!ありがてぇ!」
「有難う青狸!この恩は一生忘れないぜ!」
言うとレストランから出て行った。
(ギンガ団も辛いんだな……)
僕はギンガ団の奴らが出て行った扉を見つめていた。



「おい!よそ見してると痛い目にあうぜ…ドダイドス!じしんだ!」
ドダイドスが大きな揺れをもたらす。
効果抜群とあって僕のレントラーは一撃で倒れてしまった。
「……どうやら戦闘の強さは変わってないようだね……
 なら僕はゴーストだ!」
次のポケモンはゴースト。
毒タイプが入っているので草タイプの攻撃にも強い
それにじしんを回避できる特性浮遊があるためだ。
もちろんそんな事も知らないジャイアンは次々に攻撃を繰り出す。

「な…何で攻撃が当たらないんだ……?」
「やっぱりそんな所も変わってないね……ゴースト!トドメのシャドーボール!」
ゴーストの繰り出した技でドダイドスは倒れた。
「糞……次のポケモンは……ドンカラス!お前だ!」
ジャイアンの次のポケモンはドンカラス、生憎相性が悪い。
すぐにポケモンを変えようと思ったが……
「させないぜ……おいうちだ」
ボールに戻そうとしたゴーストが攻撃を受ける。
効果抜群…そしておいうちの特殊効果で一撃でやられてしまった。

今僕は追い詰められている。
そう……手持ちが無い。
「ドラえもん……お前には色々と世話になったがこれもルールだ……
 ギンガ団に逆らった者は……どうなるかな?」
(や……ヤバいよ……!)
本気で危ない。
ジャイアンは今にも僕を壊そうとしている――
その時だ。



「見っとも無いね……それでも未来のロボットかい?
 いや……それ以前に君の方が見っとも無いかな…?ジャイアン」
「出来杉…!」
ジャイアンは僕の上から退いてくれた。
まったく……ピンチの時にかぎって助けが来てくれる……
「おい、まさかその傷ついたポケモンで勝負を挑む気かい?
 僕のポケモンは全快だよ?」
「……糞!覚えてろよ!2度も俺様を邪魔したお前は絶対に消してやるからな…!」
ジャイアンは捨て台詞を吐くとレストランを出て行った。

「あ、ありがとう……出来杉君」
「いや…礼には及ばない、当然の事をしただけさ」
(か、格好良すぎる出来杉……)
僕たちは荒れたレストランを後にし、ポケモンセンターに泊まることにした。
何で泊まるかと言うと出来杉がどうしてもと言うからだ。
命の恩人の出来杉の頼みを聞き、僕は数日間此処に滞在することになった。

次の日はジム戦を終わらせた。
今度のジム戦もレントラーのほのおのきば(何故か分からないけど覚えていた)
で楽勝だった。
……この頃上手く行き過ぎている気もする……

その日はスネオがこの町に来た。
今度も出来杉が頼み、スネオも此処に滞在することになった。



2日後の昼はしずかちゃんだった。
僕達は出来杉に言われた通り、図書館でのび太君を待つことにしたんだ。

そして夕暮れ、出来杉が図書館に来るとほぼ同時にのび太君が来た。
あの日以来だ………
席に着いたのび太君に話しかけようと思ったが出来杉が話し始めた。

長い話の後、僕らは別行動することになった。
ドラえもんはリッシ湖へ
しずかちゃん……それとスネオはエイチ湖へ
僕と…君はシンジ湖へ向かおう
ギンガ団の奪った伝説のポケモンを奪い返すんだ……
何か連絡があったら僕にメールをくれ…
終わったら僕が皆に集合場所を伝えるから
よし、向かうぞ!」
出来杉の指示が終わると共に僕はムクホークを出し、その背中に乗った。
目的地はリッシ湖―――
ギンガ団の狙っている伝説のポケモンを取り返すためだ

ムクホークに乗る際にのび太君と視線が合った気がした
(また……今度か)
僕はもうすぐ日が暮れる、オレンジ色の空を飛んでいった――――



みんなのてもち

のび太   不明
ジャイアン ドダイドスLv39 ドンカラスLv37 イワークLv38 ギャラドスLv36
スネオ   不明
しずか   不明
出来杉   不明
ドラえもん レントラーLv38 ムクホークLv37 ヘラクロスLv37 ゴーストLv39



もうすぐ夜が明ける―――
ミオシティを出た時は夕暮れだったが、リッシ湖前に着いた時は夜明けに近かった。
(まさかもう……時間切れじゃないだろうな……)
僕は心の中で一言呟き、リッシ湖へ入った。

「これは……!」
白みかけた空で見えた光景はあまりにも悲惨なものだった。
大量のコイキングが空しくピチピチと跳ねている……
「何て酷い奴らなんだ……そんな奴らは僕がコテンパンに……!」
僕は右手にグッと力を入れた。

「此処に……伝説のポケモンが眠っているんだな……」
来る途中にギンガ団の下っ端をある程度倒した後、僕は大きな洞窟の前に立っていた。
(……もう奥には何も無いかも……)
少し諦めかけて洞窟の中に入った。
中は薄暗い―――まだ朝にはなっていないようだ。



「ミッションは順調……これでボスもお喜びになるだろう
 全ては皆のために……ギンガ団のために、か……
 まったく馬鹿げたフレーズだな……」
中には1人の青髪の男が独り言を言っていた。
ノモセで…一度会った気もするギンガ団だ。
男は僕の気配に気づき後ろを向いた。
「お前……知ってるぞ
 ハクタイの時だったかな……
 まぁ此処まで来たんだ…狙いは伝説のポケモンだろう?」
「その通りだ!早く返せ!」

「まぁそう焦るな……君が探している伝説のポケモン
 …そうだな、君がこの私に勝てたら渡してもいいだろう
 まぁ……勝てたらの話だがな!行け!ユンゲラー!」
「やっぱりそう来るか…こっちはレントラー!お前だ!」
青髪の男は僕の圧倒する。
「ふん…さっきの威勢はどうした?
 トドメだ、サイコキネシス!」
ユンゲラーは右手に握られたスプーンを前に突き出し、何かを唱え始めた。
「レントラー、かみくだくで一気に倒せ!」

僕の指示通りレントラーはユンゲラーの体を見事にかみくだいた。
しかし同時にユンゲラーの攻撃も当たってしまう。
「中々やるようだ……次はドクロッグだ!」
ギンガ団幹部は2個目のボールから次のポケモンを繰り出した。
「こっちはヘラクロスだ!」



「ヘラクロス!一気に片付けるぞ!インファイトだ!」
「君の戦法はバレバレなんだよ……どくどくで動きを止めろ!」
ヘラクロスが繰り出す高速のパンチはドグロックの強力な毒によって止められた。
(おいおい…ヘラクロスが止まるなんて……今までにも無かったことだ
 やっぱり……幹部は強いか……!)
すぐにでも決着を着け、伝説のポケモンを取り返したいが
幹部の強さは半端無い……このままだと負けるほどだ。

「ヘラクロス!まずは回復だ、こっちに来い!」
ヘラクロスは戦場から離れ、僕の方へ向かってくる。
「そうはさせない……おどろかすだ」
安心しきったヘラクロスの前に突如現れたドグロック。
ヘラクロスは驚いて怯んでしまう。
「ヘラクロス危ない!まもる!」
この間見つけた技マシンをヘラクロスに覚えさておいた。
これなら攻撃は受けない……しかし僕の読みは外れた。
「フェイント」

毒のダメージも有り、ヘラクロスは倒れてしまった。
「糞ぅ……次はムクホーク!お前だ!」
「無駄無駄なことはやめとけ、どくどく」
今度のムクホークも毒状態になってしまった。
やばい……もう駄目かも知れない―――
「とっしんで一気に決めろ!」
ムクホークは羽を畳み、ドグロッグ目指して強烈な体当たりをかました。



「これ程の攻撃力とは……少し見縊っていたか」
「次の攻撃で終わりだ!もう一度とっしん!」
今度の攻撃は運悪くはずれてしまった。
次を当てれば僕の勝ち―――
その前に幹部の指示が早かった。
「ドグロッグ、一度外に出ろ!」

戦場は洞窟内から外に変わった。
(何をするつもりなんだ……?)
外にでるともう朝日が出るところだった。
「外に出た分僕のムクホークの方が動きが早いね……終わりだ!」
「おっと!その前に……あまごい!」
幹部の命令が通じたのかドグロッグは天に向かって手を上げた。
その瞬間雨が降り始めた。

「雨……?何のつもりだい?」
「おや…ドグロッグの特性を知らないのか…
 それなら教えてやろう、ドグロッグの特性は乾燥肌
 雨が降っている間は……HPが回復していくんだよ!
 ドグロッグ!今だ!どくづき!」
絶望の宣言の後、ドグロッグの左手は紫色に光り、ムクホークにぶつけた。
「どうやら…私の勝ちみたいだ」



戦場はリッシ湖
状況は雨
こっちの状況は
ムクホークのHPは半分、更にどくどくのダメージがある。
控えのゴーストは全快だ。

一方相手はドグロッグ一体。
しかし天候の雨によりHPがどんどん回復していく。
もちろん相手の方が有利だ……

(落ち着け…この戦況をひっくり返す……それだけを考えれば……!)
「色々考えてくれているようだが終わりだ、どくづき!」
ドグロッグは今度こそトドメをさすようだ。
体勢の崩れたムクホークの胸に乗り、最後の攻撃を放った―――

みんなのてもち

のび太   不明
ジャイアン 不明
スネオ   不明
しずか   不明
出来杉   不明
ドラえもん レントラーLv39 ムクホークLv38 ヘラクロスLv37 ゴーストLv39



【ジャイアンサイド】

「武……有り難く思え、今日からお前は幹部だ
 その証に……このブレスを付けろ」
此処はギンガ団アジト。表向きにはトバリの銀河研究所だ。
俺ことジャイアンは今此処のボスの部屋に居る。
遂に俺は…幹部になれたのだ。
「俺は幸せです……このブレスですよね?」
俺は今身に付けているブレスを外し、金が散りばめられているブレスを手首に嵌めた。

(……これが組織の…新しい洗脳道具だとも知らずにな……)
青髪の男は小さく呟く様に言った。
そんなことも気づかない俺は床に目を向け、次の命令を待った。

「……どうやらサターンは負けたようだ」
「!サターン様が!」
サターン様は今リッシ湖に居る。
確か伝説のポケモンを捕獲しに…だ。
まさか……のび太達にやられたのか?
「サターンを打ち負かしたのは青い狸だそうだ
 ……まさか狸が人間に勝つとは……」
(ドラえもん!)
青い狸といったらドラえもんしか居ない。
俺は即座に答えた。



「お言葉ですがボス、それはドラえもん…と呼ばれるロボットです」
「ロボットだと?…馬鹿な……狸は喋っていたと報告にも……」
ボスは驚きを隠せない様だった。
「ドラえもんとは……未来の世界から来たロボットです
 何でも…のび太の未来を変えるために」
「未来を変える!…そんなことが可能だったのか……
 いや、今私はそのドラえもんとやらに会いたいな
 どんな奴なのか……」

もちろんそんな事は不可能に近い。
何せドラえもんは俺がバトルで一回も勝てなかったサターン様に勝っているのだ。
俺がドラえもんを無理に連れてこようとしても多分負ける。
それに他の幹部達は今それぞれの湖に居る……つまりボスが直々に行かないと駄目、というわけだ。
しかしボスも今は忙しい……それも無理だ。
(どうにかしてドラえもんを捕らえなければ……そうだ!)

「ボス、俺に考えがあります」
「?……とりあえず聞いておこう」
「それは…………」

俺は今雪に囲まれた大地に立っている。
(寒い……)
俺はいつものオレンジ色の服に紺色のズボンだ。
他に体を包むものは無い。
(だが…此処にのび太の野郎が居る筈だ……シンジ湖で何とか生き延びた奴の報告だ)

先ほど連絡があった。
シンジ湖へ向かったマーズ幹部が「殺された」…と。
犯人は少年……他の部下達も次々に殺された様だ。
生き延びた奴は一人だった……。



(くそ!マーズ様がやられるとは思ってもいなかった
 しかも殺される何て……犯人は少年か……)
少年と言ったら心当たりは3人しか居ない。
のび太、スネオ、出来杉の三人だけだ。
しかし先ほど連絡が入ったばかりなので今この辺りに居るのび太に犯行は不可能だ。
つまりスネオか出来杉…どちらかが犯人。

そして今にいたる。
今すぐにでもスネオと出来杉をぶち殺したいが今は任務に集中している。
のび太を捕らえるためだ―――

(!あの黄色いシャツは!)
吹雪の前に居たのは…霞んで見えるがのび太だ。
俺は部下達に指で合図し、のび太の周りを囲むように配置した。
次の合図でと飛び掛る……その時だった。

「うわ~~ん!!しずかちゃぁぁあああん何所だよぉおおぉぅううぅ!!」

(この泣き声はまさか……!)

スネオだった。
「予定変更だ、お前らすぐに離れろ!」
全てを合図にし、俺の部下達はのび太(とスネオ)の周りから少し離れた。
これなら多分バレないだろう……。
スネオはのび太に気づくと目の辺りを必死に拭き、走り去っていった。



……何だったんだアイツは…・・・。

俺はスネオの姿が見えなくなると再度指示を出した。
今度こそ……捕らえてみせる。

「ギャロップ、かえんぐるまだ!」
(!?…気づかれたのか!)
のび太の周りに居た下っ端達は飛ばされていった。
多分もう戦えないだろう。
俺はモンスターボールを握り締めのび太の方へ向かっていった。

みんなのてもち

のび太   不明 (ギャロップ)
ジャイアン ドダイドスLv40 ドンカラスLv39 イワークLv39 ギャラドスLv38
スネオ   不明
しずか   不明
出来杉   不明
ドラえもん 不明

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