ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

カントー その4

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nobita_in_pokemon

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【出来杉】
出来杉は必死だった。
そう、あの時の彼は神になりかけた。いや、なっていた。
開いている窓から飛び出そうとした写真
花びらのように舞っていた写真を
まさに神業で集めまくった。その手の動きはさながら
16連射の高橋名人を彷彿とさせた。
「う、ヴわあぁぁん!待ってよー!待ってったらー」

こうしている間にも写真は遠くへ旅立っていく
(神よーー。僕にー、僕に力をーー!)

しかし出来杉の意に反して力を与えたのは神ではなく――


ジャイアンだった
「ふぬけ。もう一回つばさでうってみようか?」


「アッーーーーーー!」

出来杉の叫び声はカントー中に響き渡ったという。

結局手元に残ったのは

どう考えても2枚が欠けているアルバムだった。


「絶対に……許さない」

出来杉はポケモンセンターへと向かった―



【ジャイアン】
「助かった……のか?」

警官Bと共に取り残されたジャイアンは呟いた。
あの後
急にR男の少年がパニックに陥ると
必死に何かを集めていた

大変そうだったので少し援護してあげたが――

「そっか、俺負けたのか」

実際はふぬけが生き残っていたので負けではないが、
ジャイアンは自分の力の無さを認めた。
しかしその顔にはどこか清々しさがあった。


つばさでうつで嫌がらせをできたからではないですよ
「ゲームみたいにそう簡単にいったら面白くねーよな!」

ジャイアンはポケットモンスターを純粋に楽しんでいるのだ

「よし、そーと決まればこうしちゃいられねえ。ふぬけ、行くぜ!」

ジャイアンはそう言うと
ひんしのカメダを抱えポケモンセンターへと向かった―

出来杉よりもわずかに早く辿り着いたため鉢合わせすることはなかったが。



【しずか】
しずかはしばらく理解することができなかった。
2時間ほど前とは景色が変わってしまっているのだ。
立ち上る煙、騒ぐ人々

「どういうことかしら、まさこ?」
「私に聞いてわかるわけないでしょ」

二人はピッピの頬をつねりながら会話していた。

しばらく考えて
「んー。とりあえずポケモンセンターに行きましょうか」
しずかはそこで事情を聞くことにした。

しかしその瞬間――
ポケモンセンターが爆発した

「きゃーーーーー!」
ジョーイさんの悲鳴がここまで響いて来る!
ここで行かなければ女がすたるだろう。
しずかはまさこと顔を合わせ―


クチバへ向かった


おい

「行ったって回復できないなら仕方ないわよね」

廃れたしずかは先を急いだ。



【のびドラスネオ】
あの後ドラえもんとのび太もジムを突破して
一行はポケモンセンターにいた。
「ホントだよ、ドラえもん!スネオかっこよかったんだからー」
「へー。凄いじゃないスネオ」
「よせよ、恥ずかしいだろ」

そう言いながらも、スネオはまんざらでもない様子だ。

そして3人がポケモンを預け、回復させていた時に事件は起きた。

凄まじい爆音と共にセンター内は騒然とする。
「きゃーーーーー!」

「わわわわ、私のトランセルは大丈夫か!?」

「何だ!この黒い霧は!?」

「体操服編のNo33と41がーー!アッーーー!」
ぺろーん

「ちょ、誰よ!私のお尻触ったの!?」


3/5が関係している出来杉がこの事件を起こしたのは言うまでもない。

正義感の強いのび太とドラえもんはポケモンセンターの中にいる人を必死に助けた。
天井が崩れてくる――!
のび「ピジョン!吹き飛ばし!」ドラ「バタフリーも続け!」

そしてほぼ全員が逃げ出した後憎しみを抱いた少年と相対した



現在の状況
正義ののび太 (カビゴンLV23 ピジョンLV18)

正義のドラ (ニャースLV20 バタフリーLV24)

スネオはどこ? (メタモンLV5 ピカチュウLV18)

薄情者しずか (まさこLV23 MピッピLV17)

敗北ジャイアン
(瀕死カメダLV26 もうふぬけじゃない!LV20)

33と41がどうしても見つからない出来杉
(ゴーストLV27 ケーシィLV15 借り物ドガースLV21)
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