ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

その28

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nobita_in_pokemon

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ジャイアン(俺どうしてこんな目に会わなきゃいけないんだろう?)
バイク盗ったからです
悪行の報いだろうか、ジャイアンはバイクが暴走する世界に立っている
立ったまま気絶しているジャイアンにトランセル組部下が言った
トランセル組「しっかりしてください総長!あなたはトランセル組の長、俺達の大将です!」
ジャイアン(大将?)
この言葉が耳に入った
ジャイアン(そうだ・・現実世界でも俺は餓鬼大将だった・・・大将が此処で気絶してて良いのか?いや、良い分けない!)
「お前の物は俺のもの!」
「逆らう者は死刑!」
ジャイアン(今までのスローガンが脳裏を過ぎる・・・ビビってる場合じゃねー!)
突然目を鋭くし小さく言った
ジャイアン「・・・・・だ・・」
トランセル組「へ?」
ジャイアン「俺様はジャイアン様だ!」
こんどは誰にも聞こえる大声で叫んだ、そしてジャイアンは敵陣に突っ込んだ
トランセル組「総長が先陣を切り込みに行ったぞ!俺等も遅れるな!」
部下達もジャイアンに続いた、圧倒的不利な状況に陥ったトランセル組はジャイアンの怒号で大いに士気を上げた



ジャイアン「うおー!!俺様と勝負だ!」
コクーン組「何だ!?総長自ら突っ込んでくるぞ!」
コクーン組「凄い勢いだ!こええ!」
コクーン組部下はジャイアンの大胆な行動、恐ろしい形相に怯えだした
コクーン組総長「怯むな!人数ではこっちが勝っている、奴等を囲み倒せ!」
この一声でコクーン組部下達は体勢を立て直した
この男も暴走族の間では知らない人はいないほど有名で残虐な人物だ
ジャイアン「全員掛かって来い!皆殺しにしてやる!」
コクーン組「雑魚組の大将が!行け、俺のコラッタ!」
ジャイアン「コラッタで俺に勝てると思ってんのか!踏み潰せ!リザードン!」
突如現れた巨大なリザードンにコクーン組は蹴散らされた
ジャイアン「弱ええ!俺に勝てる奴は居ないのか!?」
コクーン組部下を次々にぶっ飛ばし突撃を続けた、その勇姿は鬼神の如き棲ざましさだ
そして戦いの流れはわずかにトランセル方に来た



コクーン組「敵総長、この陣目指し突っ込んできます!」
コクーン組総長「俺の部下達が止められないか・・ビードル隊を奴の進路に伏せておけ!」
コクーン組「はっ!」
この命令でコクーン組本陣の前にビードルで編成されるビードル隊が置かれた
ジャイアン「テメーをボコボコにしに来たぞー!コークン組総長!」
そんなことは知らず鬼神ジャイアンはコクーン組本陣に向かって突っ込んでくる
コクーン組総長「今だぜ!ビードル隊、糸を吐く!」
ジャイアン「な!何だこの糸は?うわー!」
突然の糸によりジャイアンはバイクから引きずり落とされた
コクーン組総長「惨めだな、ゴリラ男!」
ジャイアン「貴様!リザードン、翼で打つだ!」
コクーン組総長「無駄だぜ、そのリザードンはビードル達の糸を食らってまともに動けねえ」
ジャイアン「だったらこいつ等で行くぜ!ウツドンにワンリキー!」
コクーン組総長「面白い!この勝負の決着は総長同士の一騎打ちで決めようじゃねーか!」
ジャイアン「良いぜ!そっちの方が燃えるぜ!」
こうして総長同士の戦いが始まった



コクーン組総長「行け!カイロス!」
ジャイアン「こっちはワンリキーで行くぜ!」
コクーン組総長「オラ行くぞ!はさむだ」
ジャイアン「隙だらけだぜ!からてチョップ!」
挟むの体勢に入っていたカイロスに一撃を加えた
コクーン組総長「隙だらけがそっちだぜ!その手を離すなよカイロス」
からてチョップを行った手はカイロスの角に挟まれてしまった
ジャイアン「しまった!」
コクーン組総長「このためにあえて攻撃を受けたんだぜ」
ジャイアン「振りほどけワンリキー!」
コクーン組総長「カイロスの角に挟まれて振りほどけるわけねえー!そのまま地球投げだ!」
ワンリキーは地面に叩きつけられた
コクーン組総長「止めだ!挟む!」
ジャイアン「けたぐりだ!」
コクーン組総長「馬鹿目!さっきと同じ目にあうぞ」
ジャイアン「狙うのはカイロス本体じゃねー!角を狙え!」
コクーン組総長「何だと!?カイロスが!!」
角を攻撃されカイロスの角は損傷し攻撃手段を失った
ジャイアン「角が無ければ怖くねー!地球投げで止めだ!」
ワンリキーの地球投げで遠くに投げ飛ばされカイロスは戦闘不能になった
コクーン組総長「糞!次のポケモンだ!」



コクーン組総長「俺の切り札だ!スピアー」
ジャイアン「もう一戦頼むぞワンリキー!」
コクーン組総長「高速移動だスピアー!」
目にも止まらぬ速さで動き回るスピアーにワンリキーは手も足も出せない
ジャイアン「どうすりゃあ・・」
コクーン組総長「もう遅い!ダブルニードル!」
スピアーの一撃でワンリキーは倒れた
ジャイアン「ちくしょう!ウツドン次を頼む」
コクーン組総長「もう一回高速移動だ!」
再び動き回り、スピアーを見失った
コクーン組総長「どうだ!このスピードでは攻撃できないだろ?」
ジャイアン「はっぱカッターで周りに攻撃だ!」
はっぱカッターを四方八方に撒き散らした
コクーン組総長「乱れづきではっぱカッターの勢いを止めろ!」
スピアーは乱れづきではっぱカッターを打ち落とし攻撃を防いだ
ジャイアン「動きが止まったぜ!毒の粉だ!」
コクーン組総長「しまった!スピアーの動きが鈍く・・・」
ジャイアン「つるのムチで動けないようにしろ!」
つるでスピアーを捕まえた
ジャイアン「最後だぜ!叩きつける!」
つるに捕まったスピアーは地面に勢い良く叩きつけられ倒された
コクーン組総長「馬鹿な・・・俺がやられた?」
ジャイアン「勝ったぜ・・」



コクーン組総長「ちくしょう!!こんどは拳で勝負だ!」
負けて切れたコクーン組総長はジャイアンに襲い掛かってきた
ジャイアン「喧嘩は俺の十八番だぜ!食らえ!」
思い切り振り上げた右アッパーがコクーン組総長の顎にクリーンヒットし総長は気絶した
コクーン組「そ、総長がやられたー!逃げろー!」
ジャイアン「逃がすかよ!俺の歌声を聞かせてやるぜ、オーーーレはジャイアーーーーン!!!」
サイクリングロードに叫び声が響いた
コクーン組「何だこの騒音は!頭が痛い!」
コクーン組「助けてくれー!」
ジャイアンの歌声を聴いたコクーン組部下達は頭痛を起こし苦しみ
騒音で方向感覚を失い柵にバイクで突っ込んだり、バイク同士衝突しあったりした
トランセル組「敵が倒れて行くぞ!今のうちに突き崩せ!」
反面トランセル組側はバタバタと倒れるコクーン組見て士気を上げ叫んだ
トランセル組にとってジャイアンの歌は応援歌のようなものだった
ジャイアン「はぁ・・はぁ・・・トランセル組の圧勝だ!」
リサイタルが終わった頃にはコクーン組の部下達は殆ど気絶していた
人数の差をひっくり返しトランセル組は勝ったのだ!ジャイアンという一人の漢が数の不利を覆したのだ
しかし勝どきはあげらることは無かった、彼等の勝利をあざ笑うかのように集団が迫っていた
ジャイアン「あ、あれは!?」
トランセル組の周りにはパトカーが停まり、警察がばらばらと出てきた



警察「警察だ!貴様等を逮捕する!」
トランセル組「サツだ!逃げろー!」
トランセル組の部下達は逃げ散っていった
警察「全員逮捕だ!捕まえろ!」
次々に捕まっていく部下達を目の当たりにしジャイアンは戸惑った
そして警察の手はジャイアンにも襲い掛かった
ジャイアン「小癪な!返り討ちにしてやる!」
自ら拳を振るい警察に立ち向かったが先ほどの戦闘、熱唱したリサイタルで精も根も使い果たし思うように体が動かない
ジャイアン「く・・目まいが・・・ちくしょう!!」
最後に警察を持ち上げ投げ飛ばしたかと思うと疲労の限界でジャイアンは倒れた
警察「そのゴリラ顔の男も逮捕しろ!」
遂にジャイアンは捕まった、気を失ったジャイアンはパトカーに詰め込まれ刑務所行きとなった
だがジャイアンの顔は清々しく笑っていた、まさに悔いなしと言いたげに・・・



のび太   ギャラドス(レベル33)、ピカチュウ(レベル30) 、マンキー(レベル25)、スリープ(レベル23)、カビゴン(レベル30)
ドラえもん 行方不明
ジャイアン リザードン(レベル37)、ウツドン(レベル28)、ワンリキー(レベル26)
スネオ   カメックス(レベル36)、ゴローン(レベル25)、ロコン(レベル22)
しずか   フシギバナ(レベル43)、プリン(レベル36)、ピッピ(レベル36)
出来杉   サンダース(レベル34)、バタフリー(レベル29)、フーディン(レベル28)
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