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キョーコ R団地下アジト潜入調査長編」(2006/12/13 (水) 22:17:03) の最新版変更点

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序章 ・・・・キョーコさんが着替え終わったようです 「ふぅ」 キョーコはR団の制服を身に纏って一息をついた 途中起きかけた男を二度三度踏み潰したのは内緒だ もともと着ていた服は持参のリュックに入れ― (タケシsはどこに行ったのかしら?) キョーコは男を店の端のわっかりにくーい所に隠して店内を見渡した (確かあいつらは奥に行って――!!) 隠し通路を発見したのだ (行くしかないわよね) 横でコダックも頷いている キョーコはロケット団の基地へと歩を進めた― ---- 「こんなものがタマムシにあったなんて…」 キョーコは基地の造りを見て驚いていた (どれだけ金つかってんのかしら) 廊下を歩きながら周りをキョロキョロしていた 壁には絵画も掛かっていた キョーコ「うっわー、これなんて絶対高いわよ。 ねぇコダック?」 コダックも頷いている 「んダんダーッ!」 ちなみにその絵はサカキ作です 鑑定士キョーコは所々に掛かっているサカキの絵に感動しながら歩いていた そしてあることに気付いた。 (はい、迷いましたー) この女は学習というものをしないのか キョーコが次の行動に困っていると―     ドッカーーーーン!! 爆発音が聞こえてきてくれた スネオのイシツブテが大爆発をしたのだ キョーコはコダックと顔を見合わせ― キョーコ「行ってみましょう!」 音のした方へと走りだした ---- 「ええっ……と。確かこっちの方だったわよね?」 キョーコが音源を捜しているとその目の前を― (スネオ!?) そう、あれは確かキモ山キモ男がスネオと呼んでいた少年である そのスネオが目の前の通路を走っていったのだ こちらには気付いていなかったようだが キョーコはしばらく考え… るわけもなく (これは神様がくれたチャンスなのよ!) キョーコは後をつけることに決めた― 途中コダックが二度三度こけたせいで、危うくスネオを見失いかけたが― つーか見失った たが― (いた!) なぜかスネオは止まっていて何かを拾っていた やはり神はキョーコに味方してくれているようだ (もうそこまでよ!この悪党が!) (いやいや違うわ。ジャッジャッジャッジャーン) キョーコが登場の仕方を考えているとスネオの背後に― ロケット団の隊長が現れていた - (世界の皆が見逃しても私の目はごまかせない!) まだ考えてたんだ (やっぱりシンプルに『バンッ→警察です』の流れね) 扉はありません キョーコは登場の仕方を考え終わって、やっと 扉が無いことに気付いたの― ではなく (あれは誰!?) 緊迫した空気に気付いたのだ とりあえず登場のタイミングを逃したヒーローキョーコは 聞き耳を立てた キョーコはそこで驚愕の事実を知る 「実験ですって!?」 キョーコは慌てて口を押さえた スネオと相対しているロケット団員はポケモンを実験台と言ったのだ そしてそれを聞いて切れるスネオ (そういうことなのね) キョーコは全てを理解した― ---- キョーコの目からは涙が零れ落ちていた― そう、そうだったのだ スネオたちはポケモンを実験台にするロケット団のやり方についていけなくなったのだ そして起こしたのだ 謀反を― (良かった。根っこまでは腐ってなかったのね) 茎までは腐ったスネオを見ながらキョーコが感慨に浸っていると― 目の前で戦闘が始まった! カメールVSビリリダマである (明らかに不利ね) スネオもそれは承知のようである (手持ちがないのか) 助けに入ろうとも考えたがキョーコの持ちポケモンも コダック―水ポケモンである さらにキョーコは戦闘が苦手なのだ 足を引っ張る可能性の方が高い (いざとなったら―) 助けに入ることを決めて戦況を見守った 口内炎の治った唇を噛みながら ---- (なんてことを!) どうやらR団の持っているポケモンも改造らしい (絶対に許さない。 顔も見たくない…) しかし金村キョーコの思いも虚しく― スネオのカメールは倒れた キョーコは覚悟を決めてコダックの方を見た コダックは頷いている 「ありがとうコダック。行くわよ!」 そう言ってキョーコが身を乗り出したその時― スネオが次のポケモンを出した! (手持ちはカメールだけのはずじゃ!?) 出てきたポケモンはぼろぼろになっていたロコン (無茶よ!) そのロコンを見て初めにロケット団の男が実験台の話をしていたのを思い出したのだ (そっか。スネオ君があの時かがんでたのはロコンを拾うためだったのね…) キョーコが君付けしたので どうやらスネオ君の容疑は晴れたようです ---- (でもあんなにボロボロじゃいくらなんでも―) スネオはすごいきずぐすりを使ったがどうやら そのロコンは精神的ダメージが深いようである キョーコ「コダッ!……ク!?」 しかしキョーコが助けに入るよりも先に― 凄まじい炎をロコンが放った! (すごい) キョーコは感動しながら戦況を見守っている (行け!やれ!ぶっ飛ばせー!) そして見事にビリリダマを粉砕したのだ キョーコ「きゃーっ!」 (やったー) そう言ってキョーコはコダックに抱きついた― トゥルリーン キョーコはスネオのファンになった! そして息つく間もなく 次のバトルが開始された ---- さすがのスネオも相性の悪さばかりはどうしようもない。次に出てきたポケモンは (ヤドン―) しかしそれでもスネオとロコンは互角の展開を見せている。いや、ゆっくりとではあるが― (わずかにスネオさんが押されている) スネオの評価が鰻登りのキョーコは分析をしていた 火炎放射と水鉄砲の激しいぶつかり合いは続いている。しかしこのままでは― (セルに負けてしまう) ?? そしてキョーコはコダックに向かって叫んでいた 「ベジータ!セルに向かってねんりきよ!!」 ベジータ(コダック)「ダッ…ジーダ!」 一生懸命泣き声を変えたコダックの一撃がヤドンを襲った。そして― スネオ「行けーーー!」 キョーコ(今よーーー!) ロコンは勝利したのだった 最近ドラ○ンボールにはまっているキョーコは満面の笑みを浮かべていた ---- 満足した女優キョーコは隣を見て驚いた キョーコ「さすがよ、私のベ…コダック」 (…コダック!?) いや そこには進化したゴルダックがたたずんでいたのだ キョーコ「やったー!」 キョーコはゴルダックに抱きついた ゴルダックは照れながらも クイクイッとスネオの走っていった方向を指差した そして隊長を倒したスネオの後を金魚の糞のようにキョーコはつけていった また、その途中スネオが何かをパクった (シルフスコープGet) それを見た正義感の塊であるキョーコは― 見て見ぬ振りをした (不可抗力よね) 訳のわからない持論を述べながらキョーコは後を追った 正直キョーコの頭の中は進化したゴルダックのことでうれしさ一杯だったため そんな些細な事はどーでも良かったのだった ちなみにキョーコは警察官です ---- スネオはすぐにエレベーターを使って移動していった さすがにエレベーターに一緒に乗るわけにいかないキョーコは待っていた ひたすら待っていた ゴルダックとあっちむいてホイをしながら待っていた (ふっふっふー) 進化したのよっぽどうれしかったんだ そうこうしてる内にエレベーターがやってきた そしてキョーコはエレベーターに乗って― 気付いた (あれ、何階だっけ?) キョーコの推理が始まった (落ち着くのよ、キョーコ。考えるの。謀反を起こしたということは恐らくボスの部屋へ行ったはずよ) さらに頭を働かせるキョーコ (ボスと言えばバカよ。バカと言えば――!) キョーコは閃いた 「高いところが好きなのよ!!」 しかしこの階が一番上だった! キョーコ「…」 キョーコは崩れ落ちた。その横で― ゴルダックが『ボス』と書いてあるボタンを押した まったく。進化してくれてホントによかった ---- キョーコがエレベーターから降りると大きな音が聞こえてきた(>>696-701) キョーコは急いで音のした部屋に向かい、壊れた扉から中を覗いた。すると― ちょうどスネオがかっこいいことを言っている場面だった! (ラッキー) キョーコは耳を澄ませた スネオ「さて、僕も行きますか・・・」 (さすがスネオさん…ん?でもちょっと待って。スネオさんには今戦えるポケモンはいないはず) キョーコが分析していると― コスプレイヤーがアーボにスネオとのバトルを命じたのだ! (どうするの!?) スネオは言った 「やめたほうが良い、僕の手持ちは6匹フルだ」 (ホラ吹きやがった!!) しかも しかもしかもしかも― スネオの足は震え、股間は濡れている つーか若干たれている 震えて濡れてたれていた! (三拍子揃っちゃった…) キョーコの目も、濡れていた (私。ホント見る目ないなー) スネオのファンが一人減った! ---- 自分に見る目がないことを知った節穴キョーコは スネオのファンを辞めてしまった。 しかしお漏らしまでして吹いた、命懸けのホラのおかげで敵は去っていったのだった― (あ、そう言うとかっこよく聞こえるわ) 聞こえません そして戦闘が終わって安心しているキョーコに向かって― 突然3人が走ってきたのだ! (ちょ、待っ―) キョーコは反射的に隠れた 幸い3人は廊下に出るとエレベーターの方に向かって走っていったので 反対に隠れたキョーコに気付くことはなかった (セーフ) ・・ ・・・・ ホッとしたキョーコはしばらくして気付いた (あっ) 私は奴らを捕まえに来たんだと― (まーたやっちゃったー。何しに来たのかしら、私…) 遊びに来たキョーコは自分に呆れながらエレベーターを待っていた チン 扉が開いた ---- 「待ちなさーい!」 キョーコは他のロケット団員と共に一味を追った 目立つとまずいので、嫌がるゴルダックに頼み込んでモンスターボールの中に入ってもらっている そしてキョーコも無事ゲームコーナーに着いたのだ (はぁ良かったー、私一人じゃ絶対迷ってたわ。R団のみなさん、しぇ…謝謝…謝?) 一個多い そして息を整えながら考えていた なぜ奴らはこんな危険な真似までして乗り込んで来たのか。 キョーコの無駄な推理が始まった (落ち着いて考えるのよ、キョーコ。スネオ君と団員との会話を総合するとタケシ一味は元団員というわけでも無さそうだわ。 ではなぜ来たのか。何のために奴ら―まさか!?) キョーコ「あ、いい人なの!?」    ふっつー (そうよ、そうだったのよ!恐らく彼らはここがロケット団のアジトだと独自の調査で気付いたの。 何てこと…そんな世紀のヒーローたちを私は逮捕しようとしていたのね) 「この手で若い芽を摘もうとしていたなんて―!」 罪深いキョーコは自分を責めた。責めに責めた。ドMって言われるほど責めた! そして誓ったのだ (今度会ったら必ず言うわ) 私はM女です。って 違うか M「『ありがとう、疑ってごめんね』って」 ---- ガシャーーーーン! 初めはキョーコも平静を装っていた。世紀のヒーローだからと 仕方ないこともある、と しかし。しかしである。 (仕方ないわ。しか、しか… いやーいくら何でも洒落にならんだろー、これはー) キョーコは目の前で起こっている惨劇を眺めていた いくら逃げるためとはいえ 器物損害、やれ器物損害、そーら器物損害の嵐である (ああ…その台今日私が打つ予定だったのに) ズガシャーーーン (ちょっ!わざわざそんなに遠くの持ってこなくていいでしょうが!) ガッシャーーーーーーン 主犯はもちろん― (タケシー!あのヤロー笑ってヤガル) 何を犠牲にしようとも。 奴だけは、奴の芽だけは摘まねばならない そう心に誓ったキョーコだった しかし、バリケードで外に出られなくなったキョーコは大事なことに気が付いた― (私、出られないじゃん…) 破壊神ジャイアン「よし!逃げるぞ!」 一味が去っていった キョーコ「…ばいばーい」 ロケット団キョーコは泣きながら彼らを見送った―
序章 ・・・・キョーコさんが着替え終わったようです 「ふぅ」 キョーコはR団の制服を身に纏って一息をついた 途中起きかけた男を二度三度踏み潰したのは内緒だ もともと着ていた服は持参のリュックに入れ― (タケシsはどこに行ったのかしら?) キョーコは男を店の端のわっかりにくーい所に隠して店内を見渡した (確かあいつらは奥に行って――!!) 隠し通路を発見したのだ (行くしかないわよね) 横でコダックも頷いている キョーコはロケット団の基地へと歩を進めた― ---- 「こんなものがタマムシにあったなんて…」 キョーコは基地の造りを見て驚いていた (どれだけ金つかってんのかしら) 廊下を歩きながら周りをキョロキョロしていた 壁には絵画も掛かっていた キョーコ「うっわー、これなんて絶対高いわよ。 ねぇコダック?」 コダックも頷いている 「んダんダーッ!」 ちなみにその絵はサカキ作です 鑑定士キョーコは所々に掛かっているサカキの絵に感動しながら歩いていた そしてあることに気付いた。 (はい、迷いましたー) この女は学習というものをしないのか キョーコが次の行動に困っていると―     ドッカーーーーン!! 爆発音が聞こえてきてくれた スネオのイシツブテが大爆発をしたのだ キョーコはコダックと顔を見合わせ― キョーコ「行ってみましょう!」 音のした方へと走りだした ---- 「ええっ……と。確かこっちの方だったわよね?」 キョーコが音源を捜しているとその目の前を― (スネオ!?) そう、あれは確かキモ山キモ男がスネオと呼んでいた少年である そのスネオが目の前の通路を走っていったのだ こちらには気付いていなかったようだが キョーコはしばらく考え… るわけもなく (これは神様がくれたチャンスなのよ!) キョーコは後をつけることに決めた― 途中コダックが二度三度こけたせいで、危うくスネオを見失いかけたが― つーか見失った たが― (いた!) なぜかスネオは止まっていて何かを拾っていた やはり神はキョーコに味方してくれているようだ (もうそこまでよ!この悪党が!) (いやいや違うわ。ジャッジャッジャッジャーン) キョーコが登場の仕方を考えているとスネオの背後に― ロケット団の隊長が現れていた - (世界の皆が見逃しても私の目はごまかせない!) まだ考えてたんだ (やっぱりシンプルに『バンッ→警察です』の流れね) 扉はありません キョーコは登場の仕方を考え終わって、やっと 扉が無いことに気付いたの― ではなく (あれは誰!?) 緊迫した空気に気付いたのだ とりあえず登場のタイミングを逃したヒーローキョーコは 聞き耳を立てた キョーコはそこで驚愕の事実を知る 「実験ですって!?」 キョーコは慌てて口を押さえた スネオと相対しているロケット団員はポケモンを実験台と言ったのだ そしてそれを聞いて切れるスネオ (そういうことなのね) キョーコは全てを理解した― ---- キョーコの目からは涙が零れ落ちていた― そう、そうだったのだ スネオたちはポケモンを実験台にするロケット団のやり方についていけなくなったのだ そして起こしたのだ 謀反を― (良かった。根っこまでは腐ってなかったのね) 茎までは腐ったスネオを見ながらキョーコが感慨に浸っていると― 目の前で戦闘が始まった! カメールVSビリリダマである (明らかに不利ね) スネオもそれは承知のようである (手持ちがないのか) 助けに入ろうとも考えたがキョーコの持ちポケモンも コダック―水ポケモンである さらにキョーコは戦闘が苦手なのだ 足を引っ張る可能性の方が高い (いざとなったら―) 助けに入ることを決めて戦況を見守った 口内炎の治った唇を噛みながら ---- (なんてことを!) どうやらR団の持っているポケモンも改造らしい (絶対に許さない。 顔も見たくない…) しかし金村キョーコの思いも虚しく― スネオのカメールは倒れた キョーコは覚悟を決めてコダックの方を見た コダックは頷いている 「ありがとうコダック。行くわよ!」 そう言ってキョーコが身を乗り出したその時― スネオが次のポケモンを出した! (手持ちはカメールだけのはずじゃ!?) 出てきたポケモンはぼろぼろになっていたロコン (無茶よ!) そのロコンを見て初めにロケット団の男が実験台の話をしていたのを思い出したのだ (そっか。スネオ君があの時かがんでたのはロコンを拾うためだったのね…) キョーコが君付けしたので どうやらスネオ君の容疑は晴れたようです ---- (でもあんなにボロボロじゃいくらなんでも―) スネオはすごいきずぐすりを使ったがどうやら そのロコンは精神的ダメージが深いようである キョーコ「コダッ!……ク!?」 しかしキョーコが助けに入るよりも先に― 凄まじい炎をロコンが放った! (すごい) キョーコは感動しながら戦況を見守っている (行け!やれ!ぶっ飛ばせー!) そして見事にビリリダマを粉砕したのだ キョーコ「きゃーっ!」 (やったー) そう言ってキョーコはコダックに抱きついた― トゥルリーン キョーコはスネオのファンになった! そして息つく間もなく 次のバトルが開始された ---- さすがのスネオも相性の悪さばかりはどうしようもない。次に出てきたポケモンは (ヤドン―) しかしそれでもスネオとロコンは互角の展開を見せている。いや、ゆっくりとではあるが― (わずかにスネオさんが押されている) スネオの評価が鰻登りのキョーコは分析をしていた 火炎放射と水鉄砲の激しいぶつかり合いは続いている。しかしこのままでは― (セルに負けてしまう) ?? そしてキョーコはコダックに向かって叫んでいた 「ベジータ!セルに向かってねんりきよ!!」 ベジータ(コダック)「ダッ…ジーダ!」 一生懸命泣き声を変えたコダックの一撃がヤドンを襲った。そして― スネオ「行けーーー!」 キョーコ(今よーーー!) ロコンは勝利したのだった 最近ドラ○ンボールにはまっているキョーコは満面の笑みを浮かべていた ---- 満足した女優キョーコは隣を見て驚いた キョーコ「さすがよ、私のベ…コダック」 (…コダック!?) いや そこには進化したゴルダックがたたずんでいたのだ キョーコ「やったー!」 キョーコはゴルダックに抱きついた ゴルダックは照れながらも クイクイッとスネオの走っていった方向を指差した そして隊長を倒したスネオの後を金魚の糞のようにキョーコはつけていった また、その途中スネオが何かをパクった (シルフスコープGet) それを見た正義感の塊であるキョーコは― 見て見ぬ振りをした (不可抗力よね) 訳のわからない持論を述べながらキョーコは後を追った 正直キョーコの頭の中は進化したゴルダックのことでうれしさ一杯だったため そんな些細な事はどーでも良かったのだった ちなみにキョーコは警察官です ---- スネオはすぐにエレベーターを使って移動していった さすがにエレベーターに一緒に乗るわけにいかないキョーコは待っていた ひたすら待っていた ゴルダックとあっちむいてホイをしながら待っていた (ふっふっふー) 進化したのよっぽどうれしかったんだ そうこうしてる内にエレベーターがやってきた そしてキョーコはエレベーターに乗って― 気付いた (あれ、何階だっけ?) キョーコの推理が始まった (落ち着くのよ、キョーコ。考えるの。謀反を起こしたということは恐らくボスの部屋へ行ったはずよ) さらに頭を働かせるキョーコ (ボスと言えばバカよ。バカと言えば――!) キョーコは閃いた 「高いところが好きなのよ!!」 しかしこの階が一番上だった! キョーコ「…」 キョーコは崩れ落ちた。その横で― ゴルダックが『ボス』と書いてあるボタンを押した まったく。進化してくれてホントによかった ---- キョーコがエレベーターから降りると大きな音が聞こえてきた(>>696-701) キョーコは急いで音のした部屋に向かい、壊れた扉から中を覗いた。すると― ちょうどスネオがかっこいいことを言っている場面だった! (ラッキー) キョーコは耳を澄ませた スネオ「さて、僕も行きますか・・・」 (さすがスネオさん…ん?でもちょっと待って。スネオさんには今戦えるポケモンはいないはず) キョーコが分析していると― コスプレイヤーがアーボにスネオとのバトルを命じたのだ! (どうするの!?) スネオは言った 「やめたほうが良い、僕の手持ちは6匹フルだ」 (ホラ吹きやがった!!) しかも しかもしかもしかも― スネオの足は震え、股間は濡れている つーか若干たれている 震えて濡れてたれていた! (三拍子揃っちゃった…) キョーコの目も、濡れていた (私。ホント見る目ないなー) スネオのファンが一人減った! ---- 自分に見る目がないことを知った節穴キョーコは スネオのファンを辞めてしまった。 しかしお漏らしまでして吹いた、命懸けのホラのおかげで敵は去っていったのだった― (あ、そう言うとかっこよく聞こえるわ) 聞こえません そして戦闘が終わって安心しているキョーコに向かって― 突然3人が走ってきたのだ! (ちょ、待っ―) キョーコは反射的に隠れた 幸い3人は廊下に出るとエレベーターの方に向かって走っていったので 反対に隠れたキョーコに気付くことはなかった (セーフ) ・・ ・・・・ ホッとしたキョーコはしばらくして気付いた (あっ) 私は奴らを捕まえに来たんだと― (まーたやっちゃったー。何しに来たのかしら、私…) 遊びに来たキョーコは自分に呆れながらエレベーターを待っていた チン 扉が開いた ---- 「待ちなさーい!」 キョーコは他のロケット団員と共に一味を追った 目立つとまずいので、嫌がるゴルダックに頼み込んでモンスターボールの中に入ってもらっている そしてキョーコも無事ゲームコーナーに着いたのだ (はぁ良かったー、私一人じゃ絶対迷ってたわ。R団のみなさん、しぇ…謝謝…謝?) 一個多い そして息を整えながら考えていた なぜ奴らはこんな危険な真似までして乗り込んで来たのか。 キョーコの無駄な推理が始まった (落ち着いて考えるのよ、キョーコ。スネオ君と団員との会話を総合するとタケシ一味は元団員というわけでも無さそうだわ。 ではなぜ来たのか。何のために奴ら―まさか!?) キョーコ「あ、いい人なの!?」    ふっつー (そうよ、そうだったのよ!恐らく彼らはここがロケット団のアジトだと独自の調査で気付いたの。 何てこと…そんな世紀のヒーローたちを私は逮捕しようとしていたのね) 「この手で若い芽を摘もうとしていたなんて―!」 罪深いキョーコは自分を責めた。責めに責めた。ドMって言われるほど責めた! そして誓ったのだ (今度会ったら必ず言うわ) 私はM女です。って 違うか M「『ありがとう、疑ってごめんね』って」 ---- ガシャーーーーン! 初めはキョーコも平静を装っていた。世紀のヒーローだからと 仕方ないこともある、と しかし。しかしである。 (仕方ないわ。しか、しか… いやーいくら何でも洒落にならんだろー、これはー) キョーコは目の前で起こっている惨劇を眺めていた いくら逃げるためとはいえ 器物損壊、やれ器物損壊、そーら器物損壊の嵐である (ああ…その台今日私が打つ予定だったのに) ズガシャーーーン (ちょっ!わざわざそんなに遠くの持ってこなくていいでしょうが!) ガッシャーーーーーーン 主犯はもちろん― (タケシー!あのヤロー笑ってヤガル) 何を犠牲にしようとも。 奴だけは、奴の芽だけは摘まねばならない そう心に誓ったキョーコだった しかし、バリケードで外に出られなくなったキョーコは大事なことに気が付いた― (私、出られないじゃん…) 破壊神ジャイアン「よし!逃げるぞ!」 一味が去っていった キョーコ「…ばいばーい」 ロケット団キョーコは泣きながら彼らを見送った―

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