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僕の視界から……唯さんは消えていた。
いや、見えなかった、というべきか。
《……ちょこまかと邪魔をしてくれますねぇ。
……よくも、また計画を狂わせてくれますねぇ……
この眼鏡め……》
僕は……あの時、とっさにボールを手に取り、投げた……
そして、ドータクンが弓をうけてくれたんだ。
《まぁいいでしょう……こんなことでいちいち怒り狂っていては、私も身が持ちません。
今回は特別に見逃して帰りましょう。》
助かった、か……
《とでもいうと思いましたか?
さぁ、カイリキーよ、あの眼鏡のボールをすべて奪うのです》
----
ゲマの指示で、カイリキーがすぐにこちらに向かってきて、
僕を押し倒した。
四本の手で僕の両手両足を押さえつける。
腕がみしみしいってきた。痛い。痛い。
泣きそうになった、でも僕はあきらめない。
痛さをこらえ、僕はドータクンに命令した。
「ドー……タクン、サイコ……キネシス……」
分かっている。 この状況でサイコキネシスを出したら僕も巻き添えになることを。
でも、もう味わいたくなかった。 人が目の前で消える……あの悲しみ、絶望を。
----
ドータクンは困惑の表情を浮かべながら、サイコキネシスを放った。
案の定僕は吹っ飛ばされる。 でも、カイリキーは大ダメージを受けたことにより、手が完全に僕から離れた。
攻撃するなら……今だ。
《ほう、カイリキーの拘束から逃れましたか……仕方がないですねぇ、ここまではしたくなかったのですが……》
ゲマはリモコンスイッチをマントの中から取り出したと思うと、それを押した。
ウイイイイイイインウイイイイイイン
機械の音が聞こえる……この小屋全体から。
さっきもカイリキーもこの仕掛けで出たのだろう。
しかし、狙いは唯さん。 唯さんを守れば……僕の、いや、僕らの勝ちだ。
《さぁ、お行きなさい……我が精鋭たちよ》
……これは! 一体どういうことだ!
僕の周りには、数十体とも思われるポケモン……しかも、俗に言う厨ポケ、だ。
それらが群がっていた。
……やばい。こっちは六匹、しかも、シナリオ進行中のポケモン。
勝ち目はないが……それでも!僕はやるしかないんだ!
さぁ、総力戦だ、僕のポケモンたち!
この窮地……絶対に乗り切って見せる!
----
この状況……圧倒的に僕が不利となると、相手の弱点を見つけるしかない。
しかし、あのゲマ……よほどのことではない限り、弱点は見せないだろう。
考えるんだ、考えるんだ。
奴の今までの行動すべてを。
今の僕は……やるしかない。
…
……
………
……
…
(そういえば、奴は幻影なのにどうやって話しているんだ……?)
分かったぞ……奴の弱点。
それも、致命的な。
後は、そこをどうやって狙うかだな。
この状況で。
奴の弱点は指令を出している……スピーカーのようなもの。
それを壊せば、奴らは指令者を失った操り人形。
どうやって幻影を出しているのかは気になるが、おそらくそれから出しているだろう……
そう考えると、スピーカーの位置を割り出し、正確に割り出さなくてはならない。
どうやるべきか……
----
[[前へ>ドラAAモン その7]]
僕の視界から……唯さんは消えていた。
いや、見えなかった、というべきか。
《……ちょこまかと邪魔をしてくれますねぇ。
……よくも、また計画を狂わせてくれますねぇ……
この眼鏡め……》
僕は……あの時、とっさにボールを手に取り、投げた……
そして、ドータクンが弓をうけてくれたんだ。
《まぁいいでしょう……こんなことでいちいち怒り狂っていては、私も身が持ちません。
今回は特別に見逃して帰りましょう。》
助かった、か……
《とでもいうと思いましたか?
さぁ、カイリキーよ、あの眼鏡のボールをすべて奪うのです》
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ゲマの指示で、カイリキーがすぐにこちらに向かってきて、
僕を押し倒した。
四本の手で僕の両手両足を押さえつける。
腕がみしみしいってきた。痛い。痛い。
泣きそうになった、でも僕はあきらめない。
痛さをこらえ、僕はドータクンに命令した。
「ドー……タクン、サイコ……キネシス……」
分かっている。 この状況でサイコキネシスを出したら僕も巻き添えになることを。
でも、もう味わいたくなかった。 人が目の前で消える……あの悲しみ、絶望を。
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ドータクンは困惑の表情を浮かべながら、サイコキネシスを放った。
案の定僕は吹っ飛ばされる。 でも、カイリキーは大ダメージを受けたことにより、手が完全に僕から離れた。
攻撃するなら……今だ。
《ほう、カイリキーの拘束から逃れましたか……仕方がないですねぇ、ここまではしたくなかったのですが……》
ゲマはリモコンスイッチをマントの中から取り出したと思うと、それを押した。
ウイイイイイイインウイイイイイイン
機械の音が聞こえる……この小屋全体から。
さっきもカイリキーもこの仕掛けで出たのだろう。
しかし、狙いは唯さん。 唯さんを守れば……僕の、いや、僕らの勝ちだ。
《さぁ、お行きなさい……我が精鋭たちよ》
……これは! 一体どういうことだ!
僕の周りには、数十体とも思われるポケモン……しかも、俗に言う厨ポケ、だ。
それらが群がっていた。
……やばい。こっちは六匹、しかも、シナリオ進行中のポケモン。
勝ち目はないが……それでも!僕はやるしかないんだ!
さぁ、総力戦だ、僕のポケモンたち!
この窮地……絶対に乗り切って見せる!
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この状況……圧倒的に僕が不利となると、相手の弱点を見つけるしかない。
しかし、あのゲマ……よほどのことではない限り、弱点は見せないだろう。
考えるんだ、考えるんだ。
奴の今までの行動すべてを。
今の僕は……やるしかない。
…
……
………
……
…
(そういえば、奴は幻影なのにどうやって話しているんだ……?)
分かったぞ……奴の弱点。
それも、致命的な。
後は、そこをどうやって狙うかだな。
この状況で。
奴の弱点は指令を出している……スピーカーのようなもの。
それを壊せば、奴らは指令者を失った操り人形。
どうやって幻影を出しているのかは気になるが、おそらくそれから出しているだろう……
そう考えると、スピーカーの位置を割り出し、正確に割り出さなくてはならない。
どうやるべきか……
----
《キッサキシティ 船乗り場》
……あれ?何で僕はこんなところにいるんだ?
えーっと、確か、僕はあの小屋で戦っていたはず……だよね。
なんで?
『そこの……』
「ん?」
『そこの眼鏡……』
「空耳か?」
『空耳などではないっ!』
「うわわわっ!何これ」
『私は神だ、この世界においてのな
声だけの出演じゃ』
神の声『のび太よ、そなたは戦いに敗れ、不本意ながらここにきたのだ』
「神の声?うさんくさいなぁ」
神の声『消すぞ』
★その瞬間、のび太は画面越しに送られるさっきを感じ取った
「すいませんでした。」
神の声『うむ、苦しゅうない』
(怖っ……)
----
「ところで、僕ついさっきまで
小屋にいたはずなんですけど、一体どうしてこんなところにいるんですか。」
神の声『……そなた、ディレクターズ・カット という言葉を知っておるか?』
…?いえ、知りません
神の声『製作者の都合によるカット…… つまり、一部における記憶の消去、というやつだ』
???
神の声『まあ、そこは気にするな』
は、はあ……
神の声『そうそう、お主の荷物の中に、お札が入っているはずだ』
「おさつ?」
神の声『違う違う、おふだ、だ』
★のび太、リュックの中をあさる。
「ああ、ありました。」
神の声『そのお札、データ上ではのろいのおふだ としか入っておらぬが、
おぬしが守っていた、あの女の魂が入っておる。
大切にあつかえ』
……
「そうですか……
分かりました。大切に扱います」
★のび太、立ち去る。
----
神の声『フォっフォっフォ、これからどうなるか楽しみじゃのう』
「あ、すいません」
★のび太、戻ってくる
神の声『なんだ、またおまえか』
「ここ、どこですか?」
神の声『…キッサキシティじゃ』
「ありがとうございましたー」
★のび太、また立ち去る
神の声『……これからどうなるか不安だのう』
・補足:のび太の台詞の前はスペースを入れてます。
ややこしいので
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《キッサキシティ 船着場の近く》
さて、神様との話もついたわけだけど……
「さむっ!」
なんてこった……小屋の周りの寒さなんて序の口だったか……
かばんの中に何かないかな……
★のび太、かばんをあさる
「あれ?なんでこんなのが?」
かばんの中になぜか ※《テキオー灯》 があった。
※テキオー灯
どんな環境でも、これの光をあびると減っちゃらになる、というすごい道具。
海底でも宇宙でも呼吸ができるようになり、ご都合主義が楽になるぞ。
時間制限あり。
おそらくドラえもんがこういうときのために入れたんだろう。
これで寒さもへっちゃらだ!
……あれ?これって波乗り必要なくなるよな。
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《キッサキシティ 中央広場》
テキオー灯のおかげで、寒さもへっちゃらになった僕は、
とりあえず雪遊びをしていた。
「こんなに雪があっていいなぁ~。僕の家の周りじゃちっとも降らないもんなぁ」
★のび太、とりあえず雪に埋もれる
あ~。雪って結構気持ちいいなぁ(冷たくなければ)。
★のび太、眠る。
「おーい!子供が倒れてるぞー!」
「な、なんだってー!」
「まだ心臓は動いてるし呼吸もある!急いで運べー!」
……?
なにこの夢。かなりリアル。
もしかして現実で同じことが起こってたりして。
なんちゃってー。
★のび太、起きる
「あれ?どこここ」
さっきまで雪の上にいたのに、なぜか今はベッドの上に寝ている。
もしかして、今までの冒険は夢落ち?
「あれあれ?君、もう起きたの?」
僕の目の前に女の子が現れた。
胸でかい。
「君、何をどうやったら雪の上で寝てて何もないの?」
……さて、一体どうやって説明すればいいのやら。
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