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その25 - (2006/12/17 (日) 22:42:06) のソース

幹部「どうする?弱っていても改造イワークだ、こいつ以上のポケモンでも居るのかな?」
ジャイアン「ゴチャゴチャとうるせー!行け、ワンリキー!」
幹部「突っ込んでくるか・・ならば地震だ!」
ジャイアン「ぐわ!・・・く、ワンリキー!構わず突っ込め!」
幹部「さらに・・岩雪崩!」
岩雪崩の岩にワンリキーは埋もれた
ジャイアン「ワンリキー!」
幹部「まずは一匹・・」
ジャイアン「糞!次だ、ウツドン!ツルのムチ!」
ツルはイワークに絡みついた
幹部「このツルがどうした?これで捕まえたつもりか?」
ジャイアン「そうだ!動けないだろ、そこを攻撃する・・・はっぱカッター!」
幹部「馬鹿め、避けろイワーク!」
ジャイアン「無駄だ!ツルで動けないんだからな・・・何!?」
イワークはツルを引きちぎりはっばカッターを避けた
ジャイアン「まさか!ツルが千切られるなんて!」
幹部「はははは!・・・」
 
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ジャイアン「ええーい!ウツドン!葉っぱカッター!」
幹部「ヤケでも起こしたか?無駄な攻撃をしおって」
ジャイアン「もっとだ!行けー!」
幹部「もう終わりだ、地震!」
ウツドンは地震を食らい一発で倒された
幹部「残りはリザードン一匹・・そいつはさっきの戦闘で弱ってる、お前の負けだ」
ジャイアン「どうかな?こいつがお前を倒すかもしれないぜ」
幹部「笑わせるな、そんな奇跡は起こらん」
ジャイアン「じゃあ奇跡を起こしてやるぜ!リザードン、火炎放射!」
幹部「何だその弱い火力は?全く効かんな!」
ジャイアン「確かに火炎放射だけじゃ倒せねえ、だが・・足元を見てみろ!」
幹部「こ、これは!」
見れば大量の葉っぱに炎が次々に広がりイワークは炎に取り囲まれた
幹部「この葉っぱはさっきのウツドンか・・」
ジャイアン「そうだぜ!あれはこのための攻撃だったんだ、この炎ではイワークも動けまい」
幹部「ち!イワーク!炎を脱出しろ!」
ジャイアン「させるか!リザードン、最後の攻撃だぜ!突進!」
幹部「今のイワークでは避けれない!」
イワークはリザードンの突進を受け倒れた、同時にリザードンも体力を使いきり倒れたのだった
ジャイアン「相打ちだがお前のイワークを倒したぜ!ザマーミロ!」
幹部「おのれ・・・」
 
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ジャイアン「これで手持ちは全部ひんし状態・・あとは任せたぜ」
幹部「こんどはお前等2人を相手してやる」
スネオ「来たぞ!」
のび太「あわわわ!」
幹部「行けブーバー!火炎放射!」
のび太「うわ!スネオ、君もポケモンを出してよ!」
スネオ「じゃあこいつの出番だ、カメックス!」
幹部「こいつも進化させたのか!」
スネオ「進化させたのはジャイアンだけじゃないんだぜ!これで相性有利だ」
幹部「ふん、たとえ相性で勝っていてもこのブーバーには勝てん」
スネオ「負け惜しみを言うな!水鉄砲!」
幹部「火炎放射だ!」
水と炎がぶつかり合った
スネオ「こんどはメガトンキックだ!」
幹部「こっちは炎のパンチだ」
カメックスは炎のパンチを食らいひっくり返った
スネオ「何だそのブーバーは!?こっちの攻撃を解ってるかのように対処してる?」
幹部「このブーバーは敵が動く時の空気の流れを読むことで次の攻撃が解る、これもロケット団の技術よ」
スネオ「そいつも改造ポケモンだったのか!」
幹部「この能力がある限り負けはしない、攻撃が解ればその対処をするだけだからな」
 
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スネオ「おいのび太、お前もポケモンを出せ」
のび太「え?う、うん、じゃあピカチュウ!」
スネオ「同時に行くぜ!行けー!」
幹部「無駄の事を・・・大文字!」
大文字の攻撃を受けカメックスとピカチュウは退いた
幹部「同時にいけば読まれないとでも思ったか?残念だが何人居ようと空気を読むのは簡単だ、言うなれば空気がある限りブーバーは無敵だ」
のび太「くそー!10万ボルトだ!」
ブーバーは難なく避けた
スネオ「あいつ攻撃読んで避けやがった」
のび太「このままじゃやられちゃうよ!」
幹部「仮に空気の無い場所があればこのブーバーと対等に戦えよう、そのような場所はないがな」
スネオ「空気か、これではどうしようもない・・・待てよ!」
策士スネオに名案が思いついた
 
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スネオ「ジャイアン!歌だ、歌を歌って!」
ジャイアン「はあ?」
スネオ「いいから早く!」
ジャイアン「何なんだ?まあ良いか・・じゃあ一曲、おーーーれはジャイアーーーン!!!!」
この騒音は部屋全体にこだました
さらにこの音は最上階の窓を割り、シオン全体に広がった
「な、何だこの叫び声は!」
「ポケモンタワーからだぞ!」
「怪物だ!怪物ポケモンが目覚めたんだ!」
シオンの人々は叫び恐怖した
そんなことは知らずポケモンタワー最上階
幹部「ぐわー!この騒音でどうするつもりだ!」
スネオ「この隙に攻撃するんだよ、カメックス!行け!」
幹部「突っ込んできたか!ブーバー、対処を・・何!?」
ブーバーは混乱している
幹部「どうしたのだ!この程度の騒音で混乱するはずは・・」
スネオ「音は空気を振動させて伝わる、この大音量のなかでは空気は大きく振動しているだろう、これでブーバーは空気を読めない!」
幹部「糞!空気の大きな振動で敵の動きを読み取れず混乱していたのか!」
スネオ「最大の一撃だ!ハイドロポンプ!」
ブーバーは倒された
スネオ「どうだ!」
 
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幹部「おのれ!よくもやってくれたな!」
スネオ「これで手持ちのポケモンはいないだろう、僕等の勝ちだ!」
幹部「手持ちのポケモンはまだ居るわ、こんどは潰してやる」
スネオ「何だって!」
幹部「行くぞ!・・・むっ!」
幹部がふと窓から外を見ると数台のパトカーが来るのが見えた
シオンの人々がジャイアンの歌声を聞き警察を呼んだのだ
幹部「ロケット団を嗅ぎつけられては面倒だ、此処は退却する!」
のび太「逃げるよ!」
幹部「さらばだ!」
幹部は霧に紛れ消えた
ジャイアン「逃げられたか!」
スネオ「僕等も此処を脱出しよう!」
のび太「結局ポケモンの笛は?」
スネオ「そうだ、忘れるところだった」
ジャイアン「あそこで倒れてる爺さんがフジ老人じゃないか?」
見れば気絶したフジ老人が居た、ジャイアンの歌声で気絶したらしい
ジャイアン「笛さえ手に入ればこのジジイに用はないぜ」
そう言うとフジ老人の懐からポケモンの笛を奪った
スネオ「よし行こう!」
のび太「出口は塞いだんでしょ?どうやって出るの?」
スネオ「大丈夫、あなぬけのヒモがある、これで外に出れるぞ」
ジャイアン「流石だぜ!用意が良いなスネオは!」
こうして3人はタワーを脱出した
 
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現在の状況
のび太   ギャラドス(レベル29)、ピカチュウ(レベル28) 、マンキー(レベル24)、スリープ(レベル22)
ドラえもん 行方不明
ジャイアン リザードン(レベル36)、ウツドン(レベル27)、ワンリキー(レベル23)
スネオ   カメックス(レベル36)、イシツブテ(レベル24)、ロコン(レベル21)
しずか   フシギバナ(レベル43)、プリン(レベル36)、ピッピ(レベル36)
出来杉   サンダース(レベル34)、バタフリー(レベル29)、フーディン(レベル28)
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