ボスコニアン
データ
- バンダイナムコゲームス:2009年11月17日配信
- ナムコ:1981年稼動開始
- ジャンル:全方位STG
- プレイ人数:1人~2人(交互プレイ)
- コントローラ:リモコン・GCコン・クラコン
- 使用ブロック数:
- 紹介ページ
概要
全方位型のシューティングゲーム。音声合成を用いた『声』の演出や「ニューラリーX」でおなじみのレーダーによる「敵基地を探索する」要素が特徴。
広大な宇宙空間を飛び回り、敵の基地を次々と撃破していく爽快感が売り。
全方位移動のSTGそのものはコンピューターゲーム黎明期から続く由緒正しいものなのだが、操作の複雑さや難易度の高さ、何より「スペースインベーダー」から始まる固定画面STGのヒットから日本ではあまり定着しなかった。そんな状況下で現れたのが本作。
固定画面STG全盛期にあって任意に好きな方向へ進める本作は逆に珍しく、また宇宙空間をレーダー&音声を頼りに縦横無尽に飛びまわる設定は非常に壮大さを感じさせるものだった。
固定画面STG全盛期にあって任意に好きな方向へ進める本作は逆に珍しく、また宇宙空間をレーダー&音声を頼りに縦横無尽に飛びまわる設定は非常に壮大さを感じさせるものだった。
今では当たり前となったコンティニューをナムコが最初に取り入れたのも本作。
当時の広告でも大々的に謳われている。今見るとちょっと大げさに感じてしまうのだが…
当時の広告でも大々的に謳われている。今見るとちょっと大げさに感じてしまうのだが…
本作の売りである音声合成だが、技術的にはまだこなれていなかったようで、警告ボイスの多くは空耳として広まったw
『荒井!荒井!』
『荒井!荒井!』
さらに余談になるが、本作の販促チラシやポスターはイラストレーターの長岡秀星氏が手がけた。ポスターの人気は高くゲームセンターから盗まれたりといった被害もあったという。
ちなみに本作のタイトル「ボスコニアン」や敵ミサイルの名称はSF小説「レンズマン」シリーズからの引用である。
ゲーム内容
- 自機であるファイターを操作して宇宙海賊ボスコニアンの基地を壊滅させる事が目的。
- レバー1本+1ボタン(ショット)で操作する。
- ショットボタンを押すと前方と後方に1発ずつのショットを放つ。後方ショットが意外と便利。
- レバーで任意に8方向へ移動できる。ぐりぐり動かせ!w
- 画面右側には自機・敵機・敵基地の位置関係を示すレーダーがある。
- マップは上下左右が繋がっている。迷わないようにしよう。
- 画面右上には現在の戦局を示すコンディションモニターがあり、
グリーン・イエロー・レッドの順に攻撃が厳しくなっている事を示している。
コンディション・レッドになってしまった時は音声による警告がある。 - 時折出現する(音声による警告あり)偵察機を逃がすとコンディションが悪化しやすくなる。
絶対に逃がすな! - 敵基地は周囲の砲台を全て破壊するか中心部を破壊すれば堕とす事ができる。
ステージが進むと中心部にシャッターのついたタイプも現れる。 - 敵機(設定上ではミサイルらしい)がこちらに弾などを撃ってくる事は無いが、非常にしつこく追いかけてくる。
- 敵は時折5機編隊によるフォーメーション攻撃を仕掛けてくる(音声による警告あり)。
全滅させるとボーナス得点が入る。 - マップ上に点在する敵の基地を全て破壊するとラウンドクリア。
オリジナル(旧Ver)は255面でバグるらしいが確認は正直無理だろ…
裏技
紹介映像
他作品との関連
- 本作には後にX68000に移植された。
ただの移植ではなく追加要素や追加BGMが盛り込まれており、こちらも評価が高い。
- 本作は「UGSFシリーズ」の一作である。
「ギャラクシアン」から始まるナムコの宇宙戦争系ゲームを一つの世界設定に統一したもので、
非常に多彩なジャンル、キャラ、世界観を内包している。
- VCで配信されているソフト
- VC配信が期待されるソフト
- ボスコニアン(MSX版)(MSX)
- ファイナルブラスター(PCE)
- 関連するアーケード作品
- ボスコニアン(AC)
- スターラスター(アーケード版)(FC)
- ブラストオフ(AC)