コズモギャング ザ パズル(スーパーファミコン版)
データ
- バンダイナムコゲームス:2008年02月12日配信
- ナムコ:1993年02月26日発売
- ジャンル:パズル
- プレイ人数 1〜2人(同時プレイ可能)
- コントローラ:GC・クラコン
- Wiiポイント:800
- 使用ブロック数:24
- 紹介ページ
概要
- 本作は1992年ナムコがアーケード向けに開発したゲーム『コズモギャング ザ パズル』をスーパーファミコン用ソフトとして移植したものである。タイトルに『コズモギャング』を冠しているとおり、ナムコが制作したエレメカ(※1)ゲーム『コズモギャングス(※2)』のキャラクターが登場する。
ゲームの進め方
- 本作は所謂「落ちものパズル」にカテゴライズされるパズルゲームである。上から振ってくるL字型のブロック(コンテナとお邪魔キャラ「コズモ」、ボールのどれかで構成されている。なぜ「コンテナ」なのかは※2を参照)を積み上げていき、コンテナを横一列に揃えることでラインを消すことが出来る。ここまでの説明を聞くと『テトリス』に近い内容に聞こえるが、コンテナの隙間に、一緒に落下してくるコズモが挟まるため、それがコンテナを一列に揃える上で障害物となってしまう。
- コズモを消すためには、これまた一緒に落ちてくるボールを活用する。ボールが接地すると段差に沿って転がってゆき、コズモを弾き飛ばしてくれる。コズモを消すとそこに隙間が生まれ、積み上がっていたコンテナやコズモが落下し、ラインを下げることが出来る。これを繰り返すことで、画面上部までコンテナが積み上がるのを防ぎ、ゲームを進行させていくことになる。
- コンテナを積み上げるとき、ボールが長く転がるようにジグザグに通路を作るようにするのがポイントで、上手くいけば「コズモをまとめて弾き飛ばす」→「コンテナが隙間を埋め大量にラインが消える」という大連鎖が生まれる。このゲームをプレイする中で、ドーパミンが大量放出される瞬間である。
- このように本作は快楽重視の内容となっており、上手くなれば延々を遊び続けることができるので、同種のゲーム性を持つテトリスやぷよぷよ、ドクターマリオが好きな方にはとてもお勧めのゲームである。
注釈
※1 エレメカとは?
- 大雑把に言えばゲームセンターやデパートの屋上などに置いてある「エアホッケー」や「もぐら叩き」「射的ゲーム」なんかの機械式駆動部を持つゲームのこと。ナムコは『コズモギャングス』のほかにも『ワニワニパニック』『ゴーリーゴースト』など、エレメカの超名作を多数制作している。
※2 『コズモギャングス』ってどんなゲーム?
- 『コズモギャングス』は「射的ゲーム」に近い内容のエレメカで、宇宙盗賊団のコズモギャングスがプレイヤー側が持つコンテナを盗もうと、ガチャガチャと音を立てながら迫ってくるので、それを光線銃で撃退するというゲーム。最後までコンテナを盗まれずコズモ達の侵攻を阻止することが出来ると、彼らが「マケマケダンス」を踊って謝ってくれるという、とてもワクワクする内容のゲームであった。
他作品との関連
- 本作の開発を担当したのは見城こうじ氏。
「マイコンBASICマガジン」などで既にライターとしては有名だったが、
後にナムコへ入社しシンプルながら印象深い作品を手がけた。 - 2009年にDSで氏ひさびさのナムコ作品
「ころがしパズル塊魂」「出撃!アクロナイツ」(製作はNOISE名義)が発売予定。
- VCで配信されているソフト(見城こうじ作品)
- コズモギャング・ザ・ビデオ(AC)
- コズモギャング・ザ・パズル(AC)
- エメラルディア(AC)
- カスタムロボV2(N64)
- VC配信が期待されるソフト(見城こうじ作品)
- コズモギャング ザ ビデオ(スーパーファミコン版)(SFC)
- カスタムロボ(N64)
- 関連するアーケード作品(見城こうじ作品)
- コズモギャング・ザ・ビデオ(AC)
- コズモギャング・ザ・パズル(AC)
- エメラルディア(AC)
- ティンクルピット(AC)
- ナムコクラシックコレクションvol.1
- 「ゼビウスアレンジメント」のみ担当。
- ダンシングアイ(AC)