ドルアーガの塔(ファミコン版)



データ


概要

  • ドルアーガの塔は、1984年にナムコがアーケード向けに制作したアクションゲームで、本作はその移植版である。
  • 黄金の騎士『ギル』を操り、各フロアに落ちている鍵を拾って出口の扉をくぐり抜けるとステージクリアとなる。全60フロアで構成され、最終面をクリアするとエンディングとなる。
  • 自機はHP(ヒットポイント)制+ストック制となっており、フロアに配備されたモンスターとの戦いでギルのHPが無くなると自機のストックを1つ失う。ストックが0になるとゲームオーバーになる。ギルのHPはステージをクリアするか、宝箱から特定のアイテムを入手することで回復する。また盾以外の部分で敵の魔法攻撃を受けたり、剣以外の部分で『スライム』に触れると、HPに関係なくミスになる。
  • 本作には、各フロアに隠された宝箱を入手することで主人公が成長するRPG的な要素があるが、当時はまだRPGというジャンルが一般的ではなく、雑誌などでもアクションゲームとして紹介されることが多かった。
  • バビロニア神話をモチーフとした世界観と物語は、ゲーム画面から得られる以上の創造性をもたらし、多くのプレイヤーを魅了することとなった。

ストーリー

 今とは別の時間、別の世界のお話です。

 あるところに、信心深い王が治める王国がありました。王は愛と戦いの女神イシターに仕える巫子を重用し、王国の人々は神を敬っていました。その姿を見て空の神アヌは、天上界に「ブルー・クリスタル・ロッド」を置いてその輝きが王国の隅々までいきわたる様にしました。もともと女神イシターの持ち物であるブルー・クリスタル・ロッドの輝きは、人々に愛と平和をもたらしましました。

 しかし、この平和も長くは続きませんでした。この噂を聞いた帝国が、突然王国に攻め入り、王国は滅ぼされてしまったのです。帝国は男達をすべて奴隷にして、天上にあるブルー・クリスタル・ロッドにとどくような塔を作り始めました。塔が高くなるにつれ、王国はその陰となりブルー・クリスタル・ロッドの輝きが届かなくなりました。王国は不安に満ち、犯罪が横行し、しかも恐ろしいことに、女神イシターとの戦いに敗れブルー・クリスタル・ロッドの光に封じ込まれていた悪魔、「ドルアーガ」が復活してしまったのでした。

 ドルアーガの復活を知らぬアヌ神は帝国の不信心を戒めるため、雷を使って塔を崩してしまいました。人間に愛想をつかした神々は、天上界高く引きこもり、王国はドルアーガの天下となってしまいました。ドルアーガは、その魔力で塔を修復し、天上界からブルー・クリスタル・ロッドを盗みだし、それを持ってモンスターを放った塔の中へ立てこもってしまったのです。

 王国の王子であったギル(ギルガメッシュ)と巫女であったカイは恋人同士でした。ギルは塔を建てる人夫として働かされていましたが、塔が崩されたとき、岩の下敷きとなり負傷してしまいました。密かに王国の再建を目指す2人を神々の中でただ一人見守っていた女神イシターは、神々に見放されても神を敬い続けているカイに魔法のティアラ(冠)を授け、ドルアーガを倒すために塔へ向かわせました。しかし、カイはドルアーガの魔力の前に、囚われの身となってしまったのです。

 恋人を失ったギルは、ひとり嘆き悲しみました。やがて、その嘆きは天上界高く引きこもっていたアヌ神にもとどき、心を動かされたアヌ神はギルに勇気を力に変換する黄金の甲冑(よろい)を与えました。ギルは神に感謝し、カイを救い平和のシンボルであるブルー・クリスタル・ロッドを天上界に戻すため、ゴールドナイトとなってドルアーガの塔に挑んで行くのでした。

特徴

  • 隠された宝箱を出現させるには、フロア毎に設定された特定の条件を満たさなければならない。その方法については公式紹介ページに解説があるのでそちらを参照のこと。
  • アーケード版は縦画面だったが、FC版は横画面のためフロアの大きさが異なる。
  • 音楽は小沢純子氏が担当。名曲揃いで非常に評価が高い。

隠しコマンド

+ ネタばれを含みます。クリックで表示。

CM

※音量注意
クーソーは頭のコヤシです

他作品との関連

  • バビロニアン・キャッスル・サーガのシリーズ作品(物語の時系列順)
    • カイの冒険(FC)
    • ドルアーガの塔(AC,FC,PCE,GB)
    • イシターの復活(AC,MSX)
    • ザ・ブルークリスタルロッド(SFC)



  • VC配信が期待されるソフト
    • ドルアーガの塔(PCエンジン版)(PCE)
    • カイの冒険(FC)
    • イシターの復活(MSX)
    • ザ・ブルークリスタルロッド(SFC)