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ナックルヘッズ」(2009/08/12 (水) 15:33:00) の最新版変更点

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*ナックルヘッズ #contents **データ -バンダイナムコゲームス:2009年08月18日配信 -ナムコ:1993年3月稼動開始 -ジャンル:ACT -使用基板:SYSTEM NA-2 -プレイ人数:1~4人 -コントローラ:クラコン -使用ブロック数: -紹介ページ --[[VC紹介ページ>http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/download/virtual_consolearcade/]] --[[電脳一間たけぼ!!の部屋>http://www12.ocn.ne.jp/~takebo/nh.html]] **概要 ナムコのアーケードタイトルとしては初の対戦格闘ゲーム。 4人同時の対戦、ボタンによるジャンプ、後の「ソウルエッジ」にも繋がる武器要素などが特徴。 今でこそ「鉄拳」シリーズで格闘ゲームメーカーの雄として存在しているナムコだが、[[ストII>ストリートファイターII]]ブームには完全に乗り遅れてしまっていた。そんなナムコが1本だけ突発的にリリースしたのが本作。出回りがあまり良くなかったのと「[[ストII'Turbo>ストリートファイターII TURBO]]」「[[餓狼伝説2>餓狼伝説2 新たなる闘い]]」の圧倒的な人気の前にあっさりと消えてしまった事は否定できない。実際本作の知名度はあまり高くない。 それでも既存のゲームとは一線を画した操作系などはむしろ後の3D格闘ゲームへ繋がる萌芽として見ることができるだろう。 本作のCPU戦後半では1vs2という微妙にインチキ臭いw対戦カードとなるのだが、それを応用して対戦格闘ゲーム初となる「4人同時に対戦できる」というシステムが搭載されている。格闘ゲームにパーティーゲーム的な側面を求めた結果なのだと推測されるが「ゲームセンターで複数人が集まって対戦する」というコンセプトと2D格闘ゲームが噛み合ってるとはいい難い。まあ割り切って遊ぶとそれなりに盛り上がるのだが。VCではコイン入れ放題なのでゲームセンターにあった頃よりも開発者の意図通りな遊ばれ方になりやすいとは思う… そもそも4人でのバトルがまともに実装された格闘ゲームと言われてすぐに挙がるものと言えば「[[ダウンタウン熱血行進曲>ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会]]」「幽々白書」「[[大乱闘スマッシュブラザーズ>ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ]]」「ギルティギア・イスカ」くらいだろうか。格闘ゲームには競技性の高さが要求される場合が多いのでこういったタイトルはあまり多くない。 当時は登場キャラクターの「声」がまだ重要視されていなかった。他社のゲームでは社員がそのまま声優を務めたり無名の劇団員などが起用される事が多かったが、本作は当時のアニメで人気だった声優を起用している事も特徴となっている。「美少女戦士セーラームーン」の三石琴乃や「宇宙の騎士テッカマンブレード」の森川智之&林原めぐみといった旬の人達を贅沢に起用しているあたり黎明期の熱さを感じ取ることができる。 また相原隆行氏によるディスコ調のBGMもF/Aや[[ニューマンアスレチックス]]等と並んでこの頃のナムコの特徴である。 元々あまり知名度の高くないゲームという事もあって移植は全くされていない。今回のVC版が初の家庭用移植となる。正直黒歴史として葬られてもおかしくないw作品なのでこうして再び世に出るようになる事は歓迎すべき。 **基本的なゲーム内容 -娯楽番組「ナックルヘッズ」に出場した6人のうち1人を操作して試合に勝ち残る事が目的。 -レバー+3ボタン(上段攻撃(A)・下段攻撃(B)・ジャンプ(C))で操作する。 --既存の格闘ゲームと違いボタンジャンプ制になっている。 --敵が2人以上いる場合はベルトスクロールアクション風の操作になる。 --敵の攻撃は敵のいる方向と逆にレバーを入力する事でガードできる。 --各攻撃ボタンは押しっぱなしにする事で気合を溜め威力を上げることができる。&br()気合溜めと実際に攻撃するボタンは別にしても構わない。&br()気合溜め攻撃はガードの上からでも体力を一定量削ることができる。 --投げ間合いでレバー+AorBを入力すると投げ攻撃。&br()上段攻撃では左、下段攻撃で右に投げ飛ばす。 --特定のコマンドを入力すると必殺技。ボタンを離した時の判定なので注意。 -敵の体力を0にするかダブルKOでLIFEを一つ減らす事ができる。&br()先に相手のLIFEを0にした方が勝利。 -前半戦は選択しなかった他の5人と1vs1での対決。&br()後半は敵がタッグを組み1vs2で戦うことになる。&br()全9ステージ。最終ステージでは… **登場キャラクター ***ロブ・ビンセント CV:飛田展男 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ブラストウェーブ|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |スパイラルカッター|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |トルネードスラッシュ|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+A| |スライディングキック|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+B| ***タケシ・フジオカ CV:森川智之 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |鷹舞空裂斬|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+AorB| |翔鷹斬|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |延髄切り|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+A| |絶命斬|真上ジャンプ落下中に&arrow(6)+AorB| |舞曲演舞殺|前ジャンプ落下中に&arrow(2)+AorB| ***クリスティーン・ミャオ CV:林原めぐみ |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |潰頭棍|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |衝撃輪|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |裂倒棍|A連打| |爆棍二頭足|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+B| ***グレゴリー・ダレル CV:飛田展男 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ダイダルウェーブ|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+AorB| |バスタードヘッドバット|&arrow(4)ため&arrow(6)+A| |ノルマンバースト|&arrow(4)&arrow(6)+AorB| |スーパークラッシュ|&arrow(2)&arrow(8)+A| |ヘルダイビングバックブリーカー|投げ間合いで&arrow(6)&arrow(6)+AorB| ***クローディア・シルバ CV:三石琴乃 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ゴルゴバードドロップ|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)&arrow(9)&arrow(8)+AorB| |リオグランデアタック|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |ジャンピングソバット|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+A| |フライングニールキック|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+B| |クロッシングシザース|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+B| ***ブラット・ベイク CV:柳原孝安(本作のプログラマー) |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ビーストアンガー|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |マッドハンマー|&arrow(4)&arrow(6)+AorB| |ローリングマッドネス|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+A| |アースクエイクハンマー|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+A| **裏技 **紹介映像 &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=HJmlrZLo61M){336,280} **他作品との関連 -VCで配信が期待されるソフト --天下一武士 ケルナグール(FC) ---厳密に「ナムコ最初の格闘ゲーム」と言うならこれになる。&br()もちろん本作とは全く関係が無い。 -関連するアーケード作品 --鉄拳(AC) --ソウルエッジ(AC) ---ナムコの格闘ゲームが有名になるのは3D化以降である。&br()特に鉄拳はセガの「バーチャファイター」と並びジャンルを牽引し続けている。
*ナックルヘッズ #contents **データ -バンダイナムコゲームス:2009年08月18日配信 -ナムコ:1993年3月稼動開始 -ジャンル:ACT -使用基板:SYSTEM NA-2 -プレイ人数:1~4人 -コントローラ:クラコン -使用ブロック数: -紹介ページ --[[VC紹介ページ>http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/download/virtual_consolearcade/]] --[[電脳一間たけぼ!!の部屋>http://www12.ocn.ne.jp/~takebo/nh.html]] **概要 ナムコのアーケードタイトルとしては初の対戦格闘ゲーム。 4人同時の対戦、ボタンによるジャンプ、後の「ソウルエッジ」にも繋がる武器要素などが特徴。 今でこそ「鉄拳」シリーズで格闘ゲームメーカーの雄として存在しているナムコだが、[[ストII>ストリートファイターII]]ブームには完全に乗り遅れてしまっていた。そんなナムコが1本だけ突発的にリリースしたのが本作。出回りがあまり良くなかったのと「[[ストII'Turbo>ストリートファイターII TURBO]]」「[[餓狼伝説2>餓狼伝説2 新たなる闘い]]」の圧倒的な人気の前にあっさりと消えてしまった事は否定できない。実際本作の知名度はあまり高くない。 それでも既存のゲームとは一線を画した操作系などはむしろ後の3D格闘ゲームへ繋がる萌芽として見ることができるだろう。 本作のCPU戦後半では1vs2という微妙にインチキ臭いw対戦カードとなるのだが、それを応用して対戦格闘ゲーム初となる「4人同時に対戦できる」というシステムが搭載されている。格闘ゲームにパーティーゲーム的な側面を求めた結果なのだと推測されるが「ゲームセンターで複数人が集まって対戦する」というコンセプトと2D格闘ゲームが噛み合ってるとはいい難い。まあ割り切って遊ぶとそれなりに盛り上がるのだが。VCではコイン入れ放題なのでゲームセンターにあった頃よりも開発者の意図通りな遊ばれ方になりやすいとは思う… そもそも4人でのバトルがまともに実装された格闘ゲームと言われてすぐに挙がるものと言えば「[[ダウンタウン熱血行進曲>ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会]]」「幽々白書」「[[大乱闘スマッシュブラザーズ>ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ]]」「ギルティギア・イスカ」くらいだろうか。格闘ゲームには競技性の高さが要求される場合が多いのでこういったタイトルはあまり多くない。 当時は登場キャラクターの「声」がまだ重要視されていなかった。他社のゲームでは社員がそのまま声優を務めたり無名の劇団員などが起用される事が多かったが、本作は当時のアニメで人気だった声優を起用している事も特徴となっている。「美少女戦士セーラームーン」の三石琴乃や「宇宙の騎士テッカマンブレード」の森川智之&林原めぐみといった旬の人達を贅沢に起用しているあたり黎明期の熱さを感じ取ることができる。 また相原隆行氏によるディスコ調のBGMもこの頃のナムコ作品の特徴である。氏は本作の後「ソウルエッジ」でファンの評価を確立する事になる。 元々あまり知名度の高くないゲームという事もあって移植は全くされていない。今回のVC版が初の家庭用移植となる。正直黒歴史として葬られてもおかしくないw作品なのでこうして再び世に出るようになる事は歓迎すべき。 **基本的なゲーム内容 -娯楽番組「ナックルヘッズ」に出場した6人のうち1人を操作して試合に勝ち残る事が目的。 -レバー+3ボタン(上段攻撃(A)・下段攻撃(B)・ジャンプ(C))で操作する。 --既存の格闘ゲームと違いボタンジャンプ制になっている。 --敵が2人以上いる場合はベルトスクロールアクション風の操作になる。 --敵の攻撃は敵のいる方向と逆にレバーを入力する事でガードできる。 --各攻撃ボタンは押しっぱなしにする事で気合を溜め威力を上げることができる。&br()気合溜めと実際に攻撃するボタンは別にしても構わない。&br()気合溜め攻撃はガードの上からでも体力を一定量削ることができる。 --投げ間合いでレバー+AorBを入力すると投げ攻撃。&br()上段攻撃では左、下段攻撃で右に投げ飛ばす。 --特定のコマンドを入力すると必殺技。ボタンを離した時の判定なので注意。 -敵の体力を0にするかダブルKOでLIFEを一つ減らす事ができる。&br()先に相手のLIFEを0にした方が勝利。 -前半戦は選択しなかった他の5人と1vs1での対決。&br()後半は敵がタッグを組み1vs2で戦うことになる。&br()全9ステージ。最終ステージでは… **登場キャラクター ***ロブ・ビンセント CV:飛田展男 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ブラストウェーブ|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |スパイラルカッター|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |トルネードスラッシュ|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+A| |スライディングキック|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+B| ***タケシ・フジオカ CV:森川智之 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |鷹舞空裂斬|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+AorB| |翔鷹斬|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |延髄切り|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+A| |絶命斬|真上ジャンプ落下中に&arrow(6)+AorB| |舞曲演舞殺|前ジャンプ落下中に&arrow(2)+AorB| ***クリスティーン・ミャオ CV:林原めぐみ |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |潰頭棍|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |衝撃輪|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |裂倒棍|A連打| |爆棍二頭足|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+B| ***グレゴリー・ダレル CV:飛田展男 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ダイダルウェーブ|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+AorB| |バスタードヘッドバット|&arrow(4)ため&arrow(6)+A| |ノルマンバースト|&arrow(4)&arrow(6)+AorB| |スーパークラッシュ|&arrow(2)&arrow(8)+A| |ヘルダイビングバックブリーカー|投げ間合いで&arrow(6)&arrow(6)+AorB| ***クローディア・シルバ CV:三石琴乃 |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ゴルゴバードドロップ|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)&arrow(9)&arrow(8)+AorB| |リオグランデアタック|&arrow(2)&arrow(8)+AorB| |ジャンピングソバット|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+A| |フライングニールキック|&arrow(6)&arrow(2)&arrow(3)+B| |クロッシングシザース|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+B| ***ブラット・ベイク CV:柳原孝安(本作のプログラマー) |BGCOLOR(#cccccc):技名|BGCOLOR(#cccccc):コマンド| |ビーストアンガー|&arrow(4)ため&arrow(6)+AorB| |マッドハンマー|&arrow(4)&arrow(6)+AorB| |ローリングマッドネス|&arrow(2)&arrow(3)&arrow(6)+A| |アースクエイクハンマー|&arrow(8)&arrow(9)&arrow(6)+A| **裏技 **紹介映像 &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=HJmlrZLo61M){336,280} **他作品との関連 -VCで配信が期待されるソフト --天下一武士 ケルナグール(FC) ---厳密に「ナムコ最初の格闘ゲーム」と言うならこれになる。&br()もちろん本作とは全く関係が無い。 -関連するアーケード作品 --鉄拳(AC) --ソウルエッジ(AC) ---ナムコの格闘ゲームが有名になるのは3D化以降である。&br()特に鉄拳はセガの「バーチャファイター」と並びジャンルを牽引し続けている。

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