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*熱血硬派くにおくん(ファミコン版) #contents ---- **データ -アークシステムワークス:2008年3月18日配信 -テクノスジャパン:1987年4月17日発売 -ジャンル:ACT -プレイ人数:1~2人 -コントローラ:GC・クラコン・リモコン -使用ブロック数:17 --[[VC公式紹介ページ>http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_nk/index.html]] --[[wikipedia「熱血硬派くにおくん」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E8%A1%80%E7%A1%AC%E6%B4%BE%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%93]] --[[くにお道場>http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/8838/KUNIO.html]](多くのくにおくんシリーズを網羅してあるページです) **概要 本作品は1985年に発売されたアーケードゲームの移植作。 オリジナルはゲーセンよりも駄菓子屋等でアップライト筐体として多く設置されていたゲームとしても有名で、80年代大流行した『ビー・バップ・ハイスクール』などに代表される「正義のヤンキー」ブームとも相まって、学生達を中心に爆発的な指示を得た。 ゲーム性の面に於いても優れ、本作品の肝である「一対多数の喧嘩」「掴んで攻撃」「投げ飛ばして複数の敵を巻き込む」等はベルトアクションの醍醐味として、[[ファイナルファイト]]等の後継作品に受け継がれる事になる。 またその他、演出やステージ構成の点においても、本作品が後のベルトアクションに与えた影響は計り知れない。 音楽についても、これまた当時のセンスとしてもベタ過ぎるロケンローかつ横浜銀蝿なノリ。 この古臭さが逆に、時代錯誤もはなはだしい喧嘩番長をより個性的に演出し、ある種の憧憬を促す演出となっていると言っていいのではないだろうか。 FC版オリジナルの要素としては、1ステージが数面で構成されている点が挙げられる。また2面の中盤に「バイクチェイス」シーンがある。 全体的にキャラクターが小さくボイスも全面カットされており、オリジナルに比べて若干のグレードダウンを感じさせるが、前述の「肝である部分」は上手に移植されているため、ゲームそのものの面白さはオリジナルに比した際も何ら劣るものではない。 [[熱血高校ドッジボール部]]などに代表されるその後の様々なスピンオフ作品やリメイク、アレンジも含めて、[[ダブルドラゴン]]と並びテクノスジャパンの看板タイトルとなった事に異論の余地がないと思われる。 ちなみに「くにお」というのは、テクノスジャパンの社長であった滝邦夫に由来すると言われている。 **喧嘩上等…って喧嘩なのか? 武器も持たず法や権力にも頼らず、拳一つで敵地に乗り込むアンチヒーロー。 そんなアウトローな正義漢の背中に、誰もが一度くらいは憧れたものだろう。 本作品はそういう憧れを、『不良』という少々ダークな味付けと共に具現化した喧嘩アクションである。 オリジナル版は、一応つっぱった格好をしてるものの悪い事の出来ない気弱な「ひろし」が学校の前で何故か因縁を付けられ、素手やカバンでボコられたりドスで突かれたりし、その仇を討つ為に「くにお」が追いかけていき、そのまま喧嘩になるという流れだ。 喧嘩アクションとして実に分かりやすい流れだ。いやドスで突かれたら喧嘩どころじゃないけど。 しかしFC版を冷静に見てみると、そんなオリジナル版なんか目じゃない。もういろいろと凄い。 まずデモ画面で、ひろしが車で拉致られる。いきなり喧嘩どころか誘拐事件から始まる。 特に悪い事をしないであろうひろしが、一体何をやらかしたら本職相手に拉致られる程にまで恨まれるのかと聞きたいが、それに対してバイクで追いかけようとするくにおも、たいがい後先を考えない熱い奴だ。 それでは次の項目では、各面とボスたちを紹介したいと思う。 ただし思いっきりネタバレになっているので、ご覧の際は自己責任で。 #region(以降ステージとボスの紹介につきネタバレ項目です。+で開きます) -1面:花園高校との戦い ゲームが始まると、特にこれといって何の関係も無さそうな花園高校の連中が駅で絡んでくる。どけよ邪魔だよと、なぎ倒して電車に乗る。乗って来たバイクは放置。 電車に乗っても、中には角材を持った花園の学生が山ほど出てくる。 普通の客はとっくに避難してしまったのだろう。 新宿駅に降りると番長「りき」が現れる。 ホームから落ちると即死になってしまうので気をつけよう。 ところで置いてったバイクはどうするんだろう。 -2面:族の集会に乗り込め 2面に行くとこれまた脈絡無く、どこかの波止場からスタート。 どこだよここは、ひろしと関係ないだろと言いたいが、いやきっと新宿で倒したりきが「友人の居場所はわしにも分からん・・・・族のリーダーのしんじなら何かを知っているかもな・・・・」とでも言っていたのだろう。待っといてやユリちゃん。 とにかく波止場に溜まってる横浜ファンキーという暴走族チームをブチのめして盗んだバイクで走り出すと、オリジナル面のバイクチェイスが始まる。 これがまた…何というかノーヘルなのは当たり前として、走行中に相手のバイクを蹴り倒して爆発させるゲームである。当然ながら相手は爆発して後も残っていない、実は生きてますよ~というフォローも無し。 もうここまで来るとなんか笑いが込み上げてくる。一体どこの超犯罪都市だよ、ここにあるのは暴力と死だけか。このラジカルなノリも、くにおくんシリーズの面白さの一つでもあったりする。 一定数の敵を倒すといよいよ族のリーダー「しんじ」との対決。一瞬ひろしを拉致った車が止まっているように見えるが、残念ながら違う車両だ。 マッハパンチのりきに大して、こいつは飛び回し蹴りを使ってくる。若干間合いは広いが、新宿駅と違って落とされて即死になる危険が少ないので、かなり楽。さっさとブチのめしてしまおう。 -3面:迫り来るみすずの脅威 3面は昭和の臭いを強烈に発する繁華街。ここは太陽学園のスケバンの縄張りだ。 そう言えば実写『[[スケバン刑事>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%90%E3%83%B3%E5%88%91%E4%BA%8B_%28%E5%AE%9F%E5%86%99%E7%89%88%29]]』のリメイクを放映する際、現在は「スケバン」という言葉が分からない子が多くなったと製作者が困ったと聞いた。時代の移り変わりを感じる。 さてそろそろプレイヤー自身はひろしの事など忘れてそうな気がするが、くにおはちゃんと覚えているぞ。 ひろしを取り返す邪魔をするなら女だって遠慮なく殴る、なかなか鬼畜な『正義のヤンキー』である。 3面のボスは、身長2mぐらいあるんじゃないかというパーマの大女「みすず」。スケバンが強く美しくカッコイイというのはフィクションだ。実際はこんな「マンモスお妙」みたいなのが番を張ってた学校がけっこう多…うわなにをするやめzsxdcfvgbhんjmkl。 因みにみすずはリーチも攻撃力も今までのボスを遥かに凌ぐため、難関になること必至。 普通に殴りに行くと相手の間合いがこちらより広いため、あっという間に捕まって往復ビンタをぶち込まれてしまい「なめてんじゃねえぞ」である。 何度もこいつに殺されてると、ズシズシと歩いてくるその貫禄ある姿に恐怖さえ覚える。 -4面:組事務所に殴り込みだ きっと今までのボスや雑魚が洗いざらい吐いたのだろう。ここまで来ていよいよひろしのガラを攫ったのは三和会という暴力団だと分かる。 驚くべき事に、ゲーセン版と違って4面で襲ってくるのは構成員ではなく、各ステージの雑魚なのだ。ったく、てめぇら高校生のクセに本職とツルみやがってとんでもねえ奴等だ…と愚痴ってる暇は無い。さっさと片付けて先に進もう。 しかしまたこの事務所が、とんでもないループ迷路になっている。下手に進むとなんと屋外まで戻されてしまう、三和会では物覚えの悪い奴は組長に合うのも大変だろうなぁ。 道中、何故か今までのボスたちが複数人一度に出てきたりする場所がある。 りき2人とかはいいとして、みすず3人とかを見るとそれだけでもうビジュアル的にも難易度的にもゲンナリしてしまう。勿論ゼットンやバルタンのように再登場だからといって弱くなっていたりはしないから注意だ。 面倒くさいからダッシュパンチ(ラリアット)を起き上がりに重ねてハメ殺してしまおう。 更に奥に進むと、室内でバイクを乗り回す馬鹿まで登場する始末。 三和会の事務所は異次元空間か。 道中を抜け、どうにかボスのさぶの部屋まで到達する。 さぶの武器は拳でも蹴りでもバイクでもなく拳銃である。 バイクに轢かれても平気なくにおを以ってしても、さぶの銃に撃たれると即死するので注意が必要だ。いやそれにしても高校生相手に必死すぎだろう常考。 もしかして、ひろしは何か三和会の重大な秘密でも掴んでしまったのだろうか…。 そんな事とは関係なくさぶを倒すと、部屋の奥から監禁されていたひろしが号泣しながら登場。そして二人は握手してエンディングを迎える。 因みに最後まで、ひろしがさらわれた理由は分からなかったが、まぁ良いじゃないか。 香港映画だって悪を倒したら理屈も事後処理も無くいきなりエンディングで終了する、きっとあのノリなんだよ。 無理やり納得して頂いたところで、紹介を終えたい。 長文を読んで頂き感謝至極。 #endregion **裏技・攻略 |面セレクト|タイトル画面でIIコンの←を押しながらIコンを↓↑→↑←↑で2面から&br()タイトル画面でIIコンの↓を押しながらIコンを↑↓←↓→↓で3面から&br()タイトル画面でIIコンの↑を押しながらIコンの↓↓↑↑→←で4面から| |最終面の道順|それぞれの面の特徴(入る扉)&br()LEVEL1&br() スタート(右)、棒ザコ3人(左)、りき2人(左)、バイク2人(中)、バイク3人(右)&br()&br()LEVEL2&br() スタート(右)、しんじ3人(右)、みすず3人(右)、みすず4人(左)、しんじ3人(左)、棒ザコ4人(右)&br()&br()LEVEL3&br() スタート(右)、棒ザコ4人(左)、みすず3人(右)、バイク6人(左から2番目)、しんじ6人(左)、女ヤンキー9人(右)、りき3人(右)、バイク6人(左)、りき6人(中)| |残機増やし|タイム偶数のときにマウントポジションを取ると1upのハートを出す雑魚がいる。&br()この雑魚を殴らずに何度もまたがるとその度にハートが出る。&br()これを利用して無限増殖のような事が出来る。| **他作品との関連 -VCで配信されているタイトル --[[熱血硬派くにおくん>熱血硬派くにおくん(アーケード版)]](AC) --[[ダウンタウン熱血物語]](FC) --[[ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会>ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 PC番外編]](PCE) --[[熱血高校ドッジボール部 サッカー編]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編]](PCE) --[[ダウンタウンスペシャルくにおくんの時代劇だよ全員集合!]](FC) --[[いけいけ!熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 ~強敵!闘球戦士の巻~]](GB) --[[びっくり熱血新記録!はるかなる金メダル]](FC) --[[びっくり熱血新記録!どこでも金メダル]](GB) -VCで配信が期待されるソフト --ダウンタウン熱血物語(PCエンジン版)(PCE) --ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会(PCエンジン版)(PCE) --初代熱血硬派くにおくん(SFC) --新・熱血硬派 くにおたちの挽歌(SFC) --熱血格闘伝説(FC) --くにおくんのドッジボールだよ全員集合!(SFC) --くにおの熱血闘球伝説(NeoGeo:未発売) --熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編(PCE) --熱血高校ドッジボール部 MDサッカー編(MD) --くにおくんの熱血サッカーリーグ(FC) --ダウンタウン熱血べーすぼーる物語 野球で勝負だくにおくん(SFC) --熱血!すとりーとバスケット がんばれ DUNK HEROES(FC) --くにおのおでん(SFC) -現在入手可能なソフト --[[ダウンタウン熱血物語ex>http://www.atlus.co.jp/cs/game/gbadvance/downtown/]](GBA) --[[超熱血高校くにおくん ドッジボール部>http://kuniokun.jp/]](DS) --[[熱血硬派くにおくん すぺしゃる>http://kuniokun.jp/special/]](3DS) ---本作のリメイク。[[ダウンタウン熱血物語]]以降のシステムで全体が再構成された他、&br()オリジナル版でディレクターを務めた岸本氏によって詳しいストーリー(くにおとひろしの友情、りきとの邂逅、三和会の陰謀など)が追加された。&br()もちろんそれとは別に本作のゲームシステムをモチーフにしたモードも収録。 --[[りき伝説>http://kuniokun.jp/riki-densetsu/]](3DS:DL専用ソフト) -関連するアーケード作品 --[[熱血硬派くにおくん>熱血硬派くにおくん(アーケード版)]](AC) --熱血高校ドッジボール部(AC)
*熱血硬派くにおくん(ファミコン版) #contents ---- **データ -アークシステムワークス:2008年3月18日配信 -テクノスジャパン:1987年4月17日発売 -ジャンル:ACT -プレイ人数:1~2人 -コントローラ:GC・クラコン・リモコン -使用ブロック数:17 --[[VC公式紹介ページ>http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_nk/index.html]] --[[wikipedia「熱血硬派くにおくん」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E8%A1%80%E7%A1%AC%E6%B4%BE%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%93]] --[[くにお道場>http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/8838/KUNIO.html]](多くのくにおくんシリーズを網羅してあるページです) **概要 本作品は1985年に発売されたアーケードゲームの移植作。 オリジナルはゲーセンよりも駄菓子屋等でアップライト筐体として多く設置されていたゲームとしても有名で、80年代大流行した『ビー・バップ・ハイスクール』などに代表される「正義のヤンキー」ブームとも相まって、学生達を中心に爆発的な指示を得た。 ゲーム性の面に於いても優れ、本作品の肝である「一対多数の喧嘩」「掴んで攻撃」「投げ飛ばして複数の敵を巻き込む」等はベルトアクションの醍醐味として、[[ファイナルファイト]]等の後継作品に受け継がれる事になる。 またその他、演出やステージ構成の点においても、本作品が後のベルトアクションに与えた影響は計り知れない。 音楽についても、これまた当時のセンスとしてもベタ過ぎるロケンローかつ横浜銀蝿なノリ。 この古臭さが逆に、時代錯誤もはなはだしい喧嘩番長をより個性的に演出し、ある種の憧憬を促す演出となっていると言っていいのではないだろうか。 FC版オリジナルの要素としては、1ステージが数面で構成されている点が挙げられる。また2面の中盤に「バイクチェイス」シーンがある。 全体的にキャラクターが小さくボイスも全面カットされており、オリジナルに比べて若干のグレードダウンを感じさせるが、前述の「肝である部分」は上手に移植されているため、ゲームそのものの面白さはオリジナルに比した際も何ら劣るものではない。 [[熱血高校ドッジボール部]]などに代表されるその後の様々なスピンオフ作品やリメイク、アレンジも含めて、[[ダブルドラゴン]]と並びテクノスジャパンの看板タイトルとなった事に異論の余地がないと思われる。 ちなみに「くにお」というのは、テクノスジャパンの社長であった滝邦夫に由来すると言われている。 **喧嘩上等…って喧嘩なのか? 武器も持たず法や権力にも頼らず、拳一つで敵地に乗り込むアンチヒーロー。 そんなアウトローな正義漢の背中に、誰もが一度くらいは憧れたものだろう。 本作品はそういう憧れを、『不良』という少々ダークな味付けと共に具現化した喧嘩アクションである。 オリジナル版は、一応つっぱった格好をしてるものの悪い事の出来ない気弱な「ひろし」が学校の前で何故か因縁を付けられ、素手やカバンでボコられたりドスで突かれたりし、その仇を討つ為に「くにお」が追いかけていき、そのまま喧嘩になるという流れだ。 喧嘩アクションとして実に分かりやすい流れだ。いやドスで突かれたら喧嘩どころじゃないけど。 しかしFC版を冷静に見てみると、そんなオリジナル版なんか目じゃない。もういろいろと凄い。 まずデモ画面で、ひろしが車で拉致られる。いきなり喧嘩どころか誘拐事件から始まる。 特に悪い事をしないであろうひろしが、一体何をやらかしたら本職相手に拉致られる程にまで恨まれるのかと聞きたいが、それに対してバイクで追いかけようとするくにおも、たいがい後先を考えない熱い奴だ。 それでは次の項目では、各面とボスたちを紹介したいと思う。 ただし思いっきりネタバレになっているので、ご覧の際は自己責任で。 #region(以降ステージとボスの紹介につきネタバレ項目です。+で開きます) -1面:花園高校との戦い ゲームが始まると、特にこれといって何の関係も無さそうな花園高校の連中が駅で絡んでくる。どけよ邪魔だよと、なぎ倒して電車に乗る。乗って来たバイクは放置。 電車に乗っても、中には角材を持った花園の学生が山ほど出てくる。 普通の客はとっくに避難してしまったのだろう。 新宿駅に降りると番長「りき」が現れる。 ホームから落ちると即死になってしまうので気をつけよう。 ところで置いてったバイクはどうするんだろう。 -2面:族の集会に乗り込め 2面に行くとこれまた脈絡無く、どこかの波止場からスタート。 どこだよここは、ひろしと関係ないだろと言いたいが、いやきっと新宿で倒したりきが「友人の居場所はわしにも分からん・・・・族のリーダーのしんじなら何かを知っているかもな・・・・」とでも言っていたのだろう。待っといてやユリちゃん。 とにかく波止場に溜まってる横浜ファンキーという暴走族チームをブチのめして盗んだバイクで走り出すと、オリジナル面のバイクチェイスが始まる。 これがまた…何というかノーヘルなのは当たり前として、走行中に相手のバイクを蹴り倒して爆発させるゲームである。当然ながら相手は爆発して後も残っていない、実は生きてますよ~というフォローも無し。 もうここまで来るとなんか笑いが込み上げてくる。一体どこの超犯罪都市だよ、ここにあるのは暴力と死だけか。このラジカルなノリも、くにおくんシリーズの面白さの一つでもあったりする。 一定数の敵を倒すといよいよ族のリーダー「しんじ」との対決。一瞬ひろしを拉致った車が止まっているように見えるが、残念ながら違う車両だ。 マッハパンチのりきに大して、こいつは飛び回し蹴りを使ってくる。若干間合いは広いが、新宿駅と違って落とされて即死になる危険が少ないので、かなり楽。さっさとブチのめしてしまおう。 -3面:迫り来るみすずの脅威 3面は昭和の臭いを強烈に発する繁華街。ここは太陽学園のスケバンの縄張りだ。 そう言えば実写『[[スケバン刑事>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%90%E3%83%B3%E5%88%91%E4%BA%8B_%28%E5%AE%9F%E5%86%99%E7%89%88%29]]』のリメイクを放映する際、現在は「スケバン」という言葉が分からない子が多くなったと製作者が困ったと聞いた。時代の移り変わりを感じる。 さてそろそろプレイヤー自身はひろしの事など忘れてそうな気がするが、くにおはちゃんと覚えているぞ。 ひろしを取り返す邪魔をするなら女だって遠慮なく殴る、なかなか鬼畜な『正義のヤンキー』である。 3面のボスは、身長2mぐらいあるんじゃないかというパーマの大女「みすず」。スケバンが強く美しくカッコイイというのはフィクションだ。実際はこんな「マンモスお妙」みたいなのが番を張ってた学校がけっこう多…うわなにをするやめzsxdcfvgbhんjmkl。 因みにみすずはリーチも攻撃力も今までのボスを遥かに凌ぐため、難関になること必至。 普通に殴りに行くと相手の間合いがこちらより広いため、あっという間に捕まって往復ビンタをぶち込まれてしまい「なめてんじゃねえぞ」である。 何度もこいつに殺されてると、ズシズシと歩いてくるその貫禄ある姿に恐怖さえ覚える。 -4面:組事務所に殴り込みだ きっと今までのボスや雑魚が洗いざらい吐いたのだろう。ここまで来ていよいよひろしのガラを攫ったのは三和会という暴力団だと分かる。 驚くべき事に、ゲーセン版と違って4面で襲ってくるのは構成員ではなく、各ステージの雑魚なのだ。ったく、てめぇら高校生のクセに本職とツルみやがってとんでもねえ奴等だ…と愚痴ってる暇は無い。さっさと片付けて先に進もう。 しかしまたこの事務所が、とんでもないループ迷路になっている。下手に進むとなんと屋外まで戻されてしまう、三和会では物覚えの悪い奴は組長に合うのも大変だろうなぁ。 道中、何故か今までのボスたちが複数人一度に出てきたりする場所がある。 りき2人とかはいいとして、みすず3人とかを見るとそれだけでもうビジュアル的にも難易度的にもゲンナリしてしまう。勿論ゼットンやバルタンのように再登場だからといって弱くなっていたりはしないから注意だ。 面倒くさいからダッシュパンチ(ラリアット)を起き上がりに重ねてハメ殺してしまおう。 更に奥に進むと、室内でバイクを乗り回す馬鹿まで登場する始末。 三和会の事務所は異次元空間か。 道中を抜け、どうにかボスのさぶの部屋まで到達する。 さぶの武器は拳でも蹴りでもバイクでもなく拳銃である。 バイクに轢かれても平気なくにおを以ってしても、さぶの銃に撃たれると即死するので注意が必要だ。いやそれにしても高校生相手に必死すぎだろう常考。 もしかして、ひろしは何か三和会の重大な秘密でも掴んでしまったのだろうか…。 そんな事とは関係なくさぶを倒すと、部屋の奥から監禁されていたひろしが号泣しながら登場。そして二人は握手してエンディングを迎える。 因みに最後まで、ひろしがさらわれた理由は分からなかったが、まぁ良いじゃないか。 香港映画だって悪を倒したら理屈も事後処理も無くいきなりエンディングで終了する、きっとあのノリなんだよ。 無理やり納得して頂いたところで、紹介を終えたい。 長文を読んで頂き感謝至極。 #endregion **裏技・攻略 |面セレクト|タイトル画面でIIコンの←を押しながらIコンを↓↑→↑←↑で2面から&br()タイトル画面でIIコンの↓を押しながらIコンを↑↓←↓→↓で3面から&br()タイトル画面でIIコンの↑を押しながらIコンの↓↓↑↑→←で4面から| |最終面の道順|それぞれの面の特徴(入る扉)&br()LEVEL1&br() スタート(右)、棒ザコ3人(左)、りき2人(左)、バイク2人(中)、バイク3人(右)&br()&br()LEVEL2&br() スタート(右)、しんじ3人(右)、みすず3人(右)、みすず4人(左)、しんじ3人(左)、棒ザコ4人(右)&br()&br()LEVEL3&br() スタート(右)、棒ザコ4人(左)、みすず3人(右)、バイク6人(左から2番目)、しんじ6人(左)、女ヤンキー9人(右)、りき3人(右)、バイク6人(左)、りき6人(中)| |残機増やし|タイム偶数のときにマウントポジションを取ると1upのハートを出す雑魚がいる。&br()この雑魚を殴らずに何度もまたがるとその度にハートが出る。&br()これを利用して無限増殖のような事が出来る。| **他作品との関連 -VCで配信されているタイトル --[[熱血硬派くにおくん>熱血硬派くにおくん(アーケード版)]](AC) --[[ダウンタウン熱血物語]](FC) --[[ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会>ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 PC番外編]](PCE) --[[熱血高校ドッジボール部 サッカー編]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編]](PCE) --[[ダウンタウンスペシャルくにおくんの時代劇だよ全員集合!]](FC) --[[いけいけ!熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘]](FC) --[[熱血高校ドッジボール部 ~強敵!闘球戦士の巻~]](GB) --[[びっくり熱血新記録!はるかなる金メダル]](FC) --[[びっくり熱血新記録!どこでも金メダル]](GB) -VCで配信が期待されるソフト --ダウンタウン熱血物語(PCエンジン版)(PCE) --ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会(PCエンジン版)(PCE) --初代熱血硬派くにおくん(SFC) --新・熱血硬派 くにおたちの挽歌(SFC) --熱血格闘伝説(FC) --くにおくんのドッジボールだよ全員集合!(SFC) --くにおの熱血闘球伝説(NeoGeo:未発売) --熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編(PCE) --熱血高校ドッジボール部 MDサッカー編(MD) --くにおくんの熱血サッカーリーグ(FC) --ダウンタウン熱血べーすぼーる物語 野球で勝負だくにおくん(SFC) --熱血!すとりーとバスケット がんばれ DUNK HEROES(FC) --くにおのおでん(SFC) -現在入手可能なソフト --[[ダウンタウン熱血物語ex>http://www.atlus.co.jp/cs/game/gbadvance/downtown/]](GBA) --[[超熱血高校くにおくん ドッジボール部>http://kuniokun.jp/]](DS) --[[熱血硬派くにおくん すぺしゃる>http://kuniokun.jp/special/]](3DS) ---本作のリメイク。[[ダウンタウン熱血物語]]以降のシステムで全体が再構成された他、&br()オリジナル版でディレクターを務めた岸本氏によって詳しいストーリー(くにおとひろしの友情、りきとの邂逅、三和会の陰謀など)が追加された。&br()もちろんそれとは別に本作のゲームシステムをモチーフにしたモードも収録。 --[[りき伝説>http://kuniokun.jp/riki-densetsu/]](3DS:DL専用ソフト) -関連するアーケード作品 --[[熱血硬派くにおくん>熱血硬派くにおくん(アーケード版)]](AC) --熱血高校ドッジボール部(AC)

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