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*ファンタシースターII 還らざる時の終わりに #contents //勢いで書いた。後悔はしていない。いやちょっとしてます。 ---- **データ -セガ:2008年1月29日配信 -セガ:1989年3月21日発売 -ジャンル:ロールプレイング -プレイ人数 1人 -コントローラ:リモコン・GC・クラコン -使用ブロック数:25 -Wiiポイント:700 -当時の販売価格:8,800円 -紹介ページ --[[セガVC公式ページ>http://vc.sega.jp/vc_ps2/]] --[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/ファンタシースターII_還らざる時の終わりに]] **概要 -本作は1987年セガマークIII用ソフトとして発売された『[[ファンタシースター]]』の続編で、西洋ファンタジーとSFが交ざりあった世界観が人気のロールプレイングゲームである。 **全メガドラユーザーに渇望された大作RPG -本作の発売日は1989年3月21日、メガドライブ発売開始から約5ヶ月後のタイミングである。16ビットCPU搭載の高性能ハードという前評判とは裏腹に、メガドラのローンチから本作が発売されるまでのソフトラインナップは、それはもう大変アレな感じであった。 -タイトルを挙げてみると『[[スーパーサンダーブレード]]』『[[スペースハリアーII]]』『[[獣王記]]』『[[おそ松くん はちゃめちゃ劇場]]』『[[アレックスキッド 天空魔城]]』…。いずれも本サイト「[[VCスレ住人のオススメソフト一覧]]」の○○ゲーリストに名を連ねる名作ばかりである。ちなみに筆者もメガドラを発売日に購入したユーザーのひとりであるが、当時Beep編集部に電凸し「スーパーサンダーブレードとスペースハリアーIIはどちらがお勧めであるか?」などと問い合わせを行う等、周到な情報収集を行った結果、スペハリIIと獣王記と天空魔城を購入するに至った勝ち組である。 -そんなソフト日照りの中、ようやく発売された本作がどれほどメガドラユーザーの期待を一身に背負っていたかは、当時を知らない者にも想像に難くないだろう。 **華やかな世界の影で -こうして発売された本作は、ユーザーの期待に違わぬ進化を遂げていた。グラフィックは前作のやや牧歌的でやわらかい雰囲気から、未来的でシャープなイメージへと変化した。キャラクターはアニメ調の絵柄になり、キャラ毎の個性もより際立つようになった。また戦闘シーンは前作に引き続き、敵がアニメーション処理によりグリグリとよく動くし、音楽もメガドライブのソフトとして初めてPCMドラムを用いており、リアルな音色とやたら大きな音量でユーザーを驚かせた。前作の滑らかにスクロールする3Dダンジョンが無くなってしまったのは非常に残念だったが、それ以外はほぼ全面的に納得できる進歩であった。 -このようにして、本作を通してようやく「メガドライブ、始まったな」と安堵することが出来たメガドラユーザー達であったが、序盤の父娘のイベントあたりから徐々に表情を見せはじめる本作の「もう一つの顔」に、戸惑いを感じることとなる。 **ひたすら悲劇の道を進む物語 -本作は中盤以降、主人公達の意思とは裏腹に世界は暗い影を帯びはじめ、ひたすら悲劇的な物語へと変貌していくことになる。やたら複雑で難易度の高いダンジョンが続くこともあり、それはそれは辛い道中となる。それでも当時筆者がこのゲームを投げ出さなかったのは、味方キャラのあんなイベントがあったり、前作の最初に登場する惑星があんなことになったりと、プレイヤーにとって深く心に刻まれるイベントが散りばめられており、「この物語の最後を見届けなくては」という気持ちにさせる何かがあったからであろう。 **どちらかといえばMなあなたに -ここまで読んで頂いた方は、本作がドラクエやFFのように万人が楽しめるゲームでないことは理解されたと思う。ただそれでも、プレイした人の心に何かを残すという点においては、有名RPGにも決して引けを取らない作品であることは間違いのないところである。一時代前のゲームということもあり、敵の強さやダンジョンの広さ等のバランスが悪かったり、移動速度がやや遅かったりと、決して遊びやすいゲームとは云えないが、それでもプレイしてみたいと感じた方には、是非とも驚愕のラストシーンを目指して頑張って欲しいと思う。 **CM 未体験 ロールプレイングゲーム ファンタシースターII &youtube(http://youtube.com/watch?v=o_ztgo2ryFU){336,280} **他作品との関連 -VCで配信されているソフト --[[ファンタシースター]](SMS) --[[ファンタシースターII 還らざる時の終わりに]](MD) --[[時の継承者 ファンタシースターIII]](MD) --[[ファンタシースター 千年紀の終りに]](MD) -VCで配信が期待されるソフト --ファンタシースターアドベンチャー(SMS:ゲームギア) --ファンタシースター外伝(SMS:ゲームギア) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー アーミアの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー アンヌの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー カインズの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー シルカの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ヒューイの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ユーシスの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ルドガーの冒険(MD:「ゲーム図書館」で配信) -任天堂ハードで遊べるお勧めソフト --[[ファンタシースターオンラインEpisode1&2 Plus>http://www.sonicteam.com/pso/]](GC) --[[ファンタシースターオンラインEpisode3 カードレボリューション>http://www.sonicteam.com/pso/]](GC) --[[ファンタシースターZERO>http://phantasystar.sega.jp/pszero/]](DS) -その他のソフト --[[ファンタシースターオンラインBlue Burst EpisodeIV>http://phantasystar.sega.jp/pszero/]](PC) --SEGA AGES 2500シリーズ Vol.32『ファンタシースター コンプリートコレクション』(PS2)
*ファンタシースターII 還らざる時の終わりに #contents //勢いで書いた。後悔はしていない。いやちょっとしてます。 ---- **データ -セガ:2008年1月29日配信 -セガ:1989年3月21日発売 -ジャンル:ロールプレイング -プレイ人数 1人 -コントローラ:リモコン・GC・クラコン -使用ブロック数:25 -Wiiポイント:700 -当時の販売価格:8,800円 -紹介ページ --[[セガVC公式ページ>http://vc.sega.jp/vc_ps2/]] --[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/ファンタシースターII_還らざる時の終わりに]] **概要 -本作は1987年セガマークIII用ソフトとして発売された『[[ファンタシースター]]』の続編で、西洋ファンタジーとSFが交ざりあった世界観が人気のロールプレイングゲームである。 **全メガドラユーザーに渇望された大作RPG -本作の発売日は1989年3月21日、メガドライブ発売開始から約5ヶ月後のタイミングである。16ビットCPU搭載の高性能ハードという前評判とは裏腹に、メガドラのローンチから本作が発売されるまでのソフトラインナップは、それはもう大変アレな感じであった。 -タイトルを挙げてみると『[[スーパーサンダーブレード]]』『[[スペースハリアーII]]』『[[獣王記]]』『[[おそ松くん はちゃめちゃ劇場]]』『[[アレックスキッド 天空魔城]]』…。いずれも本サイト「[[VCスレ住人のオススメソフト一覧]]」の○○ゲーリストに名を連ねる名作ばかりである。ちなみに筆者もメガドラを発売日に購入したユーザーのひとりであるが、当時Beep編集部に電凸し「スーパーサンダーブレードとスペースハリアーIIはどちらがお勧めであるか?」などと問い合わせを行う等、周到な情報収集を行った結果、スペハリIIと獣王記と天空魔城を購入するに至った勝ち組である。 -そんなソフト日照りの中、ようやく発売された本作がどれほどメガドラユーザーの期待を一身に背負っていたかは、当時を知らない者にも想像に難くないだろう。 **華やかな世界の影で -こうして発売された本作は、ユーザーの期待に違わぬ進化を遂げていた。グラフィックは前作のやや牧歌的でやわらかい雰囲気から、未来的でシャープなイメージへと変化した。キャラクターはアニメ調の絵柄になり、キャラ毎の個性もより際立つようになった。また戦闘シーンは前作に引き続き、敵がアニメーション処理によりグリグリとよく動くし、音楽もメガドライブのソフトとして初めてPCMドラムを用いており、リアルな音色とやたら大きな音量でユーザーを驚かせた。前作の滑らかにスクロールする3Dダンジョンが無くなってしまったのは非常に残念だったが、それ以外はほぼ全面的に納得できる進歩であった。 -このようにして、本作を通してようやく「メガドライブ、始まったな」と安堵することが出来たメガドラユーザー達であったが、序盤の父娘のイベントあたりから徐々に表情を見せはじめる本作の「もう一つの顔」に、戸惑いを感じることとなる。 **ひたすら悲劇の道を進む物語 -本作は中盤以降、主人公達の意思とは裏腹に世界は暗い影を帯びはじめ、ひたすら悲劇的な物語へと変貌していくことになる。やたら複雑で難易度の高いダンジョンが続くこともあり、それはそれは辛い道中となる。それでも当時筆者がこのゲームを投げ出さなかったのは、味方キャラのあんなイベントがあったり、前作の最初に登場する惑星があんなことになったりと、プレイヤーにとって深く心に刻まれるイベントが散りばめられており、「この物語の最後を見届けなくては」という気持ちにさせる何かがあったからであろう。 **どちらかといえばMなあなたに -ここまで読んで頂いた方は、本作がドラクエやFFのように万人が楽しめるゲームでないことは理解されたと思う。ただそれでも、プレイした人の心に何かを残すという点においては、有名RPGにも決して引けを取らない作品であることは間違いのないところである。一時代前のゲームということもあり、敵の強さやダンジョンの広さ等のバランスが悪かったり、移動速度がやや遅かったりと、決して遊びやすいゲームとは云えないが、それでもプレイしてみたいと感じた方には、是非とも驚愕のラストシーンを目指して頑張って欲しいと思う。 **CM 未体験 ロールプレイングゲーム ファンタシースターII &youtube(http://youtube.com/watch?v=o_ztgo2ryFU){336,280} **他作品との関連 -VCで配信されているソフト --[[ファンタシースター]](SMS) --[[ファンタシースターII 還らざる時の終わりに]](MD) --[[時の継承者 ファンタシースターIII]](MD) --[[ファンタシースター 千年紀の終りに]](MD) -VCで配信が期待されるソフト --ファンタシースターアドベンチャー(SMS:ゲームギア) --ファンタシースター外伝(SMS:ゲームギア) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー アーミアの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー アンヌの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー カインズの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー シルカの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ヒューイの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ユーシスの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) --ファンタシースターII テキストアドベンチャー ルドガーの冒険(MD:[[ゲーム図書館>http://sega.jp/archive/segahard/md/modem.html]]) -任天堂ハードで遊べるお勧めソフト --[[ファンタシースターオンラインEpisode1&2 Plus>http://www.sonicteam.com/pso/]](GC) --[[ファンタシースターオンラインEpisode3 カードレボリューション>http://www.sonicteam.com/pso/]](GC) --[[ファンタシースターZERO>http://phantasystar.sega.jp/pszero/]](DS) -その他のソフト --[[ファンタシースターオンラインBlue Burst EpisodeIV>http://phantasystar.sega.jp/pszero/]](PC) --SEGA AGES 2500シリーズ Vol.32『ファンタシースター コンプリートコレクション』(PS2)

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