すぐに忘れちゃうから、memomemo ♪
情報の要約(比、割合、率)
比(ratio) x:yまたは x/y (0≦比≦∞)
割合・比率(proportion) 全体の中で占める比 (0≦割合≦1)
率(rate) 単位時間における事象の変化分 (0≦率≦∞)
例:3年間で平均10万人の女性集団で乳ガン患者が120人発生
・1年における発生者数=40人/年 (ただし10万人の中で)
・1年における発生率=40/10,0000[/年]
比 ratio
a/bという分数の形で表される、性質の異なる2つの事象や発生の対比による頻度。
例:クラスの男女比男/女
• R = a/b比R は時に10、100、1,000、100,000といった定数をかけて整数化。
• R は常に> 0
• R には、単位が付いたり付かなかったり。
• R = 7月に観察されたA市のAIDS患者数/
7月に予測されたA市のAIDS患者数
• 例えば、40人/20人= 2・・・この場合には単位なし
• R = 病院数/人口
• Rは定数k = 10,000 をかけることがある。
• この場合、単位は人口10,000当たりの病院数
• 例えば、R = 4病院/人口20,000人= ひとり当たり0.0002 病院
• R×k= 人口10,000当たり2病院
割合 proportion
分子が分母の一部である比で、a/(a+b) で表される相対頻度。
例:イベントの発生数 / 総数
※ 分母が人なら、割合。
• n = ある集団の総人数
• x = 同じ集団内である特質Xを持つ人数
• p = ある集団内で特質Xを持つ人の割合= x/n
• p の値は0から1の間(pは分数)
• p には単位がない
• 時に10、100、1,000、100,000といった定数をかけて整数化
• 死亡割合Proportional mortality
• 1995年、アフリカにおける5歳未満の全死亡は53%
• p = 0.53 = 53 /100 = 530/1,000
率 rate
ある時期におけるある事象の頻度をその期間にその事象をとりうる可能性のある数で割った比。
率は割合となる場合とならない場合がある。
例:ある日にクラスで眼鏡をかけている者 眼鏡/クラス総数(欠席者いれる)
• 暦日期間は率の分子、分母ともに同じである。
• 率とは単位時間当たりにおける事象の相対頻度を表す。・・・時間の逆数の次元
• 累積死亡率 Cumulative mortality = (期間内の死亡数)/(観察開始時点での人数)→ 分母は観察人年でない
• 値の範囲は0~1
• 累積死亡率は、割合。
• 年間粗死亡率 Annual crude death rate =(1暦年間の総死亡数)/(年央人口)→ 年央人口はその年の観察人年の近似値
• 値の範囲は0~∽ (観察開始時点の人口より少ないから)
• 年間粗死亡率は比であるが、割合でない。
友人と友人の家族の解説のおかげで、かなり紐解けた・・・。
- 割合はa/a+b。
- 比は次元なしの相対的にa/b。
- 率は「単位あたりの変化量」
- 割合は量で、率は重心点、比は中心点
- 率は積分と同じ考えだから…動きがあるから、その収束点は「重心点」
- 比はその流れを断ち切って一瞬を見るから「中心点」
死亡率には、割合と率があるね!
分母が、人なら・・・・割合!
分母が、人-年なら・・率!
打率って、本当は、打割???
ヾ(*'-'*)
最終更新:2010年02月11日 12:06