適正なインスリン自己注射サポートへのアプローチ など

『 適正なインスリン自己注射へのアプローチ 』
 新潟薬科大学薬学部 臨床薬学研究室 准教授  朝倉 俊成 先生

朝倉俊成先生は、糖尿病療養指導士として第1回の資格試験に合格し、現在糖尿病療養指導士の講習会委員として活躍中。

投稿されている論文も多数。

 インスリンカートリッジ内への空気混入が製剤の濃度および注入器の注入精度に与える影響について
—注射針を付けたまま保管した場合の悪影響—

インスリン注入器の単位設定ダイアルの回転トルクと患者の使用感についての一考察

インスリンバイアルのコアリング調査 

糖尿病患者におけるインスリン製剤の適正使用に関する研究-

インスリン自己注射の抜針時の液漏れに関する一考察: 市販注射針ならびに異なる刃面角を … 

インスリン製剤を品質の面から、outcome を患者さんにして研究されているのが、すばらしい。

製剤研究はとかくメーカー向けになりがち。

Tanto も学生時代は製剤研究をしていたことがあるので、患者サイドにたった製剤研究というアプローチに

感動を覚えました。

そんな感動はともかく、インスリンのデバイスのこと、手技のこと・・・知らないことが多くて自らの不勉強を反省しきりです。

web 検索していると、「平成21年5月改訂 日本薬剤師会 」からも資料が出ていました。

インスリン製剤の調剤にあたっての留意事項及び薬剤交付時の説明事項(使用方法、保管等)に関する解説

 インスリンの指導について、もう一度初心に返って指導内容を整理したいと思います。

ヾ(*'-'*)

 

最終更新:2009年11月05日 19:16