181
名前:名無しオンライン:2006/12/02(土)23:38:16.00ID:wv9QZQWE
またしても440日和忘れorz
しかも最後の440のセリフ内の通貨単位が円だwww
まぁこれはこれでアリってことにしといてくれぃ
|彡サッ
182
名前:名無しオンライン:2006/12/02(土)23:48:44.50ID:1vXhks5a
>>180
落ち着いてってそっちかよ・・・w
何気に普通の440の方も結構酷いなw
183
名前:名無しオンライン:2006/12/02(土)23:54:12.76ID:Ih0gqtyR
これは新しいwwww
184
名前:名無しオンライン:2006/12/02(土)23:58:22.00ID:+GtMdR6u
スロットを探してて倫理的におkな所に触ったりしたらどうなるんだろうとか
考えてしまった俺はもはやもうだめぽ…
しかし値段を下げるんだったらどちらかというと商売下手じゃないのかw
185
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)00:05:46.63ID:6wg8Sf+i
>>184
「高くて売れない」のと、「安いけど売れる」のじゃ、後者の方がいいってことだろう。 きっとw
186
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)00:09:38.59ID:4L01AyIN
>>43の続きを投下。
長くなったので分割しようかと思ったけど、
勢いに任せたほうがいいかなと思ったので一気に投下することにした。ゴメンネ[´・ω・`]
187
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)00:10:53.86ID:4L01AyIN
ピポン
「…あ……メール?」
ビジフォンに突っ伏したまま寝てしまっていた450が、メール受信の音に目を覚ます。
目尻には涙の跡。今日も泣きながら眠っていたのか。
コンソールを操作してメールを開くと、そこにはまるで感情の篭っていない一文。
「あなたの主人の一部を回収しました。本部のモルグまでお越しください」
とだけあった。
「あ………ああ………………」
愕然とした表情。声が出ない。希望が、がらがらと崩れていくのが450本人にも解った。
「う、嘘…………」
どうにか搾り出す一言。これは、嘘だ。きっと、嘘だ。嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘…………
頭の中で「嘘」という言葉がぐるぐると回る。
もはや涙は涸れたのか、不思議と涙が出てこない。
そして450は、ビジフォンを閉じると部屋を出た。
もしかしたら別人かもしれない。この目でそれを確かめるまで、まだ希望は捨てたくない。
最後の、最後の希望の欠片を求めて、450はガーディアンズ本部へと向かった。
―モルグ
冷たい金属質の床と壁に囲まれた一室。
壁には、人が一人入るくらいの引出しのようなものが敷き詰められていた。
ギィィィ
重い扉が開く音。
それに続いてカツカツと足音がして、男とPM…450が入ってくる。
「こちらです」
無感情な声でコンソールを操作すると、壁の引き出しの一つがせり出てくる。
450が恐る恐る近づく。そして、震える手でシェラフのようなもののファスナーを下げる。
そして、その中に入っていたのは、蒼い塊。
装甲は半ば溶け、ところどころ黒焦げになっている。
「うぅ………っ」
涸れたと思っていた涙が零れてくる。
そこにあったのは、まぎれもなく箱…箱だったものだ。
頭部と胸、そして左腕。ただそれだけ。
目からは光が消え、何の反応も無い。
「ごしゅ…………じんさま…………」
かすれるような声で呼んでみる。 反応は無い。
「ご主人様………ご主人様…………」
もう一度、呼んでみる。 しかし、箱にはその声は届いていなかった。
「ご主人様ぁ………ご……しゅじん……さまぁ…………」
止まらない涙。止まらない呼ぶ声。ゆさゆさと箱を揺する。
「ごしゅじんさまぁぁぁぁぁ!!」
188 名前:箱、死す!? :2006/12/03(日) 00:11:50.40 ID:4L01AyIN
募る想いを吐き出すように箱の胸に顔を埋めて叫b
「うわああああああっ!!ごめんなさい!!ごめんなさいっ!!今起きますからハウジロドウはゆるしてっ!!」
残った左腕を軋ませて必死にガードする箱。
「………………」
伝う涙はそのままにひきつった顔で固まる450。
「………………あ、あれ?」
ガードを緩めつつ恐る恐るまさに今振り下ろされる筈のハウジロドウを探す。
「…………………………ここ、どこ?」
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
絶叫の450。
「ひえええええええええええええええええ!?」
それに驚く箱。
「お、オバケええええええええええええええええっ!!! …ふぅーーーー」
箱を指差したまま卒倒して後ろに倒れる450。
「え、え、オバケ!? オバケこわいいいいいいいいいいいいいいい!!」
左手で頭を抱えて小さくなる箱。
その時、モルグの扉が開いた。
「な、なんだ今の絶叫は!! 絶叫の騎士か!!」
「オバケだと!? ガオゾランがテレポートアウトしてきたかああああああっ!!」
「いや、俺ゾンビだって聞いた!!バイオハザード発生!?」
ガーディアンズ本部のスタッフだ。
「…………え?」
何事かと声の方向を見る箱。
「「「いたあああああああああああああああっっっ!!!」」」
「え?え?」
ジャキジャキジャキジャキ
何事かと呆然とする箱。銃器を構えるスタッフたち。
「目標、妖怪ハコモドキ!! 撃てぇぇぇい!!」
「え?え? えええええええええええええ!?」
その日、ガーディアンズ本部のモルグには、
朝の天気予報を無視した銃弾の雨が、450が目を覚ますまで降り注いだ。
189
名前:箱、入院する (1/6):2006/12/03(日)00:13:18.36ID:4L01AyIN
―数日後
ケース1:とあるニューマンと450の場合。
「く、くくく、本当に面白いな君は」
ガーディアンズの病院の一室。
部屋の隅では450が2体、ほうじ茶とコルドバういろうを食べながらなにやら談笑している。
ベッドに寝る箱を見ながら、ニューマンの女性がくすくすと笑っていた。
「笑い事じゃないですよ。本気で死ぬかと思ったんですから」
ベッドに横たわる箱が答える。
「いや、すまない。で、新しい体に?」
ベッドの横にある椅子に座りながら尋ねる。
「えーと、その、なんというか。お金がなくて… 胴体パーツだけを換装して、
あとは回収されたうちで使えるパーツで補ってもらうことにしました」
「そうか。それにしても、君は案外無茶をするな」
ふっと微笑む女性。
「え? いや、その、あのときは夢中で…」
左手で頭をかく箱。
「まったく、君は実に馬鹿だな」
またくすくすと笑う女性。
「あのときはもう死んだのだと思ったけど、君の生きるという執念は凄いな」
「そ、そうですかね?」
珍しく褒められたからか、照れまくる箱。
「…そういえば、まだお礼を言っていなかったな」
そう言って椅子から立ち上がり、
「……ありがとう」
箱の頬にすっと唇を寄せる。
190
名前:箱、入院する (2/6):2006/12/03(日)00:13:30.47ID:4L01AyIN
「むあ!?」
突然の出来事に驚く箱。
ギンッ!!!
その箱に視線…というか殺気が放たれる。
びくっとしてその殺気のほうを視線を移すと、
その先には正座をして湯呑みを持ってこちらを睨む450と、それに怯える450が居た。
「さ、そろそろ帰ろうか450」
女性が少し照れながら怯える450を促す。
「じゃあな。御大事に」
「あ、ど、どうもありがとでした」
箱に見送られ、女性は最後に微笑を残し、450を連れて部屋を出て行った。
「……………………あ、あははは」
キリキリとぜんまい仕掛けの人形のように首を回転させる箱。
「……………………あら、いかがされました?ご主人様」
珍しくにこにこと微笑みながら箱のほうに歩いてくる450。あ、青筋…
「え、あ、あの、その、ぼ、ぼくはなにもしてないよ?」
上半身だけの箱はもはや震えるしかない。震えたまま450を迎える。
「…………ふふ、そうですね、ご主人様はなーんにもされていませんよね」
めごす
「んぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!」
絶叫が、静かな病院に響き渡った。
191
名前:箱、入院する (3/6):2006/12/03(日)00:14:02.40ID:4L01AyIN
ケース2:とあるニューマンと440と+1の場合
「よう、箱!今回は災難だったらしいな!…って、お前何頭にハウジロドウ刺してるんだ?」
ニューマンの男が440を従えて病室に入ってきた。
「え?あ、あはははははは、ちょっとすっ転んじゃって…」
頭からオイルを垂らしながら箱が答える。
「ねえ、ご主人様、あのハウジロドウモギモギしていいですか?」
「…モギるのはいいが人様のはやめときなさい」
「…は~い」
残念そうにしゅんとする440。
「おっと、忘れるところだった。これお見舞いだ」
そう言って440の帽子の中から黄色い何かを取り出すニュマ男。
「わ、わ、なんですかこれ!!」
驚く箱。
「「ラッピー!!」」
ニュマ男と440が綺麗にハモる。
「かわいいでしょー? すごくかわいいでしょー?」と440。
「こいつレア落とすんだぜぇ?さっそく殺ってレアアイテムゲットだぜ!!」とニュマ男。
お互いの台詞を聞いて、不満そうにお互いに抗議する二人。
「こんな可愛いラッピーを殺すなんて酷いです!!」
「何言ってんだ、今の箱にとっての一番の見舞いはレアアイテムなんだよ!!」
「ご主人様のわからずや!! モギモギッ!!」
「あーっお前なにモギってんだ!それこの前ゲットしたマジムラじゃねーか!!」
「ご主人様さっき人様のじゃなかったらモギっていいって仰ったじゃないですかっ!!」
「てめーっ、モギっていいものとよくないものがあるだろっ!!」
わーわーぎゃーぎゃーどたんばたんと口論…っていうか暴れる二人。
192
名前:箱、入院する (4/6):2006/12/03(日)00:14:23.92ID:4L01AyIN
ぴ、ぷしゅー
突然糸が切れたように倒れる440。
「病室では静かにしな」
そんな声が聞こえた気がした。
「またアイツか…」
ニュマ男が呟く。
「アイツ?」
乱闘から(気分的に)避難していた箱が??な顔をする。
「あ、いや、なんでもない。今日はそろそろお暇するわ。んじゃまたな。御大事に」
動かない440を引きずって部屋を出る2人。
「あら、もうお帰りになったんでs…」
花瓶に花を生けにいっていた450が戻ってきた。そして入口で固まった。
「あ、お帰り」
箱の頭の上に止まってピヨピヨ鳴いているラッピー。
そして滅茶苦茶に散らかった病室…
「…大怪我して安静にしてないといけないというのに………………何ですかこのザマはッ!!」
450のこめかみがピクピクする。
「え?え? んぎゃああああああああああああああああっ!!」
そして、再びナースステーションから何人か走ってきたのであった。
193
名前:箱、入院する (5/6):2006/12/03(日)00:14:51.33ID:4L01AyIN
ケース3:あるヒューマンと440の場合
「…お前、入院してるんだよな?」
呆気にとられた表情で箱を見るヒューマン。
「は、ははは」
引きつった笑いで答える箱。
「…なんで頭からハウジロドウとメイロドウ生えてんの? 新手のキャスト用パーツ?」
箱の頭を指差すヒューマン。ふと頬を染めて恥ずかしそうに俯く450。
「ちょっと寝返りうったときにベッドから落ちちゃって… ははは」
オイルがぴゅーっと出る。
「まあ、なんだはやく怪我治せよ」
「はあ… がんばります」
いや頑張っても無理なものは無理なのだが。
「それにしても」
男が箱と450を交互に見る。
「なんか……恋人みたいだよな」
「えっ?」
さっと頬に朱が走る450。
一方箱は
「えーーーーー、やだなあ、僕に恋人とかいませんよお」
あははと笑っていた。
「そうか? …あ、いや、なんだ、そろそろ俺帰るわ。いくぞ440」
なにやら感付いた男が慌てて帰り支度をする。
「はい、ご主人様。では失礼します」
ぺこりと頭をさげるリボンのついた440。
そして病室の出際に…
「その…なんだ… 御大事にな… 特に命」
深刻そうな顔でそう残していった。
「?どうしたんだろ? ………………ハッ!?」
なにやら得体の知れない気配に気付く箱。
「え、あ、あの、450さん、ど、どうしたのかな?」
カタカタと振るえながら450を見る箱。
「………………いーえ、何でもありませんよ?」
笑顔で答える450.こめかみに浮かぶ青筋のアクセントがよく目立つ。
めごす
もう、ナースステーションからは誰も来はしなかった…
194
名前:箱、入院する (6/6):2006/12/03(日)00:15:25.36ID:4L01AyIN
ケース4:ある男と440の場合
病室に突然元気な声が響いた。
『箱!元気に450とヤってるか!!』
ゴスッ
『な、なにすんだいきなりッ!!』
「ふふっ、お見舞いの第一声にはあまりそういうのは言わないほうがいいですよ♪」
強力に突っ込む440。確かに450がいなくて幸いであった。
「あ、ども、『』さん。お久しぶりです」
『ちょwwwwおまwwwwwなんだその名前wwwwww』
「だ、だって、なんて呼べばいいのか解らなくて…すみません。エロデバさんのほうがよかったですか?」
しょげる箱。頭にはメイロドウ、ハウジロドウに加え、クロサラが刺さっている。
『いや、それは勘弁してwww まあ、俺の作者がそのうち適当な呼び名つけるだろうから今回はそれでいいか……でだ』
深刻そうな顔になる『』。
「は、はあ、なんでしょう」
『お前、手足をパシリにモギられたって本当なのか?』
「は?
ビシャーン
ドアが思いっきり開け放たれる。自動ドアなんだけどね。
「わ、私そんなことしませんっ!!」
一瞬固まる2人。
「失礼しますっ!」
ビシャーン
ドアの閉まる音と共にすぐに居なくなる450。
195 名前:箱、入院する (END):2006/12/03(日)00:15:36.77ID:4L01AyIN
『なあ……』
扉のほうを見ながら呟く。
「はい?」
『お前、結構大変だろ?』
「はあ、それなりに…」
と、我に返る『』。
『って、モギられたって聞いたぞ?おかしいな?』
「そんなことないですよう。一体誰に聞いたんですか?」
『いや、こいつに…』
「ハァハァ…箱さん…可愛美味しそう…」
突然の獲物を狙うその視線に怯える箱。
『ちょっと待てェェェェ!! お前、お前それだけはやっちゃいけねえっ!!人…じゃないパシリとしてッ!!』
「ハァハァ… じゅるり…」
『こ、こいつはやべえええええッ!!箱ッ、今日はもう帰るわ!んで、これは見舞いの品だ!じゃあな!』
包みをベッドに投げ、涎を垂らす440を抱えて走り去る『』。病室には呆気にとられる箱が残された。
「病院では静かになさってください! もう…やっと今日から面会が可能になったのにいきなり騒々しいですね…」
溜息をつきながら戻ってくる450。
「あら?」
ベッドの上にある包みに気付く。
「なんですか、それ?」
「さあ?」
ぺりぺりと片手で器用に封を開ける箱。
中から出てきたのは…
"美人女医ルウ先生シリーズVol.6~あ・ぶ・な・いお注射 デガーナ☆カノン~【通常版】"
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンと固まる箱。
怒りでわなわなと振るえる450。
「い、いや、これは、その、さっきの!」
「言いぃぃぃぃ訳無用ゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
「ひええええええええええええええええええええええ!!!」
病院に断末魔の悲鳴が木霊する。
箱が無事退院できるのは、一体何時になるのだろうか……
196
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)00:19:06.29ID:4L01AyIN
というわけで長々と続いたこのシリーズはおしまいです。
いやマジで各作者様申し訳ない。ちとイメージが先走ったかも…
使わせてやると言ってくれたお二人のキャラがあってるかどうか心配だw
別キャラだったらごめんなさいorz
あと、男&440の作者様、勝手に変な呼び名使ってスマネw
197
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)00:38:39.96ID:wYRdaklF
>>196
読んでる間もwktkが止まらなかった
1シリーズ完結乙です!GJ!
どうもウチの黒キャス子は雰囲気が重い
早朝にひっそりと投下するのが良いかorz
198 名前:PSUでギリジン :2006/12/03(日) 00:45:29.33 ID:MzSrqHB0
ガーディアンには良くある、個人合成品を捌いた売上金を次の合成資金に充てる…そう、自転車操業と呼ばれる行為。
そんな自転車操業を営む一人のガーディアンが、無謀にもファントムラインの合成に挑戦した…!
元ネタ:ラーメンズ『路上のギリジン』参考:ttp://www.youtube.com/watch?v=YaYGeonZcjA
※M=メセタはエムって読むと幸せ。
------
パシリ<ギリギリギリギリジンジン♪
パシリ< ギリギリギリジンジンジン♪
パシリ<ギリギリギリギリジンジン♪
パシリ< ギリギリギリジンジンジン♪
パシリ<生活費がギリギリだ♪
パシリ<売り上げ100,000M♪ 倉庫に30,000M♪
パシリ<鉱石18,000M♪ フォトン費3,000M♪
パシリ<残りが109,000M♪おやつにちょろまかし♪(モギモギ)
パシリ<残りが106,000M♪ トドメがナノレジン♪
パシリ<平均96,000M 残りが10,000M♪
パシリ<スキスキ巫女さまファンクラブ 会費が70,000M♪
パシリ<ギリギリどころか足りてない♪ギブミー60,000M!
パシリ「ご主人様、このいかがわしいファンクラブは一体…」
主人<アッー!
パシリ<貧乏は辛いけれど♪それなりに楽しいです♪
パシリ<メセタじゃ買えない幸せはたくさんあるんだよ♪
パシリ<たとえばね ……………………とか♪
パシリ<…………とか…………とか…………もそうだよね♪
パシリ<Come on everybody boys & girls♪
パシリ<Believe in the sky♪
パシリ<Please hunt De Ragan♪
パシリ<Just wanna love you day & night♪
パシリ<Wanna be together♪
パシリ<May the Planetary
Spiritsguideyou♪意味など知るもんか♪
主人「ところで、ファントムラインの合成はどうなった」
パシリ「おめでとうございます、ファントムメイトが出来ましたよ♪」
主人<Nooo!!
パシリ<ギリギリギリギリジンジン♪
主人< ギリギリギリジンジンジン♪
パシリ<ギリギリギリギリジンジン♪
主人< ギリギリギリジンジンジン♪
主人<ギリギリギリギリジンジン♪
主人< ギリギリギリジンジンジン♪
主人<ギリギリギリギリジンジン♪
主人< ギリギリギリジンジンジン♪
主人「歌ってる場合じゃNEEEEE!! _| ̄|○」
パシリ(ファントムライン、ごちそうさまでした♪)
199
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)01:25:51.20ID:TUwZuycZ
>>196
上半身だけで頭に杖刺さってる箱思い浮かべて吹いたwwww
そしてナースステーションから見放されてる箱カイワイソスww
ともあれシリーズ完結GJ!
200 名前:107続き 1/3 :2006/12/03(日) 03:05:05.39 ID:jeXhqUdq
片付け開始からかなりの時間が経過し、ゴミ箱行きのゴミは大体片付いた。
残るは漫画やアニメのディスクをタイトルごとに一まとめにして、ナノトランサーへ仕舞い込むだけである。
420 「やっと…ここまで片付いた…」
ヒュマ男「この短期間でここまで散らかせるのはお前くらいだ。ある意味才能だな」
420 「…う、うるさい!」
ディスクをまとめては仕舞い、まとめては仕舞いを繰り返し、ラストの一枚を手渡しながらヒュマ男は言った。
ヒュマ男「こんなくだらないものに、よく夢中になれるな」
ヒュマ男にとっては何気ない一言だったのだろうが、420にはかなりカチンときた。
このディスクは420の中でも一番のお気に入りだ。教官もこの作品のファンであり、二人で部屋に居るときによく一緒に見ている。
420にとってこれは宝物である。それを何も知らない奴に「くだらない」扱いされたのだからたまらない。
420 「くだらないって…あんたこれを見てから言ってるわけ?」
ヒュマ男「確かアニメだったか…。くだらないと最初から分かっている以上見る必要もあるまい」
420 「見もしないで…あんたちょっとここに座りなさい!」
そういってヒュマ男をベッドまで引っ張っていく420。行動の意図が分からないヒュマ男は困惑している。
ヒュマ男「…おい、なんのつもりだ」
420 「いいから座りなさい!」
渋々といった感じで420に従うヒュマ男。それを確認した420はディスクをビジフォンへセット、そして再生ボタンをオン。
そのまま急いでベッドへと戻り、ヒュマ男の隣へ腰を下ろす。どうやら件のディスクをヒュマ男に見せるつもりらしい。
ヒュマ男「こんなものを…」
420 「いいから黙って!」
有無を言わさず…まさにそんな感じの420。
ビジフォンの画面に大きくタイトルが表示される。そのタイトルは「ま た 箱 か」とある。
ヒュマ男「…正直とても期待できそうにないタイトルだな」
420 「だから黙りなさい!」
この作品はガーディアンズに所属する落ちこぼれキャストと彼を支えるしっかり者のPMの心温まる物語である。
人気は高く、ガーディアンズは勿論のこと、一般の人たちにも幅広く支持されている。
余談だが、実際のモデルになったキャストとPMがいる、そんな噂もあるらしい。
420 「この箱がさ、ちょっと情けないんけど、そこがまた可愛いのよね~」
ヒュマ男「………」
420がそう言うがヒュマ男は無反応だ。
420 「この450の気持ち、わかるなぁ。ちょっと素直じゃないんだけど、そこが女心って奴なのよね~」
ヒュマ男「………」
やっぱり無反応なヒュマ男。
420 「…あんた聞いてるの?まさか寝てるんじゃないでしょうね!?」
ヒュマ男「………」
あまりの無反応ぶりに我慢しきれなくなり、ヒュマ男の顔を覗き込む420。
別に寝てはいなかった。ただ…
ヒュマ男「………」
『ヒュマまっしぐら』…そんな言葉が似合いそうなほど、画面にものすごく集中していた。
201
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:07:05.44ID:wYRdaklF
こんな時間にひっそりと投下するのが俺のジャスティス
2時間以内にレスついたら自分で黒キャス子と430描いてうp
202
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:07:40.69ID:wYRdaklF
~黒キャス子と430~
―リニアライン ブロック3―
黒キャス子「あなたは・・・誰?」
まだ相手との距離は遠く、声が届くはずもないが、呼びかける。
相手はそれに有り得ない連射速度の弾丸の嵐で応える。
黒キャス子「何故・・・あの子を傷付けたの?」
必要最低限の動きで避け、時には右手に構えた小剣で弾き、壁に隠れる。
ここで考えなしに壁を飛び越えようとすれば恰好の的だ。
黒キャス子「許さない」
ナノトランサーから予備の短銃を二丁取り出し、タイミングと位置をずらしながら頭上に投げ上げ、自身も左手に短銃を持って後を追い、跳躍。
相手に視認された順に投げ上げた短銃が撃ち落とされる中、ほんのわずかな、
狙いを定め短銃の引き金を引くだけの隙が生まれる。
崩れた建材の上に佇んだ、相手の顔が驚愕に歪む。
しかし相手もただ者ではなく、一瞬で照準は黒キャス子の胸を捉える。
重なる発砲音、交錯するフォトン光。
黒キャス子の弾丸は照準が正確ではなかったらしく、右肩を掠めるに留まる。
一方、PMの弾丸の狙いは正確だったが、黒キャス子の持っていた小剣が軌道をずらし、胸ではなく左肩に直撃する。
着弾の衝撃で後ろに吹っ飛ばされる黒キャス子。
???「チッ・・・掠りでもすればよかったのか」
203 名前:107続き 2/3 :2006/12/03(日) 03:07:49.73 ID:jeXhqUdq
ものすごく真剣な瞳で、アニメを凝視しているヒュマ男。その様子を意外そうな目で見つめる420。
大好きな作品を馬鹿にされて勢いでやったことだが、彼がここまではまるとは思わなかった。正直驚きである。
ビジフォンの画面から全く目を離そうとしないヒュマ男と、そんな彼の横顔から何となく目が離せないで居る420。
結構な時間が経過し、アニメはエンドロールへと突入していた。
ヒュマ男「…正直意外だったな」
420 「…本当よね」
ポツリと呟くヒュマ男、そして相槌を打つ420。
ヒュマ男「…初めて見てみたが、いやはや捨てたものでもないな」
420 「…そうね、良く見てみるとそう悪くもないかも」
ヒュマ男「悪くない?いや、かなりのものだろう」
420 「う~ん、それはちょっと自惚れすぎじゃない?」
ヒュマ男「自惚れ?お前は何を言っているんだ?」
何だか会話がかみ合ってない二人。
420 「何ってあんたの横が…」
ヒュマ男「俺がどうかしたのか?」
そこでようやく我に返る420。
420 「!?…な、何でもないわよ!」
ヒュマ男「…おかしな奴だな」
ぐっと伸びをして、体のこりをほぐしながらヒュマ男は言った。
ヒュマ男「…すまなかったな」
420 「…え?」
204
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:08:47.52ID:wYRdaklF
見ると、PMの右腕が肩から肘にかけて凍り付いている。
壁の向こうで黒キャス子が床に叩きつけられる音。
PMは片手では扱いづらいと考えたのか、長銃をナノトランサーにしまい、かわりに短銃を取り出す。
そして壁に向かって問う。
???「テメェはPMを使って何をしようとしてやがるんだ?」
黒キャス子「・・・いつでも戦エるジャない」
落下時に損傷を受けたのか、不鮮明で聞き取りにくい声。
???「・・・あぁ?」
黒キャス子「いつでモ、ドコでも、心ゆくまで戦えル、しカも私ノ言ウコとなんでも聞くナんて、サイコウジゃなイ」
???「・・・テメェはグラール太陽系の全PMを敵に回した」
黒キャス子「ア、ラ、ステき、ね」
???「その様子じゃ、敵に回さなくてもお陀仏だろ。ハッ!口の割に脆い体じゃねぇか」
黒キャス子「ソ、れは、どうカシ、ガーガーガー」
???「ついにイカレたか・・・。全国のPMのためにトドメは刺しておかねぇとなぁ」
そう言って壁を飛び越える。
次に目にするのは床に倒れ伏した黒キャス子のはず。
だが、見えたのは、手。
気付いた時にはもう遅く、顔を鷲掴みにされ、容赦なく床に叩きつけられていた。
???「がっ・・・はッ」
黒キャス子「なかなか演技力あるでしょ?あたし」
205
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:11:15.60ID:wYRdaklF
???「テメッ・・・」
折れそうな程に歯咬みするPM。
それを嘲笑うかのように短銃をPMの額に突きつける黒キャス子。
黒キャス子「さて・・・落とし前はきっちりつけないとねぇ・・・フフ」
???「・・・!(クソッ、こんなところでッ!!!ご主人様ァ!!!!!!)」
小ビス子「430~!どこにいるんですか~!?430!」
黒キャス子「あら、ご主人様が迎えに来ちゃったみたいね」
小ビス子の430「(ナイス!!ご主人様ナイス!!!)」
黒キャス子の注意が小ビス子に向けられるやいなや、小ビス子の430は黒キャス子の手首を掴み、一瞬で捻りあげる。
ゴキッ
黒キャス子「ぅぐッ・・・」
小ビス子「あ!430、こんなところに・・・」
小ビス子の430「ご主人様!まだ危ないです!!」
小ビス子「ふえ?」
シーン・・・・・・
小ビス子「な、なにが危ないのですか?」
黒キャス子「あなたがこの娘のご主人様ね」
小ビス子「あ、初めましてです」
可愛らしくペコリとお辞儀する小ビス子に、優しい笑顔で応える黒キャス子。
黒キャス子「この娘ね、私の危ない所を助けてくれたのよ」
小ビス子の430「!!」
小ビス子「わぁ、そうだったんですかぁ!430お手柄ですねー。なでなで」
206
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:11:22.35ID:jeXhqUdq
こんな時間にかぶるだと!?
すいません、お先にやっちまってください…
207
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:12:05.78ID:wYRdaklF
小ビス子の430「え、えぇ?あぁ・・・(おおおお!!なでなで!!!!)」
黒キャス子「430!いるんでしょう!?」
430「はい、ここに」
小ビス子「ひゃぅ!?」
いつの間にか後ろに立っていた430に驚く小ビス子。
小ビス子の430「(あぁ、驚いた顔もたまんねー)」
黒キャス子「じゃぁ、私たちはシティに戻るわね」
小ビス子「あ、はい・・・あのぅ、なんというかですねぇ、帰り道も一緒ですし・・・」
小ビス子の430「!!(ま、まさか・・・!?)」
黒キャス子「えぇ、そうね。一緒に帰りましょうか」
小ビス子の430「(ぶるぅぁぁあああ!!黙れ黙れ黙れぇい!!テメェらは死デジョンで充分だろうが!!!)」
小ビス子「はう~、よかったです。実は向こうに私についてきてくれた人がいるんですよ~」
小ビス子の430「(ぬわにぃ!?はっ、まさか・・・)」
ヒューマン「よう」
小ビス子の430「(ぶるぅぁぁあああ!!黙れ黙れ黙れぇい!!テメェらは死デジョンで充分だろうが!!!)」
小ビス子「はう~、よかったです。実は向こうに私についてきてくれた人がいるんですよ~」
小ビス子の430「(ぬわにぃ!?はっ、まさか・・・)」
ヒューマン「よう」
410「今晩は、皆さん」
小ビス子の430「・・・!!!(くぅっ、よりによってアイツを頼るなんて・・・
否!困ったご主人様にアイツが接近したに違いない!!殺す!!)」
430「(よく変わる顔・・・)」
黒キャス子「じゃあ、行きましょうか。早く修理したいものだし」
小ビス子の430「(NOOOOOOOOOOOOO!!!!)」
208
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:14:37.98ID:wYRdaklF
―帰り道の会話1―
小ビス子の430「・・・」
黒キャス子「・・・」
小ビス子の430「テメェどういう」
黒キャス子「愛するっていいわね。あんたの場合は敵がいるみたいだけど。プ」
小ビス子の430「(ビキビキッ)」
黒キャス子「ビス子さん、ちょっといいかしら?」
小ビス子「ふえ?なんですかぁ?」
黒キャス子「折角だからパートナーカードを交換しない?後でたっぷりお礼もしたいし・・・フフ(チラッ)」
小ビス子の430「!!!(なあああぁ!?まさか、そんなまさか、ヤツに限ってそんなことはないと思っていたがっ
趣味なのか!?ご主人様が趣味なのか!?そうかよしわかったテメェは全PMを敵に回すことに飽きたらず、
私を本気で怒らせたようだなフゥハハハー)」
小ビス子「そんなぁ、お礼だなんてぇ・・・」
小ビス子の430「(よしっ行けっ断っちゃってくださいご主人様!あなたの貞操はこの私が守ります!!
もとい奪います!!!)」
小ビス子「でも折角だし、カードは交換しましょ~」
小ビス子の430「(NOOOOOOOOO!ツァタァン!!!ガッデム!!!)」
黒キャス子「ありがとう、何かあったら気軽に声かけて。フフ」
「いえいえ~、こちらこそありがとうなんですっ」
小ビス子の430「(あああ・・・ご主人様の嬉しそうな顔がたまらん・・・)」
209
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:15:10.82ID:wYRdaklF
―帰り道の会話2―
小ビス子の430「ハァ・・・」
ヒューマン「おい」
小ビス子の430「なんでしょう・・・」
ヒューマン「あの女、何者だ?お前が助けたってのは嘘だろう」
小ビス子の430「・・・そんなことありませんよ?・・・」
ヒューマン「この区域に凍結、しかも短銃のフローズンヒットを使うエネミーはいないはずだが?」
小ビス子の430「・・・」
ヒューマン「なんにせよ注意が必要、か・・・」
―帰り道の会話3―
430「(わからない、何故ご主人様はあんな嘘を・・・)」
410「あのぅ」
430「わっ!?・・・なんですか?」
410「いえ、さっきから何も喋ってませんでしたから・・・」
430「・・・あなたは普段ご主人様と何を?」
410「え?そうですね・・・お店の管理とか、ミッションに連れて行ってもらったりとか、
お買い物したりとか」
430「訓練とかはしないの?」
410「訓練?訓練ってミッションのことですか?」
430「・・・(やっぱり普通のPMってこんな感じなのかぁ・・・いいなぁ)」
410「あのぅ・・・」
430「ご主人様のこと、愛してる?」
410「ぇっ!?な、何ですかイキナリ!?」
430「(かわいい・・・!)」
410「そりゃあまぁ・・・ァィシテマスケド・・・(モジモジ)」
430「(この娘欲しい・・・)」
210
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:16:50.95ID:wYRdaklF
―ガーディアンズコロニー マイルーム―
430「あの・・・いくつか質問しても良いでしょうか」
黒キャス子「なぁに?」
430「今までどこに?」
黒キャス子「お金稼いでたわよ?」
430「・・・あの日記は」
黒キャス子「あぁ、あれね。あれは黒歴史っていうか若気の至りっていうか・・・」
430「なんでっ!なんであんなことっ!PMにしなきゃならなかったんですか!?」
黒キャス子「・・・」
430「あんな・・・酷いこと・・・」
黒キャス子「・・・昔はね、私も血気盛んでね。戦いに明け暮れるうちに戦いに快感を覚えるようになってしまったの・・・」
黒キャス子「より強い相手と戦いたい!そう思っていた時期が私にもあったのよ・・・」
黒キャス子「そんなときね、最終進化形態のPMが人型で、戦闘ができるって知ったのは」
黒キャス子「・・・日記を読んだならあとはわかるわね?・・・本当に後悔してる」
430「ご主人様・・・」
黒キャス子「でもね、私も自分では丸くなったと思ってたけど、時々・・・疼くのよ」
黒キャス子「だから、私がいつかどこかで野垂れ死んでもあなたが不幸にならないように、
そのためにお金を集めて、あなたに実力をつけてもらってたの・・・」
430「そんな、私はご主人様さえいれば・・・」
211
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:17:19.35ID:wYRdaklF
黒キャス子「・・・これからは二人でミッションにいきましょうか」
430「えっ?」
黒キャス子「それにね、実は近々ショップも開こうと思ってるの」
430「!!」
黒キャス子「仕事・・・増えるわよ?」
430「私・・・頑張ります」
黒キャス子「良い子ね・・・」
430「うっ・・・精一杯、頑張りますからぁっ・・・うっ、うぁあぁぁあ・・・」
黒キャス子「ねぇ430、実はね、お墓を作ってあるのよ」
430「お墓・・・前のPM達のですか?」
黒キャス子「えぇそうよ。・・・あなたね自由が買えたら、一緒に行きましょうか」
430「自由って・・・まだまだ足りませんよ?」
黒キャス子「そうなのよねぇ・・・ショップでどうにかなるわよ、きっと!フフ」
430「頑張らないといけませんね!フフ」
~続く~
212
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:19:58.88ID:wYRdaklF
もう暗い話に嫌気がさして・・・
無理やり明るい方向に持ってってみるorz
黒キャス子の黒い過去を 若 気
の至りの一言で済ませてしまった。
後悔はしてない。
で、後悔してるのが
・ageてしまったこと
・かぶってしまったこと
>>206
なんといっていいのやら・・・
後から割り込んで最後までって・・・
正直スマンカッタorz
213 名前:107続き 3/3 :2006/12/03(日) 03:23:57.85 ID:jeXhqUdq
>>203 より
突然謝りだすヒュマ男。420はいきなりのことに困惑するが、それを無視して続ける。
ヒュマ男「くだらなくなんてなかった。非常に楽しませてもらった」
420 「あ、うん。……ていうか、あんたが素直に謝るなんて不気味…」
訝しげな顔でそう言う420。ヒュマ男はそれを意に介する様子も無く言った。
ヒュマ男「自分が間違えていたのであれば、素直に謝るくらいの度量は持ち合わせている」
420 「その割りに戦闘中の自分勝手な行動に関しては、お詫びの一言もなかったじゃない」
ヒュマ男「俺としては正しく行動したつもりだ。謝る必要はない」
堂々と言い切るヒュマ男。その姿に一つ溜息をつく420。
420 「あんたねぇ…まぁ、いいわ。それじゃ、はいこれ」
そういって一枚のディスクをヒュマ男へと差し出す。
ヒュマ男「…これはなんだ?」
420 「今の奴の続きよ。何だか知らないけど気に入ったんでしょ?」
ヒュマ男「いいのか?」
420 「いいわよ。…そ、掃除手伝ってもらったお礼だし」
ヒュマ男「そうか、では遠慮なく借りるとしよう。正直時間が余って困っていたからな」
そう言ってほんの僅かだが、嬉しそうに笑みを浮かべるヒュマ男。その顔をみた420は思わず動きが停止する。
420 「………」
ヒュマ男「?…どうした?」
420 「……!な、何でもないわよ!私、お風呂行くから!」
そう言って慌てて去っていく420。その背中を見送りながらヒュマ男は呟いた。
ヒュマ男「…本当におかしな奴だな」
214 名前:107続き 4/3 :2006/12/03(日) 03:25:07.49 ID:jeXhqUdq
420 「…全く、わけわかんない…」
肩まで湯に浸かりながら、そんなことを呟く420。どうにも頭が混乱気味である。
彼女にとってヒュマ男は、ちょっと戦闘上手なだけで、性格最悪な冷血劣等種、そんな認識だった。
だが、今日の彼は普段とギャップがありすぎた。掃除を手伝ってくれて、アニメに夢中になって、自分の非を認めて、そして…
420 「あいつ…あんな顔もするんだ…」
僅かながら笑みを浮かべたヒュマ男の顔を思い出し、今度は口元まで湯船に浸かる。420の口元にブクブクと泡がおこる。
420 (冷血で無表情…そう思ってたんだけどな…。あいつ、他にどんな顔をするんだろ…)
心ここにあらず、そんな感じでブクブクを続ける。
420 「………って、私は何を考えてるのよ!?」
そう叫びつつ、ザバーっと音を立てて立ち上がる420。今日の彼女はどうにもヒュマ男にペースを乱されすぎている。
もう一度肩まで浸かり、心を落ち着かせる。
420 (このままじゃダメ。何だか分からないけど、このままじゃ負けな気がする)
420は反撃の手段を考える。必死に考える。ここいらで自分の恐ろしさをヒュマ男に味あわせてやらねばならない。
結構な時間を費やし、彼女はついに決意する。かつて教官が用意してくれた、正に禁じ手、最終兵器を使用することを!!
420 「ふっふっふ…覚悟することね劣等種!」
420はそう不気味に呟き、風呂から上がろうとして…頭がクラっときた。ちょっとばかり長湯しすぎていた。
クラクラする頭を抱えつつ、クローゼットの前までたどり着く420。扉を開き、一着の服を取り出すと、颯爽と着こなす。
彼女が着るにしてはかなり大きめのYシャツ。だからこそいいのだ。だからこそロマンである。
頭は軽く拭く程度にして、バスタオルをかぶったまま。もちろんYシャツの第一、第二ボタンは止めないままだ。
今の自分の姿を鏡へと映し、確認してみる420。
おろしたままの濡れた髪が光沢をはなつ。温まって上気した肌も健康的だ。襟元から除く、鎖骨から胸元の辺りが非常に危うい。
ブカブカのYシャツのため、左肩が露出しているのもポイント高い。そして、当然ながら生足である。
ちなみに猫耳はつけない。この格好にあれは、媚びすぎてるようでなんかよくない。うん、よくない。
420 「…完璧ね。これならば…勝てる!!」
不適に笑い、グッと拳を握り締め、(天井で見えないけど)空へ向かって誓う。
420 「見ていてご主人様!ご主人様のコーディネイトで、私は必ずあの劣等種に勝ってみせるわ!!」
…続いてしまう
215 名前:214 :2006/12/03(日) 03:32:28.55 ID:jeXhqUdq
なんつーか路線がころころ変わる
あと裸Yシャツに関してはつい私情が入ってしまった気が…
>>172
気長に待ってまーす
>>196
ヒュマ男も大好き箱シリーズ というわけで設定ちょい借りました
>>212
まぁ、お互い事故ですよ事故
216
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:40:25.69ID:wYRdaklF
>>207の文章で誤って二回コピペしてしまった所が・・・
お恥ずかしい話ですが携帯からなんですorz
>>215
事故ですよねorz
申し訳ない
217
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:45:26.47ID:t8XfgRiV
>>201~
まずは、乙
暗い系でも良かったが、本人が"後悔はしてない"なら個人的には全然おk
大概何でも楽しく読めてます
あと、こんな時間でも見てるヤツはいるんだぜ…!
>>200~
ニャンポコーゥ!続きwktk!
しかし420は娘だかペットっぽくて、ほほえましい感じしかしない俺ガイル
色気を出したつもりの420を見てニヤニヤみたいな
218
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)03:56:08.17ID:wYRdaklF
>>217
被った時点でもう描くしかないなと思ってた(´・ω・`)
実は暗い系で行くと黒キャス子と430に死亡フラグが・・・
いつか自分のキャラが使われるのをwktkしてるから、
どうしても殺したくなかったんだ・・・
219 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:30:31.84 ID:DwWIwcg+
色々アドバイスありがとう。>みんな
気合入れて投稿します。
>>135の続きです
鋼の雫-07
「……染み、出来て…無いよね…?」
私はご主人様のベットを目を凝らしながらじっと見た。
うん…多分…大丈夫…。
一応、雑巾で何回も拭いたし…、綺麗だよね…?
誰も居ないのに、何故かとても恥ずかしい。
さっきまで私はここで、ご主人様の事を考えながら一人で喘いで居たんだ…。
「ガーディアンの行動を監視するためのカメラなんて…ついてないよね…?」
辺りをキョロキョロと私は見回すが、それらしいカメラはついていない。
よかった……。もし誰かに見られたら…と考えるだけで顔が燃えそうになる。
「うぅ……」
私はここでさっきご主人様の事を考えながら-誰かに見られていたらどうしよう
さっきから、同じ事が頭の中でグルグルと回っている。
「ご主人様が悪いんだ…急に私に優しくするから…」
ご主人様のせいにするなんて……駄目な私……。
「でも…気持ち…良かったな…」
-と、何となく目に入った時計。-時計の針は9時を指していた。
「まだ…9時……2時半まで時間…あるなぁ……」
ニューデイズに行くまでを1時間として見れば、まだ後3時間以上ある。
「どうしよう……」
-また…しちゃおうかな…。
そんな事を考えていると……。ポーン、と部屋のアラームが鳴る。
「こんにちわ~、店主さん居ますか~?」
元気な女の人の声が、入り口から聞こえた。
「お、お客さん!?そ、そうだ…お店番……!」
「いないんですか~?」
「は、はーい!今行きますー!」
私は大慌てで、隣の部屋に移動する。
と、一つ、私は恐ろしい事に気づいた。
……人が来なくて、良かった…。
もし”さっき”人が来ていたら、どうなっていたんだろう……。
ゴクリ、と唾を飲み込む。
「…考えない方が、良いね」
220 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:32:28.39 ID:DwWIwcg+
ニューデイズ。和風のデザインをした建物が所狭しと並ぶ、ニューマン達の惑星。
パルムやモトゥブとは違い、この惑星に生息する物が俺は全て好きだ。風情がある。
出来る事なら俺はガーディアンを止めてこのニューデイズに一人で静かに暮らしたい。
空気も綺麗だし、住んでいるニューマン達も良い奴ばかりだ。多少、排他的な所もあるが。
此処でしか飲めない”緑茶”と言う飲み物をすすりながら俺は、そよ風に舞う木の葉を見ていた。
良い風だ…。戒めと言うガチガチの鎖に固められた俺とは違う。自由気ままに吹き、自由気ままに移動する。
お前達が羨ましいよ。
「…まだ2時か…、早く来すぎたな」
さてさて、後30分どうしようか。俺は頭を使った。この30分というのは非常に曲者だ。
10分や15分そこらなら、茶を飲んでぼーっとしているだけでも過ぎて行く。
だが、30分というのは茶を飲んでぼーっとしていても中々過ぎず、かと言って何処か散歩へ行けるほど長くも無い。
「困ったものだ」
…と、後ろから肩を叩かれた。
「よっ、相変わらず待ち合わせ時間に早く来る癖は、治ってないんだな」
俺はその声に反応てし、身を反らした。
目の前に居たのは、栗色の髪をロングに伸ばし、耳をとんがらせた、ニューマンの男だった。
「……よう、アギト。お前こそ、何も変わってないな…。変わった事と言えば、髪が伸びたぐらいか?」
「おいおい、久しぶりに会ったって言うのに、第一声はそれかよw」
「軽い冗談って奴だ。まぁ、立ったまま会話なんて勘弁だ。座れよ。俺の部屋じゃないけど」
「勿論、そのつもりさ」
そうして、俺達は久々に会話を始めた。こいつとは2ヶ月間逢っていない。
俺が餓鬼の頃からの親友なんだが、俺が”事件”に巻き込まれた後すぐにニューデイズへ越して来てしまったのだ。
後に成って知った事だが。
幸い、メールアドレスは変えて居なかった様で何とか連絡は取れていた。
221 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:33:24.61 ID:DwWIwcg+
女が3人揃えばヤカマシイと言う。だが今の俺達は、それ以上にとても騒がしい声で会話をしていたのだろう。
なんせ、久々の再会だ。俺達はお互いに話したい事が山ほど逢った。
何故、急に引っ越してしまったのか。
何故、今は山奥に一人で住んでいるのか。
今はどうやって食い扶持を稼いでいるのか。
勿論、昔話だって沢山しただろう。
既に体験した事を話し合っていただけなのに、何故か全てが新鮮に感じた。
だが、楽しい時間と言うのは一瞬にして過ぎて行く。
俺達が気付いた時には、既に時間は夕方の5時を越え、太陽も沈み掛けていた。
俺達が会話をしていたオープンカフェも、閉店だと言うのでしぶしぶ出て行く事にした。
今は、人気の無い公園に居る。風が気持ちよかった。夕日も綺麗だ。
「本当に、時間が過ぎるのってあっという間だよな」
「だな」
「名残惜しいけど、今日はもう返るよ」
「…そうだな、もうこんな時間だしな」
「お前、寝床のアテは在るのか?」
「大丈夫、ちゃんとホテルの予約を取ってあるさ」
「そっか……んじゃ、俺はもう返るよ。早くしないと今日の便、無くなっちまうしな」
「ああ。…今日は来てくれてありがとうな」
「気にするなよ、親友だろ」
「はは…何か、そう真っ直ぐ言われると恥ずかしいな」
「ま、今度はメシぐらい、奢ってくれると助かるんだけどな」
「善処するさ」
「そっか。それじゃ、またな」
俺は、そう言って公園を去ろうとした。
「なぁ」
222 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:33:59.36 ID:DwWIwcg+
「ん?」
反射的に俺はアギトの方を向く。
「こんな事、聞くのは良く無いって解ってるけど…さ」
気まずそうに俺と視線を合わせず言った。
「ん、何だよ?変な事じゃない限り、答えるぜ?」
「………怒るなよ?」
「何だよ、もったいぶるなって」
「まだ……お前、キャストの事、嫌ってるのか?」
「………」
太陽もすっかり沈んで、辺り一面は大分暗く成っていた。
さっきまでは気持ちよかった風も、今では少々寒く感じる。
-沈黙。沈黙が、2人の間を貫いた。
「や、やっぱ聞くべきじゃ無かった…よな。悪い」
「いや…別に構わないよ」
俺は、プラットフォームに向かい、歩き始めてこう言った。
「戒めが消えない限り、俺には無理な話だ-」
俺はそう言うや否や、すぐに走り出す。
正直、アギトにこの質問をされるのは辛い。
「…ハンク」
折角、いい雰囲気で別れられる所だったのに悪い事をしたな、と俺は心の中で思った。
「…謝りのメール、送らないとな…」
俺も公園を後にしようと、ポケットに手を入れて歩き始めた。
今日はちょっと薄着をしてきたから寒いな…。早くホテルに戻ろう。
「あの……申し訳ありません、アギト様ですか?」
223 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:35:16.35 ID:DwWIwcg+
「ん?」
背後から声がした。幼い少女の様な声が。…って、こんな時間に女の子?
つい名前を呼ばれたから反射的に返事をしてしまったものの…。
…オキク・ドール…が居たりして。ニューデイズだし、夜だし、何かイカにも”出そう”だし…。
(まさかな……)
不気味に思った俺は、とりあえず、声の主の方へゆっくりと振り向いた。
目の前に居たのは赤い洋服を着た、俺の腰ぐらいまでしか伸長が無い、小さな女の子だった。
可愛らしい顔立ちをした女の子で、オキク・ドールとは似ても似つかない。
「……オキク・ドールじゃなくて良かった…」
ほっ、と俺は安堵の溜息を吐く。
「…あの……?」
「あ、失礼…。…君は?」
「ステラ、とご主人様には呼ばれて居ます。ハンク様のパートナーマーシナリ/GH410です。
貴方にお尋ねしたい事があって、声をお掛けしました」
「GH410…。君がハンクの…?」
パートナーマーシナリー…。噂には聞いて居たが…。
ガーディアンのパートナーマーシナリがこんなに可愛い少女の姿をして居るとは知らなかった。
しかし……キャストで、少女か。
「あの……」
「あ、あぁ、悪い。少し考え事をね。聞きたい事って?」
「…ご主人様の事についてです」
-やはり、そう来たか。何となく予想はついた。
大方、ハンクのキャスト嫌いについてだろうな…。確かに、俺はハンクの過去を知っている。
まぁ、折角ハンクには内緒で俺に逢いに来たんだ、このまま帰すのは可哀相だ。
「あいつについて…か。…まぁ、ここで立ち話も何だし、俺の部屋に来いよ。そこで話そう。大分寒くなって来たしな」
「貴方の…部屋で、ですか?」
224 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:35:48.47 ID:DwWIwcg+
-間
「…、あー…あぁ、別に邪な事考えてるわけじゃないから安心してくれ。ただ寒いだけだよ」
「別に…そう言うわけではありません…勝手にお邪魔してよろしいのかな、…と」
「俺は全然構わないぜ。むしろ君みたいな可愛いお嬢さんが来てくれるなら大歓迎だ。飯位なら奢ってやれるぜ」
「ありがとう御座います。お心遣い、感謝します」
ぺこり、とステラと名乗った少女は行儀良く俺にお辞儀をした。
彼女…ハンクに相当厳しく躾けられているんだろうな…可哀相に…。
「じゃ、行こうか。しっかり付いて着てくれよ」
「かしこまりました」
そうして俺達は公園を後にした。日は完全に沈み、夜が、やってきた。
あいつの、大嫌いな、夜が。
225 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 05:40:55.07 ID:DwWIwcg+
とりあえずここまで-。
今後の展開で非常に難航中…どうしようか…orz
あと質問なんだけど、人様のネタを借りたい場合どうすれば良い?
借りてから借りました、と書くか借りる前に許可を貰うか…。
226
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)07:22:00.13ID:PeErYIso
>>171
全員集合賑やかで(・∀・)イイ!!
440って皆、こんな黒い部分持ってるのだろうか・・・(((((;゚Д゚)))))
そして、最後の450に激しく萌えたwww
スキヤキ後編楽しみにしてますよーw
>>180
ミコトかっこええなぁ・・・って感心してたら、オチにワラタwww
この440は純粋だって信じてたのに・・・!
>>196
えー!BADENDかー?!と、ショック受けそうになったけど、愛の力(?)で目覚めたのにはフイタwww
色んな人にお見舞いに来てもらえて、いいなぁ・・・皆から愛されてるw
その度、頭に刺さる杖が増える箱には、可哀想かもしれないが・・・w
・・・って、うちの男ヒューマンと440までキテター?! し、しかも名前がwwwww
なんていうか、箱のお見舞いというか・・・トドメ刺しに行った感じだ(((((;゚Д゚)))))
楽しく読ませてもらったよ、完結乙華麗!
次の話もわっふるわっふる!
あ、呼び名については、全然構わないぜw むしろ笑えたwwww
再びうちの男&440も使ってくれてありがとうなんだぜ!
『俺の名前かぁ・・・』
440「『』様、どうしたんですか?」
『お前まで"『』"って呼ぶのか! ってか、なんて読むんだッ?!』
440「まぁまぁ、落ち着いてください。 元々、名前なんて考えられてすらいなかったんですから仕方ないですよ」
『ウワァァン!』
440「これからも名前が付く予定はないそうです」
『・・・そ、そうか・・・orz』
440「はい♪ ところで・・・」
『・・・なんだ?』
440「箱さんが仰っていた、"エロデバ"ってどういう意味ですか?」
『・・・ギクッ!』
440「・・・」
『・・・』
227
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)07:42:17.46ID:PeErYIso
>>198
ギリギリジンジン♪の歌が頭から離れなくなった!
ノリのいい主人、ィ㌔w
>>215
ヒュマまっしぐらワロタwww もう箱は国民的・・・いや、太陽系のアイドル!
そして裸ワイシャツktkr?! 最強だ、これは(*´Д`*)続きが楽しみだぜw
>>216
ドラ○ンボール的壮絶戦闘が繰り広げられると思いきや、最後和んだw
話の続きと、黒キャス子&430絵をwktkして待ってるよ(・∀・)
>>225
ハンクの過去に何があったのか・・・非常に気になりまくり!
小説とか一度読み始めたら、途中で中々止められない俺にはツライw
続き待ってるYo!
228
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)10:05:06.08ID:E/bQDdLT
DJ風主人とパシリ5
主人「Hey!Yoメーンカモーンメーン!3・2・1Yeah!」
キュッキュキュキュキュキュッキューーーウッ
主人「Hey今回の♪YoYo♪合成さ♪HoHo♪全財産♪チェキッチェキッ♪
かかってる♪ヤッフゥ♪んでどうなのよ♪HeyYou!?」
410「ごめんなさい…」
主人「アーーーゥッ♪SoSad♪やぶれたぜ♪オゥライッ♪MyDream♪」
410「よく分からないんですが、全部成功してしまったんです…」
キュッキュキュキュキュキュックォーーッ
主人「夢落ちと予想」
410「これはひどい」
229
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)12:30:59.02ID:8BNjoTpm
素に戻るなよw
230
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)14:27:21.95ID:LI6wbAXe
レスくれた方、ありがとうよぉ。
ヒル・デ・ベア・ミキサーはハリ○ーン・ミキサー
ディ・ラガン・ドライバーはスクリュー・ド○イバー
みたいなイメージで!
箱…生きてたよ箱。・゜・(ノロ`)・゜・。
見舞い編とか書いてしまおうか…
では、割と早い頻度で続き行くずら。
それは変なキャストに変なパシリ…そして、
それに絡まれた気弱な箱と真面目なパシリのお話。
二組とキャストとPMコンビは、ローグスの襲撃にあった
貨物列車への取り付きに成功。
ディラ・グリーナが寄生するブロックに急行する所であるが…
キャス男「まぁ…よろしく頼むぜ!」
450 「こちらこそ…」
箱 「よ…よろしくね?」
410 「おうよーっ!」
・ ・ ・ ・ ・ ・
箱 「………」
410 「………」
キャス男「………」
450 「………(ぷいっ」
お互いのPMに挨拶をするキャスト達。
だが、一向に450の機嫌が治る気配はない。
ワルキャスとワルパシリ~謀略編・2~
重たい空気が微かに漂う中、業を煮やしてキャス男が口を開く。
ソレにあわせる様にワルパシリも続いた。
231
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)14:29:38.52ID:LI6wbAXe
キャス男「今回は軽いミッションだっサクってやってサクっと帰るぜ!」
410 「そっ…そうだよなぁ! あっそうだ…」
何かをひらめいた410は450に歩み寄り、強引ながら腕を組む。
450 「え? あ…なに…?」
410 「帰ったら宴会やろーぜ宴会! たしかハッピージュースの
ストックあったしさ! なっ! いいだろ? なぁー?」
450 「………」
戸惑う450を連れながら二人の男に見上げ目線で見つめてくる410。
それにつられて450もキャス男と箱を見上げてゆく。
心なしか、箱にアプローチを掛けているように見えるのは気のせいか?
キャス男は頬を吊り上げ、さりげなくサムズアップしてみせる。
こちらもあわせるように箱の肩を抱きよせるキャス男。
箱は箱で、おずおずと見上げてくる450に少々動作が不安定に。
キャス男「さすがウチのよいどれパシリ! たまにはいぃー事を
言うじゃネェか! どうせこんな時間に仕事してんだ、
酒の一つもあっていいんじゃねぇか? なぁ友よ!」
箱 「あっ…あっ…あぅ…」
450 「…私は、別にかまいませんよ」
ぽつりとそう漏らすと丁寧に410の腕から離れて視線を逸らす450。
彼女の承認を聞いた瞬間、箱は何度も何度も頷いて…
箱 「うんっ! お酒はちょっと苦手だけど…お疲れ会しようね450っ」
箱の言葉を聞き、450も嬉しいのか…微かに笑みを覗かせる。
その様子をニヤニヤと眺めつつ腕を組んで仁王立ちのワルキャス&パシリ。
232
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)14:33:14.26ID:LI6wbAXe
パンと手を叩き、キャス男はお気に入りのスピナアタックを取り出す。
キャス男「さっ…ここにいるローグス野郎をプチッって潰してポイしてやるぜ!」
410 「おうよーっ!」
箱 「ぉ…ぉぅょーっ」
450 「…はいっ」
????『私も…舐められたモノですネェ…非常に不愉快だ』
一同の戦意が上がった矢先にリニアトレイン内に響き渡る男の声。
途端、箱達のいる列車の照明が一斉に切られる。
キャス男「なッ?!」
箱 「あわわわわわっ!」
450 「…えっ!? きゃっ…」
キャス男「落ち着けぇええ! 照明が落ちただけだああ! 落ち着けええぶらぁ!」
410「お前が落ち着け! 誰だこらぁ! 今回の首謀者かてめぇー!」
キャス男「俺の台詞取るんじゃねーっ!」
フローリン『申し遅れました…私、ローグスのフローリンと申します…
以後、お見知りおきを』
キャス男「講釈なんかどーでもいいんだよっ! お前はどっちみち、
俺らの手でおロープしてやるんだからよぉ!」
フローリン『なんと品のない言葉遣い…キャストにも…
ビーストの愚図どものような物言いをする人がいるのですね…
なんと嘆かわしい…』
キャス男「ケンカ売ってるのか…てんめぇー!」
410 「まあ正解だからしかたないなぁ…」
キャス男「てめぇ!」
233
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)14:35:23.41ID:LI6wbAXe
照明が戻る車両内。
その異変に気が付いたのはそのPMの主であった。
箱 「450っ!」
キャス男「げぇ! 何処に行った!?」
フローリン『私を舐めた罰です…PMの一つを拝借します…
私の元にくれば返さなくもありませんが…
いかんせん私は宇宙海賊…その点はご了承を…
ちょうどいい実験材料が欲しかった所なんですよ…
では、ごきげんよう…フハハハハハッ!』
車内放送が終わったと共に大量のローグス達は押し寄せてくる。
410はハンゾウを構え臨戦態勢…
箱はおもわぬ事態に動けずにいた…
410 「ちっ! やっこさんが来たぞ! 野郎ども行くぞっ!」
キャス男「おいっ箱! 箱っ!」
箱 「450…450が…あっ…ああっ…」
キャス男(…こいつぁ…やばいことになりそうだぜ…)
それは変なキャストに変なパシリ…そして、
それに絡まれた気弱な箱と真面目なパシリのお話。
おもわぬ急展開だけど次回はネタを忘れないよっほんとだよっ
234
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)15:02:08.10ID:14rllaME
それからわたしは砂を噛むような毎日を過ごしました。
ご主人様はもうわたしを連れて行きはしませんでした。
合成も素材の上級変換や食品などの100%完成できるものだけ
わたしはただ店にいて稀に訪れるお客様の相手をするだけの
置物になりました。
辛くて辛くてデバイスZEROをくださいと
何度言い出そうかと思いました。
でもご主人様はあまりお部屋にもいらっしゃらず
戻ってきても荷物を置いてすぐ出かけてしまいます
何よりわたしにはその勇気がありません
いつものようにわたしはひとりで店番をしています。
お客様が来て・・・商品を見て・・・
たまに清算処理をして・・・日が暮れて・・・明けて・・・
ご主人様が何も言わずに戻ってきて・・・
荷物をナノトランサーに放り込んで・・・またすぐにおでかけになって・・・
「いってらっしゃいませ・・・」
もうルームにはだれもいない。
泣こうと思いました。でもわたしには涙を流す機能がありませんでした。
死のうと思いました。でもわたしには死ぬ機能がありませんでした。
この部屋を出たいと思いました。でもわたしにはそれすらできません
ひとりでは何もできません。ご主人様があってこそ
わたしはわたしの意志で動くことができるのです
わたしはマネキンのようにただそこにあることしかできませんでした。
「いらっしゃいませ」
いつものように誰かが部屋に来ました。お客様だと思って背筋を伸ばしました。
235
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)15:03:14.24ID:14rllaME
「よう。久しぶりじゃん。あれ?アイツは?」
トーマ様でした。
「もうお出かけになりました・・・行き先もわたしにはわかりかねます・・・」
「そーかぁ。シャト最近どう?体の具合悪いとか?」
トーマ様はオマケ用に置いてあるペロリーメイトをぽんと口に放り込みながら
いつもどおりののんびりとした口調でお話しになります。
「いえ・・・具合が悪いとは感じないのですが・・・・・・ご主人さまが・・・」
ご主人様への不満など言ってはいけないとわかっていました。
でもわたしは久しぶりにわたし自身に話しかけてくれる人が
本当に嬉しくてそれがご主人様でないのが悲しくて
「わたしを連れて歩いては下さらないので・・・さ・・・寂しくて・・・」
寂しくてわたしは壊れてしまいそうなのです
トーマ様はとんと膝をついて
ペロリーメイトを頬張りながらゆっくりとわたしの手を取りました。
「シャトの手はほんとに小さいねえ」
「はい・・・」
トーマ様は少し俯いてわたしの手をご覧になっていますので
その表情はよくわかりません。
「んーとね・・・シャトのせいじゃないと思うんだ。
シシマルも俺もわかってるよ。今までちょっと俺たちは
シャトに頼りすぎていたねって。だから・・・そうだな・・・」
トーマ様は一言一言を選ぶように噛んで含めるようにそう仰って
口ごもられました。
「わたしがお力になれなかったらわたしは何のために存在するのでしょうか・・・
わたしはなぜここにいるのですか」
トーマ様に対してこんなことを言っても仕方が無いと
ほんとうはわたしにも理解できるのです。
ほんとうはご主人様に言わなければならないのです。でも・・・
「わたしがレスタしなくなったからご主人様にはわたしはもういりませんよね」
はっと顔を上げたトーマ様は今まで見たことの無いような
とてもとても辛そうなお顔をなさっておられました。
「俺たちにもまだはっきりとしたことは言えないんだ・・・
もう少し時間をくれるかな・・・」
トーマ様の暖かい手が遠ざかっていきました。
わたしはトーマ様にも見捨てられたような気がしました。
236
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)15:05:39.92ID:14rllaME
でもそれから三日連続で
ご主人様はトーマ様とご一緒のパーティに
わたしを呼んでくださいました。
きっとトーマ様がお計らい下さったのではないかと思います。
わたしは久しぶりに草原で体を動かし、
ご主人様の周りを走ることができました。
でもご主人様はわたしのレスタを待って下さいません
HPゲージが黄色くなるとすぐにメイトを召し上がります
そしてウォーテクターであるトーマ様も
以前はついでに掛けるといった調子だったレスタを
ご自分のHPが減っておられなくても掛けるようになっておられました
わたしも何度トーマ様のレスタに助けられたかわかりません
わたしにはとても楽しく、そして虚しい冒険でした。
わたしにはご主人様を支えることができていない
トーマ様がいらっしゃれば十分。
わたしはパーティで本当に居場所がなくなってしまったのです。
トーマ様の笑顔は優しい。
ご主人様も以前のようにくつろいでいらっしゃいます
でもわたしの居場所がないのです。
わたしはここにいて何をすべきなのでしょうか。
それでもわたしはご主人様に呼んでいただくと
喜びで胸がはちきれそうになるのです。
自分の存在価値のなさを思い知るだけなのに
そしてまた、こうして呼んでいただけるのも最後かもしれないと思いながら
わたしは出かけてしまうのです。
237
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)15:15:19.03ID:+nDxz9Yn
410「いらっしゃいませー♪」
ヒュマン男 「うへー高いな、やっぱいいやごめんね」
410「そこをなんとか何か買って下さいませんか・・・・・・」
ヒュマン男 「うーん・・・やっぱいいや他の店の方が安いと思うからいい」
410「全部買ってくれるなら少しまけますよ♪」
ヒュマン男 「全部ってモノメまでかよ!いやに決まってるジャン」
410「ヒック・・・・ヒック・・・」
ヒュマン男 「え?・・・・・」
410「売れないと貧乏なので・・・・ご飯・・・・今日も・・・・」
ヒュマン男 「うっ・・・・・・・じゃこれ・・・」
410「え!?全部買ってくださるのですね!」
ヒュマン男 「全部買うかよ!モノメぼったじゃねーか!」
シュオン―――
410「した手にでてりゃ貴様・・・」
ヒュマン男 「え?え?えええええええええ?」
410「買うか?死ぬか?」
ヒュマン男 「いいいいや、かかかいたくても、お金が・・・」
410「手・持・ち・品♪」
ヒュマン男 「・・・・・・・・いやSのレアは、ちょっと・・・ちょとその凶器・・・・しまって話そう」
410「―――SUVウェポン起動申請―――」
ヒュマン男 「ちょっ!!!!!許してすいません払います出します」
410「毎度です♪またのお越しをおまちしております♪」
ヒュマン男 (なななんでSUV転送できるんだこのパシリ・・・・・・
ママン、ガーディアンズは僕には無理だよ・・・・・・)
ジャラジャラジャラ
410「完・売!どうだーーーー」
『はぁ!?お前まだ10分しか経ってない・・・』
410「いやーん、誠意200%使い切って接客しましたから」
『・・・待てメセタの額がおかしいぞ』
410「へーちょっとくらい、いいじゃん」
『ちょっとじゃねぇ合計62万くらいのはずなのになんで120万になってんだ・・・』
410「・・・・・ワカリマセン、とりあえずご飯を要求します!ベルパノンゼリー50個と
パノンゼリー50個とペロリー50個!」
『待て待て、約束だから好きなの用意するがお前1日100品しか食えないだろうが!さっきも
昼飯普通に食ってたじゃねぇか!』
410「頼んだら(脅したら)ガーディアンズの方が(総裁が)改造してくれました♪」
『まじかよ・・・』
238
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)16:19:24.68ID:GVlkQtHR
>>196
箱無事で良かったーーー!
450に会うまでの扱いを見るに、ガーディアンズ的には本当に死んだ扱いだったのかな…奇跡だ、流石450。
というか早速キャラ使用サンクスです。殆ど他キャラと絡ませたこと無いのに
うちのヒュマ男の性格(突拍子もなく恋人発言とか)が把握されててビックリ…
そして箱の知り合いの440ユーザー率の高さに笑ったw
ともあれシリーズ乙でした!
>>198
昔このスレのオールスターでこの歌を歌わせるネタを書いたのを思いだした(投下しなかったけど)。
良いよなぁ、この歌。
>>215
ヒュマまっしぐら噴いたw420も動き出したし、わっふるわっふる
>>218
ひとまず完結乙!折角生き残ったんだから、この二人のその後の話もちょっと読んでみたい俺が居る。
絵も楽しみにしてるw
>>225
相変わらず気になるキャラ達だな…続きwktk
ネタ借りは設定を生かして使える範囲なら事後承諾で良いんじゃなかろうか。
ゲームの世界観を見ても、キャラ同士がどこかで接触してるとかいかにもありがちだし。
ただ、ネタを借りた故に読み手が元作品も読まないと理解出来なくなるような展開は微妙かも知れない。
>>226
母校の文化祭のテーマが『』だったことがある俺が通りますよ。まさかあのテーマは…
>>228
これはひどいwww
239
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)17:22:19.32ID:kgOEd8yh
>>228
思わず素に戻るご主人様カワユスww
主にゲームシステム上の突っ込み部分というかそういう所のアラ探ししててふと思いついたので一つ投下(・ω・)
毎回の事ながら微妙にギャグにもなれずほのぼのにもなりきれずでスマソ
その内シリアス系の過去話も落とすやもしれません。
240
名前:450と赤キャス子 1/3:2006/12/03(日)17:23:03.01ID:kgOEd8yh
近頃、常々思う。
私は随分ご主人様に影響されてきたなぁ、と。
慣れもあるのだろうけれど、部屋にあるオキクもHIVEも気にならなくなったし。
ご主人様がご友人に頂いたHIVEまである始末。
さよなら、トルネードスロー。
オキクの側でうたた寝をしてしまうぐらいだから私はもうどれだけ図太い神経になったのかと。
この前は一度、成功した合成を食べてしまったし・・・美味しかったです。
ここ暫く使わなくなりナノトランサーに眠っているA武器ミミミザシを密かに狙ってます。
で、今の私の興味は。
キャス子「ただいま、450」
450「おかえりなさいませ、ご主人様。 如何でしたか?」
キャス子「うん、両方ともいい感じ。 ちょっとこっちのPP消費が大きすぎるのが難点かなぁ」
ご主人様が仕入れたのはミサキとアゲハキカミ。
ようやく装備出来るようになった!と勇んで仕入れた逸品です。
因みにミサキは合成し、無事成功してご主人様に進呈致しました。
決して食べてしまえとか思ってはいません、本当です。
どちらかと言えばアゲハキカミの方が食欲をそそります。
ミサキは・・・歯に挟まりそうで。
キャス子「それじゃ、シャワーでも浴びてくるね。 後で外食にでも行こう」
来た、この時間。
ご主人様はいつも付けている頭部のメットを外し、私はそれを受け取る。
メットを外せばそこには金髪美人。
450「着替えはどうしましょう?」
キャス子「んー、パトリエルトルソとレッグで。アームはいいや」
450「かしこまりました。用意して置いておきます」
キャス子「ありがと。 一緒に浴びる?」
450「えーっと・・・その、遠慮しておきます」
残念、と言ってドレッシングルームへと入るご主人様。
思わず頷いてしまいそうに・・・あー、冷却装置作動してる。
程なくシャワーの音とご主人様の鼻歌が微かに耳に入ります。
やっぱり一緒に浴びようかなという思いを押し込んで着替えを用意してベッド横に体育座り。
ベッドの上には無造作におかれたミサキとアゲハキカミ。
ご主人様、PMが私じゃなかったら食べられてもおかしくないですよ。
特に420とか・・・失礼しました。
241
名前:450と赤キャス子 2/3:2006/12/03(日)17:23:45.74ID:kgOEd8yh
で、私の興味はミサキとアゲハキカミにも注がれているのですがっ!
それよりも今、一番興味があるもの。
体育座りしている私の目の前にあるソレ。
―ご主人様の被っていた頭部メットとマスク、バイザーつき―
トルソやらアームパーツやらは食べた事があるんです、売ってるし。
今、悪食娘と聞こえた気がしますが気にしません。
でも、でもこの頭部パーツだけは売ってないのです。
何だか頭部パーツは使いまわすんだかリサイクルするんだか・・・だそうで。
食べたい、ご主人様の被ってたメットパーツ。
ご主人様の被ってた、被ってた、いつもつけてるパーツ、ご主人様の・・・ハッ!
行けない行けない、これでは別の意味で怪しすぎます。
倫理的におkの範囲で済むかどうか。
でも食べたい、ご主人様たべt・・・これでもなくて。
一緒にシャワー浴びた方がよかったかもしれない、本当に。
見れば見るほど美味しそうで・・・うーん、ほぼ何でも食べれるようにしたGRMが憎いです。
我慢しなくちゃ、我慢我慢我慢・・・・・・・・。
あー、このままうたた寝でもすれば・・・。
450「ごちそうですね!!」
キャス子「ふえっ!?」
450「あ・・・」
丁度タオル一枚で出てきたご主人様の声。
あれ、今私何て言いましたっけ?
私の目の前にあった筈のものが無くなってて。
ベッドの上の武器はそのままで。
呆然と私を見下ろすご主人様と見上げる私。
キャス子「びっくりしたぁ、デバイスZEROでも食べたのかと思った。 ZEROもEROもウチにはない筈だし」
450「ZEROはともかくEROって何ですか」
キャス子「なんでもないよ、うん」
話をはぐらかす。
この場合、どっちがはぐらかしているのか分からない。
242
名前:450と赤キャス子 3/3:2006/12/03(日)17:24:14.93ID:kgOEd8yh
キャス子「で、どうしたの? いきなりごちそうですねって」
450「それは・・・えーっと・・・」
――――――――――――――――――――――
店員「これからは気をつけて下さいよ」
キャス子「それならPMがそそらない様な作りにして欲しいな・・・」
店員「そういう作りにしている筈なんですけどねぇ、とんでもない悪じk」
キャス子「今、何か・言った?」
店員「いえ・・・またこちらでも改めて調査しておきます・・・」
キャス子「よろしい、またウチの子が食べちゃったらその時はよろしく」
店員(殺されるかと思った・・・)
450「ご主人様、どうでした?」
キャス子「問題なし。また食べてもいいけど、あんまり頻繁にはやめてね・・・」
450「分かってますよぅ・・・」
キャス子「さて、外食どこ行こうかな。 まだ入るでしょ?」
いえ、そんな・・・と言おうとしたけれど。
450「ばっちりです」
本音が。
知らず知らずの内にご主人様に随分と甘えているようです。
PMである私の側でご主人様は安らげているのでしょうか。
甘えてばかりで疲れさせていないのでしょうか。
450「ご主人様」
キャス子「ん?」
450「私、ご主人様にご迷惑はおかけしてませんか?」
キャス子「私が気にしてないんだから迷惑はかけてないんじゃない? それに、迷惑かけてるとしたらこっちだって同じだよ」
オキクやらHIVEの事を言ってるのでしょうか。
だとしたら見当違いもいい所・・・あぁ、そうか。
ご主人様も同じ様な考えなんだ。
そう思うと何か安心できました。
450「ご主人様、何を食べに行きますか?」
ちが、有難うって言いたかったのにっ!
おしまい。
243 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 17:47:43.36 ID:DwWIwcg+
>>224の続きが出来たので投稿します。もうすぐフィナーレが…。
鋼の雫-08
「何か飲みたい物はある?」
「あ……いえ、お構いなく…」
「ん、そう?必要ないなら良いけど」
アギトさんは冷蔵庫を閉じ、私の前の椅子に座った。
ちょっとだけ、沈黙。
「…で、何が知りたいんだっけ?出来れば”ハンク”に対しての質問はやめて欲しいな」
「…、それではアギトさんの所に来た意味が在りません」
「…、だよな」
フゥー、とアギトは深い溜息を一つ付くと、ステラに一つ質問をした。
「質問を質問で返すようですまないが、何故君はハンクについて知りたいんだ?」
「……、少し、私の身の上話をお話しなければいけなくなりますが」
「構わないよ」
「それでは失礼します」
私はそう言って、私がご主人様と出会った時から今までの経緯を話した。
-
「……、成る程ね」
「はい」
アギトは、眉間に皺を寄せて非常に難しそうな顔をした。
「……これは難しい問題だな」
「…え?」
「……、聞くだけ聞いておいてすまないが-、君は彼の過去を知らない方が良い」
「…それはどう言う意味でしょうか」
「君が本当にハンクに対して、パートナーマーシナリーの仕事を全うしたいのなら
彼の過去は知らない方が良いということだ」
「……、何故でしょうか」
「君がハンクの過去を知ってしまったら、あいつは一生、君の事を許さないだろう」
「……、秘密にしておけば-」
「無理だな。君は素直すぎる。嘘を付けばすぐに顔に出る。それに、君がハンクの
過去を知ってしまったら、逆に彼と接しにくくなるよ」
「…そんな…、それ程、ご主人様は酷い過去をお持ちなのですか?」
「酷い、と言うレベルで済ませられれば良いがな」
「……絶対に約束は護ります。アギトさんから聞いたことは絶対に他言しません」
「無理だな」
「……では、教えてくれるまで此処を動きません」
244 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 17:48:09.91 ID:DwWIwcg+
「な-…」
ステラちゃんの目は本気だった。どうやら俺は彼女を甘く見すぎていたようだ。
俺は”ハンクに嫌われる”と言う言い方をすれば諦めて帰って行くと思ったのだが
どうやら逆効果の様だった…。
「…本気なのか?」
「…ご主人様の過去を勝手に知る事が悪い事だと言うのは百も承知です」
「…、解っているならどうしてそこまで粘る必要がある?」
「……、私は、どうしてもご主人様の力に成りたい。
その為にも何故ご主人様がキャストを嫌うのか知りたいのです」
「ハンクに嫌われてもか?」
「……それは」
「……………ならばこう言えば良いのだろうか」
「…?」
アギトさんは眼鏡を中指でクィッ、と押し戻しながらこう言った。
「君が今すぐにこの場を立ち去れば、俺が今日君と会ったと言うことはハンクには黙っていよう。
だがもしもすぐに出て行かなければ-」
「出て行かなければ-?」
「-、非常に不本意だが、力ずくでも出て行って貰う」
「そんな………!」
「悪いが、俺にあいつの過去を勝手に喋る権利は無い」
「お願いです……、絶対に-」
「駄目だ」
「そんな……」
これで良かった。良かったんだ。なにより、俺はハンクとこのまま親友でありたい。
確かにハンクもステラちゃんを嫌いでは無い様だが、これは好きとか嫌いとかでまとめられるほど簡単な問題じゃないんだ。
245 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 17:48:43.63 ID:DwWIwcg+
「……ひとつ質問をしようか」
「…はい」
「君は、ハンクの過去を知った所で彼を本気で幸せに出来るのか?本気で彼の力に慣れるのか?」
「……」
ステラちゃんは少し考え込むように俯いた。
そして、少ししてこう答えた。
「-、わかりません。もしかしたら、私はご主人様の力になれないかもしれない」
…俺にとって、非常に不意を突かれた回答だった。
どうせ”絶対に力になってみせます!”と安直な答えを言ってくると思ったのに。
彼女はキャストとしての思考では無く本当に一人の女性として、ハンクの力になりたいと思っているのか…?
-俺もあいつの親友として、あいつには幸せになってもらいたい。
きっと、そんな考えを持っていたからなんだろうな。
だから、ハンクを本気で助けたいと思っているステラちゃんに賭けて見たくなったのだろう。
「……、解った。そこまで言うなら、話そう」
「……えっ…?」
「気が変わった、ハンクの過去を教えてやる」
「どうして…急に?」
「理由を言わなければいけない必要性は無いだろう?それとも聞きたくないのか?」
「いえっ!そんな事は…!」
「なら、黙ってそこに座って、俺の話を聞いてくれ」
「……有難う御座います」
「……礼を言うのは、俺の話を聞いてからにするんだな。後悔しても知らないぞ」
「……はい」
そう言うと俺は、一呼吸入れて口を動かし始めた。
246 名前:前スレ368 :2006/12/03(日) 17:54:58.82 ID:DwWIwcg+
ここまでデス。
次回、妄想が大爆発する…かも。
>>238さん
事後承諾かぁ…了解です。
ちなみに俺が借りようとしているのは
”ワンオブサウザンド”ネタです。
247
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:46:00.04ID:14rllaME
今日もご主人様にお呼びいただいたので
わたしはご主人様の待つタンゼ巡礼路に参りました。
タンゼ巡礼路から聖地にかけてはご主人様がお好きな場所のひとつです。
トーマ様とご主人様はご自分よりもレベルが20も高い怪物たちの間を
踊るようにかいくぐり、
次々に息の根を止めていきます。
すごく頼もしい・・・
「あっ」
その時トーマ様がカマドウズのギバータを浴びせられて行動不能になりました。
周りにいたアギータたちが一斉に身動きの取れなくなったトーマ様に
襲い掛かり、みるみるHPが減っていきます
「う・・・」
ご主人様はナノブラストしていらっしゃるのでどうにもできません
わ・・・わたしが!・・・わたしが・・・何をすればよかったのかしら・・・
こういうとき・・・わたし・・・わたしは・・・わたしは昔どうしていたのだったかしら
「うおおお!」
ご主人様が駆け寄ってアギータをトーマ様から引き剥がしにかかります
ああ・・・わたし・・・は・・・
その時後ろから誰かが走ってきました
ぴかりとトーマ様とご主人様の体が輝いてHPが緑のシグナルに変わります
レスタ・・・?違う。あれはスターアトマイザー。
それにしてもこのパーティにはパスワードが必要だったはず・・・
248
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:46:40.09ID:14rllaME
「凍ってんじゃないよ昔からトーマは詰めが甘いよね」
わたしの横を風のように通り過ぎてご主人様たちを回復したのは
薄い紫の髪、長身で長い足をあらわにした肌の白い女性でした。
「相変わらず」
ナノブラストが解け、ご主人様がいつものお姿に戻ります
ご主人様が力任せに引きちぎったアギータの死体が散乱する中
3人は最後に残ったカマドウズに一斉に飛び掛り
もう一度ギバータを撃たせる間もなく屠りました。
「よし、このままカガジバリに行くぞ」
久しぶり、も元気だったか、もありませんでした。
ご主人様とトーマ様と、ノエラ様・・・
会話は何もありませんでした。でも同じ部屋にいて
3人のご様子を見ていたわたしには痛いほど感じられました。
この3人はこうして一緒に戦うことで語り合っているのね。
ぜんぶわかりあっているのね。
離れていた月日も今はハンターズではなくガーディアンズであることも
何も関係ないのね・・・
ご主人様が敵に突っ込みトーマ様が後ろに続き
ご主人様の一撃が入る頃トーマ様の弱体化テクニックがきれいに敵の戦力を削いでいます
ふらふらと敵の一団から逸れたものをノエラ様がまとめてもう一度コンビネーション
凍結にも即座にソルアトマイザーやレジェネが走ります
カガジバリなどもはや美しい玩具の兵隊にすぎませんでした。
249
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:47:25.72ID:14rllaME
アガタ諸島の野営地に着いてからやっと3人は口を開きました。
「何してた。ノエラ」
「適当に野良やってたわ。あんたたち来てるかなとは思ってたんだけど
ガーディアンズの検索システムだと探すの大変でしょ。
めんどくさくてそのうち会えるかなと思ってた」
「シシマルはノエラさんのこと待ってたんだよー」
トーマ様の何気ない言葉がわたしの胸をえぐります。
ついにお2人は出会ってしまったのです。
「名前で検索掛けてみたらそれっぽいのがあったんだけど
なんか意外と普通のショップだったからいまひとつわかんなくてさ。
広告にユニ18って書いてあったから張り込んでたら
トーマとシシマルとシャトでしょ。これは間違いないなってね
パスもハンターズの時使ってたのと同じだったし」
楽しそうな3人の会話をわたしは冷たい心で聞いていました。
「てっきりノエラはフォルテクターになると思ってた
俺杖作れるんだけど誰も作らせてくれないな」
だからわたしは法撃特化だったのね。ノエラ様に渡す杖を作るために
法撃特化だったのね
「ファイガンナーなの。くれるなら氷50のラスサバにして」
その時わたしの目から液体が零れ落ちました。
これは何かしら。わたしには涙を流す機能なんかないの
わたしには何もできないの。
わたしはもう本当に必要とされないものなのよ。
「シャト!?」
「シャトちゃん?」
「シャト!!」
250 名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:48:31.32ID:14rllaME
「・・・あ・・・ごめんなさ・・・」
「ちゃんとメンテナンス絶対あいつらやってないって!」
あんなに苦情メール出したのに・・・」
「俺も出したよー450オーナーじゃないけど」
「他のGH450オーナーの人たちも最近様子がおかしいって
抗議行動してるはず。かわいそうにシャトちゃん・・・」
流れ出たものを手に取って見ると
それは黒いオイルでした。わたし・・・本当に壊れちゃったのかしら
メンテナンスでは異常なしって言われるのに・・・
「大丈夫だシャト。俺もがんばってちゃんとメンテしてもらえるように
言い続けるから。具合が悪かったらすぐ言うんだぞ」
「そーそーそれにね、俺たちも練習してね
メイトとかレスタとかなるべく自分でできるようになったんだよ
シャトが辛くないようにってさ。
ていうか俺たちいままでシャトに無理させすぎてたんだよなー
いっつもレスタさせてさ。」
わたしが・・・辛くないように・・・
「わたしは・・・ここに居てもいいのでしょうか・・・
わたし・・・回復もして差し上げられないし・・・武器・・・も・・・
お役に立てるようなものは作れないし・・・
先ほども・・・トーマ様が危険なのをわかっていたのに動けなくて・・・」
黒い涙がぽろぽろと目から止まりません。
役に立たないだけでなく壊れてしまうなんて・・・わたし・・・
わたしは・・・
251
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:48:57.36ID:14rllaME
「もうご主人様のお力になれません・・・どうか・・・わたしに
デバイスZEROをください
こんな状態でいることが辛いのです・・・」
「え?おいシャト!」
「そんなに辛かったのか・・・」
「今回の件はGRM社が所有者に説明なく突然450の行動を制限したんだって
もっぱらウワサになってるから・・・シャトちゃんも辛かったでしょう
思うとおりに動けなくて」
え?わたしはわたしの意志でレスタを・・・
でもそういえばここのところさっきのトーマ様の危機のときのような混乱が
多いような気がします。
今撃たなくちゃいけないと思うのに
何を撃たないといけないのか思い出せない
そんなことが。
でも毎週のメンテナンスでは異常なしと言われるので
わたしの勘違いだと思っていたのです。
「きっとすぐ改善されると思う。それにもしこのままでもいいよ。」
「せっかくシャトを留守番させてまで築いたメイト早食い技術を
生かしてしまうぜ!俺のレスタも早くなったしね」
「そうね」
252
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:49:42.97ID:14rllaME
ノエラ様がわたしの涙を白い指先でぬぐいながら
優しくおっしゃいました。
「パーティなのだから。自分ができることを
一生懸命やってくれればそれで十分」
白い指はわたしのオイルで黒く汚れてしまいました。
でもノエラ様はそれをお気になさらないようで
わたしの人工皮膚がすっかり綺麗になるまで
ていねいに拭いてくださいました。
「わたしを・・・消してしまわれるのではないのですか・・・
わたしは聞いてしまったのです
ご主人様とトーマ様が夜中にお話になっているのを・・・
法撃特化で無駄とかレスタしないからとか・・・
おっしゃっておられたので・・・わたしは・・・」
ご主人様とトーマ様は目を丸くしました。
「ええ?そんなこと言ったっけ?」
「んーと・・・いつごろ?」
「11月24日午前3時とあります」
「あー思い出した」
トーマ様はくりくりと目を動かしてクスクス笑っています
253
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:50:09.33ID:14rllaME
「シシマルがね450の様子がおかしいって相談してきたんだよな
んでGRM社に苦情を出してみようと思うんだけど
出しても無駄なんじゃないかって。
だから出してみろよ、俺も協力するからって言ったんだ」
「聞いてたのか・・・寝てると思ってたんだ。すまなかったな」
「そしてけなげなシシマルはもしGRM社がなんの対応もしなかった場合に備えて
俺と2人でシャトのレスタに頼らない戦闘を練習していたんだよー」
「ふふふふふふ。あんたたちらしいわ」
「ではどうしてわたしにシャトとお付けになったのですか?
わたしは・・・ご主人様のお力になれなかったら・・・
マグのシャトのように・・・便利でなかったら・・・」
「あのな。他に思いつかなかっただけだ。
でも名前がないのはかわいそうだからとっさに付けてしまったんだ。
嫌ならなんでも好きなのに変えてやるから・・・デバイスZEROのことなんか
考えるんじゃない」
「シシマルは適当さと思いつきでできてるからね・・・
法撃特化も思いつきでやったでしょう?」
ニヤニヤとノエラ様が仰るとトーマ様がそれを引き継ぎました
「そうだよ!作るの大変そうだからって理由で法撃特化にしたんだよシシマルは!
トーマが攻撃特化作ればいいんだよとか言って。今度俺の片手杖作ってよー」
わたしのこころはいつのまにかとても暖かくなっていました。
254 名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:50:31.36ID:14rllaME
「ヨシヨシ・・・今日は俺が一番星霊運いいぜ!俺がリーダー!まるこ召還!」
「くそ・・・シャトがもうちょっとで戦闘値80なのに・・・」
「シャトちゃんちょっと待っててね。ほんとなんでマシーナリーは
1パーティに一人なんだろ・・・」
「シャトさんこんにちはー、まるこでーす」
わたしは相変わらずレスタが使えません。
どうやらわたしがレスタを撃てなかったのは
GRM社の杜撰なメンテナンスによる不具合だったようです。
GRM社はやっとそれを認め、現在検証中だそうです。
でも以前のようにわたしはご主人様と共にあります。
わたしはわたしとして。
よそにはマシーナリーにS武器をわざわざ買ってきて
食べさせてくれるご主人様もいらっしゃるようです。
愛玩用としてベッドを共になさる方、手を繋いで街を歩く方。
わたしのご主人様はそういったことはなさいません。
ごく普通に拾ったスタアラ、余ったコスモアトマイザー
「これ・・・古くないですか?」
でもわたしは
わたしは世界で一番幸せなマシーナリーなのだと思います。
言葉が無くても分かり合える皆様とご一緒に
笑顔でいらっしゃるご主人様をいつも迎えることができる
わたしにできることもできないことも
受け止めてくださるご主人様がいる。
わたしのために怒り、行動を起こしてくださるご主人様がいる。
「ただいま」
「お邪魔しまーす!あれっ!まるこ?まるこがいない!」
「こんにちはシャトちゃん」
「おかえりなさいませ」
255
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)18:52:17.57ID:14rllaME
シャトの物語はこれで終わりです。ご清聴ありがとうございました。
256
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)19:40:06.03ID:ge/dw+3v
>>184-185
ゞ ィ
`ゝ、.__.|_,,...ィ'ハ いいですかミコトさん。
../
,l /.レ'‐-|/.j-+レハ.' そもそもニューマンの肉の相場は100gあたり100メセタ程度なのです
/〈Θ〉 | ○ ○|ヘj ミコトさんが考えてる値段では到底売れないのです
|/レ/:| | // //l/l` そこで私は相場よりちょっと安く98メセタと設定するのです
|/、/.l.ト、.. lフ ,,イ./、 98っていうのは魔法の数字で、100に近いのに何故か
/ヽ:l l
\.`ー.イヽーlハ 不思議と安く見えるってスーパーのおやっさんが言ってましたよ
ニュマ男「それに引っかかる奴はもう居ないって・・・」
つまりこういうこと
>>196
キャラ使っていただけてうれしいですわぁ。
キャライメージも全くズレ無しで非常にGJです!
箱の装甲が心配です・・・・
>>198
この歌気に入ったwwww
>>212
幸せの兆しが見えたっ m9っ`・ω・´)
>>215
これはわっふるわっふる!
ヒュマ男の反応が気になるぅぅwww
>>225
非常に続きが気になる区切り方だ(=゚ω゚)ノぃょぅ
わっふるわっふるを何回唱えればいいんだ・・・・
個人的にはネタを借りるなら最後に借りましたって言う程度でいいんでない?と思う。
257 名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)19:53:04.09ID:ge/dw+3v
>>226
うつくしいばらには とげがある(ガッ
>>228
こ れ は ヨ ウ メ イ の 罠 だ
>>233
450が奪われただとっ!?
・・・・しかしこの発言、よく聞くと卑猥であ(ガッ
>>236
こっちの450はバッドラインを歩んじゃうんですか!?
ぱ、パパーン!パパーン!
>>237
150個食えたら・・・成長早いのぅ・・・・
>>242
450もモギモギキャラになるのかw
>>255
完結乙!
ハッピーエンドでヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
258
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)19:58:06.72ID:xbGL5Mzj
流石休みの日は流れるのが早いぜ、この物量だと読むだけでもかなり楽しいぜ
>>233
何気に410はさらわれてないのなw
まああの410をさらうほうが難しいか・・・w
>>242
一瞬450に某430の影が重なったように見えたぜ・・・w
>>246
ワンオブサウザンドネタ期待
あのキャスト嫌いの過去に一体何が・・・
>>255
GJ、お疲れ様
450可哀想だと思ったがハッピーエンドで良かったぜ
早く対策してくれりゃいいんだけどなぁ・・・
さて、俺も負けじとネタ捻らないと・・・w
259 名前:酒と泪と箱と450 :2006/12/03(日)20:04:52.33ID:4L01AyIN
―箱が退院して数日が経ったある日。
プシュー
「ただいま帰りました」
450が買い物から帰ってきた。
「あ、おかえり」
ちゃぶ台の前に座った箱が珍しく真面目な顔で450を迎えた。
と、450がふとそのちゃぶ台の上に乗った瓶を見つける。
「あら、それはいかがされたのですか?」
ナノトランサーから冷蔵庫に食材を入れながら450が尋ねる。
「ああ、これ? 『』さんが退院祝いだってさっき持ってきてくれたんだよ」
『』からの差し入れ… なにやらいや~な予感をしつつその瓶を見る。
瓶にはラベルが貼ってあり、それには
【ミズラキ銘酒 怨魔ごろし】
と書かれていた。
「お酒ですか?」
立ち上がって、フリルのついたエプロンをつけながら尋ねる450。
「うん」
こくりと頷く箱。
「そういえば、ご主人様はお酒はお飲みになるのですか?」
キッチンに移動しながら再び箱に尋ねる。
「んーん。呑んだこと無い。450は?」
「私も…呑んだことは… 今夜、呑んでみましょうか?」
キッチンから顔を出して三度尋ねる450。
「え?呑むの? …うーん………………まあ、いっか」
酒瓶をいじりながら、少し悩んで箱が答える。
「はい。じゃあなにかおつまみを用意いたしますね」
そう言って、キッチンに消えていった。
―食後
「あー、美味しかった」
「当たり前です」
何時ものやりとり。
「さて、お酒あけよっか」
「はい」
封を開け、とくとくと二人のコップにお酒を注ぐ箱。
「ありがとうございます。 では、頂きます」
「いただきまーす」
コクコク
450の細い喉が動き、酒を飲み下す。
「ふー、案外美味しいですね…… あら?」
260
名前:酒と泪と箱と450:2006/12/03(日)20:06:05.24ID:4L01AyIN
「え?」
箱のコップを見た450が違和感を感じる。
「ご主人様、お飲みになりました?」
「あ、う、うん。呑んでるよ。はい、どんどんどうぞー」
再び450のコップに酒を注ぐ箱。
「あ……ご主人様ばかりに注いていただくのは…」
「いーのいーの。今日は無礼講無礼講」
「そう…ですか? ありがとうございます。ん…」
コクコク
「ふー」
ふと、再び箱のコップを見ると、やはり入った酒が減っていない。
「ご主人様」
「え、何?」
裂き干しコルドバ肉をマヨネーズに付けながら箱が450を見る。
「お酒、呑んでます?」
「え、あ、う、うん」
視線を外しながら答える。そんな反応では嘘がモロバレだ。
「嘘でしょう」
ジト目で箱を睨む450。自分で自分のコップに酒を注いで、一気に飲み干す。
「う… ごめんなさい… なんか臭いがきつくて…」
しょんぼりする箱。
「わらしとお酒が呑めらいって言うんれすか? それとも先にわらしを酔われてあんなころやこんなころを…」
ジト目をさらにジトらせて妙な喋り方で箱を追い詰める450。
「わ、わかったよ、呑みますよ…」
ちぴっ
一口酒を飲む箱。
「う」
箱の動きが止まる。
そして徐々に顔が赤くなってきた。
「?」
「う、う、うううう」
「???」
突然顔を真っ赤にした箱が、がばっと顔を上げて450を見ると
「ふーじ…じゃないよーんごーまるちゅわーーーーん!!」
呂律があまり回っていない叫び声を上げながら、ル●ンダイブで450に飛び掛った。
「えーーーーーー!? な!?な!?なに!?なにーっ!?」
あたふたと護身用のハウジロドウを構える450。でも顔はちょっと嬉しそうだ。
と、その刹那
「はう」
奇妙な鳴き声をあげると、そのまま床に墜落した。
「ご、ごしゅりん…らま?」
恐る恐る手にもったハウジロドウでつんつんしてみる。
…んが、反応は無い。
「こ、壊れちゃった? ん、んしょ」
箱をひっくり返すと
「スカー スカー ウェップ」
箱が……寝ていた。 それはもう、完璧に…
261
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)20:07:52.28ID:4L01AyIN
うん、続くんだ。申し訳ないw
やっと箱大ピンチシリアス話が終わったので、
前々からやりたかった酒ネタができるお[ ´ω`]
262
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)20:08:54.49ID:ge/dw+3v
飲酒ネターーー(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)
しかし箱、惜しい、惜しすぎるぞwwww
263
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)20:09:28.92ID:RTk9Tfq6
一日見ないだけでやたらレスついてるなw
とりあえずここまでようやく読み飛ばした
264
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)20:14:12.98ID:xbGL5Mzj
凄い、どっちの豹変っぷりにも驚きだw
しかし450って大人しいように見せて絡み酒とは・・・w
265
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)20:53:09.69ID:GVlkQtHR
>>242
確かに頭部パーツも自由に変えられたら…エステの発想は悪くないけど、帽子で温泉とか微妙だし…
それにしてもその450、可愛いけどとんでもない悪じk…いえなんでもございません。
>>255
シャトが幸せになれたようで本当に良かった…乙!
>>261
飲酒ネタktkr
箱の豹変も凄まじいけど、450のストレートな(順調な)酔いっぷりにわっふるわっふる
266
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)22:13:32.12ID:wYRdaklF
>>228
DJ先生の「ちがいます」を思い出して
盛大にフイタwww
>>239
パツキン美人ktkr
>>261
このまま倫理的におkに突入すると思いきやw
っ基盤/ダガ・wktk
267 名前:1/3 :2006/12/03(日) 22:18:23.68 ID:wYRdaklF
~黒キャス子と430~
―ガーディアンズコロニー マイルーム―
430「ナーイトオーブファイヤー♪フフフフフフーン♪フフフフフフフーンフフフフンフン♪ナーイトオーブファイヤー・・・」
今日もなんとか黒字になるぐらいは稼げたみたいだ。
ご主人様が消費アイテムをメインに売るなんて言い出した時は驚いたなぁ。
―あたしは一人でミッションやることが多かったから、人一倍アイテムの大切さがわかるのよ―
なんでも、ご主人様は昔馴染みのお店で、合成に必要なものを格安で仕入れる事が出来るとか。
でも、消費アイテムの基盤と素材を大量に仕入れた時は驚かれたって言ってたっけ。
430「・・・フフフフフフーン♪フフフフフフフーンフフフフンフン♪っと・・・ご主人様ー、今日もたくさん売れましたよー」
プシュー
黒キャス子「あら」
そこにはシャワーを浴びたばかりの、ほんのりと色づいた玉の肌。
で、ご主人様はタオルで頭を拭いてて・・・
黒キャス子「どう?まだまだ若いでしょう?」
ボッ
顔が火がついたように熱い。
あ、頭に血が、いや、オイルが上って・・・
ガタァーンッ
黒キャス子「ちょっ、430!?・・・刺激が強すぎたのかしら。
捨てたもんじゃないわね、このボディー・・・」
私が薄れゆく意識の中で最後に見たのは、嬉しそうにニヤニヤとしているご主人様の顔。
268 名前:2/3 :2006/12/03(日) 22:19:59.83 ID:wYRdaklF
黒キャス子「くぅーっ!やっぱ仕事の後の一杯は染みるわねぇー」
コップに注がれたハッピージュースを一息に飲み干し、余韻を楽しむご主人様。
430「あ、あの、さっきは急に倒れたりしてすいませんでした」
黒キャス子「あぁ、もしかして裸とか見るの初めて?」
430「・・・はい」
黒キャス子「若いわねぇ。教育のしがいがあるじゃない」
430「きょ、きょういく?(ゴクリ)」
黒キャス子「冗談よー。あたしが興味あるのはデガーナ・カノンだけだもの。あ、ガッカリした?」
430「べっ、別にガッカリなんか・・・」
黒キャス子「若いうちはなんにでも興味津々ねぇ。昔が懐かしい・・・」
そういって次の一杯をちびちびやりながら遠い目で虚空を見つめる。
430「・・・ガーディアンズの登録情報に載ってたんですけど、ご主人様って本当に21歳なんですか?」
黒キャス子「そうよ、永遠の21歳」
430「ホントはなんs」
黒キャス子「世の中にはね、知ってしまったら後悔することってのが沢山あるのよ」
430「後悔してもいいのd」
黒キャス子「そういえば、PMって髪型変えられるの?」
430「(話変えた・・・)規定とかないから自由じゃないですか?」
黒キャス子「ふーん、じゃあ今度髪でも切ってあげるわ。短いと楽よ?」
430「はぁ・・・」
269 名前:3/3 :2006/12/03(日) 22:21:37.23 ID:wYRdaklF
考えたこともなかった。
歳のことをうやむやにされた感じがするが、ここはもう触れない方がいいかも。
黒キャス子「そうねぇ、どうせなら服も変えたいわよねぇ」
430「・・・それは他のPMと区別がつけやすいからですか?」
黒キャス子「そんなんじゃないわよ。折角人の形してるんだからオシャレしたっていいじゃない?
早速明日行くわよ!明日のミッションはキャンセルしとかなきゃねぇ♪」
430「えぇっ?」
オシャレといきなり言われても、今までそんなことには無縁だったわけで。
明日は未知の領域に踏み込むことになりそう・・・。
~続く~
270
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)22:23:29.61ID:wYRdaklF
パシリの服も変えられればなぁ・・・
べっ、べつに描きやすい髪型と服装にしたいとかじゃないんだからねっ!
271
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)22:44:04.11ID:ge/dw+3v
その昨日を実装するにはご理解とご協力(ry
の日々を覚悟しないと・・・
272
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)22:50:25.35ID:/5Ytb7wr
そういえばPMの発展形態っていつなんだろ?
273
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)23:01:19.79ID:4L01AyIN
合成待ってたら最後まで書いちゃったので>>260の続きを投下。
長くてごめんぽ( ´・ω・`)
274 名前:酒と泪と箱と450 :2006/12/03(日)23:02:59.11ID:4L01AyIN
「……酒……弱すぎ……」ぺしっ
とりあえず箱にツッコミを入れると、450は一つ溜息をついて、一人寂しく再び酒を呑み始める。
暫らくすると、それなりに酒が回ってきた450が箱を杖でつつきながら愚痴り始めた。
「もー、ごしゅりんらまのあほー、もうちょっとつきあってくれれもいいらないれすか…」
ツンツン グビグビ
「らいらい(大体)ごしゅりんらまはろんかん(鈍感)すぎまふ。こんならぶりーなおなのこが
がんらっれ(頑張って)ちょこちょこあぷろーりしてるのにれんれん(全然)きづいてくらさらない…」
ツンツン グビグビ
「おいこらはこー、きいれますかー! ここり、あんらのことがらいすきれらいすきれしかたらいぱしりがいるれすよーー!」
ゲシゲシ グビグビ
呑み方は上品なのだが、やってることと言ってることがかなりアレだ。
「まっらく、あらしがいつもいつもどんらけしんぱいしれるかわかってないれしょ? このあいら(あいだ)もないら(泣いた)んですよ?ぐしぐし。」
ゲシゲシ グビグビ
「…こんなにあらしがごしゅりんらまのことをおもっても、ごしゅりんさまのおこころはいつもそっぽむいれまふ」
「からし(悲しく)くって、れすなく(切なく)て、いつもいつもなきそうになるんれすよ」
ゲシゲシ グビグビ
「はこー! あほー! ばかー! もっとあまえさせろー!」
ボフボフ
ベッドの上の枕を取り横たわる箱の横に座り、今度はそれで箱の胴体を殴りながら抗議を始める。
と、ふと箱の顔に目が行く。
切れかけの蛍光灯のようにぼんやりとチカチカ点滅する目。多分これが酔いつぶれている状態なんだろう。
口元にはマヨネーズがついている。さっき食べていた干しコルドバ肉に付けていたものだ。
「もー、だらしないれすね…」
ポケットからハンカチを取り出し、箱の口元にそれを持った手を近づける。
「…………」
と、ふとその手が止まった。
「…………」
部屋の中の時も止まったようになる。
少しして、ハンカチの持つ手が箱の顔から離れた。
その代わりに近づいてきたのは、450の小さな頭だった。
「…………これって、酔ってるから…… うん、きっとそうら……よってるんら、あらし……」
(それに、ごしゅりんらまも、ぶれーこーっていってらし……)
450の唇が少し開き、その間から彼女の小さな舌がおずおずと現われる。
精一杯伸ばしているからか、ぷるぷると振るえる450の舌先。
いや、彼女の身体も震えているからだろうか。
箱に横から覆い被さるようにして、徐々に距離を縮める450。
そして、そっと目を瞑り…………
275 名前:酒と泪と箱と450 :2006/12/03(日)23:04:15.38ID:4L01AyIN
「ん…………っ」
ぺろっとマヨネーズを舐め取り、舌と共に口の中に収める。
「ん…………ハァ…………」
大きく息を吐き出すと、目を開ける450。
そして、これまでになく近づいた二人の距離を認識してしまう。
「………………ごしゅりん……らま…………」
450の顔が赤いのは、アルコールのせいなのか、それとも他の理由なのか。
そして左手をそっと箱の頬に置く。そして箱の頭を少し斜めにして、自分の方を向ける450。
(よってるせい、これはよってるせいらから、わらしにはなんのせきりん(責任)もないのれす…
しいていうなら『』さまが悪いのれす…)
いわれない責任を転嫁される可哀想な男。
…いや、もしかしたらこれもあの男の計算なのかもしれない。あの男、恐ろしい子!
と、そんな話はさておき、450の中ではどんどん何かが盛り上がってきていた。
そして、そのまま目を閉じ、箱の頬に添えた左手をガイドに、再び徐々に顔を近づけていく。
静かな、とても静かな夜。邪魔するものは何もない。
あと5センチ。
ゆっくりと短くなる二人の距離。
あと4センチ。
(ごししゅりん……らま……)
あと3センチ。
(わらしの、わらしの想い……)
あと2センチ。
(うけろめれ…………くらはい…………)
あと、1センチ。
(……………………)
ふと、450の動きが止まる。
(……………………)
左手を頬から離し、すっと座りなおす。
276
名前:酒と泪と箱と450:2006/12/03(日)23:05:32.45ID:4L01AyIN
(………………やめら…………)
ふっと目を開く。
(ごしゅりんらまが…………こんなじょうらいれキスしれも………… いみないれす…………)
少しだけ、悲しそうな目。
(ごしゅりんらまも、わらしも、ちゃんとしたきもちのときじゃないと、いみないれすから…………)
ペチン
優しく、とても優しく箱の頬を平手で叩く450。
「…………れも、いつまれも、まちませんろ?」
そう言うと、クスリと微笑む。
と、その時
「………………んあ~~? 何か言ったばっ!?」
突然目を覚ました箱の口に酒瓶をブッ刺す450。
ごぶん、ごぶんと酒が減る。
「あ、あぶらかった…」
ふぃー と冷や汗を拭う450。
一方箱はといえば…
「むをををををををををををを…………」
唸っていた。そして絶叫。
「てめえらの血はなにいろらーーーーーーーーーーー!!」
「…多分黒れす」
それに冷静につっこむ450。
「たわらば!」
ばたーん!
450に秘孔…ではなく冷静にツッコミを入れられ再び大の字にぶっ倒れる箱。
「はぁ…………」
溜息一つこぼすと、コップに残った酒を飲み干す450。
そして、箱の横に来て
「おやふみなさい、ごしゅりんらま……」
と、一言呟き、箱の腕を枕に箱に寄り添いながらそっと目を閉じ、夢の世界へと旅立ったのであった。
277
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)23:08:30.69ID:4L01AyIN
以上。飲酒編おしまいれす。
翌朝どうなったかはご想像にお任せということでw
>>270
永遠の21歳ワロスw
そして服など変えられたらなあというのに同意。
パシリにもっと個性を持たせられたら楽しいのにねえ。どうせ1パーティ1体なんだし。
278
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)23:14:54.68ID:4L01AyIN
忘れてた。
またまたまた>>226氏のキャラ借りてスマンカッタw
なにやら初期の頃に借りたからか、それとも例のデバイスネタのせいか、
こういう時によく絡めたくなっちゃうんだわwww
んじゃ合成結果見てくるノシ
279
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)23:18:44.64ID:xbGL5Mzj
GJGJ、450が酔った勢いで大胆な行動するとは・・・
この先の二人の展開に期待w
しかしまあ急性アルコール中毒で箱壊れたりしないだろうか心配だ・・・w
280
名前:名無しオンライン:2006/12/03(日)23:47:29.66ID:BuhTSyqg
箱ー! 箱めー!!!!!!!!!
そしてまた急性アル中で入院だな…
281
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:06:10.94ID:Z0nFXy1z
箱うらやますぃ・・・・・
282
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:06:14.33ID:6XN2sRC2
~黒キャス子と430小ネタ~
プシュー
430「いらっしゃいま…わわっ!大丈夫ですか!?」
450「こ、ここ、お薬置いてるって、聞いたんですけど…」
黒キャス子「あら、これは…酷い二日酔いね」
430「ソルアトマイザーで治りますか?」
黒キャス子「うーん、ここまで酷いと…」
450「うぅ…(フラッ)」
430「わっ!ご主人様、何とかできないんですか?」
黒キャス子「フフ、そんなときはコレ。強力若本よ!」
430「そ、それは、先日ニューデイズから仕入れた妙薬"カンポー"!!」
黒キャス子「どんぐらい効くのか試したかったとこなのよ。"これが貴様のスッキリへのカウントダウンだぅあー"だって」
430「怪しすぎる」
黒キャス子「う…匂いはキツいわね。じゃあ鼻つまんで顎開いて」
450の口に流し込まれる茶色い粉と水。
450「…っ!?」
黒キャス子「早く閉じて!」
450「んーっ!」
ゴクン
430「のっ、飲んだ」
450「うぎゃあ~っ!」
450「うああ…!オ…オラ死なねえぞ!」
450「う!!!」
黒キャス子「はっ!!!」
黒キャス子「あ…あああ…」
430「ど、どうしたんですか?」
黒キャス子「パ…パワーよ…いま…この450のかくされた…具体的に言えば"杖でキャストの装甲に穴を開ける"くらいのパワーがみえたような気がしたわ…」
430「これはひどい」
283
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:06:33.15ID:6XN2sRC2
スマン、落ちはないorz
ご想像にお任せされたんで書いてみただけなんだ
強力若本が粉末だったり漢方だったりするのは俺の妄想(・ω・`)
284
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:19:10.55ID:ss841rqA
強力若本と聞いて、
飲んだ450が若本ボイスになるのを思い浮かべた俺は負け組
450「んま、こんなこともー あらァな」
285
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:26:16.89ID:61Iki87C
>>255
長編乙でした!
最後はやっぱりハッピーエンドでいいですねー。
>>267
すっかり幸せ気分に浸ってますね。
幸せなのはいい事だ・・( ´ー`)y-~~
>>277
酔って本音ばら撒く450が可愛い!!w
箱も幸せ者ですね、いつも本人はボロボロですがっ。
パシリネタだと後はSUVの事とか武器とか、450の台詞(これが絶対零度です!とか)突っ込むトコはあったけど、ふと思いついた頭部パーツネタをやってみました。
バイブルック見る限りだとフォイエ系以外のテクは45xタイプで使えるようになるのかなーとか。
ウチの食欲旺盛な450はどれになりたがるんだろう・・・。
というかパシリってどんなものまで食べれるのか気になるw
286
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)00:47:42.31ID:8j01upHZ
ノ L. | :| |
\ ::|
.|_| /) 今日のごはんはトラップ盛り合わせです。
ゞ ィ
`ゝ、.__.|_,,...ィ'ハ ご主人様はお風呂です。先に食べてていいそうです。
../
,l /.レ'‐-|/.j-+レハ.' それでは満を持していただきます。
/〈Θ〉 | ○ ○|ヘj
|/レ/:| | // //l/l` 口に入れた瞬間大爆発しました。
|/、/.l.ト、.. lフ ,,イ./、 ドアの向こうから笑い声がきこえます。
/ヽ:l l \.` ー.イヽーlハ
/ |゙ヽ  ̄::[_]... ゙l まげる。まげてはいけないほうに。
|;/"⌒ヽ, \ く\、ヽ
287
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)01:13:17.02ID:6XN2sRC2
>>286
刃牙の花山対スペック戦を思い出したのは俺だけですか、そうですかorz
288 名前:214続き 1/4 :2006/12/04(月) 02:47:51.31 ID:jxZKrvIU
ガーっとドアが開き、風呂上りの420が現れる。ヒュマ男の方はベッドに座ったままで、アニメを鑑賞していた。
自然を装い、ぶかぶかのYシャツ一枚の420がヒュマ男へ接近する。そのまま彼の隣へと腰を下ろし、
420 「あ~さっぱりした。あんたも掃除で汚れたでしょ、お風呂行ってきたら?」
そう言った。とても自然な感じで。完璧だ。
420はワクワクする。ヒュマ男は一体どんな反応をするのだろう、どんな表情を見せるのだろう、と。
ヒュマ男「………」
だが反応はなかった。ヒュマ男と言えば、相変わらず画面から目を離そうとしない。
なんというか、自分でも良くわからない理由でムカっとくる420。とりあえず今度はヒュマ男の手を引っ張りながら話しかける。
420 「ほらほら、いい湯だから行ってきなさいよ」
ヒュマ男「………」
無言で手を振り解き、やっぱり画面を凝視しているヒュマ男。420の存在に気づいているかすら怪しい。
更にムカッとくる420。今度はもっと強く手を引っ張りながら、言ってみる。
420 「そんなの後にして行ってきなさいってば!」
ようやく420の方を振り向くヒュマ男。
ヒュマ男「悪いが大事な場面だ」
それだけ言うと、やはり手を解き、画面に集中する。一応今度は反応があった。随分と淡白ではあったが…。
420、更にムカムカ。彼女の怒りゲージ、八割を突破。
420 (じゃあ何?こんなに可愛い私が、こんなに魅惑的な格好してても、あんたはアニメのほうが大事なわけ!?)
420 (ていうか、私の魅力ってアニメ以下!?っていうか、箱以下!?!?)
怒りを滲ませながら、無言でビジフォンの前まで歩いていく420。そして停止ボタンをポチ。
289 名前:214続き 2/4 :2006/12/04(月) 02:48:30.38 ID:jxZKrvIU
ヒュマ男「何をする!?」
思わず声を上げるヒュマ男。目を見開き、420を見つめる。初めて見せる表情だった。420が望んでいたものとは大分違ったが…。
大股でヒュマ男の所まで戻り、彼の前で仁王立ちになりながら420は言った。
420 「あんたねぇ!今の私の格好を見て、他に言うことはないの!?」
ヒュマ男「………?」
訝しげに420を見つめるヒュマ男。少し考えるそぶりを見せ、そして言った。
ヒュマ男「…風邪ひくぞ、あたりか?というか、そもそもPMというのは風邪を引くのか?」
420 「そうじゃないでしょ!!!」
420の怒りゲージ99%…。
420 「もっと、こうあるでしょ!身体の奥底から湧き上がるものが!何ていうか、性的な意味で!!」
ヒュマ男「…ああ、そういうことか。ならば今湧き上がってきた気持ちが一つあるぞ」
420 「え?なになに?」
両手を組み、ズイと期待に身を乗り出す420。その420の全身をゆっくりと観察した後、ヒュマ男は、
ヒュマ男「…………フン」
っと鼻で笑った。思いっきり冷笑した。
それが最後の一押しとなった。420の怒りはついに爆発した。
420 「ぐ、ぐぐぐぐぐぐ、こ、この劣等種ううううぅぅぅ!!!!」
風呂でのぼせるほど温められた420の体温が、怒り爆発の熱により限界を越えた。
420 「って、あ…れ…」
思わずフラっとよろけ、そのまま床に倒れこむ420。
ヒュマ男「!?…おい、どうした!?」
どうみてもオーバーヒートです。本当にありがとうございました。
290 名前:214続き 3/4 :2006/12/04(月) 02:49:51.51 ID:jxZKrvIU
どれくらいの時間が経過しただろうか…。420は自分の額に触れる冷たい感触で目を覚ました。
どうやら彼女の体はベッドの上に寝かされているらしい。どこからなのか、そよそよと爽やかな風を感じる。
ヒュマ男「目を覚ましたか…」
頭上から声がかかる。聞きなれた声だ。ぼやけていた視点が段々と定まっていき、そこにあったのものは、
420 「れ、劣等種!?なんで…うぷ!」
起き上がろうとしたところで、ベッドに腰かけていたヒュマ男に頭を抑えられ、再び枕へと押し込まれる420。
ヒュマ男「大人しくしていろチビ助。お前になにかあったら俺が困る」
420 「ど、どういう意味よ!?」
ヒュマ男「出かけにお前のことを頼まれたんだ。何かあったら教官に合わせる顔がない」
420 「……あっそ」
ふてくされ気味にだが大人しくなる420。改めて自分の状況を確認してみる。
額に触れる冷たい感触はどうやら濡れタオルらしい。良く見ると水の張ってある洗面器が見える。
そよ風の正体は、ヒュマ男の持っているウチワだ。見覚えがある。確かご主人様が、前にニューデイズで買った物だ。
何というか治療法が妙に古典的である。自己修復機能が主とはいえ、これで治った自分がちょっと情けない。
これでも一応GRMの科学技術の結晶なのに…。
今度は服を確認。ぱっと見た感じ、倒れた時そのままだ。第二ボタンまで開いてる胸元も、露出している左肩も。
おかしなマネしてないでしょうね?…そう聞こうかと思ったがやめた方がよさそうだ。
あの冷笑をもう一度は辛すぎる。心が砕ける。
ヒュマ男の方は無言で420を世話し続ける。濡れタオルを取替え、ウチワでパタパタと仰ぎ続ける。
この様子だと、彼は420が目を覚ますまでの間、ずっとこうして看病していたのだろう。
熱を測るためだろうか、ヒュマ男の大きな手が額に触れる。火照った額に、その手の感触が心地いい。
420 「…ねぇ劣等種」
ヒュマ男「なんだ?」
不意に話しかける420。怪訝そうに420を見るヒュマ男。
420 「…その…あの…えっと………」
散々躊躇った後、
420 「…………ありがとう」
小さくそう言った。
291 名前:214続き 4/4 :2006/12/04(月) 02:50:47.65 ID:jxZKrvIU
ヒュマ男「…なんのつもりだ?」
420 「…あ、えっと、じ、自分がお世話になったなら、素直にお礼を言うくらいの度量は持ち合わせているのよ!」
赤くなって目を逸らし、そんなことを言い出す420。
(420 「……ていうか、あんたが素直に謝るなんて不気味…」)
(ヒュマ男「自分が間違えていたのであれば、素直に謝るくらいの度量は持ち合わせている」)
今の言葉…420のアニメディスクを馬鹿にしたヒュマ男が、自分の非を認め、彼女に謝った際に言った言葉と良く似ていた。
そのことに気づくヒュマ男。同時に、彼のきつい目つきが少しだけ穏やかになる。そして、
ヒュマ男「ふっ……そうか」
そう短く答えた。
最初はあれだけ嫌だったのに、変なの…そんなことを思う420。今はヒュマ男が側に居ることに、不思議な心地よさを感じている。
何だか色々あった。ヒュマ男に絡んで、返り討ちにされて、挙句に自爆して…それでも、彼は面倒を見てくれた。
教官がどうとかブツクサ愚痴を言いながらも、ちゃんと気にかけてくれていた。掃除のときもそうだったし、今だってそうだ。
色々と認識が変わった。彼はただ冷たいだけの人間ではない。上手く説明できないけれど、そう思える。
無意味に嫌う気持ちが薄れ、そうなると、今度は強い興味が湧いてくる。
420 「ねぇ、劣等種…あんたってさ、何でガーディアンズに入ったの?」
ヒュマ男「…他に出来そうな仕事がなかった。それだけだ」
420 「じゃあさ、ガーディアンズに来る前は何してたの?ご主人様が言いかけてたけど、やっぱり軍にいたの?」
ヒュマ男「答える義務はない」
420 「そっか…ならいいや」
あっさりと引き下がる420に、ヒュマ男はまたも怪訝そうな顔をする。それを気にする様子もなく、420は次の質問をした。
420 「じゃあさ、あんたって守るべきものとか、守りたいものはある?」
ヒュマ男「なんだそれは?」
420 「だって、ガーディアンズに入ったんでしょ。ガーディアンズは守るのが仕事だもん」
暫し考え込むヒュマ男。ふと420を見つめ、逆に聞いた。
ヒュマ男「お前にはあるのか?」
420 「あるわよ、もちろん」
420はどこか得意そうに笑い、そう答えた。
…続く
292 名前:291 :2006/12/04(月) 02:59:25.11 ID:jxZKrvIU
戦わずして勝つ!これが最高の兵法なり
話に収拾をつけるためとはいえ、ちょっと強引な展開になった気もする
ダラダラ続けててすいません
>>270
この話を見てて、ヒュマ男の410に申し訳ない気持ちになってきました…
>>277
やっぱこの二人にはほのぼのが一番似合いますよ
>>286
まげるってのを性的な意味で考えてしまった…もう手遅れかもしれない
293
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)05:09:54.29ID:4jTEB0h8
>>284
むしろ410が実はあの顔で男で
若本声だったらって考えた俺はもっと負け組み。
>>286
何をまげるんだろう…ってかご主人ヒドスw
294
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)06:52:42.19ID:KnZJ/pgH
>>270
わかるわかる! パシリも色々カスタマイズ・・・いや、お洒落させたいよなぁ・・・orz
430がどんな風にお洒落になるのか、wktkだw
>>278
酔って呂律が回らない450がカワユスwww そして、箱はやっぱ下戸だったのか(ノ∀`)
翌朝か・・・二日酔いで寝込む箱と、呆れながらも嬉しそうに看病する450の姿を想像したw
あぁ、うちの馬鹿ヒュマ男と440は好き勝手に使っちゃって!
ちょっとやそっとじゃ死なないから、ハードワークもおkだぜw
>>283
強力若本フイタwww副作用がひどすぎるwwww
いや、むしろ副作用の方が、本当の効能か・・・?
>>286
今日も朝っぱらから珈琲フイタwwww
黒いのに、何故か憎めない可愛さがあるから困る。
>>292
ヒュマ男が・・・420フラグ立った?!
それにしても、420の渾身の一撃があえなく撃沈とはw
420の魅力が足りないのか、ヒュマ男の趣味じゃなかっただけなのか・・・。
なにはともあれ、なんだか物凄い和んだわw
295 名前:1/7 :2006/12/04(月) 07:11:20.88 ID:KnZJ/pgH
(>>128から続き)
俺は、目の前に踊り出た箱にぶつかる寸での所で、踏み止まった。
だが、430は俺に向かって照準を定め、既に引鉄を引いており、辛うじてフォトン弾が撃ち出されるほんのわずかな間に、横にそらすのがやっとだった。
言うのは容易いが、実際、咄嗟にやるとなると相当の技量が必要だ。 恐るべし430・・・!
──ドパァッ!
目標を急激に変えられたフォトン弾は、ギリギリの所で箱をかすめ、店舗になってる部屋の更に奥の部屋へと飛んで行き、
次いで何かが炸裂したような音がした。
・・・恐らく、飾ってあるルームグッズのどれかに命中したのだろう。
箱「な、何で争っているのか、僕には分かりませんがッ!!」
俺と430を遮り、腕を広げ仁王立ちをしている箱が、毅然とした表情で叫んだ。
箱「・・・・・・け、喧嘩は、・・・その・・・よ、よくない、・・・・・・です・・・・・・」
しかし、すぐに消え入りそうな小さな声になっているところが、なんとも箱らしい・・・。
ちなみに、ドアに思いっきり挟まれて凹んだ所は、綺麗に直っていた。
440の相変わらずの手際の良さには、カーコ○ビニ倶楽部も真っ青だ。
430「・・・貴方は・・・その男を庇うのですか・・・?」
静かな口調だが、その中に隠された怒気は相当なもの。
心臓の悪い人なら、ぽっくり逝く事請け合い。
そんな気迫を真正面から直に受けながらも、箱は臆することなく──
箱「うぅぅ・・・だ、だって・・・[[[[´;ω;`]]]]ガクガクブルブル」
──・・・・・・。 めっさ震えていた。
ともあれ、身を挺して庇ってくれたことは、大変ありがたい! おお、心の友よッ!!
その心意気に、胸に熱いものが込み上げる感覚すら覚える!
・・・だが。 その役目は普通、「ご主人様大好き~♪」な440じゃないのか?!
そう思って440に目をやると・・・・・・・・・・・・いねぇし。
296 名前:2/7 :2006/12/04(月) 07:12:04.21 ID:KnZJ/pgH
あ、あいつ、箱の修理終えて何処に行っ──
440「──っきゃああああああああああああッッ!!!」
『?!』
箱「?!」
430「?!」
突然響く440の悲鳴!
場所は・・・インテリアルームの方か!
俺の可愛い440の身に何があったんだッ?!
『ど、どうした440ッ?!』
430「・・・! 待てッ!」
箱「あ、ちょ、ちょっと・・・ま、待ってください!」
宝物を破壊されて怒り心頭だったのもすっかり忘れ、駆け出す俺を呼び止める2人の声を無視し、一目散にインテリアルームへ向かう。
すると、部屋の真中でorzとなっている440を見つけた。
『・・・な、何があった440?!』
慌てて駆け寄り、肩に手をかけ、揺さぶりながら問う。
しかし、440はすっかりうな垂れていて、正面を指差すのがやっとのようだ。
その指差す方を誘われるように見やると・・・
『・・・! ・・・こ、これは・・・』
そこには、上半身をものの見事に撃ち砕かれ、部屋中にパノンゼリーをぶちまけ、下半身だけになってそれでもなお、てくてくしているウォーキングパノン。
『・・・・・・』
・・・軽いホラーだぞ、これは・・・。
440「・・・わ・・・私の・・・パノンちゃんが・・・・・・」
おまいは俺のことより、てくてく野郎の方が大事なのか。
430「命の危機に晒されている癖に、私を無視するとはどういうつもりだッ?!」
箱「ど、どうかしたんですか・・・?」
背後の店舗側のドアから、激昂する430と、やや遅れて箱が入って来た。
一応説明するため、俺は2人の方へと向き直る。
『い、いや──』
言いかけたその刹那──
297 名前:3/7 :2006/12/04(月) 07:12:48.64 ID:KnZJ/pgH
──タタァーンッ!!
『?!』
430「?!」
箱「?!」
俺には聞き慣れた銃声が突然響き、びくっとなる440以外の3人。
440が無言で立ち上がり、いつの間に取り出したのか分からないが・・・エビルツインズを発砲したようだ。
440「・・・私の・・・パノンちゃん・・・」
・・・う、うわ・・・目が据わってる・・・こんな怖い眼をする440は初めて見た・・・。
店舗とインテリアルームの間のドアにいる430を、思いっきり睨んでるし・・・・・・怖いよー・・・・・・。
・・・っつか、俺が撃たれた時は平然としてた癖にッ! やはり俺はてくてく野郎以下の存在か?!
440「・・・パノンちゃんの仇・・・・・・許しません・・・・・・」
『・・・か、仇って・・・そこまでなのか・・・? 俺とそのてくてく野郎と、どっちが──』
440「・・・・・・」
『ビクッ?!』
俺の突っ込みに、440がキッと無言でこちらを睨む。
・・・お、おぉぅ・・・そんな怖い眼で見るなよ・・・ちびっちゃいそうだぜ・・・。
変な汗をかいていると、440がこちらを見たまま、小声で話し掛けてくる。
440「・・・ご主人様・・・」
『・・・は、はい?』
つられて小声で返事をする。
440「あの430さんと何があったのかは存じませんが・・・私も助っ人致します」
『え・・・? い、いいのか?』
440「ふふ、ご主人様お一人では、荷が重いでしょう?」
『な、なにをぅ! 馬鹿にするなよッ?! 本気の俺様を見くびるなッ!!』
思わず声を荒げ、叫んだ。
俺には、宝物を破壊され、キモい呼ばわりされた恨みがあるのだ。 ・・・さっきまでちょっとだけ忘れてたけど。
298 名前:4/7 :2006/12/04(月) 07:13:32.05 ID:KnZJ/pgH
430「・・・話はついたか? 歯向かうのなら2人まとめて葬るだけだ。 あの世でも仲良くしてな」
箱「で、ですから、もぅ・・・や、止めてくださいよぅ・・・[´;ω;`]」
それを聞いて、律儀にも待ってくれていた430がゆっくりと、バーストを構えだす。
縛られている箱の声も無視し、続けて俺もデスダンサーを構え、440はエビルツインズを構え──
──・・・ん?
・・・え? ・・・縛られている箱・・・?
よくよく箱を見ると・・・何故か"亀甲縛り"されてる箱さん。 ・・・・・・一体何してるんだ・・・・・・?
『・・・は、箱よ・・・な、何で縛られてるんだ・・・』
箱「よ、430さんが・・・[[[[´;ω;`]]]]うぅぅ・・・」
430「また邪魔されない為に、ね」
そ、そうなのか・・・。
ってか、よくあんな短時間でかなり身長がある箱を、亀甲縛り出来たもんだな・・・感心する。
なんか430は得意げに胸を張ってるし。
430「ふっ・・・いつかご主人様をこうする為に、毎日練習している私を舐めるなよ?」
さ、さいですか。
箱「・・・も、もう争い事は・・・止めましょうよ・・・ね・・・?[´;ω;`]」
『・・・悪いな・・・』
縛られて床に転がっている箱の言葉・・・というより懇願を、俺は目を伏せながら、拒否する。
そして、真正面に430を見据え、デスダンサーの柄を固く握り締める!
『・・・この戦いは・・・どちらかが倒れるまで決着はつかねぇんだッ!』
430「はッ! よくぞ吼えたッ!!」
俺と440、430の間の空気が重みを増す。
『・・・美人女医ルウ先生の仇・・・』
440「・・・パノンちゃんの仇・・・」
430「・・・ご主人様に手を出した報い・・・」
箱「あぁぁ・・・止めてくださいぃぃぃ・・・[´;ω;`]」
それぞれの思いが交錯し──
俺&440&430「「「うおおおおおおおおおおおッッッ!!!」」」
──3人が吼えた──!
299 名前:5/7 :2006/12/04(月) 07:15:35.75 ID:KnZJ/pgH
──刹那。
<♪ふふふん、ふーんふん、ふふふーん、おさかな~♪>
『──?!』
箱「──?!」
440「──?!」
430「──!!」
・・・な、なんだこの陽気な、お気楽極楽ソングは・・・?
430「こ、これは・・・! 私が密かに録音しておいたご主人様の鼻歌の、メール着信音ッ!!」
聞いてもいないのにそう言うやいなや、構えていたバーストをポイッと放り出し、光速でナノトランサーから携帯通信端末を取り出す。
それから、神速の動作で携帯通信端末を操作し、メール文を読み上げる。
430「えーっと、なになに・・・<御飯が出来ましたよ、冷めない内に帰って来てくださいね! 一緒に食べましょう~♪>」
勿論、430以外の俺達3人は、この展開について行けていない。
430「あ・・・あぁん・・・ご主人様ったらぁ・・・」
頬を赤らめ、自分自身を抱き締めるように腕を回し、くねくねと身をよじらせる。
と、思ったら今度は、
430「こうしちゃいらんねぇッッ!!」
唐突に真顔に戻り、無造作にバーストをガッと掴み上げる。
430「今すぐ帰りますよぉーーーーーッ! そして御飯も貴女も食べちゃいますううううううぅぅぅぅ・・・・・・」
その動きには一寸の無駄もなく、残響を残しながら、クラウチングスタートで猛然と走り去る430。
『・・・・・・』
箱「・・・・・・」
440「・・・・・・」
そして・・・その場を支配する静寂・・・。
300 名前:6/7 :2006/12/04(月) 07:16:14.43 ID:KnZJ/pgH
・・・・・・なんだろう、この虚無感・・・・・・
『・・・えーっと・・・』
箱「・・・えぇーっと・・・」
440「・・・えーっとぉ・・・」
・・・・・・なんだろう、この・・・やり場のない怒り・・・・・・
『・・・440よ』
440「はい」
ちらっと縛られたままの箱を見る。
『今日は許す。 気の済むまで遊びなさい』
箱「∑[´;ω;`]がーん!」
440「・・・・・・ニヤリ・・・・・・了解しました♪ ジュル」
箱は、まるで死の宣告を受けたかのような顔をして、蒼いボディを更に真っ青にする。
俺の言葉に、よだれを垂らしながら目を光らせ、口の端を笑みの形に歪ませる440。
・・・許せ、箱よ・・・。
440「さぁ・・・箱さん・・・」
箱「ひ、ひぃぃぃぃぃ・・・?![[[[´;ω;`]]]]」
そして、440はナノトランサーからフリルのついたやけに可愛らしいドレスを取り出し、恐怖でがくがく震える箱へとにじり寄る。
恐怖に打ち震える箱は、430によって亀甲縛りされたままだ。
芋虫のようにもぞもぞと這うだけで、逃げ出そうにも逃げ出すことは叶わない。
これではもう、440の魔手から逃れる術など・・・・・・・・・ありはしない。
俺は遠目から、その微笑ましい光景を生暖かく見守るだけだった。
箱「い・・・い・・・嫌ああああぁぁぁぁ?! 助けて450ーーーーーーーーーッ!!」
440「うふふふふ・・・叫んだって誰も来やしませんよ・・・? ・・・さぁ・・・これにお着替えしましょうね・・・可愛いですよぉ・・・・・・ジュルリ・・・・・・」
箱「・・・き、きゃあああああああああああああああ!!!」
そうして──
440「あら!箱さんドレスがとっても似合っていて、可愛いですぅ・・・うふふ・・・♪」
『ハハハ・・・440め、あんなにはしゃいじゃって・・・可愛いもんだ』
箱「・・・あぁぁ・・・もう・・・、・・・もう・・・止めてえええぇぇぇぇ!!」
──着せ替え人形のように、フリフリドレスを着せられた箱が俺達の怒りの捌け口となり、散々弄ばれるのだった。
301 名前:7/7 :2006/12/04(月) 07:18:23.30 ID:KnZJ/pgH
後日、聞いた話によると──
「フリフリの可愛いドレスを纏った蒼くデカい箱が、泣きながらコロニー1Fを走っていた」
「その姿のまま、般若の形相のGH-450にラフォイエで燃やされ、杖を頭に突き刺され、引き摺られて去って行った」
──と言う噂が、コロニー内で広まったと言う・・・。
あと余談だが、気付いたら"下半身だけになったウォーキングパノン"が行方不明となっていた。
きっと、コロニー内のどこぞを、今もてくてくと歩き回っていることだろう。 ・・・下半身だけで。
もし、目撃した方。
いらっしゃいましたら・・・・・・見なかったことにしておいてください。
~完~ (NORMAL END2 CG回収率85%)
302
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)07:28:22.35ID:KnZJ/pgH
思いの外、長くなってしまった・・・でも、やっと無事(箱以外はw)に激闘編が完結しました。
こんなのでも読んで下さった方に、ありがとう!
そして今一度、キャラを使わせて頂いた箱の人、小ビス子の人に感謝致します!
本当にありがとうございました!
・・・また、出演していただくことも、あるかも知れませんが(・∀・)
あと、えーと・・・、箱さんいじめてばっかりでごめんwww
303
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)08:52:02.07ID:Qa3i30eO
おまいら和気藹々としててイイナ!
各作家さん、応援しています!
あれ?ここ2chだよね?
304
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)09:59:32.35ID:OoED8m6H
ぷー・・・・・やっと読むのが追いついたぁ。
>>65
あれはうちの450(無印)にです。ティーガ色の武器を作ったから何処に行きたいのかなぁ?
と思って・・・・・。「毎日々、ドラと遺跡周回はうんざり。」と言う意思表示かも・・・とも。
そしたら、今度は火50のランスをこさえやがった。・・・・おまえ、暖色系の色好きか?
そーか・・・・だんしょく好みだったのか。
>>74
とにかくソニチが放置プレイなので、GH450同盟の話と450dのご主人様探しの話を
(自称)GH450不具合調査の進行具合でてきとーにザッピングしながら進める予定です。
(放置中はご主人様探しの話が進んでいくはず。)
ふむふむ、今のトレンドはエロネタと飲酒ネタですか(微妙に勘違い)
450c「アルコールと言えばうちらPMのメンテに欠かせません。大抵の汚れはこれですっきり。」
450d「アセトンや四塩化炭素は汚れ落ちはいいのですが、お肌が荒れてしまいます。」
450c「だけど、アルコールって飲む物みたいなんよ。」
450d「胃洗浄にでも使うのですか?」
450c「中もすっきり。」
450d「だから、皆さんアルコールを飲んで胃の内容物を廃棄しているのですね。」
450c「でも、ゲロゲロゲロぉ・・・は、見ていて気持ちのいいものじゃないんよ。」
450d「・・・えっと、これから飲酒の機会も増えると思いますが」
450d「御身体を大切にしてください。」
450c「で、エロネタなんやけど・・・・・。」
・
・
まじまじ
・
・
450d「それらしいモノはついていますが、これは実用に耐え得るモノなのでしょうか?」
450d「これでは殿方がかなり痛いと思うのですが・・・ひとつ試してみましょう」
・
・
ぷすっ
・
・
モギモギ
・
・
450c「・・・・・微妙な味。」
・
・
450c「・・・・・」
450d「・・・・・」
・
・
450d「・・・えっ・・・あっ・・・その・・・殿方はかなり痛いと思います。」
305
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)10:05:52.73ID:Dz8/Zg4y
キラーコンドーム吹いた
306 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 10:13:50.91 ID:4jTEB0h8
>>245の続きです。
鋼の雫-09
-2ヶ月前、パルムで殺人事件が起きた。
4人組の家族を暴走したキャストが惨殺すると言う何とも惨たらしい事件だ。
殺された死体が肉片に成るほどバラバラにされていた為、完全な身元は特定できなかったが
細胞の構成具合などから
44歳男性ヒューマン
34歳女性ヒューマン
12歳女性ヒューマン
と言うことだけが判明できた。そう、もう既に解っていると思うが一人足りない。
18歳男性ヒューマン
この青年だけは、殺されるには殺されたが完全な肉片には成っていなかった。
バラバラにされる前に、駆けつけた警官達によって保護されたからだ。
-その後、その青年は身元を調べるために病院に送られる筈だった。
-だが、警察が「軍には病院より、より良い設備が整っている。病院よりも軍に送るべきだろう」
と言い出した為、病院では無く軍に送ることに成った。
-何故、政府の関係者や軍の関係者でもない、一般の警官が言った事を軍は了承したのか。
-君なら解るだろう。
勿論、軍は死体の身元を特定する為に少年の死体を引き取ったわけでは無い。
軍は、今極秘に進めているプロジェクトのプロトタイプと成る器が欲しかったのだ。
何故、死体なのか、それはこれから話そう-。
307 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 10:14:27.29 ID:4jTEB0h8
対SEED掃討ヒトガタ兵器-通称「死神」
そう、青年は軍によって人体改造を受け、ヒトでもキャストでも無い”サイボーグ”と言う中途半端な存在として生き返った。
蘇生後、生前の記憶を持ったまま蘇らせられ、SEED掃討兵器として様々な訓練が行われた。
死神-圧倒的な破壊力を持つヒトガタ兵器。
レベル1~50のバーチャルシュミレーションによる模擬戦闘を行った結果、古代兵器スヴァルタスを150匹までなら1人で相手に出来る。
それもガーディアンの依頼に時たま紛れ込んでくる”危険度A”級のスヴァルタスを-な。
この圧倒的な出力と持続力は死神が持つ特殊なインバーターによる物だ。フォトンなど比ではない。
-恐怖と憎しみ。それが死神を強くする。
-恐怖による生への渇望
-憎しみによる生者への嫉妬
青年は見事に"殺される時の極限の恐怖”と”家族を殺したキャストへの憎しみ”の両方を持っていた。
だから、青年はプロトタイプとして選ばれたのだろう。
青年が、生前の記憶を持ったまま蘇生させられたのも、それが原因だ。
キャストを憎む事により、その力を維持し続けることが出来る。
だが、いずれ色あせていくだろうキャストへの憎しみを防ぐために青年にはもう一つ施された秘密のプログラムが在った。
通称-ノイズ。
十分なデータは取れた。
そしてその後青年は”SEEDの仕事を請け易い”と理由でガーディアンに入隊する事に成った。
勿論偽名を使って。正式には死んだ事になっているのだから。
勿論、キャストの名声を護る為に、引き起こされた事件は公にはされず、誰一人としてその事件を知らないまま
その青年と家族は姿をこの世から消した。
308 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 10:14:56.31 ID:4jTEB0h8
「……その、青年と言うのが…」
「…言うまでも無い、今のハンクだ」
「ご主人様は一度、死んで…軍の欲望の為だけに、無理矢理蘇生されたと言うのですか…!?」
「そうだ。毎夜あいつがうなされている夢も、軍による強制的に夢を見るプログラムのせいだ。極めてタチの悪い、な」
「ご主人様は毎朝、起床する度に何かに恐れている様子でしたが…まさか…」
「そう-、ハンクは毎夜、夢の中でノイズに追われているんだよ」
-、一度自分を殺したキャストにな
「ハンクが恐れれば恐れるほど、彼の生命力は高くなる」
「……酷い-」
「酷いとかそう言うレベルでは無い、と言った筈だ」
「……、ご主人様がキャストを恨む事を止めたら…どうなるのでしょうか」
「……、さぁな。俺には解らんが」
-憎しみがあいつを動かしているとするならば
-キャストを憎む事を止めた時が
「やめて……っ!」
私はそう言うと、耳を両手で多い塞ぎ込んだ。
アギトさんが言おうとしている事はなんとなく理解できる。
「話してくれ、と言ったのは君だろう」
「………っ!」
私は、もう我慢が出来なかった。
そう気づいた途端、私の足は地を力強く踏み、アギトさんの部屋を後にしていた。
ご主人様の元へ行かなきゃ。
-行ってどうする?
わからない、でも、謝らなきゃ。
-謝ってどうする?
わからない、でも、ご主人様の元へ行かなきゃ…。
-………。
「なッ……!!!!おいッ!ステラッ!……くそッ!」
ステラちゃんの後を追っかけて俺も自室を後にした。
こりゃ-、嵐が来るな。とてつもない嵐が。
309 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 10:17:31.17 ID:4jTEB0h8
妄想 大 爆 発。
ダラダラ続けてすいません。
最近気づいたけどまたパシリとの絡みが無くなってる…orz
310 名前:箱箱 :2006/12/04(月) 17:57:05.10 ID:zYQmNK8B
>>309
私もパシリ関連じゃなくなってきたから
続きがかけない(つд`)
311
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)18:04:14.91ID:ss841rqA
>>309>>310
つ[小説スレ]
悩んだり愚痴ったりするんだったら該当スレに行けばいいと思うよ。
まあ小説スレ落ちちゃったが
312
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)18:28:34.68ID:ss841rqA
連続スマソ。つい投稿ボタン押してしまったorz
小説スレは読者が結構居るみたいだったんだけど、書き手が居なかったからなあ。
>>レスくれた方々
やっと箱可愛いでなく450可愛いと言ってもらったぜ!w
目標を達成できて最高にハイってやつだ!
…また酒呑ますか?w
あと、別にこのスレに合わせてるってわけじゃないけど、
この二人は頑張っても倫理的におkな展開になかなか行かなさそうなんだよなあw
まあ王道的でワンパターンかもしれないけど、書いてる俺は楽しいから全然気にしないんだぜ!w
>>230
お酒ネタの構想を崩しちゃったかな…
とりあえず箱なら回りに流されるタイプだから参加はすると思うおw
他の人のいじり方が楽しみな俺ガイル
>>295
ちょwwwwどこで買ったんだ大型フリフリドレスw
箱は虐められるのが良く似合うなあw
生みの親としてキャラが立ってるみたいで嬉しいぜww
>>303
倫理的におk
>>304
了解しますた。
いや申し訳ない。アンカー見たら自分のレスになってたので一体何事かと思ってw
313
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)19:45:14.18ID:lw/mQgTy
>>292
急にニャンポコーが可愛く思えて仕方が無くなった。
ちょっと冷却しなきゃ・・・・
>>302
下半身パノンこえぇよwww
激闘編完結乙です!
>>309
ス、スヴァルタスが150匹だってー!?
>>312
450かわいいよ450
314 名前:前スレ260 :2006/12/04(月) 21:52:57.72 ID:vw1mY+FB
>>311 氏
小説スレッドが落ちてしまったのは、痛いですな…。
私が前スレに投下した普及の駄作も、12レスも消費する長い乱文だったので
こちらに投稿して良いものかどうか、悩みました。
結果、長さの点は、住人の方々が寛容にも見逃してくれたようです。
現在、前スレの話とはあまり接点のない別のパシリの話を書いていましたが
書いているうちに、話のメインがパシリの主人に移ってきてしまい、かつ
メモ帳を見ると42kBという㌧でもない容量になってしまいました。
むーん。投下してイイモノなのかどーなのか。迷いますな、、、
315
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)21:57:57.88ID:46YJdy7L
Txtファイルをうpろだに上げてリンク貼ればいいんじゃないかな?
確か、前にそんな風にしてパシリ小説うpした人いたよね??
316
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)22:12:11.17ID:6XN2sRC2
ギシッギシッ
黒キャス子「ほら…ここ、すっごくキモチイイでしょ?」
430「んっ…あ、そこっ…イイです…」
ギシッギシッ
黒キャス子「ほら、ここなんか凄く固くなってる…」
430「ひぅっ!…そこっ…そこ、もっとぉ…」
―しばらくお待ち下さい―
黒キャス子「全く、ずっと立ってたぐらいでお辞儀できないほど腰にくるなんて」
430「申し訳ありません…」
黒キャス子「まぁ毎日だとねぇ…。で、あたしの魔法の指先はどうだった?」
430「もうすごいですよっ!あの痛みが嘘のように消えたんですよ!」
黒キャス子「フフ、マッサージ屋でも始めようかしらねぇ」
430「そのほうが絶対いいですよっ」
黒キャス子「あ、そんなに急に動いちゃ…」
グキッ
430「あ゛っ」
黒キャス子「言わんこっちゃないわね…」
430「○| ̄|_」
大した意味はないんだ。すまない。
勘違いしたそこのあなたm9`・ω・´)
ニヤニヤしながら画面を見つめるその顔を、パシリはこっそり見ているかもしれない…
服装はあんまり突飛だと430っぽさがなくなってしまうので悩んでる
早く描き始めないとorz
317
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)22:46:50.51ID:qzoepm6e
あまりにも予想通りの展開だったので逆にワラタw
318 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 23:21:49.26 ID:4jTEB0h8
>315
やっぱり長くなるならそっちの方が良いですかね?
一応、その手も考えてはいたんですけど…。
319 名前:前スレ368 :2006/12/04(月) 23:26:49.33 ID:4jTEB0h8
ぐぁ…投稿ボタン押しちゃったよ…。
>>316
やはり書き手としては、悩みますよね。
俺も迷うくらいなら投稿おすすめ、と言われたから投稿を始めたけど
これ程長くなるとは思っていなかった…。
ファイル見るとそれなりの重さも持ってるしなぁ…。
320
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)23:39:45.78ID:ss841rqA
>>316
やっぱりな!やっぱりだよ!www
つ[サロンパス]
んで、長くなったものの処理手段としては
1:txtファイルをうpろだに投下。こちらにリンクを投下
2:適当なところで分割して数回(数日)に別けて投下
3:小説スレを復活させる
4:いっそ全部一気に投下w
あたりかな?
321
名前:名無しオンライン:2006/12/04(月)23:54:27.60ID:46YJdy7L
小説スレ甦ってますネ
322
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)00:51:24.05ID:nGYTybhM
某流石兄弟風の寸劇ってスレ違いかな?と、テストも兼ねてみる。
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(゚ -゚_)_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
↑
*手をついて背伸びしてると思ってください
323
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)00:52:44.94ID:RmWNbS4A
http://moemi.mithra.to/~psu/uploader/src/psu1404.png
440「ご主人様、こんなの拾ってきました~」
ニュマ男「こ、これはっ・・・」
440「何ですか何ですか、おいしいものですか!?」
ニュマ男「食べてみればわかる、★10並のレア品だぜ」
440「うわーい、いただきま・・・・チューン」
ミコト「そうは問屋が卸さないよっ」
デバイスを踏みつけ破壊するミコト
ニュマ男「男 の 夢 を 破 壊 し や が っ た」
なんだ・・・・その・・・・つい、かっとなってやった
後悔はしていない
|彡サッ
324
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:01:13.48ID:2834OCKl
>>322
YouやってみなYo!
期待してる俺ガイルw
>>323
ちょwwwwwデバEROwwwwwww
これはひどい…男の夢が…orz
325
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:10:26.79ID:Q7/NMkIC
>>322
ありっちゃありかも
つかPCがGRM製だってとこにワロタw
急に仕様変更されそうで怖いがなw
>>323
落ちてるもんなのかよそれ・・・w
326
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:14:45.17ID:C4WFd1k5
おk、ルウ教官のパンティラ画像ゲット
[ `・ω・´]
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ t=t
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ __ノ(゚ -゚_レ_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
||
||
ヽ||ノ ピュー
[ ´;ω;]
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄| / ./ GRM /
 ̄| |(__ニつ/____/ _______
田| | ))\
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
こうですか!?わかりません!
327
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:14:46.90ID:by1K12w+
>>322
頭の上のモザイク何?
328
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:29:08.27ID:nGYTybhM
やー、面白いページ見つけてさあ
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/_■■_ 最近ビジフォンにかじりついてますね
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(゚ -゚_)_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
329
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:29:43.81ID:nGYTybhM
ホラ、これなんだけど…
______ _________
| ____ / :::::::::::::::\
|| / :::::::::::::::|
| | |
::::::::::::::|
|| 新ジャン| :::::::::::::|
|| パシリ | .....:::::::::::::::::::/
||____ ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
└___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::|
|\ | :::::::::::::::::::::::|
\ \ \___ ::::::::::::::::::::::::|
330
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:30:30.03ID:C4WFd1k5
とりあえず寝る前に投下。
また450がモノメイト生産周期になっちゃったよ…orz
>>323
み、ミコトさんゆるさんぞーーー!!
331 名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:30:40.40ID:KaFMQJRa
どうみても倫理的におk よし投下
[ `・ω・´]
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ ∧-∧
 ̄ ̄| / ./
GRM / ノノノハハヽ ニャンポコー
 ̄| |(__ニつ/____/ __ノ(゚ω゚_レ_______
田| | ))\ ∪ ∪
ノ||| |  ̄ ̄
332 名前:逆襲の450? :2006/12/05(火) 01:32:09.17 ID:C4WFd1k5
カチ カチカチ
暗い部屋。デスクライトの光がほんのりと灯っている。
カチカチ カチ
しん…とした部屋に、ビジフォンを操作する音だけが響いている。
「……これが例のデバイスの出所ですか……」
450の声だ。
箱は……ベッドで枕を抱いてすやすやと寝ていた。
「…………それにしても…………なんですかこれ……」
画面にはとあるネットショップのサイトが映っていた。
「……こんな商品って大丈夫なのかな……」
そこに並んでいたのはPM用デバイスだった。
デバイスANE、デバイスRORI、デバイスTUN、デバイスDERE
いろいろと怪しげなデバイスが並んでいる。
「とりあえず、ここはブラックリスト入りですね……」
と、ふと450の手が止まる。
「………………これって……」
買い物カートに商品が一つ入る。
そして、めでたくこのサイトはブラックリスト入りとなり、箱の閲覧は不可能と相成ったのであった。。
333 名前:逆襲の450? :2006/12/05(火) 01:32:26.61 ID:C4WFd1k5
―数日後
プシュー
「ちわー オルアカ印の宅配便ですー」
その声を聞いてエプロンで手を拭きながら450が出てくる。
「ご苦労様です」
「ええと、箱さんちの450さんで間違いないですか?」
伝票を確認しながら450に尋ねる業者。
「はい」
「ではこちらにサインを。で、代金は9800メセタですね」
「はい」
さらさらと達筆でサインをして、9800メセタを渡し、小包を受け取る450。
「ありあとしたー。 またのご利用をー」
プシュー
「………………届いちゃった……」
小包を凝視する450。と、突然隣の部屋から声がした。
「450ー、誰だったの~?」
箱だ。
びくっとする450。
慌てて小包を後ろに隠すと
「い、いえ、単にお客様がおいでになっただけです! 決して宅配便とかじゃないです!」
と、答える。
「あ、そうなんだ。何か買ってもらったかなあ?」
プシュー
扉が開いて箱がショップルームに入ってくる。
「い、いえ、特に何も!」
「なんだ、残念だなあ」
という言葉を残して再び元の部屋に戻っていった。
「ふぅ……」
一息付いた450は、カウンターの後ろに隠れ、がさがさと包装を開ける。
(危ない危ない… これはご主人様には見せられませんからね……)
そして、中から出てきたのは、小さな直方体。
その表面に書かれていたのは…
―PMデバイスHARI―
使えば、素直になれるという、魔法のデバイスであった。
つづく
334
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:32:33.80ID:nGYTybhM
PMとマスターの心温まるお話なんだぞ?
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_て
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ そ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(゚ -゚_)_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
ん?どうかした?440
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_ご主人様…コレを…
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(゚ -゚; )_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
335
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:35:13.80ID:nGYTybhM
どれどれ…
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(゚ -゚;_)_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
327名前:名無しオンライン[sage]投稿日:2006/12/05(火)01:14:46.90ID:xxxxxxxx
>>322
頭の上のモザイク何?
336
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:39:04.69ID:C4WFd1k5
>>335
割り込んじゃった…スマソorz
337
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:39:11.11ID:nGYTybhM
[ ゚Д゚]ーーーー→ ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_えぐえぐ
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__ニつ/____/ _(; -;_)_______
田| | ))\ O O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
440の帽子だろうに…常識的に考えて…
[ ゚Д゚] ■■
 ̄\ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ _■■_
 ̄ ̄| / ./ GRM / ノノノハハヽ
 ̄| |(__9m/____/ _( ゚ -゚ )_______
田| | ))\ 9m O
ノ||| |  ̄ ̄ ⌒ ̄
338
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:42:20.00ID:wcNHQ4YD
なんで右手の小指立ててんの?
339
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:43:22.33ID:nGYTybhM
練習がてらにこんな感じで。
>>327
ネタに使って申し訳ない…
>>336
こっちこそ新参のうえ、ツマラン内容なのにすまんです。
今回は終わりなんで、どうぞー
340
名前:名無しオンライン:2006/12/05(火)01:55:16.62ID:nGYTybhM
>>336
って、もう終わってるじゃないか!
何がどうぞーだよ俺ort
>>338
すまない、どうやら俺にはセンスがなかったようだ…
ROMに徹するから許して