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1 名前: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 14:02:52.56 ID:y6naRWTB
合言葉は

  ( ゚д゚ )<倫理的におk
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄
[ ´・ω・`]<創作能力がしょぼいんだけど投下していいの?
( ゚д゚)<倫理的におk 尋ねる暇があったら投下マジオヌヌメ

[ ´・ω・`]<凄く長くなったんだけどどうすればいい? あとパシリ関係ないのは?
( ゚д゚)<空気嫁ば倫理的におk 分割するなりうpろだに上げるなりするんだ

[*´・ω・`]<エロネタなんだけど…
( ゚д゚)<ライトエロなら倫理的におk あまりにエロエロならエロパロスレもあるよ
【PS0/PSU】ファンタシースターシリーズのエロパロ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230886259/

[ ´;ω;`]<叩かれちゃった…
( ゚д゚)<叩きも批評の一つ。それを受け止めるかどうかはおまいの自由だ
m9(゚д゚)<でもお門違いの叩き・批評はスルーマジオヌヌメ するほうもそこを考えよう

[ ´・ω・`]<投稿する際に気をつけることは?
( ゚д゚)<複数レスに渡る量を書きながら投稿するのはオヌヌメできない。まずはメモ帳などで書こう。
m9(゚д゚)<あとは誤字脱字のチェックはできればしておいたほうがいいぞ

[ ´・ω・`]<過去の住人の作品を読みたいんだけど
( ゚д゚)<まとめサイトあるよ ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/
保管庫Wiki ttp://www21.atwiki.jp/nejitu3pachiri/

( ゚д゚)<前スレ
【PSU】新ジャンル「パシリ」二十三体目
 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1288936929/l50

( ゚д゚)<次スレは容量が470kを超えるか、>>800を超えた辺りから警戒しつつ立てよう

2 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/27(水) 14:08:45.78 ID:43YKLYBp
>>1
スレ立て乙&即落ち防止

3 名前: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 17:42:41.89 ID:ir4e3jou
>>1乙
これはポニテうんたらかんたら


4 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/27(水) 20:28:10.84 ID:ND68pdK2
いちおつ即死回避

5 名前: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:12:40.97 ID:y6naRWTB [2/2]
同じく即死回避

6 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:14:26.90 ID:EcBZYDyH
ROM専だが保守

7 名前: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:33:53.78 ID:nqllXnhy
ほっすほっす

8 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:55:03.18 ID:jScqK0En [1/3]
保守乙です。

 

とあるPMの日記。

○月□日
今日も部屋でお留守番。
ご主人様は私の知らないお友達の方とミッションへ行ってしまった。
お友達と行く時はいつも置いていかれる。
ご主人様はいつ私の気持ちに気付いてくれるだろうか。
今日のタックル:5回
関節が軋んだ回数:4回


○月△日
今日はご主人様はお休みの日。
ご主人様がお休みの日は、必ず家事を手伝って下さる。
ご主人様はお料理も、お洗濯も、お掃除も私より上手だ。もっと精進しないと。
でも、それはいいのだけど、いつもよりタックルの回数が多いので関節が痛い。
だけど、最近それが気持ちy(何か書かれていたような跡はあるが消されて読めない)
今日もご主人様は私の気持ちに気付いてくれなかった。
今日のタックル:23回
関節が軋んだ回数:18回


○月○日
今日はミッションのミーティングだとかで、またお留守番だった。
ご主人様が珍しく、ミーティングの帰りにお友達を部屋まで連れてきた。
ちょっと陰のありそうな頭脳派系のイケメンの人だった。
ご主人様とあまりにも親しくお話ししていたので、
お出ししたお茶に(何か書かれていたような跡はあるが消されて読めない)
折角私がお茶を出したのに、半分くらい飲んだ所で眩暈がすると言われて
お帰りになられた。
私のご主人様に手を出した報いだ。
今日のタックル:4回
関節が軋んだ回数:4回


9 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:57:41.46 ID:jScqK0En [2/3]


○月×日

今日は久しぶりにご主人様とミッションに行った。

久しぶりの「でいと」だとウキウキしていたら、何故かそこにはマヤさんが居た。

何をされたのか分からない、いつもの人が頭を過ぎったのはきっと気のせいだろう。

ご主人様に聞くと、マヤさんが別の予定をドタキャンされてする事が無くなったから

一緒にあそんでぇとの事。

ファック。私のウキウキを返せ。

空気の読めないファックなビッチの部屋には、ミッションが終わった後に、

大量のオキ(何か書かれていたような跡はあるが消されて読めない)
きっと今頃腰を抜かしている事でしょう。私のご主人様に媚を売った報いです。

今日のタックル:11回

関節が軋んだ回数:9回

 

○月/日

(ここからは何も書かれていないうようだ)

 

 

やっぱりオチはありません。

前スレにあった別の方が書いてた日記が面白かったので、ついついやってしまった。

反省はしていない。


10 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/27(水) 22:58:36.83 ID:jScqK0En [3/3]
あら、メモ帳からコピペした時に改行がおかしくなってる・・・orz

11 名前: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 00:12:05.77 ID:aoa6aIss
>>10
投稿&タックル回数乙

つーか、さり気にヤバい事してるパシリにワロタ

これも愛故か…

12 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 01:19:48.33 ID:bkXGnPGA
目指せ 即死回避の40レス 保守~

13 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:06:42.47 ID:CdNC4ZoD [1/9]
>>10
投稿乙です。
主人への愛が溢れてるのは分かるが一体お茶に何を入れたんだ・・・w


保守かねて、ちょっと小ネタ投下しときます。


14 名前:節電 1/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:07:43.49 ID:CdNC4ZoD [2/9]
 真っ暗な狭い箱の中で、彼女──GH-440は、膝を抱えてたたずんでいた。
 低い駆動音と送風の音以外、何も聞こえない。
 背中の方にある送風口から文字通り凍えるほどの冷たい風が送られてくるが、PMである彼女にとっては問題ではなかった。

 ばこっ、と言う音と共に、目の前の閉ざされていた扉が開き、箱の中に光が射し込んできた。
 開いた扉の向こうにいたのは、真っ赤な髪のビーストの少女。
 440の主だった。

「大丈夫……?」
「問題ありません」

 心配そうに声をかけてくる主人に答える。
 口の周りについていた氷がぱらぱらと落ちた。

 箱──冷蔵庫から這い出た440に、ゆっくりと主人が抱きつく。
 スキンシップの苦手な440は顔を赤らめたが、抵抗はしなかった。

「はぁ……気持ち……いい……」

 440を抱きしめたまま、主人はうっとりと呟いた。

「夕方までの辛抱です。もう少し、頑張りましょう」
「うん……ごめん、ね……」


15 名前:節電 2/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:13:06.57 ID:CdNC4ZoD [3/9]
 ガーディアンズの本拠地であるコロニーには、当然ながら四季というものは存在しない。
 しかしその再現は出来るらしく、季節に応じて空調機器によって温度が調節され、
あたかも四季の存在する惑星にいるかの如く暮らすことが出来る。

 そして、今は夏。

 三惑星の平均気温から割り出される例年よりも高い設定温度は、冷房の使用率を高め、
その電力の消費量は想定されていた量を大幅に上回った。
 このままでは電力が不足し、最悪コロニー全体が大規模な停電に見舞われる恐れがある。
 そこでガーディアンズ上層部が下した苦渋の選択。

 その結果が、440が冷蔵庫に入ることになった原因。
 節電だった。

 コロニーに暮らしている住民や営業している店舗に優先して電力を送るため、ガーディアンズの暮らす部屋はほぼ強制的な
節電対策がとられた。
 簡単に言えば、冷房等の電力を多く消費する機器の使用の停止。
 昼から夕方にかけての期間限定の処置ではあったが、正直たまったものではなかった。

 汗だくでぐったりとベッドの上で横になっている主人を見るに見かねて440が行ったのが、先ほどの冷蔵庫作戦だ。
 PMは寒冷地でも戦闘を行えるように調整されているため、冷蔵庫の温度程度では行動に支障はない。
 そこで自ら冷蔵庫に入って身体を冷やし、主人に抱きしめてもらうことで暑さを和らげる。
 PMを冷蔵庫に入れるという行為に主人は反対したが、このままでは倒れてしまう、と440の必死の説得によりなんとか折れてくれた。

 普段主人とのスキンシップをほとんどしない440は抱きしめられる度にオーバーヒートしそうになったため、
想定していたよりも短い頻度で冷蔵庫と主人の間を往復したが、それでも暑さは和らいだようだった。


16 名前:節電 3/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:19:40.08 ID:CdNC4ZoD [4/9]
 不意に、440の通信端末が着信音を鳴らした。
 主人にぶつけないように慎重に取り出した端末には、主人の友人であるニューマンの少女のPM、GH-450の名が表示されていた。

「もしもし。どうしたの?」
『帽子ちゃん……た、助けて……』

 今にも途切れそうなか細い声に、440が顔色を変える。

「どうしたの!? 大丈夫!?」
『節電でさ……凄く暑いじゃん……? それで、ご主人様が……』

 まさか、熱中症か何かで倒れたのだろうか。

『ご主人様が……汗だくで……薄着してるから透け透けで……もうエロくてエロくて鼻からオイルが止まらな』

 言い終える前に通信を切断した440は、端末を床に叩き付けたい衝動を何とかこらえた。

「どうしたの……?」
「ああ、いえ……なんでもないです」

 ろくに通話もせず切断した440を不審に思った主人が訊いてきたが、まさか説明するわけにもいかなかった。
 どうごまかそうか悩んでいると、また端末が着信音を鳴らし始めた。
 450からだったら出ずに切ろうと思って端末を見ると、表示されていたのは、主人の友人の、ヒューマンの女性だった。


17 名前:節電 4/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:24:50.60 ID:CdNC4ZoD [5/9]
 内線ボタンを押して主人にも会話が聞こえるようにして、通信に出る。

『よう。今、大丈夫か?』
「はい。なんのご用でしょうか」
『いやさ、今日めちゃくちゃ暑いだろ? 参ってないかと思ってさ』

 ちらりと主人を見ると、困ったように笑っていた。

「多少バテてはいますが、大丈夫だと思います」
『そっか、ならいいんだけどな。まあどっちにしろ、こう暑いのにわざわざ部屋に篭もってるのもなんだし、ちょっと遊びに行かないか?』
「遊びに……ですか?」
『ああ。クラッド6とかいうリゾートコロニーに新しく出来たプールが評判いいらしくてな、少し前からデコ助が行きたいって言ってたんだよ。
二人一緒に、どうだ?』

 デコ助とは彼女のPM、GH-410のことだ。
 酷いあだ名だと思ったが当の本人は気に入っているらしい。

 主人を見ると、笑顔で頷いていた。
 確かに、部屋の中で過ごすよりはいいだろう。

「分かりました。準備に少し時間がかかると思いますが、よろしいですか?」
『おう、んじゃあ準備出来たらシャトル乗り場で落ち合おうぜ。他の奴らには俺から声かけとくからさ』


18 名前:節電 5/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:30:06.78 ID:CdNC4ZoD [6/9]
 通信を切ったあと、二人は大急ぎで準備を始めた。

「プール、か……水着……久しぶり……」

 衣類が収められたナノトランサーをいじりながら、主人が嬉しそうに呟いた。

 水着か……そういえばご主人様が水着着てるとこ、見たことないな。
 どんな水着なんだろう……。

 手を休めず、440は想像を巡らせる。

 レギュラースイムウェア……は、ご主人様だと恥ずかしがりそうだな。
 やっぱりワンピーススイムウェアかな……うん、似合うと思う。

 ワンピーススイムウェアを着た主人を想像し、何気なく主人を見た440の目に映ったのは。

 ビキニスイムウェアを持った主人だった。

 衝撃を受けた440の脳裏に、瞬時にそれを着用した主人の姿がよぎる。

 肌の露出を嫌い、普段日に晒されることのない白い肢体。
 きめ細やかな肌に、小さくて可愛らしいお尻。
 そして発展途上の、む、むむむ胸……!

 顔にオイルが逆流するような感覚を覚えた440は、咄嗟に鼻と口元を覆った。
 幸い、オイルは出ていなかった。


19 名前: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:33:06.59 ID:9/z8bloY [1/3]
>>10
投下乙です&保守&支援
 何かファック450化+αしてますな。 鼻オイルを出しながらご主人様に
襲い掛かるようなら狂犬化ですが・・・。 そういえば過去スレにご主人様に
近づいた他のガーディアンズを自殺に追い込んだPMがいたっけ・・・。


20 名前:節電 6/6[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:34:05.34 ID:CdNC4ZoD
 なんてことだ。ご主人様で妄想してしまった。その上鼻からオイル噴き出すところだった。
 最低だ。私もあの変態と同じだ……!

 心の中で450をナチュラルに変態と呼びながら、440は自責の念に駆られた。
 440の視線に気づいた主人が、照れ笑いを浮かべてこちらを向いた。

「今は、まだ……着ないの。もう少し、大きくなったら……着ようと、思って」

 とりあえず今日着るつもりがないことが分かって、440は安堵した。
 あんなものを着られては本当に鼻からオイルを噴き出しかねない。

 主人がビキニスイムウェアを胸と腰に当てて、頬を染めながら440を見る。

「似合うと……思う……?」
「……ッ!?」

 主人のその仕草と言葉で、先ほどよりも更に鮮明な脳内シミュレートを行ってしまった440は、とうとう鼻から一筋のオイルを垂らし、
うつぶせで地面に倒れて、失神した。


おわり


21 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:37:11.37 ID:CdNC4ZoD [8/9]
投下完了です。
>>19
支援ありがとうございます。
猛威をふるってるらしいさるさんにガクブルしてましたがお陰様で無事に投下できました!


22 名前: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 02:46:33.83 ID:9/z8bloY [2/3]
>>21
投下乙です。 
 つまみ食いのデコ助に恥かしがり屋が大好物の450に帽子ちゃんですか。
懐かしいですなぁ。 確か帽子ちゃんのファーストキスは4・・・。
うろ覚えなので間違っていたらご了承を。 

23 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 03:05:39.45 ID:CdNC4ZoD [9/9]
>>22
うおう・・・つまみ食いとかかなり前に書いたのを覚えててくださってるとは。
嬉しいようなちょっと恥ずかしいようなw

帽子ちゃんと鼻オイルのコンビがなんか書きやすいんですよね。
最初はデコとデコ主人がメインのはずだったのにどうしてこうなった。

24 名前: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 03:44:14.56 ID:9/z8bloY [3/3]
>>23
 それはですね、新参者故に時々過去スレを見ているからかと。
後は寡黙なキャストを書いた時に何度も過去スレをチェックして各キャラの
イメージを崩していないかのチェックと、各キャラの代表的なネタを確認して
いたからかと。 あれは時間かかったなぁ・・・。

 PMコンビが書き易くなったのはその2人の掛け合いが増えた為と自分は
見ていますが? バレンタインとか、帽子ちゃんのお留守番中に450が
遊びに来た時とか。


25 名前: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 09:22:19.97 ID:zAPGgBt5
>>21
投下乙です。
冷蔵庫ワロタw 袋に氷を入れたものを扇風機の前に吊るすと最強ですぞ。
妄想で自己嫌悪になってる440カワユス。

ちなみにさるさんは自分の投稿環境の問題かと思われますが、私の所に来ては
猛威を奮っていらっしゃいます。
何が問題なのだろうか・・・・orz
ちなみに、自分の場合で8レス前後で発動、30~40分で復活してますよ。

26 名前: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/28(木) 21:49:51.15 ID:qHY6wxI/
念の為保守。

27 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/28(木) 23:33:37.56 ID:O0YlyQZt
中二病設定って、考えてやろうとすると意外と難しいなー・・・と愚痴りつつ保守

28 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 03:39:06.06 ID:dXzkGtOK [1/9]
(チラッ
とか書かれたら書かない訳にはいかないと思って書いていたら埋まってしまった
書いてくれた方ごめんなさい

という言い訳保守

29 名前: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 03:49:19.61 ID:s/EmMQP5 [1/11]
書き込めなかったのでこちらにて。
417氏、投下乙でした。
ご主人様、実はお仕置き楽しんでませんか・・・。
ラズリィは鼻オイルというより寧ろ瞬間湯沸かし器?

30 名前: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:03:34.03 ID:s/EmMQP5 [2/11]
新参者で御座います。
 以前にビス男のピクニック?編を書いている時に浮かんでいたネタを保守を
兼ねて書いてみたので投下

31 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:05:06.41 ID:dXzkGtOK [2/9]
抱きしめたまま戦えば凍結レジスト不要な予感!

というか皆様埋め乙って書くのが先だった

32 名前:俺と420其の1[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:06:21.50 ID:s/EmMQP5 [3/11]
 他のガーディアンズ仲間の話だと、基本的にPMという物はご主人様に
対しては友好的というらしい。 だが、うちの所のGH420といえば。

「食事、出来たよ」
「ありがとう」
「・・・」 プイッ
「いただきます」
「・・・」 プイッ
「ご馳走さま、おいしかったよ」
「・・・」 プイッ

 食事の時は声をかけても無言でそっぽを向かれて食べてる最中は
2人して終始無言。 無論、食べ終わった後もだ。

「レスタ」
「ありがとう、助かる!」
「・・・」 プイッ
「くっ! 結構手強いな」
「はっ ははっ はははっ」ズバババッ ズバババッ ズババババッ
「ちと、きつかったな。 サンキュー」
「・・・」 プイッ

 ミッションに連れて行くと回復してくれたり、援護してくれたりと
助かってはいるんだが、やっぱりそっぽを向かれる。
 余りに俺の戦い方が一緒に戦っていて不甲斐無いからと、愛想を
尽かされているんだろうか。

33 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:07:05.90 ID:dXzkGtOK
援護射撃ひとーつ

34 名前:俺と420其の2[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:09:04.41 ID:s/EmMQP5
「洗濯物、出して」
「何時も、済まんな」
「・・・」 プイッ
「掃除するから、移動して」
「まめなんだな」
「・・・」 プイッ
「風呂、沸いてるからとっとと入って」
「今日は冷えるもんなぁ。 気が利くな」
「・・・」 プイッ
「今日もお疲れさん。 おやすみ」
「・・・」 プイッ

 家事もこちらから何か言い付ける前に率先してやってくれる。
非常に助かるのだが、この反応は任せてられないという事だな。
 というか、何かにつけ無言でそっぽを向かれる。 俺、こいつに
嫌われてるなぁ・・・。 だとしたらこういう問題は早めにハッキリ
させるに限る。 明日は丁度ミッションも予定も無い。
 
「なあ、420。 俺の事、そんなに嫌かなぁ?」
「!! ・・・」
 
 無言で俯いてしまった。 くぅ、沈黙の空気が重いぜ・・・。
否定しないって事はやっぱり俺、嫌われてるんだなぁ・・・。

35 名前:俺と420其の3[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:17:32.38 ID:s/EmMQP5 [5/11]
「もし、そうなら対PM対策室にでも連絡して他の隊員に・・・?」
「・・う。 違うっ! そんな事ないっ!」
「え? 顔を合わせるのも嫌だったんじゃ? 何時もすぐに無言で
 そっぽ向いてたし・・・」

本当に俺の事が嫌いなら、と切り出したら凄い勢いで立ち上がって
俯いたまま、大声で真実を言い始めた。

「恥ずかしくて、顔合わせられなかったのっ! 顔、思いっきり真っ赤に
 なってるのが自分でも解ってたし!」
「お前、それって?」
「そーだよっ! ご主人様の事が好きっ! そのまま話したら、好きって
 言っちゃうから黙ってたの!」
「ずっと、俺の事が好きだったのか?」
「悪い? 仕方が無いじゃない! 好きになっちゃったんだもん!」

 どうやら照れてたのか。 そう面と向かってハッキリ言われると
こっちも恥ずかしいぜ。 だけど、俺は人でお前はガーディアンズに
配備されるパートナーマシナリーなんだ。

36 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:26:26.72 ID:dXzkGtOK [4/9]
ふたーつ

37 名前:俺と420其の4[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:40:46.73 ID:s/EmMQP5 [6/11]
「倫・・・」

 何処からともなく聞こえた声?だろうか?を俺は掴むと玄関前まで
ドリブルで運んだ。 そして何処かのゲームで見たような何かっぽい
勢いでフルボッコにする。 殺意の何とやらに目覚めた様に。
     ♪暫くお待ち下さい。
     ♪途中に大変お見苦しい映像があり、失礼致しました
「みなまで、言うんじゃねぇ! んな事ぁ、一々お前に言われなくても
 解ってんだよ! 女にそこまで言わせて恥かかせられるかっっうの!
 俺は女泣かせる悪趣味は無ぇんだよ!」

 その声?らしきものを玄関を開けて外に放り出す。

「出歯亀してんじゃねぇ! 一昨日来やがれ! 420、塩持ってこい!」
 
 あ。 ついついカッとなった勢いで言っちまったが、どう考えても今のは
認めたとしか受け入れられないよなぁ・・・。 やっちまったぜ。
 けどここまで言った以上は俺も男だ、覚悟決めて腹括るしかないわなぁ。
泣き顔なんて見たくない。 先ずは何時頃から好きになったのかでも聞いて
みるかな。 玄関を閉めると俺の方に塩を持って来た420が今迄よりも
可愛く見えるぜ。

38 名前:俺と420[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 04:45:19.94 ID:s/EmMQP5
新参者で御座います。
支援してくれた方々有難う御座いました。
 本当は其の3で一旦切って続きは明日の夜、というネタ的な狙いが
あったのですが、支援して頂いた以上は、と書き終わらせました。

お目汚し&駄文投下失礼しました。

39 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 10:14:29.06 ID:dXzkGtOK [5/9]
投下乙
支援余計だったらごめんなさい

40 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 11:26:10.48 ID:5/5IZYLq
前スレ埋まった?
埋め用のショートを暇つぶしに書いてたんだけどもう必要なさそうかな

41 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 11:31:19.49 ID:dXzkGtOK [6/9]
>>40
むしろ50か60まで即死有り得るみたいだからこっちにカモンだと思う

42 名前: 忍法帖【Lv=6,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 11:40:57.09 ID:9FHcyZnO
>>38
フルボッコ乙
ニヨニヨしなら読んでしまった。

瞬間湯沸かし器と聞いてミ○ラのボイラーCMを思い出してしまった件。

>>40
残り1KBだったので駄文で埋めてしまいました・・・
正直スマンカッタ。
ここに投下してもいいのよ(チラッチラッ

43 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 18:41:16.66 ID:dXzkGtOK [7/9]
祭りだしちょっと不安だから保守

44 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 21:16:24.07 ID:s/EmMQP5 [8/11]
>>39
 いえいえ、むしろ助かってます。 あの話は其の3で一旦切って待て、次回に
して、続きを後ほどにしてあの後どなるか?という形を狙って其の4を
書くのを後回しにする予定だっただけでして。
 其の3以降も書いてみないと長さが解らなかったので4/4とか題名に
付けなかった自分が悪いのですし。

 自分の場合、ビス男の話とか1話辺りの投下回数が多いので寧ろ支援して
くれた方が助かります。 話数が進む毎に長くなってましたし・・・。
>>42
ええ、この話は最初にその部分のネタが思いついて出来た話です。


45 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:43:54.49 ID:dXzkGtOK [8/9]
50レス越えたらとりあえず安心なんだっけ?
とりあえず保守

 

 

 


御主人様にお仕置きしていただくのがブームの様だ。
しかしクールなパートナーとして定評のある450が安易にお仕置きしていただくのはアリなのだろうか。
だいたいに私が求めるお仕置きと御主人様のお仕置きが等号で結べるものだろうか。
御主人様の考えそうなお仕置き…廊下にバケツ持たされ立たされる?
嫌だ。
御主人様をマイルームに独りきりにさせるなど私にはあってはならない事だ。ファック。
パイ投げ?
お仕置きか?
ファッ…
まてよ?
尻叩きなら教育的な上に官能的ではないだろうか。
叩かれるとしたら服の上からか、直接か?
いやこの際些末な事にはこだわるべきではないのか。
NDの古典に曰わく、少しの事にも先達はあらまほしきことなれ。
しかし誰に…いやいる。
マイルーム前に常に亀甲縛りで立っているあの人なら詳しいに違いない。
亀甲で立ちっぱなし、ミッションに行けばムチを振るうなどそちらの趣味の方に違いない。
名前の通りにいろいろな苦悩をしているのだろう。
プライベートな事なのでメールで相談してみる事にする。

後日、クノー様に怒られた御主人様から尻叩きの刑に処せられた。
…ふぅ。

 

なんかランディールシャグが出た。

46 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 17[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:50:50.68 ID:hB8un03I [1/10]
「スクリユウ・2ーッ!」
ぱかーんといい音を立てて後ろから来た謎の物体にはじき飛ばされる妾。不意打ちが綺麗に決まってぎょえーっと言わざるをえんかった。
「んだ、わーらー、まだきてただか!」
天から千両箱ストライクを呆然と眺めておるうちに、クニオスとリキッドとか言うとったあの学生二人に追いつかれたようじゃ。
器用にも体を丸めて地面を転がっての体当たりを仕掛けてきたようで、パシリ通りを何の障害もなく追ってきたのも納得がいくというものじゃ。
「ようやく捕まえたぜ!」
膝蹴りで狸が吹っ飛んだ。なんじゃあの動きは、まるで瞬間移動するように間合いを詰めよったぞ!あの古狸が見切れんとは、どういう技じゃ!?
とか言うとる場合ではない、妾も吹っ飛んで転んだところを追撃を受けておる。ものすごい勢いの首締めじゃ…
そんなに締め上げを繰り返さんでも力入れっぱなしの方が苦しいような気がしないでもないが。
「あなたたち!やめなさい!」
そのとき、颯爽と青い風が走ってきて不良二人を投げ飛ばした。
んん?ぬしは見た顔じゃの。お地蔵さんを運ばせた罰当たりではないか。ルミアとか言うとったか。
クニオスもリキッドも、あっという間におなごの関節技でねじ伏せられてしもうた。
「こいつらは食い逃げ犯だぜーっ!悪人を見逃すのかガーディアンさんよォーっ!」
「あなたたち一般人が制裁していいわけではありません!私刑は禁止されていますし、一般人のPAの使用も禁止されています!」
「いやこれはPAじゃなく俺のオリジナル…うごげぇッ!う、腕がァーっ!痛でェーっ!」
「傷害罪で逮捕されたくなければ私に任せておきなさい!いいわね!」
こやつ足は遅いくせに動きが半端でないぞ。妾の術と違って本物のちちしりふとももじゃから重くて足が遅いのか?

47 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 18[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:53:16.17 ID:hB8un03I [2/10]
「ああ、やっと見つけました。はぐれてしまったので困っていたんですよ」
「くらら、わざわざ探しに来てくれたのかえ」
「あの後犯人は事件現場に戻ってくるという捜査鉄則に基づいて店の前でお二人を待っていたんですが、屋根に何か落ちてきて大変だったんですよ。
戻ってこなさそうなのでガーディアンズに連絡して、暇だったルミアさんに探してもらったんです」
食い逃げ同然で出て行ったんじゃから戻ってくるわけがないというのはおいといて、よりによってこのおなごに探してもらったのかえ…
しかしルミアとやらが不良二人に手間取っておるのは僥倖、この場を立ち去った方がよさそうじゃ。
「ありがたやー、それでは妾はこれで…」
「待ちなさい!」
戦意喪失するの早すぎじゃろ不良!
「コンコン…持病のインフルエンザが…ぬしは病人に何か用かえ?ふぉっくす!ふぉーっくす!ああひどくなった、帰らせてたもれ」
「仮病はやめなさい!食い逃げに関しては店内の監視カメラに証拠が残っていませんでしたが、あなたがたを猥褻罪および守護任務執行妨害の容疑で逮捕します。
ガーディアンズの制服を民間人が着るのは禁止されていますよ…あなたがガーディアンズに所属していないことはすでに調べました」
うぐっ…妾としたことが、こやつと会ったときと姿を変えておらんかった。そしてまさか制服があだになるとは…
「それにそこのGH492も繁みの中で廃液を捨てたでしょう!汚染防止法違反です!」
廃液…あのときの小便のことか。こやつは偽物のパシリだとは気づいておらんようじゃの。
「厠が見づかんねえだよ!許せよー」
「かわや?トイレのことですか?ナノトランサーからの仮想空間でできるでしょう。目撃ではGH492だと聞いていましたが、まさかあの廃液は…防疫条例違反は重罪ですよ!?」
「なんじゃそりゃあ?立ち小便が重罪なのかえ?」

48 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:53:24.32 ID:dXzkGtOK [9/9]
支援

49 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 19[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:55:57.97 ID:hB8un03I [3/10]
「あのう、そこは当たり前すぎて説明していませんでした…閉鎖されたコロニーでの疫病蔓延は致命的ですから、排泄に関してはナノトランスを利用した各個人の仮想空間内のトイレで行えるんです。
その後排泄物は転送されて、隔離施設で嫌気分解されて有機肥料になります。ですから町中で排泄物を出すのは重罪なんですよ。ナノトランサーを持っていない人はいませんから、泥酔した人でもない限り誰もやりませんけど」
くららェ…飲食排泄生殖は生物の最優先事項じゃろうが。絡繰りじゃからわからぬか…
しかし、どこからでもすぐ排泄できるぶん便利なのじゃろうが、そこまで機械に依存しておるのか。機械が動かなくなったらどうやって生活するつもりじゃ?
「あのう、コロニーはSEEDウィルスで一度酷い目にあってますから、それ以降厳しくなったんだそうです。同じ防疫上の理由でコロニー内では動物の飼育は禁止されています」
じゃからあの飯屋で動物がいるということに反応してありえんほどブチギレされたわけか。とんだとばっちりじゃが、致し方なきことよの。
「ま、まあそのへんは悪かった。知らんことじゃったし1回目じゃから見逃してたもれ?妾はにゅーでいずとやらの星霊祭に出なければならんのじゃ」
「だめです!要人でも罪は罪、きちんと罰は受けてもらってからです!」
ええい優秀な警察じゃ。結局逃げることになるのかえ!
くららをひっつかんできびすを返し、じーころにー町1階からやけにきつい坂道を駆け上がる。この坂道、どう考えても上りにくく住みにくいのじゃ…
「おだー!追いついてきとるだよ!」
狸の声に振り向くと、ルミアとやらは坂道がないかのように駆け上がってくる!
「どうやらコロニーのシステムを知らないようですね。このスロープは制御フォトンでお年寄りにも簡単に上がれる構造、ガーディアンズにとってはないも同然!」
いかに妾の逃げ足が上とはいえ、坂道を上るのと平地を走るのとでは無理がある。
坂道を使わぬようにするならえろべーたという昇降機を使わねばならぬが、中にいとる間に追いつかれれば袋の狸じゃ。妾はそのようなみっともない真似はせぬ。
3階から上に回り込んで戻ってくる攪乱作戦でいく!

50 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:57:04.12 ID:/ukGo21S
支援&読みやすくしてくるの期待

51 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 20[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:57:22.57 ID:hB8un03I [4/10]
「ここは常駐警護部…」
「どこでもええから上のほうに転送せい!」
「あ、ああ…なんだいったい」
呆然とする中年をルミアが回転させ自分のほうへ向き直らせる。
「さっきパシリを2体つれたガーディアンズ制服の女がこなかった!?」
「どうしたんだ、ルミアちゃ…」
「いいからどこに転送したのか答えて!」
「はい」

「むう、君たちはどういう逸材かね!私の頭から落下するとは器用な!素晴らしいぞ!」
「すまねえだ!謝罪はツケにしでくれ!」
くららをつきだして扉を開け、別の部屋に逃げ込んだが、なにやら会議中であった。
「な、何ですかあなたたちは!アポはとったんですか!」
「クランプ、落ち着け。ルミア、これはどういうことだい!」
「すいませんライアさん、事情はあとで説明しま…」
「すまぬ、どいてくれーい!」
「うほぁっ!この、ぶっ飛ばすよ!」
大きな椅子に座っておる女の頭を踏みつけ脱出。
「グラールの未来を守るガーディアンズにようこそ!…無視された…」
やたら広いホールを駆け抜けて4階まで。じーころにー町は4階に外につながるところがあると聞いておるのでそこに走ったが。
「予想通りです!もう逃がしません!」
目的地を前にして、眼前のえろべーたの扉が開いて、ルミアが出てきたのじゃ。ここの構造把握はあちらが上、回り込まれたか!

52 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 21[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 22:59:18.97 ID:hB8un03I [5/10]
「総裁の要望で少々痛めつけさせてもらいますよ。ダムフォイエ!」
「あぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃ!」
吹き付けられた炎をよけきれず、尻に火のついた狸が走り回る。かちかち山かえ…くららは慌てて追いかけていったが、物騒な攻撃は勘弁じゃ!
妾は炎をかいくぐり、杖の先端を押さえつつおなごの手を蹴飛ばした。術に集中しておったのか、あっさり杖をはね飛ばせたのじゃが、
「杖がなければ何もできないなんて思わないことね!」
ルミアは予想外にそのままつかみかかってきおった!
腕折りの形にもっていかれたものの、妾とて黙ってやられはせぬ。すぐに抜け出した…しかしそこから足を取られ、さらに抜けようとしてもすかさずサソリ固めと逃してくれぬ。こやつ、できるな!
「あぢぢぢ、ふーふー…狐よう、何じゃばぐれとるだか?」
「じゃれあっているわけではない!抜けられんのじゃあいででででで!」
「あのう、こういうときはどうすれば?」
「うーん…わがんね。おらは打撃系だで、下手に割り込むとイナリィの骨がやられちまう」
「いえ、そうではなくて、ガーディアンズの教官と戦うことになった場合の対処がマニュアルにはないもので…」
そこからかい!あいたたたた…いやマジで痛いのじゃ!くららに脱力しておる隙にサソリ固めで極められてしもうた!
「離しませんよ、おとなしく投降しなさい!そうすれば少しは罪状には配慮しますよ!」
これはたまらぬ!妾ほどになれば背骨が折れてもそのうち回復するが、ぼきぼきなって痛いのは勘弁じゃ!
「ほ、本当に投降すれば関節技はやめてくれるのじゃな?罪は軽くなるのじゃな?」
「いいでしょう、私に対する猥褻罪と傷害罪は見なかったことにしてあげます」
「ほほう、しかしお断りじゃ!」
「何っ!?」

53 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 22[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:01:57.33 ID:hB8un03I [6/10]
「悪いがぬしに信念があるようにいででで、妾にもここで拘束されてはならぬ理由があだだだだ」
にょきっと尻尾を2本出してぺしぺしと打ち合わせると、ぼわっとおなごの目の前に炎の塊が現れ、体をあっという間に包んだ。
「ああああああっ!つ、杖も魔導具もないのにフォバースですって!?」
「ぬしが燃え尽きるのが早いか、妾の背骨がいかれるのが先か!根比べじゃぶぎゅううう」
(レジェネをかけないと…体が焼けていく!このままだとよくて相討ち、あのパシリに手出しされたら負ける…!)
ルミアはけなげにもしばらく耐えておったが、たまらなくなってサソリ固めを解いて慌てて杖を拾いに行った。
「レジェネ!…あ、あれ?そんな、消えない!」
やっとの思いで消そうとしたようじゃが、狐火はそのようなちゃちな術では消せんぞ。なんせ妾のろんりーそうるふぁいあじゃからの!孤と狐をかけたとか言うつもりはないが。
「隙ありだぁ!狸門頂肘だよ!」
以心伝心、狸と息ぴったりというのも奇妙じゃが、炎が消えないとわかってルミアが治癒術を使おうとしたその隙に狸が踏み込み、後の先をとった。いわゆるカウンターじゃな。
がつんと音をたてて狸の肘が小娘の膝に衝突する。姿勢を崩して思わず前のめりになったところで、
「ふっ!ふっ!ほぁー!修羅覇王廣華山だっぺ!」
そこから前蹴り、肘打ち、背面体当たりと流れるような連携がたたき込まれ、小娘は妾のほうに派手に吹っ飛ばされた。
むろん妾も狐火は絶やしておらんので、人間よけの結界をはりつつ小娘の方に歩くだけで吹っ飛ばされたところを押しとどめられて狐火に焼かれるという寸法じゃ。
(やられるっ…!)
そこに炎に包まれるのにもおかまいなしに割り込んできた影があって、妾は誰が割り込んできたのか確認した瞬間に狐火を消し、ルミアを解放してやった。

54 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 23[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:04:11.93 ID:hB8un03I [7/10]
「あのう…この方はガーディアンズの教官なのです。みんなが大切な人なのです。だからやめてください…」
どうしたらいいのかわからなくなって思わずとった行動だったのじゃろう、くららは少し焼けてしもうた顔をくしゃくしゃにして涙目になっとった。
まったく、心配性じゃの。ちょっと遊んでおっただけじゃ…いたたた背中が。
「うむ、ここまでとしておこうぞ。とどめをさすつもりなどもとよりないわ」
「くっ…なぜ…私を放っておくと、またあなたを捕まえにいくのに…」
「ぬしがいい人じゃからかの」
「え…?」
「紳士淑女というものは自らの行動が規範になるような者でなくてはならぬ。世の中には守られていることもわからず
国や警察や家長に文句ばかりたれておるようなアホタレもおるが、それは人間すらない動物じゃ」
ま、妾は狐じゃから関係ないがの。と、心の中で付け足して。
「あくまで平等に、私刑をとどめて妾を逮捕しようとしたぬしは、仕事に誇りをもってこの町の秩序を守ろうとしておる。
淑女たりえると言えようぞ。少しばかり頭が硬いようではあるが、そこはこれからじゃ」
「おめさんも子供産めば丸くなるんでねが。おらの娘も嫁いでから変わっただかん」
た~ぬ~きぃ~…妾の決めを横取りするでない。
「なっ…!わ、私はまだ…やだ、もうっ!」
「おお怖ぇ怖ぇ。狐、そろそろ行ぐど」
「また捕まえるつもりなら来るがよい。精進せえよ、女としてもな。妊娠中は動けんものじゃ、外の仕事でなく家の中を守るのが本来のありようなのじゃからの!さらばじゃ!」
うぶなおなご相手に話術で冷静でなくしておきつつ、どろんと煙を出して目くらまし。さすがにこれで追ってこんじゃろ。
…くららよ何を突っ立っておる、目くらまししたら逃げるものじゃ!

55 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:06:52.12 ID:s/EmMQP5 [9/11]
支援


56 名前:ぐらある漫遊記・壱 狐狸霧中の巻 24[sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:07:34.32 ID:hB8un03I [8/10]
「わ、私が…子供、産むって…」
「ルミア?ルミア、大丈夫か」
「…お兄ちゃん…一人にしておいてくれない?」
「おい、どうしたんだ?いいから話してみろって。子供扱いされたとかか?」
「子供!?う、うるさい!あっちいってったら!」
兄と比較されることばかり気にして、必死でガーディアンズとしてやってきた。
やっとそこから離れられそうになった今も、結婚して子供を産むとか、考えたこともなかった。
ルミアにだって憧れの人くらいいる。その人と結婚して、子供を産んで家庭を作って…
本来なら当たり前のことなのだと、通らなければならない道なのだと言われたが、考えただけで顔が真っ赤になってしまうのだ。
が、ぐるぐる回る頭の中でふとルミアは思った。
「ん…あれ?娘が嫁いだってパシリが言ってるって…おかしくない?」

酒など飲まぬはずのGH492が酒瓶に口を直につけてがぶ飲みしている姿を見れば、誰だって注目するじゃろう。
妙な集団だと思われておるのか、これほどの混雑に人払いの結界も使っておらんというのに少し離れて人垣ができておる。
「はぁー…まさかこれほどまでに日ノ本と違うとはのう…まったく先が思いやられるわい」
ここはすぺーすぽーと。風情も何もない港じゃ。じーころにー町は島らしく、他に行くにはここで乗り物を待たねばならぬのじゃ。
「いらっしゃいませーマグダナラへようこそ、お持ち帰りですか?」
「は、はいっ!お持ち帰ります!」
ぶふーっ!お、「お持ち帰ります」とな…引きこもりじゃったくららにも社会経験をさせてやらねばならんの。
先ほどのように皆当たり前に持っておる機械がないと困ったことになると予想できるから言いくるめて連れてきたのじゃが。
難儀でも面白い旅になりそうじゃ…初めてのふぁーすとふーど注文でがちがちに緊張したくららと、じっと見てくる案内役の絡繰りの前で踊るアホ狸。
これからの旅に思いを馳せつつ、妾は中途リアルでもらっておった機械を売りさばいた金で買ったホノウバガリとかいう食べ物にかぶりついたのじゃった。
…辛ーっ!?

偽ガーディアンズのイナリィと、偽のパシリのショジョジィと。
くららを加えた3人の、初のグラール探索行。
「え?この乗り物はにゅーでいずとかへ行くのではないのかえ…間違ったじゃとー!?降ろせー降ろしてくれーい!」
「お、お客様困ります!外は宇宙空間ですよ!?」
前途多難の珍道中、次はいずこの惑星か。
宴の夜まであと10日。さて。

57 名前: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:13:34.85 ID:hB8un03I [9/10]
支援ありがとうございました。その1はこれにて終了です。登場人物だけざっと紹介をば。

>>50
読みにくいですかね。次回から工夫してみます。どうしておいたらいいでしょ?
決まった文字数で改行とかでいいですかね?

58 名前: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:23:14.78 ID:hB8un03I [10/10]
・イナリィ
天狐。某神に弟子入りした、全国の神社に出張する仕事をしている狐たちの一柱。
今回その仕事があだになり、『大いなる光』の留守番役としてグラールまではるばる出張して
「ヤオロズ」を演じさせられるはめになった。
自分や物の姿形を変化させて人を化かすのが得意で(これはショジョジィも同様)、他にも
能力はいろいろあるが、さすがに星間飛行まではできない。
グラールではその系譜のためかビス子の姿をとるが、本当の姿はよだれかけをつけた尻尾が
四本の白い狐。

・ショジョジィ
化け狸。某寺院での馬鹿騒ぎが原因でその名を知られるようになり、某神社に祀られている。
房総の方言でしゃべるのもあってグラールではGH492の姿をとるが、本当の姿は笠をかぶり杖と
通帳、酒瓶を持ったでっぷり太った狸。腹部に大きな傷跡がある。
千葉弁のため、作者にとっては一番しゃべらせづらかったりする…
PSPo2から出ている祈祷師小夜ちゃんはしばしば「何かとりつかせてしまいました」と言う通り、
こういった妖怪や霊を呼び出してしまっている模様。

・くらら
GRM純正品の、普通のGH450。フォイエとディーガのディスクのみを食べて育った、ステータス
法撃100の純粋合成パシリ。
ガーディアンズの杖合成に使われていたが、サイコウォンドを最後に杖の合成をしなくても
現物が出るようになり、主人はまったく部屋に来なくなった(そもそも主人も合成のためだけ
のキャラで、レベル1のまま)。ライセンスが切れたため部屋はガーディアンズに倉庫として
使われている。
一度も部屋を出たことがなく、部屋の外のことは知識として知ってはいてもまったく理解して
いない世間知らず。
イナリィに社会勉強をさせてやりたいという名目でこれから引っ張り回される予定。
というか解説役とヒント役としていてくれないと作者が困る。

・クニオス&リキッド
不良二人組。クニオスのほうがグラール学園総番の白ラン男(もちろん制服ではない)。
得意技はマッハ・キック(我流で身につけたマシンガンのチャージショット2)。
他にスクリユウ2(我流のシソクテンカイザン)も使える。
リキッドはクニオスのライバル、サグラキ園高校総番。
得意技はマッハ・パンチ(我流で身につけたボッガ・ロバッド1段目)。
他にはニトロアタック(瞬時に間合いを詰めて膝蹴りをたたき込む)も使っている。
PAまがいの技をディスクも使わずこなしてしまうあたり学生にあるまじき身体能力だが、
別にワンオブサウザンドがどうとかはまったく関係ない(そもそもヒューマンである)。
将来ガーディアンズになることがあるなら、相当な猛者になるであろう。


とりあえず文字数をだいたいあわせて改行してみました。

59 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:50:56.26 ID:s/EmMQP5 [10/11]
>>45
投下乙です&保守
されるお仕置きの内容を吟味するPMってファック450位だろうな・・・

60 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/29(金) 23:59:27.05 ID:s/EmMQP5 [11/11]
>>58
投下乙です&保守で60レスっと。
 はたしてくららは無事に(色々な意味で)元居た自室に帰れるので
しょうか・・・。
 読み易く、ですか。 自分の場合は台詞の後に1行空けるとかですか。
そして光の人、キャラお借りしました。 その代わりといっては何ですが、
席を用意しましたので。

61 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:20:03.09 ID:UIfuaw1I
>>42
気にしない気にしない
誰かが埋めればそれでいいわけだしw

ということで>>41の言うようにこっちに投下することにしたのに伴い、
もうちょと長くしてみるテスト。 まあ埋めるために突発的に思いついたものなので
内容のほうは期待しないでくれw

62 名前: 忍法帖【Lv=6,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:29:36.61 ID:rbzZrz9b [1/2]
>>45
投下乙です。
>叩かれるとしたら服の上からか、直接か?
>いやこの際些末な事にはこだわるべきではないのか。
是非そこには拘って頂きたいかと。

>>58
投下乙です。
>え?この乗り物はにゅーでいずとかへ行くのではないのかえ…間違ったじゃとー!?降ろせー降ろしてくれーい!」
やると思ったら、期待を裏切らないドジっぷりにワロス
適度な改行でかなり変わると思いますよ~。

63 名前:440と変なビス男40[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:39:09.20 ID:cEufapd9
新参者で御座います。 
取敢えずきりのいい所まで。

 ミッション?編

 ご主人様曰くのピクニックの後から何事も無く数日が経ちました。 その数日中と言えば
ずっとご主人様と一緒にミッションを周っています。 前回のピクニックと違い、今回は
それ相応に周れる上限のランクに上げての通称遺跡巡り、聖地奪還と呼ばれている任務です。

「んー。 もうそろそろ、いいかしらん? 440ちゃん、今日はお買い物よん」
「またニューディズなので、今日も内容の変わらないミッションだと思ったのですが? 
 相変らずに突然ですね、マスター。 私の都合も考えて下さい。 私の場合は色々と準備が
 あるのですから」
「あら。 ゴメンなさいねぇ」

 そうですよ、ご主人様。 お出掛けするなら、余所行きに着替えないと。 その為に用途別の
スーツを揃えているのですから。 全てデザインは同一ですけど。 同じ外見しかないからこそ
素材や作りにこだわっている分高いので、必ずしも全てのPMがそういった用途別のスーツを
持っている訳ではないのであまり知られていませんが。 

「あら。 奇遇ねぇ」
「何てこったぃ・・・。 言って本当に鉢合わせすなんざ、笑えないねェ・・・。」
「ご主人、来て早々で悪いんだけどぉ、また来るわぁ」
「あ! ちょいとお持ちよ! 挨拶無しで何処行こうってんだぃ! そんなら、行き先位は
 言ってからにしな! この唐変木! 後でアタシん所に顔出すんだよ!」 

 片隅にある骨董品店で、偶然にも女帝とその後ろに控えるご主人サンに出会いました。
たはぅ、と溜息をつく女帝に目もくれずに、ご主人様はいきなり私をお姫様抱っこに抱き上げて
挨拶もそこそこに走り出しました。 女帝の怒鳴り声が遠ざかる中でご主人様の胸に触れている
イヤーパーツに響くご主人様の心臓の音。 右手で帽子を押さえて、そっと左手をご主人様の
胸に添えると心臓の鼓動が伝わります。

64 名前:440と[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:41:43.27 ID:cEufapd9 [2/15]
「マスター。 以前にも言いましたが、かなり恥ずかしいんですが?」
「ゴメンなさいねぇ。 でも、この方が早いのよん。 行き先とかぁ、お店の名前を知られる
 のも避けたかったしぃ」

 ご主人様の視線は足元。 私を抱えたこの状態で転ぶなんて、美しくない事をする訳がないです。
またもや往来でお姫様抱っこ。 本当に恥ずかしいんですよ? 恥ずかしくて降ろして欲しいって、
言葉が出ない程に。 今度は慰謝料に何を請求しよう? そうですね、たまには武器か防具を
モギるのもいいかな。 モギるならS武器と既に宣言済みだし後で倉庫をチェックしよう。

「お邪魔します。 刀匠殿、居られますでしょうか?」
「珍しい客が来るものだな。 それと某は唯の世捨て人だ。 そう呼ばれる程ではない」
「アタシにとって様々な事含めて、美しいと思うからそう呼ぶだけよぉ」
「陰打ちなら一振り。 真打ちの行き先はお主は知っていると踏まえる故に語るまい。
 眼鏡に適うか些かではあるがそれならば」
「見ずとも、アナタを見れば分かるわぁ。 けど、見ないで語るなんて美しくない事はしないわぁ。
 拝見させて頂いても宜しいでしょうか?」

 オウトク・シティを抜けてから降ろしてもらって歩く事数時間。 山奥のうらびれた一軒家が
目的の場所でした。 常にマイペースなご主人様から聞いた、初めての敬語の相手の方は
白いニューディズの着物風の服を着た初老のヒューマンの男性。 暫くして箪笥の前に正座して
引き出しを引いて中から細長い布包みを取り出し、神棚に向き直って恭しく両手で捧げ持ち、
一礼してから布包みを解いて中から現れた白木の棒のような物をビス男に渡します。

65 名前:440と変なビス男42[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:46:02.04 ID:cEufapd9 [3/15]
「拝見仕ります」

 居住まいを正し、正座し直して受け取った白木の棒をヒューマンの方に彼がしたと同じ様に
恭しく両手で捧げ持ち、一礼してから懐からハンカチを取り出して咥え、ゆっくりと刀身を
引き抜きました。 初めて見るフォトンでない、直刃の実剣。 それを何度も向きを変えて
真剣な眼差しで見立てるご主人様。 初めて見る刃とそこに写るご主人様の真剣な眼差し。
 何時の間にか私は見入っていました。 その状態がどれ程続いたか定かでない静寂の中で
チン、と小さく鳴った刃を鞘に戻した音で我に返りました。 そのまま脇に置いてから。

「変わらずの業物、敬服致しました」
「毎度の事でありながら、この時は肝が冷える。 眼鏡に適って重畳」
「んー、これで見合うかしらぁ? 足りないようなら持って来るわぁ」

 刀匠殿と呼ばれた方に一礼して、ご主人様が壊れたかなり古い家具類をナノトランサーから
取り出し始めました。 あと、幾つかのレリック・エッジ。 この為の遺跡巡りでしたか。

「度々の事ながら痛み入る。 これだけでも十分過ぎる故」
「んー。 今回は壊れてたのを見つけたから然程の事でもなかったしぃ、アタシは
 一度出した物を引っ込めるなんて美しくない事はしないわん」
「かたじけない」

 刀匠殿の庵を後にしてからご主人様が教えてくれたのですが、あの武器は刀という名称で
古い家具に使われている金具は刀の材料に適している為、そういった物を探す当てのある
ご主人様の場合は代金よりもそういった家具類や希少な金属等を対価として渡しているとか。

66 名前:440と変なビス男43[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:49:05.96 ID:cEufapd9
「そういえばぁ、さっき何か顔出せとか言ってたわねぇ。 戻ったら行ってみようかしらん」
「あの態度では、あまりいい用件ではないのでは? 理由を付けて断るべきかと?」
「あはは。 その事なら、心配ないわよぉ。 贔屓にしてるお店が一緒って事は何時自分の
 欲しい物を先に買われるか解らないからぁ、それでイライラしてたんだわぁ」
「では何故その贔屓の店から早々に買い物もせずに立ち去ったのですか? 探し物もせずに」
「んー。 あのままだとぉ、どっちかがヤな思いする事になるのが目に見えてたのよねぇ。    
 それならその前に他の場所に行った方がいいじゃなぁい? 知られてない場所にぃ」

 ご主人様がそう言うので、コロニーに戻ったその足で女帝の住まう廃ビルに向かいました。
ニューディズの骨董品や美術品に囲まれたキンズスチェアに座って煙管を吹かしている女帝に
その脇に目を伏せて控えているご主人サン。 ただ、違っていたのは女帝の表情。
 この前の鉢合わせの件で虫の居所が悪いと思っていたのですが、何ともバツが悪いと言うか
口篭るというか、途方に暮れているようにも見えます。

「どうぞ」
「ありがとう、嬉しいわん♪」
「頂きます」

 ご主人サンが運んできたお茶とお茶菓子に見向きもせずに、どことなく目の泳いでる女帝。
深く煙管を吸ってから上を向いて遠い目で紫煙を吐いたと思うと、俯いてたはぅと溜息。
 頭を振って顔を上げ、咥えていた煙管を離してお茶を飲むと、ご主人様を見ます。
どうやら何か決心がついたようですが、ここまで言い淀むというのも珍しいような?

「ビス男、ちょいとお前サンに頼みたい事があるんだがねェ・・・。」
「んー。 アタシに出来る事ならいいわよぉ? 出来る事やらないなんて、美しくないわぁ」
「まあ、笑わないで聞いとくれよ。 アタシだって、何の因果でこんな事を頼む羽目に
 なったんだか、合点がいかないんだからねェ・・・」

67 名前:440と変なビス男44[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:54:15.03 ID:cEufapd9 [5/15]
   回想

「なあ、頼むよ! 無理なのは解かっけど、頼めそうな相手の心当たりは他に無えんだよぉぉ!」
「お前サンだって、ご主人様があん時の、あの人数分の材料集めるのにどんだけ苦労したかは
 アタシに言われるまでもないだろうさね」

 ダァン! 430が両手を付いたテーブルが激しい音と共に振動する。 コロコロコロ。
倒れた湯飲み茶碗が転がり中身が零れる。 ポタッ。 430の目から落ちた涙がテーブルで
弾けた。 ポタッ。 どんどん落ちる滴で大きくなる水溜りは零れたお茶に辿り着く。

「ったりーめーだ! んな事言われなくても解ってっけど、けどよぉ、あんなに楽しそうに
 みんなで一緒に食べるのです、とか元凶の糞ったれな410に作り方を教えるのです、
 とか言ってたご主人様を悲しませたくはないんだよぉぉぉ!」

 物凄い勢いで飛び込んできた狂犬こと、GH430がそのままの勢いで話した頼み事。 
最初に聞いた時点でアタシはキッパリ突っぱねた。  流石に出来もしない事を、安請け合い
する訳にいかないねェ。 いらん期待持たせるのは酷ってもんさね。
 テーブルに両手を付いて涙を流し始めた妹を見てると過去の事を知ってるだけに不憫に思う。
お前サンにゃ、勿体無い位のいいご主人様だったねェ。 確かにアタシもあの後何時かもう一回
やってやろうと準備はしてたけどねェ。 それでもそりゃあ、無理だ。 全然足りないんさね。
 がりがりと後頭部をかいて煙草を火鉢に捨てて愛用の煙管を引き出しに放り込む。 アタシゃ
こういう辛気臭いのは嫌いなんだ。 こっちまで気が滅入っちまうよ、よしとくれ。

「集め切れるか解りゃあしないし、そもそも頼んで引き受けるかどうかすら怪しいねェ。
 そんなんでもよけりゃ、一人心当たりがあるから口利いてやってもいい。 しかも引き受けた 
 としてもどんだけ手間と日数かかるかすりゃ見当つかないときたもんだ」

   回想終了

68 名前:440と変なビス男45[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:56:53.09 ID:cEufapd9 [6/15]
「ビス男なら心当たりがありそうだと見込んで一つ、頼むよ。 XX人分のスキヤキの材料を
 用意しとくれな。 しかもおまけに鍋まで足りないときたもんだ。 鍋はビーストの嬢ちゃん、
 飯店のヒュマ助、仕方が無いんで、今回だきゃあアタシも出すよ。 アンタの事だから鍋、
 持ってんだろ?」
「確かにアタシも持ってるけどぉ、全然足りないじゃなぁい?  この前鉢合わせしたお店に
 置いてなかったかしらん?」
「ビーストの嬢ちゃん、その店で鍋、買ったんさ」
「あら。 いきなり当てが1件消えたわぁ。 あのお店は解り易い場所だから仕方が無いけどぉ」

 美しいものが好きなビス男が骨董品にも詳しいのはこの部屋の物を言い当てたのと、この前の
店での鉢合わせで解ってる。 そうなりゃ、自然とニューディズの文化にも詳しくなる。
それを踏まえて鍋を持ってると見越してカマ賭けたのは当ったからいいとして、問題は別だ。
 鍋持ってるってェ事はコイツも当然、スキヤキは知ってる。 その上であんな人数分の材料を
揃えるのがどんだけ手間かは言うまでも無いねェ。 それを承知で引き受けるかどうかってこった。

「それよりぃ、アタシも今迄でこんな大人数でスキヤキやるなんて聞いた事無いわよぉ? 
 ”襲名式”だってスキヤキならもっと人数絞るしぃ 誰かに跡目継がせる訳でもないわよねぇ?」
「だァほ。 そんな奴がいりゃあ、アタシゃとっくに隠居してるさね。 おちおち、のんびりと
 引っ込んでらんないから、こうして老骨に鞭打ってんだろうが」
「あはは。 そうなのねぇ」
「そんな事ァ、どうでもいい。 事が事だけに期限は切らないし、揃えられたってェなら、
 それなりに礼はさせてもらうよ」

69 名前: 忍法帖【Lv=6,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:57:37.08 ID:rbzZrz9b [2/2]
支援

70 名前:440と変なビス男46[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00:59:44.29 ID:cEufapd9 [7/15]
 まず、探す事からして手間だ。 その上にお目当てが見つかったからといって、必ずしも
売ってくれるたァ限らない。 ”職人”って奴ぁ、頑固モンばっかりだ。 説得するとなりゃあ
骨が折れる。 むしろ出費より手の方が遙かにかかるってこった。 解っちゃいるだけに、
頼むにしても無理強いには出来ないねェ。

「んー、ちょっと聞いてもいいかしらぁ? アタシが断って誰か泣く人いるのかしらん?」
「さあねェ。 いるとすりゃあ、よっぽど普段まともなモン食ってない奴だろうねェ」
「アタシが断って泣かせるのは美しくないわぁ。 けどぉ、こればっかりは実際に集めて
 みないと集めきれるか何とも言えないわぁ。 それでもいいかしらん?」
「元々そういう前提さね」
「じゃ、揃っても揃わなくても連絡はするわねぇ。 あと、心当たりの場所教えて欲しいわぁ」

 430の事を見透かされたと思って一瞬冷や汗もんだったが、おくびにも出さずに飄々と
しらばっくれる。 引き受けてくれたにしても揃えば重畳、最初っから430にもそれでも
いいならと、言ってある。 元はアタシへの頼み事だってェのに貧乏籤ひかせちまったねェ。
アタシじゃあの人数分集めるのが限度だったんだ、後は頼んだよ。

「スキヤキという物がどういう物かは理解しましたが、具体的には何を集めるのですか?」
「そうねぇ、肉、お豆腐、糸蒟蒻、エノキダケ、シイタケ、ネギ、白菜、人参、卵。 
 それにぃ、お鍋も。 んー、用意するお鍋は1個で足りるかしらぁ・・・。」 ※関東版です。
 人参は花状に切って、彩の飾りとしてなので入れない事もあります。

71 名前:440と変なビス男47[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 01:04:11.85 ID:cEufapd9 [8/15]
 そして準備として大量のクーラーボックスを購入。 ナノトランサーに入れておけば鮮度は
保たれますが、食材をそのままで入れる訳にもいかないので。 そして女帝に教えてもらった
女帝が準備した際に行った場所を確認。 何箇所かは既に売約済みとか、今は扱っていないとか
製造していないという店や生産業者もあるそうです。

「んー、最初に一番まとまってる場所からねぇ。 モトゥブで野菜と卵、ニューディズで
 キノコ類とお豆腐、パルムでお肉ねぇ。 問題は糸蒟蒻かしらぁ・・・」
「これだけ種類が多いと分担した方が早いと推測します。 星別に行くのがいいかと」
「そうしたいんだけどぉ、行き先が結構面倒なのとぉ、ちょっかい出して来そうな部署が
 まだ2箇所残ってるいっていうからそこまで距離が離れるのもどうかと思うのよねぇ。
 流石に今回は、助っ人頼むつもりよん」

 自室に着くとご主人様は大量のクーラーボックスを倉庫に移して夕食の材料と助っ人に
渡す分のクーラーボックスを買って帰りに頼んで来ると言って出かけて行きました。
 渡す分のクーラーボックスを買うのはいいとして、断られたらどうするつもりですか?
それに頼むって事は、その助っ人もスキヤキの事を知っているんですよね? まさかとは
思いますが、知らないのをいい事に無理を頼むとかは勘弁して欲しい。

「じゃ、これが行き先の場所のメモと材料入れるクーラーボックスよん。 それと一応は
 携帯端末の方にも場所の地図と詳細送っておくわねぇ」
「あはは。 わかったー。 かえってきたら、れんらくするー」
「じゃ、念の為にメセタ倉庫に入れておくわねぇ。 全部揃ったらご馳走してあげるわぁ。
「あはは。 めせたはたりるー。 わーい。 いてくるねー。 またねー」

72 名前:440と変なビス男48[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 01:06:45.05 ID:cEufapd9
 メモとクーラーボックスをナノトランサーに入れて、携帯端末に転送された内容を
確認するとPMに行き先と用事を告げて、PMが留守番用のフォトンミラージュを
起動させた後に2人して出かけてしまった。 
 残されたビス男は留守番のPMに倉庫の内容を確認してからセレブショコラを幾つか
持ち出して、ケーキ店に改装されているマイルームから自室に戻った。

「ただいまぁ」
「お帰りなさい、マスター。 助っ人の方は引き受けてくれたのですか?」
「んー。 それが頼んで行き先のメモとクーラーボックス渡したら直ぐに行っちゃったわぁ。
 モトゥブ着いたら夕方よねぇ。 流石に夜中に押しかける事はしないと思うけどぉ」
「出発したという事は引き受けたという事ですか。 それにしても随分と行動が早いですね」
「あはは。 あの子の事だから何も考えてないと思うわよぉ」

 買って来た食材をナノトランサーから冷蔵庫に移してビス男がキッチンから戻りがけに
質問に答える。 クーラーボックスを買っていったのは頼んで引き受けてくれるという
確信があったと。 確かに、無駄な買い物などという美しくない事はしませんね。

「それはマスターもヒトの事は言えないと思いますが? ああ、マスターの場合は逆ですね。
 訂正します、一つの事しか考えていませんでしたね。 一体、どっちがいいやら」
「あら。 アタシだって色々考えてるわよぉ? 今だって夕飯の献立とか考えてるしぃ」
「それは普段と何も変わりませんが? むしろ今は他の事は考えないで下さい。 調理に
 差し障りますから。 考え事していたからといって、私の採点は甘くはなりませんので」

  続く

73 名前:440と変なビス男[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 01:19:18.15 ID:cEufapd9
新参者で御座います。
支援有難う御座いました。 そして一箇所タイトル、ミスった・・・。
 遂に引き返せない所まで来てしまいました・・・。 そして多分次は
この前浮かんだネタを投下した後、ミッション編?アナザーサイドの予定で
暫く440とビス男の出番はないかと。

 果たしてビス男はこのスペシャルな難易度のミッションをS評価で達成
出来るのでしょうか? 
 そして、ビス男の頼んだ助っ人とは? ビス男の知り合いだけに果たして
一体どうなる事やら・・・。

 数寄夜忌の席が埋まる時、奇跡は起きる?

お目汚し&駄文投下失礼しました。

74 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 01:42:07.53 ID:Faoa2DgX [1/3]
直刃の実剣…?
まあ楽しみはとっとこう投下乙

75 名前: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 03:10:46.86 ID:+IzMyNIp [1/4]
>>73
投下乙!
キャラは好きに使ってくれてまったく問題ありません。
そういう交流が楽しいと思いますので、遠慮なくやっちゃってください。
しかし襲名式とか跡目とか何気に言ってるあたり、変なビス男の正体ははたして…

歌舞伎の女形?(違)

76 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 04:05:28.86 ID:cEufapd9 [11/15]
>>74
ええ。 何処に繋がるかは細工は流々、仕上げをごろうじろ。
>>75
 クロスオーバーは自分も好きなもので。 そして実はタイムリーだったり
します・・・。
 美しいものが好きなビス男ならやりかねませんな・・・。 結果次第では
数多の女性キャラを敵に回す事になるかもしれませんけど・・・。 

 

77 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 09:35:36.43 ID:znUFhAQi
>>73
投下乙です。
これを置いて行きますね。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +


ぐはっ・・・忍法帖がリセットされてるぜ・・・orz

78 名前:リア充爆発しろ 1/3[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:27:47.60 ID:3WU/tX/Q [1/4]
久しぶりにパシリの事が頭をよぎったためこのスレに来てしまった。
お目汚しに駄文短編投下テロ

「ご主人~仕事しましょうよぉ」
「面倒くせぇからいいや」
「え~今日で4日は外でてませんよぉ」
マイルームでゴロゴロ寝そべってる男とそれをゆすり起こすGH430型のパシリの話である。
「あ~リア充爆発しねぇかな~何で俺には春がこねぇのかね~」
「外でないことには出会いも何もないですよ~仕事~」
「あ~鬱陶しい、そもそも俺は仕事する必要ね~の、無駄な労力はしない主義なのだよ。」
「あ~もう…」

ちなみにこの男はレベル200、しかも所持金は1億メセタオーバー、装備はほぼ最高級品のモノばかり…つまり、廃人である。
金、強さ、モノ、全て手に入れてあるため仕事する必要がないのである。
もっとも、「あるもの」をのぞいてでだが。

「さて、痴漢リニアラインでも見るか」

男がビジフォンの電源を入れて操作をすると、いかがわしいタイトル画面が現れてきた。

「もう、そんなハレンチなもの見ないでくださいよ…」
「フゥハハハ、嫌なら見るな、嫌なら見るな、ウオオオ!」
ビジフォン<イヤーヤメテー…ギシギシ…アンアン…
(うう、またぁこんなもの見て、倫理的におkじゃないですよぉ…)
わざとらしい高いテンションで倫理的(ryな事をする主人
「ハァハァ、ウッ…ふぅ、飽きたな、寝るか」

賢者モードとなった主人は速攻で睡眠モードへと移行してしまった。

「あ~もう…」

最近これが口癖になっているような気がする。
毎回主人は起きるなりに倫理的に(ryなDVDを見ては寝るを繰り返すからだ。
毎日がこんな感じでは溜息しかでない。

「これの後始末するの私なんですから…はぁ…」

パリパリになった紙をゴミ箱に捨てていると
ガバッと急に主人が起き上がった。

「と思ったけど気が変わった。リニアラインで何か出会いがありそうな気がするから行くぞ!」
「またぁ…その出会いの予感が当った例ないじゃないですかぁ」
「可愛い子ちゃんがきっと俺の助けを呼んでいる。待ってろよロリニュマ子15歳タン」
「それ、さっきのDVDの人でしょう…はぁ…」

79 名前:リア充爆発しろ 2/3[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:31:11.73 ID:3WU/tX/Q
ここはリニアライン、新人ガーディアンズが最初に警備が任される事が多い場所である。
警備区域Cで手ごたえがないからと調子に乗った新人ガーディアンズが、よく警備区域Bに突撃してはデルセバンに八つ裂きにされている光景は一昔は珍しくなかった。もっとも最近はそんな新人ガーディアンズも居ないため珍しくなった。

「弱いィ…弱すぎるゥ…デコピンで死におるぞこやつら」
「そりゃあミッションランク考えましょうよ。ここ警備区域Cですよ…」

生態レーダーの反応に別のガーディアンズの反応があった。その付近にはSEEDフォームらしき赤点が無数に存在している。ガーディアンズの反応が徐々に弱くなっているようだ。

「誰か襲われているんでしょうか?」
「こんな所のSEEDフォームにやられるような奴なんぞ、よほどドンくさいんだな」
「レーダーに反応があった場所はすぐ近くですけど警備区域Aの方になってますよ」
「なんだ、道に迷ったただのアホか」
「そんな事言ってないで助けに行きましょうよ~」
「可愛い子なら助ける。そうじゃなければ見捨てる」
「あ~もう…」

「あぐっ…」

触手で吹っ飛ばされて壁に叩きつけられてしまった。
ぐったり倒れたヒュマ子にゆっくりと触手が忍び寄る

「な…ひぃ…いや、いあやあああ!」

触手が全身に絡み付き、体が宙に浮いた。徐々にSEED・ヴィタスとの距離が近づいていく
ヒュマ子が泣き叫ぶ中SEEDヴィタスが大口を開けている。

「あれは、マズいな、捕食される寸前じゃないか。おい、キラーエリートを出せ」
「言われなくても分かってます」

ズビュ
主人が引き金を引くと同時にSEEDヴィタスは蒸発した。

「はいはい雑魚は黙って消えましょうね~大丈夫か?新人」
「は、はい、ありがとうございます!あの…何といっていいのか…」
「それより服が破れているが大丈夫か?」
「あ…キャア…」
「ほらっ俺の上着だ、くさいが我慢しとけ」

80 名前:リア充爆発しろ 3/3[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:34:53.91 ID:3WU/tX/Q [3/4]
主人がヒュマ子と話している光景をパシリが微妙な顔をして眺めていた

(え…これってもしかして予感当っちゃったんじゃ…それで晴れてマイマスターに彼女ができちゃいます?
 何かいい雰囲気だし、変態くさい上にやる気がないマイマスターが珍しくカッコイイ事言ってるし…
 別に変態だけどそこそこ顔はマトモダシ…ケッコウツヨイシ…ソレデリンリテキニおkなテンカイニィ……ギギッ システムダウン)

パシリの頭上に黒い煙のようなものがプスプス出てきている。
妙な未来シミュレートして中央演算処理装置が熱暴走起こしてしまったため、パシリは卒倒してしまった。

「あの、よければパートナーカード交換してもらえないでしょうか?」
「ああ、悪い、しばらく使って無いからカード携帯してないんだ…っておい、何で倒れてんだお前」
「それじゃあせめて連絡先とかは…あっ!」
「悪いな、ちょっと急用ができた。この辺のエネミーは根絶やしにしてやったから帰りは多分大丈夫だ。じゃあな!」

主人が倒れたパシリを担いで嵐のように去っていく様をヒュマ子はぼ~っと眺めていた。

「あ~、カッコイイ人だったのになぁ…」

ここはマイルーム

「あ~リア充爆発しねぇかな~何で俺に春がこねぇのかな~」
「マイマスターには一生春はきませんよぉ~ふふっ」
「てめぇ…人の不幸を何笑ってやがる…」
「別に笑ってなんかいませんよぉ?」
「まぁいいや、寝よう」
「はい、おやすみ、マイマスター」

「やっぱり一生外に出てもらわない方がいいのかな…」

終わり。


81 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:44:34.83 ID:3WU/tX/Q [4/4]
エロくない展開に持っていこうと思ったけど変態とエロは紙一ェ…(殴
ちょっと悪乗りしてヴィタスさんに頑張ってもらいたい衝動を我慢したでござる

ネタはもう一つあるけど駄文はおなかいっぱいだよね('A`)

82 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:47:14.76 ID:cEufapd9 [12/15]
>>77
 飯店内の話の時以上の出来になるよう努力致します・・・。
その前に先ずはアナザーサイド編とミッション?編を書き上げないと・・。
アナザーサイド編、書き終わりません・・・。 何故か今迄の本編よりも
長いような気がしてます・・・。

 それと今迄書き終わっている分でも、これって欠陥じゃ?だったらいっその
事でわんわんサンドにしちゃえというノリでわんわんが増殖中です・・・。
 この先もこんな傾向が続いてわんわんが増えそうなのですが、皆々様方
それでも構わないでしょうか? 色々組み替えてバリエーションを作るのが
好きなもので・・・。

83 名前: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:55:52.36 ID:+IzMyNIp [2/4]
>>81
投下乙。
俺は面白いと思ったぜ。もう一つも待っておこうッ

あと痴漢リニアライン貸して。

84 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 18:57:00.02 ID:cEufapd9
>>81
投下乙です。
 ヴィタスさんに頑張ってもらい過ぎると別スレ行きとなるので寧ろ自重で
おkかと。
 最初読んでいてこれはもしや『』氏か変態氏の何れでは?と思ったのですが
確かお2方共PMは帽子様だと思ったので悩んだり。 本命は『』氏かと。
 そんな事を言わずに投下でいいかと。 長さと内容共々更なる駄文を投下
している自分がいますし。

85 名前: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 19:06:07.34 ID:+IzMyNIp
>>82
なんでもかんでもワンオブ(ryというのはさすがに美しくないのでは?
GRMの「製品」だとはいえ故障を防ぐため多少ゆとりはもたせるもの、がっちり決められるものではないはずですし。

あと手前味噌ですが、設定上誰でも持っているご都合主義こと『大いなる光』でそのへんは全部代用できるので。
絶対に起こりえないことでないのなら、人の意志で生み出されたか否かにかかわらず、ただの偶然でいいと思うのです。
まあ「平行世界である」という最終手段があるので、各自好きにやってかまわないような気もしますが。

86 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 19:15:23.89 ID:Faoa2DgX [2/3]
>>81
むしろ大好きなノリなんで期待する

87 名前: 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 19:37:54.81 ID:cEufapd9 [14/15]
>>85
 確かに。 わんわん達は早々有り得ない確率で有り得ない欠陥があるから
こそのあの性能である訳ですし。 それに大抵わんわんには悲劇がつきもの
なのでそういった点でも度の過ぎる悲劇は美しくないですな。
 特にビス男の話には似合わないような気がします。 という訳で既にネタで
やらかした読み切りはともかくとして、アナザーサイド編は修正しよう。 

88 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 20:36:29.09 ID:znUFhAQi [2/2]
>>81
投下乙ですよ。
なんだかんだでパシリが大事な主人に萌え。
過去作品にはもっと倫理に迫るのもあったと思いますので、まだセーフかと。

>>82
>>85
>>87
少しネタバレになってしまいますが・・・
実は私もわんわんサンドの大量発生はどうかと思ってまして、でも、ここに出演されて
いるパシリにも、色々な個性や特徴があって。
なら、それを、それとな~く?裏付ける話は出来ないか?と思い立ち、現在執筆中です。
早急に仕上げて今日or明日にでも投下したいと思います。
一つの並行世界としてお読み頂ければ幸いです。

89 名前: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 21:11:31.42 ID:cEufapd9
>>85
>>88
 PCを落として夕飯を食べていてふと気が付きました。
強さや個性を出すにしても、必ずしもわんわんサンドでなければいけないと
いう事は無いという事に。 自分の考えた設定でも、自分の好きな設定でも
いいんじゃないか?という事ですな。 修正してやる!(byウォンry
 そういう事なら元TRPG人の自分にはアドバンテージがあるのです。
伊達に妄想で何人ものキャラの一生涯を築いてませんから。

90 名前: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/30(土) 21:34:07.20 ID:+IzMyNIp [4/4]
>>89
そう そのとおり!なかなか りかいがはやい。
まあ、別に個性あったり強くなきゃいけないわけじゃないし、
ローカルルールの多発は後から読む人にとっては障害になるのでほどほどに。

妖怪出しといて言うのもなんですがね!w

91 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 22:18:30.46 ID:uxU8tbbJ
>>84
 『俺はもう年単位で投下してないし、ROM専になってるぜ!』
440「1週間に1度とかのペースで溜まってるログまとめて読むぐらいですよね」
 『PSUはイルミナスぐらいから全然やってないけど、このスレだけは……パシリだけはッ!』
440「そんなに好きなんですか……」
 『あぁ、そうだとも。 俺はパシリを……お前を……愛しているんだぁあああああああッ!!』

 


440「やだきもい」

92 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 22:37:56.59 ID:Faoa2DgX [3/3]
>>91
よし帰って来てくれ

93 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00:10:46.52 ID:p1EBI9wb
人が書いてるものに横槍入れて変えさせたあげく上から目線とかどんだけだよ

94 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00:25:56.27 ID:GpvkwUuc
変えさせたワロス

95 名前: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/31(日) 01:54:35.75 ID:EJ3iNfHt
何時の時代も人の流れは一方向に限られる。逆流は有り得ないのだ。
それが前か、後か、右か、左か、と言う事は些細な事象に過ぎない。どちらでも良いのだ。
自分から見れば前かもしれないが、向かい側に居る誰かにとっては後ろかもしれないのだから。
流れの後から来た者は先に進む者を敬い、先に進む者は後から来た者に手を差し伸べる。
流れの後から来た者が先に進む者を追い越すことはあっても、先に進むものは後から来た者の後ろに回ることは無い。
無理に流れに抗えば、一時は逆流した気になるだろう。
しかし、それは錯覚で、ただ立ち止まっているに過ぎないのだ。

まあ、何が言いたかったかと言うと、ぬるぽ。

96 名前:ちかんりにあらいんぱしりのごご[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 02:31:05.06 ID:XktsiKt0
パルム。夕方のラッシュアワータイム。
通勤帰りの一般市民にまぎれて明らかに場違いな二人。
ガーディアンズの御主人とマシナリーのパシリ。
満員電車でギュウギュウな二人であった。

パシリ「あの…?御主人様…何でミッションの帰りがリニアラインなのでしょうか…」
御主人「あの…その、ついマイショップで最新武器買いすぎてメセタがもう無い…」
パシリ「… … …ま、まあ仕方ありませんね。たまにはこう言うのもいいかもです」

(ぎゅー)
ここぞとばかりに御主人様に密着するパシリ。


御主人「あ、あのパシリさん?いくら満員とは言え密着しすぎでは…?」
パシリ「ふ…ふえ!そそそ、そんな事はありません!これは満員電車で仕方がない事ですよ!」
御主人「あの…パシリの身長だと…そのあたっ…」
パシリ「(うー!あててんのよ!)」


>>83
こうですかわかりません!><

97 名前: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 [sage] 投稿日:2011/07/31(日) 02:37:29.93 ID:m/4pWB1B [1/26]
>>91
是非この機会に復活を。 勝手にキャラお借りしておいて言うのもなんですが

98 名前:これが普通なのでしょうか?1[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 02:58:45.94 ID:m/4pWB1B [2/26]
新参者で御座います。
 何気に思い付いたネタが書き終わったので投下。 容量が13Kと結構
あったので支援して頂けると助かります。

 ガーディアンズ及びPMを支給される職場にて働いている皆さん、
貴方方のPMは普段貴方達と、どの様な接し方をしているでしょうか?
 まあ、これは僕と一緒にいるPMの場合でして、こういった接し方が
普通かどうかと、ちょっと他の方々に聞いてみようと。 と、いうのも

「お洗濯する物は以上ですね?」
「篭の中で全部だよ・・・」

 僕がいる時は洗濯をする前には必ず声をかけてくる。 というか
僕が脱ぐまで待っている。 いや、流石に今着てる服まで目の前で
脱いで渡せないって・・・。
 しかも常に手洗い。 洗濯板なんて今迄知らなかったよ。
それでも洗濯機と変わらない速度ってPMって凄いなぁ。

「何時も手洗いなんだね」
「はい。 ご主人様のお洋服を他に任せる訳にはいきませんから」

 何時も手洗いなので何となしに聞いてみたんだけど、洗濯機に
対抗心? いや、洗濯機に任せられないって責任感なのかなぁ。

99 名前:これが普通なのでしょうか?2[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:00:21.26 ID:m/4pWB1B [3/26]
「ご主人様、お食事が出来ました」
「ありがとう。 じゃ、いただきます」
「はい。 どうぞ、召し上がれ」

 何時もながら食事の支度をしてくれるのは殆ど料理の出来ない僕に
とっては大変にありがたいけど、常に料理の皿でテーブルの上は一杯で
で毎日フルコースを食べてるのと変わらない。 更には。

「新しい献立がサイトにアップしていましたので作ってみました。
 是非、味見をお願いします。 どうぞ」

 煮物の小鉢から野菜を一切れ箸で掴んで、僕の口元に運び、僕が
口を開けるまで待つ。
 ヴィジホンでの料理番組、献立等のサイト、料理雑誌などで新しい
料理を憶えては憶えたてのメニューを作ってそれを理由にその都度僕に
「あーん」をさせる。

「お弁当を準備しましたので、こちらをどうぞ。 一緒に行けない
 私の代わりに」
「連れていけなくて、ごねんね」

 PM同行不可のミッションに行く時は常にお弁当を渡してくれる。
メッセージを添えて。 前にケチャップで描かれたハートマークを
同僚に見られた時などは「何だ、この気合の入った愛妻弁当は?
愛されてるねぇ」と散々冷やかされた。 でも、ああ言って渡されると
どんなに恥ずかしくても断れない。

100 名前:これが普通なのでしょうか?3[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:02:04.13 ID:m/4pWB1B [4/26]
「ご主人様、お背中お流しします」
「・・・・ありがとう・・・・」

 風呂の時も必ず背中を流しに来る。 最初はバスタオル1枚で。
流石にその格好はまずいと断ったら、次の日は水着を着てきた。
 恥ずかしいので辞退したら、しゃがみ込んで両手で顔を覆って
「私じゃ、お役に立てませんか?」とずっと泣かれて今に至る。

「不束者ですが、宜しくお願い致します」
「何時も言ってるけど、それ違うって・・・」

 寝る時は先にベッドの上で正座して三つ指ついて待っている。
それもネグリジェ、ベビードール、キャミソール、その他の
コスプレまで毎日違う格好で。 どうやら僕が毎回違うと
言っているのを僕の趣味が違うと思っているみたいだ。
その台詞は寝る時の挨拶じゃないって言ってるだけなんだけどなぁ。

「おはよう」
「おはようございます、ご主人様」

 毎朝起きると必ず僕の手を両手で握る。 こうやって様々な
バイタルチェックを行っているらしい。 確かにミッションの
途中で体調を崩すなどは命取りに為り得る。 でも、だんだん
僕の手を掴んだ両手が454の胸元に近づいてる様な気がする。

101 名前:これが普通なのでしょうか?4[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:04:14.73 ID:m/4pWB1B
「随分増えたね・・・。」
「はい。 ですので、新しいパネルを飾る場所を空ける為に全部
 一回り小さい物に替えるつもりです」

 最初は初めてミッションに一緒に行った時の写真を写真立てに
入れてヴィジホンの横に置いたら、僕の写真をパネルにして壁に
飾り始めた。 今では壁の一面がパネルで埋まっている。
 最初は本立てに一冊だけのアルバムも、今では本棚に日付け毎に
整理されて並び、全部収まりきれなくなる日も近いだろう。

「レスタッ、レスタッ、レスタッ もう、お怪我はありませんか?
 ご主人様」
「ありがとう、最初の一回目で全快したよ」

 ミッションに連れて行けば最初にアグタール、デフバール、
ゾディアール、レティアール、ギ・レスタをかけて一寸でも怪我を
すれば3連レスタ、状態異常になれば即座にレジェネ。
 あれ? GH454ってステータスアップの補助テクニックと
ギ・レスタにレジェネって使えたっけ?

102 名前:これが普通なのでしょうか?5[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:06:25.02 ID:m/4pWB1B [6/26]
「それじゃ、行ってくるよ」
「行ってらっしゃいませ、ご主人様。 お声のかかるその日を
 何時までも楽しみにお待ちしております」

 知り合いに誘われてミッションに連れて行けない時とかに
出掛けにそう言われるとちょっと心が痛む。 僕の所のPMが
特別なのか聞いてみたいけど、これが普通だと言われると
恥ずかしいので、人に聞く訳にもいかない。 それとこの部屋を
他人に見られるのは一寸、いやかなり恥ずかしい。

「何時も家事とかしてくれて、お疲れ様」
「ご主人様のお傍でお仕えするのはPMとして当然の事ですので。
 ご主人様にお声をかけて頂くだけでご飯10杯はいけます」

 常に家事とか率先してやってくれるし、ミッション中のサポートで
かなり助かってる。 僕の言う事はちゃんと聞いてくれるんだけど、
何て言うか、常に全開全力? 「おはよう」とかの普通の挨拶だけで
ご飯10杯いけるとか言われても・・・。

「今日は久しぶりにミッションの予定も無いなぁ」

 ヴィジホンでメールのチェック中に受信した優先度Aのメール。
Aだと緊急という程でもないけど、ミッションを受諾していないなら
最優先。 開封して内容を確認する。 内容は「至急PM同伴にて
ガーディアンズ本部に来られたし」 急いで向かうとミーナさんに
指名との事を伝えられ直ぐにミーティングルームに通された。

103 名前:これが普通なのでしょうか?6[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:09:28.02 ID:m/4pWB1B
「僕に名指しの指名でのミッションですか?」
「はい。 星霊の導きがありますように」

 ミーティングルームでGH454と待っているとルウさんが
入って来た。 ルウさんが来るって事は特別な事なんだろうか。

「詳細は私が説明します」

 ミッションの内容はモトゥブでの原生生物の駆除。 僕が指名の
理由は原生生物が暴れている付近の依頼主の遠縁に当たるから?
 僕にはモトゥブに縁者はいない旨をルウさんに話す。 理由と
しては知り合いの方が頼み易いっていうのは解るけど、心当たりが
無いんだけどなぁ。

「確かに腑に落ちない点はありますが、事件性が無い以上は個人の
 プライバシーは尊重されます」

 うん、理由も無しに犯罪者みたいに尋問する訳にはいかないよね。
僕だって、そんな事をされるのは嫌だ。 それに困っている人を
疑うのもどうかと思う。 

「内容確認しました。 任務地を確認の後向かいます」
「それではお願いします」

104 名前: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:10:47.21 ID:EJ3iNfHt [2/29]
支援~

105 名前:これが普通なのでしょうか?7[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:11:33.31 ID:m/4pWB1B [8/26]
 ミーティングルームを後にして、ガーディアンズ支部間の直行
シャトルの窓口に向かう。 行き先はモトゥブ支部。 着いて
直ぐに指定の場所に向かう。 ガレニガレ鉱山の奥の方の場所が
指定された位置だけど鉱山って、鉱夫の知り合いって尚更僕には
いないんだけどなぁ。 

「じゃあ、行こうか」
「はい。 ご主人様」

 GH454が上げ補助4種類+ギ・レスタをかけ終わってから
スライサーとシャグをナノトランサーから取り出し、GH454が
ロッドを持ち替えて鉱山の奥へと向かう。 向かう途中にそれらしい
原生生物の姿は見えない。 辺りを見回してもそれらしい生物の姿が
見えないので念の為にGH454にも確認する。

「この辺りにそれらしい生物、いるかな?」
「いいえ、反応はありません。 2人っきりですね、ご主人様」

 いや、確かに意味は合ってるんだけど。 何かニュアンス的に違う
意味に聞こえたんだけど・・・。 何で、そこで目を伏せるかなぁ。

106 名前:これが普通なのでしょうか?8[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:14:46.37 ID:m/4pWB1B [9/26]
「駆除の依頼が来る筈だから、相当数がいると思ったんだけどなぁ」
「他のガーディアンズの方が既に駆除したとか?」
「それなら僕を名指しで指名する意味が無いよね?」
「確かにそうですね。 最奥に巣があってそこに集まっているとか?」
「一箇所にまとまってるなら探す手間は省けていいけど、数次第で
 一寸厄介かなぁ」

 暫く歩いて広間の様な場所に着いた。 先の方にかなり頑丈そうな
扉が見える。 扉の色からするとロックは開いているみたいだけど。
 扉に近づくと左右にスライドして開いた。 かなり分厚い扉だなぁ。
扉の先もちょっとした広間になってるみたいだ。

「きゃっ!」
「え? しまった! 454!」

 僕が扉の先に進んだ時に僕の後ろを歩いていたGH454の悲鳴が
聞こえたので振り返ると扉が閉まりきる寸前の隙間からトラバサミに
かかったGH454の姿が見えた。 僕が通った時に作動しないのは
遠隔操作だったんだろう。 ゴッ! 後ろから頭を思いっきり固い物で
殴られた。 意識が遠のく・・・。 454、ごめん・・・。

107 名前:これが普通なのでしょうか?9[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:18:29.38 ID:m/4pWB1B [10/26]
「お目覚めのようですね」
「45・・・。 うっ・・・。」

 目が覚めると僕は後ろ手に縛られて、地面に転がされていた。
まだ殴られた後頭部がズキズキしている。 やっとの事で体を起こすと
見慣れない黒い服のヒューマンの男が立っていた。 側にモニターや
幾つかの機材がある。 

「454は! 貴方は誰だ! 何故、僕を拘束する必要がある?
「必要? そうですね、意趣返しを大人しく見物して貰う為とでも
 しておきましょうか」
「意趣返し? 僕が貴方に何をしたと言うんだ!」
「ふむ。 私とは直接対面したのはこれが初めてですから、心当たりが
 思い浮かばなくても当然かと」

 男が機材を操作するとモニターが作動し、倒れて麻痺していた
GH454が起き上がる所を映し出す。 どんどんとGH454の
周りに集まる戦闘用マシナリーとローグスらしき連中の姿も。

「454に何をする気だっ!」
「なに、ちょっと壊れてもらうだけですよ」
「ふざけるなっ!」
「ふざけてなどいませんよ、これが私の仕事ですから。 最も前回のせいで
 まともに動けずに他所の手を借りていますけどね」

108 名前:これが普通なのでしょうか?10[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:20:24.99 ID:m/4pWB1B [11/26]
 ヨロヨロと立ち上がった454が辺りを見回す。 見渡す限りの
マシナリーとローグスの一群。 既に武器を454に構えている者、
射撃兵器の発射準備をして454に照準を合わせているマシナリー達。

「454、逃げろっ!」
「ご主人様っ! そちらにおられましたかっ!」
「そうされても困ります。 折角のお膳立てが無駄になりますから」

 男が機材を操作すると閉ざされた扉の前、GH454に見えるように
モニターが上からスライドしてきた。 映っているのは縛られて地面で
上半身を起こしたご主人様。 ご主人様が見ている方のモニターにも
地面の上の自分が映っているモニターとそれを見ているGH454の
後姿が映っている。 互いに互いを人質に取られた・・・。

「卑怯だぞっ!」
「陳腐な。 せめて狡猾と言ってください」
「ご主人様に何て事をっ!」
 
 GH454から溢れ出た光の奔流。 沸き立つ怒りがどんどんと
エネルギーに変換されてブラストゲージを満たしていく。

109 名前:これが普通なのでしょうか?11[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:22:34.74 ID:m/4pWB1B
   コール:SUVウエポン シュトルムバスター
   辺り一体が炎に包まれる。 燃えながら逃げ惑うローグス達

「今、行きます! ご主人様っ!」

   コール:SUVウエポン パラディ・カタラクト
   一面に光の柱が降り注ぐ。 凍結して動けないマシナリー達

「私はご主人様を助けるっ!」

   コール:SUVウエポン ブリッツアタッカー
   横薙ぎの膨大な熱量。 辺り一体全ての動くものが沈黙した

「邪魔しないでっ!」

   コール:SUVウエポン グロームアタッカー
   収束された光条が扉に向かう。 赤熱化し急速に冷される扉
 
「ご主人様を返せっ!」

   コール:SUVウエポン ヘーゲルアタッカー
   水平な弾丸の集中豪雨。 蜂の巣になり扉の先の光が漏れる

「こんな扉っ!」
   コール:SUVウエポン メテオアタッカー
   叩きつけられる巨大な拳。 頑強な扉が跡形も無く砕け散る

110 名前: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/31(日) 03:33:12.94 ID:EJ3iNfHt [3/29]
再支援~

111 名前:これが普通なのでしょうか?12[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 04:07:44.58 ID:m/4pWB1B [13/26]
 PMの名はGH454。 ご主人様はガーディアンズ。
ごく普通の2人はごく普通に出会い、ごく普通にPMを進化させ、
ごく普通に第4形態に進化しました。
たった一つ違っていたのは、GH454はオートメチック回路搭載
だったのです。
 こんにゃくとミルクを増幅&増強し、自分で自分のシステムを
書き換えてしまう程に。

「ご主人様っ、ご無事ですか!」
「454っ!」
「馬鹿なっ! あの扉が破られるとはっ! またしても私の邪魔を
 するのですか! ビス男っ!」

 454がご主人様を抱き起こし腕の拘束を外してると男は檄昂して
懐から銃を取り出してご主人様に銃口を向ける。
 だが、銃口を向けられたご主人様は溜息をつくと冷静に一つの真実を
男に告げる。

「いや、人違いだし」
「え?」
「僕の名前はニュマ男。 最後の一文字がルとレで違うんだけど?」
「馬鹿なっ? そんな筈は・・・」

 銃をナノトランサーに仕舞って入れ替えに携帯端末を取り出して
操作してビス男の画像を呼び出し、ニュマ男と見比べる。
 黒のナツメ・レプカ、ショートカットの黒髪、そこまでは同じ。
かなりの遠距離から写したらしく、解像度が悪いが顔立ちも似てるけど、
よくよく目をこらして見ると耳が違う。

112 名前:これが普通なのでしょうか?13[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 04:10:20.28 ID:m/4pWB1B
「ね?」
「人違いと? それじゃ、私は一体・・・」
「人違いでご主人様を、こんな目に遭わせたのかー!」

 再び454から溢れ出た光の奔流。 心頭の怒りが先程以上の
早さでエネルギーに変換されてブラストゲージを満たしていく。

  コール:SUVウエポン ギガスファウスト
  神速の鉄拳が放たれる。 撥ねられた男が盛大に宙に舞った

「これが本当の鉄拳制裁だね」
「レスタッ レスタッ レスタッ ご主人様、お怪我は大丈夫ですか?」
「お陰で治ったよ。 ありがとう。 さて、報告するかな」

 ガーディアンズ本部に通信を繋げて事の顛末を報告する。
男を縛って暫くするとモトゥブ支部のルウが現れた。
 男を渡して今回の一件の記録ログも提出する。 ルウは暫く周りを
歩いて状況を記録してから記録ログのコピーを僕に渡して男を連れて
支部に戻って行った。 今回の件は一応後日に報告書の提出となった。

113 名前:これが普通なのでしょうか?14[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 04:11:48.06 ID:m/4pWB1B
「何か随分と色々な事があった日だなぁ。 454、帰ろうか」
「はい、ご主人様。 あ・・・」

 ふらついた454を支えてやる。 先程の影響だろうか?
えらい無茶してたみたいだもんなぁ。 454を横抱きに抱き抱える。

「無理しなくていいよ。 何処かで休んでいこう」

 ご主人様にお姫様抱っこ、そんな状態で何処かで休んでいこう・・・。
どんどんと進んで行く想像。 やがて。

「不束者ですが、宜しくお願い致します」
「何でそんな台詞が出るのかな? って寝てるし。 やっぱり寝る前の
 挨拶って憶えてるのかなぁ」

 こうして公安部衛生処理課の意趣返しは課長の拘束という形を以って
ビス男達の知らぬ間に幕を閉じるのであった。 ここまで大掛かりな事が
公になった上に責任者の拘束と相成り、恐らく衛生処理課は総裁の命の
元に査察が入るだろう。 万全を期した筈の準備が仇になったのだ。
 今迄行ってきた事が露呈すれば解体すら在りえるだろう。 彼らの手で
闇に消されたPM達の魂に安らぎのあらん事を。
 後日ニュマ男はジャッジメント・コートに着替えて髪を金髪に染め、
その結果、彼の部屋の壁一面のパネルが総入れ替えになったという。

114 名前:これが普通なのでしょうか?[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 04:17:52.81 ID:m/4pWB1B [16/26]
新参者で御座います。
 支援有難う御座いました。 書いていてこんなに長くなるとは思っても
いなかったのですが・・・。

 書き終わってみてふと、思ったのがこのニュマ男結構天然というか鈍感?
これってセイバーマリオネット? 因みに自分はJよりもR派です。

お目汚し&駄文投下失礼しました。

115 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 07:56:03.33 ID:ZzelNtHE
>>92,97
じゃあ何か思いついたら書いてみる、……かもしれない

ああ、あと、うちの連中でよけりゃ好きに使ってもらって全然構わないよ
人様のところで動いてるのを見るのも楽しいんだよねw

 

>>96
痴漢っていうか、パシリが痴女wwwwww

 『これなんてエロゲ? まだ売ってる?』
440「早速全力でネット検索するのはやめてください」
 『あ、そうだ! 440よ! 今度、俺と一緒に満員のリニアライ──』
──パァンッ!
440「救急車になら乗ってもいいですよ?」
 『ゴ、ゴメンナサイ……』


>>114
「オートメチック回路」でもしやと思ったら、やっぱりかw 懐かしいな……

 『献身的なパシリだなあ、羨ましいなあ(チラッチラッ』
440「……う、何か嫌な視線が……それに寒気が……」
 『何ッ! それはいかん! 俺が暖めてやろう! 全裸で──』
──ぼぅん!
 『ばーにんぐッ?!(悲鳴』
440「炎上してるご主人様で暖を取るので大丈夫です(ニコッ」

116 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 12:03:44.74 ID:C9YwrgeG
ちかんりにあらいん最高でした


>>114
投下乙
長いのを夜中に乙だわ
セイバーマリオネットは知らんがローゼンみたいなもんだろか…

117 名前: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/07/31(日) 14:30:16.78 ID:EJ3iNfHt
>>96
投下乙。
前が膨らんでしまって降りるに降りれなくなるんですね、分かります。

>>114
投下乙。
ご主人鈍過ぎワロスw


さて、私も書き上がったのでこれより投下したいと思います。
さる怖いよぅ・・・さる・・・orz

118 名前:ワンオブサウザンド? 1[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 14:31:13.05 ID:EJ3iNfHt

「~~♪、よしっと、これで終わり♪」

ご主人様からお預りしたアイテムの整理が終わり、ふと時計を見ると
既に日付は変わり、1時を過ぎようとしていた。
いつもならご主人様も手伝ってくれるのだが、今日はかなりハードな
ミッションに行かれていたらしく、「もう限界」と先にお休みになられていた。

私は戸締まりを確認してショップの照明を落とし、寝室へ移動すると
手早く寝巻に着替え、すやすやと寝息を立てるご主人様の横に潜り込む。

ご主人様はヒューマン女性の中でも割と小柄なため、部屋に設置された
普通サイズのベッドだとかなりスペースが余るので、いつも寝るときは
同じ布団なのだ。至福のひと時である。

「~~♪、ご主人様、おやすみなさい。」

私はご主人様を起こしてしまわないように小さな声でそう告げ、瞳を
閉じると、程なく眠りに落ちて行った。

 

119 名前:ワンオブサウザンド? 1[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 14:32:28.52 ID:EJ3iNfHt [6/29]


・・・
「――――――――」
「――――――――――――」

誰かが話をしていた。
回りの景色がぼんやりと視界に入る。
やがて視界がはっきりしてくると、目の前に広がっていたのは宇宙空間独特の
満面の星空だった。
シャトルか何かで移動しているようだ。

「―――――――――――――――――」
「――――――――――」

また、誰かが話をした。
しかし、不思議な事に、誰かがすぐ傍で話をしているのは分かるのだが、
声が果てしなく遠くに聞こえ、何を話しているのかは分からなかった。
窓に映り込む人影に気付き、そちらに目をやろうとしたが、何故か視線が
動かなかったが、ガラスに大きく映り込むご主人様の顔だけは分かった。

私はご主人様に「どうされたのですか?」と声を掛けようとしたのだが、
口は開かず声も出ない。まるで自分の体はそこに無く、カメラの映像だけを
眺めている感覚に陥った。

「―――――――――――――」
「―――――――――――」

会話はまだ続いていた。
ふと、私はある事に気付いた。
自分の意思とは関係なく、自分の口が動いている感覚があるのだ。
そして、ガラスに映るご主人様の口元も、それに合せて動いているではないか。

「――――――――――」
「―――――――――部屋を借りましょう。」

声が段々と鮮明になり、ご主人様の声が自分の中から響く。
それに合わせるかのように手や足、呼吸や心臓の鼓動まで、あらゆる感覚
が鮮明になってくる。
マシナリーの私はオイルの循環こそあるものの、循環ポンプと心臓の鼓動
は程遠い。何故自分の体から心臓の鼓動を感じるのだろう?

そんな事を考えていると視界はやがてブラックアウトし、気が付けば、何処かの
部屋に立っていた。

 

120 名前:ワンオブサウザンド? 3[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 14:35:18.09 ID:EJ3iNfHt [7/29]

「よし、分かった。お手柔らかに頼む。」


背後から知らない男性の声が聞こえた。
しかし、私は何故かその知らない筈の声に懐かしさや悲しさ、色々と複雑に
混じり合った何かを感じていた。
それを確認しようと思い口を開こうとするが、やはり自分の意志ではどうにも
ならなかったので、諦めて静観することにした。

「いいえ、容赦はしないわよ。今のあなたには負ける気がしないから、
 全力で来て頂戴。」


自分の中からご主人様の声が響く。
私はあり得ないと思いつつも一つの仮定に辿り着く。
私は今、ご主人様の中にいるのではないか?

「ハッ、なかなか言うねぇ・・・・おりゃぁぁぁ!!」


声と共に背後からの殺気を感じ、跳ねるように体が動く。
自分の意志とは関係なく、ナノトランサーから何かを抜き出し、殺気の元を
受け止める。
自分には到底真似できない研ぎ澄まされた達人の動きに、私は自分の仮定が
正しいのだと認識した。

「不意打ちでその程度?甘いわねっ!」


流れるような動きで抜き様に切りつける。
ナノトランサーから抜き出した何かは私が予想した通り、ご主人様愛用の
アオリユウだった。
その動きで、知らない筈の「誰か」の顔が視界に入る。

―――――――!!
私はこの人を知っている。
しかし、この人が誰だったかはいくら考えても思い出せなかった。

そうして暫く斬撃の応酬が続き、一瞬の静寂の後、勝負は決まった。

「参った、俺の負けだ。敵わなねぇな。」

勝負は私――――いや、ご主人様の勝ちだった。
誰かの中に存在する自分と言う奇妙な感覚に軽い眩暈を覚える。
まるで、ご主人様の記憶を見ているような気がする――――

 





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