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パシリと変態

目次

  • #01 男   「ただいまー」...
  • #02 男   「ただいま~」...
  • #03 男   「よし、それじゃ行くか、忘れ物無いか?」...
  • #04 男   「むう・・・・・」...
  • #05 男   「('A`)」...
  • #06 男   「なぁなぁパシリ」...
  • #07 男   「なぁなぁ、ガーディアンズには超合体ロボとかないのか?」...
  • #08 パシリ通信特別企画...
  • #09 男   「・・・・・・・・・・」...

#01


パシリ 「おかえりなさい変態」
男   「・・・・・おま・・・いきなりご主人様を変態呼ばわりするなよ・・・」
パシリ 「事実でしょう変態」
男   「変態変態言うな!」
パシリ 「私が人型になった時、何をしたか忘れたわけじゃないでしょう」
男   「いや、あれは、お前、その・・・」
パシリ 「人型になったと見るや否やルパンダイブなんて、ガーディアンズが聞いてあきれます」
男   「いやいやいや、だってお前さ」
男   「今迄可愛がって一緒に暮らして来た奴がある日突然幼女になってさ」
男   「「ありがとうございますあなたのおかげで大きくなれました」なんて言ってきたらそらお前誰だってキターーーーーー(゚∀゚)って思うぜ?」
男   「「お礼を・・・あの・・・私・・・こんな事しかできませんけど・・・」みたいな!?」
パシリ 「合成作業が済んでますよ、確認してください」
男   「・・・・おま・・・人の話を・・・」
パシリ 「アゲハセンバ、属性値は50%です」
男   「え!!嘘!!まじで!!!!」
パシリ 「嘘です、はい、これがアゲハセンバです」
男   「・・・・あの・・・これ・・・・」
パシリ 「モノメイトですね、苦労しましたよ」
男   「はぁ・・・お前毎度の事ながらなんでこう失敗ばっかするかねぇ」
パシリ 「そう思うならもっと良い物食べさせてください、いつもいつも古いのばっかじゃ気が滅入ります」
男   「贅沢言うな、そもそもお前が合成成功しないから俺はいつまで経っても貧乏なんじゃないか」
パシリ 「なんでもかんでも合成につぎ込みすぎです、
     属性装備だって他のガーディアンズの方から買っていれば今頃もっと裕福な暮らしができたでしょうに」
男   「いや、まぁそうなんだけどさ・・・・」
パシリ 「分かったらこれからはもっと堅実に・・・」
男   「お前が作った物の方が、なんつうか・・・いいじゃん・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・はぁ」
男   「なんだよ、なんか言いたいのかよ」
パシリ 「なんでもありません、ほら、早く寝ないと、明日の任務は早いですよ」
男   「ぬお!もうこんな時間か!早く寝ないと!!おやすみー!!」
パシリ 「はい、お休みなさい、変態」


・・・・・・・・・


男   「マヤさん、ああ・・・そんなぁ・・・・・むにゃむにゃ・・・」
パシリ 「・・・・はぁ・・・なんで私はこんな変態の事を・・・」
男   「ん~・・・むにゃむにゃ・・・」
パシリ 「沢山お金があればガーディアンズからPMを買いとれるらしいけど・・・」
パシリ 「合成・・・・頑張らないとな・・・」
男   「マヤさーーーん!!!FOOOOOOOO!!!」
パシリ 「・・・・・・・・・はぁ」

男   「んじゃ行ってくるぞ」
パシリ 「いってらっしゃいませ、変態」
男   「・・・おま・・・だから・・」

パシュ~・・・ガチョン!!
扉が閉まりロックされる、扉の外が騒がしいが気にしない

パシリ 「さてっと・・・・」

パシリの平日は忙しい
主人に頼まれた合成や店番等は勿論だが
それ以外にも部屋の掃除、炊事・洗濯等の家事
さらには主人宛のメールをチェックしたり主人に必要と思われる情報の収集も行わなければならない

パシリ 「まぁうちはショップ開いてないからまだ楽かな」
パシリ 「え~っと、ご主人様宛のメールはっと・・・・」

ニューマン36歳人妻です・キャス子、今度合いませんか?・ビス子1○才だよ☆

様々なピンクいメールが表示される
あの変態め・・・またどこぞのアダルトサイトに登録したに違いない・・・・
全部ゴミ箱に放り込み受信禁止アドレスに登録する、まったく・・・

パシリ 「よしと・・・次は掃除ね」

部屋全体をくまなく掃除していく
ちなみにベットの下は掃除禁止区域だ
別に分かってるし気にしなくてもと思うが本人曰く「男の純情」が汚されるらしい

パシリ「まぁそんな事知ったこっちゃないですけどね」

ベットの下のお宝を引っ張り出しベットの下も丁重に掃除していく、
こういう所が一番虫や雑菌が繁殖しやすいのだ
一通り綺麗にした後元通りに直しておく
一度直し忘れた事があったがその時の(゚Д゚)・・・・とした顔は忘れられない
一晩中なんかもじもじして気持ち悪かったのでそれ以後きちんと戻す事にしている
パシリ 「後は・・・合成かぁ・・・」

正直これが一番苦手だ
なんというか成功する気がしない
大体大規模な軍事工場の精密機械で製造するような物を手作りしちゃおうという発想からして間違っている

パシリ 「ぐだぐだ言っててもしょうがないか・・・」

とりあえず製造に取り掛かる
・・・・・・・・・・・・・
お、なんか今日は調子いいな・・・このまま成功しちゃうんじゃ・・・?
心なしか属性も高そうな気もするし・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
成功したら・・・ご主人様褒めてくれるかなぁ・・・
高属性だったら凄い値段になるって言うし・・・・・
そしたらガーディアンズから私を買って貰って・・・そして・・・・

パシリ 「~~~~~~~~イヤホーーーーウ!!!!」

バキィ!!!ショボボーン・・・・

パシリ 「あ・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・


男   「で・・・また失敗したと」
パシリ 「はい・・・」
男   「まぁ今日に始まった事でも無いけどさ・・・はぁ・・・」
パシリ 「・・・・ご主人様のせいです・・・」
男   「うん?何か言ったか?」
パシリ 「なんでもありません!!この変態!!!」
男   「・・・なんで俺が怒られるんだ・・・?」


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#02

男   「ただいま~」
パシリ 「おかえりなさ~い♪ご主人様ぁ☆」
男   「・・・・・・・」

うわ、なにその目、
「うわ・・・なにやっちゃってんの・・・」
とでも言いたげなドン引きした目は

パシュ~・・・・

うわ・・・扉閉めやがった、OKOK、やり直しね、はいはい

男   「ただいま~」
パシリ 「おかえりなさいませ、変態」
男   「変態変態言うなって言ってるだろ・・・まったく・・・」
パシリ 「事実でしょう、言われたくなかったらもっとキチンとしてください、変態」

いつも通りの会話が始まる、
先ほどの事は無かった事にされている、
まったく、人が恥を忍んでたまにはかわいらしく出迎えてやろうというのにこの変態は・・・
丁度夕飯時だったのですぐに食事の支度をする、今日はカレーだ
・・・・・変態の物に大量のホットベリーソースを加える、これくらい当然だ

男   「・・・なんか今日辛くね?」
パシリ 「いつもと同じですよ」
男   「そうか・・・?モグモグモグ・・・」

・・・結構危険な量を入れたつもりだったのだが少々辛がっただけで変態は意外と普通に食べている
辛いの好きだったっけ?まぁいいや、私もご飯を食べる、相変わらず古めだが嫌いでは無い

パシリ 「あの・・・ご主人様?」
男   「ムグムグ・・・ん?なんだ?」
パシリ 「ガーディアンズライセンスの更新案内が来ているのですが・・・」

ガーディアンズライセンスは一定期間毎に更新しなければライセンスが無効にされる
・・・・今回の更新は波乱を呼んでいる
色々問題はあるがその最たる物がライセンス新規登録、更新毎にお金を取られるという事・・・
そのお金を使いガーディアンズ達の施設や装備、
ガーディアンズへのサービス等の充実をはかるということだが具体的にどう良くなるのかも発表されていないし
結局そういった施設の利用等にもお金がかかるのでは無いかという意見もあり
・・・・正直今の段階ではただお金を取られ損では無いのかという印象だ、
事実多くのガーディアンズ達がこれを機に引退を表明している

・・・・・・・
もし、ご主人様がライセンスを更新しなければ私はまた初期化され又新しい主人の下に送り届けられる
・・・私達パシリにとっては酷い話だが実際そうなっているのだからしょうがない
今の記憶を無くして・・・・ご主人様と離れて・・・・
そんな事を考えると気が気では無い・・・・

男   「ああ、さっき済ませてきたよ」
パシリ 「・・・・・へ・・・?あ・・・そうですか・・・」
男   「うん、モグモグモグ・・・・」

・・・・・・・・あれ?
あれ?何?この流れ・・・?普通、
変態  「ああ・・・実は・・・これを機に引退しようかと思ってるんだ・・」
私   「そ、そんな・・・わ、私は!?私はどうなるんですか!?」
変態  「・・・・・済まない・・・・」
とかいう流れになるんじゃないの?そして・・・
私   「いや!!私ご主人様と離れたくない!!!ずっと一緒にいたい!!!」
変態  「パシリ・・・俺・・・俺も!パシリと離れたく無いよ!!!」
私   「ご主人様~~~~!!」
変態  「パシリ・・・愛してるよ・・・・」
私   「ご主人・・・様・・・」
とかこうなって・・・それから・・・それから・・・

男   「・・・い・・・おい!どうしたんだ?」
パシリ 「・・・・へ?あ!は、はい!?なんですか?ご主人様」
男   「なんだじゃないよ・・・ぼけーっとして、食べないのか?」
パシリ 「え・・・、あ、ああいえ、食べますよ?勿論」

すっかり手が止まっていたようだ、慌ててご飯を口に運んでいく



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男   「なんだ?更新しない方が良かったのか?」
パシリ 「そういうわけではありませんが・・・」
パシリ 「色々制度が変わりましたので・・・ご主人様はどうするのかとずっと考えていましたから」
男   「ん~、まぁ確かに色々変わったがなぁ、金取られるのは痛いし・・・」
男   「とはいえ、せっかくガーディアンズに入ったんだし・・・それに・・・」
パシリ 「それに・・・?」
男   「・・・・・・・・・・」
パシリ 「・・・・?」
男   「あ~・・・貧乏には慣れてるからな、少しくらい稼ぎが減っても平気さ」
パシリ 「まぁ・・・そうですね」

貧乏の原因は主に合成をショボーンしまくる私にあるが懲りずになんでも合成に注ぎ込むご主人様にも責任はある
・・・まぁここは何も言うまい、
実際合成に使っているだけで金の入りは普通なのだ、
今迄も三食ペロリーメイトとかいう事もあったが命の危険を感じるような事は無かったし問題無いといえば問題無い

男   「ま・・・なんつうかあれだ・・・」
パシリ 「はい?」

ご飯を食べ終わったご主人様が席を立ち台所にお皿を持っていく

男   「・・・・これからも、よろしくな・・・」
パシリ 「・・・・はい、これからもよろしくお願いします・・・変態」
男   「・・・・・」

ご主人様が笑ってるのが分かる
多分私も笑っているのだろう
これからも一緒・・・ずっと・・・ずっと一緒だ・・・・


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#03-

男   「よし、それじゃ行くか、忘れ物無いか?」
パシリ 「どこかの変態じゃあるまいし、抜かりはありません」
男   「・・・あのさ・・・だからその変態って言うのは・・・」

パシュ~・・・・・・ガチョン!
扉を閉めロックする、なんか聞こえた気もするが気にしない

今日はご主人様と一緒に任務だ
なんでもパルム平原のSEEDに汚染された原生生物を鎮圧しにいくらしい
日々散々酷使しておいて戦闘にまでかりだされるのだからパシリはやっていられない
・・・・・・まぁ家で合成してるより戦闘の方がましかな・・・
なにより・・・

男   「お姉さ~~ん!!僕と一緒にボッガ・ダンガしませんか!?」
お姉さん「え・・?あの・・・ボッガ・ダンガって・・・あの・・・?」
男   「ああ分かりませんか、なに、大丈夫、僕が手取り足取り教えてあげますよ」
お姉さん「あ・・・ちょ、ちょっと・・・何・・・」
男   「さあ、あそこのホテルで僕のグロームバスターをぶるぉ!!!!」

愛用のシッガ・アムザが火を吹く

パシリ 「お姉さん、お怪我はありませんか?」
お姉さん「あ、ありがとう・・・あの、あなたは・・・」
パシリ 「通りすがりのPMです名乗る程の物ではありません、では・・・」
お姉さん「あ・・・・・」

変態を引きずりシャトル乗り場を目指す
この変態を家の外でも見張れるのだから良しとしよう


・・・・・・・・・・・・・・・


シャトルとフライヤーを乗り継ぎパルム平原に到着する
途中変態が大事な物(アナウンサー・ハル、ドキドキ☆水着写真集)を忘れたから戻ろうと言い出したが却下して連れてきた

男   「はぁ・・・俺のハルちゃん・・・」
パシリ 「そんなもの持ち歩かないでください変態」
男   「・・・はぁ・・・」

写真集を忘れたのが結構ショックだったのか何も言い返してこない
家族の写真を持ち歩くガーディアンズは多いが
アイドルの写真集を肌身離さず持ち歩くのはこの変態くらいだろう

パシリ 「ほら、しっかりしてください、そろそろ危険区域ですよ」
男   「ぬ・・・・」
ぐってりしながらもナノトランサーから武器を取り出す

パシリ 「・・・・・・・やっぱそれなんですね」
男   「・・・お前が合成成功しないからだろ」

ご主人様の武器「ハリセン」は私が合成成功した数少ない装備の一つだ
なんでよりによってこんなのがと思ったがこれが意外と強い
ご主人様が「ハリセンとかねーよwwww」とか言ってどうせなら強化屋でドゴォォォォンさせてしまおうとしていたが
何の因果か+10まで成功してしまったせいで手放すに手放せなくなっている
神々しい輝きを放つハリセンを手に凄い微妙な顔をしてとぼとぼ帰ってきたのを覚えている

パシリ 「まぁ・・・強いんだから良いじゃないですか」
男   「うん・・・まぁな・・・」

ギャアアアアオ!!

男   「・・・!」

ご主人様の顔が引き締まる、汚染された原生生物・・・敵だ

男   「援護しろ、行くぞ!」
パシリ 「はい」
男   「はぁ!!」

スパァァァァン!!!!

パシリ 「・・・・・・・」
男   「せぇい!!!」

スパァァァン!!!!スパァァァァァァァン!!!!!

・・・・・・
やっぱ合成頑張らないとなぁと改めて思いながら
ハリセンを片手に奮戦する変態を薄目で見つめつつ援護していく

スパァァァァン!!

・・・・・・
しかしこうして見ていると我が主人ながら見事だ
敵の攻撃を最小限の動きでかわし、流れるように敵にツッコミ・・・もとい攻撃を浴びせていく
防具も私の作ったカールラインだと言うのに敵の攻撃を恐れず冷静に対処し、次々と敵を沈めていく・・・・ハリセンで・・・

スパァァァァァァァァン!!!

男   「ふう・・・」
パシリ 「今ので最後ですね、ミッション成功です、お疲れ様でした」
男   「おう、いやはや今日も俺はかっこ良かったねぇ」
パシリ 「そうですね、なかなか良いツッコミでした」
男   「あ~うんそうだね、ハリセンだしね、ってなんでやね~ん!!」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・・・・」
男   「・・・・・・・・・・・・・・・」
男   「・・・・・・・あの、その・・・・なんていうか、ごめんなさい・・・」
パシリ 「・・・・・・・」
男   「・・・・・ん?なんだ?妙な顔して、怪我でもしたか?」
パシリ 「いえ・・・・そうではないのですが・・・」
男   「んじゃなんだよ?まだ写真集の事でなんかあるのか?」
パシリ 「・・・・・・あの、ご主人様?」
男   「お・・・?なんだよ・・・?」
パシリ 「ご主人様は他のガーディアンズの方から装備を買われないのですか?」
男   「それ、前に言っただろ?・・・お前の作った物のが良いって・・・」
パシリ 「それは・・・ありがたいというか、あれなのですが・・・」
パシリ 「ですが、今のご主人様ならもっと良い装備ができるはずです、
     装備が強くなればもっと戦闘も楽になりますし、そしたら生活とかももっと・・・」
男   「いや・・・でもこれ結構強いぞ・・・不本意だが・・・」

ご主人様がハリセンを手に微妙な顔をして言う

パシリ 「そっちは・・・まぁ・・・そうですが・・・」
パシリ 「でも・・・防具の方は・・・」
男   「ああ、これか・・・」

ご主人様の防具は未だカールラインだ
何度かメイガラインを作ろうとしたが悉く失敗し
とりあえずこれをと言う事で作った物だ

男   「ん~でもまぁこれでも結構強度あるし・・・」

確かにそうだ、いかにカールラインといえども生身と比べれば全身防弾ベストを着込んでいるほど防御力が上がるのだ
どこぞの馬鹿がエアボードで車道に飛び出し車に跳ねらた事故があったが
シールドラインをつけていたおかげで軽症で済んだらしい
支給品とはいえカールラインも立派なシールドライン、生半可な攻撃じゃびくともしない


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パシリ 「でも・・・上位の物なら強度ももっと上がりますし・・・」
男   「ん~・・・まぁそれはそうなんだが・・・」
男   「ほれ、「心頭滅却すれば火もまた涼し」って言うだろ?」
パシリ 「・・・・それは根性でなんとかするという事ですか?」
男   「馬鹿を言うな、俺は「マッスルトレーナー」を二日で投げた男だぞ」

マッスルトレーナーはご主人様が通販で買ったトレーニングマシンだ
一日5分、一ヶ月続ければマッスルボディ、これでビーチの美女を独り占め!!!
という謳い文句につられ買ったのだが買ってから三日目には「だるい」とやらなくなり
今や倉庫の中で埃を被っている

パシリ 「根性も無いんじゃ・・・なおさらだめじゃないですか・・・」
男   「だから俺の根性じゃなくて・・・」

ポン

ご主人様が私の頭に手を乗せる

パシリ 「・・・・・?」
男   「お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くないさ」

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

パシリ 「~~~~~~~んななななああなあななあああ!!」

バキャア!!!

男   「おぶぅ!!!」
パシリ 「なあなあなな何を言ってるんですか!!この変態!!!」
男   「何って・・・だから俺は・・・」
パシリ 「うるさい!!氏ね!!この!変態!!ド変態!!!」
男   「あだ!こら、やめろ!!いた!痛い!ごめん!!ごめんなさい!!」


・・・・・・・・・・・・・


男   「うう・・・なんで俺がこんな目に・・・」
パシリ 「自業自得です・・・この変態・・・」
男   「なんだよ~~・・・俺なんか変な事言ったか・・・?」
パシリ 「・・・・・・はぁ」

普段は変態のくせして時折あんなセリフをはいてくるからこの変態は油断できない
しかも意味を深く考えずにさらっと言うものだから尚更性質が悪い

パシリ 「ですが・・・気持ちがどうとか言っても・・・やはり危険です・・・」
男   「フォトンは使用者の精神、心に応じて効果が左右されるんだ、お気に入りの奴のが良いだろ?」
パシリ 「ですが・・・・」
男   「なんだ?心配してくれるのか?」
パシリ 「んな!?わ、私は・・・別に・・・」
男   「ま、心配なら頑張って合成成功させてくれよな」
パシリ 「・・・・・・・・・はぁ」

やはり私が作った物意外はつける気は無いらしい
うれしいやらプレッシャーがかかるやら
まったく、手間のかかるご主人様だ・・・・
でも・・・お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くない・・・か・・・
私、信頼されてるのかな・・・?
いやいやいや・・・どんな攻撃でも~~とか言ってるんだから・・・それ以上・・・・?
さりげなくご主人様に寄り添いながら帰路につく

パシリ 「ふん、ふ~ん・・・♪」
男   「なんだ?ニヤニヤして・・・なんか良い事でもあったか?」
パシリ 「別に、なんでもありませんよ、変態」
男   「・・・だから・・・む!!」

突然ご主人様が戦闘時の様に真剣な顔で振り返る
何事かと思いご主人様が見ている方を見てみると
ミニスカートの女性がスカートを押さえて恥ずかしそうに周囲を見回していた

男   「白か・・・きつそうな外見に似合わず清純派・・・フフフフフ・・・」
パシリ 「・・・・・・・」

バキィ!!!!

男   「うぶぁ!!」


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#04-

男   「むう・・・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・」
男   「これは・・・・無いな・・・・」

ガーディアンズコロニーの夜・・・
変態が飾ったオキク・ドールを見るなりそんな事を言う
女の子の人形と言うだけで喜び勇んで買ってきたのだが・・・・

男   「・・・・売るか」
パシリ 「また無駄使いをして・・・、大体女の子の人形だと言うだけで買うからこうなるのです変態」
男   「馬鹿を言うな、女の子の人形と聞いて買わない男が何処に居る」
パシリ 「ちゃんと説明書きを読んでください、いかにも危なそうな物じゃないですか」
男   「馬鹿だなぁそういう「私・・・呪われてるのよ・・・?それでもいいの・・・?」みたいな感じがいいんじゃないか」
男   「「君のためなら呪いの一つや二つ跳ね返してみせるさ」「・・・そんな事言われたの・・・初めてです・・・」みたいなさぁ!!」
パシリ 「じゃあこれを後生大事に持っててください、良い感じのオーラ出してますよ」

ゴゴゴゴゴゴ・・・・

なんかルームグッズらしからぬオーラを出している、ヤバイ、これはヤバイ、本能が危険だと叫んでいる、なんか髪伸びてる気がするし

男   「いや・・・これはだめだろう・・・・」
男   「俺のスナイホウもさすがにこいつは射程外だと言っている」

変態もヤバイものを感じているらしく買ったばかりのオキク・ドールをさっさと売りに行った
普通はどんな物でも買ってくれるのだがさすがに気味が悪いと断られたのでゴミ捨て場に捨ててきたらしい

パシリ 「はぁ・・・ただでさえ貧乏だと言うのにこの変態は」
男   「むう・・・・俺の美少女センサーも衰えたか・・・」

まったく反省している様子は無い、明日のご飯はペロリーメイトに決定だ

ピコン・・・・
・・・・・・・?
メールだ、こんな時間に珍しい、え~っと差出人は・・・・と

オキク・題名なし

・・・・・・・・・・・え?
ピコン・・・・
またメールが・・・・

オキク・題名なし

・・・・・・・・・・・・

ピコン・・・オキク・・・・ピコン・・オキク・・ピコン・ピコン・ピコン
ピコンピコンピコンピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコ

パシリ 「おおおおおああああああくぁwせdrftgyふじこlp;」

大慌てでビジフォンの電源を切り後ろで見ていた変態にしがみつく、勢い余ってオンブの様な形になっている

パシリ 「ごごごごご主人様?いいいい、今のは一体・・・」
男   「おおおおおおおおお落ち着け、ここ、これは孔明の罠だ!!」

気が動転してわけの分からない事を口走っている

ドン!!

男&パシリ「ひっ!!!」

突如部屋のドアが強く叩かれる

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!

男&パシリ「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・
その日は二人抱き合う様にしてベットで震えていた・・・
姿だけ見ればとてもストロベリーな光景だが当の二人は死刑執行前の囚人の様な気分だ
私にとっては貞操の危機でもあるわけだが命には代えられない
さすがの変態もあれこれする気になれ無いのか私を強く抱きしめるだけで特に何もしなかった


・・・・・・・・・・・・・・・


結局ほとんど眠れないまま夜を明かした次の日・・・

男   「あ・・・開けるぞ・・・」
パシリ 「はい・・・・どうぞ・・・」

変態はハリセン・・・私はシッガ・アムザを手に緊張した趣でドアの横に立っていた
変態が指で合図する・・・3・・・2・・・1・・・・

パシュ~~

開くと同時に武器を構えドアの前に躍り出る
・・・・・・・・・・・・何も無い・・・・・

男   「・・・は・・・はは・・・そうだよな、何もあるわけないよな・・・」
パシリ 「そ、そうですよね、はは、は・・・・・」

パシュ~ン

通路に出ると大通りの方から人の行き交う音が聞こえる、いつもと同じ・・・見慣れた風景だ
完全武装した自分達が無性に恥ずかしくなりすぐに武器をしまう

男   「はぁ~・・・・まったく・・・酷い目にあったぜ」
パシリ 「あなたのせいでしょう、変態、・・・・・・・ひっ!!!!!!」

「それ」を見つけ・・・私は思わず息を飲む

男   「!!!な、なんだよ驚かせ・・・・・・・・・・・・」

どさり・・・・変態はそれを見るなり気を失った・・・・
昨日までは綺麗だった私達の部屋のドアには・・・
血のように真っ赤な、子供の様に小さな手の後が・・・びっしりとついていたのでした・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


あなたの部屋に「オキク・ドール」は置いてありますか?
もし・・・置いてあったら、それは捨てたりしない方が良いかもしれません
でないと・・・・・・・・・・・


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#05

男   「('A`)」
パシリ 「・・・・・・・」
男   「('A`)」
パシリ 「・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・

パシリ 「あの・・・・ご主人様?」
男   「('A`)?」
パシリ 「だるいのは分かりますがそのあからさまに嫌そうな顔はお止めください」
男   「ぬ~ん・・・・・とはいえなぁ・・・・」

今日はニューデイズの聖地、エガムでの任務・・・
ここにもSEEDが出たので駆除して欲しいとの事だ
報酬も高かったので喜んで受けたのだが・・・・

男   「まさかこんなに遠いとは・・・・・」
パシリ 「まぁ・・・・確かに・・・・もう随分と歩きましたね」

ここら辺は「テンゴウグ」等危険な飛行生物が居る為フライヤーが使えない
そのため聖地に行くためにはタンゼ巡礼路を通り延々と歩いて行かないといけないのだ
ご主人様は早々にへばり、以来ずっと('A`)な感じだ・・・・

男   「('A`)」
パシリ 「ご主人様?知ってますか?」
男   「('A`)?」
パシリ 「聖地エガムに居る雑貨屋さんは凄く美人らしいですよ」
男   「('A`)!」
パシリ 「しかも遠路はるばるやってきた旅人を癒すためいつも水着だとか」
男   「イヤホーーーーウ!!!!!」

ズドドドドドドドドドド・・・・・

・・・・・・・・
凄い勢いで走っていった・・・・・
こんな嘘に引っ掛かる変態が自分のご主人様だと思うと泣けてくるがとりあえずこれで無事目的地にはつけそうだ


・・・・・・・聖地エガム・・・・・・・・


男   「パシリの嘘つき!!!!!!」
パシリ 「はいはい、すいませんでした、で、目的地はあそこですね」

雑貨屋さん(キャスト男)を横目にさっさと遺跡の中に入る
変態もぶつぶつ文句を言いながらついてくる

パシリ 「聖地と言っても中は他のレリクスと同じなんですね」
男   「ん~そうだなぁ、俺はてっきり巫女さんがわんさか居るもんだと思ってたが」
パシリ 「あなたにとっての聖地は聞いてません、変態」
男   「なぬぅ!?これ以上の聖地がどこにあ・・・・」

ギャオオオオオオオオオオ

パシリ 「ほら無駄話してないで行きますよ」
男   「むう・・・・後で巫女さんの素晴らしさをたっぷり教えてくれる!」


・・・・・・・・・・・・


男   「ふう・・・」
パシリ 「これで半分くらいですね」
男   「やっと半分か・・・・('A`)」

遺跡の中は思ったより広くSEEDの数も多い
変態は早くも('A`)な顔に逆戻りしているがとりあえず大した危険は無さそうだ

ギャオオオオオオオオオ

男   「まーた来たよ・・・・・やれやれ、人気者は辛いねぇ」
パシリ 「油断しないでください、ご主人様」
男   「分かってるよ、ほれ行くぞ!」


・・・・・アガタ・レリクス最深部・・・・・


パシリ 「うふぇふぇふぇふぇ・・・・」
男   「・・・・・・・・・・・」

すりすりすり・・・・・

パシリ 「んふふ~~~、ご主人様~~♪」
男   「・・・・・・・・・」

前略
今私はとても幸せです

パシリ 「くふ~~~・・・・・」
男   「・・・・zzzzzz」

・・・・・・・
つい先ほどの事
SEEDを順調に倒しもう少しで任務完了という所でご主人様がオルアカが放った光弾を食らった
敵の残りは私が片付け任務は無事終了したのだがご主人様に声を掛けようと振り返った所・・・

男   「zzzzzzz」

ご主人様が立ったまま眠っていた・・・・・
オルアカの光弾には睡眠効果があり、それをもろに食らったご主人様は夢の中、というわけだ
ソルアトマイザーがあれば治療できるのだが生憎手持ちが無かったため自然に目覚めるのを待つ事にした、
さすがに立ったままはあれだったので横に寝かした後
待ってる間暇だったので、最初はつっついたり(;:.@益@)な顔にしたりして遊んでいたのだが・・・・・

パシリ 「ご主人様ぁ♪」
男   「・・・・zzzzz」

どうせいつもできない事をするならと思う存分甘える事にした

すりすりすり・・・・・

抱きついて思う存分頬擦りする・・・・至福・・・・
寝てる人にあれこれするのはどうなのよと迷ったのだが、どこからか

「倫理的におk」

という声が聞こえた気がしてなにかが切れた

パシリ 「ん~・・・・ご主人様も黙ってればカッコイイのになぁ・・・」
男   「zzzzzzz・・・・」

ご主人様の顔を至近距離でまじまじと見つめる
ご主人様は変態だが顔は悪くない
ガーディアンズとしての腕もそこそこなので女性ガーディアンズ達からも意外と人気があるらしい
・・・・まぁいざ話してみるとあまりの変態ぶりにドン引きされて終わるらしいが・・・・

パシリ 「ん・・・・ご主人様・・・・」
男   「zzzzz・・・・・」

一通り堪能した後いよいよ唇を奪いにかかる
普段ならいくらご主人様が寝ててもこんな事絶対にしないだろうが
「倫理的におk」を味方につけた私は止まら無いぜ!!ヒャッホーーーイ!!!!

パシリ 「ご主人・・・・様・・・・」
男   「zzz・・・・・・・・・」

後少し・・・・もうちょっとで私の・・・・フォーストキスを・・・・

男   「zz・・・・ん、ぬ・・・・パシリ・・・?」
パシリ 「!!!!!!!!!!!」

ご主人様が起きた・・・!!!

パシリ 「~~~~~~~~そおい!!!!!」
男   「アダーーーーー!!!」

至近距離から助走無しでヘッドバットをお見舞いする

男   「うおおああおおおお、な、何をする!!パシリ!!!」
パシリ 「なななななな、何をするじゃありません!あなたがいくら経っても起きないからでしょう、変態!」
男   「う・・・?あれ・・・?俺、寝てたのか・・・?」
パシリ 「ええ、最後の最後で光弾を食らって、良く寝ていましたよ」
男   「うお・・・1時間近くも寝てたのか・・・」

・・・・・・そんなに長い間堪能していたのか・・・我ながら反省

パシリ 「さ、任務も終わりましたし帰りますよ」
男   「ん・・・なんか服がやたらごわごわしてる気がするが・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・」
男   「髪もなんかぼさぼさだし・・・」
パシリ 「・・・・す、凄い寝相でしたからね、「マヤさ~~~~ん!!!FOOOOOOOOO!!」とか言ってましたし」
男   「なぬ!?一体どんな夢を・・・・やはり・・・マヤさんと、あんな事やこんな事を・・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・」
男   「ああああ!もう!!なんでもうちょっと寝かしてくれなかったんだよ!!」
パシリ 「それはこっちのセリフです!!!!」


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#06

男   「なぁなぁパシリ」
パシリ 「はい?なんですか?」
男   「パシリって夢とかなんかやりたい事みたいなのってあるのか?」

突然ご主人様がそんな事を言い出す

パシリ 「夢ですか・・・」

夢・・・か・・・夢といえばやはり

私   「ご主人様♪ご飯ができましたよ」
変態  「ああ、いつもおいしいご飯をありがとうパシリ」
私   「そんな・・・ご主人様のためですから・・・」
変態  「パシリ・・・・」

私をグッと抱き寄せるご主人様

私   「あ・・・ご、ご主人様・・・」
私   「だめです・・・ご飯、冷めちゃいますよ・・・」
変態  「ご飯は冷めても、僕等の愛は冷めはしないよ・・・」
私   「ご主人様・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・

パシリ 「とりあえず変態のご主人様を矯正する事でしょうか」
男   「へいへい、他にはなんか無いのか?」

妄想は置いといて現実を見つめる・・・・少し泣きたくなる
変態も変態で最近は「変態」と言っても言い返して来ない程変態が馴染んでいるのがまた泣ける

パシリ 「後は・・・・そうですね」
パシリ 「お金を貯めてガーディアンズから独立する事でしょうか」

PMはガーディアンズ、正式には製造元のGRM社の備品だ、仕えている主人の物では無い
ご主人様はガーディアンズを辞める気は無いらしいが
それでも事故や怪我等で引退を余儀無くされる事が無いとも限らない
独立しておくに越した事は無い

男   「うん?」
パシリ 「・・・・・・・?」

変態が(゚Д゚)?とした顔でこちらを見ている

パシリ 「いえ・・・・ですからガーディアンズから独立を・・・」
男   「いや・・・だからそれ、こないだ支払い終わったじゃないか」
パシリ 「・・・・・・はい?」

今度は私が(゚Д゚)?とした顔でご主人様を見る

男   「えっと・・・・ほれ、これだこれ」

ご主人様が出した紙には
「PM所有権譲渡証明証」とちゃんと書かれていた・・・

パシリ 「え・・・・これ・・・で、でも、お金は?こんなに貧乏なのに・・・」
男   「・・・・あれ・・・?知らないのか?」
男   「ガーディアンズに入る時、PMを買い取るか買い取らないか選択できてだな」
男   「んで、買い取るを選択すると基本給から金が天引きされる代わり一定期間勤めた後PMの所有権が譲渡されるってわけだ」
男   「まぁ別に選ばなくても金さえあれば一括払いでドーンと買えるけどな」

・・・・・
基本給はミッション報酬等とは別のガーディアンズに所属している事で貰える給料の事だ
通常生活費等に消えているがそれなりの額が支給されている
・・・・・少ないとは思っていたがどうせ変態が無駄使いしてる物とばかり思っていた

パシリ 「で、でも・・・凄い大金だって・・・凄腕のガーディアンズが全財産使ってやっと買えたって有名な話ですよ?」
男   「ああ・・・ありゃ昔の話だろ?」
男   「昔はPMを買うって考え自体無かったからな、『本当はダメだけどどうしてもって言うなら』って事でかなり吹っかけられたらしい」
男   「ま、そんな事があったからこそ今のPMを買い取れる制度ができたんだけどな、有り難い話だ」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・・・」

当たり前と言えば当たり前の話だ
いくら貴重な物とは言えお金さえあれば新しく作れる物だ、
別に愛着が有る訳でもなし・・・お金を積まれて無理につっぱねる理由は無い
減った分はまた新しく作ればいいのだ、
・・・・・・・・
最近では殉職した主人の後を追い自殺するPMもいるわ
初期化されるのを恐れて逃げ回るPMもいるわで回収できないケースも少なくない
どうせ戻ってこないならお金を貰えた方が良いに決まってる

パシリ 「じゃあ・・・ほんとに・・・」
男   「うむ、まぁ正確には独立じゃなくて俺に所有権が移っただけだけどな」

ご主人様の・・・・私は、ご主人様の・・・・物・・・・・

パシリ 「な、なんでそんな大事な事を言わないんですか!!この変態!!!」
男   「むお!?だ、だって知ってるものとばかり思ってたから・・・」
パシリ 「事実私は知りませんでした!大事な事はちゃんと確認してください!」
男   「は、はい・・・すいませんでした・・・・」

私の剣幕に押され素直に謝る変態
まったく・・・・この変態はいつもどこか抜けてるんだから
・・・・・・・・・・
・・・でも・・・・これで正真正銘ご主人様とずっと一緒に・・・・

パシリ 「あの・・・ご主人様・・・」
男   「は、はい・・?」
パシリ 「その・・・これからも・・・よろしくお願いしますね・・・」
男   「お・・・おお、そうだな、よろしく・・・・」
パシリ 「それで・・・・」
男   「・・・・?」

・・・・・・・・・・
どうしよう・・・・いくか・・・?いっちゃおうか・・・?
・・・前々から決めていた事だ・・・・

私   「ご主人様、私を買ってくださって有り難う御座います」
変態  「君のためならこれくらいなんてことないさ・・・」
私   「あの・・・それで・・・ご主人様・・・」
変態  「なんだい?」
私   「正式にご主人様の物になったわけですし・・・・その・・」
私   「私を・・・抱いてください・・・ご主人様の物という証を・・・ください・・・」
変態  「それは、でも・・・パシリ・・・」
私   「いいんです、私、ご主人様なら・・・」
変態  「パシリ~~~~!!」

ガバァ!!

私   「ああ!ご主人様~~~~~・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・これを実行に移す時が・・・・!!!

・・・・・・・・・
相手はあの変態だ、一度ルパンダイブされた経験もある、
まさか断られたりはしないだろう

パシリ 「あの・・・わ・・・わた、私・・・を・・・」
男   「おう?」

言え!!!言うんだ!!私!!
ご主人様と私のストロベリーな未来のために!!!!

男   「・・・!!おおおおおおおおお!!!!!」
パシリ 「私を・・・おおおおおおおお!!!???」

突然ご主人様が大声を出してテレビにかじりつく

男   「い、今・・・見えた・・・!?ハルちゃんのスカートから・・・チラッと・・・!!!!」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・・」
男   「黒か・・・?いや・・・少し暗くなっているはずだから・・・白か・・・?」

変態がテレビの前で今までに無い真面目な顔で思案している・・・・

パシリ 「この・・・・人が一大決心をしていざというときに・・・・この・・・変態は・・・」
男   「いやまて・・・少し青かった気も・・・・、はっ!!」

シッガ・アムザをバットの様に持ちイチローの如く振りかぶる

パシリ 「こんの・・・・ド変態め!!!!」
男   「そうか!!あれか!!!縞パぶるあ!!!!!!」


・・・・・私の夢の実現はまだまだ遠そうです


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#07

男   「なぁなぁ、ガーディアンズには超合体ロボとかないのか?」
パシリ 「・・・・・はい?」

テレビを見ていた変態が突然妙な事を言い出す
テレビを見てみると人気特撮「[゚Д゚]戦隊箱レンジャー」がやっており
丁度主人公達が巨大化した敵を合体した巨大ロボットで倒す所だった

・・・・・・せっかく5人編成のチームなのに5人全員がキャスト男-レンジャーという個性も何も無い構成なのだが変態曰く
熱血感の箱レッド、ナルシストの箱ブルー、気は優しくて力持ちの箱イエロー、堅実でまじめな箱グリーン、孤独な一匹狼箱ブラック
と一様性格や体格、主に色で個別化されているらしい
敵は一人、しかも敵の武器は剣とか爪なのに5人でひたすら遠距離から銃で撃ちまくるのはヒーローとしてどうなのよと思うが
そこら辺は「倫理的におk」らしい、イケメン箱を採用してるらしく世のキャス子達を魅了し箱好きには堪らない作品らしい

パシリ 「はぁ・・・・巨大ロボット、というかグリナビートの様な戦闘用マシーナリーならありますが」
男   「ありゃ単品のロボットだろ、合体だよ合体、車や飛行機がくっついて一つのロボットになる合体ロボット」
パシリ 「そのような物は聞いたことがありませんね」
男   「な~んだよ、ガーディアンズも大した事無いなぁ」

・・・・・この変態は自分がガーディアンズの一員という自覚があるのだろうか

パシリ 「大した事無い・・・・というか必要が無いから作らないのだと思いますが」
男   「なんで必要無いんだよ、ピンチになったSEEDが急にでかくなったりしたらどうするんだ」
パシリ 「急にでかくなるのはともかく、巨大SEEDに対しても砲台や大型ミサイル等の既存の兵器で十分対応可能です」
男   「対処可能とかどうとかじゃなくてさぁ、男の浪漫じゃないか!!!超!合体!ロボ!!!!」
パシリ 「はぁ、まぁ巨大人型ロボットとかはともかく、わざわざ合体させる必要は無いと思いますが」
男   「なんでよ!大事だよ合体!5人の力を一つに合わせ・・・・くうーーーー燃えるねぇ!!!」

やたらと合体に拘る変態

パシリ 「合体させなくても一つの兵器として巨大ロボットがあれば良いじゃないですか」
男   「合体してない時にはそれぞれ別の役割があるんだよ、合理的でコスト的にもお得じゃないか」
パシリ 「合体するための機能をつける段階で、普通の兵器より性能やらコストは大幅に悪くなると思いますが」
男   「皆の力を合わせる事でその性能を何倍にも引き上げる事ができるんだよ!単体なんぞには負けん!!」
パシリ 「皆の力を合わせるとか言って操縦は殆ど一人がやってるじゃないですか、皆で合わせるのは掛け声くらいですよ」
男   「ええい、分からん奴め!そこに直れ!!俺が「合体」の良さを教えてyんむう!!!!」

ズボンを脱ぐ気配がしたのでエビルツインズで「急所」を撃つ

男   「お・・・おま・・・あ・・・こ、これは・・・流石に・・・・」
パシリ 「出力は落としておいたので潰れたりはしてないと思います、ではお大事に、変態」

悶絶する変態を置いて街に出る・・・・今日もグラールは平和だ
一方その頃...
箱   「蒼き閃光・・・・箱ブルー!!!」

ガキーン!!!(チームポーズ・ライト)

450  「・・・・・・・・・・・・・」
箱   「ハッ・・・!!よ・・・450!?いつの間に!?」

パシュ~・・・・・

箱   「ああ!待って!違うの!違うんだよ450~~~~!!!!」

・・・・・・・・今日もグラールは平和です




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#08

パシリ通信特別企画
「理想のご主人様・嫌なご主人様ランキング」


理想のご主人様ランキング

3位 イズマ・ルツ
・偉い・美形・実力も有る、パーフェクト(GH-450)
・偉いけど優しそう、仕事の疲れを癒してあげたい(GH-430)
・料理が上手そう(GH-420)


2位 アルフォート・タイラー
・奪われたい(GH-410)
・顔も良いし腕も良いから(GH-450)
・敵には容赦無いが仲間には優しそう(GH-410)



1位 レオジーニョ・サントサ・ベラフォート
・レオ様~~(GH-410)
・この間コルトバサンドくれた、美味しかった(GH-420)
・ナノブラストされたい(GH-430)
・ショボーンしても「また今度頑張ればいいさ」って慰めてくれそう(GH-440)
・キャー、レオ様~~~(GH-450)

嫌なご主人様ランキング


3位 イーサン・ウェーバー
・ショボーンしたら壊されそう(GH-440)
・指名手配されてるし・・・いつかやるとは思ってました(ピート)
・レオ様に迷惑をかけてるから(GH-410)


2位 マヤ・シドウ
・見てるとイライラする(GH-440)
・若いガーディアンズを片っ端から食べてるという噂(GH-450)
・胸なんて飾りです(GH-410)



1位 ヒューガ・ライト
・なんか嫌(GH-410)
・くさい(GH-420)
・生理的にダメ(GH-430)
・良い所が無い(GH-440)
・なぜガーディアンズになれたのか疑問(GH-450)


・・・・・・・・・・・・・・・・・


男   「で、これとモノメイトになったアゲハセンバは何か関係あるのか」
パシリ 「やはりショボーンしても怒らないというのは女性の人気を上げる上で大事では無いかと」
男   「このショボーン関係のコメントはお前か」
パシリ 「いいえ、私以外の440のコメントです、一人一票ですから」
男   「・・・・ていうと、お前は誰に入れたんだ?」
パシリ 「マヤさんです、コメントも使われていました」
男   「この『見てるとイライラする』って奴か」
パシリ 「ええ、とてもイライラします」
男   「・・・・・・・・・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・・・」
男   「まぁ・・・・なんだ・・・そのうち大きくなるんじゃ・・・うぼぁ!!!」
パシリ 「大きなお世話です、変態」

・・・・・・・・・・・・・

パシリ 「同様にハルさんもあまり好きではありません」
男   「お・・・?ハルちゃんってそんな胸大きかったっけか?」
パシリ 「・・・・好きな人がデレデレしてたら面白く無いのは当然でしょう・・・」
男   「ぬ?なんだって?」
パシリ 「なんでもありません、とにかく、ご主人様も心を広く持って合成をご利用ください」
男   「・・・また今度頑張ればいいさ」
パシリ 「その調子です」



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#09

男   「・・・・・・・・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

パシリ 「あの・・・ご主人様?」
男   「ん~?」
パシリ 「いつまでこうしてるのですか・・・?」
男   「さてなぁ・・・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・・・」

紅葉が見事なニューデイズ
ご主人様が出かけてくると言うので暇だからこうして付いてきたのだが

男   「・・・・・・・・・・・」

ご主人様は適当な場所に座りちびちびと酒を飲み続けていた
・・・・・・・・・・・・
・・・・綺麗なお姉さんも居ないのに変態が大人しくしてるなんて・・・・

パシリ 「季節限定だから・・・ですか?」
男   「う~ん?」
パシリ 「いえ・・・山でいつでも見れるとは言え、一様紅葉も季節限定ですから・・・ご主人様はイベントやお祭りはお好きですよね」
男   「うむ、祭りは好きだな、いつもより開放的になったお姉さんがわんさか居るからな」
パシリ 「この間のハロウィンも・・・」
男   「ああ、あれは楽しかったな、TrickorYou・・・って聞きまくって・・・」
パシリ 「あなたが欲しい、叶わないなら悪戯しちゃうぞ・・・・」
男   「どっちに転んでもウマー(゚Д゚)の筈だったのになぁ・・・」
パシリ 「うまくいくわけないでしょう、変態」
男   「お前が邪魔するからだろ?BulletorFist・・・って選択の余地無しじゃないか」
パシリ 「変態のご主人様を更正するのが私の使命ですから」
男   「へいへい・・・・・」

そう言うとまた黙々と酒を飲む変態・・・

パシリ 「むう・・・・・」
男   「俺が紅葉を楽しむのがそんなにおかしいか?」
パシリ 「はい、とても奇妙だと思いますが」
男   「・・・・・・・俺を一体なんだと思ってるんだ・・・」
パシリ 「変態」
男   「・・・・ま、確かに紅葉よかおっぱいの方が好きだけどな」
パシリ 「ですよね・・・・」
男   「・・・・・・否定してくれないのか」
パシリ 「事実でしょう、変態」
男   「うむ」

否定しないのか・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・本当に普通に紅葉を楽しんでいるんだろうか?
・・・・・・・・・・・・・
何も喋らない・・・暇だ・・・・こんな事なら家でドラマ「|Д゚]は見た」でも見てるんだった

男   「・・・・前は訓練校時代の仲間で、大勢集まって酒を飲んでたんだけどな」
パシリ 「はい?」

突然変態が喋りだす

男   「あの時の酒は旨かったんだけどな・・・一人じゃ味気無いもんだ」
パシリ 「・・・・今回は集まらなかったのですか?」
男   「・・・・・・・・・・・・」
パシリ 「あの・・・ご主人様?」
男   「・・・・・ま、こんな仕事だからな・・・・いつの間にか居なくなってた、なんて事はざらにあるんだよ」
パシリ 「それって・・・・あの・・・」

杯に残っていた酒を一気に飲み干すご主人様

男   「殉職及び任務中に行方不明・・・・全員が全員でも無いけどな、もう集まる程の数でも無くなっちまった」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・」

私がGH-101の頃・・・ご主人様がガーディアンズに成り立ての頃、毎日の様に騒ぎ合っていた人達が居た
とても楽しそうに笑い、任務に同行できなかった私は彼等を羨ましく思いながらそれを聞いていた・・・
・・・優先度1に設定された彼等のパートナーカード
今ではその半分以上が「通信不能」「状態不明」等といった表示で埋め尽くされていた

男   「やっぱ、綺麗お姉さんと一緒じゃないと飲んでも旨く無いねぇ」
パシリ 「・・・・・・・・・」

・・・いつも通りの締まらない顔で言ったつもりだろうか
凄く悲しそうな顔をして、やたら明るい声で言った
・・・・・・・・・・

パシリ 「・・・ご主人様?」
男   「うん?・・・・っと・・・」

ご主人様のヒザの上に座る

男   「・・・パシリ?」
パシリ 「何が一人じゃ味気無いですか、ほら、さっさと注いでください」

空いていた杯を手に取りご主人様に言う

男   「・・・・・・・・・・・・」
パシリ 「なんですか?私に飲ますお酒は無いとでも言うおつもりですか」
男   「・・・・・・いや、ほれ」

トク・・トク・・トク・・・
杯に透き通ったお酒が注がれていく

パシリ 「・・・ご主人様」
男   「ん・・・・?」
パシリ 「私は変態のご主人様を更正するまで死ぬつもりはありませんから」
男   「・・・・・・・」
パシリ 「このまま死んだら私は変態に仕えたPM・・・PM史に残るダメPMとして、死んでも尚笑いものにされてしまいますから」
男   「・・・・そうか・・・なら、お前は俺より先には死ね無いな、俺は生涯現役のプレイボーイだからな」
パシリ 「その性格を直せと言っているのです、この変態」

ご主人様も杯を手に取りお酒を注いでいく

男   「・・・パシリ」
パシリ 「はい?」
男   「・・・・いや、なんでも無い・・・」
パシリ 「・・・・・・・・・」

私を軽く抱き寄せお酒を飲むご主人様


・・・・・・・・・
ご主人様と二人で飲んだお酒はいつもより少し美味しかった


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