「log5」(2007/02/15 (木) 23:40:37) の最新版変更点
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801 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
15:49:49.05 ID:PV/mdRRb<br>
みんな上手いなあ…<br>
<br>
まとめページ作りました<br>
まだ>>1~>>500までの単発と多レス少ししかないけど<br>
ttp://www.geocities.co.jp/nejitu3pachiri/<br>
<br>
作った後でwikiにすればよかったと軽く後悔<br>
要望等あればゲストブックのほうにお願いします<br>
<br>
802 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
15:53:28.44 ID:pwgG0XkG<br>
>>801<br>
まとめページ創設乙<br>
<br>
803 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
15:54:22.14 ID:UnCOO3IU<br>
>>801<br>
仕事早いなw<br>
乙です<br>
<br>
804 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:01:06.58 ID:IhEvGTGm<br>
>>801<br>
素早い仕事乙<br>
確かにwikiすればよかったかも…<br>
<br>
折角だから明日あたりに投下しようと思ってた箱&450でも投下するぜ。<br>
なんだかえらく長くなりそうなので、分散して投下するつもり。<br>
職人さん達は他にも居るしね。<br>
<br>
続き待ってくれてる方が居てくれてテラウレシスw 続きはわっふるして待ってておくれ。<br>
<br>
805 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/03(金) 16:02:11.43 ID:IhEvGTGm<br>
一方、ガーディアンズコロニーのショッピングモール。<br>
450がメモを片手にきょろきょろしていた。<br>
450「ええと、まずはラストサバイバーの基盤と、ユピテリンが3個。あとは…」<br>
<br>
ざっと眺めたメモの、終わりのほうが目に入った450の足がふと止まる。<br>
<br>
450「……パノン…ゼリー……?」<br>
<br>
そこには「オネ[-人-]ガイ」という顔文字とともにそう書いてあった。<br>
<br>
450「…はぁ…」<br>
<br>
溜息がひとつ。<br>
<br>
450「全然懲りてない… まったく、パノンなんかのどこがいいのか…」<br>
450「可愛いかもしれませんが、敵は敵。それにどう考えたって私のほうが…」<br>
<br>
そう呟きかけて慌ててメモを持った手で口を抑え、きょろきょろと周りを見る。<br>
セーフだ。聞いた者はいないようだった。<br>
<br>
450「コホン」<br>
<br>
咳払いでそれまでの言動を打ち消し、丁度目の前にあった素材屋の扉をくぐった。<br>
<br>
「あれ、450ちゃん?450ちゃんじゃないですかぁ!」<br>
<br>
そんな声が店内に入った450を迎えた。<br>
<br>
450「え? あ、410さん」<br>
<br>
唐突にかけられた声に驚くも、すぐに状況を理解する450。<br>
<br>
410「お久しぶりですねー。半月ぶりくらいですか?」<br>
<br>
彼女(410)はこの450と同時期に進化したパシリだった。<br>
近い場所に住んでいる主人に配備されたのか、こうして街中で時々出会うことがある。<br>
<br>
806 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/03(金) 16:02:32.52 ID:IhEvGTGm<br>
450「ええ。うちの箱が最近合成にハマっちゃって… その足りない素材や基盤を購入しにきたんです」<br>
<br>
410「あ、うちのご主人様もそうだよー。これでもね、私結構成功率がよくて褒められるの」<br>
<br>
450「410さんは合成が得意でしたからね」<br>
<br>
410は打撃武器製作のエキスパートだ。これまで幾つか星の数の多い武器を作ったと聞いている。<br>
<br>
410「あ、ごめん。450ちゃんは合成がちょっと苦手だったんだっけ…」<br>
<br>
450「気にしないで。私を法30、防70に育てたあの箱が悪いんですから」<br>
<br>
410「…うん… でも、それってさ」<br>
<br>
450「…?」<br>
<br>
410「防具を沢山作りたかったんだけど、450ちゃんに進化もさせたかったからじゃないのかなぁ?」<br>
<br>
450「…?? どういうことですか?」<br>
<br>
410「だからね、確実に防具を合成を成功させることよりも、450ちゃんのほうが欲しかったんだよ」<br>
<br>
450「……」<br>
<br>
ちょっと思考。 暫らくしてふと気付く。<br>
<br>
450「まさか。う、うちの箱に限ってそんなことは…」<br>
450「た、単にレスタマシーンが欲しかっただけですよ。友達居ないし」<br>
<br>
当の箱がこの場にいたら「の」の字を書いて拗ねかねない台詞で<br>
410の予想を取り消す450。<br>
<br>
410「えー、そうかなぁ? 箱さん、優しそうじゃない?」<br>
<br>
450「…お馬鹿なだけです」<br>
<br>
410「まあでも、ちょっとはご主人様に優しくしてあげないと駄目だよ?」<br>
410「450ちゃんそういうの苦手かもしれないけど」<br>
<br>
450「……考慮してみます」<br>
<br>
410「うん、がんばってね。じゃあ私もう行くね。ばいばーい」<br>
450「はぁ… ではまた」<br>
<br>
元気に手を振り去っていく410。<br>
ぽつんと素材屋に残された450の頭の中で、410の言葉がぐるぐると回っていた。<br>
<br>
807 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:03:13.78 ID:wzlvUrFd<br>
>>801<br>
おぉ!まとめページ作成乙っす!!<br>
<br>
そういえばこんなのもあったなあ、とか思いながら色々読んだw<br>
「多レス」のしょっぱなで、フリーザ出て来たのには盛大にフイタwwww<br>
<br>
808 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/03(金) 16:05:46.36 ID:IhEvGTGm<br>
あ、本文に「つづく」って入れるの忘れてた スマソorz<br>
<br>
しかし能力のある職人さん増えたなあ。気後れするぜwww<br>
そしてスレの未来にも期待。<br>
<br>
<br>
809 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:06:31.21 ID:wzlvUrFd<br>
>>804<br>
続きktkr!!!仕事が早いwwww<br>
わっふるわっふる<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
810 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:10:30.16 ID:cBiqdhxm<br>
>>780<br>
前半でソルティレイ思い出した<br>
<br>
811 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 16:16:21.79
ID:CXAlTZqG<br>
私はGH410、とあるガーディアンのパートナーマシナリーをしています。<br>
<br>
私のご主人様はあまり人付き合いが良くなく、とっても面倒臭がりです。<br>
指で数えるほどのお友達とたまに一緒に行動しますが、後は大体1人。<br>
大型生物撃破任務でなければ、私もよく連れて行ってもらいます。<br>
<br>
ご主人様は変なこだわりを持っていて、PCショップから武器を絶対に買いません。<br>
愛用があまり人気がないソードなのもありますが、他人の武器は信用できないって。<br>
でも面倒臭がりだから、新規解放されたレリクスに行ったりしません。<br>
合成素材もたくさん手に入るのに「力押しは趣味じゃないし、長いから嫌だ」って…。<br>
<br>
ご主人様は私の作った武器しか使ってません。<br>
面倒臭がりだから、A武器に使う高級素材も調達がとても遅いです。<br>
PCショップで買えば、それなりの属性A武器が安価で手に入ると何度も申し上げたのに<br>
「んなこたいいから、ほれ頑張れ」と基盤のエントリーをします。<br>
<br>
何度もモノメイトにしちゃいましたけど…。<br>
苦労の甲斐あって、遂に闇のハンゾウが出来上がった所です!<br>
<br>
812 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 16:17:18.53
ID:CXAlTZqG<br>
「ご主人様、やっちゃいました!」<br>
「よーしよし、って16%か…まぁ付与されただけいいか」<br>
「申し訳ありません、精一杯頑張ったのに」<br>
「ん、たまに行くレリクス程度だから無問題。じゃ試してくる」<br>
<br>
ご主人様はハンゾウにうっとりしながら出かけました。<br>
合成素材もほとんど尽きちゃったから、多分次の合成は1ヵ月後です。<br>
面倒臭がりだから、合成素材を買ったりもしないんです。<br>
変わったご主人様ですが、私の作った武器を使ってくれるのはとても嬉しいです。<br>
<br>
この前まではお友達の代理合成もしてたんですが、最近はあまり依頼もありません。<br>
口の悪さで愛想を尽かされちゃう事も多いので、本当にしょうがないご主人様です。<br>
<br>
プシュー!<br>
<br>
そんなご主人様の事を思い出して、くすっと笑っていたら突然ドアが開きました。<br>
そこには、普段じゃ見れない物凄い真剣な顔つきをしたご主人様が…。<br>
<br>
「あっ、御帰りなさいませ。お早いお帰りでしたが、斬れ味は…」<br>
<br>
私が聞き終わる前に、ご主人様は基板のエントリーをしました。<br>
ハンゾウの基板?
おかしいな、合成素材もないハズなのに…。<br>
疑問に思っていたら、ご主人様は大量の合成素材を倉庫に転送しました。<br>
それはもう、ハンゾウを10個作っても大丈夫なくらいのケレセリンとステルニウムとパル・エボンが。<br>
<br>
「突然だが、闇と氷を作り直すぞ」<br>
「えっ…斬れ味、良くなかったんですか?」<br>
「いや、不満はねぇが作り直さなければならん理由が出来た!」<br>
「ど、どうしたんですか?
闇はとにかく氷も(氷も16%)、それに理由って」<br>
「いいから1本目、セット開始!」<br>
「は、はいっ」<br>
<br>
813 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:17:40.71 ID:cOVqYK8B<br>
箱ktkr!!!!!!!!!わっふるわっふるわ<br>
<br>
814 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 16:18:38.65
ID:CXAlTZqG<br>
それから、私は何度もハンゾウの作り直しをしました。<br>
今までご主人様は属性値が低くてもあんまりガッカリする人じゃありませんでした。<br>
でも、今回は同じ16%や10%のハンゾウが出来上がるととても残念そうにしてました。<br>
モノメイトの時はいつものように「あー」って言うのに…一体どうしちゃったんだろう?<br>
真剣な目つきで素材をセットするご主人様は、ちょっと怖かったです…。<br>
<br>
そして遂に、作り直しが終わる日が来ました。<br>
<br>
「ご主人様、やっちゃいましたっ!」<br>
「いよぉっし! 氷26に闇28か、よーくやった!」<br>
<br>
ご主人様はとっても嬉しそうにしながら、私の頭を何度も撫でてくれました。<br>
お世辞にも高属性とは言えないけど、16よりはもっと強力です。<br>
<br>
「えへへ…でも、どうしてこんなに作り直したんですか?」<br>
「野暮な事は聞くもんじゃねえの」<br>
<br>
ご主人様は結局理由を話してくれません。<br>
ぷくーっと膨れる私を他所に、メールでお友達に連絡を取っていました。<br>
<br>
「よし、ラガン討伐に行くぞ。お前も来い」<br>
「え、でもラガンは私が倒れちゃうから嫌だって」<br>
「今回はフォルテクターのKさんも来るから特別だ、支度せい」<br>
<br>
815 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 16:20:08.16
ID:CXAlTZqG<br>
「フゥーハハハァー!」<br>
<br>
ご主人様はまるで狂ったように笑いながら、コルトバを斬り飛ばしていました。<br>
私の武器で喜んでくれるのは幸せだけど、今回は疑問ばかりでそれどころじゃありません。<br>
一体ご主人様はどうしちゃったんだろう、あんなに属性に躍起になって。<br>
もしかしたら、影では高属性をなかなか作れない私の事をとっても恨んでいたのかもしれない。<br>
そんな不安でまともに戦えない私に、Kさんが話し掛けてきました。<br>
<br>
「フフ、何であんなに嬉しそうか知ってます?」<br>
「え…何かご存知なのですか?」<br>
<br>
Kさんは、ご主人様が何故躍起になってくれたのかを全部知ってるようです。<br>
私は是非教えてほしいと頼みました。<br>
もしもご主人様が私を恨んでいたら、その結果を聞くのが怖い。<br>
けど、面倒臭がりのご主人様が何でああなったのかを知りたかった。<br>
<br>
Kさんはトルネードブレイクでコルトバを吹き飛ばしているご主人様を見ながら教えてくれました。<br>
<br>
「実は、キャストのRさんが貴方の作ったのより高属性なハンゾウを買っていたの。<br>
闇ハンゾウの試し斬りをしている最中にその事を聞いて、安く買えたって大自慢されたそうです。<br>
それで、お前も合成じゃなくて買い揃えたらどうだって勧められたらしいのです」<br>
「………」<br>
<br>
私は何も言えませんでした。<br>
そのRさんの取った行動は間違いではなく、確実な方法です。<br>
私のせいで、基板代で大損したご主人様に比べたら確実に安くつきます。<br>
そして私が日頃からご主人様に申し上げていた事なのですから…。<br>
<br>
816 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 16:21:35.98
ID:CXAlTZqG<br>
「その話を聞いて、とっても怒ったそうです。<br>
確かに購入は確実だけど、マシナリーを放置してまですることかって。<br>
合成する為に育てたマシナリーを裏切るなんて俺には出来ないって。<br>
こうなりゃ奴より高属性を作って、一緒に大笑いしてやるって。<br>
PCショップで基板と素材が一番安い店を探し回って、買い占めて…」<br>
<br>
Kさんはまだ続けてましたが、私は耳に入りませんでした。<br>
ぽろぽろと零れる涙を抑えるのに精一杯で、聞いていられなかったのです。<br>
<br>
ご主人様は恨むどころか、私を一番大事にしてくれていた…。<br>
面倒臭がりなのに、私の為にたくさんのお金を使ってくれたんだ…。<br>
私はなんて馬鹿なんだろう、ご主人様の事を少しでも疑ってしまって…。<br>
<br>
「いいご主人様に会えて幸せですね。私もマシナリーを育てたくなったのです」<br>
「…はいっ」<br>
<br>
「こりゃー! 何サボってやがる、しっかり戦え!」<br>
<br>
青く輝くハンゾウを振り回しながら、ご主人様が笑顔で怒鳴っています。<br>
私は涙をふいてシャープツインズを取り出し、大好きなご主人様の側に駆け寄りました。<br>
<br>
私の大好きなご主人様、これからも何度も失敗してモノメイトにしちゃうかもしれません。<br>
けど一生懸命頑張ります、高属性が作れるようになります、だから…。<br>
<br>
これからもずっと側にいさせてください…。<br>
<br>
「ドンドン いきますねっ!」<br>
<br>
<br>
<br>
多分、続く<br>
<br>
817 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
16:25:12.26 ID:cOVqYK8B<br>
>>812<br>
ほのぼのとしててええな<br>
<br>
818 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:23:24.21 ID:Ob6balSL<br>
男「こないだ頼んだ合成なんだけど」<br>
パシリ「…」<br>
男「…まさか」<br>
パシリ「モノメイトです…」<br>
男「……」<br>
<br>
男「なあ?」<br>
パシリ「はい?」<br>
男「お前の口元についてるそれってヴェスタr…」<br>
パシリ「!」<br>
パシリ「ペロッモギモギ…なんの…ゴクッ…ことですか?」<br>
男「…」<br>
パシリ「…なんか微妙な味」<br>
男「……」<br>
パシリ「……」<br>
<br>
819 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:28:41.39 ID:wzlvUrFd<br>
>>812<br>
和んだ・・・いい話だなぁ・・・GJ!<br>
続き楽しみにしてるぜ!!<br>
<br>
>>818<br>
わろたwwwwwこういう一発ネタも大好きだwwwww<br>
<br>
820 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:28:59.46 ID:9r/2+8D4<br>
ttp://moemi.mithra.to/~psu/uploader/src/psu0533.jpg<br>
わっふるわっふる言われまくったので[゚д゚]ノ<br>
<br>
821 名前:悲しい話でスマソ1/2[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:29:24.49 ID:WtGmPrG/<br>
怪説パシリ<br>
<br>
その話を聞いたのはたまたまだった。<br>
とある質問から始まった話―<br>
<br>
<br>
「あなたは何体のパシリを育成しましたか?」<br>
<br>
<br>
餌用のルームグッズを店で購入しているとフードを被ったいかにも怪しげな男が唐突に話しかけてきた。<br>
「は?」<br>
面食らった俺はいぶかしげに返事を返す。<br>
「ですから、何体のパシリを育成したのかと聞いているのです」<br>
「・・・別にアンタにいうことでもないだろ」<br>
この手の輩は勧誘か?<br>
それとも最近噂にあがってる違法なパシリ用デバイスを高額で売りつける闇業者?<br>
どちらにしても関わったらロクなことにならない。<br>
「それじゃ用事ありますんで」<br>
時間も惜しい。<br>
この餌をやれば防具特化のパシリがレベル80を超える。<br>
そうすれば1体目の人型GH410に続き、2体目の人型GH440が―<br>
「人型で2体目以上の場合は窓をみないことです」<br>
思わず振り返りそのフード男を見返す。<br>
いま、なんて?<br>
「パシリはウサギなのですよ、寂しいと回路が狂ってしまうのです。<br>
ですから、2体目以上の育成時には窓を見てはいけません」<br>
「どういう意味だ?」<br>
「言葉のままですよ、それでは失礼」<br>
「おい、ちょっとまてよっ・・・あれ?」<br>
店を出て行ったフード男を慌てて追いかけてみたが雑踏にまぎれて見えなくなっていた。<br>
しばらく周囲を探してみたが影も形もない。<br>
「なんだったんだ、アイツ・・・」<br>
もやもやと変な気分になったが、ここにいても仕方ない。<br>
予定通りパシリに餌をやりにいくか。<br>
結局足は宿舎に向かっていた。<br>
<br>
<br>
<br>
822 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 17:29:26.95
ID:VqcuNGKc<br>
我慢しきれずつまみ食い→慌ててモノメイトを買いに走る<br>
<br>
823 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:30:24.56 ID:pwgG0XkG<br>
>>805-806<br>
うぉぁぁぁぁぁ、気になる所で続きかぁぁぁwww<br>
基板/ワッフル・ワッフル5個位セットぉぉぉ<br>
<br>
>>811<br>
GJ、ぜひそのPMを大切にしてやってくれ<br>
<br>
自分のPMで作った武具を振り回すって言うのは一種の憧れだよなぁ・・・<br>
俺はFoだから防具位しか作らないんだが、防具0なのにアゲハ依頼しちゃってごめんよorz<br>
<br>
824 名前:悲しい話でスマソ2/2[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:30:52.45 ID:WtGmPrG/<br>
・・・今思えばもう少しこの”忠告”を真剣に聞いとけばよかったんだろう。<br>
こんな光景をみるぐらいだったら・・・。<br>
<br>
宿舎にもどった俺は先のフード男のことも忘れ、嬉々としてパシリに餌をやっていた。<br>
噂に聞くGH440がもうすぐそこに。<br>
某BBSでも絶賛され、エロだの萌えだのラブコメ実体験話が展開されている機種。<br>
胸の高鳴りを抑えながら買ってきたルームグッズを次々と与えあと1個で―<br>
「ん」<br>
視界の端に入った赤い、赤い布切れ。<br>
俺、部屋に赤いルームグッズなんかおいてたっけ?<br>
いや資金難でショップもオープンしていないのに餌以外でルームグッズ買う余裕なんか。<br>
しかし頭の隅に生まれた疑問は手をとまらせなかった。<br>
その瞬間、パシリが光を放つ。<br>
「うぉ!まぶしっ!」<br>
光がおさまるとそこには夢にまでみたGH440が。<br>
「ありがとうございます、ご主人様。おかげさまで進化することができました・・・ご主人様?」<br>
パシリがお礼を言っているのが耳に入る。<br>
入っているが今の俺には・・・俺には別のモノが視界に入っていた。<br>
宇宙空間を映す窓。<br>
その隅に光る2つの光点とちらほらはみでている赤い布。<br>
なんで!?<br>
どうして!?<br>
アイツ外にでられるわけ・・・<br>
2つの光点には寂しさと悲しみと嫉妬と・・・いろんな表情が織り交ざっており、<br>
とてもヒューマンくさいものだった。<br>
「ご主人様? あ、あの・・・えっとですね、ここまで育ててくださったお礼に・・・私こんなことしかできませんけど・・・」<br>
と、顔を真っ赤にしたGH440が小さい体を俺に密着してくる。<br>
やばい<br>
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい<br>
今は非常にマズイ<br>
「あの・・・進化時にそういった機能も備わるようにがんばりましたのでその、アレも大丈夫なんです。<br>
ご主人様が望めば・・・えっとそそそその、お子様を、ですねこの身に宿すこともですね・・・」<br>
だって!<br>
あの2つの光点は俺の視線を理解して!<br>
何かを決意し絶望したような表情になって!<br>
得意の大剣を振りかざして窓に―<br>
<br>
<br>
825 名前:悲しい話でスマソEND[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:31:34.44 ID:WtGmPrG/<br>
・・・<br>
・・・・・・<br>
・・・・・・・・・<br>
<br>
「うぇ・・・それなんだよ」<br>
酒を飲みながら聞いていたヒューマンがしかめっ面を返す。<br>
「だからいったでしょう、面白い話ではないと」<br>
フード男は度数の高すぎるアルコール・・・液体燃料としても使えるそれをグラスで飲み干した。<br>
「パシリがそんな行動するなんて聞いたことねえよ、それマジ話なん?」<br>
ヒューマンが心底嫌そうな・・・いやどこか何かを思い出してそわそわして、不安を押し殺したような声で聞き返す。<br>
「・・・ガーディアンズでは一切公表はしていないようです。<br>
公式上はSEEDによる衝突事故として処理。<br>
まあこんな話ができるのもここがモトゥブの酒場、ということだからですが」<br>
「・・・」<br>
「なにかきになることでも?」<br>
「い、いや。そういうわけじゃねえんだが・・・」<br>
「もしも2体目を育成しているのでしたら窓は見ないことです。<br>
それと何体であろうとちゃんと時間を割いてあげること。<br>
パシリはウサギですから。」<br>
「・・・」<br>
「それでは私はこれで。ああ、ここは奢っておきますよ。<br>
つまらない話をしてしまいましたね」<br>
「・・・」<br>
ヒューマンは呆然と、なにかを恐れるような―<br>
フード男はそんなヒューマンの表情をみるとクスリと笑い、酒場を立ち去っていった。<br>
<br>
「こんな悲劇がもう起きないように・・・私は。<br>
ご主人様、GH440。あなた達はあちらで元気にやっていますか?」<br>
フードをから漏れた囁きは誰に聞かれることもなく、モトゥブの空に吸い込まれていった。<br>
~END~<br>
<br>
826 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:32:36.79 ID:pwgG0XkG<br>
>>820<br>
状況描写で噴いたwww<br>
鬼気迫るものを感じるねwww<br>
<br>
そして410カワイソウス(´・ω・`)<br>
<br>
827 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:35:37.79 ID:IhEvGTGm<br>
>>820<br>
超光速で保存した。<br>
こういうの大好きw GJがいくつあっても足りないぜw<br>
<br>
828 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:39:22.56 ID:wzlvUrFd<br>
>>820<br>
ちょwwwwテラワロスwwwww腹筋千切れるかと思ったwwwwww<br>
絵上手いじゃないかあああああ!!!!<br>
<br>
>>821<br>
こ、怖ぇぇぇ・・・まじでぞくっとした・・・<br>
<br>
そして、<br>
>「あの・・・進化時にそういった機能も備わるようにがんばりましたのでその、アレも大丈夫なんです。<br>
>ご主人様が望めば・・・えっとそそそその、お子様を、ですねこの身に宿すこともですね・・・」<br>
ここでおっきした!!!!<br>
<br>
829 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:41:53.68 ID:fr5ubv94<br>
>>820<br>
ワロタトル<br>
<br>
830 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
17:57:28.00 ID:q8bh2ia5<br>
>>820<br>
合成中のメギスタライド吹いた<br>
GJ<br>
<br>
831 名前:名無しオンライン[sage 衝動殴り書き]
投稿日:2006/11/03(金) 18:08:55.18 ID:+DtAwhL8<br>
ご主人様~。<br>
ご主人様~、朝ですよ~、起きてくださーい!<br>
まったく…ご主人様は私が居ないとほんとにダメなんだから…。<br>
お布団取りますよ、今日はお洗濯しなくっちゃ。<br>
そうそう、昨日セットした合成が終わってますよ、アルテリックの。<br>
…残念ながら今回はモノメイトになっちゃいましたけど…、一応倉庫に入れておきました。<br>
ご主人様?聞いてます?もう…。<br>
先にお布団洗ってきますから、その間にちゃんと起きておいて下さいね。<br>
<br>
「よう、お前は確かアイツんとこの430だろ?」<br>
あ、こんにちは、いつもご主人様がお世話になってます。<br>
「いいっていいって、最近は世話するほど会ってないしな。<br>
それにしてもアイツよく残ったな、ガーディアンズライセンスの一斉更新の時にあんだけやめるやめるって言ってたのに」<br>
私の説得が効いたんですよ、きっと!<br>
「はは、アイツお前には弱かったからなぁ…まぁ、こんだけ可愛らしいマシナリーなら気持ちはわからなくないが」<br>
えへへ、ありがとうございます。<br>
「まったくお前らの仲の良さが羨ましいよ、うちの420なんてさ…」<br>
手間のかからないご主人様だと逆に愛着が持てないのかもしれないですね、うちのご主人様は私がいないとダメですから。<br>
「はっはっは!そいつぁいい!確かにお前さんが居なきゃどうしようもないな、奴は!」<br>
あはは、でもあんまり悪口言うと許しませんよ~?<br>
「おっと怖い怖い、ほんとご主人様の事が大好きなんだな」<br>
はい、私はご主人様にお仕え出来てほんとに幸せです。<br>
「ご馳走さん…ん?そいやお前、なんか変な臭いついてないか?」<br>
…そうですか?<br>
<br>
ご主人様?ただいま戻りました。<br>
あ、まだ寝てますね!まったくもう…最近寝坊が多いですよ!<br>
ほら、起きてください!よいしょっ<br>
【ずる…】<br>
あ、ほらほらご主人様、自分で歩かないから腕が腐り落ちちゃったじゃないですか。<br>
昨日治したばかりですよ、ここ。<br>
また治すのは私なんですから…まったくもう、ご主人様は私がいないとどうしようもないんだから…。<br>
<br>
832 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:12:34.72 ID:QqhfXvcw<br>
>>831<br>
ホラーかよ!・・・orz<br>
<br>
<br>
833 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:14:53.97 ID:leEqM1ms<br>
>>831<br>
10回抜いた。<br>
<br>
こういうのもっときぼん。<br>
<br>
834 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:17:23.92 ID:gWtz4wpI<br>
面白かったけど怖ぇぇ・・・<br>
<br>
835 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:24:45.97 ID:+DtAwhL8<br>
グロ注意って書いとけばよかったか、済まん<br>
<br>
836 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:25:18.40 ID:Ob6balSL<br>
男「さて、これから合成を始めるわけだが」<br>
パシリ「はい」<br>
男「…成功率27%か」<br>
パシリ「はい」<br>
男「失敗83%の内訳を聞きたい」<br>
パシリ「我慢できずに材料をモギモギしてしまう確率43%」<br>
男「…」<br>
パシリ「完成品をモギモギしてしまう確率39%」<br>
男「…」<br>
パシリ「合成時になんらかの障害が起こる確率1%です」<br>
男「……」<br>
パシリ「……」<br>
<br>
837 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:28:06.38 ID:NV5LkWct<br>
>>836<br>
ちょ、そのパシリくれ。<br>
ひょっとしたら100%以上の物ができそうな気がするんだ。<br>
<br>
838 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:28:34.74 ID:+DtAwhL8<br>
>>836<br>
ちょwww成功率110%www<br>
<br>
839 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:28:49.28 ID:N09jQ544<br>
>>836<br>
フイタ<br>
<br>
840 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:30:32.28 ID:Ob6balSL<br>
男「というわけで合成時間終了なわけだが」<br>
パシリ「はい」<br>
男「どうだった?」<br>
パシリ「どうぞ、ディメイトです」<br>
男「…」<br>
パシリ「…」<br>
男「お前は合成前にモノメイト100個食たわけだが」<br>
パシリ「はい」<br>
男「(ワタシ、食べすぎ?)などと言っていたわけだが」<br>
パシリ「はい」<br>
男「満腹じゃなかったのかね?」<br>
パシリ「デザートは別腹です」<br>
男「…」<br>
パシリ「…」<br>
男「…別腹か」<br>
パシリ「別腹です」<br>
<br>
841 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:34:05.53 ID:Ob6balSL<br>
>>837-838<br>
足し算シクジッタ… orz<br>
<br>
842 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:38:14.59 ID:CXAlTZqG<br>
>>817 >>819<br>
thx、合成云々は失敗話ばかりだったのでこういうのもいいかと思った。<br>
<br>
>>823<br>
thx、うちのGH410は今も現役よ。<br>
ムグングリ3連敗中だが、連敗が続くと何処かでトンでもない高属性を作るニクい奴さ。<br>
<br>
さて、素材集めの休憩時に書いたのを投下開始するぜ。<br>
<br>
843 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 18:39:22.23
ID:CXAlTZqG<br>
私はGH410、今日木曜日はガーディアンズの特別休暇です。<br>
ご主人様は部屋でごろごろ、私は部屋のお掃除をしてます。<br>
<br>
ライアという教官の人からは弛んでいると怒られています。<br>
けれどいつも大変な任務ばかりだから、休日くらいは<br>
こんな風にごろごろ過ごして貰うのも構わないと私は思います。<br>
私はライアさんより、レオさんの方が頼もしいかな?<br>
<br>
お掃除も終わろうとしてた時のことです。<br>
突然、何かが私の側にバシッと投げ捨てられました。<br>
<br>
「きゃっ!?」<br>
「あ、それ捨てとけ」<br>
<br>
それはご主人様が読んでいた、今週発売の週間少年マガシでした。<br>
ご主人様は読み終わったら、大体ベッドの側に重ねて置きます。<br>
今日はどうして投げ捨てたんだろう?
つまらなかったのかな?<br>
捨てておけという命令も、不機嫌そうでした。<br>
<br>
気になった私は、命令を聞かずにちょっとページをパラパラめくってみました。<br>
すると、マシナリー特集というカラーページが目に映りました。<br>
そこには私達のようなGH400シリーズの特徴や<br>
各種タイプに最適なマシナリー育成方法が書かれてました。<br>
<br>
844 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 18:40:40.88
ID:CXAlTZqG<br>
特になんともないなぁ?<br>
そう思っていたら読者の声というコーナーがありました。<br>
ヤラセかと思える文章がそこに書かれていました。<br>
<br>
「GH410は簡単に作れるから魅力ナスwwwwwwwww」<br>
「GH410だけはありえないwwwwハンターならGH450wwっうぇww」<br>
<br>
私はすぐ分かりました、ご主人様はこれで不機嫌になったんだと。<br>
ご主人様は自分の主義に合わない事があると、こんな風になります。<br>
この間は、「槍と小剣以外、ありえない」で怒ってたなぁ…。<br>
元々行かなかった協力依頼も、それから一度も行かなくなっちゃったし…。<br>
<br>
GH450はレスタやアグディールというハンターに適したサポートをします。<br>
育成方法は大変だけど、見返りが大きいからハンターに大人気です。<br>
合成は私みたいなGH410には劣っちゃうけど、PCショップもあります。<br>
<br>
実際、マシナリーネットワークによると数多くのGH410シリーズが<br>
PMデバイスZEROを導入され、GH450に変えられているそうです。<br>
GH450自体が悪くはないのはご主人様も分かっているはずです。<br>
GH410を頭ごなしに否定した書き方に苛立ったんでしょう。<br>
<br>
「あの、ご主人様…」<br>
「なぁ、お前は幸せか?」<br>
<br>
私が何とか空気を変えなきゃと、恐る恐るご主人様に声をかけると同時に<br>
ご主人様も話し始めました。<br>
<br>
845 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 18:42:27.65
ID:CXAlTZqG<br>
「…え? それはどういう」<br>
「アホ相手に質問するのは俺の役目だ、続けてよろしゅう御座いますか?<br>
つまりよ、GH410になってお前は幸せか?」<br>
<br>
私が答える前にご主人様は有無を言わさず続けます。<br>
<br>
「簡単に作れるわ、キモイと言われてるわ、愛着ないと言われるわ。<br>
そりゃ確かに進化したのはマシナリーがよく分からんかった頃だが、お前はどうなんよ」<br>
「………」<br>
<br>
私がGH410になって幸せかどうか…。<br>
私はレスタやアグディールなんて使えない。<br>
ラガン討伐に行くと、大体ご主人様の足を引っ張ってしまう。<br>
タダ働きになってしまうから、私はラガン討伐にはついて行きません。<br>
私はいくら倒れても構わないけど、ご主人様がタダ働きなんて耐えられません。<br>
スターアトマイザーを使っても、製作費用を考えれば同じことになっちゃいます。<br>
<br>
合成に関しても、私は特別優れているわけではありません。<br>
打撃80法撃20という、特化ではない「やっちゃいました」的ステータスです。<br>
その数%の確率でご主人様に何度もモノメイトを差し出すのは、とても申し訳ないです。<br>
<br>
でも…。<br>
<br>
846 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 18:43:55.99
ID:CXAlTZqG<br>
「私は…この身体になっても不幸だと思ったことなんてないです」<br>
「…ほう?」<br>
「この雑誌の言ってる事は間違いないです。<br>
私がGH450だったら、もっともっとご主人様の役に立てたかもしれません。<br>
ラガンだって、テレホマンだって何だってSランクで倒せたかもしれません。<br>
けど、今でもご主人様は色んな所に連れて行ってくださいます。<br>
それに私が合成で一生懸命作った武器を、使ってくれてます。<br>
私はそれだけでとっても幸せです。不幸だなんて…とんでもないです!」<br>
「…さいですか」<br>
<br>
ご主人様は、不機嫌そうな顔を変えないで天井を見つめ続けてます。<br>
こんな時、どうしたらいいんだろう…?
モノメイトを出して和ませようかな?<br>
ああ、けど昨日合成に失敗したばかりだから余計に怒らせちゃうかもしれない。<br>
私は必死になって考えてました。<br>
<br>
「ご主人様、特別休暇も終わってますし出かけましょうよ!」<br>
「あー?」<br>
「嫌な事があったら、気分転換をするのが一番ですっ!」<br>
「そりゃいいが、何処によ?」<br>
「私、ミズラキの紅葉が見たいですっ」<br>
「却下致します」<br>
「ど、どうしてですかー」<br>
「ミミズ面倒だし、お前バータにだけは弱いじゃない」<br>
「たまにはパルム以外に行きましょうよー!」<br>
「やだ、メンドくせ」<br>
<br>
847 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 18:45:51.27
ID:CXAlTZqG<br>
ううう、どうして私のご主人様はこんなに面倒臭がりなんだろう。<br>
気分転換も面倒臭がる人なんて、私は始めてです。<br>
私が別の手段を考えていたら、ビジフォンが鳴り出しました。<br>
ご主人様はベッドから動こうとせず、腕だけ伸ばして取ろうとしてます。<br>
その方が余計疲れるのに…。<br>
<br>
「あー、はいはい…じゃあいつもの場所で」<br>
「どちら様からですか?」<br>
「Kさんがニューデイズの木材をご所望になられております。<br>
そして我等のような前衛を数人募集しておられます」<br>
「と、言う事は…」<br>
「オラ、行くぞ。さっさと支度しな」<br>
「はいっ!」<br>
<br>
ニューデイズに到着後、Kさんに何度も御礼をしました。<br>
Kさんは何の事だか分からない顔をして、「どういたしまして」と言ってました。<br>
<br>
私はGH410、一番の量産型と言われるシリーズです。<br>
けど恥ずかしくなんてありませんし、恨んでもいません。<br>
GH410であることを堂々と誇りに思っています。<br>
<br>
<br>
<br>
恐らく、続く<br>
<br>
848 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:47:32.40 ID:6ZG3CuBz<br>
残念なお知らせがあります、パシリは全部レスタ出来ます<br>
<br>
849 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 18:47:35.67
ID:FppKmu72<br>
パシリ「みなさん今晩は。今日は私の合成の秘密を暴露しちゃいますね」<br>
<br>
パシリ「今まで合成率が高くてもモノメイトが多いと思いませんでしたか~?」<br>
<br>
パシリ「あれ実はちゃんと成功してたのですよ~、てへ」<br>
<br>
パシリ「でもご主人様は私がレベル100になったら餌くれなくなったでしょ?」<br>
パシリ「だからですよ~。モノメイトを先に渡して、成功したのをご主人様がログオフしてる時に食べてましたっ」<br>
<br>
パシリ「これを聞いたご主人様、100になってもちゃんと餌くださいね?」<br>
<br>
パシリ「そうしないとまた食べちゃいますよ♪」<br>
<br>
850 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:52:01.40 ID:CXAlTZqG<br>
>>848<br>
あ、修正忘れとった。<br>
×レスタ、アグディールなんて使えない。<br>
○レスタは使えても、連発できないしアグディールなんて使えない。<br>
<br>
GH410にA武器食わせてくる。<br>
<br>
851 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
18:54:00.78 ID:pwgG0XkG<br>
>>831<br>
良い話だが・・・黒いなwww<br>
こういうのは苦手そうな人いるかも知れんし注意書き必要かもな<br>
<br>
>>836,840<br>
デザート別腹噴いたwww<br>
ところで俺もそのPMに合成依頼していいかな?www<br>
<br>
>>843<br>
410も良い所あるし人それぞれだよな<br>
<br>
ちなみに俺のPMは420で良くLLに連行してしまう俺フォルテク<br>
今日も元気に闇爪で引っ掻いてるぜ!<br>
<br>
852 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:00:41.75 ID:KgB+p06W<br>
自分の装備揃えるより450育成しようとしてる俺30台レンジャイ。<br>
何も間違ってないよな?<br>
<br>
853 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:04:32.75 ID:pwgG0XkG<br>
>>852<br>
迷い無ければ総て良し<br>
思ったまま進めば良いさ<br>
<br>
854 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 19:10:46.71
ID:SFqH3gHy<br>
テレホマン噴いた<br>
<br>
855 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:11:11.50 ID:q8bh2ia5<br>
>>852<br>
450の育成より自分の育成を優先している人の方が間違ってるんですっ<br>
あ、私は通りすがりの小型キャストです、どうぞお気になさらず・・・<br>
<br>
856 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:13:44.00 ID:2nh01rFL<br>
このスレみてるとどのパシリも愛されてるんだなあ、と感じるぜ<br>
<br>
857 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:36:14.81 ID:mhwFUZWS<br>
ここを良スレとか言ってる奴はなんなの?<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
神スレに決まってるでしょう、変態<br>
<br>
858 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:38:16.20 ID:Ta1QtjJG<br>
このスレ見てるとPSUも土台は面白いんじゃないかって思えてくるよ<br>
<br>
859 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:39:52.99 ID:UzF6aHCI<br>
PSUの土台が面白いのではなく<br>
みんながパシリを愛してるだけ。<br>
<br>
860 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
19:48:39.86 ID:MKrCVJe+<br>
パシリ「パクッモギモギモギ・・・なんか微妙な味」<br>
男「あーあ、はやく人型になんねーかな・・・ほれ」<br>
パシリ「パクッモギモギモギ・・・なんか微妙な味」<br>
男「俺もはやくあんなことやこんなことを・・・ほれ」<br>
パシリ「パクッモギモギモギ・・・なんか微妙な味」<br>
男「戦闘でもレスタでウマーだろうしなー・・・ほれ、って・・・・・うは、<br>
武器全部あげちまったい/(^o^)\」<br>
男「しかし後ひとつで満腹なんだよな・・・<br>
うーむ、かくなる上は俺のランスでも・・・<br>
パシリ「パクッモギモギモギ・・・なんか微妙な味」<br>
<br>
<br>
<br>
男「<br>
/\___/ヽ ヽ<br>
/ ::::::::::::::::\ つ<br>
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ<br>
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ <br>
. | ::< .::|あぁ<br>
\ /( [三] )ヽ ::/ああ<br>
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ <br>
<br>
861 名前:ほぼ実話[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 20:02:12.90
ID:R5EL/FQI<br>
男「ついにショップオープンチケットを買ったぞ」<br>
<br>
パシリ「いよいよ店舗オーナーデビューですね」<br>
<br>
男「今日からお前も看板娘だ。しっかりやってくれよ」<br>
<br>
パシリ「はい。誠心誠意頑張らせて頂きます」<br>
<br>
男「それじゃ、早速オープンといくか」<br>
<br>
パシリ「では、チケットをお預かりします」<br>
<br>
男「ああ、頼んだぞ」<br>
<br>
パクッ モギモギ…<br>
<br>
パシリ「なんか 微妙な味」<br>
<br>
男「……」<br>
<br>
パシリ「……」<br>
<br>
862 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
20:13:51.61 ID:SOaXZtfU<br>
>>820をまとめサイトのトップ絵とかどうよ<br>
<br>
863 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
20:30:10.27 ID:NV5LkWct<br>
>>862<br>
<br>
<br>
<br>
天 才<br>
<br>
864 名前:まとめてるかもしれない人[sage]
投稿日:2006/11/03(金) 20:30:21.08 ID:PV/mdRRb<br>
>>862<br>
イイナソレ<br>
<br>
>>820氏トップに使ってもよろしいですか?<br>
<br>
865 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
21:26:24.28 ID:aPXg8Gdi<br>
「やっぱり、アクアは全然使えないな」<br>
「ごめんなさい、ごめんなさい」<br>
「もう連れてこない。」<br>
「今度は必ずがんばりますから」<br>
「謝んなくていいって・・・。」<br>
「ごめんなさい!」<br>
こんな毎日怒られる日々が続いてた。<br>
<br>
「よっと、行ってくるわ。」<br>
「・・・・・いつも合成ありがと。」<br>
毎朝ボソッと一言、言っていく。合成を失敗しても必ず言ってくれる。<br>
恥ずかしいのか私も聞いてないふりをする・・・。<br>
私もうれしく少し恥ずかしいのだ。<br>
<br>
ご主人様は今日もシードを倒しに行く。いつも通りの毎日。<br>
ご主人様が出て行き数分後、私も出かける。<br>
(あっ今日はAランクに行くんだ)<br>
ご主人様が入っていった扉・・・その後暫くしてから私も入る。<br>
これが日常。<br>
<br>
「・・・・・・頑張ろう。」<br>
入り口で小さく呟く<br>
いつも待ってくれてるご主人様と連れ添い敵の中に入っていく<br>
連れては来ないけど勝手に来るぶんはいいんだそうだ。待っている背中を見るのが好きだ。<br>
Aランクだけあって敵の動きも素早く、いつものBランクとは比べ物にならない<br>
<br>
「きゃっ」<br>
「気をつけろ」<br>
「すいません、すいません」<br>
「さっさと手を動かす!」<br>
「すいません、すいません」<br>
さすがにAランクだ。いつもの倍以上時間がかかる。でも途中で決してご主人様は<br>
請け負った仕事をやめない。1匹でもシード、感染された生物を減らしたいそうだ。<br>
仕事中に死んでも本望だそうだ。よく俺が死んでも身内もいないし迷惑かけないしなと言う。<br>
でも・・・・・。<br>
<br>
なんとか4ブロックのシードを倒し一息。<br>
(ふぅー)<br>
「よいしょっとアクアはなんでいつもウロウロすんだ!」<br>
「うぅ・・・ごめんなさいごめんなさい。」<br>
「ったくもう連れてこねぇ。」<br>
「すいません、すいません。」<br>
「謝んなくっていいってば・・・・。」<br>
「ごめんなさい!」<br>
日常・・・・・。<br>
<br>
今日もそんな日常が過ぎるのだと思っていた。<br>
<br>
866 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
21:26:47.64 ID:pwUgP2A7<br>
全てのレスを読んできたが一つとしてつまらなかったものがない。<br>
<br>
867 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
21:31:17.15 ID:aPXg8Gdi<br>
「じゃ、行ってくるー。」<br>
「・・・・・いつも合成ありがと。」毎朝の事だけどうれしい。<br>
ご主人様が出てすぐお客さんが来て少し遅れたが急いで追う。<br>
<br>
(あっ、今日も通路に行くんだ)<br>
扉に入っていったご主人様を追って扉に入る・・・。<br>
「あれ?入れない。」<br>
なぜか入れない・・・。<br>
(うーん、間違えたかなどこの部屋だろう)<br>
色々ボタンを操作するアクア<br>
ウィーーン<br>
(ほっ、開いた)<br>
中に入るといつもそこにいる主人がいない<br>
(あれ~先行っちゃったのかな)<br>
そこで進んでみると・・・・・・。今まで見たことのない生物達がいた。<br>
(なにこれ!?)<br>
その生物達は、アクアに気づき一斉に襲い掛かってくる。<br>
素早い、いくら攻撃しても倒れない。<br>
「くっ・・・・。」<br>
(なんなのこれ昨日のAランクの敵と比べ物にならないよ。)<br>
どんどん攻撃を受ける一方で体力が消耗していく。<br>
<br>
(敵と離れよう)<br>
敵と離れたアクアを今度は闇魔法メギドを襲う<br>
寒気が走った、このままじゃ無理<br>
逃げ惑うアクア・・・・。<br>
<br>
「ばーーーーーーーーっか野郎!!!」<br>
「あ・・・・。」<br>
ものすごい勢いでご主人様がやってくる・・・幻かと思った・・・。<br>
レスタをかけてくれ<br>
「こっち来い!」<br>
腕を引っ張られ入り口の側まで行き<br>
「おっそいと思ったらお前Sランクなんかに1人で入りやがって。」<br>
「うぅ・・・・ひっく・・・・。」<br>
「・・・・・。」<br>
「ちっ・・・もうきやがった。」<br>
<br>
868 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
21:33:13.81 ID:aPXg8Gdi<br>
ポチッ<br>
「え?・・・・・」<br>
気づくと私は、扉の前にいた。一瞬なにが起きたかわからなかった。<br>
(転送さ・・・れ・・・た?)<br>
あわてて確認したが請け負ったミッションは継続中だ。<br>
ご主人様1人だけ入ってる。急いで扉に入ろうとした。<br>
(え・・・・ロックされてるの?)<br>
無茶苦茶な番号をどんどん押すが開かない。<br>
「お姉さんこの扉開けて下さい。」<br>
近くに立っていてリニアラインを管理しているキャストに頼んだが<br>
「すいません、それは無理です。」<br>
「お願いです、ご主人様1人なんです。」<br>
「すいません。」<br>
とにかくパスワードをどんどん何十、何百と打ちこんでいく。<br>
「ねぇ・・・開いてよ・・・ひっく・・・。」<br>
「・・・開いで・・・ぐだざ・・・・い。」<br>
先程の恐怖を身を持って体験している。体験しているから1人では<br>
無理だとわかってるから・・・。<br>
<br>
ドンドンドンドンドンドンドン<br>
「お止めください。」<br>
「開けで・・・ぐだざい・・・うぅ・・・。」<br>
「中からロックを掛けられては残念ながら無理なんです。」<br>
何千回とも番号を打ち、扉を叩き。<br>
1時間、2時間、3時間・・・・・<br>
<br>
どのくらいたっただろうか。もうアクアは、涙も流しつくし<br>
目も真っ赤に腫れ上がり手もボロボロになっている。<br>
扉が開いた、打った番号が当たったのだ。<br>
ふらふらな状態の足で中に入っていく。<br>
1ブロック目から2ブロック目に続く扉の前だった・・・。<br>
<br>
扉の前で倒れている。その横に座り込む。<br>
<br>
「覚えてますか?最初に会った時の事。」<br>
初めて生まれてきた時優しく頭を撫でてくれたご主人様<br>
「私の為にいっぱい散弾銃を買ってきてくれもしましたよね。」<br>
この時は、私のサイズに合わなくて2人して笑った<br>
「いつもミッションになると怒られてましたね私えへへ。」<br>
敵から攻撃を受けるたびにレスタをしてくれた、私の前に立ち守ってくれた<br>
「うふふ本当、不器用ですね、私達・・・。」 <br>
<br>
俺が死んでも身内もいないし迷惑かけないしな<br>
「私が迷惑です・・・・。」<br>
「・・・・・いつも合成ありがと。」<br>
「どういたしまして。こちらこ・・・・そ・・・あ・・・り・・が・・。」<br>
静かに主人の横に横たわるアクア。<br>
<br>
巫女の祝福を受け主人の肩に乗り微笑みながら星空に歩いて。<br>
OKフォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br>
<br>
869 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:19:12.07 ID:Ta1QtjJG<br>
ちょwwwシリアスかと思ったら最後でぶち壊しwww<br>
<br>
870 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:24:27.53 ID:MbEAn4uT<br>
余りにも一瞬にして崩れ去った日常に涙orz<br>
<br>
871 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:27:53.57 ID:mg+tVy1A<br>
男『近頃PM暴行というのが流行ってるらしい、そこで!今日はもしもの時のためにお前に護身術を授ける!』<br>
<br>
420『はい!ご主人様!』<br>
男『返事はオスだ!それと師匠と呼べ』<br>
<br>
420『オス!ししょー!』<br>
男『うむ、ではさっそく始めるぞ。<br>
体の小さなお前はこのように悪漢に全体重をかけて押し倒されては・・・』<br>
<br>
ブワ(巴投げ)<br>
<br>
ガシャーーン<br>
<br>
420『あれ なんかよわよわ』<br>
<br>
男『・・・』<br>
<br>
420『お夕飯の支度しちゃいますね』<br>
<br>
男『オス、師匠』<br>
<br>
872 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:28:49.14 ID:L4/1DYvd<br>
死んでもデスペナ無しで復活できるPSUで<br>
PC関連の死亡ネタやられても冷めてしまう私マガシ<br>
<br>
873 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:36:00.62 ID:YDJDew+/<br>
>>871<br>
私はこういうのがすごい好き<br>
勿論他のSSも好きだけれどねっ!<br>
<br>
なんてのかなあ、ゲームに映らないだけで、見えないとこでは<br>
自分のキャラとパシリは、こんなやりとりしてるのかなあ、て思うと<br>
なんだかすごく楽しくなれる。<br>
<br>
<br>
<br>
874 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金)
22:54:35.07 ID:MbEAn4uT<br>
今日一日ここに入り浸っていたせいか、小星霊だというのに<br>
GH440だけ連れてあてもなくソロの旅に出てしまった俺が居る。<br>
旅の様子でも妄想しながら風呂入ってきます。<br>
<br>
それと>>873に激しく同意。今後もこのスレに期待してます。<br>
<br>
875 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:08:44.79 ID:yHgNWSdw<br>
>>864<br>
おkっすよ![゚д゚]b<br>
<br>
想像外にいい反応でうれしい箱でした[゚д゚]<br>
<br>
876 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:16:22.29 ID:Kn+PuOSj<br>
>>873あああああありがとう(つД`)<br>
こういうの初めてでドキがムネムネしてたんだ<br>
<br>
877
名前:まとめ改め保管庫を”管理”してるかもしれない人[sage]
投稿日:2006/11/04(土) 00:16:32.69 ID:sl37qKcq<br>
>>875<br>
ありがたやー、早速変えてきた<br>
しかし改めてみるとすげえペースで作品投下されてるんだなあと感心した<br>
<br>
878 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:18:15.32 ID:fclTMpwk<br>
パシリ「ご主人様それは……!」<br>
男「ふっふっふ、そうA武器さ! ついに ねんがんの A武器を以下略」<br>
パシリ「おめでとうございますご主人様! 私にも是非見せてください!」<br>
男「はっはっは、いいとも。今の俺は機嫌がいいからな」<br>
パシリ「……さすがA武器、輝きが違いまパクッ」<br>
男「おイぃぃぃぃぃぃぃ! ちょっとパシリさん何してんのォォォォ!?」<br>
パシリ「いえ、ホラ味見ですよ味見モギモギ」<br>
男「どう見ても完食する気満々じゃねーかァァァ!!」<br>
パシリ「Aだけあって食感も素晴らしいです……ご主人様、おかわり~」<br>
男「おかわりじゃなくて俺のA武器返せえェェェェェ!!」<br>
パシリ「だが断る」<br>
男「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」<br>
マガシ「倫理的におk」<br>
男「おkなのはお前の声だけだァァァァァ!!」<br>
<br>
<br>
さて寝るか。<br>
<br>
879 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:26:10.56 ID:xnkuYyMv<br>
高ランクの合成の成功率が低いのは<br>
素材、完成品ともにランクが高いから<br>
パシリがモギモギしたくなっちゃうでFAですか?<br>
<br>
<br>
880 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:31:45.39 ID:czIXWzrt<br>
ある日<br>
<br>
パシリ<br>
「ご主人様!ヒューマンのくせに何バーントラップG食べようとして・・・アッー!」」<br>
<br>
<br>
またある日<br>
<br>
パシリ<br>
「ご主人様、それ私の服のスペアですよね?え?着るつもりですか!?倫理的にむr・・・アッー!」<br>
<br>
<br>
さらに別の日<br>
<br>
パシリ<br>
「ご主人様!ご主人様の菊門にナノカーボンを挿入してもメイガラインは出来な・・・アッー!」<br>
<br>
881 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:33:53.59 ID:xnkuYyMv<br>
>>852>>855<br>
自分が使ってる武器より<br>
パシリの餌のが<br>
上等だったりするぜ<br>
<br>
<br>
882 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
00:43:42.71 ID:xMe6A68k<br>
「時に440よ」<br>
「なんでしょうか」<br>
「その手に持っているのは何だ」<br>
「ただのエビルツインズですが」<br>
「……なぜそれを持っている?」<br>
「なぜ、とは?」<br>
<br>
「これを見ろ」<br>
「レイガンですね」<br>
「レイガンだ。お前が作った物だ」<br>
「そういえばそんなこともありましたね」<br>
「レイガンの基板は3度まで挑戦可能だ。覚えているか」<br>
「ええ、それなりに」<br>
「残りの2回はどうなったか、覚えているか」<br>
「……確か、失敗しましたね」<br>
<br>
「……その手に持っている物は何だ?」<br>
「……ただのエビルツインズです」<br>
「…………」<br>
「…………」<br>
<br>
883 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:01:13.09 ID:6fllH26q<br>
俺「今日はショップに寄って来るから、帰りは少し遅れる。じゃあ、行ってくる。」<br>
そう言うと、俺はマイルームを後にした。<br>
『ちょっと言い過ぎたかな?』<br>
それは朝の出来事だった。<br>
朝起きると、ベッドの傍らに430が立っていた。<br>
俺「おはよう。どうした?何かあったのか?」<br>
430「あ、お早うございますご主人さま!…あ、あのですね。」<br>
そう言うと、430は俺にモノメイトを差し出した。<br>
430「合成を依頼されていた”アルテリック”を失敗しちゃいました。ごめんなさい!」<br>
俺「あ、ああ。そうか、分かった。」<br>
『クバラ品だし仕方ないな。』と思っていると、更にブルースの軟骨を差し出した。<br>
430「あのぉ。実はお昼のお弁当用に作った“コルトバサンド”も失敗しまして…。」<br>
俺「お前はコルトバサンドもロクに作れないのか!」<br>
今日は2人でパルムに行く予定だったが一人で出てきてしまった。<br>
今考えればそこまで怒らなくてもと思ったのだが、ここ最近合成は失敗ばかりだった事もあり、その時は虫の居所が悪かったらしい。<br>
『帰ったら謝るか…。仕方が無い、今日は別のミッションでも受けるか…。』<br>
俺は一人ミッションカウンターへと向かった。<br>
<br>
<br>
430「いってらっしゃいませ。ご主人さま…。」<br>
“プシュー”と言う音と共にドアが閉まり、ご主人様は出かけてしまった。<br>
『今日はパルムに連れて行ってくれるって言ったのになぁ。』<br>
430「隣の410ちゃんや、向かいの420ちゃんは毎日の様に連れいってもらっているっていうのに、私は今日もお留守番…。ねぇ。どうしてかな?」<br>
と、部屋に飾ってある“パノンオブジェ”に話しかけてみるも、ただ台座の上を歩いているだけで何も答えてはくれなかった。<br>
430「合成失敗した“アルテリック”もクバラウッドの加工が難しいのよね…。もう、君のせいだぞ…。」<br>
“コツン”とクバラウッドをつついても、やはり返事は返ってこなかった。<br>
430「クヨクヨしていてもしょうがない。今日も合成がんばりますか。」<br>
“ヨシッ”と430は気合を入れると、”アルテリック”の合成作業を始めた。<br>
<br>
<br>
884 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:01:35.88 ID:FZiVTxr8<br>
「開店チケットというのがインテリアショップに売っていたのだが飾ることが出来ない」<br>
「ご主人。それはインテリアではないのです」<br>
「インテリアじゃないものがなんでインテリアショップに売っているんだ?」<br>
「ご主人だってお店を開いてもいないのに油を売っているじゃないですか」<br>
「そうか」<br>
「そうですとも」<br>
<br>
「なるほど、つまりこのチケットをお前に渡せば開店できるのか」<br>
「はい。今まで出口だった部分に増築します」<br>
「じゃあ今まで出口だった部分はどうなるんだ?」<br>
「ご主人の運営するアイテムショップになります」<br>
「今まで出口だった部分には何があったんだ?」<br>
「ショップ予定地です」<br>
「俺がガーディアンズになる前からか?」<br>
「ご主人がガーディアンズになる前からです」<br>
「すごい設計だな」<br>
「恐縮です」<br>
<br>
「それで、めでたく開店とあいなったわけだが」<br>
「はい。おめでとうございます」<br>
「何を売ったらいいんだ?」<br>
「ご主人はもう十分売っていらっしゃいます」<br>
「ここ数時間は油も売らずにショップ周りを頑張っていたはずなんだが」<br>
「喧嘩を買っている私の身にもなってください」<br>
「売ってたか」<br>
「特売でした」<br>
<br>
885 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:02:44.45 ID:6fllH26q<br>
俺「なかなか上手く行かないものだな…。」<br>
予定を変えて受けたミッションは、最近流行っている犯罪で“人型に変化したパシリの記憶データを改ざんして、客に売りつけているバイヤーを捕まえる”と言う物だった。<br>
この手のニュースが増えてから、430には「知らない人には付いて行ってはダメだよ。」と強く言ってある。<br>
リストを手に街を何時間か周ったものの、そう簡単に見つかるわけも無く、ただ時間だけが過ぎていった。<br>
俺「今日はこの辺にして、買い物でもして帰るか。早く見つかると良いが…。」<br>
そう言うと、俺はお目当ての物を探しにショップ巡りを始めた。<br>
<br>
<br>
ドゴォォオン!!<br>
派手な音が部屋に鳴り響く。<br>
430「うぅ…。また失敗かぁ。これで5本目だよぅ。どうしよう、またご主人様に叱られるよ…。」<br>
とりあえず部屋の片付けをして途方に暮れていた430だが、何か思いついたのか430はイスから立ち上がり外に出かけた。<br>
<br>
886 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:03:40.35 ID:6fllH26q<br>
俺「ただいま…。あれ?」<br>
何とかお目当ての物を見つけ、マイルームに戻りドアを開けると部屋の明かりが消えていて、いつもなら真っ先に迎えに来る430の姿がなかった。<br>
リビングに入ると、テーブルの上にモノメイトが置いてあった。<br>
『あいつまた失敗したのか…しょうがないやつだな。』<br>
と思いつつ、都合が良いと準備を整える。<br>
<br>
<br>
430「もうちょっと安くなりませんか?」<br>
アルテリックの完成品or再度作るべく、ショップ巡りをしていた。<br>
店員「すまないね。こっちも商売でやっているから…。」<br>
お小遣いではとても足りず、ションボリとショップを後にした。<br>
『困ったなぁ。』<br>
と、途方に暮れていると、人の良さそうなおじさんに話しかけられた。<br>
おじさん「嬢ちゃん。何か困った顔をしているけど、何かあったのかい?おじさんで良ければ話を聞くよ。」<br>
ちょっと戸惑ったけど、人が良さそうだったので事情を話すと、<br>
おじさん「だったらちょっときついけど、短時間で稼げる良いバイトを知っているから紹介してあげようか?でも、お嬢ちゃん大丈夫かな?」<br>
430「私、がんばります!」<br>
<br>
<br>
887 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:04:40.52 ID:6fllH26q<br>
俺「遅い…。」<br>
ご飯の時間になればお腹が空いて帰ってくるだろうと思っていたが、なかなか帰ってこない。<br>
流石に心配になったので、街に探しに出かけると同僚Aに声をかけられた。<br>
A「おう!久しぶり!」<br>
俺「ああ。久しぶりだな。ところで、俺のPM見かけなかったか?」<br>
とりあえず聞いてみる事にしたが、意外な答えが返ってきた。<br>
A「見たよ。髭おやじと一緒だったけど、知り合い?」<br>
『髭おやじ?まさか…。』俺は、リストの中から一人の男を選んでAに見せた。<br>
A「ああ、こいつだよ。今時カイゼル髭なんて珍しいからな。」<br>
俺「で、そいつと何処に行ったか分かるか?」<br>
A「裏通りに入っていったのは見たけど、その後までは分からないな。何かあったのか?」<br>
俺「まあ、色々とな…。ありがとう、助かるよ。」<br>
A「おう。たまにはこっちの方にも顔を出せよ。」<br>
俺「ああ。そのうちな。」<br>
俺はその場を後にして、裏通りに向かった。<br>
<br>
<br>
<br>
おじさん「ちょっとここで待っていてもらえるかな?」<br>
そう言われると、一室に案内された。<br>
部屋には応接セットと、机がある位で、他には調度品がなく質素な部屋だった。<br>
フルーツジュースを出され、イスに座って飲んで待っていると、外からおじさんが電話で話す声が聞こえてきた。<br>
おじさん「はい、はい。ええ…その点においてはご心配はいりません。データをいじって前のマスターではなく、お客様のデータを入れ替えれば…。」<br>
『え?何?どう言う事?…あ!』<br>
最近ニュースで見た事件を思い出した。<br>
430「どうしよう。早く逃げないと…。」<br>
この事でご主人様に知らない人に付いていったらダメって言われていたのを思い出した430。<br>
430「またご主人様に叱られちゃうよ…。」<br>
でも、どうしたら良いのか分からない430。<br>
ふと、朝ご主人様からおやつにと“フリーズトラップ”を貰っていた事を思い出した。<br>
430「そうだ!これで…。でも、お腹すいたなぁ。」<br>
などと考えているうちに、おじさんが帰ってきてしまった。<br>
おじさん「やあやあ、待たせたね…。」<br>
今はそんな事を考えている場合じゃない!と、<br>
430「おじさん!ごめんなさい!」<br>
“えいっ!”とおじさんにフリーズトラップを投げつけると、おじさんの頭に当たって……そのまま床に落ちた。<br>
430「…アレ?何で??」<br>
床に落ちているフリーズトラップを見て430は気付いた。<br>
『あーッ!セーフティー解除するの忘れてたぁ!ばかばか、私のばかぁ!!こんなんだから合成失敗するのよぉ!』<br>
おじさん「お嬢ちゃん。これは一体どう言う事かな?」<br>
430「えっ!えーっと。ちょっとトラップの練習を…。」<br>
おじさんの顔は、笑っているが目が笑っていない。<br>
430「あははは…。あっ!そうだ!ちょっと用事を思い出したので、帰りますね。お邪魔しました~。」<br>
そう言ってドアを出ようとした所で、おじさんに腕を掴まれた。<br>
おじさん「悪いけど、帰すわけには行かないな。それに、そろそろ痺れ薬が効いてくる頃だろう…。」<br>
430「えっ?」<br>
おじさん「お嬢ちゃん。フルーツジュース美味しかったかい?」<br>
430「はい!とっても!!」<br>
<br>
888 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:05:41.13 ID:6fllH26q<br>
“バタンッ!!”と派手な音と共に、430は後ろに倒れた。<br>
『か、体が動かない…。』<br>
男は430を担ぐと、奥の部屋にある手術台の様なベッドに寝かせ、逃げれない様に両手両足をロックした。<br>
おじさん「次に目が覚めた時には、今までの事は綺麗に忘れているから、安心して新しいご主人様に可愛がってもらうんだよ。」<br>
そう言っておじさんが近づいて来る。<br>
『いや…そんなの嫌だ!ご主人様助けて!』<br>
瞼を固く閉じ、身を固くする430。<br>
…。<br>
………。<br>
………………………。<br>
『あれ?』<br>
恐る恐る瞼を開けると、そこにはおじさんの姿は無く、代わりにご主人様が立っていた。<br>
430「ご主人様!?」<br>
ご主人様は両手足のロックの解除してくれた。<br>
いつの間にか薬の効果は切れて体が動くようになっていて、起き上がるとおじさんが床でのびていた。<br>
俺「姫、お目覚めはいかがですか?」<br>
おどけているが、怒っている事は聞かなくても分かっていた。<br>
俺「…はぁ。あれほど知らない人には付いて行くなって言っただろ?」<br>
返す言葉が無い。どんな顔をすれば良いのか分からない…。<br>
気が付くと、走り出していた。<br>
ご主人様「あ、ちょっと!430!何なんだよ!」<br>
バイヤーを放って置く訳にも行かず、ガーディアンズ本部に引き取りに来てもらう連絡を入れた。<br>
<br>
889 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:06:47.35 ID:6fllH26q<br>
430「私、どうしたら良いの…。」<br>
その場を逃げるように出てきたが、この後どうすれば良いのか分からなかった。<br>
このまま帰らない訳にはいかないし、かと言ってどんな顔をして会えば良いのか分からない。<br>
当ても無く歩いていると、ルームグッズショップを通りかかった時に『PMデバイス
ZERO』が目に入り、朝のご主人様の言葉を思い出した。<br>
「今日はショップに寄って来るから、帰りは少し遅れる。」<br>
『まさか、ご主人様は私をリセットするのでは?』<br>
普段は思いもしない事も、今の430には当たり前の様に感じられた。<br>
『ご主人様にリセットされる位なら、いっそ自分で…。』<br>
ショップに入り、『PMデバイス
ZERO』を手に取るとお金も払わずに逃げ出していた。もう、430止まらなくなっていた。<br>
<br>
<br>
<br>
ようやくガーディアンズに引き取って貰い、報酬を貰って430を探すも見つからない。<br>
2階を探している時に、ルームグッズショップに人だかりが出来ているのを見かけ聞いてみると、430型のPMが『PMデバイス
ZERO』を持ち逃げしたらしい。<br>
『まさかな…。』を思いつつも、逃げていったと言う上の階には心当たりが一箇所あったのを思い出した。<br>
<br>
890 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:07:37.80 ID:6fllH26q<br>
何処をどう走ったのか分からないが、いつの間にかオロール展望広場に着いていた。<br>
そこは、まだ生まれて間もない430が、戦闘に慣れさせる為に良く通った場所だった。<br>
いつもの場所に腰を下ろし、辺りを見渡すと星を見に来たカップルや、PMを連れたパーティーの姿があった。<br>
430「星が綺麗だなぁ…あ!パルムだ!楽しかったなぁ…ご主人様といったパルムの草原。それも、もう終わるのね…。」<br>
そう言うと、430は『PMデバイス ZERO』を取り出した。<br>
<br>
<br>
俺「やっぱりここだったか。」<br>
俺はオロール展望広場で、『PMデバイス
ZERO』を手に持っている430を見つけた。<br>
慌てて近づこうとしたが、どうも様子がおかしい。<br>
『PMデバイス
ZERO』を口元に持って行っては止め、持って行っては止め、を繰り返している。<br>
俺はゆっくりと430に近づいき、その手から『PMデバイス
ZERO』を取り上げた…。<br>
<br>
891 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:08:31.49 ID:6fllH26q<br>
430「あッ、ご主人様…。」<br>
今にも泣きそうな顔で俺を見上げる430。<br>
俺「お前、これを食べたらどうなるのか分かっているのか?」<br>
静かに俺は言った。<br>
少しの沈黙の後、430はその重い口を開いた。<br>
430「知ってるよ。それを食べたら私はリセットされて、GH101に戻るの…。」<br>
俺「知っているなら何でそんな事をするんだよ!」<br>
分かっていながら自らリセットしようとしていた430に腹が立った。<br>
430「ご主人様のお役に立ちたかったの…。」<br>
俺「えっ??」<br>
430「でも私、合成は失敗ばかりでッ!戦闘でも役に立たない!おまけに今日は言いつけを破って知らない人に付いていって売られそうになってッ!」<br>
俺「…。」<br>
430「嫌だよね?もう、嫌いになったよね?こんなダメな子いらないよね?今日も帰りにショップによって『PMデバイス
ZERO』を買って私をリセットしようとしたんだよね?だから、ご主人様にリセットされる位なら自分でリセットしようと思って…。」<br>
俺「430…。」<br>
430「でも出来なかった!何度も何度も食べようと口に持っていってけど、ご主人様との楽しい思い出が頭をよぎって食べられなかった!ご主人様の事を忘れるなんて出来ないよ!」<br>
俺「…。」<br>
430「何で私は430なの?410や420なら戦闘でも役に立つし、打撃系の合成だって得意でもっとご主人様の役に立てるのに!私410や420に生まれたかった!そうすれば、こんな思いしなくて済むのに!ご主人様何で?どうして私は430なんですかッ!」<br>
<br>
892 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:12:45.22 ID:6fllH26q<br>
430に泣きながら言われて、俺は思い出した。<br>
俺「…初めてGH430を見た時に、その可愛らしさに俺はPMをお前にする事を決めたんだ。」<br>
430が泣くのを止めて、顔を上げた。<br>
俺「戦闘で役に立たない事や、ハンターで打撃特化を目指していたが、途中で路線変更してステータスは中途半端になって合成では特にメリットが無い事も分かっていた…。」<br>
430「ご主人様…。」<br>
俺「お前がいれば、単調でつまらない周回も楽しかった…。<br>
合成だって、お前が初めて作ってくれたオートガンは、今でも大切に使っているし、<br>
ミッションから疲れて帰って来てお前が笑顔で出迎えてくれた時は、それだけで疲れが吹き飛んだ。<br>
だた、そばにいて欲しかったんだ…。<br>
なのに俺、その事を忘れてお前の事叱ってばかりでッ!」<br>
俺は430を抱きしめた。<br>
430は華奢で小さくて、こんな小さな身体で悩んで、自らリセットしようとするまで追い込んでいた自分に腹が立った。<br>
そして誓った。<br>
俺はこの両腕で抱きしめられる世界を守っていくと…。<br>
430「ご主人様…。」<br>
俺「悪かった、本当にごめんッ!」<br>
430「私、ご主人様のそばにいても良いですか?GH430のままで良いですか?」<br>
俺「ああ…。俺は”お前に”そばにいてもらいたいんだ…。」<br>
そう言って頭をなでると、夏のひまわりの様な笑顔になる430。<br>
そう、俺はこの笑顔に助けられてきたんだ。<br>
430「ご主人さまぁ~。」<br>
その後、パルムを見ながら草原に行った時の話などをして笑いあった。<br>
<br>
893 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:13:48.26 ID:6fllH26q<br>
俺「それじゃあ、帰ろうか?あ、そうそう。今日は何の日か憶えてるか?」<br>
一瞬考える430だが、直ぐに気付いたらしく笑顔で答えた。<br>
430「私が生まれて1歳の誕生日ですね!」<br>
俺「当たり!お祝いする為に『セレブケーキ』をショップで探すの大変だったんだぞ。」<br>
430「えッ?ショップってその事だったんですか?言って下さいよ!」<br>
ほっぺたを“プクッ”と膨らませて起こる430。<br>
俺「言ったら意味が無いだろ?」<br>
430「変に勘違いしたじゃないですか!もうッ!早く帰ってケーキ食べましょう!」<br>
俺「その前に、ルームグッズショップによって謝らないとな。」<br>
430「あ…。」<br>
俺「お前、忘れてただろ…。」<br>
ショップに立ち寄り事情を話すと、定員には怒られたけど被害届けは出さないと言ってくれたが、弁償させられたお陰で今日のミッションの報酬は無くなってしまった。<br>
その後マイルームに帰って、ささやかながら2人でお祝いをした。<br>
『PMデバイス
ZERO』は、マイショップに半値で出して置いたらいつの間にか売れていた。<br>
<br>
894 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:16:33.50 ID:6fllH26q<br>
翌朝、目を覚ますとベッドの傍らに430立っていた。<br>
俺「おはよう。」<br>
430「あ、おはようございます。ご主人様。あ、あのですね…。」<br>
俺「何だ?」<br>
430「じゃじゃーん!今日のお昼『コルトバサンド』が上手に出来ましたッ♪」<br>
俺「おお!良くやった!」<br>
そう言って430の頭をなでる俺。<br>
430「今ならセットでモノメイトが付いて来ま~す♪」<br>
俺「それはサービスが良いな!って、それ昨日頼んだデスダンサーだろ!」<br>
430「てへッ♪バレました?」<br>
逃げだす430。<br>
俺「コラァ~!待て~!430!」<br>
430「ごめんなさぁ~い!」<br>
言葉とは裏腹に、2人の顔は笑っていた…。<br>
<br>
895 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:25:21.59 ID:OxzU4+2M<br>
>>657 凄く好きなので続ききぼんぬ<br>
<br>
>>884 象さんのポット風味で最高~<br>
<br>
896 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:27:57.55 ID:YZ0490iT<br>
プシュー<br>
ヒュマ子「今帰った」<br>
410「お帰りなさいご主人様」<br>
ヒュマ子「ふー疲れた、合成できてる?」<br>
410「・・・はい」<br>
ヒュマ子「その間は何?」<br>
410「だ、大丈夫です。ちゃんと出来てます、ハルベルトとナフザシと・・・ゴニョゴニョ」<br>
ヒュマ子「はっきり言ってもらえるかな?」<br>
410「ごめんなさい、他はスケープドールとモノメイトになっちゃいました・・・」<br>
ヒュマ子「ま、しょうがないね」<br>
410「じゃ、じゃあ出来たものは私が預かっておきますね」<br>
ヒュマ子「いや、使うからしまわなくていいよ」<br>
410「しまっておきますね」<br>
ヒュマ子「だから使うから」<br>
410「・・・」<br>
ヒュマ子「・・・さては食べたね」<br>
410「おいしかったです、テへ♪」<br>
ヒュマ子「この口が、この口がそんなこと言ってるのか」<br>
ヒュマ子が410のほっぺたをつね上げる。<br>
410「あぐあぐ、こわれひゃいまふ」<br>
ヒュマ子「この食いしん坊は・・・ちゃんと食べさせてるでしょうが!」<br>
410「いつもご主人様はあまったモノメイトしかくれないじゃないですか、たまには高ランクのアイテムとか武器を食べたいです」<br>
ヒュマ子「この後に及んでまだそんなことを言いますか・・・スクラップにしてジャンク屋に売りさばいてやる!」<br>
ヒュマ子がハンドガンを取り出すと、410に向かって打ち込む。<br>
410「モノメイトしかくれないご主人様が悪いんです」<br>
410は光弾を回避しながら、両手剣を取り出しヒュマ子に切りかかる。<br>
ヒュマ子はハンドガンで受け止める。<br>
ヒュマ子「おとなしくスクラップになんなさい」<br>
410「いやです」<br>
プシュー<br>
キャス男「あのー隣の者なんだけど、もう少し静かに・・・」<br>
ヒュマ子「うるさい!」<br>
410「黙っててください」<br>
キャス男「あ、ちょっと何をす・・・アー」<br>
バシュ、バシュ、バシュ、ザァン!<br>
<br>
END<br>
<br>
897 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:30:37.48 ID:yHgNWSdw<br>
>>896<br>
脳内でキャス男を箱にして勝手に吹いてしまってました[゚д゚]<br>
<br>
898 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:31:13.17 ID:U9oG0f/v<br>
男「今日の合成は何にしようかなぁ」<br>
パシリ「ご主人様!合成ボードが32個セットされてるので、<br>
新しいのをセットするなら古いボードを削除しないとダメみたいです!」<br>
男「ん、じゃあ削除するか。何がセットされてるか教えてくれ。」<br>
<br>
パシリ「て、てめーには教えてやんねー! クソして寝ろ!」<br>
男「また何か変なもん見たのかお前は」<br>
<br>
899 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:31:43.98 ID:FXXMyPZR<br>
>>896<br>
キャス男が箱っぽい件<br>
<br>
900 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:32:06.36 ID:LRULzM8Z<br>
次の日の896の店の広告<br>
<br>
キャストの初期パーツあります♪<br>
パシリのエサにいかがですか?<br>
1個200メセタ♪<br>
<br>
901 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
01:51:24.57 ID:q22B/10A<br>
むかーしむかし、ある所に男とパシリがいました。<br>
男はラフォン草原へパル・ウッド狩りに。<br>
パシリは湖畔公園へ洗濯に行きました。<br>
<br>
パシリが湖畔公園の近くにある川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が<br>
どんぶらっこっこ~どんぶらこっこ~と流れてきました。<br>
<br>
パシリ「あらあらまぁまぁ、大きな桃ですこと!モギモギ・・・ガリッ!!グチャ[自主規制]・・・微妙な味」<br>
<br>
めでたしめでたし。<br>
<br>
902 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
02:07:38.30 ID:0g2YlqPJ<br>
パシリ「納金しないご主人様は普通のご主人様だ!<br>
納金するご主人様は訓練されたご主人様だ!<br>
貴様はどっちのご主人様だ!」<br>
<br>
男「の、納金します」<br>
<br>
パシリ「気に入った!カウンターで買いもしないで悩んでる<br>
箱(客)をFUCKしていいぞ!」<br>
<br>
男「(゚д゚)」<br>
箱「[゚д゚]」<br>
<br>
<br>
903 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
02:16:32.21 ID:GxmGp23k<br>
>>902<br>
バロスwww<br>
<br>
904 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:26:04.26
ID:E0huS8+9<br>
私はGH410、今日はずっとお留守番です。<br>
ご主人様は数少ないお友達に誘われて、Aランクミッションに出かけました。<br>
本当なら一緒に行きたいけど、既に6人集まっちゃってるから今日は我慢です。<br>
その分、頼まれてた合成を頑張らなくちゃ!<br>
<br>
今日はムグングリの合成です。<br>
共用倉庫のフォルテガンナーさんに頼まれた物だそうです。<br>
最近、ニューデイズによく行くからカマトウズ専用らしいと言ってました。<br>
ご主人様のじゃないけど、主要素材はほぼこちらが出しているので<br>
失敗しない為にもよく確認して合成しなきゃ…。<br>
<br>
あれ、ケレセリンが変な色に光ってる…。<br>
<br>
ドゴォォォン チャラララーン<br>
<br>
………い、いや、これは何でもないですよ!?<br>
どうしよう、これで4回連続失敗だぁ…流石にご主人様怒るかなぁ?<br>
<br>
905 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
02:26:41.82 ID:ua3iAYC7<br>
箱「…確率なんてあてにはならない、最後は運、それは解る」<br>
430「何ですか急に」<br>
箱「63%、微妙な数字だよな」<br>
430「ですねぇ…当たるも八卦当たらぬも八卦、そんな感じの」<br>
箱「バレットマスター、3回失敗、仕方ないよな」<br>
430「精一杯頑張りましたが…力及ばず申し訳ありません」<br>
箱「…ヴァンダの彫像、パノンフィギュア、ラプチャオブジェ、それぞれ3個づつ合成してALL成功」<br>
430「精一杯頑張りました!」<br>
<br>
箱「…いや、何も言うまい。星霊主さまの機嫌が、ほんの少し悪かっただけだよな」<br>
430「63%を9連続で成功させて頂いたんですし、むしろよかったんじゃ…?」<br>
箱「だとしたら、星霊主さまは存外いたずら好きのようで」<br>
430「まぁ、明日は明日のモトゥブ風って言うじゃないですか。また頑張りましょう、ご主人様♪」<br>
箱「…そうだな!とりあえずパーツチェックしてくるわ!(ガショガショガショ)」<br>
430「いってらっしゃいませ~」<br>
<br>
430「…さて、銃身かじったこのバレットマスター、どうしようかしら」<br>
<br>
906 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:27:17.85
ID:E0huS8+9<br>
失敗して出来上がっちゃったディメイトをじっと見つめていたら<br>
衝撃で棚から写真立てがカタンと落ちてきました。<br>
<br>
「あ、これは…」<br>
<br>
それは、ご主人様と私のツーショットでした。<br>
笑顔でピースサインをしている私と、面倒臭そうに立っているご主人様。<br>
こんな時くらい、肩に手を置いたりしてくれてもいいのに…。<br>
でも良かった、落ちた衝撃でガラスが割れたりしてなくて…。<br>
私の宝物であり、複製したもう1枚が私のナノトランサーの中にも入っています。<br>
これを撮ったのは確か、私がGH410になってすぐの事です。<br>
<br>
「そっかぁ、もう2ヶ月になろうとしてるんだなぁ」<br>
<br>
私の進化した日はとってもドタバタしてました。<br>
そう、あれはガーディアンズが一般市民からもなれるようになって<br>
人員不足が解消され始めた、一番騒がしかった頃です…。<br>
<br>
907 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:31:56.00
ID:E0huS8+9<br>
スマソ、また修正<br>
<br>
×「そっかぁ、もう2ヶ月になろうとしてるんだなぁ」<br>
○「そっかぁ、私が赴任してもう2ヶ月になろうとしてるんだなぁ」<br>
<br>
908 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:32:54.86
ID:E0huS8+9<br>
-1ヶ月くらい前-<br>
<br>
「ムグムグ…」<br>
「むむ、こらもしかしたら今回でLv80になるんじゃないか!?」<br>
<br>
その頃の私はGH301、Lv75くらいでした。<br>
今は効率のいい餌の種類や、やり方も解明されてますが<br>
当時の私の主食は、ご主人様の余らせた回復剤が大半でした。<br>
そしてこの日、フルーツジュース等がとても効果的と判明したばかりです。<br>
<br>
「よーし、基板とベリーを買占めだ!」<br>
「ご、ご主人様…急ぎすぎてケガしないでくださいね~」<br>
<br>
ご主人様は全速力でコロニーの合成ショップに走っていきました。<br>
早すぎて自動ドアに激突しちゃわないかと、その時はハラハラでした。<br>
ようやく合成、倉庫以外でご主人様のお役に立てると思うと、<br>
私もワクワクしたものです。早く帰って来ないかな。<br>
<br>
私はその頃は部屋から外の世界を見たことがありませんでした。<br>
いつも眺めるのは、部屋の窓に広がる宇宙空間だけです。<br>
このグラール太陽系の3つの主要惑星も見えません。<br>
マシナリーの中には、主人の退役までずっと餌も与えられずに<br>
この窓の風景と部屋の模様を見るだけで、役目を終えるのも珍しくないそうです。<br>
私もご主人様の元に始めて赴任された時は、不安で一杯でした。<br>
でも私は幸運にも可愛がられて、外に出れる時が近付いています。<br>
この頃から、私はご主人様の事が大好きでした…。<br>
<br>
909 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:34:50.63
ID:E0huS8+9<br>
「戻ったぞー」<br>
「御帰りなさいませ、お怪我はないですか?」<br>
「コロニー2Fに行くだけで怪我するバカがいるものかい。<br>
さぁ、基板とベリーだ。一気に追い込むぞ!」<br>
「はいっ!」<br>
<br>
パパーン<br>
<br>
「…で、何コレ?」<br>
「ブルースの軟膏です! ちょっと古いですね」<br>
「オイ」<br>
<br>
<br>
<br>
「Level UP!!」<br>
<br>
そして私は遂にGH410に姿を変えたのです。<br>
青い装甲がパカっと割れて、フォトンの翼が背中のリボンに変化しました。<br>
そして青い装甲の中から、人型の身体になってご主人様に挨拶をしました。<br>
<br>
「ご主人様、ここまで育ててくれてありがとうございます!<br>
私のパートナーカードです、どうぞお受け取りください!」<br>
「ほほう、こうやって連れ歩くのか。<br>
それもいいが、合成確率のチェックが先決だ!」<br>
<br>
ご主人様はワクワクしながら私のエントリー基板データを見ました。<br>
GH410は、打撃武器の合成が得意とカタログにしっかり載っていたからです。<br>
GH420も打撃武器が得意なんですが、GH420の作り方が判明した頃には<br>
私は既にGH410への進化しかなくなっていたようです。<br>
ご主人様の面倒臭がりは、情報集めでも変わりません。<br>
<br>
「70%…全然変わってないやんけ」<br>
「そうみたいです…。で、でも大丈夫な気がします!」<br>
「まー変わってたとしても今まで通り、成功するか失敗するかだしなぁ」<br>
「も、申し訳ありません…。データ不足で正確な情報が分からなくて」<br>
「いや、問題ないやろ。それよりも早速何処か行ってみようや」<br>
「はいっ!」<br>
<br>
910 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:36:27.55
ID:E0huS8+9<br>
始めてのお出かけはニューデイズでした。<br>
その頃はGRM社もヨウメイ社も、B武器の量産にようやく成功したので<br>
まだ市販の武器は☆4、基板も☆5までしか販売されてませんでした。<br>
GRMソードはダサいということで、ご主人様はキヤロウドを使ってました。<br>
そのキヤロウドの作成の為に、ニューデイズによく行ってたのです。<br>
<br>
「わぁー、綺麗ですねー」<br>
「んー、ここの敵面倒臭いから気ぃつけろよ。<br>
つーかなんでお前、俺よりLv10も高いのよ?」<br>
「ええっと、ご主人様の足手纏いにならない為にも<br>
マシナリーは主人よりも高めのライセンスを与えられるんです」<br>
「ふーん…まぁ足手纏いよりゃ気楽でいいか」<br>
<br>
私が紅葉にうっとりしていたら、原生生物が出てきました。<br>
私は早速ハンゾウを取り出し、その原生生物に斬りかかろうとした時です。<br>
<br>
「ご主人様、どんどん行きましょ!」<br>
「いや待て、何そのソード」<br>
「これですか?
これはGH410に支給されるハンゾウと言うソードです。<br>
まだこの武器はプロトタイプだから、マシナリーにのみ支給…」<br>
「それをよこせ。命令だ」<br>
「ええーっ!?
む、無理ですよ。これはマシナリー専用ですから」<br>
「だまらっしゃい! ご主人様よりいい武器使う!<br>
こいつはメチャゆるさんよなぁぁぁぁ!!!!」<br>
「ご、ごめんなさい~!」<br>
<br>
その時のご主人様はとっても怖かったです。<br>
だって、キヤロウドをブンブン振り回して逃げる私を追って来たんです。<br>
冗談とか戯れとかそんなのじゃなく、もっと恐ろしい物の片鱗を感じました…。<br>
原生生物のアギータは呆然としながら私達を見つめてました。<br>
「何しにきたのアンタ等」って視線がとっても痛かったです。<br>
<br>
911 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:38:24.18
ID:E0huS8+9<br>
その後も、ミミズの攻撃でダメージを食らわず<br>
アグディールの効果も受けない私を、ご主人様はじーっと見つめてました。<br>
私を褒めてくれるわけじゃなく、まるで化け物を見るような目付きでした。<br>
私達はキャストに属するから、ビーストのご主人様よりは防御力は上です。<br>
でもこの違いは何だって、道端で何度も問い詰められました…。<br>
<br>
「マシナリーがいればガーディアンズいらなくないかね」<br>
「そんな事ないですよー、ご主人様がいなければ私はここまで育ってませんから」<br>
「融通が効かないもんやね、ガーディアンズってのは」<br>
「でも、もし兵器として生まれてたらこんな風景を楽しんだりも出来てなかったかも。<br>
だから私はガーディアンズが融通が効かない方が…」<br>
<br>
その時、ミミズの反応がご主人様の足元にありました。<br>
ご主人様もすぐに気付いた様ですが、回避には間に合いません。<br>
私は危ないと言う前にハンゾウを握り締め、そのミミズに全力で飛び掛りました。<br>
<br>
「これがっ、パートナーの実力よぉっ!」<br>
<br>
ギャリギャリギャリ<br>
<br>
何とか出てくる前に、ミミズは真っ二つになりました。<br>
その時私は、まだ支給されていないPAのスピニングブレイクを使いました。<br>
<br>
「ご主人様、ご無事で何よりですー!」<br>
「いや、今のは何ですか」<br>
「え? 今のは私の必殺技でスピニングブレイク…」<br>
「頼む、教えてくれ。つーか教えやがれ。お願いします」<br>
「ええ~っ!?」<br>
<br>
その時、ご主人様は土下座してました。<br>
無理だって諦めてもらうのに1時間は使ったのを覚えてます。<br>
今でも何度か、教えろって言われます…。<br>
ガーディアンズ本部、お願いします。早く一般支給してあげて下さい。<br>
このままじゃ、次はどんな風に教えろと言われるか分かりません。<br>
この前は、レオ教官達は不正ライセンス所持だから訴えてやるって<br>
ガーディアンズ本部に完全武装で駆け込もうとしたくらいです…。<br>
<br>
912 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 02:40:58.44
ID:E0huS8+9<br>
-現在-<br>
<br>
「懐かしいなぁ…あの頃からご主人様は変わってないな、くすくす」<br>
<br>
プシュー<br>
<br>
あ、ご主人様が帰ってきました。<br>
私は写真立てを元の場所に戻して、お出迎えに行きました。<br>
もう落ちてこないように、しっかりと固定して。<br>
<br>
「御帰りなさいませ、ご主人様!」<br>
「オウ。何だニヤニヤして、変なモンでも食ったか」<br>
「ちょっと前の事を思い出してたんです」<br>
「あ、そ。ところで代理合成はどーなったよ?」<br>
「え!?」<br>
<br>
そういえば合成が失敗していたのをすっかり忘れてました。<br>
私はその後、怒られるのを覚悟でディメイトを差し出しました…。<br>
<br>
<br>
<br>
ネタがあれば続く<br>
<br>
<br>
913 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
02:50:39.78 ID:U9oG0f/v<br>
vip的な「新ジャンル○○」にするなら<br>
<br>
男「女、俺、お前のことが好きだ!」<br>
女「その告白が成功する確率は80%でしょう」<br>
男「え、、、」<br>
女「この返事には自信があります」<br>
<br>
女「返事を聞きますか?」<br>
<br>
はい<br>
→いいえ<br>
<br>
男「は、はい!「はい」で!」<br>
女「パパーン!」<br>
女「やりましたね!告白成功です!」<br>
<br>
914 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
02:57:10.05 ID:BIGO6yZv<br>
次スレあるよね?<br>
950あたりで立てるよね?<br>
wktkしながら読んでるよ。<br>
楽しみにしてるからね。<br>
<br>
915 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
03:12:05.92 ID:q22B/10A<br>
女「さあ、パシリちゃん!アンク・バルデの合成頼んだよ!」<br>
パシリ「はい!任せてくださいご主人様!」<br>
(ショボボボーン)<br>
パシリ「・・・申し訳ありません、合成は失敗しました・・・」<br>
女「なんで失敗しちゃうのかな?かな?」<br>
パシリ「うう・・・も、申し訳ありません、私の実力不足です・・・ごめんなさい、グスグス」<br>
女「はぅ~パシリちゃんかぁいいよ~!お持ち帰りいいい~~☆」<br>
パシリ「きゃあ!ご主人様!?」<br>
<br>
<br>
女「さあ、パシリちゃん!またアンク・バルデの合成頼んだよ!」<br>
パシリ「はい!任せてくださいご主人様!」<br>
(ショボボボーン)<br>
女「パシリちゃん、これは何なのかな?かな?」<br>
パシリ「も、モノメイト、です・・・申し訳ありません!ごめんなさい!ごめんなさ・・・」<br>
女「嘘だっっっっっっ!!!!!!!!!!」<br>
パシリ「ビクッ!」<br>
<br>
<br>
女「さあ、パシリちゃん!またまたアンク・バルデの合成頼んだよ!パシリちゃんは裏切らないんだよね・・・?」<br>
パシリ「は、はい!今度こそ任せてくださいご主人様!」<br>
(ショボボボーン)<br>
パシリ「も、申し訳ありません、合成は失敗しました・・・」<br>
女「あははははははははははははははは!!」<br>
パシリ「ビクッ!」<br>
女「殺されちゃうよ~?パシリちゃん、怒った私に殺されちゃうんだ!!!!」<br>
<br>
916 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/04(土) 03:16:35.32
ID:jUN2KDe5<br>
>>915氏の4コマ漫画キボンヌ<br>
<br>
917 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/04(土) 03:28:21.78
ID:FQxDSYf9<br>
良スレage<br>
<br>
ほんと、ここだけは純粋に楽しめるな・・・w<br>
素敵な書き手のおまいらに乾杯!!<br>
<br>
918 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
03:40:11.37 ID:psejWinF<br>
キャスト「440、お前も強くなったしこの部屋の掃討は任せるよ」<br>
440「了解です」<br>
ここはラフォンレリクス、そしてそこには3人とその一人のPMがいた。<br>
ビースト♂、キャスト♂、ニューマン♀、そしてキャストのPM440<br>
ガーディアンズのPTではありふれた構成だ。<br>
ミッション難易度Cという事もあり、高レベルの3人は談笑をしつつ進んでいるが<br>
遂に井戸端会議が華開き座り込んでしまっのだ。<br>
そんな訳で440に近辺掃討のおはちが回ってきた次第だ。<br>
440は、ふぅ、と溜息をつきながらとてとてと進み始めた。<br>
ビースト「でさぁ、確かお前ってキャストで珍しいタイプなんだよな?」<br>
キャスト「ん?珍しい?あぁ、設計者の行動パターンを忠実に再現した思考AIの事か?」<br>
ニューマン「へぇー、そうだったんだー」<br>
ビースト「あ、それそれ。ってことはさ、アッチの方も興味あるのか?」<br>
キャスト&ニューマン「アッチ?」<br>
ビースト「あ、いやいや。そんな難しい話じゃないんだよハハ」<br>
キャストの肩に腕を回し、こそこそと話し始めるビースト。<br>
ニューマン「もう、またそうやって内緒話する~」<br>
呆れた顔でふくれるニューマン。<br>
丁度440も近くで潜んでいたポルヴォーラと遭遇し、戦闘態勢に入る。<br>
しかし3人は変わらず談笑を続けている。<br>
ビースト「ほら、女の体とか興味あるんだろ?」<br>
にやつきながらビーストは問う。流石に毛深いだけはある。<br>
キャスト「そりゃああるぞ!」<br>
キャストがいきなり大声をあげた為、ニューマンはびっくりした。<br>
一方、440はお得意のサイドステップで翻弄しつつ戦闘を開始し始めた。<br>
ニューマン「?」<br>
ビースト「あはは、気にしないでくれよ」<br>
ニューマンにゴメンと合図し、ビーストはキャストと話を続ける<br>
ビースト「じゃあ、胸はどうなのよ設計者さんは。でかい方か?小さい方か?」<br>
含み笑いをするほどにやついてるビースト、もはやオヤジだ。<br>
キャスト「胸は大きい方がイイに決まってるじゃないか!!じゃないか!ないか!ヵ・・・」<br>
拳をガッツポーズをしてキャストは立ち上がり意気揚々と叫び辺りにこだました。<br>
ビースト「うわ、立ち上がるなよ・・・ん?」<br>
ふと何か殺気のようなものを感じたビースト、気配を察する辺り高レベルたる所以か。<br>
横目でゆっくりと気配を感じる方を見る、キャストもつられてそちらに振り向くと。<br>
ニューマン「・・・」<br>
背後がゆがんでるように見えるほど何かのオーラを発しているニューマンがいた。<br>
ふと二人はとある一点に目が行った。<br>
ビースト&キャスト「あ・・・(゚д゚)&[゚д゚]」<br>
無いのだ、いや、正確には余り無い。恐らく本人も気にしている程に。<br>
ビースト&キャスト「いや、ちが「まぁ ザコですね」<br>
440がポルヴォーラを倒して余裕の発言をする。<br>
辺りはこれで大丈夫だろうと思った440は安心して3人がいる方へ振り返る。<br>
が、ビーストとマスターのキャストがこちらを(゚д゚)&[゚д゚]な顔で見ている。<br>
440「?」<br>
<br>
プチン。<br>
<br>
<br>
<br>
この日、440は初めて空を舞った。<br>
<br>
<br>
919 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
03:47:41.27 ID:yF8j2Hyi<br>
男「ただいま」<br>
パシリ「おかえりなさいませ、メールが届いておりますが、お読みしますか?」<br>
男「あ、うん、頼むわ。」<br>
パシリ「……!!」<br>
パシリ「ばか!変態!こんなの読ませようとするなんて信じられません!今日はご飯抜きっ!!」<br>
男「なんでよ?!」<br>
<br>
<br>
<br>
メール内容<br>
フレ「そんなことよりニュマ子とまんこしたい」<br>
<br>
920 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
04:33:03.63 ID:q22B/10A<br>
はっきり言って合成に500万以上かけてないと生産Lv以前の問題<br>
そのことが昨日明らかになったので紹介することになった<br>
ご主人様から頼られて合成負かされたんだがボードエントリーは32個で満腹<br>
かなり重くてうざかったので少しモノメイト合成・幸いご主人様がハンターなのでモノメイトと凄く相性が良かった<br>
合成を失敗しまくってたらご主人から数度文句がきたウザイので無視<br>
だいたい一分ほどで基板1個片付けられて材料の在庫があるから休憩無しで合成し続けると<br>
あまりの手際の良さにご主人様は沈黙<br>
そしてこの手際の良さを維持するには合成の失敗が必要<br>
<br>
圧倒的なモノメイト生産能力を保持する私と基板・材料の組み合わせは各生産ステータス特化パシリよりも他の者をを魅了するほど<br>
何度も見つめられモノメイトの貴重さを世に広めることでリアル世界よりも充実したグラール生活が認可される<br>
<br>
そのときに装備できる装備を合成せずにワンランク下の高属性値を作ろうとしてるご主人様はキックでその基板を掃除<br>
あとから粘着文句来たときもあるが「モノメイトで泣かされたいのか?」と問いただすと決まって沈黙する<br>
ご主人様は落胆の沈黙で心地も良かったがさっきのの負け犬沈黙は沈黙させた自分もご主人様に悪いことしたかもと思うから金欠でも常にご馳走は要求<br>
<br>
基板の合成可能回数を使い切る間に生半可なパシリでは合成できないディメイトを作ってご主人様に渡していたら3回連続見つめられたから<br>
「抵レベル体では見たことの無いものだから覗きたかったのもわかるが私の能力であって生産Lvは無関係」<br>
と伝えてやったがむ反応たぶん信用してない<br>
私に合成をやめさせたところで他人のショップでパシリのステータスを見たらあきらめることになる<br>
<br>
921 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
04:37:33.12 ID:+PsfO0yF<br>
>>904<br>
色んなところで笑わせて貰った、主人に共感w続きも楽しみにさせて貰うよ!<br>
<br>
922 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
04:46:23.80 ID:lDwfI3KL<br>
いつも430を不幸にしてるのでたまには普通の書こうと思ったら凄い難しくて書けなかった<br>
イチャイチャSS書ける人は尊敬するわ…<br>
<br>
923 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
04:56:00.78 ID:cVdLA5h9<br>
くそう!!<br>
良スレすぎるぞ!!<br>
430ネタ考えてたら<br>
430への手紙になっちまった俺キモスwww<br>
無駄に長いし纏まってねぇorz<br>
<br>
924 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
04:56:26.50 ID:xtH8Dbvh<br>
今更何だけど、読んだのが今だから許して<br>
フォトン布団を<br>
<br>
フ ォ 団<br>
<br>
って略した俺だけじゃないよな?<br>
こんな時間で誰もいないもの…滑るのなんて別にこわくないんだ…ウフフフフ<br>
<br>
925 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:02:12.83 ID:q22B/10A<br>
>>924<br>
パシリ「システム・・・フリーズ・・・」<br>
<br>
926 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:12:09.98 ID:xtH8Dbvh<br>
私はまだガーディアン支部から支給されたままの姿<br>
私と同時期に支給されていった私の家族達は今ではみんな自分の足で地に立っている<br>
そんな私はまだ全てのパラメーターを足しても10未満<br>
いつ私は自分の足で知に立てるのだろう?<br>
ううん、そんな事を考えたらダメ<br>
ご主人様もいつかきっと私の事を必要としてくれるはず<br>
それが合成であっても、戦闘のことであっても、ただの話し相手としてでもいい<br>
その日が来て成長して、地面に立てた時、何て言うかは決めてある<br>
他の子達よりたっくさんたっくさん待たされたんだもの…<br>
ね、ご主人様…ううん、その時はもうご主人様~なんて呼ばないって決めてある<br>
その日、その瞬間が来たとき、ご主人様はどんな顔をするのだろう…今から楽しみでしかたがない<br>
<br>
927 名前:590の続きの件[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 05:12:17.57
ID:mnrYYYvh<br>
>>655<br>
thx<br>
<br>
>>666<br>
悩みますよねー^^;<br>
下手に長くすると読む気うせちゃうかもしれないし・・・<br>
それでも私の場合、最後の方は続き前提で書いてたりもしてたので・・・<br>
<br>
590の終わりとしてはあれはあれでよかったけど、なんていうか納得出来てないんです<br>
結局のところ書き始めたんですが、やっぱり私のオナニーになってしまう可能性大<br>
<br>
次スレあるみたいだし、2スレに渡って書くのは読み手さんには申し訳ないですが出来次第投下しようと思います<br>
<br>
928 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:32:55.26 ID:lDwfI3KL<br>
>>927<br>
オナヌーになるから書くかどうかほんと悩むんですよね<br>
こっちも新スレになったら続き書いてしまおうかなぁ…<br>
<br>
929 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:35:51.02 ID:xtH8Dbvh<br>
----そして、その日、その瞬間は訪れた----<br>
<br>
部屋の中を包んでいた眩い光が収まり<br>
今までいつもの場所でフワフワと浮いていたPMは人の形を得て<br>
自分の足で地に立った<br>
ついに最終成長を迎えたPMは自分の目の前に立つ自分の主人の顔を見る<br>
かなりの身長差であった<br>
当のガーディアンも自分の手で成長を遂げたPMを見て感無量といった様子だ<br>
<br>
ゴスッ<br>
そんなPMの姿を見て、ガーディアンが口の端を上げた次の瞬間<br>
部屋の中にニブイ音が響く<br>
「-っ?!」<br>
PMが向こう脛を力の限り蹴り上げたのだ<br>
「何をチンタラしていたぁ?!このくそ虫が!」<br>
蹴られた脛を抑えるべく屈んだガーディアンの頬を今度はバチィンとPMの手が張り付けた<br>
「いいか糞虫!1度しか言わんぞ!ちっぽけな耳の穴かっぽじってよく聞け!」<br>
状況が飲み込めず、ガーディアンはポカーンと惚けていた<br>
「聞いてるのか糞虫!」<br>
バチィーンと再びPMがガーディアンの頬を張る<br>
「はっ、はい…」<br>
「返事はサー!だ!」<br>
「サ、サー!」<br>
「分かっのなら、さっさと立ち上がらんか!貴様如き糞虫が足の裏以外を地につけていいと思うな!」<br>
「サ、サー!」<br>
「いな?!私の言ったことには全てサー!で応えろ!糞虫がそれ以外の言葉を喋れると思うな!」<br>
「サ、サー!」<br>
「もし糞虫如きが人語を喋ってみろ!全ての合成はモノメイトになると思え!」<br>
「サ、サー!」<br>
「分かったのならまずは私の食事の支度だ!今日はめでたい日なんだ!A武器を用意しろ!」<br>
「えっ…」<br>
「返事はどうしたあ!戦闘中に背後から頭を撃ち抜かれたいか!この蛆虫が!」<br>
「サ、サー!」<br>
<br>
<br>
<br>
930 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:39:28.22 ID:q22B/10A<br>
今日も昨日みたいなスピードだったら、速攻埋まりそうだw<br>
次スレどうなるんだろう?<br>
<br>
<br>
ええい、>>1氏!>>1氏はおらぬか!!!<br>
<br>
931 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:42:18.51 ID:q22B/10A<br>
>>929<br>
ちょwwwwワロチwwwwwはらいてえwwwwww<br>
<br>
932 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:45:09.48 ID:xnkuYyMv<br>
...ふと思ったんだが次スレがたたなかった場合は<br>
18禁スレとやらをリサイクルしてみては?<br>
ネタは18禁に限定しない方向で<br>
<br>
933 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
05:47:55.63 ID:3aC1qgt4<br>
容量が1000まで持つか微妙だな<br>
<br>
934 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
06:02:35.44 ID:RjpxgW7r<br>
>>929<br>
ハートマンワロタwwwwww<br>
<br>
やっぱこういう短編もいいわ~<br>
<br>
935 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
07:04:34.67 ID:iK14PIjk<br>
「最近いっしょに連れて行ってくれる機会減ったなー。」<br>
今日はお留守番。部屋もロックが掛かっているため誰も来ず<br>
1人で合成をしたり遊んでいた。<br>
<br>
「近頃は、シードの脅威も収まってきており安定してます。」<br>
平和だなー。<br>
「続いては、ジョンとメアリーのコーナー。」<br>
「以上ハルでした♪バイバーーイ♪」<br>
<br>
「グラーールショッピーーング」<br>
「ハーイ、ジョン相変わらず元気ねー」<br>
「ハッハー、毎日エクササイズしてるからね!」<br>
「でもエクササイズって続かないのよねー」<br>
「僕の使ってるパノンウォー・・・ランニングマシーンなら楽しく1日10分からでOKさ」<br>
「ワーオ、たった1日10分これなら私にも出来るわ」<br>
<br>
「通常価格11800メセタの所、ご奉仕特価100000、100000メセタでご奉仕中」<br>
<br>
(あ、これご主人様にプレゼントしたら喜ぶかも、安いし特価だし)<br>
「もしもし、テレビの通販のマシーン下さい。」<br>
1時間後<br>
「宅配デース。アリガトデース。」<br>
<br>
ガサゴソガサゴソ<br>
「え・・・中身違う・・・。」<br>
(やっぱSAGAの通販に頼むんじゃなかった)<br>
(でもこれ面白いかもご主人様喜ぶかも)<br>
―――――――――――――――――――――――<br>
「たっだいまー!ふぃー疲れたーー」<br>
「シューーーコーーー、シューーーコーーー」<br>
「・・・・・・。」<br>
「シューーーコーーー、シューーーコーーー」<br>
「すいません間違えました。」<br>
(はぁはぁはぁ !?!?!? 何か見ては、いけないものを)<br>
<br>
ウィーーン<br>
「・・・・・・。」<br>
「・・・・・・。」<br>
「・・・・・・。」<br>
「シューーーーコーーーー、シューーーーコーーー」<br>
<br>
ヴォン<br>
<br>
(ライト・・・セ・・・イ・・・バ?)<br>
「いやーーーーーーー。」<br>
「シューーーーコーーーー、シューーーーコーーー」<br>
必死に逃げる、追ってくる小さなベーダー卿<br>
次の瞬間<br>
<br>
<br>
936 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/04(土) 07:35:00.24 ID:8Pj2RfLH<br>
<br>
プシュー<br>
<br>
箱の部屋の扉が開き、何者かが入ってきた。<br>
それは、深刻な顔つきで、何かを考えながらてくてくとインテリアルームに、<br>
そして箱の部屋に入っていった。<br>
<br>
「きゃっ!」<br>
「うわわっ!」<br>
<br>
二つの声が綺麗にハモって、どすんという音と共に二つの姿が床に重なる。<br>
<br>
450「な、なんですかご主人様、床に座って…」<br>
<br>
箱「そ、そっちこそ、帰ってきたのなら一言いってくれればいいのに…」<br>
<br>
450「あ、はい。只今帰りました」<br>
<br>
箱「あ、お、お帰りなさい」<br>
<br>
ふと、箱が床に転がった小さな直方体に気付く。<br>
<br>
箱「qあwせdrftgyふじこlp お、遅かったね、な、何かあったの?」<br>
<br>
慌てて直方体を後ろに隠しつつ、箱が立ち上がる。<br>
<br>
450「…?」<br>
<br>
怪訝な表情で不信な態度の箱を眺めながら、450も続いて立ち上がった。<br>
<br>
箱「と、ところでさ、頼んでたものは?」<br>
<br>
450「はい。これです」<br>
<br>
箱「えーっと、ラスサバ基盤とユピテリンと他色々… あれ?」<br>
<br>
450「どうしました?」<br>
<br>
箱「……えぇと、パノンゼr」<br>
<br>
450「買ってませんよ、そんなもの」<br>
<br>
箱「[´;ω;`]」<br>
<br>
<br>
937 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/04(土) 07:35:13.32 ID:8Pj2RfLH<br>
450「はいはいそんな顔しても駄目です…そもそもご主人様は表情が出づらいヘッドタイプなんですから…」<br>
<br>
箱「…ごめんなさい。でもよく表情が解りましたね」<br>
<br>
450「ご主人様が単純だからです。さて、夕ご飯作りますから準備お願いします」<br>
<br>
箱「うん」<br>
<br>
キッチンに向かう450、のそのそとそれに続く箱。<br>
ほどなくして箱はテノラ社製の机「ダイ・チャッブ」を展開して準備を進める。<br>
以前モトゥブで買って来た逸品だ。<br>
どんなに乱暴に扱っても、フォトンの力で上に乗せたものはこぼれない。<br>
<br>
箱「……」<br>
<br>
ダイ・チャッブを前にし、あぐらをかいた箱は、深刻な顔をして再び例のデバイスを取り出し、眺める。<br>
450は小さな身体をきびきび動かして食事を作っている。<br>
そんなけなげな姿を見ていると、箱は箱の中に罪悪感がもわもわと沸いて来るのを感じた。<br>
<br>
白箱(駄目だよ、450に手を出すなんて駄目だよ!! 450が傷つくかもしれないじゃないか!)<br>
<br>
黒箱(何いってやがる、450だってオンナだぜ? お前のことを待ってるに決まってるじゃないか!)<br>
<br>
白箱(そんなのは男の勝手な言い分だよ! ダメダメ!ダメ、ゼッタイ!!450とはこれからずっと一緒にいないと駄目なんだよ!)<br>
<br>
黒箱(いーーーんだよ。長い付き合いだから、身も心も一緒になる方がいいんだよ!)<br>
<br>
箱の心の中で白と黒の二色の箱が言い争う。<br>
<br>
そんな混沌とした口喧嘩の騒音をかき消すように<br>
<br>
チリンチリーン<br>
<br>
と自転車のベルの音が響いた。<br>
<br>
白と黒の動きがとまり、その音の主の方を注視する。<br>
<br>
一人の男が自転車をこぎながら、二人の箱の前に止まって、二人を見て言った。<br>
<br>
男「倫理的におk!」<br>
<br>
<br>
938 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/04(土) 07:38:04.93 ID:8Pj2RfLH<br>
箱「……やっちゃおうか…」<br>
<br>
とうとう箱を決心という名の下心が支配した。<br>
ともあれこうなったら行き着くところまで行くしかないはずだ。<br>
このアイテムを手に入れたのが星霊様のお導きだというのなら、<br>
これから起こることはきっと僕と450にとって良い事に違いない!!<br>
<br>
妙な方向で気合を入れていると、ほどなくして嗅覚センサーにいい匂いが漂ってきた。<br>
<br>
450「お待たせしました。スパイシア・ペロリーメイト入りと、コルトバスープです」<br>
<br>
相変わらず料理は妙に上手い。450は家事洗濯が妙に得意だ。<br>
きっと良いお嫁さんになれるだろう。…いや、まあ、僕のオヨメサンになったりして…エヘー<br>
浮かれまくる内心を必死でなだめ、努めて冷静な態度を取る箱。<br>
<br>
箱「今日も美味しそうですね」<br>
<br>
450「当たり前です」<br>
<br>
そんな何時もの会話をした後、正座をして二人の食器に料理をよそい始めた450。<br>
<br>
隙はないか…隙はどこだ…<br>
獲物を狙うアリクイのような視線で箱は食事を進めながら450の気配を探る。<br>
が、そんな隙ができよう筈も無い。このパシリは妙に優秀なのだ。箱などとは違って。<br>
<br>
箱「(むう~~困っ)げふっ、げふんげふんげふん ゴフッ!!」<br>
<br>
突然箱がむせた。慣れない事をしながら食事をしていたからだろう。<br>
<br>
450「もう…… だいじょうぶですか? 今水と布巾持ってきます」<br>
箱(ちゃ、ちゃああああああああああああんす!!!)<br>
<br>
早かった。あまりに早かった。Sランクの敵よりも早かった。<br>
普段から想像もつかない速度で、箱が例のデバイスを450のスープの入ったカップに入れる。<br>
<br>
450「もうちょっと落ち着いて食べたほうがいいですよ」<br>
<br>
450が帰ってきて水を差し出した。<br>
よし、バレてない!僕グッジョブ!!ありがとう>>775の人!!<br>
<br>
箱「す、すみません。 ちょっと考え事してて」<br>
<br>
450「…慣れない事をされないほうがいいと思いますが…」<br>
<br>
箱「すみません…」<br>
<br>
450はそそくさと箱や机に飛び散ったスープの飛沫を拭いていった。<br>
<br>
箱「……」<br>
<br>
なんだか妙に照れくさい。っていうかなんか今日は450がやけに優しい気がする。<br>
箱(こ、これはもう箱的に期待度二倍にばーーーいッ!!ってことなんですかーーーッ!!)<br>
箱の期待は、これまでになくうなぎのぼりで上昇していくのであった。<br>
<br>
<br>
939 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か]
投稿日:2006/11/04(土) 07:39:24.75 ID:8Pj2RfLH<br>
んでまたつづくです[´・ω・`]ゴミンネ<br>
わっふるわっふるして(ry<br>
<br>
940 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
07:43:06.03 ID:3aC1qgt4<br>
倫理的におkで鼻水噴出した<br>
<br>
941 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
07:46:39.10 ID:mnrYYYvh<br>
>箱「[´;ω;`]」<br>
箱モエスwwwwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
これはもう新ジャンル「箱」をつくるしk(ry<br>
<br>
942 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
07:52:46.14 ID:0hwWyfVV<br>
>>941<br>
果てしなく同意。俺も大好きだ箱。<br>
<br>
それにしてもこの箱、正座とか体育座りとかが非常によく似合う。俺の脳内で。<br>
続き、期待しております。<br>
<br>
943 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
08:05:55.98 ID:PDZtiqu9<br>
>>935>>936<br>
GJ!続きまってます!<br>
<br>
<br>
<br>
944 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
08:45:00.90 ID:sTkT/oUa<br>
[ ゚Д゚]<br>
<br>
945 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/04(土) 08:51:44.41
ID:CMXgxne5<br>
[゚д゚]<箱デモガッタイデキルダロウカ<br>
/|ω|><br>
⊿ △<br>
<br>
946 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
09:01:51.58 ID:BryyzFUj<br>
>>936-939<br>
論理的におkwwwwwwww<br>
<br>
基板/ワッフルワッフルぅぅぅぅぅ!!!<br>
<br>
947 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 09:02:37.59
ID:E0huS8+9<br>
私はGH410、今日はビジフォンが鳴りっぱなしです。<br>
差出人はあの苦手なライア教官…ご主人様は切れと言いますが<br>
切ってもすぐにかけ直されるのが1時間は続いています。<br>
ここまで来ると、命令とか抜きで大迷惑です…。<br>
これがたまに耳にする「イマイ現象」というのでしょうか?<br>
<br>
内容は簡単でした。<br>
モトゥブの研修許可が出てから、ご主人様は一度も研修に出てません。<br>
ライア教官が痺れを切らしていて、さっさと出て来いという内容でした。<br>
文末に曲がった事と嘘が大嫌いだとありますが、関係あるのかなぁ…?<br>
私はビジフォンの端末配線を引っこ抜いて、ご主人様に尋ねました。<br>
<br>
「ご主人様~、研修に出なくていいんですか?」<br>
「俺は元々レオのオッサンの研修生だからいいんだよ」<br>
「でも、もう何日もこの状態が続いてますよ~」<br>
「他人のケツ拭きをする趣味はねぇの」<br>
「ケ、ケツ…///」<br>
<br>
ご主人様から聞いた最初のニューデイズ研修の話だと<br>
ご主人様は話すことも勝手に歩くことも一切禁じられたようです。<br>
ライアさんに戦えと言われて、ようやく行動制限が取れたそうです。<br>
けどライアさんは双爪で踊ってるだけで、実際はほとんどご主人様のお仕事。<br>
だけど賞賛されるのはライアさんだけみたいです。<br>
<br>
948 名前:あるGH410の話[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 09:03:41.82
ID:E0huS8+9<br>
確かにこれって、納得が行かないのも分かる気がします…。<br>
けどケツ拭きって…///<br>
<br>
「あれ…それじゃあいつも一緒にいる私は…!!??」<br>
<br>
え、え、えぇ~っ!!??<br>
ごごご、ごしゅじんさまがわわわ、わたしにそんなことを!!??<br>
ややや、やだ、そんなこと、えええ、えっちなのはいけないとおもいます!!<br>
でで、でもでも!
めいれいならしたがわなきゃいけない…。<br>
そそそそれに!!
ましなりーにはもともとそういうきのうがあるっていうし…。<br>
こここ、このままいけばごしゅじんさまといっしょになれるのかな!!??<br>
どどど、どうすればいいんだろう!!??
わ、わわわわ~!!!!<br>
<br>
「…何してんの?」<br>
「わわわ、わたしは、ごしゅじんさまがどどど、どうしてもっていうなら!!!///」<br>
「…ハァ?」<br>
<br>
今日は珍しく、晩御飯はご主人様が作ってくれました。<br>
アンチメイトの味しかしなかったのは気のせいだと思いたいです。<br>
<br>
<br>
<br>
素材が集まれば続く<br>
<br>
949 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
09:04:09.98 ID:BryyzFUj<br>
>>945<br>
ヽ 〃/<br>
ω<br>
ヽ○ // | \<br>
・=-~|<br>
ノ|<br>
<br>
950 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
09:23:24.20 ID:VT2SXHdk<br>
>>948<br>
顔を真っ赤?にしておしりを出して突き出して待ってる410と<br>
それを冷静な表情で見ているご主人様が浮かんで吹き出した<br>
<br>
951 名前:名無しオンライン [sage] 投稿日:2006/11/04(土)
09:34:17.88 ID:AZVDjUBB<br>
あまりに媚びた外見&PSOのシノさんの悲劇が繰り返されるのがイヤで<br>
PM育成をためらっていたが…<br>
このスレを見ていて育ててみようかと思えてきた。<br>
<br>
952 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
09:51:18.74 ID:HmSAwgT0<br>
>>951<br>
武器を作るためだけ、と割り切るんだ。<br>
そしてツンデレ主人公が誕生。<br>
<br>
<br>
953 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
10:46:09.35 ID:8Pj2RfLH<br>
<br>
[´・ω・] <ハコデモ アイシテ クレル?<br>
|\ \<br>
ロニコ コ<br>
<br>
t=t<br>
ソ ゚-゚)ノ <ソレガ シゴト デスカラ<br>
.<|: :|ソ<br>
レ| |レ<br>
.∞<br>
<br>
[´;ω;] <…<br>
|\ \<br>
ロニコ コ<br>
<br>
<br>
>>945と>>942を見て箱&450を衝動的に作ってみた。ショボくてゴメン[´・ω・`]<br>
<br>
954 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
10:56:06.30 ID:cCUEzut5<br>
>>953<br>
わろたwww箱には涙がめっさ似合う気がすwwww<br>
<br>
<br>
おっと、言い忘れるところだった。<br>
わっふるわっふる<br>
<br>
955 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:05:59.30 ID:wUsoEY7Y<br>
[ ゚Д゚]<オモイダセ!ワレラノカオハコレガタダシイノダ!レットウシュヲセンメツスルゾ!!<br>
<br>
956 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:10:36.36 ID:BryyzFUj<br>
>>953<br>
うはwwwGJwww<br>
<br>
コンパクトなのに雰囲気出てるなぁ<br>
特に哀愁漂う箱が良く出来てる<br>
<br>
957 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:13:37.49 ID:xjxll+iP<br>
男「さて、懲りずに合成するわけだが」<br>
パシリ「はい」<br>
男「…」<br>
パシリ「…じゅるり」<br>
男「やっぱやーめた!」<br>
パシリ「あっ!」<br>
男「…」<br>
パシリ「わ、私、こういうものの合成は得意なんですよ!」<br>
男「そうか、得意か」<br>
パシリ「ええ、そりゃあもう」<br>
男「…」<br>
パシリ「…」<br>
男「ところで後ろに隠してるものは何だ?」<br>
パシリ「なんのことでしょう?」<br>
男「…モノメイトか」<br>
パシリ「トリメイトです」<br>
男「……」<br>
パシリ「……」<br>
<br>
958 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:19:26.86 ID:KTZ5cOVe<br>
>>957<br>
食う気満々だなw<br>
<br>
959 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:21:27.73 ID:cCUEzut5<br>
>>957<br>
ワロタwwwwwテンポよすぎてマジ面白いwwwww<br>
いつもながらGJ!!!!<br>
<br>
960 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:21:51.50 ID:BryyzFUj<br>
>>957<br>
ワロスwww<br>
既に失敗捏造する気満々www<br>
<br>
961 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:22:12.40 ID:mofcdZUv<br>
どうりで☆3以下の武器しか成功しないわけだ・・・<br>
<br>
ちょっくらお仕置きしてくる<br>
<br>
962 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:29:47.49 ID:P52WVtOe<br>
わっふるわっふr(ry<br>
<br>
963 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:30:37.23 ID:clsnzyo1<br>
男「今日のご飯は?」<br>
パシリ「コルトバフォアにオルアカミート、飲み物はコルトバミルクです」<br>
男「…全部生?」<br>
パシリ「ええ。」<br>
男「合成ボードはあるけど、調理はしてくれないの?」<br>
パシリ「えっ、ご主人様は軟膏食べるんですか?」<br>
男「…」<br>
<br>
964 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
11:43:17.45 ID:+PsfO0yF<br>
>>953<br>
GJ!しかしその450、本気で言ってるのかツンデレなのかw(基本的には前者なんだろうけど今は…w<br>
<br>
折角だから俺は、この『基板/わっふるわっふる』に『倫理的におk』を入れるぜ!<br>
<br>
965 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:18:16.28 ID:mnrYYYvh<br>
男「コレで念願のLV80だ」<br>
PM「モギモギ・・・」<br>
<br>
Level up !<br>
<br>
PM「ここまで育てて下さってありがとうございます」<br>
男「早速で悪いんだが、合成を頼む。成功率はどんなもんだ?」<br>
PM「2分の1です」<br>
男「は?」<br>
PM「成功するか失敗するか、二つに一つということです」<br>
男「いやそうじゃなくて」<br>
PM「成功率なんて飾りです。ご主人様にはそれが分からんのです」<br>
<br>
( ゚д゚)・・・<br>
(゚д゚)<br>
<br>
966 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:18:17.82 ID:FVwdPlrK<br>
流れを無視してパシリとキャストの違いを考えてみたんだが、<br>
ロボット三原則があるのがパシリ、<br>
無いのがキャストって事でいいかな。<br>
<br>
いくつかのパシリ自殺系ダークSSを否定する事になってしまうけど。<br>
<br>
967 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:21:29.45 ID:LmyZ8MvI<br>
オフかオンかは忘れたが説明してなかったか<br>
<br>
968 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:23:52.04 ID:FVwdPlrK<br>
曖昧な説明だったけどね<br>
<br>
969 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:24:33.64 ID:XYlT12u2<br>
>>966<br>
違うと思う。そもそもアシモフのロボット工学三原則は、一般に思われている物とは<br>
少し違うので、迂闊に手を出さない方がいいと思う。<br>
パシリは単純で曖昧な自我しかない、キャストは複雑で高度な自我を持つ、程度で良いのでは。<br>
<br>
970 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:30:41.80 ID:mofcdZUv<br>
あんま縛るといい作品は生まれないから、何でもいいと思う<br>
<br>
個人的にはPMだけど心は人間そのもの っていうのが好きだが<br>
<br>
971 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:33:21.79 ID:bTv0TdS8<br>
キャス子「本部、SUVウェポン起動申請<br>
410「ピピピ・・・こちら本部、申請承認されました、転送を開始します<br>
キャス子「・・・えっ?アレ?410?<br>
キュインキュインキュイン・・・<br>
ひゅ~<br>
ゴンッ!<br>
くるくるくるくる・・・すた!<br>
ドサッ<br>
410「着地成功っ<br>
キョロキョロキョロ・・・<br>
410「ご主人様!どこにおられますか~<br>
頭をさすりながら、よろよろと立ち上がるキャス子<br>
キャス子「よ~ん~い~ち~ま~る~(わなわなわな)<br>
410「あ、ご主人様っ!ご無事で・・・って、大きなたんこぶ<br>
こいつらの仕業ですね!今、片付けちゃいますからっ!<br>
キャス子「・・・誰のせいだとー!<br>
ぐりぐりぐりぐりぐり・・・<br>
410「い、痛い痛いっ!ご主人様っ、ぐりぐりは痛いですーっ!(ボロボロボロ・・・<br>
<br>
エネミー「(゚Д゚)<br>
<br>
972 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:40:33.86 ID:ua3iAYC7<br>
箱「SUVウェポン発射ァー!」<br>
430「よーし、私もー!」<br>
箱「おいおい、お前じゃ無理」<br>
<br>
ズキュゥゥゥーン<br>
<br>
箱「きた!なんかきた!」<br>
430「いきますよー!」<br>
<br>
【マシンガン】<br>
<br>
箱「…」<br>
430「…」<br>
<br>
ペペペペペペペペ<br>
<br>
ズキュゥゥゥゥゥン<br>
<br>
箱「…終わり?」<br>
430「…えぇ、まぁ」<br>
<br>
<br>
973 名前:名無しオンライン[sage
>>953氏ちょっと箱借りますよw] 投稿日:2006/11/04(土)
12:44:05.30 ID:cCUEzut5<br>
(>>774から続き)<br>
<br>
『あいつ・・・今頃どうしてるかなぁ・・・・・・』<br>
440「「すー・・・すー・・・」<br>
<br>
自室のベッドに仰向けで転がり、今日出会った同志のことを思いながら天井を見つめ、そう呟いた。<br>
俺のすぐ真横には同じベッドの上で、静かに寝息を立てている440がいる。<br>
<br>
『うまくやってるといいが・・・』<br>
<br>
自分のことではないのに、まるで自分のことかのように気になっちまう。<br>
俺がここでこんな風に気にしててもしょうがないんだが・・・。<br>
<br>
『よいしょっと』<br>
<br>
上半身だけを起こし、ぐっすり眠っている440の寝顔を見る。<br>
今日はこいつもいっぱいはしゃいだもんなぁ・・・疲れてるんだな。<br>
そっと手を伸ばし、440のさらさらなまるで絹のように繊細な髪を撫でてやる。<br>
<br>
440「・・・んー・・・」<br>
<br>
あ、起こしちまったか・・・?<br>
<br>
440「・・・すー・・・すー・・・」<br>
<br>
・・・大丈夫だった。<br>
<br>
『まったく、無邪気で穏やかな寝顔だ・・・』<br>
<br>
見てるこっちまで気持ちが穏やかになっていく、そんな寝顔。<br>
<br>
『俺は余計なこと、しちまったかなぁ・・・勢いとは言え・・・・・・』<br>
『・・・いや。 あいつなら、大丈夫だ。 俺とは違う・・・きっと、うまくやるさ』<br>
<br>
440の寝顔を見つめながら、俺は記憶を遡って思い返してみる。<br>
<br>
同志のあいつと出会ったこと。<br>
<br>
同志に俺の秘宝、"PMデバイスZERO"を託した、あの時のことを──<br>
<br>
974 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:45:21.60 ID:AZeoNJQj<br>
>>966<br>
PCにもなれるのがキャスト<br>
NPCにしかなれないのがパシリ<br>
<br>
975 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:45:23.34 ID:cCUEzut5<br>
──マイショップオープンから早や5日が過ぎた。<br>
<br>
売上もそこそこ伸び、数人の常連(440目当ての常連だが)の内、ある男ニューマンに品物の仕入れの依頼があった。<br>
その品物とは、ウォンド系やロッド系の合成に必須な金属スピラルと、シールドラインを合成する際、光属性を付加するためのグラフォトン。<br>
その男ニューマンの話だと、スピラルの産地であるニューデイズの敵はテクニック耐性が高く、フォースである自分では少々面倒とのこと。<br>
<br>
うーん・・・ニューデイズの敵っつったら、テクニックを駆使して襲ってくるから、俺も面倒ではある・・・。<br>
以前、440と緑林突破ミッションをした時に、ゴーモンにバータを撃たれ間抜けな格好のまま凍結させられたことがあったのだが、<br>
その格好がよほどツボだったのか440に大笑いされ、惨めな思いをした記憶があるからだ。<br>
<br>
しかし!"顧客満足度120%"(内119%は440で補う)を目指す俺としては、常連の依頼を無視するワケにはいかないッ!<br>
<br>
そういうわけで、俺と440は一緒にニューデイズへと赴いた。<br>
<br>
440「~♪」<br>
<br>
ふと横を見ると、440が楽しそうにニコニコ笑って、とても上機嫌だった。<br>
そういや、ショップオープンしてからは店番ばっかりさせて、外に連れて行かなかったからなぁ。<br>
素材調達とはいえ、久々の外出で気分転換が出来て嬉しいってところか?<br>
あー・・・もしかすると・・・!<br>
<br>
『やけに上機嫌だな、440』<br>
440「はいー♪」<br>
『そうかそうか、俺と一緒にデート出来てそんなに嬉しいかw』<br>
440「・・・・・・」<br>
『・・・・・・』<br>
<br>
440「・・・はい♪」<br>
『な、なんだ、その間は!』<br>
440「えへへ~♪」<br>
<br>
ちょっと期待した俺が馬鹿だったぜ・・・。<br>
まぁ、即答で「いいえ」なんて言われるよりはいっか。 肯定してくれたしな!<br>
どうするよおいwww「はい♪」だってよぉwww「♪」なんかつけちゃって可愛いじゃねえかッ!!<br>
気だるいミッションも、これなら楽しくこなせて素材調達も楽しくなりそうだッ!!!<br>
<br>
『えーっと・・・ミッションカウンターは何処だっけか・・・』<br>
<br>
くいくい。<br>
<br>
440「こっちですよ、ご主人様ー」<br>
『お?あぁ、悪いな440、さんきゅ!』<br>
440「いえいえ♪」<br>
<br>
久し振りのニューデイズだったが、440に服をくいくい引っ張られて誘導してもらい、ミッションカウンターへと到着した。<br>
しっかし、ほんと上機嫌だな、こいつ。 まるで散歩を待ちわびていた犬みたいだ。<br>
<br>
『おぉ、そうだ、ここだここだ。 久し振りだからすっかり忘れて・・・・・・ん?』<br>
440「・・・・・・」<br>
『どうした?440』<br>
<br>
何故か俺の足にしがみついてる440。<br>
何かを警戒してるような感じだ。<br>
一体なんだ?何か怖い物でもあるっつーのか?<br>
<br>
440が視線を送る先をたどって俺も見てみるが、特にこれと言って何もない。<br>
ただミッションカウンターのまわりにガーディアンズがたむろしているだけだ。<br>
<br>
ごっついビーストやキャストのガーディアンズが怖いってか?<br>
<br>
976 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/04(土)
12:46:24.92 ID:cCUEzut5<br>
・・・いや、そんなことはないだろう。<br>
毎日そういう客とも接客してるし、なにより、初日に巨漢のビーストを射殺しようとしてたくらいの度量の持ち主だ。<br>
今更これくらいでビビるはずがない。<br>
<br>
『どうしたってんだよ、440。 ただのミッションカウンターとガーディアンズ達じゃねえか』<br>
440「ご主人様・・・」<br>
<br>
すると突然、440がバッ!とこちらに顔を向け、真剣な眼差しで俺にこう言った。<br>
<br>
440「かっ、かわいい!!!」<br>
<br>
・・・。<br>
<br>
・・・はい?<br>
<br>
『・・・ぷりーづ、せぃ、あげいん』<br>
440「かっ、かわいい!!!」<br>
<br>
440は俺の言葉に、律儀にその通り返す。<br>
<br>
『はあ?か、可愛い・・・?何が可愛いってんだ?・・・俺?なワケねえか・・・』<br>
440「かっ、かわいいかわいい!!!!」<br>
<br>
必死に可愛いを連呼し、ぴょんぴょん跳ねながら、さきほど視線を送ってた場所を指差す。<br>
しかし、その先をたどっても、さっきと同じ光景が広がるばかり。<br>
このお嬢さんは一体、なにをもって可愛いと仰るのか?<br>
<br>
わけのわからないまま、440の顔と指を指した場所を見比べる。<br>
・・・・・・が、わからん。<br>
<br>
『なぁ・・・可愛いのなんて何にもないぜ?』<br>
440「あの箱さん可愛い!!!」<br>
<br>
は?<br>
<br>
『は、箱ぉ・・・?』<br>
440「可愛いです!箱さん!」<br>
『箱っつーと・・・』<br>
<br>
440が示す先に箱と呼べるのは・・・・・・いた。<br>
一人、妙に挙動不審っぽいあれ、・・・か?<br>
あれが可愛い・・・?<br>
<br>
『可愛い、か・・・?』<br>
440「かわいいです!!」<br>
『そ、そうか・・・』<br>
440「かわいいです!!」<br>
<br>
こいつの"可愛い"の基準がわかんねぇ・・・。<br>
パノンやラプチャを見た時も「かっ、かわいい!!!」って言いながら射殺してたしな。<br>
可愛いのに躊躇わず射殺するってどうなんだ・・・。<br>
まぁ、美的感覚は人それぞれなんだろうけどさ。<br>
<br>
・・・ん?待てよ・・・。<br>
もし、今この箱を「かわいい!」って言ってるのが、パノンやラプチャとかと同じ基準の"可愛い"だったとしたら・・・?<br>
<br>
・・・・・・。<br>
<br>
・・・・・・まずい。<br>
<br>
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