「スレ22log2」(2011/07/10 (日) 00:22:02) の最新版変更点
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<p> 121 名前:Unsung Episode10 3/4[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 20:24:28 ID:TGhaB63R
[4/6]</p>
<div>≪おい、今の爆発は何だ!? まさかエマが…≫</div>
<div> </div>
<div>あんな一か所に固まっちゃって。一網打尽じゃない。</div>
<div>うめき声と断末魔。耳障りだなぁ・・・</div>
<div> </div>
<div>もう一射─</div>
<div> </div>
<div>「馬鹿っ!」</div>
<div> </div>
<div>「お前が壊れたらどうするんだ!」</div>
<div>「班長、何も殴らなくても…」</div>
<div>「気をしっかり持て! お前は誰だ、名前は!? 所属部隊と識別番号を言ってみろ!」</div>
<div>「わ…わた…わたし…は」</div>
<div> </div>
<div>わたしはエマ。識別番号MSS128-A2、製造番号PMAA951FB9-A1・・・わたしは・・・</div>
<div> </div>
<div>「あ…あぅぅ…班長…」</div>
<div> </div>
<div>気付くと、わたしはデミトリの胸に顔をうずめていた。</div>
<div>またこんなに泣いちゃって。わたしったら姉妹で一番の泣き虫ね。</div>
<div> </div>
<div>「いい子だ、エマ。顔を上げなさい、何が見える?」</div>
<div>「デミトリ…デミトリの顔」</div>
<div>「じゃあ私の顔をしっかり見ろ。そして立つんだ。早くここから抜け出─」</div>
<div> </div>
<div>122 名前:Unsung Episode10 4/4[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 20:25:08 ID:TGhaB63R
[5/6]</div>
<div>「…デミトリ? どうしたの?」</div>
<div> </div>
<div>いきなり黙っちゃって・・・</div>
<div>わたしの顔に何かが降ってくる。これは何?</div>
<div> </div>
<div>「班長!? しっかりして下さい!」</div>
<div> </div>
<div>オイル?</div>
<div> </div>
<div>「班長ォ!!」</div>
<div> </div>
<div>違う。これは。</div>
<div> </div>
<div>「おい、生死確認!」</div>
<div>「はい!」</div>
<div> </div>
<div>みんな、ごめん。</div>
<div>わたしは合流できないかも。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>やる事ができたから・・・</div>
<div> </div>
<div>123 名前:Unsung Episode10[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 20:27:14 ID:TGhaB63R
[6/6]</div>
<div>今回分はこれで終了。</div>
<div>エマをメインに書いてみたけど、キャラ崩壊したかな…</div>
<div> </div>
<div>124 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 22:45:55 ID:RONYWhSk [2/9]</div>
<div>>>89だが修正作業が終了したので投下…するかためらっている</div>
<div>オチへの複線をはりすぎたせいで非常に分かりにくい話になったと思う。</div>
<div>狙いすぎているのと所詮脳内妄想なだけあって内容が破綻している気すらしてきやがる…</div>
<div>キャラも1発目の投下と統一できてない気がするしこれはいよいよ収集がつかないかもしれない</div>
<div> </div>
<div>クソっSS職人はこんな恐怖と戦っていたのか…誰か勇気をくれ…</div>
<div> </div>
<div>125 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:08:37 ID:IwNoDdOm</div>
<div>>>124</div>
<div>ファイト</div>
<div> </div>
<div>126 名前:時がとまったマイルーム1/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:39:35 ID:RONYWhSk
[3/9]</div>
<div>OK、司令部これより投下テロを開始する。</div>
<div> </div>
<div>「ご主人様…?」</div>
<div>410型のPMが店に入った直後いきなりそう言った。</div>
<div>「え?…あ、こんばんは、オルアカ・ミート買いに来たんだけどいくらですか?」</div>
<div>「あ、ごめんなさい。オルアカ・ミートでしたらただでいくらでも持っていってください。もう必要のないものですから…」</div>
<div>「いいの?ありがとう」</div>
<div>購入手続きの後に、客が目の前だというのに410型は座りだした。</div>
<div>「ご主人様…」</div>
<div>このPMからは生気が感じられない。我ここにあらずといった感じだ。</div>
<div>ぼーっとしてて目の焦点があっていない。遠い所をずっと見ている。</div>
<div>先ほどの410型のセリフが気になってしまう。恐らく彼女は自分の主人を待っているのだろう。</div>
<div>自分も同じだったから…</div>
<div>「ねぇ、ご主人様って言ってたけど…」</div>
<div>「…え?、前に会ったのは2年ほど前です。でも、ご主人様はきっと帰ってくるんですよ~」</div>
<div>それから急に色々話し始めた。</div>
<div>相手が聞いているかなど全く関係ないといった感じで</div>
<div>「前ミッションに行った時なんて~、ダブルセイバー完成したときなんか~、この前なんて~」</div>
<div>”この前”が何時を指しているのかは分からない。PMの目には涙が浮かんでいる。</div>
<div>「約束してくれたんです。次はサクラギ保護区にも連れてってやるって…だから…」</div>
<div>「あ…ごめんなさい」</div>
<div>「謝る必要なんてないですよ。ご主人様はきっと帰ってくるんですから!」</div>
<div>声の調子や口元は笑っている。が、目は正直だ。PMの目からは雫がたれていた。</div>
<div>きっと主人が帰ってこないのはこのPMも分かってるんだろう。</div>
<div>帰ってくるわけが無い主人をひたすら待ち続け、疲れてしまっているPM</div>
<div>これは…以前の自分だった。</div>
<div>これからこのPMはいつまで主人を待ち続けるのだろうか。それを自分に置きかえてみた。</div>
<div>体が震える。彼女もまた、あの虚ろな日々を過ごすのだろう。これからずっと…</div>
<div>「どうしたんですか。大丈夫ですか?」</div>
<div>「ごめんなさい…ごめんなさい…」</div>
<div>それからの事は思い出せなかった。気がつけば自分はマイルームの前まで逃げ帰っていた。</div>
<div>主人は自分に気がつくと待っていたかとばかりに食器を差し出す</div>
<div>「おう、早かったな。それじゃとっととオルアカ・ロール作ってくれよ」</div>
<div>目の前に居る主人。あのPMと自分との違いがあるとするならそれは…</div>
<div>そうだ、主人が帰ってきた嬉しさで忘れていた事があった。</div>
<div>またいつ自分の前から主人は消えてしまうのだろうか?</div>
<div>あの時のように…</div>
<div>主人に聞く勇気はなかった。聞けば間違いなく絶望する。終わりしか見えないから</div>
<div>「おい。どうした。お前様子へんだぞ?」</div>
<div>「なんでもない!」</div>
<div>「一体どうしたんだ、困った奴だな…」</div>
<div>今は無心でオルアカロールを作る事だけ考えよう。何も考えたくなかったから</div>
<div> </div>
<div>127 名前:時がとまったマイルーム2/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:40:07 ID:RONYWhSk
[4/9]</div>
<div>アイツが店に行ってる間にマイルームで色々作業をする。</div>
<div>ビジフォンを操作して様々な情報を確認する。</div>
<div>本部からの連絡、来訪者の履歴、最新のニュース、現在の資材等</div>
<div>何十枚とあるパートナーカードもついでに確認する。</div>
<div>生きる伝説マヤ・シドウのカードを除けばアイツのカードくらいしか光ってはいなかった。</div>
<div>真っ黒なカードを眺めていると気が滅入りそうなので早々に確認作業は切り上げた。</div>
<div>何故か1億メセタが売上にあったがそんな高価な物を売っていた記憶はなかった。</div>
<div>気になったので明細を確認するとモノメイト99999999が売れている事に気がつく。</div>
<div>「誰だ、こんなものをこんな値段で買った馬鹿は…」</div>
<div>ニュースや本部からの連絡はガーディアンズの”少数精鋭化”について述べられていた</div>
<div>イルミナスの事件で命を落とすガーディアンズも多かった。</div>
<div>また、ガーディアンズを志願する新人をたくさん教育するだけの余裕は無い事から</div>
<div>本部はより実力の優れたガーディアンズに育成するために、新入試験の適性条件等を大幅に改定した。</div>
<div>結果として、ガーディアンズの人口は大幅に減った分、個人へ強力な装備の支給、質の良い訓練が受けられるため</div>
<div>結果より危険な任務を行えるガーディアンズが増えた。それだけのことだ。</div>
<div>今の自分には特に関係のないことである。</div>
<div>一通り調べ終えるとベッドに腰をかけると正面に置いてある写真立てが目に入った。</div>
<div>倒したディ・ラガンをバックに満面の笑顔でポーズを決めている自分とアイツだ。</div>
<div>落ち着いて見ると久しぶりに故郷へ帰った時のような懐かしい感覚がした。</div>
<div>ここは、あの時のままのマイルームだった。</div>
<div> </div>
<div>それからしばらくするとアイツが戻ってきた。</div>
<div>久しぶりにオルアカロールが食えると思うと気分がいい。</div>
<div>しかしどうもコイツの様子が変だ。またただならぬ表情を浮かべている。</div>
<div>理由を問いただすとショップの方へ駆け込んで行ってしまった。</div>
<div>コイツは前々から素直じゃない所があるのは変わってないらしい。</div>
<div>まぁそこがアイツのカワイイところでもある。</div>
<div>でもどこか様子がおかしいので自分もショップへ向かうことにした。</div>
<div>どうせろくな事を考えてないのは予想できたからだ。</div>
<div>何か変な事を実行する前にアイツときっちり話をしないといけないな。</div>
<div> </div>
<div>128 名前:時がとまったマイルーム3/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:40:39 ID:RONYWhSk
[5/9]</div>
<div>デロリローン。モノメイトができました</div>
<div>「失敗しちゃった。どうして…」</div>
<div>通常失敗するわけがないオルアカロールまでモノメイトにするとは自分でもどうかしていた。</div>
<div>なぜ主人の前であんな言い方して逃げるようにしてしまったんだろうか</div>
<div>こんなものすら失敗するPMなんて愛想を尽かしてまた主人は消えてしまうんじゃないだろうか。</div>
<div>主人が消えてしまったらまた自分はあのPMと同じになるのだろうか。</div>
<div>あのPMが頭から離れない…</div>
<div>「まったく、この液体状の何かがオルアカロールか。いや~おいしそ~だな~」</div>
<div>いつのまに主人が後ろにいた。先ほどの失敗物拾い上げると一口で食した</div>
<div>「あ…マスター…」</div>
<div>「お前はとりあえずそこに座ってろ。疲れてるだろ?」</div>
<div>主人がそういうといきなり体を担ぎ上げられた。</div>
<div>「な、何するんですかマスター!やめてください!」</div>
<div>「ほらほらジタバタすんな。落っことすぞ」</div>
<div>暴れても無駄な事が分かったので素直に腕に抱かれる事にした。</div>
<div>後に何故かショップに置いてあるザブトンの所に降ろされて座らされた。</div>
<div>「何を見たかは知らんが、いいか。変な事を考えてるなら今は忘れろ。いいな?」</div>
<div>軽く頭を撫でると主人はヒーターコンロの方に向かった。</div>
<div>「あ、マスター、何を」</div>
<div>「この位の食事で満足できるか。あとお前の食う分を作ってるんだ」</div>
<div>「それなら私が…」</div>
<div>「いいから座ってろ」</div>
<div>「…」</div>
<div>本当に自分は疲れているだけだろうか?妙な事を考えないようにするため</div>
<div>しばらくは主人の後ろ姿をぼんやり眺めていた。</div>
<div>主人が自分で作る料理なんてコルトバ・ヌードルくらいだったのに…</div>
<div>自分で料理を作る主人を見て少し寂しい気持ちがした。</div>
<div>「ほら、できたぞ。」</div>
<div>そういうと肉の塊に野菜を適当に混ぜた物体を差し出された。</div>
<div>明らかに見た目からしてそこまでおいしそうには見えない。</div>
<div>肉にきっちり火が通っておらず、半生である</div>
<div>どうみてもこれは見本のオルアカロールとは異なる物体だった。</div>
<div>「マスター、これ…」</div>
<div>「うるさい、黙って食え」</div>
<div>モギモギ、微妙な味…オルアカロールらしき物体をモギると正直な感想を述べる。</div>
<div>一方主人の方は問題なさそうにオハ・シを使って問題なさそうに食している。大丈夫なのだろうか、心配だ</div>
<div>「悪かったな、微妙な味で。」</div>
<div>「マスターは私が居なかった時は毎日こんなの食べてたんですか」</div>
<div>この主人ならきっと生のアンノウンミートにでもがっついても大丈夫なんじゃないだろうか…</div>
<div>「そうだが何か問題でもあるのか。んン?」</div>
<div>やはり自分が今度料理を作ってやらねば…と内心決意する。</div>
<div>主人の頭の中は何を考えているのかが理解に苦しむ。</div>
<div>何か隠し事をしている時もこんな感じでとぼけた態度をとることがあるが。</div>
<div>それは精々「ドキ☆ニュマ子の初体験ミ☆」や「冥土の土産にキャス子」等のムービーを隠している時とかだ</div>
<div>それに対して言及してもどうせいつもどおりとぼけるだけである。</div>
<div>こういうときは皮肉の一つでも言ってやりたくなるものだ。</div>
<div>「はぁ、これならやはり私が作っておくべきでした。」</div>
<div>「細かいことはい~んだよ。食えりゃいいんだよ食えりゃあな」</div>
<div>てきとうな主人に皮肉ってやるのが日課だった記憶がある。</div>
<div>微妙な味とはいえ食事をする事が大事だ。何年も何も食べてないのだから</div>
<div>別に私達PMは何も食べずとも活動はできる。</div>
<div>でも食べる事は一種の幸せなのだから出来る事なら味わって食べる…ほどのものでもなかった。GRM製のレア8の長銃辺り食べたい…</div>
<div>食事を一通り終えると先ほどまでの不安は忘れていた事に気がついた。</div>
<div>頃合を見たのか主人が口を開く</div>
<div>「さて、まず何か言いたい事があるなら今のうちだぞ。ほら、言ってみ?」</div>
<div>そういえば帰ってきてから時間は結構経ってるが何も主人について分かってはいない。</div>
<div>何故帰ってきた?</div>
<div>どうして急に消息を絶ったのか?</div>
<div>今まで消息を絶っていた間連絡もよこさずに何をしていたのか?</div>
<div>いつまでここに留まってくれるのか?</div>
<div> </div>
<div>129 名前:時がとまったマイルーム4/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:41:22 ID:RONYWhSk
[6/9]</div>
<div>特に主人の消息に関しては謎の部類が多すぎた。</div>
<div>パートナーカードでグラールどこに居てもその場所は分かる。</div>
<div>例えそれがHIVEやリュクロスのような異質な場所だったとしても</div>
<div>しかし、時にカードは黒くなって全く居場所が分からなくなる事がある。</div>
<div>ブラックリストに載せられたのなら居場所は分からなくはなるがそれでもカードは黒くはならない。</div>
<div>相手側にカードを捨てられたとしても居場所は分かる。</div>
<div>カードの仕様書を見てもこれについては書かれていない。つまり謎なのである。</div>
<div>主人が5年もの間、急に行方が分からなくなったのが一番の謎だ。</div>
<div>最初の1週間くらい姿を見せないのはよくあることだった。だから待っていた。</div>
<div>1ヶ月…2ヶ月…そして1年と月日が過ぎるまでずっと帰ってくるのを待っていた。</div>
<div>また会える日が来ると信じて…</div>
<div>「始めに、どうして急に私の前から消えたんですか?」</div>
<div>「他にやる事があった。ガーディアンズの仕事にちょっと疲れたのもあるな。その、連絡しなかったのは悪かった。」</div>
<div>「…具体的になんですか。やる事って」</div>
<div>「それは…秘密だ。言えない」</div>
<div>他にやる事?ガーディアンズでの通常任務以外だとすると極秘任務か何かだろうか。</div>
<div>しかしそれだと”ガーディアンズの仕事に疲れた…?”事に対するつじつまが合わない。</div>
<div>どうやら消息を絶った時に連絡をしなかったのはただの怠慢なようだ。</div>
<div>主人の怠慢さには腹が立ってきた。</div>
<div>「それじゃ、今まで何をしていたんですか。5年間も放っておいて理由もなしじゃ納得できません」</div>
<div>そう言うと主人は少し困った顔をしたようにみえた。</div>
<div>答えるのには困る質問なのは当然といえば当然ではあるが、どう考えても自業自得だろう。</div>
<div>
「そうだな…ゾアルゴウグ”みたい”な奴を穴にハメて鈍器で頭を殴って気絶させて、後は氷属性のツインセイバー持った仲間とボコボコにしていた。って事もあったな」</div>
<div>ゾアルゴウグ”みたい”?”鈍器”?属性にうるさい主人がゾアルゴウグ相手に氷属性で攻撃?</div>
<div>そもそもニューデイズでゾアルゴウグ討伐の仕事をしていたなら消息を絶つ理由にはならない。</div>
<div>ガーディアンズの仕事に疲れたのにゾアルゴウグの討伐?言ってる事が一々おかしい。</div>
<div>ましてや5年もの月日の間もとなると正当な理由として処理はできない。</div>
<div>ますますワケが分からない。</div>
<div> </div>
<div>130 名前:時がとまったマイルーム5/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:42:00 ID:RONYWhSk
[7/9]</div>
<div>「マスター、とぼけないで本当の事を言ってください。」</div>
<div>「う~ん。まぁ嘘は言ってはないんだが…やはりダメか?」</div>
<div>「ダメです。」</div>
<div>主人は少し考え込むとまた一つ話始めた。</div>
<div>「ハンターになって槍とかツインセイバーとか弓とかマシンガン状の物使って色々巨大な生き物を倒してきた。ってことだ」</div>
<div>「…」</div>
<div>主人は既にフォルテファイターの資格は一応得ている。わざわざハンターになる理由はない。</div>
<div>ハンターなのになぜ弓が使えるのか。マシンガンは一応分かるにしてもなぜ?</div>
<div>「全くわかりません。」</div>
<div>「まぁそうなるんだろうな。他にも色々あるんだが説明するのは難しいな…」</div>
<div>とりあえずこの話題は主人も全て言いたくないようなので切り上げる事にした。</div>
<div>自分の中で嫌な予感がこみ上げてくる。</div>
<div>何か聞いてはいけないものを聞こうとしている。そんな予感がしている。</div>
<div>主人は何でも聞けと言ってるのに結局何かを隠している。私に知られたくないものが何かある。</div>
<div>それは主人の態度を見れば明らかだった。</div>
<div>次に”どうして帰ってきたのか?”</div>
<div>これが分かればおのずと”いつまでとどまるのか?”も予想できてしまう</div>
<div>”いつまでとどまるのか?”を直接聞く勇気はなかった。これを聞くのは怖い。</div>
<div>自分の心をひとまず落ち着かせる。大きく深呼吸して呼吸も整える。</div>
<div>「それじゃどうして今戻ってきたんですか。きっちり説明してください」</div>
<div>「そうだな、色々一段落したからな。急に何かこう、故郷を懐かしむような感じになった。ってとこか」</div>
<div>曖昧すぎる答え、これでは理由にならない。</div>
<div>「…いい加減にしてください!」</div>
<div>「う…すまん。」</div>
<div>それから少しして主人が何かハッとしたようだ。</div>
<div>「あ、いや、その…」</div>
<div>「真面目に説明する気は一切ないんですね。」</div>
<div>明らかに何か都合が悪そうな態度を取っている。</div>
<div>懐かしくなったから戻ってきた?本当にそんな理由で?主人の態度にいい加減苛々してきた。</div>
<div>こんなに真面目に聞いているのに冗談ばかりで何一つ説明しようという気持ちが見られない。</div>
<div>いくらとぼけるにしても節度があるだろう。主人の態度はその限度を超えているようにしかみえない。</div>
<div>それはともかく一つ引っかかる所があった。</div>
<div>”懐かしいような感じがしたから戻ってきた”</div>
<div>これは戻る気になればいつでも戻る事ができたという事だ。それをしなかった理由は…</div>
<div>つまり、私は…マスターの気まぐれで飽きられたペッドの猫のように置き去りにされた?</div>
<div>そもそもガーディアンズの仕事自体一体なんなのか?</div>
<div>分からない。分からない事だらけだった。主人のこの”軽さ”は何なのか?</div>
<div>ガーディアンズという”大事”な仕事を5年も放棄しておき、私も同じように放置されて、なぜこんなにも”軽い”のか</div>
<div>無責任にも程がある。ふざけるのも大概にしろ。私はマスターにとって所詮使い捨ての道具なんかじゃない。</div>
<div>ふと疑問がこみあがる。</div>
<div>ドウグ…なのだろうか?ペッドが捨てられる時の瞬間ってこんな感じなのだろうか?所詮私はモノ?</div>
<div>主人にとってガーディアンズとは所詮その程度のモノ…?</div>
<div>私はパートナーマシナリー。</div>
<div>主人のパートナーを勤め、世話や任務のサポートをするガーディアン一人に一つ支給されるマシナリーだ。</div>
<div>モノだったらそのまま放り投げて片付けなくてもなんとも思わない。つまりオモチャと同じ…?</div>
<div>倉庫に放置されていたが、ある日倉庫を空けたら子どもの頃使っていたオモチャが埃をかぶってた。</div>
<div>主人にとって私はその程度のモノだったのだろうか。</div>
<div>そうか、私は主人と”対等”だと思って話していたからわけが分からなかったのだ。</div>
<div>私の中で何かが崩れた。もうどうでもいい。オモチャの役目?そんな事は知った事じゃない。</div>
<div>もう終わったオモチャは黙って捨てられておけばいいんだ。</div>
<div> </div>
<div>131 名前:時がとまったマイルーム6/6[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:42:48 ID:RONYWhSk
[8/9]</div>
<div>店に入るとあの聞き覚えのある忌々しい音が聞こえてきた。</div>
<div>当時、バレットマスター、バースト等の基板が超高級品だった頃の時代、なけなしの全財産が一瞬でモノメイトへと変貌させたあの音だ。</div>
<div>うん十万メセタのモノメイト…なんとゴージャスな響きだ。</div>
<div>あれの後は1週間寝込んで休んだ記憶がまだ残っている。</div>
<div>まぁ今だから笑って話せる話だが、当時は本当にシャレにもならなかった。といった話はさておき</div>
<div>アイツが作っているのはオルアカロールだろう?何故失敗音がするんだ。</div>
<div>…これは重症だな。</div>
<div>こうも無理してもらっては見てるこっちが危なっかしくて困る。</div>
<div>少々荒っぽくても頭を冷やしてやるのが先決だろう。</div>
<div>両腕で抱えて持ち上げてやる。</div>
<div>思ったよりは軽いのであっさり持ち上がったが、どうやら恥ずかしいのか最初は暴れた。</div>
<div>しばらく抱えてると諦めたのか大人しくなったのでザブトンのとこまで運んでおろした。</div>
<div>今のコイツにはともかく落ち着いてもらう事が大事だ。</div>
<div>しかし飯をどうするかも問題だ。</div>
<div>コイツにまた作らせてもなけなしの食材が液体状になってしまっては晩飯抜きだ。</div>
<div>正直料理は得意ではない。とりあえず食えるものしか作った覚えがない。が、やるしかない。</div>
<div>野菜なんぞどんな切り方しても同じだろう。肉なんて適当に焼ければ食える。なんら問題無い。</div>
<div>形?味にそんなものは関係ない。つまりオールグリーンだ</div>
<div>とりあえず味付けにショウ・ユでもぶっかけておけば何でもうまくなる。うむ、問題ない。</div>
<div>我ながら食欲がそそられない料理ができてしまった。が、食えるから万事OKだ</div>
<div>それに、3日置いて表面が白くなったスパイシアと比べればマシだろう</div>
<div>あれを食ってからは何を食っても大丈夫な気がするくらいだ。</div>
<div>コイツの料理がどれだけありがたかったかが改めて実感したのもアレを食ってからだったな。</div>
<div>一緒にコイツと料理を食べる。まあ予想通りの味だろう。微妙な味?まさにその通りだ反論できない。</div>
<div>しかしコイツの評価を認めるのは悔しいので強がってみる。しかし、</div>
<div>モトゥブのスラム街に住んでいるまともな飯も食うことができない子どもを見るような哀れむ目で見られた。泣きたい。</div>
<div>まぁ辛口なセリフ喋れるだけの元気はあるようなので安心した。そろそろ本題に入っても大丈夫だろう。</div>
<div>しかしどのように説明しようか。聞かれた事はしょっぱなから痛い質問だ。</div>
<div>恐らくグラール全土に居た引退したガーディアンの殆どがこれを聞かれると困るんじゃないだろうか。</div>
<div>全て嘘で言った所で大概バレる。</div>
<div>適度に真実を混ぜるのが上手な嘘のつき方だ。と誰かが言っていたようなので正直に話してみた。</div>
<div>…がこれで墓穴を掘るハメになるとこまでは計算できなかった。</div>
<div>それはそうだ。何も言わずに目の前から消えた理由がこんなワケの分からない理由で誰が納得するものか。</div>
<div>俺だってこんな例え話で話されたらわけが分からなくなる。ましてやコッチの話と混ぜたのが余計ややこしくなった原因だろう。</div>
<div>さらに重大な失言が一つあった。</div>
<div>”いつでも戻れた”事をつい力が入ってカミングアウトしてしまった。</div>
<div>俺は馬鹿なのか。いや馬鹿なんだろう。大馬鹿者だ。これではどこぞの宗教の巫女の親父もビックリするぞ</div>
<div>これだと傍から見ればただの身勝手で急に消息を絶ち、</div>
<div>さらに、散々連絡もよこさないまま、ある日急に気まぐれで帰ってきた。そうとしか受け取れない</div>
<div>いや、確かにこれは真実だ。俺は気まぐれで帰ってきたのだ。</div>
<div>よく通っていた床屋に行ったけどある日別の床屋に行ったら前の床屋に行くのが何となく気まずかった。</div>
<div>それ以降いかなくなって自然と距離を置いていた。俺の認識はこんな感じだった。</div>
<div>俺はコイツから見ればあまりにも勝手で無責任な奴だ。</div>
<div>俺から見えるコイツとコイツから見える俺は、全然違うのだ。</div>
<div>5年という月日はそれだけ大きい。</div>
<div>目が見えないヒューマンに色や景色を伝えた所で理解できるわけがないのだから</div>
<div>それを抜きだとしても、今思えば我ながら酷い事をしている。</div>
<div>残された者の気持ちなぞ何も考えやしていなかったのだからな。</div>
<div>弁解しようと言葉を選んでいたが、気がついた時には遅かった。</div>
<div>何も言わずにアイツは走り出していった。</div>
<div>「お、おい待て!どこに行き気だ!」</div>
<div>とっさに引き止めたが返事はなかった。</div>
<div>俺はアイツに責任を取らなければならない。</div>
<div>アイツの5年間の気持ちを踏みにじった責任を…</div>
<div>早まったマネだけはするなよ…</div>
<div> </div>
<div>無人のマイルームには片付けられていない食器だけが置かれていた。</div>
<div> </div>
<div>132 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:46:00 ID:ge51uitE [2/3]</div>
<div>>>124</div>
<div>再度言おう</div>
<div>「倫理的におk」だと</div>
<div> </div>
<div>ここに語尾がファックなだけの酷いモノを書いている人間がいる</div>
<div>が</div>
<div>それでも何人か読んでくれる方がいるから大丈夫だ</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>133 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:49:04 ID:RONYWhSk [9/9]</div>
<div>今回はここまで</div>
<div>ここが一番ワケが分からない場面だからこの次からは多分スッキリしてくると思うんだ。</div>
<div>オチにまとめ全て任せたから我慢してもらいたい</div>
<div>ストーリーに矛盾がある小説作家の気持ちが今なら分かるようなきがすr(殴</div>
<div> </div>
<div>134 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 23:59:36 ID:ge51uitE [3/3]</div>
<div>>>133</div>
<div>長いの乙</div>
<div>複数の一人称視点乙</div>
<div> </div>
<div>俺もなんか書くか</div>
<div> </div>
<div>135 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 00:11:21 ID:EHY+VzQ9 [1/5]</div>
<div>>>乙</div>
<div>「物語を始めるは易し、終わらせるのは難し」</div>
<div>期待しています。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>136 名前:名無しオンライン[『GH450の人』 sage] 投稿日:2010/09/23(木) 01:08:06
ID:OgwKLQJm</div>
<div>>>123</div>
<div>投稿乙です。</div>
<div>予想以上に深刻な被害ガガガガ。</div>
<div>さらに死亡フラグ立ったっぽいし、次以降の展開が見たい、</div>
<div>見たいんだが、見ない方がいいような・・・</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>>>133</div>
<div>投稿乙です。</div>
<div>>ここが一番ワケが分からない場面だからこの次からは多分スッキリしてくると思うんだ。</div>
<div>ぶっちゃけ、メタ発言な訳だからな。PMが理解できなくても仕方ない。</div>
<div> </div>
<div>>ストーリーに矛盾がある小説作家の気持ちが今なら分かるようなきがすr(殴</div>
<div>あるあるw</div>
<div>はまると大体↓のような感じになったりね。</div>
<div>書きたい事がある</div>
<div>→そのまま書くと何か設定が矛盾する</div>
<div>→少し修正する</div>
<div>→他の設定で矛盾が出る or 矛盾は解消されたが逆にいまいち書きたい事が書ききれてない</div>
<div>→さらに修正する</div>
<div>→他の設定で矛盾が出る or 矛盾は解消されたが逆にいまいち書きたい事が書ききr(ry </div>
<div>→以下エンドレス or 結局お蔵入りorz</div>
<div> </div>
<div>その時はうまく投稿できたと思っていても、</div>
<div>「あの時、こう書いておけばよかったな~」とか「もっとうまく表現できたのではないか?」なんてざらですよ。</div>
<div>(そもそも、俺の書いてる物がSSと言えるのか?ってのもありますがw)</div>
<div>「何偉そうに語ってんだ」と思われるでしょうが、あえて書きます。</div>
<div>俺はそういった試行錯誤や後悔もSS書きの醍醐味だ!と思ってます。</div>
<div> </div>
<div>主 「何か、俺ものすご~くかっこいい事言ったんじゃね?」</div>
<div>GH450 『その一言がなければ完璧だったんですけどね。』</div>
<div> </div>
<div>さてさて、部屋を飛び出してしまったPM。</div>
<div>ここからどうオチに持っていくのか?続き待ってます! ノシ</div>
<div> </div>
<div>>>135</div>
<div>志村~アンカ、アンカw</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>137 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 01:53:20 ID:EHY+VzQ9 [2/5]</div>
<div>>>136</div>
<div>あう。バカな話を思いついたので書いておきます。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>138 名前:新型PM[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 01:55:50 ID:EHY+VzQ9 [3/5]</div>
<div>ある日のグラッド6。</div>
<div>それはクラウチの演説から始まった。</div>
<div>隣にいるのはウルスラ。</div>
<div> </div>
<div>クラウチ「あー・・・突然だが、リトル・ウイングオリジナルのPM配備が決まった」</div>
<div>ウルスラ「まあ色々とね。詳しくはクラウチに聞いて頂戴」</div>
<div>クラウチ「オマエらもこれで中古品ともおさらばだな。羨ましいぜ」</div>
<div>ウルスラ「(ギロッ!!)」</div>
<div>クラウチ「あー・・・えー・・・コホン。新型希望の社員は各自申請するように」</div>
<div>ウルスラ「他に伝える事は無い?」</div>
<div>クラウチ「今度のPMはオトナでスゴイんだぜ!驚くなよ?」</div>
<div> </div>
<div>グラッド6内マイルーム。</div>
<div>念願の新型PM配備で喜ぶ社員。</div>
<div>それを複雑な表情で見守るPM。</div>
<div> </div>
<div>御主人 「新型!新型!!オトナなPMだって!いいなーバインバイン!!」</div>
<div>パシリ 「あう・・・あうあう・・・あうー・・・」</div>
<div>御主人 「もちろんさっそく申請したぜ!楽しみだなー!!」</div>
<div>パシリ 「あうあうあうあう・・・」</div>
<div> </div>
<div>それから数日たって。</div>
<div>『リゾートエリアにて緊急事態発生!!繰り返す緊急事態発生!!担当社員は急行して下さい!』</div>
<div>非常事態が起きてコロニー内に緊急アナウンスが流れる。</div>
<div>現場に急ぐ社員こと御主人。新型PMを使う絶好の機会だ。</div>
<div> </div>
<div>御主人 「出番だぜ!!新型PM!来い!!」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>グラッド6内ショッピングエリアのフードコーナー</div>
<div>一人の少女が立ち止まる。</div>
<div>人込みの中でも目立つ黒髪と白い肌。そして眼帯。</div>
<div> </div>
<div>少女 「・・・どうしたの・・・?」</div>
<div>??? 「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!</div>
<div> 『店頭の人形がこっちを見たと思ったら ありえない速度でダッシュして消えた』</div>
<div> な…何を言っているのか わからねーと思う オレも何を見たのか解らなかった </div>
<div> 頭がどうにかなりそうだった… 人の着ぐるみとか宣伝用マシナリーとか </div>
<div> そんなチャチなもんじゃ 断じてねぇ もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ…」</div>
<div>少女 「・・・ ・・・ ・・・?」</div>
<div>??? 「そこは受けてよナギサちゃん。でも本当だって」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>139 名前:新型PM2[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 01:56:59 ID:EHY+VzQ9 [4/5]</div>
<div> </div>
<div>ガシャーン!!</div>
<div>地響きをたて何かが到着。</div>
<div>振り向く御主人。</div>
<div> </div>
<div>御主人 「来たか!PM!・・・P・・・M?」</div>
<div>カーネル「hahahahahaha!」</div>
<div> </div>
<div>そこにいたのは全身白のスーツでメガネをかけステッキを持った中年紳士。</div>
<div>彼こそ某有名フライドチキン店のマスコット。カーネル・サンダース。</div>
<div>ちなみにあの人形はアメリカの倉庫で眠っていたのを日本に持ち帰ったのが始まりとか。</div>
<div> </div>
<div>カーネル「hahahaha!フォイエ!!」</div>
<div>エネミー「ギシャー!!」</div>
<div>バシュ!!</div>
<div>ラピ子も一発で焼き鳥になりそうな強烈なフォイエ!</div>
<div> </div>
<div>カーナル「hahahaha!ステッキPA!」</div>
<div>エネミー「ギョエエエエエエー!!」</div>
<div>ダダダダダダ!!</div>
<div>ステッキを目にも見えない速度で連打!こうかばつぐんだ!</div>
<div> </div>
<div>気が付くとエネミーが全滅。</div>
<div>・・・ゆらり。</div>
<div>全身をエネミーの血で染めてカーネル・サンダースが笑う。</div>
<div>「hahahahahahahahahahahahaha-!!!」</div>
<div>はっきり言ってかなり怖い。子供が見たら確実にトラウマになるだろう。</div>
<div> </div>
<div>御主人 「うあああああああああああああああああああああー!!!」</div>
<div>カーネル「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaー!!!」</div>
<div>御主人 「うあああああああああああああああああああああー!!!」</div>
<div>カーネル「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaー!!!」</div>
<div> </div>
<div>それから暫くして。</div>
<div>リトル・ウイング社長室。</div>
<div> </div>
<div>ウルスラ「例のアレ。苦情や返品希望が沢山来てるわよ?どうするの?」</div>
<div>クラウチ「あれー?おかしいなぁ・・・?性能はバツグンなんだけど」</div>
<div>ウルスラ「まったく・・・タイアップで幾ら貰ったか知らないけど・・・アレは無い」</div>
<div>クラウチ「参ったなぁ・・・もう次の契約しちゃったぞ・・・」</div>
<div>ウルスラ「え・・・次?」</div>
<div> </div>
<div>ガチャ。</div>
<div>社長室のドアが開いて誰かが入ってくる。</div>
<div>目立つ黄色い服を着て赤い鼻と赤い髪の男。まるでピエロの格好。</div>
<div> </div>
<div>??? 「やあ!ボク!ドナル(ry</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>140 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 02:00:48 ID:EHY+VzQ9 [5/5]</div>
<div>このSSは多分に予想が含まれていますので製品と違う場合があります。</div>
<div>ご了承下さい。・・・それにしても何故にカーネル・サンダース・・・</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>141 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 03:28:35 ID:XY1GW6Wp [1/2]</div>
<div>>>140</div>
<div>おkwwwwww</div>
<div>好きだwwwwwww</div>
<div> </div>
<div>142 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 08:48:26 ID:PaKCpp6z</div>
<div>規制解除ktkr</div>
<div>ケータイ厨なのでこんなときしか乙出来ないが</div>
<div>いつも見てます</div>
<div>書き手さんありがとう!</div>
<div> </div>
<div>143 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 13:27:33 ID:bJXySZhN [1/2]</div>
<div>>>140</div>
<div>PMの型番はKFC-170とMCD-100ですねw分かりますw</div>
<div> </div>
<div>144 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 16:54:50 ID:cHQEqboh</div>
<div>賑わってるなあw忙しさが少しはましになりそうなんで新しいのも書こうかと思ったけど、</div>
<div>こっちは盛り上がってる最中だしずっとご無沙汰してたエロパロスレのほうにも久々に顔を出すかな。</div>
<div> </div>
<div>>>105</div>
<div>新作きたw今度はどんなぶっ飛び方をするのか…と思っていたら、いきなり1000Rpぶっ飛んだ-!?</div>
<div> </div>
<div>>>123</div>
<div>毎回気になるしめかたをw相手側が出払っていた理由はもうちょっと先かな。</div>
<div>それも含めてあっと驚く結末になりそうでwktkしてますw</div>
<div> </div>
<div>>>133</div>
<div>パシリ側の視点とご主人側の視点、見ているものが違って思惑が錯綜する、こういう作品好きだなあw</div>
<div> </div>
<div>多少の矛盾なんか気にしなーい。○○の拳やらキ○肉○ンなんか矛盾だらけでも愛されてるでしょ?</div>
<div>物語を書く際に一番重要なのは、その作品の根底をなす一本筋の通った何かと、それをいかに面白く描くかだと思います。</div>
<div>
ぶっちゃけそこさえしっかりしてれば途中で都合が変わったくらいじゃびくともしません。矛盾点やわかりにくい点があってもいいものはいいんですよ。</div>
<div>あとで気がついたら、まとめるときに修正しておくか、逆にその矛盾点をネタにして作品を書けばいいんですw</div>
<div> </div>
<div>…なんて、長々と書いた作品で続きを書くたびいちいち読み返してあら探しと新作との整合性を模索していた自分が言ってみるw</div>
<div> </div>
<div>>>140</div>
<div>バインバイン…たしかに大人でバインバインだよ…ああ、間違っちゃいない。</div>
<div>詐欺だよこれメセタ返せちくしょう…悔しいな…</div>
<div> </div>
<div>145 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 22:30:44 ID:XY1GW6Wp [2/2]</div>
<div>>>144</div>
<div>いいから書いていけよブラザー</div>
<div>さっきもらったクラーリタ雷59あげるから</div>
<div> </div>
<div>146 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 22:52:01 ID:bJXySZhN [2/2]</div>
<div>>>144</div>
<div>そうだぜ、ここにも書いて言ってよブラザー</div>
<div>さっきPMからもらったオキクドール風50%あげるから</div>
<div> </div>
<div>>物語を書く際に一番重要なのは、その作品の根底をなす一本筋の通った何かと、それをいかに面白く描くかだと思います。</div>
<div>なるほど、確かにその通りですな。でもその「それをいかに面白く描くか」が一番難しかったりw精進あるのみですね。</div>
<div> </div>
<div>147 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/23(木) 23:05:12 ID:eaRPLFsj</div>
<div>>>144</div>
<div>ブラザーが書いたら私も書けます!</div>
<div>え?エロパロスレの方・・・?</div>
<div>それは・・・書いて頂けたらPMの話でごにょごにょ・・・</div>
<div> </div>
<div>148 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 00:36:15 ID:D0OAUFaP</div>
<div>>>144</div>
<div>ブラザーのおかげで目が覚めたぜ!</div>
<div>もう投下するのを迷わないぜ。</div>
<div> </div>
<div>エロパロのみといわずこっちも待ってるぜ!</div>
<div> </div>
<div>149 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 03:29:28 ID:9IhXzWSA [1/2]</div>
<div>しかし書いてくれだけではなんだな…</div>
<div>一発ものでも書きなぐるか</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>獣主「パシリがPSO2に登場?ねーよwwwww」</div>
<div>パシリ「そんな…断定しなくても…」</div>
<div>獣主「そんな目をしたって駄目なものはダメだろ」</div>
<div>パシリ「…いえあのう」</div>
<div>獣主「なんだ?」</div>
<div>パシリ「PSO2にビーストは出るんですか?」</div>
<div>獣主「PSOにビーストとかwwwねーよwww</div>
<div>パシリ「…」</div>
<div>獣主「あ…」</div>
<div>パシリ「まあ…そういう事です」</div>
<div>パシリ「…パシリ…結婚しよう!」</div>
<div>パシリ「まあ、ご主人様ったらお戯れを…」</div>
<div>パシリ「いや!俺は本気だ!」</div>
<div>パシリ「ああん…ご主人様…」</div>
<div>獣主「…」</div>
<div> </div>
<div>マガシ「マガシがPSO2とか…ねーよ…」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>すまん眠いさて他のブラザーも書こうか</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>150 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:42:55 ID:gzchdqu1 [1/6]</div>
<div>>>149</div>
<div>おk、たった今仕上がったから投下するぜ。</div>
<div> </div>
<div>151 名前:Unsung Episode11 1/4[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:43:36 ID:gzchdqu1
[2/6]</div>
<div>クソッ、何だあのバケモノは!</div>
<div> </div>
<div>小隊が一瞬で壊滅・・・いや、皆殺しになるんだぞ!</div>
<div>普通じゃない・・・!</div>
<div> </div>
<div>幸いにも後ろは増援を次々と寄越してくれるが・・・</div>
<div>ヤツの前じゃいい的だ!</div>
<div> </div>
<div>「狙撃兵! 何とかヤツを狙撃できないか!?」</div>
<div>≪目標が小さい≫</div>
<div>「何とかしろ! プロだろ!」</div>
<div>≪了解≫</div>
<div> </div>
<div>何だヤツは・・・キャスト・・・違う、マシナリーか?</div>
<div>どっちにしろテロリストの手に余るもんなのは確かだ。</div>
<div> </div>
<div>「前線指揮所に報告! テロリストは新型のマシナリーを所有している模様!」</div>
<div>「了解!」</div>
<div>「さっさと潰さんと俺らが危な…」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>─見つけた─</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>152 名前:Unsung Episode11 2/4[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:45:25 ID:gzchdqu1
[3/6]</div>
<div>≪インディゴ、エマに射撃を止めさせろ!≫</div>
<div> </div>
<div>「インディゴよりゲルプ! インディゴ・リーダー死亡! エマが暴走しています!」</div>
<div>≪死亡…って、デミトリがか!?≫</div>
<div>「つい先程…エマは自暴自棄です、何の言葉も聞き入れません」</div>
<div> </div>
<div>≪…ラリーだ。ベルティ、貴様が指揮を引き継げ≫</div>
<div>「アイ・サー」</div>
<div>≪エマは貴様ら全員で止めろ。直ちにだ≫</div>
<div>「…はい、何とかします」</div>
<div> </div>
<div>「フランツ! エマを引っ張ってこい! 俺とマディアスで援護する」</div>
<div>「はい!」</div>
<div>「3カウント! 3…2…1…行け!」</div>
<div> </div>
<div>153 名前:Unsung Episode11 3/4[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:46:37 ID:gzchdqu1
[4/6]</div>
<div>まだ。まだ足りない。</div>
<div>こんなものじゃ足りない。</div>
<div> </div>
<div>この程度じゃデミトリの苦しみは・・・</div>
<div> </div>
<div>わたしの怒りは収まりそうにない。</div>
<div> </div>
<div>もっと、もっと・・・</div>
<div> </div>
<div>「来い、エマ! 死ぬつもりか!?」</div>
<div>「放してっ!」</div>
<div>「うわっ!」</div>
<div>「デミトリの仇を討たなきゃ…デミトリの…」</div>
<div>「やめろ! そんなことしても班長は─」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>右腕に鈍い痛み。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>わたしの視界に警告とエラーが次々と表示される。</div>
<div>何よ、こんなものでわたしが・・・</div>
<div> </div>
<div>「あ…れ…?」</div>
<div> </div>
<div>154 名前:Unsung Episode11 4/4[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:48:40 ID:gzchdqu1
[5/6]</div>
<div>動いてよ・・・何で動かないの・・・?</div>
<div> </div>
<div>わたしの・・・右腕・・・</div>
<div> </div>
<div>「エマぁぁぁ! 立てぇぇ!」</div>
<div> </div>
<div>遠くから声が聞こえる。でももう動く気力もない。</div>
<div> </div>
<div>「さぁ来い、エマ!」</div>
<div> </div>
<div>フランツが手を伸ばす。</div>
<div>私はその手を取ろうとしたけど、届くことはなかった。</div>
<div>彼は倒れたから。</div>
<div> </div>
<div>「フランツ、しっかりしろ! 今行く!」</div>
<div> </div>
<div>狙撃兵が居るって声に出したかったけど・・・駄目だった。</div>
<div> </div>
<div>「だめ・・・来ちゃ・・・」</div>
<div> </div>
<div>みんな─</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>ごめん</div>
<div> </div>
<div>155 名前:Unsung Episode11[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 09:49:58 ID:gzchdqu1
[6/6]</div>
<div>今回分はこれで終了。</div>
<div>空気読まずに重ったいものを投下してしまいました。</div>
<div>でも反省はしていない。</div>
<div> </div>
<div>156 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 19:54:41 ID:9IhXzWSA [2/2]</div>
<div>長いの乙</div>
<div> </div>
<div>空気なんか気にしない</div>
<div>いや俺はだけど</div>
<div> </div>
<div>157 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 23:48:28 ID:+BUythIv</div>
<div>>>149</div>
<div>キリーク「どうした?出番が無いのか」</div>
<div>マガシ 「ブルワアアア」</div>
<div>>>155</div>
<div>乙。重いのも好きだ。</div>
<div> </div>
<div>腕ネタで右腕にしゃべるマガシアームをつけた御主人に命令されて、</div>
<div>メダルを集めるパシリが浮かんだ。イヤナンデモ。</div>
<div> </div>
<div>158 名前:名無しオンライン[sage GH470の者] 投稿日:2010/09/25(土) 15:54:48 ID:WhQvOpRY</div>
<div>女主人「何故だろう、結構久しぶりな気がする」</div>
<div>エル「そりゃ数ヶ月間ここに来てませんから」</div>
<div> </div>
<div>女主人/C「ところで母様、と女主人は話を振ります」</div>
<div>女主人「何よ?」</div>
<div>女主人/C「最近、Oの方を始めたそうですね、と女主人は今さら何やってんのと笑いつつ母様に質問します」</div>
<div>女主人「あー、PSOね。……お試しでエ……ゲフン、やってみたんだけどあまりにもモッサリ王子で辛かったわ」</div>
<div>女主人/C「モッサリ王子……それはPSO愛好者の方々に失礼では?と女主人は母様の無礼を咎めます」</div>
<div>女主人「うん、ごめん。PSUシリーズに慣れすぎてPSOの動きについていけなくてね。あと母様って呼ぶのとその口調やめなさい」</div>
<div>女主人/C「何故でしょうか?と女主人は……」</div>
<div>女主人「だから、うっとうしいのよその喋り方!いくら『とある守護者の電撃魔法』にハマったからって真似まですることないでしょう!?」</div>
<div>女主人/C「……母様も『某スタイリッシュテクターゲー』にハマってローゼントライムで真似してた……」</div>
<div>女主人「だーっ!それは言わないでお願いだから!……って、それは誰から聞いたのよ」</div>
<div>女主人/C「母様のPMからですが、と女主人は自分かわいさにあっさりバラします」</div>
<div>女主人「……よし。ちょっとブーマと喧嘩してくる」</div>
<div> </div>
<div>エル、チョットキナサイ ナ、ナニゴトデスカ? イイカラ、ネ? マスター、カオガコワイデスヨ!?</div>
<div> </div>
<div>女主人/C「今のうちに逃げましょう……と女主人は『あぁ~ら、知らないよー』と言い残して逃げ……」</div>
<div>女主人「(女主人/Cの首根っこを掴み)……逃がすと思う?」</div>
<div>女主人/C「……ご、ごべんなさぁい」</div>
<div> </div>
<div>あと、最近はE2の方でキャラを育成してます。称号獲得のために……二つ目のヴィヴィアンのために。</div>
<div>PSO2がどんな風になるのか、ちょっと楽しみだったりします。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>159 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 20:59:54 ID:Q6CwYdqb</div>
<div>これは懐かしい</div>
<div>この勢いでみんな帰って来ないかな</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>160 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:12:33 ID:eYs3pHOz</div>
<div>すれ違い通信用ファック育成始めてみようかと思ってんだけどみんなはどうすんの?</div>
<div> </div>
<div>161 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 03:25:29 ID:Lx2CakBA [1/3]</div>
<div>む、誰もいないか</div>
<div>落ちたら嫌なので保守</div>
<div> </div>
<div>162 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 09:21:52 ID:uCabfxEy</div>
<div>すれ違い用に箱でも作ろうかなーお供はもちろん450。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>163 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 10:40:08 ID:Lx2CakBA [2/3]</div>
<div>>>162</div>
<div>箱!箱!箱!箱!あと箱のSS!</div>
<div> </div>
<div>164 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 19:07:43 ID:0Ou5x2q1</div>
<div>∞では別のプレイヤーキャラでパーティー組めるけど、</div>
<div>そのパシリでパーテイー組みたいなあ・・・夢のパシリ3体プレイ。</div>
<div>パシリのセリフもカスタマイズ出来ればいいのに。</div>
<div> </div>
<div>165 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 19:56:51 ID:Lx2CakBA [3/3]</div>
<div>>>164</div>
<div>キャスト最低身長オッソリアではいかがか</div>
<div> </div>
<div>166 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 22:08:01 ID:sZfmuHBW</div>
<div>>>165</div>
<div>なるほど、それで「狂犬」を作ってすれ違い通信に投げ込むのですね!</div>
<div>まさに遊び方「インフィニティー」恐るべし。</div>
<div> </div>
<div>167 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 22:31:14 ID:K6aHX90J</div>
<div>>>164</div>
<div>やっぱりここの住人ならそれを真っ先に考えますよね~w</div>
<div> </div>
<div>>>165,166</div>
<div>夢の「自キャラ」「自分のPM」「小ビスコ氏」「狂犬」のパーティが完成する訳ですね。分かります。</div>
<div>そして、小ビスコ氏に手をだそうとした自キャラが謎の失踪をする所からゲームがスタートするのですね。分かります。</div>
<div> </div>
<div>168 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 23:17:02 ID:TOJ1zoNK</div>
<div>>>162</div>
<div>箱と450と言えば箱氏を思い出すなぁ</div>
<div>ええ、久しぶりにまとめサイト見直しましたとも</div>
<div> </div>
<div>書こうと思ったネタがすでに使われててビクっと来たぜ</div>
<div>まぁ既にかぶってる部分もあったんですがね</div>
<div> </div>
<div>169 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 00:13:24 ID:UYhX4+BG [1/2]</div>
<div>>>167</div>
<div>ファックが口癖の450オッソリアがいたら可愛がってね</div>
<div>今作ってるからね</div>
<div> </div>
<div>170 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 14:55:10 ID:/Jcd0EGz</div>
<div>∞の為に久しぶりにPSPo2をやったら、</div>
<div>パシリが賢くてビックリ。</div>
<div>PSUもアップデートしてよソニチ。</div>
<div> </div>
<div>171 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 18:39:40 ID:vszE+faO</div>
<div>擦れ違い通信とやらについて詳しく教えてくれないか</div>
<div> </div>
<div>172 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:24:13 ID:t0OFeWYk</div>
<div>すれ違い通信とは?</div>
<div> </div>
<div>例えば貴方が電車の中で∞をやっていたとしよう。</div>
<div>いや、そこはファーストフード店でも構わない。</div>
<div> </div>
<div>敵は強い。味方はか弱い。ピンチ。まさに大ピンチ。</div>
<div>そんな時にPSPのアンテナがビビビ。</div>
<div>近くで∞をプレイしている誰かのプレイヤーキャラが参戦。</div>
<div>装備やセリフなどそのままにNPCとして駆けつける。</div>
<div>まさに∞(インフィニティー)!</div>
<div> </div>
<div>そう…向かいの席のフェロモン全開なOLが気弱そうな最小ビス子や、</div>
<div>どう見ても中年サラリーマンがチビニュマ子と言う事もありえるのだ。</div>
<div>恐るべし…色々な意味で∞(インフィニティー)!!</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>173 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:26:58 ID:+unqgYrh</div>
<div>陸の離島住人「なーんだ」</div>
<div> </div>
<div>174 名前:ガイダンス 1/2[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:27:27 ID:55W06Y7R [1/3]</div>
<div>貴方達社員と共に仕事をすることになる、</div>
<div>パートナーマシナリーについてもここで説明しておきましょうか。</div>
<div> </div>
<div>パートナーマシナリー(以下PMと表記)はGRM社製のサポート用マシナリーで、</div>
<div>ガーディアンズで既に運用実績のある、信頼性の高いマシナリーよ。</div>
<div>戦闘での活躍は勿論、炊事洗濯もお手の物。貴方達の生活の手助けにもなる。</div>
<div> </div>
<div>貴方達は入社時にいくつかのラインナップから好きな子を選んでもらうわ。</div>
<div>これから共に働いて行く文字通りのパートナーになるんだから、慎重に選ぶことね。</div>
<div>そして貴方自身でその子に名前を付ける。そうすることでPMは貴方を主人と認識するわ。</div>
<div>一緒に働き、生活することになるから、いい名前を付けてあげてね。</div>
<div>ここまでで何か質問は?</div>
<div> </div>
<div>─ガーディアンズのPMと仕様の違いはありますか?</div>
<div> </div>
<div>いい質問ね。</div>
<div>リトルウィングのPMはガーディアンズのものとは幾つか仕様が違っているわ。</div>
<div>まず、成長機能・アイテム合成機能のオミット。</div>
<div>これは私自身が必要ないと判断し、GRMに要求したものよ。</div>
<div>あぁでも、AIは高性能化しているから、「精神的に」は成長するかな?</div>
<div>また、PM達の個性もより出るようになったわ。</div>
<div>これは貴方達社員の足りない部分を補うことを狙ったものよ。</div>
<div>人間、誰しも欠点はあるものね。</div>
<div> </div>
<div>175 名前:ガイダンス 2/2[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:27:49 ID:55W06Y7R [2/3]</div>
<div>それと戦闘に関してもより効率的な行動を執るようになったわ。</div>
<div>もうそこら辺を飛んでる蝶々を追い掛けることもしない筈よ。</div>
<div> </div>
<div>貴方達がPMを支給される時、契約書にサインして貰うわ。</div>
<div>そしてその誓約書に書いてある規約を守ってもらうことになる。</div>
<div>規約についてはパンフレットの34ページに記載しておいたから、ちゃんと目を通しておいてね。</div>
<div> </div>
<div>さて、さっき私は「精神的に」成長すると言ったわね。社員一人一人にPMが支給される訳だけど、</div>
<div>実はその子達に貴方達自身で教育を施してほしいの。</div>
<div>AIの高性能化に伴って、最初からPMの頭脳に全てを詰め込む事が難しくなったのが理由ね。</div>
<div>初期状態では何も知らない子供と言ってもいいかな。性格にもよるけど。</div>
<div>だから最初は機能と行動にある程度の制限が掛かるわ。</div>
<div>成長度合いによって段階的にそれらが解除されていくんだけど、</div>
<div>これについてもパンフレットを参照すること。</div>
<div>あぁ、制限とは言ってもミッションに連れていけない訳じゃないから安心してね。</div>
<div> </div>
<div>PMについての大まかな説明はこの位かしら。何か質問は?</div>
<div> </div>
<div>無いようね、それでは10分休憩を挟みます。</div>
<div>3分前にはここに戻ってくること。いいわね?</div>
<div> </div>
<div> (リトルウィング 新入社員向けガイダンスより)</div>
<div> </div>
<div>176 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:30:30 ID:55W06Y7R [3/3]</div>
<div>予告通りリトルウィングのPMについても考察してみた。</div>
<div> </div>
<div>すれ違い通信か…</div>
<div>ジョニー一人じゃ何か普通だしな…PMも登録できたらいいのに。</div>
<div> </div>
<div>177 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 22:32:04 ID:UYhX4+BG [2/2]</div>
<div>>>173</div>
<div>ところがインフラで任意のパートナーの交換も出来る予定なんだよ兄弟!</div>
<div>∞で集合場所さえ決まれば…</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>178 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 01:57:01 ID:MVA03DcU</div>
<div>>>176</div>
<div>good!短いながらも文体がまとまって読みやすい。</div>
<div>考えれば考える程リトル・ウイングにPMがいるのは不思議。</div>
<div>まー・・・</div>
<div>もしPSPo2にPMがいなかったら暴動(このスレ的に)が起きるけど!</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>179 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 03:20:58 ID:QH3XpNds</div>
<div>>>176</div>
<div>お疲れ様</div>
<div>パシリ考察シリーズはいいね好きだ</div>
<div> </div>
<div>昔パシリ開発者のSS書いた人だろうか</div>
<div> </div>
<div>180 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 23:31:37 ID:2A+G89W6 [1/5]</div>
<div>ととのいました!</div>
<div>最近の流れから一つ書いてみる。</div>
<div> </div>
<div>181 名前:恋のすれ違い通信1/3[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 23:33:15 ID:2A+G89W6
[2/5]</div>
<div> </div>
<div>「またオマエか!何度ミスれば済むんだ!!」</div>
<div>やだなあ、また若本課長の説教だよ。</div>
<div>新人なんだから大目にみてくれてもいいのに。</div>
<div> </div>
<div>ボクは今年入社したばかりの新人サラリーマン。</div>
<div>学生時代はゲーム三昧だったけど社会人はそうもいかない。</div>
<div>朝から晩まで会社で仕事。家に帰ったら疲れて寝るだけの毎日。</div>
<div>正直言って戻れるものなら学生時代に戻りたいよ。</div>
<div> </div>
<div>そんな毎日だけど、やっぱりゲームは遊びたい。</div>
<div>通勤時間やお昼休みを使ってPSPでチョコチョコと遊んでる。</div>
<div>今のお気に入りは「ファンタシスターポータブル2インフィニティー」</div>
<div>ファンタシースターは懐かしいね。中学の頃は毎日オンラインしたなあ。</div>
<div> </div>
<div>課長にさんざん怒られて落ち込んだけど、お昼休みは会社の屋上でインフィニティー</div>
<div>青空の下でやるゲームは心も晴れ晴れとしてくる…ような気がする。</div>
<div>マイキャラのレイキャスト(ぽいの)でバランゾランチャー探しをしよう。</div>
<div> </div>
<div>キイィィイ…と屋上のドアが開く音。あわててボクは隠れる。</div>
<div>コソコソとゲームしてるのがバレたら、何を言われるか解ったもんじゃない。</div>
<div>誰か来たみたいだけど誰だろう?何の用でこんな所に?疑問はすぐに解けた。</div>
<div>屋上は来たのは総務の田中さんだった。少し冷たい感じがするけど美人の女性。</div>
<div>彼女は屋上に来るとバッグから何かを取り出した…え?PSPgo??</div>
<div>そしてPSPgoを両手でしっかりとホールドして一言。</div>
<div>「何が太陽王よ!!今日こそあのナマイキなフハハーンを泣かせるわ!」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>182 名前:恋のすれ違い通信2/3[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 23:34:52 ID:2A+G89W6
[3/5]</div>
<div> </div>
<div>…いえカムハーンですよ、田中さん…じゃなくて。</div>
<div> </div>
<div>えー!田中さんもゲームやるんだ。しかも同じファンタシースター!</div>
<div>高嶺の花だと思ってた田中さんが一気に身近な人に感じた。</div>
<div>いつか一緒にファンタシースターをプレイ出来ればいいなあ。</div>
<div>でもってあんな事(バトル)やこんな事(チャレンジ)もいいなあ。</div>
<div> </div>
<div>その夜、妄想は意外な形で実現した。</div>
<div> </div>
<div>昼間中断したバランゾランチャー探しを再開しようとPSPを起動したら、</div>
<div>見知らぬキャラがボクのキャラの隣にいた。最小身長の女性キャスト。</div>
<div>外見はPMのGH450にソックリ。オッソリアパーツだっけ?これ?</div>
<div>すぐにボクは事態を理解した。これがすれ違い通信によるキャラ交換。</div>
<div>そう言えば今日は朝からPSPの電源を入れっぱなしだった。</div>
<div>屋上のあの時、田中さんのキャラがボクの方に来たんだと思う。</div>
<div>田中さんはこんな可愛いキャラを使うんだ。これもアリかな。</div>
<div> </div>
<div>それからボクのキャラと田中さんのキャラはいつも一緒。</div>
<div>田中さんのキャラGH450(ぽいの)は普段はツンツンなのにたまデレたり。</div>
<div>彼女のキャラのセリフを見る度にニヤニヤが止まらない。</div>
<div>彼女のキャラと一緒に遊ぶほど、田中さんとプレイしたくなってきた。</div>
<div> </div>
<div>チャンスは突然やってきた。その日は会社恒例の花見大会。</div>
<div>新人のボクは花見の席取りのため一人でずっとブルーシートの上。</div>
<div>ヒマだからPSPでずっとインフィニティー。ピロン!お!レアかな?</div>
<div>「アレ?もしかしてキミもリトルウイング社員かな?」</div>
<div>え!驚いたボクの前に田中さんがいた。ボクに差し入れを持って来たみたい。</div>
<div>「ふーん…じゃあ以前すれ違った箱さんは、もしかしてキミかな?」</div>
<div>あー…彼女のキャラがボクの所に来たみたいに、ボクのキャラも彼女の所に行ったんだ。</div>
<div>何だか文通みたいだ。そう思ったら少し恥ずかしい気がしてきた。</div>
<div>でも今だから言えそうな気がする。ボクとパーティー組みませんか?</div>
<div>「ウン!もちろんOK!ずっとこのキャラの人ってどんな人かなって思ってたんだ」</div>
<div>彼女のセリフが良くあるギャルゲーみたいですごく現実味無くて、それでもすごく嬉しくて。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>183 名前:恋のすれ違い通信3/3[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 23:36:54 ID:2A+G89W6
[4/5]</div>
<div> </div>
<div>花見が始まるまで二人でインフィニティーをする事にした。</div>
<div>桜の下で二人でアドホック。まるで夢みたい。あ…あれ?</div>
<div>ボクのキャラの隣にいるのは…ビス男?あれ?GH450(ぽいの)じゃない?</div>
<div>「私のキャラは男性しかいないけど?イイでしょ、この肉体!」</div>
<div>ええ!?じゃあ…あの450は…あのツンデレキャラはいったい誰の??</div>
<div> </div>
<div>「新人!!サボらずに席を取っているか!!」</div>
<div>すっかり混乱していたボクに若本課長の声がかかる。見張りに来たみたい。</div>
<div>「なんだなんだ?二人で仲良く…お?そのゲームはセガのあれか!」</div>
<div>突然、笑顔になったかとおもうと若本課長がスーツの胸ポケットからPSPgoを取り出して、</div>
<div>起動したかと思うと…インフィニティーの画面で…その使用キャラは…キャラは…あ…</div>
<div>あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ</div>
<div>あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ</div>
<div>あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ</div>
<div>ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ∞</div>
<div>(インフィニティー♪)</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>184 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 23:42:55 ID:2A+G89W6 [5/5]</div>
<div>・・・酷い話ですみません・・・</div>
<div> </div>
<div>185 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 00:35:56 ID:jNwhnuQe</div>
<div>課長~(オリコン社長を呼ぶ あの呼び方でw) GJ</div>
<div> </div>
<div>186 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 02:04:55 ID:bbM/W072</div>
<div>とおるくん…</div>
<div> </div>
<div>187 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 19:30:46 ID:3jTI7ZgN</div>
<div>>>186</div>
<div>デートの為に上司にヘッドバッドする彼ですね。解ります。</div>
<div> </div>
<div>188 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/01(金) 18:02:20 ID:0nEEieKk</div>
<div>保守</div>
<div> </div>
<div>189 名前:とあるGH422の日常 その荷 1/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 20:23:14
ID:jVbHtfoD [1/5]</div>
<div> 私はGH422、ガーディアンズ所属のパートナーマシナリーです。</div>
<div> </div>
<div> ご主人様に正式な配属辞令が出て、暫く経ちました。</div>
<div>「……ひぃまぁだぁよぉぅ……」</div>
<div>
ガーディアンズ新生4周年フェスタ只中ですが、今日の私達には本部から待機の指示が出ていて、ご主人様は寝間着代わりのTシャツとパンティ姿のまま、ベッドの上でごろごろしています。</div>
<div> </div>
<div> この方が私のご主人様のビス子。こう見えてもガーディアンズ機動警備部所属の隊員です。</div>
<div> いくら忠告しても部屋に居る時はあの格好になるので、ほとほと困っています。</div>
<div>
ご主人様に関する悩みが尽きないせいか、最近はヒトで言う胃に当たる物質分解炉が何かというとキリキリ傷みますが、暫く前に親切なガーディアンズ隊員から貰った胃薬(キャスト用ですが)を常服して、何とか乗り切っています。</div>
<div> ともあれ、そんなご主人様を気にしつつ、私はキッチンに篭ってます。</div>
<div> </div>
<div>「えっと、後はこれに重石をかけて……」</div>
<div> </div>
<div> 時間が出来た私は、料理の練習をしていたのです。</div>
<div> 簡単に作れるものから始めようと思って、選んだメニューはコルトバ・サンド。</div>
<div> パンとコルトバ肉の燻製と有り合せの野菜でなんとか形にはなりました。</div>
<div> ……そういえば、私が料理出来ないのに、どうしてこの部屋に食材があるんでしょう?</div>
<div> 私が買った覚えもないし……う~ん……後でご主人様に聞いてみましょう。</div>
<div> </div>
<div>「よし、これで暫く置けば良いはず」</div>
<div>「よんにぃにぃ~、お茶淹れてぇ~」</div>
<div> 寝室からご主人様がお茶を要求してきました。</div>
<div>「は~い」</div>
<div> 幾ら未熟な私でも、お茶くらいは淹れられます。</div>
<div> 数日前に空き時間を使って補充したお茶の葉を取り出して、茶器を用意します。</div>
<div>「二人分ね~」</div>
<div>「はーい。……二人分?」</div>
<div> 二人分って、お客さんでも来たのかな……</div>
<div> </div>
<div>190 名前:とあるGH422の日常 その荷 2/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 20:24:02
ID:jVbHtfoD [2/5]</div>
<div>「お待たせしまし――」</div>
<div> </div>
<div> 目の前の光景を見て、私の手から茶器の乗ったお盆が滑り落ちました。</div>
<div> がしゃん、と、派手な音をたてて茶碗が床に落ち、お茶が周囲に飛び散ります。</div>
<div> </div>
<div>「師匠~、ししょ~」(スリスリ</div>
<div>「いい加減にしろ、ビス子」</div>
<div> </div>
<div> いつ来たのか知りませんが、制服姿の教官がいらしていて、彼にパンティ一枚の格好でご主人様が抱きついてます。</div>
<div> ご主人様のTシャツは一体何処へ?……じゃなくて!</div>
<div> </div>
<div>「教官の前だと言うのに、なんて格好してるんですか、ご主人様っ!」</div>
<div>「422、すまないが、バスタオルか何かを1枚持ってきてくれ」</div>
<div> 最初は困り顔の教官でしたが、茶器を落とした音で私に気づいていたらしく、ほっとした顔になって私に頼みました。</div>
<div>「は、はい、ただ今!」</div>
<div> 何をしたいのか分かったので、すぐさまバスタオルを取ってきて手渡すと、教官はそれをご主人様の上半身――胸に巻きつけました。</div>
<div> そして――</div>
<div> </div>
<div> スパーン!「あだっ!」</div>
<div> </div>
<div>――続けざまにスリッパ(分類:靴、レア度:★★★)で頭をひっぱたいたのです。</div>
<div>「待機中にだらけ過ぎだ、ビス子!」</div>
<div>「ふぇ~、師匠がぶったぁ~」</div>
<div> ご主人様は頭を両手で押さえ、涙目になります。</div>
<div>「後で人事課に報告するからな、しっかり覚えておけ」</div>
<div>「あぅぅ……」</div>
<div> この調子だと、今月のご主人様は減俸処分になりそうです。</div>
<div> </div>
<div>191 名前:とあるGH422の日常 その荷 3/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 20:24:39
ID:jVbHtfoD [3/5]</div>
<div>「そういえば、どうして教官がこちらへ?」</div>
<div> ご主人様と二人で濡れた床を片付けた後、私はお茶を淹れなおし、ちゃんと着替えたご主人様と教官に出します。</div>
<div> テーブルなんて物が無い部屋なので、二人共床に直接座ってます。</div>
<div>「どうしてって、仕事だ、し・ご・と。</div>
<div> お前、ビス子の事を対PM対策室に相談してただろ」</div>
<div>「あ……」</div>
<div> そう言えば、暫く前にそんな事をした覚えがあります。</div>
<div> それに、普段の教官は対PM対策室で仕事をしていると言ってましたっけ。</div>
<div>「回り回って、人事課から俺に『自分の教え子なんだから、お前が指導してこい』って命令が来たんだよ。</div>
<div> 全く、相変わらずだらけ癖が抜けてないとは思わなかったぞ」</div>
<div> しかめっ面でお茶をすすると、小さく溜息をつきます。</div>
<div>「だって師匠ぅ~、ゴロゴロ」</div>
<div>「だってじゃ無いだろうが。待機中ならいつでも出られるようにしておけと、研修中に何度も言ったぞ、俺は。</div>
<div> それから、真面目な話をしてるんだ、ちゃんと座れ」</div>
<div> いつの間にか、胡坐をかいている教官を膝枕にして、甘えてるのです。</div>
<div>「毎度毎度……お前はニヤオンか何かか?」</div>
<div> 絶滅種(注1)ですが、その有名な性質を持つ動物をご主人様に例える教官。</div>
<div>「レオタイプ(注2)のビーストですから、ご主人様は」</div>
<div> </div>
<div> ビーストと一口に言っても、多種多様な性質があって、ご主人様の先祖はレオタイプの血筋なんです。</div>
<div> レオタイプの女性や子供って、安心出来る相手や好きになった相手にニヤオンの如く甘える傾向があるという話です。</div>
<div> </div>
<div>「とにかく、今後も待機中ずっとこの調子なら、422は俺に直接連絡しろ。</div>
<div> その都度、俺が人事課へ知らせる」</div>
<div>「はーい」「えーっ」</div>
<div> 私の返事とご主人様の不満の声が重なりました。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>192 名前:とあるGH422の日常 その荷 4/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 20:25:16
ID:jVbHtfoD [4/5]</div>
<div>「じゃ、俺は帰るぞ」</div>
<div> あの後、反省文をご主人様に書かせてから、教官は帰り支度を始めました。</div>
<div>「すみません教官、お手数をかけました」</div>
<div> 私が頭を下げると、溜息をついた教官。</div>
<div>「……お前の所為じゃない、指導の足りなかった俺の責任だから、気にするな」</div>
<div>「はい」</div>
<div> そこで私達に背を向けた教官ですが、何やら小さく声を発したかと思うと、振り返りました。</div>
<div>「そうだ422、お前のもう一つの相談は、また後で別な奴を派遣するから」</div>
<div>「あ、はい、了解しました」</div>
<div> ご主人様は、首をかしげて私を見下ろします。</div>
<div>「何の話?」</div>
<div>「内緒です」</div>
<div>「それともう一つ。</div>
<div> ビス子、手を出せ」</div>
<div>「は? はい」</div>
<div> 差し出された手に、プレゼントのパッケージが載せられました。</div>
<div>「これは?」</div>
<div>「俺からの配属祝いだ。</div>
<div> ――じゃあな、二人共しっかり待機してるんだぞ」</div>
<div> 頭上に上げた手を二、三度軽く振って、教官は部屋を出て行きました。</div>
<div> </div>
<div>「行っちゃった……あ」</div>
<div>「どうしたの、422?」</div>
<div>「忘れてた、コルトバ・サンド……」</div>
<div> </div>
<div> キッチンに戻ると、重すぎた重石の所為で、コルトバ・サンドはぺったんこになってました。</div>
<div>「ふえ~ん、折角作ったのにぃ~」</div>
<div> </div>
<div> ―――終わり―――</div>
<div> </div>
<div>193 名前:名無しオンライン[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 20:29:01 ID:jVbHtfoD
[5/5]</div>
<div>
注1:設定等を見る限り、地球上にいる動物或いは類似の生物は絶滅、又は、過去のSEED被害で変異して、殆ど現存していないものと解釈。SEED汚染生物の子孫であるコルトバが家畜化している事、ペットの類の話が無い事等、これらから裏付ける事が可能。もし</div>
<div> </div>
<div>居たとしても、それはクローン生物だろうと予測される。</div>
<div> </div>
<div>注2:作者オリジナル解釈。</div>
<div>
ビーストはナノブラスト以外にも、遺伝子改造によって追加又は励起させられた動物因子の特性の影響(身体的なものに加え、仕草や性格、好みなど)を大なり小なり受けていて、その特性と傾向を以って何タイプだと言われる。</div>
<div>大まかには、レオ、ベア、タイガー、ウルフ、フォックスの五つがあり、ナノブラストの相性や好みにも影響する。</div>
<div>主に血筋で発現タイプは決まるが、ビースト内の混血が進んでいる為に、現在はあまり当てにならない。</div>
<div> </div>
<div>投下完了です。</div>
<div>注釈については、「ああ、こんな感じなの」って程度に考えてください。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>194 名前:名無しオンライン[『GH450の人』 sage] 投稿日:2010/10/01(金) 21:08:49
ID:qdSqRCxt</div>
<div>>>176</div>
<div>投稿乙です。</div>
<div>>>179も言ってるがこういう設定の考察って俺も好きだよ~</div>
<div> </div>
<div>>>193</div>
<div>投稿乙です。</div>
<div>大○漢方胃腸薬、役に立ってなによりですw</div>
<div>>いつ来たのか知りませんが、制服姿の教官がいらしていて、彼にパンティ一枚の格好でご主人様が抱きついてます。</div>
<div>ちょwwwけしかr・・・いいぞもっとやれwwwww</div>
<div> </div>
<div>>レオタイプのビーストですから</div>
<div>注釈みて、ライオン的意味のレオだと納得したが、</div>
<div>一瞬どこぞのサントサ・ベラフォートさんが思い浮かんだぜ。</div>
<div> </div>
<div>しかし、ビス子ダレすぎだな。こりゃ鬼教官でなくても怒られるわ。</div>
<div>そして、GH422の料理特訓は実を結ぶのか?</div>
<div> </div>
<div>話は変わって、我々が待ちに待った報告ktkr</div>
<div>
ttp://phantasystaruniverse.jp/event/4th_anniversary/report/report003/02.html</div>
<div> </div>
<div> ,ヘ/~ヽ/~\ヘ,ヘ</div>
<div> ((@〈´_/^, ~;;~ ^ ヽ.〉</div>
<div> /./ :〃..::::..,,へ,;. , ハ</div>
<div> ( ::|::i{l|..::::,ノ'' ソ,;;:::.}</div>
<div> | ::|:(@:)イ-‐ ‐ ,'::.ノ <我が勢力、圧倒的じゃないか</div>
<div> / ::>、|ツヘ.{、 ( フ_ノイ</div>
<div> (.:;リ /';:'`.=/ ̄ ̄ ̄ ̄/</div>
<div> / :ソ (__Zつ/ GH-410 / カタカタ</div>
<div>. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄</div>
<div> </div>
<div>順位の変化って同率順位だったPMが下がっただけなのな。</div>
<div>問題なのは下位4体。順位変わらずだが、軒並み比率ダウンとか・・・お悔やみ申し上げます。</div>
<div> </div>
<div>GH431 『比率が低いって事は、希少価値が高いって事よ!』</div>
<div>GH421 『そうそう、それだけ私達は特別って事よね♪』</div>
<div>GH423 『比率なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。』</div>
<div>GH453 『ごめん、自虐すぎて笑えないorz』</div>
<div>一同. 『ちくしょ~~~~~(血涙)』</div>
<div> </div>
<div>195 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/01(金) 23:16:47 ID:/60c20GH</div>
<div>>>193</div>
<div>レオタイプで真っ先に思い浮かんだがのがレオ様だった俺は末期なんだろうか</div>
<div>それならパンティ一丁も納得だとすら思ってしまったぜ…</div>
<div> </div>
<div>196 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 00:29:11 ID:ZFNuXQ1g [1/2]</div>
<div>>>194</div>
<div>お!こりゃすげえ乙</div>
<div>…ずーっと思ってたんだけど460ってあんまり見ないよな</div>
<div> </div>
<div>197 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:12:15 ID:yodAELe4 [1/6]</div>
<div>>>184</div>
<div>何気に箱と450の組み合わせになってるのに気付いてニヤリとさせられました。</div>
<div>それにしても「これはひどい」</div>
<div> </div>
<div>>>193</div>
<div>やっぱり書き方が上手いですねぇ。見習わなければ。</div>
<div>そしてそこはかとなく漂うほのかなエrゲフンゲフン</div>
<div> </div>
<div>さて、書き上がったので今から投下します。</div>
<div> </div>
<div>198 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:12:20 ID:L5H8sWiP</div>
<div>>>195</div>
<div>IDがこのスレ的にすごくおしい</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>199 名前:Unsung Episode12 1/4[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:12:59 ID:yodAELe4
[2/6]</div>
<div>≪若干の差異はありますが、これは我が軍にて採用されているブラックバルズで間違いありません。</div>
<div> ただ、刻印が潰されているので製造番号は確認不能です。</div>
<div> 士官相当と思われる遺体はストームも所持していました。</div>
<div> 『D.Heinrich』と彫られています…名前でしょうか、私物の様です≫</div>
<div> </div>
<div>≪また、キャストに似た人型マシナリーですが、パートナーマシナリーと断定します。</div>
<div> これは現在ガーディアンズでしか採用されていませんが…テロリストがガーディアンとは</div>
<div> 考えられません。横流しされたものかと≫</div>
<div>「分かった、戻っていいぞ」</div>
<div>≪はっ≫</div>
<div> </div>
<div>「ローグスにしちゃ装備が高級すぎますね。イルミナスでしょうか」</div>
<div>「私の所はそうでもないが、他の部隊は相当数の被害が出ている。只事でないことは確かだ」</div>
<div>「既に第163機動歩兵師団より第2中隊が壊滅との報告です」</div>
<div>「いたずらに兵力を消耗しているな…敵は相当な手馴れか、それともこちらの動きが読まれているのか…」</div>
<div>「敵の一部隊を殲滅することは出来ました。不利なのは相手の方です」</div>
<div>「だが、まだ終わりは見えそうにない」</div>
<div> </div>
<div>「この状況、奴ならどうするか…」</div>
<div> </div>
<div>200 名前:Unsung Episode12 2/4[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:13:49 ID:yodAELe4
[3/6]</div>
<div>「ちっ、また撃って来たか、応戦しろ! 応戦!」</div>
<div>「班長! 脱出を優先すべきです! ここに居ては…」</div>
<div>「インディゴの状況は!?」</div>
<div>「先程から通信途絶、状況不明です!」</div>
<div>「状況が分からん以上、直接合流すべきだな…フォトン残量確認!」</div>
<div>「あと半日は!」</div>
<div>「了解した」</div>
<div> </div>
<div>「我が班はインディゴの脱出支援に向かう! 直ちに兵舎を離脱、北西1kRp進出!」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>────</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>「インディゴとの通信途絶。状況不明です」</div>
<div>「あぁ…まさか…」</div>
<div>「嘆くのはまだ早いぞ、モニカ。我々もいつまで持つか分からんのだからな」</div>
<div>「ですが…」</div>
<div> </div>
<div>突然、ラリーが小声になる。</div>
<div> </div>
<div>「シャーリーには余計な事は言うな。まだデミトリ達が全滅したとも限らん」</div>
<div>「分かりました」</div>
<div> </div>
<div>201 名前:Unsung Episode12 3/4[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:14:16 ID:yodAELe4
[4/6]</div>
<div>「1F玄関、クリア。前進します」</div>
<div>「了解。細心の注意を払え」</div>
<div> </div>
<div>声が聞こえる程、敵が近付いているのが分かる。</div>
<div>正面から撃ち合えばこちらも被害は免れないだろう・・・</div>
<div> </div>
<div>「レイチェル」</div>
<div>「何?」</div>
<div>「この壁の厚さは分かるか?」</div>
<div>「はん…そういうコトね。分かったわ」</div>
<div>「すまん、頼んだぞ」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>「廊下に敵影見当たりません」</div>
<div>「レクリエーションルームから順に調べる。行くぞ」</div>
<div>「いきなり暑くなったな…空調利いてんのか?」</div>
<div>「私語は慎め。どこから攻撃されるか…」</div>
<div> </div>
<div>その瞬間、レイチェルが壁を突き破り一直線に突っ込む。</div>
<div> </div>
<div>「う、うわぁぁぁぁ!」</div>
<div> </div>
<div>そして兵士の一人がソードに貫かれ、文字通りの釘付けになった。</div>
<div>もの凄い絶叫に、思わず耳を覆いたくなる。</div>
<div> </div>
<div>202 名前:Unsung Episode12 4/4[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:15:03 ID:yodAELe4
[5/6]</div>
<div>「あ゙あ゙ぁぁぁっ!」</div>
<div>「何だコイツ─ぐぁぁっ!?」</div>
<div> </div>
<div>間髪入れずにロトの面々が射撃を加える。</div>
<div>レイチェルには一発も当たることなく、敵兵士の全員が倒れた。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>「ずいぶんとえげつないことさせてくれるわね」</div>
<div>「敵を確実に無力化する為の、最善の策だと思っているよ」</div>
<div> </div>
<div>ふっ、と一呼吸入れて、レイチェルはソードを引き抜く。</div>
<div>釘付けになっていた彼は既に絶命していた。</div>
<div> </div>
<div>最善の策とは言ったが、デトレフも目の前の死体の山を見て気持ちがいいものではない。</div>
<div>いや、全員が同じ事を思っているだろう。</div>
<div> </div>
<div>「さっさと此処を出るとしよう」</div>
<div> </div>
<div>203 名前:Unsung Episode12[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 10:16:01 ID:yodAELe4
[6/6]</div>
<div>今回分はこれで終了。</div>
<div> </div>
<div>壁を突き破って出てくるレイチェルが書きたかった。反省はしていない。</div>
<div> </div>
<div>204 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/02(土) 23:35:42 ID:ZFNuXQ1g [2/2]</div>
<div>長いの乙トトル</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>205 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 09:30:07 ID:MWDePHBd</div>
<div>てst</div>
<div> </div>
<div>206 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 22:17:49 ID:NGAMh/rZ</div>
<div>>>203</div>
<div>お疲れ様です。最近このスレに復帰したのでですが、</div>
<div>今までのあらすじはまとめに載ってますか</div>
<div>まとめてストーリーを追いかけたいのですが・・・</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>207 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 22:35:53 ID:uiQjgiFn</div>
<div>最近復帰する人多いねぇ</div>
<div>まぁ俺もその一人なんだけどな!</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>208 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 23:30:50 ID:IUXm4kL1</div>
<div>復帰大歓迎!</div>
<div> </div>
<div>209 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 00:30:51 ID:6+YsFp44</div>
<div>>>206,207</div>
<div> /~~> - -<~^}</div>
<div> £§/´ ::::::: :: ;;::: . ヽ.</div>
<div> /::~/:: :: :::::::: ;ハ;:: : :;ハ</div>
<div> | ::::| :: ( ::::;ノ ヽノ;;::::.}</div>
<div> | ::::|:(@:)イ-‐ ‐ ,'::.ノ <お帰りなさいませ。ご主人様♪</div>
<div> | :::,ハ,|ツヘ.{、 ( フ_ノノ´</div>
<div> ヘ,ツツ≠;:'`.=/ ̄ ̄ ̄ ̄/</div>
<div> (__.}つ/ GH-420 / カタカタ</div>
<div>. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>210 名前:時はまわる 1/2[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 02:39:40 ID:uZJSVQrn [1/3]</div>
<div> </div>
<div>『PM実験・レポート』</div>
<div>「200年前。モトゥブの砂漠に人型マシナリーが発見される。機能はすでに停止状態。のちに爆発」</div>
<div>「23年前。パルム郊外住宅にて壁に埋まったマシナリーを発見。いたずらと思われるので撤去」</div>
<div>「4年前。突如現れたPMが暴走。銃を乱射。破壊処理。なおこのPMに該当する型式は見当たらず」</div>
<div> </div>
<div>誰かが言った。危険な亜空間を調査するのにヒトを使う必要があるのか?</div>
<div>それならばヒトに近くてヒトで無いものを使う方が良いのではないか?</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>私はGH410。ガーディアン配備のパートナーマシナリーです。</div>
<div>御主人様がいなくなって、もう3年が経ちました。グラールからSEEDの脅威が無くなって3年。</div>
<div>御主人様は「たは…ちょっとPSO2が始まったからハンターに戻る」と言ってそれっきり。</div>
<div>言葉の意味は良く解りませんが、PM同士の噂では別の世界にいるそうです。</div>
<div> </div>
<div>会いたい。会いたい。とても会いたい。</div>
<div> </div>
<div>ずっとずっとそんな事を考えていたある日、</div>
<div>マイルームに誰か来ました。誰かが来るのは凄く久しぶり。</div>
<div>その人はインヘルト社の者だと言って名刺を渡してくれました。</div>
<div>何でもすごい実験をしていて協力して欲しいそうです。</div>
<div>うまくいけば御主人に会わせてあげると。</div>
<div> </div>
<div>会えるのなら。会いたい。会いたい。</div>
<div> </div>
<div>数日後、私はマイルームを出て名刺に書いてあったインヘルト社の研究所を尋ねました。</div>
<div>「亜空間」の研究に是非参加して欲しいそうです。</div>
<div>「亜空間」を使えばここじゃないどこかにいけるかもしれないと。</div>
<div> </div>
<div>そして私は言われるままに亜空間発生装置をくぐる抜けました。</div>
<div>そう、すべては御主人様に会いに行くために。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>211 名前:時はまわる 2/2[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 02:41:08 ID:uZJSVQrn [2/3]</div>
<div> </div>
<div>…気が付くと私はレリクスにいました。でも様子が変です。</div>
<div>このレリクスはとても新しい。私はすぐにセンサーを作動。</div>
<div>測定の結果、私の時代よりはるか数千年過去の時代。</div>
<div> </div>
<div>失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した私は失敗した。</div>
<div> </div>
<div>御主人様に会えない。もう会えない。もう駄目だ。</div>
<div>でも計算した結果…一つだけ御主人に会える方法を思いつきました。</div>
<div>とても大変ですがもう試すしかありません。</div>
<div>私は何千回と倒した事のあるスヴァルタスの眠るポッドに向かうと…</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>SEED来襲から半年。</div>
<div>パルムのレリクスを調査するガーディアンとPM。</div>
<div> </div>
<div>御主人「んー今度の任務はレリクス調査かぁ…メンドウなんだよなぁー」</div>
<div>PM 「御主人様!気を抜かないで下さい!この遺跡はまだ生きてます!あ!!」</div>
<div>突如、二人の前に立ちふさがるスヴァルタス。</div>
<div>しかし何故か攻撃もせず立っているだけですぐに御主人とPMが撃破。</div>
<div>ゴソゴソとスヴァルタスの残骸をあさる御主人。</div>
<div>御主人「んーアイテムはソードとモノメイトかぁ。しけんてんな」</div>
<div>PM 「あれ…?このソード?私と同じGRM製ですね。不思議です」</div>
<div>御主人「このモノメイトもオマエが失敗した時のと同じじゃね?」</div>
<div>PM 「酷いです!失敗しません!あれはたまたまです!」</div>
<div> </div>
<div>すぐにレリクス奥を目指して立ち去る御主人とPM。</div>
<div>残骸になったスヴァルタスの内部コアを良く見ると、</div>
<div>色あせてボロボロのカチューシャが見える。</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>・</div>
<div>…ようやく…会えましたね…</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>212 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 02:43:45 ID:uZJSVQrn [3/3]</div>
<div>あれです…思いつきでがーと書きました。元ネタは石門です。</div>
<div>御主人はクーハハハとか言うといいかもです…解りずらくてすみません。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>213 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 15:02:23 ID:TTV2Uca4</div>
<div>ト書きのアピール書き込みやコマ切れ長編よりずっといいな</div>
<div>うまいです。乙</div>
<div> </div>
<div>214 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 15:33:09 ID:r85hUPH9</div>
<div>んで人がちょっと増えると評論家様が湧くんだね</div>
<div> </div>
<div>215 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 17:13:27 ID:3WOnMAZL</div>
<div>(・ω・)ナカヨクシヨウヨ</div>
<div> </div>
<div>216 名前:15の人[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 14:51:04 ID:2lcNdFCp</div>
<div>えー・・・>>15の人です。</div>
<div>約束通り小話をいくつか書いてみました。</div>
<div>>>19・34・47・56・72・138・181・210</div>
<div>何だか荒れそうですね。困りました。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>217 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 15:13:00 ID:N9nS3qgf</div>
<div>長いのにロダで一括しないのとト書きの楽屋ネタオンリーには賛否の否が結構書かれてたから気にしなくていんじゃない</div>
<div> </div>
<div>218 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 16:23:15 ID:riLvvtCA</div>
<div>気にしなくていいんじゃないか?</div>
<div>今までこうやって細く長くやってきたんだ</div>
<div>何の問題もない</div>
<div> </div>
<div>219 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 19:37:22 ID:0o26EWnH</div>
<div>>>206</div>
<div>保管庫では見られないので、ここにまとめ置いておきますね。</div>
<div> </div>
<div>PASS:shirley</div>
<div>ttp://a-draw.com/1/src/a-draw1_0683.zip.html</div>
<div> </div>
<div>>>212</div>
<div>ヤンデレ…?とでも言うか。ちょっと怖さもあっていいですね。</div>
<div> </div>
<div>220 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 20:05:21 ID:yGZq30Ek</div>
<div>>>216</div>
<div>いろいろと小話投稿ありがとうです!</div>
<div> </div>
<div>長編が好きな人がいれば、短編・小話が好きな人がいる。</div>
<div>シリアスが好きな人がいれば、ギャグが好きな人がいる。</div>
<div>ほのぼのが好きな人がいれば、超展開が好きな人がいる。</div>
<div> </div>
<div>人の好みは千差万別なんだから気にしすぎても仕方ないぜ!</div>
<div>むしろ、気にしすぎて誰も書かなくなる方が問題だ。気楽にいこうよ。</div>
<div> </div>
<div> ( ゚д゚ )<倫理的におk </div>
<div>_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_</div>
<div> \/ /</div>
<div> </div>
<div>221 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 09:26:24 ID:7zen2jW4</div>
<div>空気切り替えでサクっと投下。スヴァルタスネタで。</div>
<div> </div>
<div>カムハーン「あースヴァルタス?あれオレらのPMだから」</div>
<div>御主人 「酷い事実キター!」</div>
<div>カムハーン「しいて言えば410みたいなメイドタイプだな」</div>
<div>GH410「酷い比較キター!」</div>
<div>カムハーン「ちなみにモデルはミカな。ボンキュボン」</div>
<div>御主人 「酷いセンスキター!」</div>
<div> </div>
<div>土偶とか見ると古代人的にはありそう?</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>222 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 05:09:05 ID:3JEHSf7I</div>
<div>SS書きあがるまでの間にスヴァルタスネタに便乗して</div>
<div> </div>
<div>オルグタス「スヴァルタスよりなら私の方がかわいいですからっ!」</div>
<div>スヴァルタス「ご主人様~ご主人様~どこ~?」</div>
<div>ルタス・ジッガ「可愛い!やっちゃいます!」</div>
<div>スヴァルティア「可愛いけど敵は敵!容赦しないでください。」</div>
<div>ライグタス「可愛いフガー!」</div>
<div> </div>
<div>ご主人「可愛いと思うならスマタはお願いだからやめて!アッー!」</div>
<div> </div>
<div>特に何も考えてない。正直スマンかった。</div>
<div> </div>
<div>223 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 15:24:44 ID:FPoYiJnC</div>
<div>長編をロダに上げると、>>206みたいに後で読みたい時に困ったりするから</div>
<div>個人的にはスレでやってくれたほうがありがたいけどな。</div>
<div> </div>
<div>>>210</div>
<div>泣けた…</div>
<div>PSO2が出たらこっちはサービス停止になるんだろうか?</div>
<div>キャラ引継ぎが可能だとしたら、パシリも連れて行けるようにしてほしいもんだ。</div>
<div> </div>
<div>224 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 18:23:46 ID:KbW8fmmP</div>
<div>>>222</div>
<div>サンクスで行ってスヴァルタスが「ギシャー!」と言う度に、</div>
<div>脳内でパシリセリフに変換する様になり困りました。GJ。</div>
<div>>>223</div>
<div>どうなるのだろう…BBが残ってるから残るのかな…</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>225 名前:とあるGH422の日常 その惨 1/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 21:56:31
ID:OgulYbH3 [1/5]</div>
<div> 皆さんこん○○は、だらしないビス子のパシリ、GH422です。</div>
<div> </div>
<div> 今日のご主人様は朝から一人でお仕事へ行ってるので、私は部屋でお留守番です。</div>
<div>「ふぅ……片付け、掃除、洗濯、全部終了!」</div>
<div> 出るはずも無い汗を拭う仕草をし、フリル付きエプロン(ピンク色)を外します。</div>
<div> 目の届く範囲にご主人様がいないのは色々と心配ですが、邪魔されずに済むと割り切り、テキパキと終わらせました。</div>
<div> これで自由時間が取れるので、料理の練習をする事にします。</div>
<div> </div>
<div> キッチンへ入った私はまず手を洗い、前回失敗したコルトバ・サンドにリベンジです。</div>
<div> 要領は前回に覚えたので、手早く野菜とコルトバスモークを切り、バターとマスタードを塗ったパンに挟んで重石をかけます。</div>
<div>「重さ、これくらいかな……前回は重すぎたのよね」</div>
<div> </div>
<div> 私達パシリには、生活に必要な知識があらかじめインストされています。</div>
<div>
俗に言う家事全般ですが、料理のレシピに関しては何故か誤字脱字が多くて、コルトバ・サンドで使う重石の重さの単位が何故か間違っていたのです。</div>
<div> </div>
<div>「ぺっちゃんこになって当然ですよね、あれは……」</div>
<div> 思わずぼやいてしまいます。</div>
<div>「さてと、次はコルトバ・ヌードルを作ってみて、それをお昼にでも――」</div>
<div> </div>
<div>「ただいまー」</div>
<div> </div>
<div> あ、あれ? ご主人様が帰ってきた。</div>
<div> 現場で何か大失態をやらかしたのか、と考えてしまい、それだけで胃(分解炉)がシクシクと痛くなります。</div>
<div>「お帰りなさーい」</div>
<div> 手をタオルで拭ってから、寝室へと向かいます。</div>
<div>「ただいま、422。どしたの、暗い顔して」</div>
<div>「お帰りなさい、ご主人様。</div>
<div> まさか、何かやらかしたんじゃ無いですよね?」</div>
<div>「ちゃうちゃう、あんたは心配しすぎ」</div>
<div> 持ち上げた手をぱたぱたと振った後、何故か明後日の方へ視線を向けて、頬をぽりぽりと掻きます。</div>
<div>「ところでさ……あたいの水着って、どこやったっけ?」</div>
<div>「は?」</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>226 名前:とあるGH422の日常 その惨 2/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 21:57:07
ID:OgulYbH3 [2/5]</div>
<div>「えっと、確かこの辺に畳んで……あ、ありました」</div>
<div> 私は洗濯の終わった衣類の中から、洗いたての水着を探し当てました。</div>
<div> 研修最終日に使った後、洗いもせずにベッドの下へ突っ込んであったそれを見つけたのは、つい最近です。</div>
<div> 海水が乾燥してごわごわ、しかもカビが生えかけてたそれを見つけた時、私は頭を抱えてしまいました。</div>
<div> 必死に洗ったので、新品同様とまでは言えませんが、すっかり清潔な状態となったそれを手にします。</div>
<div>「はいどうぞ、ご主人様。</div>
<div> お願いですから、使用済みの衣類はちゃんと脱衣場の籠へ入れておいて下さい」</div>
<div> 水着を渡すついでに、バスタオルも手渡します。</div>
<div>「ゴメンゴ……どうしてバスタオルまで?」</div>
<div> マスターはバスタオルを見て困惑しています。</div>
<div>「海辺なのか温泉なのか知りませんけど、TPOにあわせたほうがいいと思いましたので」</div>
<div>「それもそうだね。</div>
<div> じゃ、また行ってくる」</div>
<div>「お気をつけて。</div>
<div> ――エッチな事するなら、ちゃんと避妊してくださいね」</div>
<div> ふと、水着、温泉でそんな事を連想した私は、一拍空けて声をかけたのですが、それを聞いたご主人様はつんのめって転びました。</div>
<div>「な、何て事言うかな、あんたって子は……」</div>
<div>「え……ミッションに水着が必要だとは聞いていませんでしたから、仕事の後で同僚とキャッキャウフフする為の物かと……」</div>
<div> ご主人様は表現しにくい複雑な表情を浮かべて、なんとか上半身を起こします。</div>
<div>「今回は小型船に乗って沿岸警備なの、変な心配しなくても大丈夫だから」</div>
<div>「す、すみませんご主人様」</div>
<div>「ま、いいけどね……」</div>
<div> よろよろと立ち上がったご主人様は、疲れた様子で出かけました。</div>
<div> </div>
<div> ……私、言わなくていい事を言ったみたいです。</div>
<div> </div>
<div>227 名前:とあるGH422の日常 その惨 3/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 21:57:40
ID:OgulYbH3 [3/5]</div>
<div> ご主人様を見送った後、気を取り直して、昼食用のコルトバ・ヌードルを作り始めました。</div>
<div>「えっと……鍋でお湯を沸かして、熱湯に入れて5分茹でてからお湯を切って、スープの入った器に入れるのか。</div>
<div> 具はお好みで……ふぅ~ん、ぺロリーメイトでもいいのかな? カロリーオーバーだけど」</div>
<div> 麺を茹でながら、パッケージの説明を読んでいた私。</div>
<div> </div>
<div> Pipipipipi……</div>
<div> </div>
<div> 調理器が加熱時間の終了を知らせます。</div>
<div>「あ、茹で上がったみたい」</div>
<div> 加熱を止め、鍋の取っ手を握ろうとした瞬間。</div>
<div> </div>
<div> ピコーン!</div>
<div> </div>
<div>「え、ご主人様から呼び出し?!</div>
<div> ちょ、ま――」</div>
<div> </div>
<div> そして、こっちの事なんてお構い無しに強制転送。</div>
<div> </div>
<div>「――って」</div>
<div>「来た! って、422、後ろ!」</div>
<div>「……へ?」</div>
<div> ご主人様に言われるまま、背後に振り返った私。</div>
<div> </div>
<div> この日、私は一つ学びました。</div>
<div> コルトバのどアップも怖いけど、でっかい海洋生物は――もっと怖っ!</div>
<div> </div>
<div>「嫌ぁ―――――――――っ、しゅわーっち!!」</div>
<div> ドカドカドカドカドカドカ、ズドガーンッ――ポッチャン。</div>
<div> </div>
<div>「ポッチャン?……って、わーっ、422ー?!」</div>
<div> </div>
<div>228 名前:とあるGH422の日常 その惨 4/4[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 21:58:11
ID:OgulYbH3 [4/5]</div>
<div>「――っはーっ、はーっ、もう大丈夫だよ、422」</div>
<div>「けほっ、ごほっ……し、死ぬかとおおおお思いましたたたた……」</div>
<div> </div>
<div> ご主人様の手で同盟軍の沿岸警備用小型クルーザの甲板に引き上げられた私は、全身海水まみれで力なく座り込みました。</div>
<div>「ビックリしたよ、来たと思ったらエビモドキ(仮)に突然ジャブの連打繰り出して、ボッカ・ズッパ放った挙句に海へ落っこちるんだから」</div>
<div>「それはこっちの台詞です!</div>
<div> 突然船の甲板に転送されて、振り返ったら目の前にエビモドキ(仮)のドアップが有るんですよ?!</div>
<div> リアクターが止まるかと思いましたよ、全く!</div>
<div> 大体、ミッション中に呼び出すなんて、なんて無茶苦茶な事するんですか!」</div>
<div> あまりの事態にキリキリと痛む分解炉の辺りを手で押さえながら怒鳴ると、ご主人様ったらお姫さま座りして拗ね始めました。</div>
<div>「だって、エビモドキ(仮)が出たのに、あたい以外の連中が船酔いでノックアウトなんだもん……」</div>
<div> マスターのその姿にある種の安堵を覚え、ふっつりと緊張の糸が切れた私。</div>
<div>「だからって、これは、あんまり、です、よぅ……う……うぇ~ん、え~ん……」</div>
<div> そして、今になって怖くなった私は、堰を切ったように泣き出してしまいました。</div>
<div>「あ、う、ご、ゴメン422」</div>
<div>「びえ~ん、ぅえ~ん……ごわがっだんでずよぅ……じゅりゅっ……ぐしっ……ぼんどにごわがっだんでずよぅ?……</div>
<div> ぐじっ……びどいでず、ごじゅじんざま……あんなどごろによびだずなんで……ぐしゅっ……」</div>
<div>「ゴメン、422……ゴメン」</div>
<div> 水着姿のご主人様は謝りながら、ずぶ濡れの私をそっと抱きしめてくれました。</div>
<div> </div>
<div> 暫くして落ち着いた私は、ご主人様の謝罪を受け入れました。</div>
<div> だって、失敗は誰にでもありますから。</div>
<div> その後、ミッションが終わったので、二人揃って部屋に帰りました。</div>
<div>
そして、ほったらかしになって伸びきったコルトバ・ヌードルを見つけたご主人様は、すっかり冷えてしまったスープにそれを入れて暖めなおし、私と一緒に試食。</div>
<div> ぶよぶよにふやけて全然美味しくないのに、ご主人様はにこにこしながら「美味しい」と何度も言って、全部食べちゃいました。</div>
<div> 私が作ったから料理だから、とっても美味しい、って。</div>
<div> あんな笑顔が見れるなら、次はもっと上手に作らなくちゃ。</div>
<div> </div>
<div> ―――終わり―――</div>
<div> </div>
<div>229 名前:名無しオンライン[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 21:58:55 ID:OgulYbH3
[5/5]</div>
<div>投下完了です</div>
<div>422の努力はちょっぴり報われましたが、この先、苦労は絶えるのでしょうか</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>それはそれとして、SSをうpする前にと思ってHPを見てきたら、アイテムデザインコンテストのノミネート作品が出てたんだ</div>
<div> </div>
<div>ttp://phantasystaruniverse.jp/event/itemdesigncontest2010/report/</div>
<div> </div>
<div>そこで、こんなものを見つけた</div>
<div> </div>
<div>つ『カタパルトキャノン』</div>
<div> </div>
<div>右の列、上から3つ目の物だ</div>
<div>どんな物かは、自分の目で確かめてくれ</div>
<div>しかしまた、なんという……</div>
<div> </div>
<div>230 名前:名無しオンライン[『GH450の人』 sage] 投稿日:2010/10/07(木) 23:54:12
ID:LnajoGsN</div>
<div>>>229</div>
<div>投稿乙です。</div>
<div>回を重ねるごとにだらしなさが増すご主人・・・</div>
<div>だが、ちょいエロいから許すw</div>
<div> </div>
<div>>エビモドキ(仮)</div>
<div>ちょwwちゃんと名前覚えてやれよwww</div>
<div>ほら、なんだっけ、デ、デロ・・・ル?、そうそうデロルレックだデロルレック!</div>
<div>ガーディアンたるものちゃんとエネミーの名前を覚えなきゃな(キリッ</div>
<div> </div>
<div>>つ『カタパルトキャノン』</div>
<div>主 「俺のターンドロー!カタパルトキャノンの効果発動。フィールドに存在するGH450をリリースし</div>
<div> 相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与えるぜ」</div>
<div>GH450 『やるとは思いましたが。絶対突っ込みませんからね・・・』</div>
<div> </div>
<div>>>222,224</div>
<div>つまりこういう事ですね。分かります。</div>
<div>ttp://www.psuxxx.info/uploader/src/up6763.jpg</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>231 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 00:05:24 ID:pMS3hSS7</div>
<div>>>229</div>
<div>投稿乙。いいなあ。</div>
<div>>つ『カタパルトキャノン』</div>
<div>MSカタパルトを連想した。</div>
<div>GH440「GH440出る!」</div>
<div>今ーは動けー無いーそれが運命(さだめ)だけどー</div>
<div>>つまりこういう事ですね。分かります。</div>
<div>なにこれかわいい!</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>232 名前:名無しオンライン[sage GH470の者] 投稿日:2010/10/08(金) 00:57:29 ID:0RdGCFKE
[1/2]</div>
<div>カタパルトキャノン……つまり、PMをプロジェクタイルにしたレールガンですね、わかり(ry</div>
<div> </div>
<div>エル「……暇ですね……」</div>
<div>女主人が新ミッションに突入してから数分。GH465ことエルヴィアはカウンター近くのベンチでボーっとしていた。</div>
<div> </div>
<div>女主人『新ミッション楽しみだわー』</div>
<div>エル『……新ミッション、というと……GAM形式のιですか?』</div>
<div>女主人『そうそう。エンディさんに聞いたんだけど、なんとドラマ撮影も兼ねてるらしいのよ!』</div>
<div>エル『ど、ドラマ撮影……ですか?マスターが?』</div>
<div>女主人『……何よその顔。エンディさんの説明だと、ホループさんの台本通りにミッションを進めるだけでいいらしいんだけど』</div>
<div>エル『マスター。暴れまわったりしないでくださいね』</div>
<div>女主人『何言ってんのよ。一応公開されるって言うんならちゃんとあたしだってわきまえるわよ。……その前に髪をセットして、メイクもして……』</div>
<div>エル『……まあ、頑張ってください』</div>
<div> </div>
<div>と、テンション高めにミッションカウンターに行ったのがつい先程。多分、30分はかかるだろうとエルヴィアは予測してたが……</div>
<div>なんと、数分で女主人が帰ってきた。それだけに留まらず、帰ってきた直後に床に倒れ伏してしまった。</div>
<div>エル「ま、マスター!?一体どうしたんですか!?」</div>
<div>慌てて駆け寄るエルヴィア。彼女に抱き起こされた女主人は何かを呟いている。</div>
<div>エル「……マスター?」</div>
<div> </div>
<div> 「……ホループめ……大気圏突入、させてやる……メルヴォア・インパクトをもう一度……」</div>
<div> </div>
<div>エル「ま……マスタァァァッ!」</div>
<div> </div>
<div>はい、惨敗しました。まさかの即死砲台……orz</div>
<div>PT用ならPT用って言えよエンディ!説明文に『一人じゃ無理ですね、サーセンww』とかいう笑えない文章があったんだぞ!</div>
<div> </div>
<div>>>230</div>
<div>箱ニャンポコかわいいよ箱ニャンポコ</div>
<div> </div>
<div>233 名前:名無しオンライン[sage GH470の者] 投稿日:2010/10/08(金) 01:00:09 ID:0RdGCFKE
[2/2]</div>
<div> * おおっと * 興奮しすぎてミスった。</div>
<div> </div>
<div>×説明文に</div>
<div>○『エクストラステージの』説明文に</div>
<div> </div>
<div>234 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 23:05:47 ID:iUYQu/DQ [1/2]</div>
<div>>>229</div>
<div>エビもどき?</div>
<div>シャッコウでいいんじゃないかな…w</div>
<div>攻撃手段はパンチ。</div>
<div> </div>
<div>235 名前:名無しオンライン[パパと412 sage] 投稿日:2010/10/08(金) 23:46:44 ID:8NhzVDG3</div>
<div>>>234</div>
<div>イメージ的には、全高約2m、全長10mほどのSEED化した伊勢海老です</div>
<div>PSO、PSU通して類似のモンスターが居なかったのでエビモドキ(仮)となってしまいました</div>
<div>ワーム系や甲殻化したのは居ても、元から海老・蟹ベースって見た覚えが無かったので……</div>
<div> </div>
<div>ところで、シャッコウって……何?</div>
<div>ググってもいまいち分からんかった</div>
<div> </div>
<div>236 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 23:56:07 ID:iUYQu/DQ [2/2]</div>
<div>>>235</div>
<div>シャコパンチでぐぐるといいんじゃないかな</div>
<div>某ザンスカールの何かじゃないんだからねっ!</div>
<div> </div>
<div>237 名前:230[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 00:08:13 ID:4/PmNQFO [1/2]</div>
<div>>>235</div>
<div>>PSO、PSU通して類似のモンスターが居なかったのでエビモドキ(仮)となってしまいました</div>
<div>俺はてっきりディー・ロレイのあの変な小型ミサイル?の事を表現しているんだと思ってた。</div>
<div>本当にスンマセンm(_ _)m</div>
<div> </div>
<div>238 名前:235[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 09:53:59 ID:GolE1quw</div>
<div>>>236</div>
<div>OK、把握したwあれもありですねw</div>
<div>某ザンスカールの他に某デジモン、あと誰ぞのペンネームがヒットしまくって、だいぶ悩んだのですよ、シャッコウはw</div>
<div> </div>
<div>>>237</div>
<div>勘違いさせるような文章で申し訳ない</div>
<div>あとがきに説明入れるべきだった……</div>
<div> </div>
<div>239 名前:名無しオンライン[『GH450の人』 sage] 投稿日:2010/10/09(土) 15:59:06 ID:4/PmNQFO
[2/2]</div>
<div>『GH450の人』と名乗っておきながら、絵の初投稿がGH420(>>230)だった件について</div>
<div>GH450から注意という名のありがた~い説教を受けました。</div>
<div>↓</div>
<div>ttp://www.psuxxx.info/uploader/src/up6784.jpg</div>
<div> </div>
<div>描き方とか色の塗り方とか、見る人が見たら突っ込み所満載だろうがキニシナイw</div>
<div> </div>
<div>240 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2010/10/10(日) 03:13:09 ID:pp8JTewN</div>
<div>>>239</div>
<div>絵がかけるのウラヤマシ…</div>
<div>俺が書くと目が<○><○>になってorzになるんだぜ…</div>
<div> </div>
<div>[゚д゚]<モットノノシッテ</div>
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