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<h2><b><span>>>288氏</span></b></h2>
<b>目次<br>
>>185After... 01 02 # 百合注意<br>
Original</b><br>
<br>
<h3>>>185After... 01</h3>
<b><span>337 名前: 288 [sage] 投稿日:
2006/11/01(水)02:11:39.76ID:7EDtU7ca</span></b><br>
じゃあ最初に。ID 1aLn3euz さん気分害したらごめんね。見る人も百合注意してね。<br>
<br>
屋台での仕事を終え、やっと家賃を払い終えた自室に戻る二人。<br>
<br>
『はぁ~。よかったわ家賃間に合って。今日は特に張り切って頑張ったわね…疲れたわ~』<br>
「お疲れ様でーす。たくさん売れましたねーえへへ」<br>
『うん。貴方もよく頑張ってくれたわ。いい子いい子~』<br>
そう言ってご主人様は暖かい手で私の頭をなでてくれた<br>
「あ…ご主人様~くすぐったいです」<br>
『ふふっ。さ~て。もう疲れたでしょ?屋台で売るものの仕込みは明日朝早にしましょう』<br>
「は~い。今日も一日お疲れ様でしたー」<br>
『はい、お疲れ様でした』<br>
私達が住んでるお部屋はお世辞にも広いとはいえない<br>
ベッドも一つしかないから、当然寝る時はいつも一緒<br>
『どうしたの?寝るわよー。早くいらっしゃい』<br>
ご主人様はもう着替えてベッドに入っていた。私もあわててお着替えをする<br>
「んしょ・・・はいっ」<br>
そしてゆっくりご主人様が横たわるベッドにもぐりこむ<br>
暖かくて、ご主人様のにおいがいっぱいする<br>
「あーっ。ご主人様またそんな格好してーっ」<br>
いつも口をすっぱくしていってるのにまたご主人様はキャミソールに下着姿<br>
『もう~。寝る時くらいいいでしょう。貴方はしっかりしすぎなのよ』<br>
という言葉とは裏腹に私を見つめる顔は凄くニコニコしている<br>
「う~。ガーディアンズ時代はあんなにカッコよかったのにぃ~」<br>
ガーディアンズ時代…言ってしまってハッとする<br>
『…いったわね。そんなうるさい子はこうよ』<br>
「え…む、むぐぅー」<br>
そういって急に私を抱きしめるご主人様<br>
寝る時はいつもこうやって抱きしめてくれるご主人様<br>
ガーディアンズという単語を出してしまうといつも思ってしまう…<br>
<br>
<b><span>349 名前: ああ~間が空いちゃった(笑)288[sage]投稿日: 2006/11/01(水) 02:43:07.99
ID:7EDtU7ca</span></b><br>
「ご主人様ぁ~。今の暮らしって、やっぱり毎日しんどいですよね…?」<br>
思わず聞いてしまう<br>
『ん~。そうね。楽じゃあないわよね』<br>
ふふっと笑いながらそう答えるご主人様<br>
『最初は部屋における物、かなり少なかったしね。手元にお金もほとんどなかったし<br>
今ではある程度揃ってるけど。まあ小さい部屋だけどね』<br>
ちょっと遠くを見るような目をするご主人様<br>
命の危険があるとはいえ、ガーディアンズのお給料はそれは今とは比べ物にならなかった<br>
ご主人様がいくつ物危険な綱渡りをして貯めたお金。それは全て私に使われた<br>
「私を…私をガーディアンズから買い取ってくださったからお金がなくて今の生活に…<br>
私、私…。どんな事をしてもご主人様に報いたいです。どんなことでも…」<br>
涙があふれてきそうになる。ご主人様は抱きしめている手を緩め、そんな私の顔を見る<br>
『そのことは言っちゃダメって言ってるでしょ。もう…。<br>
私はね。確かに今の暮らしは楽じゃないとは言ったけど、辛くはないのよ?』<br>
私を見つめる瞳は凄く穏やかなご主人様<br>
『あなたがいるから。毎日が楽しいわ。うん、人生の充実ってこういうことを言うのよきっと<br>
覚えてる?最初あなたったらホットベリーのソースの量間違えちゃって<br>
お客さん火を吐きそうになったの。今思ってもアレは面白いわ~<br>
色んな思い出もいっぱいあるわ。あなたは、辛い?今の暮らし』<br>
と笑いながら思い出話を混ぜて、私に聞き返すご主人様<br>
「わた、私は…凄く…凄くしあわせです。ずっと一緒にいたいです」<br>
とても温かいご主人様の心。私は幸せすぎる。怖いくらいに。<br>
胸がいっぱいになって涙があふれる。<br>
「だから、だから精一杯ご主人様のために…ひっく…がんばって…」<br>
少し困った顔をするご主人様<br>
「一緒に…ひっく…居たいからわた…しなんでも…む、むぐっ…!?」<br>
急に唇が暖かいものにふさがれる。そして次の瞬間ご主人様の唇だと分かった<br>
『そんなことはいいって言ってるのに。分からず屋の困った子は黙らせるわよ』<br>
そういいつつ、舌をねじ込んでくるご主人様<br>
「ふあっ…む…むぐ…」<br>
<br>
<b><span>354 名前: 288 [sage] 投稿日:
2006/11/01(水)03:06:43.82ID:7EDtU7ca</span></b><br>
こういうことっていつごろからし始めたんだろう…<br>
数え切れないくらいはキスしたな…やさしいキス<br>
ああ…口の中が熱い。ご主人様の舌は少し私には大きい<br>
舌を絡めるというのは少し難しい<br>
『ん…ふっ…』<br>
ぴちゃぴちゃという音が狭い部屋に響く<br>
「んぁ…ふぅっ…」<br>
とても長く、熱いキスは終わった。口がとろけそう…頭もボーっとしてしまう<br>
「ごしゅじん・・・さまぁ」<br>
『ん~いい顔ね。わたしも・・・我慢できなくなってきたわ』<br>
そういうと私のくまさんプリントが入ったパジャマを脱がしにかかるご主人様<br>
ボタンをはずし、前をはだけさせられる<br>
「あうっ。ご主人様・・・恥ずかしい…です」<br>
『そう。ここ、少し勃ってるわよ?ふふ・・・』<br>
そういいつつ、私の乳首の周り・・・乳輪を舌でなぞりながら言うご主人様<br>
「ふ、ふああっ」<br>
たまらず声を出してしまう。大好きなご主人様。そんなご主人様に…そう思うだけでも<br>
体が熱くなってしまうというのに<br>
更にご主人様の舌は私の乳輪を舌でなぞり続ける<br>
私は息遣いが荒くなり、そしてもどかしさを感じてしまっていた<br>
「ご、ごしゅじんさまぁ…」<br>
思わずご主人様に伺う<br>
『あら、切なそうね。ふふ・・・どうして欲しいの?足りないんでしょ?凄く勃ってるわよ』<br>
「あっああ・・・っ。もっと…もっと他のところも…舌で転がしたり、すったり・・・ふああっ」<br>
言い終える前にご主人様は<br>
<br>
<br>
ここから先は明らかに百合エロなのでワッフルワッフルという書き込みがあれば続k(ry<br>
<b><br>
<span>357 名前: 見たくない人はアボ~ンしてね288[sage]投稿日: 2006/11/01(水) 03:38:07.40
ID:7EDtU7ca</span></b><br>
言い終える前にご主人様は私の乳首を甘噛みし、舌で転がした<br>
「く、くあああぁ…」<br>
執拗に舌で乳首をこね回すご主人様<br>
『どう?こうコリコリされるの、好きでしょ?』<br>
いたずらっぽい笑顔で私を見上げながら言うご主人様<br>
「はぁ、はぁ・・・ご主人様になら、何をされても…どこを触られても…気持ちいいです。<br>
胸が一杯になります」<br>
『・・・』<br>
ご主人様が少し赤くなった<br>
『じゃあもっといっぱい・・・ね?』<br>
「は・・・はい・・・」<br>
ご主人様の手が私のパジャマのズボンにかかり、ゆっくりと脱がしていく<br>
ああ…恥ずかしい姿を見られてしまう…私のパンティは一部分が凄く湿っていた…<br>
『ん~可愛い可愛い。ここ、もう凄いわよ…?えっちな子ね』<br>
そう耳元で囁くご主人様。吐息が耳にかかり、それでも感じてしまう私<br>
「ご主人様だから…ご主人様だからこんなはしたない姿になっちゃうんです<br>
こ、こんな・・・えっちな子に・・・」<br>
『はしたなくなんてないわよ。もっとその可愛い姿、見せてね…』<br>
私のべちょべちょになったパンティをご主人様はそっと脱がす<br>
毛も生え揃わないというかあまり発達していないパーツというか…<br>
いやらしい液がでているそれがほとんど丸見えに近い状態の私<br>
ご主人様の視線が分かる…ああ…ご主人様ぁ…<br>
そして暖かい…熱いものが私の敏感な部分を舐め上げる<br>
体中に電流が一気に流れるような感覚が私を襲う<br>
「はうっ、はぁぁっ!」<br>
『下の方も勃ってるのね…ふふっ。中はどうかしらね…』<br>
淫靡な笑いを浮かべながら、舌を…私の大事なところに入れる<br>
ぐちゅっぐちゅっ…ずずーっ 中を舌で蹂躙し、出てくる液をすするご主人様<br>
そのいやらしい音と私達二人の息づかいは、更に激しさを増していった…<br>
<br>
<b><span>362 名前: 腐ってるのよ288 [sage] 投稿日:2006/11/01(水)04:06:34.50
ID:7EDtU7ca</span></b><br>
ぐちゅっぐちゅっ…ぴちゃぴちゃ…ずずーっ<br>
『凄い溢れ様ね。・・・おいしいわよ』<br>
更に顔が赤くなってしまうのが分かる<br>
「あ・・・うっ・・・おいしいなんて・・・ご、ご主人様ぁ・・・わた、わた…し・・・もう、もうっ・・・!」<br>
『ふふっ。いっちゃいそうなのね?しっかり見ててあげるからね』<br>
舌の動きが更に激しくなり<br>
完全に勃ってしまっている敏感な部分を指でこすり上げるご主人様<br>
「や、やぁ・・・そんないじわるを・・・やああっ…!ご主人様…好き!好きぃーっ!」<br>
タパタパと液体を噴出させ、私は果ててしまった…<br>
『きゃっ・・・こんなに出して・・・いやらしくて可愛い子。でも、まだ終わりじゃないわよ』<br>
そういってご主人様は上半身を起こし、自分のパンティーを脱ぎ始めた<br>
ご主人様もパンティー濡れてる…キャミソール越しに乳首が勃起しているのもはっきりと…<br>
私に感じてくれてる…それを思うだけでも、ようやく収まりかけた熱が再び戻ってくる<br>
ご主人様が脱ぐ時、パンティと大事な部分に糸を引くように液体がつつ・・・と滴る<br>
「ご主人様…凄い…」<br>
『あなたが可愛くてしょうがないから…ね。』<br>
そういって、私に体を摺り寄せ、勃起した一番敏感な部分を…私のそれと重ねる<br>
それだけでも体にまた電流が流れる<br>
『くぅっ…動く…わよ』<br>
ゆっくり…ご主人様は腰を動かし始めた。二人の敏感な部分がこすれあう<br>
「ああ・・・ああ・・・ご主人様ぁ・・・わたし、私さっきいっちゃったばっかりなのにぃ・・・!」<br>
『ふぅっ・・・はぁっ・・・ふふっ・・・でもまた、感じてるんでしょ?・・・あくうっ』<br>
なすがままにされる私。ご主人様の動きにあわせて腰を動かしたいと思っても<br>
まるで力が入らない。<br>
「ご、ご主人様っ!わたし、また・・・またっ!!」<br>
『こ、今度は一緒!一緒よ!いっしょに・・・くっ・・ああああっ・・・!!!』<br>
「ああっ!ああっ・・・!ごしゅじん・・・さまぁっ・・・大好きっ・・・!!!」<br>
二人の股間にお互いのいやらしい液が飛び散る<br>
『はぁ・・・はぁ・・・私も。好きよ。大好き』<br>
熱が冷め切らない上気した顔で優しい笑顔を浮かべ私を見つめるご主人様<br>
<br>
<b><span>364 名前: ホントごめんなさいの288 [sage]投稿日:2006/11/01(水) 04:24:16.68
ID:7EDtU7ca</span></b><br>
少しだけ疲れた体。でもとても心地いい疲れ。<br>
ご主人様のにおい。ご主人様のぬくもり。<br>
裸で抱きしめながらご主人様はこういった<br>
『私のために何かを頑張ろうとしないで。<br>
ガーディアンズでの最後…貴方が望んだのは何?』<br>
「私が・・・望んだもの…」<br>
『そう。私と一緒に居たい…一緒に行きたい。そう望んでくれたんでしょう?<br>
私はそれだけであなたを必要としたんじゃない。<br>
これからもパートナー。そう・・・人生のパートナーとしても。<br>
あなたが望んだのは私と一緒に生きたいこと、じゃないの?』<br>
「も、勿論ですっ!ずっと、ずっとご主人様と一緒に…だからご主人様のために…」<br>
『ふふっ。そうじゃないわ。だったら。私のために、じゃなくて自分のために…<br>
私達の、二人のために…二人で頑張ろうよ』<br>
「あ…はいっ!」<br>
また胸が一杯になる。涙があふれる。<br>
『もう~また泣く。・・・私は、今幸せ。ううん、これからも幸せだよ、きっと。<br>
あなたは?』<br>
「私も…幸せです。これからもずっと…二人とも幸せですっ!」<br>
そういってご主人様の胸に顔をうずめる私<br>
きっと大丈夫。私とご主人様が頑張ればドラゴンだって退治できたんだ<br>
何だって出来る!私はそう確信して、ご主人様の温かい胸で眠りについていった…<br>
明日も、その明日も、ずーっと。二人で。頑張ろう。<br>
それが私の願い。二人の・・・願い<br>
<br>
<br>
お目汚し失礼しました~。 >>363さんそれもちょっと考えたんだけど<br>
空気嫁とか雰囲気悪くしないかとかちょっと思って…様子見ながら、という風に<br>
今度機会があったらそうしておきまする T_T<br>
<br>
<br>
<h3>>>185After... 02</h3>
<b><span>492 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 00:54:22.51
ID:NaSweldC</span></b><br>
アヒー >>185 さん勿体無いお言葉です orzヘコヘコ<br>
また何か書かれる予定でしたら是・非・と・も・読んでみたいデス!<br>
そして許されるのだろうかまたお目汚しを…(汗)今回は<br>
次にちょっと投下しようかなと思っている勤労感謝の日の少し前という設定のお話<br>
すこ~し百合(腐)<br>
<前回どおり気分悪くなる人は前もってアボーンしてね><br>
<br>
「今日も一日お疲れ様でしたーっ」<br>
『はい、お疲れ様でした』<br>
小さな部屋に二人の声が響く<br>
「今月もお家賃間に合いましたね~♪」<br>
『楽勝ね~。屋台も常連さん増えてきたしね』<br>
「そうですっ!世間ではきっと美少女売り子の屋台、で通ってますよっ!」<br>
『あはは。でも常連さんといえばあのエロ親父…お釣り返す時に私の手を<br>
どれだけ握れば…毎日毎日…ぶつぶつ』<br>
大変です。ご主人様が暗黒面に落ちようとしています。何か話題は…!<br>
「アッー!ご主人様~今月分の収支計算がまだです。明日は一応お休みですし<br>
やっておきましょうよ」<br>
『あ…そうね。忘れてたわ。ふふっ今月もしっかり収入増えてるわよ~』<br>
よかったです。ご主人様はやっぱり笑顔が一番!<br>
事実私達の屋台は最初の頃よりずっと上手くいっている。<br>
こんな美少女売り子と美人売り子がおいし~い食べ物売ってるんだから当たり前です。<br>
ご主人様は私だけに収支の計算を任せない。私だけのほうが早いに決まってるし、正確。<br>
でも、二人でする。そっちの方がいいとご主人様が言ったから。<br>
私もその方が好き。ご主人様…綺麗だなあ…思わずボ~っと眺めてしまう。<br>
『ん…?どうしたの?少し顔赤いわよ?』<br>
慌ててそっぽを向く私<br>
「あ、な、なんでもないで…すぅ」<br>
『ん~~?なぁ~んかえっちな事考えてたんじゃないでしょうねえ』<br>
いたずらっぽい笑顔で私の顔を覗き込むご主人様<br>
「ち、違いますっ!…あ、そこ入力間違ってますよ」<br>
『え”っ。う…ホントだわ。ありがと』<br>
「んふふ~。計算とかでは私ご主人様には負けないですよ」<br>
すこ~し悔しそうな表情のご主人様<br>
『くっ…私だってこれでもガーディアンズ時代は優秀ともてはやされ、筆記だって上位で…』<br>
私はそこでふと思った。そう…ご主人様はガーディアンズ本部でも認められた実力の持ち主。<br>
優秀といわれてたのは間違いなく本当。詳しくは聞けなかったけど本部の運営方針と<br>
ご主人様の考え方があわないという事でご主人様は退役という道を…。<br>
私が少しうつむいて考えていると<br>
『それに実技だってねえ、ん…。どうしたの?』<br>
ご主人様のことを、少しでも…もっと知りたいという欲求に、私は抗えなかった。<br>
「あの~…ご主人様。ガーディアンズを退役したのは何が合わなかったんですか?」<br>
急な質問に少し驚いたご主人様。一呼吸おいてこう話し始めた。<br>
<br>
<div class="header"><b><a href="menu:493">493</a>名前: <a class="name_mail" href=
"mailto:sage">ジャーンジャーンジャーンげえっ288</a>[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 00:56:39.95
ID:NaSweldC</b></div>
<div class="mes">『ずっと前に少し話はしたわよね?今の、といっても少し前になるけど<br>
ガーディアンズは主に人々から依頼された物をフリーミッションという形で事件解決をして<br>
収入を得ているわ。そしてその仕事を請け負うには、ライセンスが必要になるの。<br>
そのライセンスにはお金が必要。勿論、払うよりずっと高い収入は得られるわ』<br>
そこでご主人様は私が作っておいたハッピージュースを一口飲み、話を続ける<br>
『お金を払ってライセンスを持って、困った人を助けて、お金を貰う…。<br>
違うの、何かが。私の中で。そう思った時、私の『ガーディアンズ』は終わったわ…』<br>
少し遠くを見るような目をしていたご主人様。そして不意に私を見つめる。<br>
『でもね、『あなた』は終われなかった。ガーディアンズは辞められても』<br>
「ご、ご主人様ぁ…」<br>
また泣きそうになってしまう。愛されるということは本当に嬉しい。<br>
『あなたが私の提案に頷いてくれてよかったわ。あなたがあの時首を振っていたら…<br>
贅沢な暮らしの中で、生きる喜びを…目的を見失っていたかもしれない』<br>
そう呟き気味にいうご主人様に、そっと擦り寄る私<br>
「ご主人様のことを思ったら、首を振りそうになりました…。<br>
でも、あんなに優しい眼差しで…ずっと、ずぅーっと私の返事を待ってくれてる…<br>
愛されてるっていうのがわかって、他の…他のご主人様なんて嫌で…あっ…」<br>
ご主人様は擦り寄った私を抱きしめ、その柔らかい唇を私のそれに押し付けた<br>
「ん…んふっ…ふあっ」<br>
ハッピージュースの…熟成させた果物の甘い味がするキス<br>
『ん…ちゅっ』<br>
キスを終えて唇を離すと唾液の糸が二人を結び、そして切れた<br>
『さて…残りのことしましょうか』<br>
少しほほを赤らめた笑顔で言うご主人様<br>
「の…残り…はい…」<br>
服のボタンを外そうとする私を見て慌てるご主人様<br>
『え。ちょ、ちょっと。収支計算の残りよ?』<br>
「ふぇっ!?はわわわわ…」<br>
今度は私が慌ててバタバタしてしまう<br>
『あっはははは。ほ~んとえっちな子になっちゃって』<br>
「う~。ご主人様があんな素敵なキスするのがいけないんですっ」<br>
二人の時間はまだまだ続いていた<br>
<br>
<br>
今回はここまで。私もちょこちょこ投稿していた実写スレが落ちててちょっと寂しいデス(笑)<br>
<br></div>
<br>
<h3>Original</h3>
<b><span>657 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:29:06.41
ID:uzWDxc1l</span></b><br>
ここの方はちょっとえちぃのはあまり求められてないきはしますよね<br>
今回は私のオリジナルで。少し長めなので日を分けて投下します<br>
えちぃのはないよ~<br>
<br>
『はぁ。ここが私の部屋か…。』<br>
少し疲れた、しかしよく透る声で男はつぶやいた。<br>
『確かパートナー何とかからしっかりした説明を受けろという話だったが…』<br>
部屋を見渡してみる。殺風景な部屋だ。奥にはベッドらしいものが少し見えている。<br>
奇怪な物体「あ、ご主人様ですね!」<br>
ボール状の…しかも浮いている奇怪な物体がこちらに近づいてきた。<br>
『うおっ。何だお前は』<br>
奇怪な物体「何だとは何ですか。ご主人様の色々なサポートをさせていただく<br>
パートナーマシーナリーです」<br>
少しだけ得意げな様子(?)を見せるその物体。<br>
『ああ、お前か説明をしてくれるというのは。えーっと、ぱーとなぁ・・・まーしー?』<br>
まーしー?「…マシーナリーです。先ほど言ったとおり説明だけではなく、<br>
今後はご主人様のパートナーとして色々頑張ります!」<br>
『そ、そうか。宜しく頼む。ボール』 <br>
ボール?「ごしゅじんさまーーーっ!!」<br>
耳を劈くようなやつの声。<br>
『うおっ。うるさっ』<br>
ボール?「も~う。ボールなんてひどいですっ。私にはちゃ~んとした名前が…まだありません。<br>
型番しかありません…。ご主人様、私に名前を付けてください」<br>
『名前をつける…もうしたくなかったな…分かった。少し考えよう』<br>
『よし決まった』<br>
ボール_「はやっ」<br>
その間数秒。<br>
『ボール。ボールだ』<br>
きっぱりと言ってのける。<br>
ボール?「えーーーっ;;ご主人様ぁ…何と言うか愛情が感じられません…」<br>
『会ったばかりで何を言うのだ…機械なんだろう?そういうことが分かるのか?』<br>
ボール?「機械といっても生体部品だって多く使われていますし、食事だって…。<br>
でもご主人様が本当にお決めになったなら、私は何も言えません」<br>
『一度決めたらずっとなのか?』<br>
少しだけ、思い直そうかとも思ってが…<br>
ボール?「いいえ、いつでも任意に変える事が出来ます」<br>
『決定』<br>
ボール「はやっ」<br>
こうして私はガーディアンズとして新たな人生を踏み切った。<br>
ガーディアンズになるためにさまざまな訓練を行った。<br>
やれば出来るものだ。私はもう力を手に入れている。<br>
自分くらいは守れるだけの…。しかしまだそれでは足りない。<br>
自分を許すわけにはいかない。同じ思いを誰にもさせたくない…。…建前かもな。<br>
<br>
<b><span>658 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:30:43.45
ID:uzWDxc1l</span></b><br>
『ヒューガ君?といったか』<br>
ヒューガ?「え、ええ。僕は貴方の教官のヒューガですが…説明は聞いていましたか?」<br>
『あ、ああ。すまないな。いや、教官に失礼だな。すみませんでした』<br>
ヒューガ「ははは。気にしないで下さい。ヒューガで結構ですよ」<br>
気さくそうで、それでいてしっかりとした印象を受ける奴だ。<br>
『そ、そうか。若いのにしっかりしているな』<br>
ヒューガ「僕と同期の…実力も僕以上の人がいたんですが、目上の教官でも<br>
おっさん呼ばわりでしたよ。ははっ」<br>
『ははは。…いたという事は今は…』<br>
少し呟いてしまったが、聞こえてしまったようだ。<br>
ヒューガ「あ、別に気を使わなくていいですよ。ここには居ないだけで…<br>
僕は信じてますから。…話がそれてしまいましたね。<br>
今までの事は大丈夫ですか?」<br>
『ああ。問題ない』<br>
ヒューガ「いい飲み込みの早さですね。早速、依頼されているフリーミッションを<br>
解決しに行きましょう。今も困っている人はたくさん居ます。<br>
必要ならば、僕も参戦しますから、いつでも呼んでください」<br>
『了解した。しかし先ほどの模擬戦闘でのあれ程の剣技…頼もしい限りだな』<br>
ヒューガ「…それでも僕は…何も出来なかった…最大の危機に。そして今も…」<br>
俯いて自分に言うような…そんな言葉をはくヒューガ。慌てて私に向き直る。<br>
ヒューガ「…さて、僕はもう行きますね」<br>
『人それぞれ…力があっても、出来なかった事というのはあるものなのだな…』<br>
ヒューガの背中を見送りつつ私も独りごちし、その場を立ち去った。<br>
<br>
ボール「お分かりになりましたか?私の育成方法」<br>
『それは分かったが、本当に何でもいいのか?ミッション中に手に入れたもので』<br>
ボール「ええ。大丈夫です。先ほど説明したとおり、種類によって私の成長が違ってきます。<br>
モニタを見ながら、必要だと思う機能を備えたタイプに育成する事をお勧めします」<br>
『了解した。早速フリーミッションとやらに行ってくる。今も困っている人々がいるのだろう?』<br>
ボール「ええ…。原生生物凶暴化や色々な事件が…。どうかお気をつけて」<br>
成長か…あのボールが…正直何かを育てるというのももうしたくはないが…<br>
しかし必要だと思う機能というのも少し分からんな…。<br>
そんなことを考えているうちにミッションカウンターに着いた。<br>
さて…害虫駆除といくか…!<br>
<br>
<b><span>659 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:31:58.46
ID:uzWDxc1l</span></b><br>
プシュー。どさっ…<br>
???「!?ご主人様っ!!ひどいお怪我じゃないですか!!」<br>
『はぁ…はぁ…一応一つ終わらせてきた。確かにアレはいくら倒してもきりがないくらいだな。<br>
ガーディアン人口が増えつつあるのもわかるな…』<br>
ボール「ヒューガさんが付いていながら、こんなお怪我を…」<br>
凄い慌てようなボール。所詮はボールなので見た目的には<br>
普段ゆらゆら揺れているのが激しく揺れている程度の変わり様だが。<br>
『いや、ヒューガは呼んでない』<br>
驚いた様子のボール。慌てて聞き返す<br>
慌てているボール「ど、どうしてですか!?危険なのはご説明したとおりで…」<br>
私はその言葉をさえぎる<br>
『初回で人に頼っていられるものか。つっ…モノメイトももう少し携帯すべきだったな』<br>
今治療用具を持ってきます!といい浮遊していくボール。<br>
あんな手で細かい作業どうやってするのだ…<br>
そんなくだらない事を考えながら私は意識を失った。<br>
<br>
『うん…何だ…どこだここは…』<br>
???「あなたっ!逃げましょうっ!これでは時間の問題だわ!」<br>
???「パパ…怖いよー…」<br>
???「分かっている!しかし何故こんな所に…原生生物がこんなに…!!」<br>
『…やめろ…!またこれか!!いい加減にやめてくれ!』<br>
???「全員で外に出ればたちまちヴァーラの群れに囲まれてしまうだろう…<br>
私が囮になり、そして助けも求めにいく!通信手段はないしな…」<br>
ヴァーラ達の無闇矢鱈な暴力はその家の電源、設備をことごとく破壊していた<br>
???「そんな…私達も…」<br>
???「ダメだ!お前達は絶対に死なせない…!私なら大丈夫だ。信じていてくれ」<br>
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』<br>
<br>
<b><span>660 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:33:30.37
ID:uzWDxc1l</span></b><br>
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』<br>
???「キャァーーッ!!??」<br>
『うおっまぶしっ』<br>
天井のライトの光に思わずその声より先に驚いてしまった私。慌てて声の主を見る。<br>
青いボールが浮いている。<br>
『誰だお前は』<br>
青いボール「ボールですっ!そんな事よりご主人様、具合はどうでしょうか?」<br>
心配そうな様子(?)で私の顔を覗き込む青いボール<br>
『…自分でボールといって虚しくないか?』<br>
虚しいボール「ご、ご主人様がつけたんでしょうっ!;;その様子ならもう大丈夫そうですねっ!」<br>
『ああ…ひどい夢見だったがな。しかし何故青いんだ?』<br>
ボール「ご主人様がミッションで手に入れておいたものを頂きました。そして成長したのです。<br>
ちゃんと私への食べ物は”えさ用”と書かれたものに入っていましたので;;」<br>
『そういえば私は帰ってすぐ気を失ったのか…まだまだ甘いな…くそっ…』<br>
ボール「甘いとかいうことじゃありません!命の危険が常に付きまとうのですよ?<br>
ガーディアンズというのは。今度は絶対に無茶しないで下さい!<br>
どうか命は粗末にしないで下さい…』<br>
ボールの割りに凄い気迫で私を見つめて言う。<br>
『分かった分かった…しかしいくらでも代わりは居るだろうがな…ははっ』<br>
少し自嘲気味に笑う。疲れているからだろうか…。<br>
ボール「代わりなんか居ません!私のご主人様は、貴方です!見栄やプライド、<br>
過信なんかで自分を更に危険な状況にして欲しくないです…」<br>
そう言い放つボール。機械の癖に…ということは頭から離れてしまうほど<br>
真剣そのものだった。<br>
『…心配させてすまなかったな』<br>
その呟きを聞いてまた少し慌てるボール<br>
ボール「あ、あう…。すみません、さっきまで倒れていたというのにこんな事いったり…<br>
お疲れでしょう?」<br>
『少しな…でも…すまないな。ありがとう』<br>
ボール「…。お礼なんかは…ご主人様が無事でほんとによかった…」<br>
『もう少し眠ったら、また行ってくる。今度は準備万端、でな』<br>
ボール「無理はダメですよ?ゆっくり休んでくださいね」<br>
『あの夢の続きを見なければいいがな…ああ、そうだ…』<br>
ボール「はい?何でしょうか」<br>
『今は少し姿変わったから、名前変えるか』<br>
とたんに嬉しそうな様子でよってくる青いボール。とても奇怪だ。<br>
『そうだなあ…』<br>
私の顔を覗き込むように、その答えを待ちかねているボール。<br>
『あおぼう』<br>
ボール「・・・」<br>
途端に明らかな落胆を示すボール。ちょっとショックなのか、少し揺れが早い。<br>
あおぼう?「…決定しますか?」<br>
『決定』<br>
あおぼう「はやっ」<br>
私は少し他人を遠ざけすぎていたかもな…所詮私がしようとしていることは<br>
偽善には違いないだろうが…次は…<br>
そしてゆっくりと私は。ゆっくりと眠りについていった。<br>
<br>
再びお目汚しを~。続きはまた今度に~…
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