戦え!ドッチャー > 第2話 紅白戦


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第1話から数日後、練習を終えた部室では。
「星川ってマジ邪魔なんだけどさ・・・」
東野は門真に問いかける。
「あいつほんまバカなんだな・・・」
自己中心的なプレーで星川は部員間でもマイナス評価のようだ。
数日前のショックから未だ立ち直れない星川
東野はさらに星川の問題点を指摘する。
「今日も俺と堀北がキャッチボールしている最中に飛び込んできやがったからな・・・・」
そこへ伊原がやってきて
「おーい!顧問から緊急報告!」
「どうしたんですかキャプテン」
堀北、伊原に訊く。
「明後日の放課後、紅白戦を行うそうだってさ」
すると1年生4人は一斉に
「こ、紅白戦!?」
伊原は説明する。
「試合の結果によって評価が大きく影響するらしいから、春大会でレギュラーになりたいなら絶対落とせないぞ」
「ふーん、紅白戦か・・・」
「でも可能性消えた奴約一名」
といいつつ東野はそっと星川のほうを指さす。すると星川は
「やい!今に見てろ!絶対活躍する!」
星川、ムキになる。

それから翌日、星川は今までの自己中心的な振る舞いから心機一転、人一倍礼儀正しく、力を出し、練習に励んだ。
「あいつ、変わったな」
「ああ、しかもレベルも上がってる。こうなれば明日の紅白戦は・・・・」

いよいよ紅白戦当日
「さていよいよ紅白戦だ、1年生は春季大会のレギュラー入りがかかってるから頑張ってほしい、メンバー発表!」
顧問は紅白戦のメンバーを発表する。紅組には美濃、加藤、中野、堀北、そして外野に星川、対する白組には東野、栗原、亀岡、山田、外野の門真となった。伊原は欠場となった。
「伊原、部員は奇数だからどうしても半分に割れない、それにお前はキャプテンだから今回は欠場とさせていただいた。」
すると伊原は
「別にどうってことないっすよ」

ピピーーッ!!
顧問のホイッスルによって試合開始。
赤組の美濃がボールを取り亀岡に攻撃。しかし亀岡は捕球。そして亀岡は反撃!
バァーーン!
美濃に命中、美濃は外野行き!
「うわっ・・・強い・・・・」
星川、亀岡の強さに驚く。
さらにボールは反動で白組の陣に返る。
そして亀岡がまた捕球し、攻撃。今度は堀北に命中!
「さすがは亀岡先輩・・・・」
亀岡の連続攻撃に星川はまたも驚かされる。
ボールはまたもや反動で白組の陣に
「おい、これはずるいだろ」
「んなことないさ、これがドッジというものさ」
そしてまたもや亀岡が捕球し、攻撃。
亀岡は叫ぶ「もらったぁ!!」
今度は加藤に命中!
「ど、どうしよう・・・このままでは負けちゃう・・・」
星川は凄い危機感。
さすがに次は反動で白組の陣にボールは渡らず、中野が捕球。
「よし・・・」
中野が攻撃を仕掛けるも、ボールはすっぽ抜け!
「来たな!」
ボールは星川のほうへ
「馬鹿か!取るんじゃねえ!」
しかし美濃がジャンプして自陣に収めようとする。
美濃のジャンプもむなしく、星川はボールをつかんだ。
そして星川は攻撃。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
星川の投げたボールは横に揺れ、そのまま東野に命中!
「ぐわぁっ!!」
「な、なんという球だ・・・」
伊原は星川の球に手が震える。
そして反動で再び赤組の外野に、星川がまたボールを拾い、攻撃!
「コンボtwo!!」
山田に命中!
またも反動で再び赤組の外野に、星川がまたボールを拾い、攻撃!
「コンボthree!!」
栗原に命中!
またも反動で再び赤組の外野に、星川がまたボールを拾い、攻撃!
「そして・・・コンボfour!!!!」
亀岡に命中!!

試合終了、紅組の逆転勝利、星川の大活躍で紅白戦は幕を閉じた。
「こいつは見直した・・・・」
顧問も伊原も、星川のファインプレーに脱帽するしかなかった。
こうして、春季大会で星川のレギュラー入りは決定的になった。

続く