第四十七話
「反董卓連合」
そして各地の雄が集まった。盟主は名門、エン紹。
反董卓連合である。
彼らはそれぞれ私兵をかき集め、洛陽を包囲した。
陳留の太守、張バク
「いやはや、素晴らしい物を見させて頂きました、各地の著名人が一同に会すとは、さすが名門、エン紹殿ですな。」
エン紹「なぁに、それほどの事はありませんよ。」
済北の相、鮑信
「……。(あの檄文、表向きはエン紹殿だが、おそらく作者は曹操。そして我々が集結したのは董卓を恐れるが故…。)」
ー洛陽、太師の間ー
董卓「脆弱たるネズミ共が謀反とはな…、ヌハハ。」
董卓「ところで、例の計画は進んでいるのか?」
李儒「はい、滞りなく。後、二週間あれば。」
董卓「一週間でせよ。」
李儒「…はっ!」
いよいよ開戦の時期が迫っていた。
最終更新:2006年11月23日 22:01