第四十一話
「策、権の読み」
周瑜「で、仲謀。董卓に対し、エン紹率いる連合軍が戦になったらどうなると見る?」
孫権「もちろん、連合軍が勝つよ!だって父ちゃんを始め、程普、韓当、黄蓋のおっちゃんらもいる俺達の軍が参加するんだもん!」
周瑜「ふむ、確かに我々の軍は長江北の中原の軍に比べて結束力が強い。伯符はどうだ?」
孫策はニヤニヤして、
孫策「7:3で董卓が勝つな。」
周瑜「ほう、7:3…、そのこころは?」
孫策「董卓には都という地の利、天子という天の利、そして呂布という人の利が備わっている。」
孫策「さらに、エン紹が今呼びかけている連合軍は自分らの保身を図る傾向にあるため、本気で戦いはせんだろう。」
孫権「って昨日のテレビで解説者が言ってたんだよね?」
孫策「しっ、周瑜はテレビ嫌いだから言わなきゃバレないんだよ!」
周瑜「ははは、やはり君達は面白いな。それだけで我々の未来は明るいよ。」
長江の南では、早くも次世代を担う才が胎動していた
最終更新:2006年11月23日 21:59