第一章
半年前~

女生徒
「起立。礼」

今日もかったるい授業が終わったようだ…
まぁ、俺はいつも通り船をこいでいた訳だが…

正直この学校のシステムはうざったい…
教師も生徒会も、『綺羅祭壇』の言いなりだ…
そんなヤツらの授業なんか受けてられるか…



担任教師
「さて、来月で君らも二年生だな…。そこで…」

なにやら担任が喋っている…
HRだろうか?


?「珍しいな!あいつがHRやるなんてよ…。なぁ起きてんだろハクよぉ?」


ハク「五月蝿いな…。俺は眠いんだ…。耳元でデカイ声出さなくても聞こえてるよボブ…。ほら、まろ先生が睨んでるぞ」


ボブ「うげ…。な、なんでもありませーん!あはは…」

コイツは「ボブ」…
入学当初から何かと絡んでくる、言わば悪友ってヤツだ…。付き合ってやってる俺も俺だが…



担任まろ
「ってなワケで、新学期になったら。生徒会長選挙をやるぞ。まぁこのクラスからは、そんなヤツは居ないだろうがな」


ボブ
「……でさ!あいつがよぉ~…って聞いてんのかハク?」

ハク
「なぁ…、まろのヤツ今なんて言った?」

ボブ
「はぁ?え~と…選挙がどうとか…」
ハク
「それだ…」

ボブ
「は?」

ハク
「俺は生徒会長になる」

ボブ
「マジかよ…」

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最終更新:2006年11月21日 18:02