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―総合町の外れ、小高い丘にそびえる城・人馬学園。その名の通り乗馬の名門校として知られ、予算・権限のウェイトはほとんど乗馬部へと割り当てられている―




人馬学園高等部、とある一室。




黄天「どうやら、納得に何か動きがあったらしいな」




部屋の中央にある、大きなソファーに腰をかけた、一人の生徒が呟く。




―黄天(ファン=ティエン)。今期からの人馬学園高等部・乗馬部主将。彼は主将になるや、部を「人馬同盟」と改め、よりエリート志向のものへと変えていった―




光武「なんでも、生徒会選挙で一波乱ありそうなんだとか。ほら、立候補者にハクさんの名前も」




向かいで書類を処理していた聡明な男は、そう言って一つの紙を黄天に手渡した。




―帝=光武(ミカド=ミツタケ)。「人馬同盟」立ち上げ当時から黄天の補佐役につき、その稀代の才能・人徳で同盟をまとめる影のエースである―




黄天「ハク…中等部の頃から侮れんやつだとは思っていたが、遂に動き出したか…
しかし同じ学校内で派閥争いとは、所詮は庶民よ。『優雅・典美』を信条とする我ら人馬同盟、そのような…」




 バタンッ!




部員「盟主、大変です!一年勢が新たに『神速部』なる部を立ち上げ、我々に挑戦を仕掛けてきた模様!」




黄天「ンだと…?あの小童どもが、少し多目に見て泳がせておけば、調子に乗りくさって…
者共、行くぞ!たかが小勢力、踏み潰してくれる!!」




光武「………」