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第三十六章

『バランス』

『ちっ…
徐盛があそこまでやるとは…作戦を練り直さなきゃな…。』

桜舞への攻撃を仕掛けようとした洋食だったが、徐盛によりそれは失敗に終わった。

『…まあ、良いや。いくらでも攻所はあるからな。次は…紫音って奴に…
…。
…。
…!』

洋食は自分を監視するかの様な気配に気付いた。

『…誰かなぁ~?俺の跡をつける馬鹿は~?』

そういうと素早く気配のする方へと移動する。気配の主は一瞬にして、別な場所へと移動していた。

『…そうか…解った…紅の野郎だな!
…お~い、紅馬~、姿現わしたらどうだ~?茶ぁ~でも奢るぞ~っはっはっは~…。』

そういうと懐から拳銃を取り出すと気配のする方へ向ける。やがて、気配の主は姿を現わす。

『ほ~ら、紅馬だ~。』
『…久しいな、洋食。』
『おお~。相変わらず影の世界にいるのか~。』
『…。』

紅馬は刀を構え戦闘態勢に入っている。

『怖いな~。おい、しまえよ、物騒な。
…あ?これか!ほれ!』

洋食は拳銃を空に向かって撃った。すると銃口から万国旗が放たれていた。

『…相変わらず人をくった野郎だ…。』
『…ひゃっは~。
…で、何の様だ?
…な~んて、大体は予想してるがな…。』
『…その通りだ。お前は危険すぎるからな。…生徒会長選から手をひけ…。』
『い~やだ。』
『…。
…これ以上かき回し今のバランスのとれた学園を壊されたくはないのだ…どれかが強くなりバランスが崩れる事は望ましくない。だから私は今もバランスを保つ為に暗躍する。』
『…紅よ…一本太いラインが出来た方が俺は良いと思うのだがな…。』
『…。』
『…。』

2人の間に沈黙が続く…。やがて…

『…まあ、良いや、紅よ、今はひく…
けど、俺は俺の考える通りにいくからな…。』
『…。』

紅馬はいつの間にか消えていた。

『…ちっ、
…。
帰って寝るか~。』

この後選挙活動へ向けて各陣営が動き始める。