第九十二話
「北方の雄達」

キ州、界橋では公孫サン軍と袁紹軍が対峙していた。

公孫サン「おのれ、袁紹め…、帝を見捨て、新しい皇帝を立てようとは、なんたら僭越…、ここで決着をつけてやるわ!」


田豊「…敵は五万、こちらは二万七千…ですな。」

袁紹「…ははは、戦は兵数でないことを教えたのは田豊、お前だぞ。それに我が軍の士気は今、頂に達しているわ。」

田豊「…はい、戦は極めれば、兵の数ではなく、先を見据える力…。今なら造作もなくあの白バイ義従を討てましょう…。」


袁紹「よし、みなのもの!開戦だ!」


公孫サン、袁紹。

北方の雄、激突す。

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最終更新:2007年01月11日 18:50