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第八十九話
「悲しいキス」

チョウセンの息が荒い。
もう呂布にはどうしようもなかった。

呂布「チョウセン、死ヌナ、マタ、1人ニナッテシマウ。」

チョウセン「呂布…様…、優しい、暖かい気…。」

呂布「……、チョウセン…。」

呂布は涙を流した。忘れるほど遠い過去以来の涙。

チョウセン「呂布様…もし、この世が平和な世界なら、私達は自由に愛し合えたのに…。」

呂布「チョウセン……。」

チョウセン「呂布様…愛してる…。」

呂布「愛してる…。」


呂布の唯一綺麗に発音できる言葉が宙に舞った。


呂布は誘われるようにチョウセンの唇に自らのそれを重ねる。



微かに血の香りがした。



そして、呂布はまた1人になった。