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第二十四章

『本質』

汰譜王
「いい案が浮かんだよ」

桜舞
「どういうこと?」

汰譜王
「じゃあ問題です♪。生徒会長になるために必要な得票数は全体の何%でしょうか?」

桜舞
「55%よ…。まぁ、ほとんど綺羅祭壇の息のかかった者が当選するけけど…。それとこの徐盛さんと、何か関係があるの?」

汰譜王
「まぁまぁ♪焦らないで聞きなよ♪。じゃあ第二問、今の綺羅祭壇の支持率は?」

桜舞
「シン先生と石覇君の件で大幅に下がった…としか…」

汰譜王
「うん…、紅馬君の話だと今や15%らしいね♪ちなみにハク君が30、ボクが25ってトコかな?」

桜舞
「…まだ負けてるのね…。真面目に活動してたんじゃ限界があるってことね…」
汰譜王
「ハク君と石覇君のストリートファイトが大分効いてるみたい…。でもね…残りの30%生徒は…」

桜舞
「各部の部長への支持がほとんど…。…もしかして!」

汰譜王
「そう!残りの部長らを味方につけ、ボクの支持率を55%まで伸ばすのさ♪これは悟られてはいけない…遅くても…。慎重かつ迅速に!ハク君がソーマ君らと遊んでいる今がチャンス…。部には祭壇の息がかかっているが、今なら出し抜けるよ♪」

桜舞
「す、すぐに手配するわ…」

桜舞は放送室を出る…
そして一人になった男…
汰譜王は静かに…だが熱く、大きく、胸に燃えさかる炎を宿そうとしていた…

汰譜王
「もうすぐ…、もうすぐだよ歩美…。もうすぐボクが綺羅祭壇を潰すからね…。ふ、ふふ…あーっはっはっ…」



これがこの男の本質なのだろうか?

笑い声に小さな闇があることには、桜舞も…そして汰譜王当人も、この時はまだ気付いていなかった…



第二十四章・完