…天上界…

キングエンマー
「ふっふっふ…孫家の働きで呂布を連れ戻すことが出来たうえに忘れとった陳宮までくっついて来おったわぃ。」
ゴッドセーガー
「おまけに周瑜の炎で孫家まで帰って来おったから、笑いが止まらんのう。」
キングエンマー
「これで現世との歪みも解消されて、来年の査定は万事グーじゃ。」
キングエンマー&ゴッドセーガー
「わっはっはっはっ……!」
天上界では人の気も知らない会話が交わされていたのだった。

キングエンマー
「はっはっはっ…ん?」
ゴッドセーガー
「どうした?」
キングエンマー
「ひぃふぅみぃ…5人しかおらんぞ。」
ゴッドセーガー
「呂布に陳宮、それに孫堅、孫策、周瑜の5人でよいだろう。」
キングエンマー
「ホ、ホウ統が足りん…。」
ゴッドセーガー
「な、何ィ!?そうかぁ!」キングエンマー
「周瑜は知力10、火計の威力が55、周瑜は生き返ったから戦器が無い…。」
ゴッドセーガー
「ホウ統は知力9、乱戦はしなかったから兵力が100%で…55×10÷9+20%の揺らぎ=ダメージは最大で82%弱…。と、いうことは…。」
キングエンマー
「やはりホウ統は生きとる。」ゴッドセーガー
「し、しかし、ホウ統は時限装置付きの命だし、気にすることはあるまい。」
キングエンマー
「いや、呂布捕獲任務を達成すると自動で時限装置が機能しなくなるようにしていたのだ。」
ゴッドセーガー
「…………。このおバカ!」キングエンマー
「バカとはなんだ!この〇△@★!」
ゴッドセーガー
「言ったな!この◎×♀▼!」
かくして天上界では聞くにたえない言い争いと責任の擦り付け合いが始まった…
…地上…

ホウ統
「ふうっ…やれやれ。あの炎のなか、生き延びるとはまだまだ捨てたもんじゃないな、俺も。」
ホウ統
「さて、これからこの自由となった身をどうするか…。」桃園領主
「あっ!わ、私の桃園が~。は、灰に…。」
ホウ統
「とりあえず、ここから逃げるか。」

ただ一人、歴史の流れを完全に断ち切った男、ホウ統士元。これも月英の影響か。彼の行く末はどうなるか、それは誰にもわからない。

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最終更新:2006年12月13日 17:08