張飛と馬超、激しく打ち合う

馬超「でぃや!」
張飛「うぉらー!なかなかやりやがる!」

張飛、そのうち他の信者兵に囲まれ始める
馬超、張飛に目もくれず城へ向かう

馬超「全ては張魯様の為に!」
兵「全ては張魯様の為に!」
張飛「はぁ?…張魯、張魯うるせー!」

張翼も他の信者兵に邪魔をされ動けなくなる

馬岱「張魯様万歳ー!」
兵「万歳!万歳!万歳!」
張翼「だっー!うっせー!気が散る!てめーらどっか行けよ!…うわっ!危ねー!くっ!」
張飛「大丈夫か!翼!」
張翼「ああ!兄貴!けどこれじゃー…くっそー、次から次と…!」

いつしか張飛、張翼、兵に囲まれ始め、ピンチ

張翼「くぅ!どうする、兄貴?」
張飛「ええぃ!どうもこうもねー!ここを突破し、もう一度馬超と戦うのみよ!おりゃー食らえ!大車輪!」
張翼「兄貴すげー!」
張飛「あ?あれ?なんで車輪出ねーんだ?うぉら!なんでてめーら寄ってくるんだ!邪魔だ~!」

大車輪で兵を吹き飛ばすはずが車輪もでず敵が寄り付いてくる

張飛「なんだ~?何か訳解かんねーけど…翼!お前だけでも馬超を追え!」
張翼「解った!兄貴!」

馬超を追った張翼、馬超らに打ちかかろうとする

張翼「おらっ!てめーら!覚悟せいやー!」

しかし、馬超と馬岱、戦う素振りを見せずうずくまっている

馬超「うああ…うう…」
馬岱「ああ…うう…うう…」

そこへ、やっと兵を倒してきた張飛が来る

張飛「はっ、はっ、はっ…おい、どうしたんだ?翼、なんだこれ?」
張翼「…解かんねー。なんか急にうずくまってよ…」

そこへ乱戦になってると思った月姫が雷を打つ

月姫「天罰よ!」

雷は馬超、馬岱を直撃

馬超「ぐああ………ん?ここは?………!、曹操はどこだ!」
馬岱「………従兄!ここは?」
張飛「なんだー?お前ら?何がどうなってやがんだ?」
馬超「むっ!お前は誰だ?ここはどこだ?」
張飛「ああ?何言ってやがる!俺は張飛だ!」
馬超「…張飛!…あの張飛殿か!劉備殿の義弟殿か!何故ここに?曹操はどうしたのですか?」
張飛「あ~?曹操?何言ってる、お前らがこの益州に攻めて来たんだろうが!」
馬岱「…益州!、ここは益州なのか?我らは何故こんな所にいるんだ?」
張翼「あ~!訳解んね~!」

混乱する二組
そこへ様子を見ていた馬良が来る

馬良「馬超殿!」
馬超「貴方は?」
馬良「劉備殿の参謀、馬良です。」
馬岱「おお!貴方があの白眉殿ですか!」
馬良「はい、そうです。」
馬超「白眉殿に聞きたい!我らは何故見知らぬ兵を引き連れて益州にいるのだ!」
馬良「貴殿達は張魯により洗脳され益州攻略の先鋒としてここへ来たのです。」
馬岱「…!、思い出したぞ!従兄!我らは曹操に破れ、張魯を頼り、面会した時に怪しげな物を頭につけられたのだ!その後の記憶が無い!」
馬超「おお!そうだ!」
馬良「洗脳が解けたのですね!
…そうか!雷だ!雷の様な強い衝撃を与えれば洗脳は解けるのか!…よし、月姫さん、雷同さん!」
月姫&雷同「はい!」
馬良「思い切り雷を兵に打っちゃって下さい。そうすれば洗脳は解け戦いは終わるでしょう。」
月姫&雷同「解りました!」
馬良「では私も!」

月姫、馬良、雷同、次々と雷をうち、やがて戦闘は終わる
一人残った潘濬は関中へと逃げ帰った

その後、城内

馬良「ふぅ~。何とか終わりましたね。」
馬超「操られていたとはいえ、済まなかった!申し訳ない。」
張飛「ああ、もう終わったんだから気にすんな!」
馬良「馬超殿、これからどうするおつもりか?」
馬超「…どうすれば良いのか解りませぬ…。行く当てもなく…。」
馬良「…ではどうですか?我が軍に入るというのは?我が軍ならばいずれ曹操とも戦い父上殿や一族の恨みを晴らすこともできるでしょう。」
馬超「うむ!そうですね!今までご迷惑をおかけした分働きたく思います!宜しくお願いします!」
張飛「おお!こちらこそ宜しく頼むぜ!」


こうして馬超、馬岱が劉備軍に入り、関中の張魯の侵攻は失敗に終わった
その後、第三の城の守将許靖も離反し、張飛率いる一軍は成都を目指して進軍する

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最終更新:2006年12月13日 16:53