益州へ向かう劉備軍

劉備「…はっはっはっ…そうか!やっぱりな~」
ホウ統「…そうなんです。あの孔明という男は、狡くて、適当で、見栄っ張り…だけど、天才で名声があるんですよ。まぁ、名声の80%は月英ちゃんのお陰ですけどね…」

孔明の話題で盛り上がる二人

張飛「…ちょっ、あんまくっつくなよ、月姫。」
月姫「いいじゃない、たまには…」
張飛「たまには…って、いつも家で…」
月姫「…もう、恥ずかしがって…これから戦なんだよ。いつまであんたとこうしていられるか解らないじゃない。…だから今だけでも…。」
張飛「…そうか…、そうだな!じゃあ、寄り添っていよう…。」

やっぱりラブラブな二人

趙雲「…。(夫婦も良いものだな…。)」
廖化「良いものですね、趙雲殿。」
趙雲「廖化殿、貴方もそう思いますか。」
廖化「ええ、私は今までただただ戦い続けただけですからね。帰るべき場所、守るべき人がいるのは良いな、と最近つくづく思います。」
趙雲「私もそう思います。…どうでしょう?この戦が終わったら一緒に街へ行って女性に声をかけてみたりなんか…。」
廖化「…これは珍しい。あの真面目な趙雲殿からナンパしに行かないか…とは。…ええ、喜んでお供しますよ。」
趙雲「ははは…張飛殿や殿にあてられた様です。」

それぞれがゆったりとした気分で、それでも力強く進んでいると一つの早馬がかけてきた

兵「申し上げます!関中のオウムし…いや、五斗米道の教祖、張魯が先鋒を西涼からきた馬超、馬岱とし、益州侵攻を開始しました!」
ホウ統「ぬ!…劉備殿、張魯よりも早く益州に行かねばなりません!」
劉備「おお!そうだな。…全軍、気合いを、さらに入れて進むぞ!」
一同「おお!」

軍は進む

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最終更新:2006年12月13日 16:09